はずむのトラベルランド
◇◇◇ゲイに関する記述がありますので、不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください◇◇『旅』、特に東南アジアをこよなく愛す、なのに、なぜかまったくアジアとは関係のないある国のある町で、ただいま海外生活1年目・・・の「はずむ」のブログです。


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旅行大好きなはずむのブログです。ずっと東南アジア、特にタイ・ラオス・カンボジアを好んで旅して来ましたが、なぜか今は、まったく違う、日本から遠く離れたある国のある町で生活中。日常の生活で見たもの、感じたことを、みなさんにお伝えしようと思います。よろしくね。



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はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2007年夏2回目
旅行記復21(丸文字が20までで使えなくなっちゃったわ) 2回目

2007年8月9日~8月20日のラオス・カンボジア・タイ旅行記
2007年夏 後半の旅の旅行記


2007年8月9日~20日 Laos Cambodia Pattaya

この夏2回目、後半の旅の旅行記です。
前半の旅の予定が入るずっと前に、8/12~20の予定で特典航空券の予約を
入れてあったのね。
夏の予定がハッキリしてなかったから、とりあえず絶対に大丈夫な期間だと
見込んだこの期間で。
けれど、実は直前になると、もう少し早く出発しても問題ないことが分かった。
特典航空券でしょ・・・。こんなお盆間近な時期に、空きなんかあるはずむなく、
でも、なんとなく毎日全日空のHPをチェックする習慣がついていたの。
そしたら・・・。
出ました、出ました~っっっっっ!!
8/9の昼便に空き。
12日の出発は夜便だったし、これは願ったり叶ったり!!
ソッコー予約を変更して、9日出発に確定。
かくしてはじまった、12日間の旅。
前半と比べても、新たな場所や人との出逢いが多くて、
比べられるモノじゃないんだけど、でも、この後半の旅の方が、
はずむにとっては思い出深い。
ひとつひとつ思い出を紡いでみますので、読んでみてくださいね。

8月9日(木) 1日目

旅立ち

またしても・・・朝?夜中?旅立ちの朝は早い

今回の旅も、フライトは昼便。向こうで時間を有効に使えるっていう利点は
でかいんだけど、
その分、出発が早いっていうのは、やっぱつらい。
前半の旅同様、前日はやっぱりよく寝られなかった・・・。
それでも、2:20に起床。
ガスOK、電気OK、エアコンOK、戸締まりOK・・・と、指さし確認をした後で、
これまた前回同様、前日に予約したタクシーで駅へ。
今回は少し予約の時間を遅らせたおかげで、若干待ち時間が減ったわ。
空港行きのバス停で知り合いに会った。
やっぱりこの時期は、出かける人も多いのね。。。
バスの窓から見る外は快晴。
いい旅になりそうだわ。

DSC005661.jpg

キツイ移動の一日


チェックインはあっという間。今日も空港で、バカ高い和定食の朝食。
ただし、前回よりは味は良かったので満足。
暇なときに読もうと本を買いに本屋さんへ。
どんな本にしようかしら・・・なんてお店の中を歩いていたら、
たまたまそこに、「anan」を発見。
ダルビッシュのセミヌード?が表紙のやつね。
そう言えば・・・HEROBKKさんのブログで、これ、
見たいから買ってきて欲しいみたいなこと書いてあったっけ。
今回はバンコクでお会いする予定だから、買っていってあげよっと。
1冊だけ買うと、なんだかいかにも「あたし、興味があってこれ買うの」って
言わんばかりで、ちょっとこっぱずかしい、シャイなあたし。
2冊手にして、
いかにも「これ、これから行く先にいる女の子へのお土産よ」みたいな顔して
レジに向かった。
そんなこと、誰も気にしないのにね。バカみたい。

朝っぱらだっていうのに、結構混み合った出国審査を抜けると、ゲートへ。
通路わきに10分100円のインターネットがあったので、
周りの視線がちょぉぉ気になりつつも、掲示板への書き込みと、
HEROBKKさんにメール。
「anan買ったからねぇ~」って。渡せるのが楽しみだわ。
喫煙所でタバコを吸っていると、程なく搭乗時刻になったので、
飛行機に乗り込んだの。
今回も窓側。通路側に欧米人の女が座ってるけど、となりは空席だから
楽で良かった・・・って思っていたら、
いきなり、前の席に座ってた女が、その席に移動してきた。
どうやら、通路側の女の友達らしい。
なんなのよ、あんた。せっかく悠々快適に旅ができると思ってたのにぃ。ふん。

飛行機の中では前回同様、ビデオにはまる。
今日は「南極物語」と「アンフェア」とかいう篠原涼子出演のドラマ。
南極物語って、確か幼い頃に弟と二人で市民会館に見に行った記憶が・・・。
どちらの映画も内容的にもなかなかおもしろく、よし。
半分寝てるような、起きてるような・・・。それもそれで、よし。
ただ・・・如何せん、揺れが激しい。
いやぁ~、久々「ちょっと怖い」って思うくらいに揺れたわ。
おまけに、20分近く遅れてランディング。
イミグレも超・・・ってほどではないにしても混み混み。
バッグを受けとる場所がどこだかよくわからなくてうろうろするし、
今回は最初がラオスなので、スーツケースを空港の荷物預かり所に
預けるつもりなんだけど、その場所も分からなくてうろうろ。
ようやく荷物を預けて、バスカウンターへ行ってみたんだけど、
チケットは手に入れたモノの、エアポートバスはなかなか来ない。
ちょっと今回のスタートはもたついてるわね・・・。
今日はここから、バンコクに行って、shigeさんにお願いしていた
チケット類を受けとり、お金を支払いに行く予定なの。
(残念ながら、shigeさんにはお会いできないんだけどね)
予定ではバンコク到着が15:25。今日の夜、ラオスに向かうために乗る列車が
20:45発。
バンコクで5時間の時間があるわけで、用事すませてからマッサージにでも
行きましょう・・・なんて、結構余裕ぶちかましてたんだけど、
そんなトラブルの数々により、なんだかやけに、すべてのことに時間がかかる。
ようやくバスに乗り込んだ時点で、時刻は17:00。
HEROBKKさんから電話。今日は難しいけど、12日にお会いすることに。
楽しみだわ。
ところで・・・ホントに今日は移動に手間取る日で・・・。
だめ押し。道が激込み。とくに伊勢丹の前や、ルンピニー公園の前?あたりで、
車がまったく動かないの。
おまけに、サラデーン駅をちょっと進んだあたりで降りようと思ってたのに、
サラデーン方面の人間は、みんなロビンソンのところで降ろされちゃった。
この時点で18:40。
いやぁ~ん。17:30には伺うつもりだったのに・・・。
電話で「すみません、遅れます・・・」って伝えた後、シーロム通りを走る、走る。
ようやく19時ちょっと前に事務所に到着して、お支払いとチケット受け取りを
済ませたの。
ホント、ご迷惑おかけしちゃった・・・。
さて、事務所を出たのが、19:15頃。
あと1時間半しかない。
マッサージ、すっごく行きたいけど、もう無理ね・・・。ちょぉ残念。(T_T)
汗だくで地下鉄の駅に向かい、フォランポーンに向かったはずむ。
フォランポーン到着は、出発の1時間前。
フードコートでクィッティオと水の夕食。
マッサージには足りない時間だったけど、ただひたすら列車の時間を待つには、
無茶苦茶長い時間。
何度も地下鉄の入り口にある灰皿のところまで行って(ここにしか灰皿ないのよね)、
タバコ吸うもんだから
そこにいたガードマンさんに笑われて、
「どこ行くの?」って聞かれちゃった。
そろそろ時間って頃になったんで、
コンビニで水、ジュース、氷を買って列車へ。
今回も1等寝台。
同室がいなければ楽々快適なんだけど、同室がいると、ちょっと気を遣う。
バンコク発車した時点では、一人だけだったから、やったぁ~!!って
思ってたんだけど、途中駅から乗り込んできた、タイ人のおじちゃん。
はぁ~。独り占めじゃなかったのね・・・。

はずむ、この寝台列車って、本当に何度も利用してるんだけど、
誰かが「食堂車がある」って言っていたのを思い出した。はずむは食堂車、未経験。
なんで、廊下をあるいていたボーイに「食堂車あるのかしら?」って聞くと、
ないっていう返事。
あら・・・。
「何か食べたいの?」と彼。
そう言えば、さっき軽くしか食べてなくて、確かにお腹空いてるのよね。
「うん」って答えると、メニューを見せてくれた彼。
サイコロステーキライス添えみたいなのを注文。おいしかったわ。

さ、今日は早めに寝ておきましょっと。寝台車って、結構快適で、
いつもわりとしっかり寝られるのよね・・・。

8月10日(金) 2日目

雨季のラオス

国境越え

朝、6時くらいに目が覚めた。
ふと床を見ると、水浸し・・・。
ゲ。
あたしね、せっかく買った水やジュースがぬるくなっちゃうのイヤだから、
いつも寝台列車に乗るときは、一緒に氷を買って冷やしておくのね。
で、通常なら、個室に設置されてる洗面台のところに氷ごと飲物置いておくんだけど、
昨日は同室のおじちゃんもいることで、袋に入れて、床に置きっぱなしにして
あったのよ。
日本のコンビニ袋だったら、多分大丈夫だと思うんだけど、
タイの袋って、だめなのね・・・。
氷が溶けて、袋からしみ出しちゃって、床全体に広がっちゃった模様。
いやぁ~ん、どうしよう!!
慌ててたら、同室のおじちゃんが、すっと係を呼んでくれて、
お掃除してもらってくれたの。
ありがとう、おじちゃん。
同室いるのかぁ・・・なんて、あいさつ程度しか交わさずに、
あとは自分の世界に入ってたあたしなのに、
さりげない親切、ホントに感謝だわ。
そこからしばらくおじちゃんと座ってお話してたんだけど、
彼は、はずむより数駅前で、「じゃ」って感じで降りていったわ。

列車はすっごぉぉぉく遅れて、タイ東北部の一番上、ノンカーイに到着。
サムローに乗って国境へ。
今日はなんだか、デモ?それとも、すごい大人数のツアー?とにかく人が
たくさんいて、
そのため、国境越えのバンは、いつもはイミグレ前から出るのに、
今日はイミグレの裏から出るらしい。
超満員のバンで国境へ。
ビザが必要なくなってから初めてのラオス。すっごく楽になったわ。

入国税の窓口の前で、なにやら困り顔の日本人の子を発見。
「そこで10B払うのよ」って教えてあげた。
ただの親切心からじゃなくて、
ここ国境からビエンチャンの街までの足って、トゥクトゥクからタクシーなんだけど、
どちらも公定料金がやけに高いのよ。
250B、300B。
外まで出て、路線バスとか、流しの車つかまえるって手もあるんだけど、
めんどい。
絶対誰かとシェアした方が楽だと思ってたのね。
ここ数回のラオスは、いつもそうしてきたので、
今日も、その相手をさりげなく探してたの。
彼にその話をすると、すんなりOK。
お仕事を辞めて、20日ほどかけて、タイやラオスを廻るんですって。
若く見えるけど、そろそろ30だそう。
楽しい旅になるといいわね。お互いに。
国境からラオスの首都、ビエンチャンの街までの道、以前は土の道が
ほとんどだったのに、ほとんど舗装がされている。今回。工事中のところもたくさん。
どうやら道の看板を見ると、ここも日本の援助で工事が進んでるみたい。
道がよくなるのはいいかもしれないけど・・・ホントにいいのかしら?
アスファルトの道って、気温を確実に上げてる気がするんだけど。
宿もまだ未定の彼はそのままナンプー(噴水)まで乗っていくと言うことで、
お別れ。はずむはバスターミナルで降ろしてもらったの。
今日ははずむ、ここビエンチャンには泊まらずに、直接長年の念願だった、
ワンビエンを訪れるつもり。
バスで約4時間の道のりで、
午後にも数本、ここからバスが出てるはずなのね。
「チケット売り場はどこかしら・・・」って、トゥクトゥクを降りて、
数歩歩いたところで、いきなり腕を捕まれた。
新たにトゥクトゥクのおっちゃん。
「どこ行くの?」
「ん?ワンビエンよ。」
「ワンビエンに行くなら、ここからのバスは14:00。
VIPバスなら13:00だよ」って彼。
確かに、ワンビエンには、ここから出る公営バスの他にも、旅行会社が
出しているバスがあるの。
いつもなら、絶対について行かないんだけど、
今日は、こういうのもありかな・・・って思って、
おっちゃんのトゥクトゥクに乗り込んで、連れて行ってもらうことに。
着いたところは・・・はずむがいつもビエンチャンを訪れると、
必ず1度は利用する、川縁食堂の近くの広場。
すぐに旅行会社の人が寄ってきた。
バンなら13:30、大きいバスなら14:00だって。
なんだよぉ、おっちゃん。遅いジャン!!
でも、せっかくここまで来たし、待ち時間があるなら、
ちょっとビエンチャンの街も歩けるし、
14:00の大きいバスの方を利用することに決めたの。
お金を払って、キップをもらう。
「13:30にはこの場所に来てくださいね」って旅行会社のおじちゃん。
わかったわ。

けど・・・あら、あと2時間半もある。
そのまま連れてきてくれたおっちゃんのトゥクトゥクでナンプーまで送ってもらい、
とりあえずは、昨日もかなわなかったので、マッサージを受けようと、
お店に行ったの。
ここのマッサージ、男の人もいて、+αもあったりするのよね・・・。
やる気(やられる気?)満々でお店の戸を開けて、「男のマッサージ、いる?」って
聞いたんだけど・・・。
応対に出たお姉ちゃん、とぉ~ってもめんどくさそうな顔で、
「いない」って。
えぇ~!?
せっかく期待して来たのにぃ。マッサージがだめなら、
なにして2時間半も過ごせばいいのよぉ。
仕方ないので、今来た道を歩いて戻って、川縁食堂で昼ご飯。
パッタイにスイカシェイク。
さっきまですっごぉぉぉく暑かったのに、なんだか急に涼しくなってきたわ。
いい感じ・・・なんて思ってたんだけど、
お店のお姉ちゃんが寄ってきて、
「内側の屋根のある方へ移動しろ」って。
なんで、なんで?って思っていたら、
急に土砂降り。
すごい・・・。さすが地元の人。雨が降り出すって分かるのね。
でも、困ったわ・・・。まだ12:30よ。どうしよう。この雨の中、
街なんか散歩できないし。

結局食堂でしばらく粘ったんだけど、トイレに行きたくなったんで、
向かいにあるカフェでアイスコーヒーを頼んでトイレを借りた。
店の女の子、ぽっちゃり田舎娘って感じだけど、すごく感じがいい。
ほどなく13:30になったので、はずむはバスの乗り場に向かったの。
バス乗り場には、13:30発のバンと、乗り込むファランの客達。
一足先にみなさん、
ワンビエンに向かうのね。あたしもすぐに追いかけるわ・・・なんて思っていたら、
旅行会社のおじちゃんが来て、
「14:00のバスは今日は出なくなったから、このバンに乗れ」って。
え?
っていうか、13:30も14:00も同じ料金なの?
なんだかわけわかんないまま、けど、今日中に着けなかったら洒落にならないので、
仕方なく乗り込むことに。
あんた、だから最初から13:30に来いって言ったんじゃないでしょうね?
満席のバンなので、一人旅のはずむは助手席に。
後ろは狭そうだけど、助手席は結構快適だわ・・・なんて、
余裕ぶっかましてたんだけど、
途中の休憩所から、おばあちゃんがひとり乗り込むことに。
は?
いやぁぁぁぁな予感はしたんだけど、ここは東南アジア。何でもあり。
あたしはさっきまでの快適さはどこへやら、運ちゃんとおばあちゃんにはさまれて、
超窮屈な状態に。

DSC005681.jpg
おばちゃんが乗り込んできた休憩所

DSC005671.jpg
まもなく車は山道へ

おケツがいたいわよぉ。

バンは約3時間半かけ、後半は結構な険しい山道を乗り越え、ワンビエンに到着。
けど・・・土砂降り。
バンは1軒のゲストハウスに止まったんだけど、雨が酷すぎて天井に乗せた荷物が
下ろせない。

DSC005951.jpg

しばらくまたされたんだけど、
結局止む気配がないので、強引に下ろすことに。
自分の荷物を下ろしてもらったら、はずむはソッコー、さっき車窓から確認できた、
今夜の予約の入っているゲストハウスに、足早に向かったの。

DSC005691.jpg

期待大きすぎたワンビエン

今日のお泊まりは、ネットで予約をしておいた、Bゲストハウス。
ここって、ゲイの最大サイト「Utopia」でも紹介されてるゲストハウスでね、
どこにもはっきりは書いてないんだけど、想像するところ、
イギリス人とラオス人のゲイが、一緒に経営を始めたんじゃないかしら・・・。
はずむ、あんまりゲストハウスって利用しないから、
できるだけいいお部屋をと思って、一番高いお部屋を予約しておいたのね。
ラオス人の経営者の男の子が、部屋を見せてくれたんだけど・・・。
「なんでこんな大人数用の部屋を予約したんですか?」って、彼。
それもそのはず。部屋の中には、2段ベッドひと組と、
セミダブルのベッドが2つ置いてある。
部屋の大きさやグレードで高いんじゃなくて、泊まれる人数が多いために
高い部屋だったらしい。
もうネットでお金は支払っちゃってるし、無駄にでかいけど、
はずむはこの部屋で泊まるつもりだったのね。
けど、店のその男の子は、明らかにはずむをシングルに泊めたい様子。
まぁ、このあと飛び込みでグループの宿泊客が来れば、泊めたいものね。この部屋に。
「あたしがシングルに移れば、多く払った分、返してくれるの?」って聞くと、
それは無理って返事。
.・・・仕方ない。移るわ。シングルに。一番高い宿泊費払って。(T_T)
ま、自分の責任だし、仕方ない。

外は大雨。
どうすんの、これ?
ここワンビエン(バンビエンと表記する場合もあります)、
ご存知の方は多いと思うけれど、
なだらかな山並みの特徴的なラオスにおいて、
ここから見る山は、切り立った不思議な形をしたものが並んでいて、
その景色から「ラオスの桂林」とも称されている場所なの。
けど・・・今日のこの天気だと、すぐそこにあるはずの山が見えない・・・。
ショック。
雨季に旅してるから、仕方ないんだけどね。
しかも。。。
このゲストハウス、HPで見たときに、たくさんの映画DVDを取りそろえて
いるっていうのが一つの売りだって知ったんだけど、
誰がラオスの山奥にまで来て、DVDなんか楽しむのかしら・・・って
不思議だったのね。
でも、いやぁ~、需要があるから、供給があるのねぇ。
部屋は2階だったんだけど、
階下からどっかん、ばったんって音や、ゲラゲラゲラっていうけたたましい笑い声。
外に食事に出られそうもないので、そのフロアのレストランに降りて行ったんだけど、
部屋にテレビがあるわけじゃないから、この1Fの共有スペース?に置いてある
テレビでDVDとか見るらしくて、
見るからに欧米人長期旅行者と思われる10人を越える集団が、
我が物顔で陣取り、DVDを見て騒いでるの。
そのはじっこの机に席を取り(相席ではありません。念のため)、
カオパットとか頼んで夕食にしたんだけど、
・・・居心地悪い。
若者達は音が聞こえないとかいって、さらにボリューム上げるし、
それを越える声でしゃべってるから、うるさいし。。。
これまでワンビエンを訪れたことのある人の経験談を、様々なHPで
読んできたはずむ。
大きく二つに分かれるのね。
素晴らしい景色を堪能し、人の温かさに触れ、楽しい思い出を胸に帰国する人たちと、
欧米人があふれ、完璧にカオサン・イン・ラオスと化した土地に、
辟易して帰国する人と・・・。
はずむ、天気のせいもあるんだけど、どうやら初日から後者のグループに入りそう。
すっごく楽しみにして来たのに。ショック。

することもなく、部屋に戻ったはずむ。
今回ね、ちょっと英語の勉強をしなくちゃいけない事情があって、
今回バッグに何冊か英語の問題集を忍ばせてきたの。
丁度いいから、今日は勉強しよう。
エアコンなしの部屋なんか滅多に泊まらないはずむ。
今日はエアコンなしの、天井扇風機爆音たてる部屋で、
おとなしく学習に集中することに決めたのでした。
それにしても・・・
下のバックパッカーども、うるさい。

8月11日(土) 3日目

さよなら、ラオス

予定変更

朝5:30に起床。目覚ましはもっとあとにかけたんだけど、起きちゃった。
今日も外は雨。ざぁざぁって感じじゃないけど、完全には止みそうにない。
このゲストハウス、屋上があってね、そこからの景色が絶景なんだって。
上がってみたけど・・・。やっぱりあんまりよく見えない。
見えないんだけど、やっぱり来たいとずっと思っていただけはある。
きっと、晴れてたらステキなんだろうな・・・っていう景色、
そして、これは雨だからこそ・・・とも言える、何とも幻想的な景色。

DSC005971.jpg

DSC005961.jpg

よし。部屋で悶々としててもしかたないし
雨もかろうじて今少し上がったみたいだから、散歩にでもでかけましょ・・・って
下に降りていったら、
ゲ。ゲストハウスの入り口のシャッター降りてる。出られない・・・。
しばらく待つと、掃除をしに女の従業員が出てきたから、開けてもらって外に出た。

DSC005701.jpg

食堂で日本語の看板をみかけて、ちょっとホッ。
だって、昨日から、「ここは欧米人のための場所」って感じが強くて、
なんか、居場所がないっていうか、とっても淋しい感覚を持ってたから。この街に。
でも、逆に、この看板を見たことで、
「そっか・・・。ここは、観光客のための街なのね」って実感。
小雨そぼ降る中、足早に観光客向けショップやレストランの並ぶエリアを抜け、
街はずれの、村らしい道へ出た。

DSC005982.jpg

山がさらに近く見えるようになって、山のすそには、なんだろう・・・。
黄緑色の植物が、遠目にはまるで芝生を敷いたように、広がっているの。
景色は裏切らなかったわ。
雨季なんだから、雨は仕方ない。この景色を見れただけでも、ここを訪れた意味は
あるかもしれない。
朝から元気に遊び回る子どもの姿や、なにやら家らしきものを建築中の男性達。
選択でも始めるのか、たらいを持ち出すお母さん。
そんな人たちの存在も、はずむの、ちょっとふさぎ込んでた気持ちを和らげてくれた。
しばらくそうして散歩をしたんだけど、
この街(さっきから街って言ってるけど、ホントは「村」よね?ま、
どっちでもいいか)歩いても1時間かからずにまわれちゃう。
すぐに例の「ラオス・カオサン」に戻って来ちゃった。
しかたない。とりあえずは腹ごしらえ。
食堂に入り、「アメリカン・ブレックファースト」を注文。
アメリカンなのに、なぜかパンはフランスパン。
でも、ラオスのフランスパンって、大好き。おいしいんだもん。
で、食事を終え、コーヒーを飲みながら、考え事。
ここワンビエンには明日の朝までいて、
10:00くらいのバスでビエンチャンへ移動。
その後、ビエンチャンから国際バスに乗ってタイ・ウドンタニに入り、
ウドンタニの空港から、バンコクに戻る予定なの。
けど、この計画って、実は今回の旅の中で、一番タイトなもの。
もしビエンチャンに着いたときに、ウドンタニからの国際バスが空席ないとか
言われたら、他の手段を乗り継いで、どうにか時間までにウドンタニにたどり着く
ようにするか、もう、バンコク行きの飛行機をあきらめ、ってことは、
明日からのカンボジアもあきらめるしかない・・・って、
ちょぉぉぉ綱渡りの予定なのね。
アジアを旅している間に、まぁ、なんとかなるさ・・・って気持ちに
なっちゃってるからこそ、とりたてて焦ってなかったんだけど。昨日までは。
けど・・・なんか、もういいって気持ちになっちゃったの。ワンビエン。
景色は一応見られたし、これ以上天気の回復は期待できない。
もう、するべきことはしちゃったって感じ。
さらには、今言ったような、明日の予定の危険が思い出されたら、
今日のうちにタイに帰ろうって決めちゃった。

さっそく食堂を出て、例のラオス人の男の子経営者に
「申し訳ないんだけど、昨日予約お願いした明日のバス、
今日の10時に変更してもらえる?」って聞くと、
一瞬びっくりした顔をしたけど、
すぐに笑顔になって、OKという返事が返ってきた。
昨日チェックインの時点からもめちゃってるから、
「この客、ウチのせいで1泊で帰っちゃうのかな・・・」って思ったんだと思う。
それだけじゃないから。理由。それも大いに原因となってるけど、気にしないで。
帰りのバスは正真正銘のVIPバスの・・・はず。そのように予約入れたから。
日に2本しかないの。このバス。
9:30にはバスターミナルに客を運ぶために、
各ゲストハウスをまわるシャトルバンが来るって言うんで、
急いでチェックアウトの準備。
時間には1階に降りて、イスに腰掛け、バンを待ったの。
けど・・・来ないわよ?
ラオス人経営者の男の子、だんだん心配になってくるはずむの姿、
目に入ってるはずなんだけど、自分の朝食に夢中。
なんなの?ここ?
不安が頂点に達そうとしたその直前、1台のバンが目の前をゆっくり通過し、
運転手が手を挙げて合図をくれた。
あぁ、これなのね。
急いでバンに向かい、乗り込む。
さ、ほんとに短い時間だったけど、これでバスに乗り換えたら、
ワンビエンともお別れだわ・・・。
ほっとしたような、ちょっと淋しいような気持ちを抱え、
バンに揺られていたんだけど・・・。
このバン、なぜか、昨日のビエンチャンからのバンが止まったゲストハウスの前で
停車。
運転手は、天井に積んだ荷物に、ビニールシートをかけてきつく縛り始めた模様。
ん・・・?
ちょっと待って?このバンって、バスまでのシャトルでしょ?
満席のバンの中、他の乗客達も、にわかに騒ぎ出す。
「ちょっと・・・。あたしたちって、ゆったり座席のVIPバスを
予約したのよねぇ?」
「これからバスターミナルに行くんでしょ」
「でも、それならなぜ、荷物を固定してるの???」
確かに変。
そのうち、アメリカ映画の悪役のような、スキンヘッドに厳つい顔のおじさんが、
バンを降りて、みんなの疑問を一つにまとめ、天井で作業するドライバーに
聞いてくれた。
「おい、まさか・・・これがビエンチャンまで行くのか?」
運転手の返事は・・・はずむの耳には聞こえなかったんだけど、
どうやら、「Yes」だったらしい。
たまたまそこに、のこのこ出てきちゃった、昨日このスキンヘッドおっさんから
今日のVIPバスの予約を自らが受けたらしい、旅行会社のお兄ちゃん。
「おい、俺は6$も払って、『VIP』バスを予約したんだよ!!お前だよな?
俺の予約受けたの。VIPってのは、でかくて、豪華で、バスルームがついてん
じゃないのか?」
「お客さん、バスルームはついてません」
「おぉ、そうか。じゃ、バスルームはついてないにしても、んじゃ、何か?
このバンがそのVIPバスだとぬかすのか?貴様。」
「仕方ないじゃないですか。今日は大きなバスが満席なんです」
「なにぃぃぃ?ってことは、マジで、マァァァジィィィィデェェェ、
このバンで4時間俺らを運ぶっつぅぅぅのか?」
バンの中から会話を聞いていたはずむは、なんとなく、この二人のやりとりが
おもしろくて、笑っちゃいそうだったんだけど、話してる二人は、結構マジモード。
特に、あんなに感情をあらわにしたラオスの人を見たのは初めてかも知れない。
結局・・・
スキンヘッドオヤジも、このままこのバンにすら乗せてもらえなくなったら
困っちゃうし、旅行会社のお兄ちゃんにすれば、今すぐ大きなバスを用意しろって
言われても困っちゃう。
お兄ちゃんの方が「sorry」という単語を発したおかげで、
どうにかこの場は納まった。
確かに・・・ボロだわ。このバン。
けど、はずむはたまたま、一人がけの座席に座ったので、
隣の人とぶつかるのを気にしつつ座っている必要はないし、
こっちに来るときのバンの、ドライバーとおばちゃんにはさまれての2時間を
思い出せば、こっちの方が天国。
ここはおとなしく、悟りをひらいた坊さんのように、
「許し」の心を胸に、暴れるのは控えたの。

さて、バンだったせいか、割と早くビエンチャンに到着。
ただ、どこで下ろされたんだかさっぱりわからない。
今日はビエンチャンに泊まっても悪くないんだけど、できればもう、タイに戻りたい。
そこにあったトゥクトゥクのおっちゃんに、
「パイ ボーコーソー ナ(バスターミナルね)」って言うと、
「一人か?一人なら20000Kipね。(約2$)」
高いけど、めんどいから乗り込んだ。
バスターミナルに着くと、さっそくいろんな人が寄ってきた。
「どうした?ん?2時の国際バス?おぉ~、残念だな。ほら、
そこのカウンターを見てごらん。満席だよ。」
確認したら・・・。あら、ホント。満席だわ。
いやぁ~、あぶない、あぶない。
もし明日までワンビエンに滞在してたとしたら、今日のこの状況になって
大あわてだったはず。1日前に出発で正解。
結果的に。
どうしようかなぁ・・・って悩んでたら、寄ってきた人たちの中の一人、
一番若い兄ちゃんが、
「35000Kipでボーダーまで乗せてやるから、そこからミニバスで
ノンカイのバスターミナルに行って、そこでウドンターニー行きのバスに乗れば
いい」って。
35000Kipって言えば、約4$。バーツにすれば140B。
これまた高いけど、
国境からビエンチャンまでは250Bだから、ソレと比べれば安い。
ってか、悩んでる暇はないんでOKすることに。
ラオスを出国すると、タイのイミグレまでは、通常小さなバンで移動をする。
(10B)
けど、今日はなぜ???
でっかいバスに乗せられた。
ほんの数分なのに。

DSC005711.jpg

イミグレ激混み。
ラオス人大家族がタイに入国しようとしてて、いつまでたっても自分の番が来ない。
そうとう待って、ようやく自分の番が来ると、
イミグレ職員、龍眼(フルーツね)つまみながらパスポートとりあげ
(あんた、汚さないでよ・・・)、
「はぁ~ずぅ~むぅ~・・・っと」とか、変な調子をつけて名前読み上げる。
バカ、早くして!!
無事タイに入国。
さっきの兄ちゃんの言ってた「ミニバス」なんて見あたらず。
声かけてきたタクシーに100Bで乗車。
国際バスなら80Bしかしないのに・・・。
でも、おかげできちんと目的地、ノンカイバスターミナルに到着。
ちょうど止まってたウドンターニー行きのバスに乗り込んだ。
よし。これで無事ウドンまで行けるのね・・・と思ったはずむなんだけど。。。
バスが出発するまで、約1時間。
なんでそんなに早くから止まってるのよ?

大好きなウドンターニーでの一夜

1時間ほどでウドンターニー到着。けど・・・ここどこ?
あたし、自分が今夜泊まろうと思ってるホテルの近くのバスターミナルに
着くと思ってたんだけど、
ここって、おそらく、街からずっと離れた場所にあるバスターミナルの模様。
やだぁ~ん。ここでもトゥクトゥク?
仕方なく、近くにあったトゥクトゥクで、今日泊まるつもりのホテルへ。
同乗したのが、どこだかのファラン女とラオス人男。
どうやら、バスの中で意気投合したらしい。
女がこのあとチェンマイに行くって話をすると、
男が自分も数日後にチェンマイにいるって答えたもんで、
女、大興奮。
ぜひぜひ、チェンマイを案内してって言って、電話番号交換してる。
ってか、あんた、この人ラオスの人よ。どうしてチェンマイが案内できるのよ!!
ま、勝手にやってちょうだい。
・・・ワンビエン以来、ファランに対してちょっといやな感情を抱いてるはずむ。
いけない、いけない。ひとくくりにしちゃ。
ってか・・・
改めて、今日ワンビエンを出てきて良かったぁ。
この時点で時刻は4時30分を廻ってる。
乗り継ぎがうまくできたからよかったようなものの、
明日も同じように乗り継げたかどうかはわからない。
今回の決断は、我ながらいい決断だったと思うわ。

ホテルに到着。
レセプションで「泊まれる?」って聞くと、大丈夫だって話。けど、
いつもより200B高い。値上がりしたの?
「明日夕方の飛行機なんだけど、レイトチェックアウト、いいかしら?」
って聞いたら、
しばらく考えたあと、「3時までなら無料でOKです」って。
あら!!料金上がったけど、レイトチェックアウト無料なら、
プラマイ0・・・ってか、おつり来るかも。ありがとね

さっそくロビーにあるコンピュータでメールチェック。
あわせて、zockさんのHPに、確かウドンにもGOGOがあるって
載っていたのを思い出して、チェック。
簡単な行き方が書いてある。夜になったらでかけてみましょっと。
ウドンに来るとはずむが必ずすることは、ガイヤーンとカオニャオの買い出し→夕食。
ホテルから歩くと20分くらいかかる場所なんだけど、
はずむお気に入りのガイヤーン屋があるのよね。
さっそく汗をかきつつ、お買い物。
飲物も買い、帰りにショッピングセンター中にあるミスタードーナツで
夜食用のドーナツもいくつか購入。
お部屋に戻ってお夕食よ。
おいしかった・・・。

夜も更けて来た。

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さっきzockさんのHPでチェックしたGOGOに出かけてみることに。
すぐに場所はわかったわ。
開店時刻すぐだったらしく、ボーイはあまり多くないけど、
ま、まったりするにはいいかもしれない。
なにしろここは、ウドンだもの。
でも・・・言葉がなににせよネック。
簡単なやりとりはできるにしても、
彼らはほとんど英語ができないし、はずむもタイ語は基本会話しか知らない・・・。
Pくんって子が興味を持ってくれて、マッサージ受けたいんだって言ったはずむに、
ボクがしてあげるよってしきりに売り込んでくるんだけど、
どこで?って聞くと、その返事がいまいち理解できない。
仕方ない。ビール1本だけで変えることに。
でも、それなりに楽しめた1時間弱のウドンGOGO初体験でしたぁ。
明日はバンコクだしね。


8月12日(日) 4日目

ウドンターニー→バンコク

お散歩、お散歩

今朝は少しゆっくりめに8時に起床。
今日のホテルは朝食がついているので、とりあえずはレストランに朝食をとりに。
どうしてこの朝食って、どこも同じようなメニューなのかしらね。
今日は予定外のウドンなので、特にすることがない。
移動も少ないし、旅の中休み的な一日になる予定。
近郊のバンチャン遺跡(古代の焼き物が出土したという、ウドンターニー数少ない
名所の1つ)にでも行こうかと思って、
ベルボーイに聞いてみたら、タクシーカウンターに連れて行かれた。
バンチャンまでどれくらい?って聞くと、
時間は15分くらいっていう話。
うそうそ、そんなはずはない。
だって、一度行ったことあるけど、1時間くらいかかったもの。
バンチャンよ?って聞き直すと、
「おぉ~、バンチャーンな?」ってタクシーカウンターのおっちゃん。
はずむ、ずっと「バンチャン」だと思ってたんだけど、
バンチャンっていうと、空港の名前なんだって。
遺跡の名前はバンチャーン。
ちょっとの発音の違いで、全然行き先が変わっちゃう。
タクシーの値段も全然変わっちゃって、バンチャーンまでなら、
往復で1500Bだと曰う。
あら・・・そう・・・。どうもありがとう・・・。
さりげなく立ち去るあたし。だって・・・。無理。

でも・・・だからと言って、なにもしないで部屋にいるのももったいないので、
9時になって、外に出かけてみた。
タラート(市場)に行ってみるけど、旅行者にとって興味を引くような品物は
それほどなく・・・。
さ、どうしよう・・・と思っていると、バスターミナルから、かなりかわいい子が
出てきた。
いやぁ~ん。かわいい!!
何か起こるわけないんだけど、とりあえず暇なので、ストーカー。(^^;)
着いて行ったら、結局ホテルのとなりのショッピングセンターへ。
まだ開店時間まで5分ほどあったので、彼はまたどこかに行っちゃったけど、
ここであたし、「何やってんのかしら・・・」と自分に問いかけ、
ストーキングは終了することに。マジカワイイ子だったんだけどね。
程なくして、ショッピングセンター開店。
ここ、ロビンソンとか入ってるし、シズラーも入ってるし、
ミスタードーナツも入ってるし、テナントもたくさん。
けど、これまであんまりじっくり見て廻ったことなかったわ。
今日はとっても暇なので、
上階からじっくり見学しながら降りてくることにしたの。
何も買わなかったけど、なかなかおもしろい。
へぇ~、こんなものがこんな値段で売ってるんだぁ~とか、
あら、日本より高いじゃない!!とか、
おばさんモードでウインドウショッピング。
ん?ウインドウはないけど、ウインドウショッピングでいいのかしら???

11時にホテルにもどり、そこからはずっとテレビを見て過ごす。
何度かフロントから「お客様、今夜もお泊まりですか?」って電話で問い合わせ。
そのたびに、
「レイトチェックアウトお願いしましたけど、何か?」って答えるあたし。
あんた・・・。何度同じことを言わせるのかしら?

ぼぉ~っと過ごしてた割には、時間があっという間に過ぎていった。
3時になったのでチェックアウト。
空港への送迎の車は4時なので、また1時間時間があるの。
荷物を預かってもらい、再びロビンソンへ。
今回履いてきた靴が、そろそろ限界だから、靴を買いたくて。
けど・・・結構高い。ひょっとすると、日本の量販店の方が安いかも。断念。
ホテルに戻り、送迎車に乗って空港へ。
空港の入り口にいきなりX線検査の機械が。
今回はスーツケース、バンコクに置いてきてるから、リュックとショルダーだけ。
預けるのはリュックだけだから、楽。
なんだけど・・・。
みなさん、タイでセキュリティーチェック終わった後に貼られるテープ、
ご存知ですよね?
黄色いテープで、はがそうと思うと、バラバラに切れちゃうやつ。
X線通ったあとに、荷物の出し入れができないように、ああいう風になってるのよね?
スーツケースの時は全然気にしないんだけど、
今回リュックでしょ?
チェックインの前に、リュックを背中から下ろそうと思ったら、
リュックの形が一瞬変形して、切れちゃった・・・。テープ。
ゲ。どうしよう・・・。
再びセキュリティーチェックに持っていくの、めんどいわ。
仕方ないので、どうにかばれないように、1本のテープに見えるように
貼り直してカウンターへ。
なんのおとがめもなく、引き取られたリュック。
アタシ的には助かったけど、そんなに甘くていいの?セキュリティー・・・。
今日のフライトはAir Asia。早めにゲートへ。
40分近く待つ結果になったけど、おかげで希望の窓側GETよ。
結構埋まってる座席。
しかも、定刻の15分『前』に離陸。
いいの・・・?

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久々バンコク

バンコク到着。まずは預けてあるスーツケースを受け取りに、荷物預かり所へ。
ここ・・・すっごい態度悪いの。
おまけに、おつり100Bごまかされそうになった。
いや・・・単に間違いだったのかも知れないけど、
ちょっとやな感じ。二度と預けたくないわ。
タクシーカウンターに行ったら、いきなり「400B」とか書き込まれそうなるし。
これ、ひょっとしたらそっちの方が安上がり?とも思わなくもなかったんだけど、
メータータクシーに乗るつもりで並んでるんだから、これまたちょっとやな感じ。
「おいおい、なんでメーターじゃないの?」って思わず日本語で抗議すると、
係のおやじ、あわてて消してたわ。
なんなのかしら・・・。
結局けっこう安くなったんで、ドライバー、なかなかいい男だったし、多めにチップ。
カウンターのオヤジに猛烈に抗議する姿を見てた運ちゃんなので、
思いがけないチップに大喜び。
だって、あなたに罪はないでしょ?

ホテルにはHEROBKKさんが先について、待っていてくださった。
いやぁ~ん、お久しぶりですぅ。正月以来ですよね。あの爆弾テロの恐怖を
同じ空間で共有した間柄ですもの。
まずはチェックイン。
このホテルに宿泊すると、
3回に1回・・・いや、もう少し確率多いかも・・・の割合で、
お部屋がアップグレードされる。
これって、shigeさん通しての予約だからかしら?
それとも、たまたま?
今日もお姉さん、「今夜1泊のみですよね?では、お部屋をスイートへ
アップグレードさせていただきます」だって。
でも・・・アップグレードしてもらえるときに限って、
アタシの翌日の出発時刻はやたら早い。
明日も朝4:30には出なきゃなのよね。。。
とりあえず、もう少しHEROBKKさんにはロビーで待っていただいて、
お部屋に荷物を置くことに。
この部屋って・・・ひょっとすると、3月にKくんと来たときに泊まった部屋かも。
あら、なつかしい・・・。
荷物を置くと、ロビーへ。
1Fに着くと、ちょうどその時、トムさんもいらしてくださったの。
おもいがけず、3人でお話できることに。
1時間くらいあれやこれやとお話。
あたし、喫茶店でも何でもないロビーで、あんなに長い時間お話したのって
初めてかも。それくらい楽しかったの。
もっともっとお話したかったんだけど、
アタシは明日早朝出発。
これからマッサージにも行きたいし、
お二人はそんなはずむを気遣ってくださって、ここで3者会談もおひらきに。
トムさんとは途中でお別れし、
HEROBKKさんにはマッサージのお店まで送っていただいた。
おふたりとも、本当に楽しい時間をありがとうございました。

さて・・・思えば初日に打ち砕かれて早3日。
ようやく訪れたマッサージの時。
ここは表向きノンケマッサージ。けど、ほぼ100%の確率で、
はずむはここで+αを楽しませていただいてる。
前回来たときには、おもむろに受付の女の子に写真カードを渡され、
「どの子にする?」って聞かれたんだけど、
今日はあちらに勝手にあてがわれた。
ま、パッと見回したところ、それほどタイプの子もいないから、いいわよ。誰でも。
さて、マッサージ。
ホントは2時間お願いしたいとこだけど、明日の朝の出発を考えると・・・
1時間をお願いすることに。
マッサージは・・・それなりだったんだけど、
なぜにぃぃぃぃ?って叫んじゃうかと思ったわ。あたし。
+αが、今日に限ってなかったのよ。
「はい、終了ね」だって。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
結局、自ら要望してしまった、はしたないあたし。
だって、今日はこの後、とてもじゃないけど、Boys Massageとか、
GOGOに行く元気ないもの。
はぁ、びっくらこいたわ。

歩いてホテルへ。
途中、小腹が空いた・・・ってか、この日あたし、昼ご飯食べてないわ。
今思い出した。
とにかく、お腹が空いたので、屋台でロッティーを購入しようと思ったんだけど、
なんだかこの屋台、大盛況。
はずむ、どうやらみなさんが並んでいる方向とは違う場所に並んじゃったみたいで、
いつまで経っても、注文を聞いてくれない。
なんなのよぉ・・・食べたかったのにぃ・・・って、一度は立ち去ったんだけど、
あきらめきれずに、再び戻って、今度はみなさんの並んでいる列へ。
そしたら、お店のお兄ちゃん、
はずむがさっき並んでいたのをきちんと覚えていてくれて、
今度はすぐにオーダー聞いてくれたし、品物も他の並んでいる人を飛び越して、
先に作って出してくれた。
なんだぁ~お兄ちゃん。あたし嫌われて相手にしてもらえないのかと思ったわよ。
嬉しかったわ。ありがとね。
でも、ロッティーだけではごはんにならないわ。
さらに7・11へ。
みなさん、ご存知でした?レジの近くのオープン冷蔵庫
(日本で言えば、ヨーグルトとか、牛乳とか置いてるやつね)に
ウインナーとかの袋詰めが売ってて、
それって、レジに持っていって頼むと、あっためて、竹串やケチャップくれるのよ。
最近のはずむのマイブーム。小腹が空くと買いに行くの。
今夜もこれを購入。
おいしかったわ。

そんなことをしていたら、時刻は24:20。
明日の朝は・・・ってか、あと3時間後には起きなくちゃいけない。
早く寝ましょ。

8月13日(月) 5日目

いざ、カンボジア

プノンペンへ

朝、さすがに死ぬほど起きるのが辛かった。
ってか、朝じゃないわよね。3:30。夜中だわ。
3:30に目覚ましかけたけど、結局無意識にスイッチ切っちゃったらしく・・・。
でも、どうにか10分オーバー程度の寝坊で済んだ。
アブナイ、アブナイ。
シャワーを浴びて、4:20にチェックアウト。
外に予約客待ちをしているタクシーがいたけど、予約客待ちじゃ仕方ない。
でも、運ちゃんが声をかけてくれた。自分が500Bで乗せるつもりらしい。
だぁ~かぁ~らぁ・・・、あんた、予約客待ちじゃ無理でしょ。
そう言うと、運ちゃん、今度はご丁寧に道まで歩いて出て行って、
通りかかったタクシー止めて、交渉はじめてくれちゃった。
いや・・・きっと親切心からしてくれてるんだろうけど、
あなた。自分で捕まえればメーターで走ってくれたかも知れないじゃない・・・。
ま、待つことも焦ることもなくすんなり乗れた訳だし、早朝だもの。
500Bは仕方ないか。

30分程度で空港に到着。
なんだかちょっと、お腹の調子が悪いわ。何か悪いモノ、食べたかしら?
チェックインをして、ちょっと表でタバコを吸ったりしてから、
入国審査の用紙に記入するために
スタバへ。
店員の兄ちゃん、朝からとってもハイテンション。
サンドイッチは?だの、あれは?これは?って、売り込み激しい。
「マイ・アオ・ナ・カッp(いらないわ)」ってタイ語使ってみたら、
今度はタイ語で
「どこ行くの?」「何日?」「遊び?」と質問矢継ぎ早。
ちょっと楽しかったわ。
っていうか、スタバの店頭で売ってる、Bangkokってロゴ入りのマグカップ、
300Bで、ちょっといいかも。
お土産に、帰国する日に買いましょっと。

そんなことをしているウチにBoarding Time、6:50が近付いてきた。
7:40のフライトなのに、なぜそんなに早く?と思わなくもないけど、
ま、来なさいって言われてるんだから、行かないわけにもいかない。
とりあえず出国審査も済ませ、ゲートに向かった。

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C1のゲートの喫煙室でまったり。
C1はシェムリアップ行きのゲートらしく、たくさんの日本人。やっぱりこの時期、多いのね。
って、自分のゲートに向かったら、
あら、こっちにも喫煙室、あったのね。知らなかった。
せっかくなので、もう1服。
すぐに搭乗時刻に。
今回はバスで飛行機へ。座席の番号によって、2台のバスに振り分けられ乗車。
ほどなく飛行機まで運ばれ、搭乗できたわ。

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飛行機の中では、たった1時間なのに、例によって例のごとく、
しっかり機内食が配られる。
以前は箱に入ったランチボックスみたいなものを配られたのに、
最近は普通の(ってのも変だけど)国際線のように、トレーにのった食事が配られる。
今日の朝食のメニューは、バンにフルーツ、オムレツ・ソーセージ・ポテトのメイン
ディッシュに、ケーキまでついてる。
何も食べておかなくて良かったわ。
っていうか、これ、超大変じゃない?短時間に。
食べてる方も心なしか焦らされるし、トレーの回収なんか、着陸態勢に入っても間に
合わない状況。
ご苦労様。アテンダントのみなさん。

眠かったんだけど、当然寝ているような時間はなく、飛行機はプノンペンに到着。
ビザの申請書は搭乗手続きの時入国用紙と一緒にもらってあったから、
先ほどのスタバにて準備完璧。
飛行機からも一番に降りてきたから、今までで最短記録でビザは発給され、
入国審査も終了。
どうでもいいけど・・・きっとプノンペンにいらしたことがある方なら
わかると思うんだけど、ここのビザ発給カウンターって、なんか、すごいの。
横にずらぁぁぁっと、係官が12人くらい並んでてね、
一番左の人に申請書とパスポートを提出すると、一番右の人からビザ貼られた
パスポートが返されるのね。
つまり、左から12人の手を通って、ビザをいただけるってことなんだけど、
どうしてあんなに人が必要なのかしら・・・。
毎回不思議。
無事入国審査も終え、形ばかりの税関を通り、外へ。
ちょっと一服してると、「タクシー?」とか言って、若い男が寄ってきた。
確かにタクシー、必要なんだけど、タクシーはカウンターでお願いするから結構よ。
きっと、思いっきり白タクの兄ちゃんなんだと思うわ。
正規カウンターで片道7$のタクシーを頼み、街へ。
タクシーの運ちゃん、何度も「安い宿紹介するよ・・・」って。いいわよ。
もう予約入れてるんだから。
タクシーが、街の真ん中に入ると・・・
やっぱりすごい。プノンペン。エネルギッシュ。
信号だってきちんとついてるのに、
絶対無理だって分かっている左折車が(カンボジアは右側通行です)、
信号が赤に変わっても突っ込んできて、
青に変わった直進車が進めない。
そのまま信号変わっちゃって、
頭に来たバイクが、車の間を蛇行しながら走り抜け・・・。
写真で雰囲気、わかっていただけるかしら。
今あたし達の走っている道路の方が、ちなみに青信号です。(^^;)

DSC005771.jpg

はずむ、日本ではよほどのことがない限り、交通事故にはあわないと思うけど、
ここプノンペンでは、いつ死んでもおかしくないって、マジで思うわ。

そんな危険な往来をどうにかくぐり抜け、タクシーはホテルへ到着。
プノンペンの宿は前回と同じ宿をe-mailで予約したのね。
まず最初にはずむに気付いたのは、前回1日チャーターした、
バイクタクシーのおじちゃん。
次に気付いたのは、ちょっといい男(ぶってる)ベルボーイ。
嬉しいわ。覚えていてくれて。
代金先払いっていうことで、支払いをしたんだけど、
おつりをもらってないってあたしが勘違いして猛抗議。
「そこに渡したの置いてあるじゃない」って突っ込まれて、赤面。
いやぁ~、やっちまった。
東南アジアだと、どうも人を疑うクセがついちゃっていけない。
謝ったわ。
部屋まで案内してくれたベルボーイは、初めて見る顔。
けど、なぜかこのホテル、ベルボーイが毎回マッサージをすすめる。
「男じゃなきゃだめよ」
って言うと、OKだって。ただし、男の方が料金が高いって言う。
「なぜ?」って聞くと、
「人数が少ないし、男の方が力がある」って。
わかったわ。とりあえずお願いねって言うと、彼、
「今日は仕事が14:30に終わるから、その後遊びに行こうよ」って。
バイク持ってるから、それに乗って遊びに連れて行ってくれるって言うの。
それもそれでおもしろいかもって思って、
「いいわ」ってお願いすることに。
マッサージもすぐにやってきた。
でも・・・どう見ても未成年。
幼い顔して、それでもしきりに+αに持ち込もうとする彼。
丁重にお断りいたしました。タイプでもなかったし。(^^;)

約束の14:30にはまだ時間があるので、
ロビーに設置された無料のインターネットでメールチェック。
ちょぉぉぉ遅くて重いコンピュータなんだけど、どうにかホットメールが開けた。
メールボックスに、プノンペンのお友達、Sくんからメールが。
着いたら電話してって内容だったから、すぐに電話をかけたら、
これから来るって。
・・・どうしよう、ベルボーイとの約束。
彼と会えるのは夕方以降だと思ってたのに・・・。

Sくんといっしょ

すぐにSくんがやって来た。
ベルボーイとの約束の話をしたら、怒られた。
来るって言うからずっと朝から待ってるのに、どうして二重に約束するんだって。
しょうがない。ベルボーイ君には断ることに。ごめんね。悪いことしちゃったわ。
って言うか・・・
Sくん、とってもいい人だし、一緒にいても楽しいんだけど、
そのせいで、新しい出逢いとか、人とのコミュニケーションがとりにくくなっちゃう。
明日からのシアヌークビルでは頑張らないと。
Sくんのバイクの後ろに乗って、ドライブ。
まずは、明日のシアヌークビルへのバスの予約をしにバスターミナルへ。
ホテルのすぐ側。便利だわ。
キップを手にして、さぁ、どうしようかしら・・・って思ってたら、
急に彼が、「ウオーターパークに行こうか?」って聞いてきた。
何?何?ウオーターパークって・・・?
尋ねると、プールだそう。
暑いから、いいわね。プール。でも・・・水着持ってないわよ?あたし。
水着は買えるっていうので、じゃ、行こうって話になった。
流れる(はずの)プールとか、普通の水泳用プールとか、ガキンチョプール。
いくつかの種類のプールがある。
まさにウオーターアミューズメントパーク。
Sくんが借りてきた浮き輪を使って、流れる(はずの)プールでぷかぷか。
けど、そもそもの料金設定が高い。
一般の人が気楽に来られるような場所じゃないってことで、
それが結果的に経営を圧迫し、管理ができてない様子。
さっきから書いてるとおり、流れるプールは流れてないし、水も何日換えてないの?
って感じの、流れる(はずの)どぶ池?
こんな水に入っちゃって、大丈夫かしら・・・?とか、若干不安を抱えつつ、
でも、それなりに気持ちのいい時間。
水が濁っていることをいいことに、Sくんと軽く戯れちゃったり・・・。(^^;)
日本だと、プールって水着じゃなきゃ入れないじゃない?
ここはなんでもいい?みたいで、
水着の子もいるんだけど、ハーフパンツだったり、ジーパンだったり、上もしっかり
Tシャツ着てたり・・・。
Sくんが、
「ここに遊びに来られるのは、リッチな人だけだよ」って言う。
そうよねぇ~。でも、それにしてもカワイイ子が結構いるわ。なぜに競パンとか
履いてくれないのかしら・・・。
相変わらず流れる(はずの)プールでちちくりあってたら、ガードマンが
巡回に廻ってきた。
「ちょっと、Sくん。やばいわよ。
いくら濁った水の中だって言っても、人前で・・・」
「大丈夫だよ。カンボジアの人には、例え見られても何してるか分からないから」
・・・わかるでしょ。誰にでも。(^^;)

今日は日差しが強いし、とっても気持ちよかった。2時間ほどちゃぷちゃぷして、
プールを後にし、Sくんお勧めのレストランで夕食。
お店に着いたら雨が降り出した。ジャストタイミングだったわね。
Sくんに、「カンボジア料理が食べたいわ」って言ったら、
この店に連れてきてくれたんだけど、Sくんのオーダーで出てきた料理は、
タイで言う「ソムタム」と「ガイヤーン」
これって、カンボジア料理なの???
でも、せっかく彼がアレンジしてくれたディナーだし、
ここは何も言わずに食すことに。
おいしかったから、いいわ。
・・・ってか、眠い。そりゃそうよね。朝早かったんだし。
Sくんのホテルまで送ってもらって、
「シアヌークビルから帰ってきたら、また会いましょ」って約束を交わし、
ひとまずお別れ。
はずむはお部屋に入ったの。
洗濯だの荷物整理だのしてる間に、時刻はあっという間に8:30。
そうそう、今日Sくんが、
プノンペンにもゲイバーがあるし、
ゲイフレンドリーのゲストハウスがあるって言ってた。
今度はそこに泊まれって勧められちゃったわ。
ゲイバー、行ってみたい気がするけど、夜のプノンペン、怖いしね・・・。
おとなしく寝ることにしましょう。
明日から3日間のシアヌークビル・・・。バスで4時間もかけて行くんだから、
ぜひ楽しい旅になってほしいものだわ。

8月14日(火) 6日目

旅の真ん中

シアヌークビルへ

朝6:00に起床。結構しっかり寝たはずなんだけど、ちょっと眠い。
旅も真ん中だからねぇ・・・。しかも、今日までけっこう移動も長かったし。
シャワーを浴びて、7:45にはチェックアウト。
昨日の日記にも書いた、ちょっといい男(ぶってる)ベルボーイが
「Good Morning」って近寄って来たんで、
「ちょっと、あんた。この荷物、また帰ってくる日まで預かっといて」って、
スーツケースを預けた。
張り切って、「16日までですね?かしこまりましたぁ~」って、
張り切って預かってくれたわ。
かなり早めにバスターミナルに到着したんで、周囲の様子をビデオに収めたり・・・。

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そんなことをしている間に、まだ30分もあるのに、バスがやってきた。
乗ろうかしら・・・ってバスに向かったら、パン売りのおばちゃんと、
新聞売りのちょっと可愛い感じの男の子が寄ってきた。
新聞は・・・かわいいけど、いらないわ。
寄ってきたおばちゃんからフランスパンを1本買って、バスに乗り込んだはずむ。
イスに座って、今買ったフランスパンをちぎって食べてみる。
ん?何か入ってるわ。このフランスパン。
よく見てみると・・・あれ、味からは未だになんだったのかはっきりわからない
んだけど、味が近いものを挙げるなら・・・するめ?
何か魚関係を干したものだと思うんだけど、妙な取り合わせのクセして、
結構後を引く味。
おいしいわ。

バスは定刻になってもなかなか出発しない。
できるだけ満席にしたくて、遅れてくる客をどんどん乗せてる。
30分前から乗り込んで出発を待ってるはずむは、
だから結局1時間くらい待つはめに。
タイもそうなんだけど、
ラオスやカンボジアに来ると、さらに時間の感覚が日本でのものとずれてくる。
「待つ」のが平気になっちゃうのよね・・・。
例えば日本でバスを待っているとするでしょ?次のバスが8:00に来るって
時刻表に書いてあったとする。
すると、8:05になっただけで、「何?」って思って、
8:10になれば、「ふざけてる?」ってちょっとキレ、
8:15になっちゃたりしたもんなら、暴れ出す・・・。
そんな生活を日本ではしてるんだけど(>_<)
ここなら全然平気。
なんでかしら・・・。空気がそうさせるのかしらね。
と言うことで、バスは定刻よりおよそ30分遅れてプノンペンを出発。
最初の2時間の道のりは、寝てないつもりなんだけど、実は寝てる・・・みたいな、
不思議な状態。
結構爆睡してたと思われ。
このバスは、2時間走ったあと、1度トイレ休憩で食堂に10分ほど立ち寄るの。

DSC005791.jpg

はずむは、この休憩の間に、携帯から今日とまるホテルまで電話。
今日泊まるホテルは、あとで詳しく紹介するんだけど、はずむ、初めて泊まるのね。
シアヌークビルは2度目なんだけど、前回はビーチ沿いのホテルに泊まった。
今回のホテルは、バスターミナルからも遠いし、街からもビーチからも遠い。
しかも、出発までに地図をゲットすることができなかったから、
自力で到達できるかどうか不安だったんだけど、
メールでのやりとりで、バスが決まったら連絡をくれれば、バスターミナルまで
迎えに行くって話になってたの。

「もしもし、今日お世話になることになってる『はずむ』と言いますが。」
「はい。承っております。」
えぇっとぉぉ、今朝8時のバスに乗ったんです。だから、バスターミナルには
14:00には着くと思うんですけど。」
「え?14:00ですか?」
「ええ。14:00」
「そうですか。今どちらですか?」
「2時間来たあたりで休憩してます。」
「わかりました。ではお迎えに上がります」

そんな会話を交わして、電話を切ったんだけど、
なんか今の電話の彼、変だった・・・。電話の応対に慣れてなさそうだし、
何か言いたいことがあるのに言えないような・・・。
あたし、なんか変なこと言ったかしら?
何も難しい話してないのに。8:00のバスに乗ったから、
4時間後に迎えに来てってだけじゃない?
普通に8:00に4時間足せばさぁ~。誰でもわかることよねぇ?
12:00に到着する
・・・って、え?
ちょっと待って・・・。今の会話を巻き戻し、巻き戻し・・・。
あたし、14:00に到着って言わなかった?
いやぁぁぁぁっっっっっ。変なのはアタシだったわ。
慌てて電話をかけ直し、「ごめんなさい、到着は12:00ですぅぅぅぅぅ」って
訂正。
向こうもまたしてもわけわからず、
「12:00って、午前ですか?午後ですか?」とか、妙なこと聞いてきたんだけど、
「これから2時間後の12時です」って説明。
これでOKよね。
あぁ~、びっくりした。灼熱のバスターミナルで、2時間お迎えを待たなきゃ
いけないところだったわ。

とりあえず、用事は済ませたので、一安心。
そしたら、お腹空いちゃった。
お店でスプライトと肉まんお買いあげ。
う~ん、満足。
こっちに来ると、これくらいの食事でも、十分なのよね。
帰国してもそういう食習慣、持続できないかしら。

バスがクラクションで合図をしてるので、乗客達が再び乗り込んでいく。
はずむは、最後の最後に、木の影で小鳥のように集まってるかわいい子ども達を
写真におさめて、バスへ。

DSC005801.jpg

そこからふたたび2時間。
この2時間も、自分では寝ていないつもりなんだけど、
気が付いたら、隣に座ってた親父がいなくなっててびっくり。
あたし、しっかり寝てるわ。

忘れがたいホテル

なんだかんだで、シアヌークビルのバスターミナルに到着。
まずはホテルへ行ってチェックインしなくちゃね。
実は今回、最初はずっとプノンペンにいようと思ってたのね。
だから、今朝チェックアウトしたホテルには、
出発の数日前まで5日間の予約を入れてあった。
けど、5日間プノンペンにいたら、きっと飽きちゃうと思ったの。
確かに大きな街だけど、観光資源はそれほど豊かじゃない。
街を歩くのが好きなはずむだけど、5日間は歩けない・・・。
ホントなら、カンボジアのまだ行ったことのない場所を訪れてみたいって
気持ちもあったんだけど、カンボジアは、タイと違って、
どこへも気楽に出かけられるっていうほど、治安はまだよくないらしく、
ガイドブックなんか見ても、場所によっては
「ここでの滞在はお勧めしません」なんてコメントも。
そんな状況だから、
たとえ他の行ったことのない場所を選んで行こうと思ったとしても、
それには、情報収集などの準備の時間がなさ過ぎる。
それなら・・・。
前回ずっと雨に降られちゃった、カンボジア唯一のビーチリゾート、
「シアヌークビル」で真ん中2泊するのもいいんじゃないかしらって思ったのね。
天気は確かに最悪だったんだけど、ふりかえると、なんとなくいい印象しかない
シアヌークビル。
もう一度訪れてみたいな・・・って思い始めたら止まらない。
「もし行くとしたら、どこに泊まろうかなぁ。。。」
なんて、さっそくネットで検索してみたところ・・・。
数多くあるホテルやゲストハウスのサイトの中で、
偶然、目にとまったホテルが今回の「Dホテル」だった。

ここでちょっと、今回のシアヌークビルホテル(仮名)の説明を少し。
このホテル、実は普通のホテルじゃなくてね、
あんまり詳しいことははずむもよくわかってないんだけど、
簡単に説明すると・・・。
両親もしくは片方の親がいなかったり、いても収入が少なく、
貧しくて学校に行けない若者を、
ほとんど無償で集め、将来仕事に就くときに必要となるであろう技術を
身につけさせる「シアヌークビル学校(仮名)」っていう学校があってね、
その学校のカリキュラムの中に、「ホテル業務」っていうのがあるそうなの。
で、この学校のすごいところで、
ホテル業務を机上の学習で学ぶだけでは十分ではないっていう考えから、
学校が本物のホテル、この「シアヌークビルホテル」を作っちゃったの。
つまり、実際にお客さんに宿泊してもらい、そのお客さんに対してのホテル業務を、
先生監督の下、生徒がするっていうホテルらしい。

おもしろいでしょ?
学校に併設されているってことは、学校があるような場所なんだから、
つまりは観光エリアに建っていないってことで、
だから、このホテル、とっても立地は悪い。
さっきも書いたけど、ビーチからも、市場からも、街からも遠い。
でも、その辺はホテルの車が無料で送迎してくれるらしい。
1泊30$っていう料金は、ビーチ沿いにあるリゾートホテルと同じ料金。
決して安くない。
はずむ、もともとが「ホテルは夜寝る場所」って意識しかないから、
あんまりホテルにこだわりはなくて、
だから、カンボジアで30$出すなんて、実は結構勇気ある決断だったりするのね。
プノンペンのホテルだって、25$だから。
けど、ここには是非に泊まってみたかった。その価値があると思ったの。
ってわけで、直前にプノンペンのホテルには中3日のキャンセルをお願いする
メールをし、こっちのDホテルには、2泊の宿泊をお願いするメールを
送ったわけなのよ。

さて・・・説明が長くなっちゃったわ。
話を旅行記に戻しましょう。
シアヌークビルのバスターミナルに到着したはずむ。
山のように寄ってくるバイクタクシーの運ちゃん達のあいだをすり抜け、
タバコを吸いながらあたりを見回したんだけど、
・・・どこに迎えがいるのかわからない。
いやぁ~ん。やっぱり電話の会話、伝わらなかったのかしら・・・。
かなりの不安を抱えつつも、到着したての目的地。
悲しいゲイの性で、どんな時でも、目はカワイイ子を探しちゃう。
はずむのすぐとなりに、とってもカワイイ男の子発見。
「いやぁ~ん、かわいいぃぃぃ」なんて、さりげなく眺めてたんだけど・・・。
あれ?ん?
この子の着ているポロシャツの胸に、見たことあるロゴが・・・。
いやっ!!あんた、ホテルの子なの?
あまりにびっくりしたので、いきなり彼の腕を掴んじゃったあたし。びっくりする彼。
「あなた、シアヌークビルホテルの子?」
「そうです。はずむさんですか?」
よかった・・・。巡り会えたわ。
しかも、初っぱなからこんなカワイイ学生さんに出逢えちゃって、
あたしったら、なんて幸せ者なのかしら。
彼に誘導され、お迎えの車へ。彼の他に1人の先生とドライバー役の先生が、
3人で迎えに来てくれたらしい。
さっそく車に乗り込んで移動よ。
・・・やっぱり遠いわ。バスターミナルから2Kmくらい。車でも結構かかったし。
ホテルに到着。「練習用ホテル」って印象だったから、
作りにはあまり期待してなかったんだけど、
いやいや、どうして。かなり立派なホテル。
門はしっかり閉まってて、車が到着すると、すぐにセキュリティーの子が出てきて
開けてくれる。
この子もおそらく学生。

DSC005891.jpg

荷物はさっきのカワイイ子が運んでくれ、レセプションへ。
レセプションでは・・・笑っちゃうくらい、
「今まで緊張して待ってました」って顔の、これまた学生が
「いらっしゃいませ。ようこそ」ってご挨拶。
学んだ通りのチェックインの手続きを進めていく。
緊張はしてるんだけど・・・なんだかとってもうれしそう。
多分、声を聞いてみて、さっきの電話の相手は彼だったみたい。
あの電話から、ずっと緊張していたのかしら。かわいいわ。
とりあえず、予約の時点では25$の一番安い部屋にしてもらったんだけど、
ひととおり、スタンダード、スーペリア、デラックス
それぞれの部屋を見せてもらうことに。
デラックスルームはちょぉぉぉ広くて、ジャグジー付きだった。
これで45$だそう。
でも、一人には広すぎる。
結局、予約した部屋よりは一段高い、スーペリアを選ぶことにしたの。

チェックインを終え、荷物を持ってくれているかわいい子と一緒に部屋へ。
けど・・・ここって、ぱっと見たところ、
少なく見積もっても40室くらいあるホテルみたいだけど、
やけに静かじゃない・・・?
部屋に荷物を置いてもらって、彼に聞いてみた。
「ねぇ、ねぇ、あなたも学生さんなのよね」
「はい。そうです。」
「今日って、このホテル、何組が宿泊してるのかしら?」
「はい。お客様。本日の宿泊はお客様お一人です。」
な、なにぃぃぃ?
こぉぉぉんなに広いホテルで、客はあたし一人???
「あら、そうなの?じゃ、明日は?」
「多分、お客様の滞在期間中、他の方の予約は入っていません。」
・・・なんてことかしら。このホテル、3日間、
はずむ1人のために稼働してるってこと?
こんな経験、滅多にできないわ。小さなゲストハウスじゃあるまいし。
後で気付いたことなんだけど、このホテル、たとえお客さんが宿泊していなくても、
毎日すべての部屋のベッドメイキングはするし、
(シーツやリネンは交換しないでしょうけど)
掃除もするみたい。
けど・・・もしあたしが学生だったとしても、
やっぱりお客さんがいた方が、やりがいあるわよねぇ。
どうりでみんな、嬉しそうな顔で迎えてくれるわけだわ。
今日から3日間、いろいろな経験や思い出ができそうで、
ワクワクしてきたはずむなの。

レセプション担当の先生が、さっき車の中で、明日島までのツアーに参加しませんか?
って聞いてくれた。
はずむ、別に3日しかないし、一番近いビーチにでも行って、
まったりすればいいと思ってたんだけど、
15$で島まで渡って、遊べるらしいし、
それもいいかしら・・・って思って、お願いすることに。
幸い、前回は雨続きだったのに、今日は快晴。明日も晴れそうだしね。

孤児院訪問と最初のディナー 静かに暮れゆくシアヌークビルの夜

さて、今日は何しよう・・・って思ったんだけど、
実はあたし、カンボジアにこれで何度目かの訪問になるんだけど、
ぜひカンボジアでしたいと思っていて、
これまで実現していないことが1つだけあるの。
それは、「孤児院」を訪れること。
歴史的にも激動の時代を超えてきて、今ようやく平穏を取り戻したばかりの
カンボジア。
はずむがいきなり何か大きなボランティア活動をできるわけではないし、
物見遊山って思われても無理もないんだけれど、
このカンボジアで、孤児院っていう場所を訪れることで、
もう少し深く、カンボジアって国を感じることが出来るような気がしてたのね。
レセプションの先生にそう話をすると、
じつはこのホテルの学生に、孤児院出身の女子学生がいるってことで、
彼女の案内で彼女の出身の孤児院と、
もうひとつ、キリスト教団体運営の孤児院を案内してくれると言うこと。
ホテルの無料の車を出してもらって、さっそく出発することにしたの。

最初に訪れた孤児院は、さっきも書いたとおり、案内してくれる彼女の出身の孤児院。
フランスの援助によって運営されている孤児院だそうで、
下は赤ん坊から、上は18歳くらいまでの子どもが暮らしているのだそう。
訪れた日も、何人かのフランス人ボランティアの人が活動していた。
Motherと呼ばれる、この孤児院の運営責任者の方にご挨拶。
中を案内していただいたの。
こんなところにも・・・。
図書館の入り口には日の丸。
広場にあるバスケットコートのゴール裏には、数名の日本人の名前。寄贈者らしいわ。
施設の片隅には機織り機が置いてあって、これで子どもが布を織り、
市場で売って運営資金を作るんですと説明してくれた。
完璧に単なる訪問者だし、子ども達と接することはなかったけれど、
そちこちでそれぞれの時間を過ごす子ども達の姿は、
ここが孤児院だってことをまったく感じさせないものだった。
当たり前なんだけどね。
ぜひ、子どもの織った布をいくつか買ってやってくださいとMotherに言われて、
2枚3$という布を、6枚購入。20$札を渡し、
「あなたの子ども達のために」と、おつりは受けとるのを辞退した。
けど、それだけ。はずむにできたこと。
みなさんとお別れした後、案内役の女の子が、車の中で
「私、あのMotherのことが大好きなんです。子ども達みんなのことを
考えてくれるから。私だけでなく、ここを巣立った子ども達も、ちょくちょく
こうして顔を出すんですよ」って。
そう言えば、あなたのことを知ってる子ども達もたくさんいて、寄ってきてたわね。
みんな、尊敬のまなざしであなたを見つめていた気がするわ。
あなたに続く子ども達がたくさん出るといいわね。
伝えなかったけど、彼女の横顔に心の中でつぶやいたはずむです。

2つ目の孤児院は、さっきも書いたとおり、キリスト教団体運営の孤児院。
まずは最初に、院長先生にごあいさつ。
「あなたは子どもを引き取りたくてここを訪問されたんですか?」
なんて聞かれちゃって、慌てて否定。
昔は子どものいない人が訪問して、養子縁組するってことがあったらしいけど、
今の孤児院は、教育を施し、子ども達が近い将来自立して生活できるように
支援することが目的なので、そういうことはほとんどないそう。
こっちの孤児院は、さっきの孤児院よりも年齢層がちょっと高め?
いかにもヤンチャ坊主って感じの子達が、
床にべたぁ~っと寝そべってひるねしてたり、
木陰でカードゲームに興じていたり。
院長先生に、
「お前達、学校で英語勉強してるんだろ?ほら、英語でお話してごらん」
とか言われて、照れまくる子ども達。
かわいい・・・。
「子ども達は、アルバイトなどで収入があると、豚を買って、自分で育てるんです」
院長先生はそう言って、豚舎にも案内してくれた。
一通り見学させていただいて、お別れ。
「すみませんでした。突然訪れて。」ってはずむが言うと、
「いえいえ。大歓迎です。興味を持って訪れてくれる。それだけでかまわない。
そういう方がいらっしゃる限りは、この子達の未来は明るいんです」って院長さん。
ホントに・・・。
ここにいられる子ども達は、まだ幸せなのかも知れない。
今もここに向かう車の窓から、ボロボロの服を着て、ボロボロの麻袋を持ち、
空き缶を拾い集める幼子や、
食堂で食事をしている人に両手を差し出す女の子の姿があった。
はずむにできることは、何かあるかしら・・・。
そんなことを考えた、シアヌークビル初日の昼下がりだったの。

さて、ホテルまで送り届けてもらい、案内してくれた女の子とはお別れ。
「私、まだ英語ほとんど話せないんで、ちゃんと案内できないでごめんなさい」
って彼女。
ううん。十分手助けしていただいたわ。感謝しています。
フロントで、またさっきの先生に声をかけられる。
「今日のお食事は、こちらのレストランで召し上がりますか?」
きっと、街に出て食べた方が、ずっと安く済むんだけど、
ここのホテル、実はレストランの厨房も学生。
本場シェフから料理を習っているんだそう。
もちろん、こちらでいただきますって返事をしたら、先生、うれしそうに笑って、
厨房へ伝えに行った。
けど・・・
宿泊客はあたし一人でしょ?
メニュー見て注文するのかしら?だとしたら、その食材は、
いつから冷蔵庫に入ってるのかしら?
ちょっと???なはずむだけど、ま、夕食の席でそれは明らかになるわね。
まだ日が高い。せっかくホテルにプールもあるし、
ジリジリカンボジアの日差しの下に一日晒されてた肌を、
少し休ませてあげようかしら・・・ってことで、プールへ。
幸い水着は、昨日Sくんとプールに行った時に買ったヤツがあるしね。
プールに歩いていくと、すぐに後ろから、
バスタオルを持った2人組の学生ボーイがやって来て、
ビーチベッドをセットしてくれる。
ありがとうってチップを渡すと、嬉しそうに
「何かあればお呼びください」って戻っていった二人。
なんだろう・・・この感覚。なんだか、泣きたくなちゃうような、
胸の奥をくすぐられるみたいに嬉しい感覚。
1時間ほどプールでまったりした後、
部屋に一度戻り、日記のノートを持ってレストランへ。
はずむしかお客がいないわけで、電気も消えてるし、
動きがなかったレストランなわけだけど、
はずむが入っていった瞬間に、にわかに慌ただしくなる、フロアと厨房。
厨房もガラス張りになってるから、丸見えなのよ。(^^;)
最初、アイスコーヒーを頼んで、しばらく日記を書いてたんだけど、
日もだいぶ傾き、お腹も空いたので、メニューを見せてもらう。
・・・なるほど。
その日のコースメニューがあるらしい。コースの中から単品で注文もできるそう。
コースで8$。
カンボジアで8$の夕食って、とんでもなく高い。
でも、ここならOKだわ。
日本ならコンビニ弁当2つ買った時点で消えちゃうような金額で、
厨房もフロアも、学生が学ぶチャンスができるなんて、素敵なことじゃない?
フロア担当の女の先生も、とってもいい人。
「お客様、本当にようこそいらっしゃいました。
ご覧の通り、当ホテルは立地があまりよくなく、2月にできたばかりで宣伝等も
広くはしていないので、なかなかお客様がいらっしゃらないんです。
だから、今日は学生達にとって、本当にいいチャンスなんですよ。
心からお礼を申し上げます」って。

料理は

パパイヤをマヨネーズであえたサラダ
スープ
ステーキ(マッシュポテトと温野菜つき)
チョコレートケーキ

正直、味は「おいしいぃぃぃぃ」ってものではなかったけど、十分満足。
給仕担当の学生も、緊張しながら練習、練習。
ひと皿持ってくるたびに
「では、お楽しみください」みたいな言葉を添える。
今日のこの女の子は、マニュアルで頭一杯で、他に言葉を交わす余裕なんて
ないんだけど、その分は担当の先生が代わりに何度かやってきて、
「お味はいかがですか?」
「ところで何日滞在ですか?」
「シアヌークビルはどうですか?」
なんて尋ねてきて、決して一人で食事しているはずむを飽きさせない。
そんな会話の中で、彼女に、
「このホテルについて、どう思いますか?」って尋ねられたのね。
はずむは、
「自分はもともと、ホテルっていうものにあまり興味がある方じゃないし、寝られ
ればいいと思っている方なんだけど、ここに来て、今まで泊まったホテルでは経験
しなかったような感情をいま、心に持っています。決して押しつけがましくなく、
さりげなく、客の立場や思いを一番に考えたサービスを提供しようと、もちろん
完璧じゃないけど、努力しているのがよく伝わってくるし、何より、『働けてうれ
しい』っていう学生達の気持ちがあふれていて、それを感じると、自分もなんとも
言えない、幸せな気持ちになれます。私にとっては今日の段階でもう、7つ星ホテ
ル的存在よ」
って答えたの。
担当の先生は、
「それを聞いて、本当に嬉しいです。滞在をお楽しみくださいね」ってお礼を言い、
また仕事に戻っていったわ。

食事を終え、部屋へ。
なんかね・・・。今先生にも言ったけど、ホント、気に入っちゃった。このホテル。
最終日、朝のバスで帰る予定だったけど、チェックアウトギリギリまで滞在伸ばそう
っと。

8月15日(水) 7日目

観光、観光

怪しいツアー

朝6時に起床。7時に朝食をとりにレストランへ。
今日は新しく、ハンサムではないけど、はずむ好みの男の子がウエイターとして登場。
緊張しつつ、給仕してくれたわ。
ホントならじっくりお話でもしながら過ごしたい所なんだけど、
今日はこの後、7:30のピックアップで、昨日予約してもらった島への
ボートツアーに出かける予定。
そうそうのんびりもしてられないのよね。
約束の時間にロビーで待つんだけど・・・車来ない。
フロント担当の、このツアーを予約してくれた先生も、心配して出てきてくれた。
15分遅れで車到着。
乗り込んでツアーに出発したの。
けど。。。
あたしったら、今日このツアーに参加することは昨日から決まってたけど、
ところでこのツアー、どこで何をするのかとかはさっぱりわかってない。
大丈夫なのかしら・・・。
その不安は、この後、時間を追って、現実味を帯びてくるんだけど(^^;)。
まず最初に連れて行かれたのは、おそらくこのツアーを企画している旅行会社。
そこに併設されたレストランに案内される。
でも、あたし、朝食しっかり食べてきたから、何も食べないわよ。
仕方なくお水だけ頼んで、ぼぉぉぉぉっと時間を待った。
30分ほど待たされて、さっきとは違う、迎えの車がやってきた。
車を運転してきたおばちゃんに、
「ツアー料金、払った?」って聞かれる。
「払ってないわよ。だって、朝、出てくるときに、ホテルの人に、
支払いはチェックアウトの時に全部まとめてって言われたモノ」って答えると、
「でも、今もらえないと、アタシが困る・・・」っておばちゃん。
はぁ~?
意味わかんないけど、いくら?って聞いたら、10$っていう返事。
ひょっとしてあたしがフロントで聞き間違ったのかしら・・・って不安になって、
とりあえず支払うことに。
なんだか、スタートから怪しいわよ。このツアー。
車にははずむの他に、ファランの三人娘グループ。
大して距離もなく、あっという間に船乗り場らしい場所に到着。
っていうか・・・
船乗り場って行っても、ただの普通のビーチよ。
その10メートルほど沖に、釣り船に毛が生えた程度の船が止まっているの。
はずむ、パタヤからコサメットに行ったときに乗ったような、
ちゃんとしたモーターボートで行くんだと思ってたのね。
かろうじてエンジンはついている様子だから、みんなで手こぎで行くわけでは
なさそうだけど・・・。
あんな船で海に出ちゃって大丈夫なのかしら?
とにかく、このツアー、説明がない。聞けばいいんだけど、どうせ満足行く説明は
返ってこないだろうと思うと、聞く気も起きない。
15分ほど待たされて、ようやく船着き場担当?らしいおっちゃんが、
「Everyone!!Let’s Go!!」って叫んだので、
出発なんだなってことがわかったの。
けど・・・。
ねぇ、ねぇ、あんなに沖にある船に、どうやって乗り込むの?
はずむの疑問をよそに、乗員達を先頭に、ツアー客達、
バシャバシャと水に入っていく。
えぇ~!?ちょっと、あたしったら、しっかりジーパン履いて来ちゃったわよぉ。
置いて行かれたらたまんないから、慌ててその場でジーパンを脱ぎ、
パンツの上から階パンを履いた。
帰りはノーパンにジーパンでも仕方ない。
まさかここで、人前なのにフルチンで海パンに履き替えられないじゃない?
着替えを終え、はずむも急いで船へ。沖まで浅瀬になっていて、
胸までは水につからずに、船に到着。なんとか乗り込んだの。
天気はあんまりよくない。風はないけど、波は荒いので、船は飛ぶ飛ぶ。
となりに座ってた韓国人老夫婦、慌てて床に転がってたライフジャケット着けてる。
気持ちはわかるわ。

事故

さて、船は30分ほど、海の上を連続エンドレス三段跳びの様な勢いで走った後、
ある島の沖に止まった。
乗員が客に、
「さぁ、シュノーケリングタイムだよぉぉぉ!!」って叫び、
床に大量のゴーグルとシュノーケルをばらまいた。
ちょっと・・・。あんた、こんな浜に近い場所で、何が見えるの?
第一、水だってちょぉぉぉ濁ってるんですけど・・・。
はずむはびっくりしちゃってるんだけど、
他の、ほとんど数人連れのファラングループのみなさんは、次々水に飛び込んでいく。
隣の韓国人老夫婦まで、ライフジャケットはそのままに、水に入って行った。
えぇ~。
あたし、あんまり興味ないんですけど・・・。
けど、気付いたらみんな水の中。あたしだけ取り残されちゃった・・・。
行くしかないか。
はずむもライフジャケット、ゴーグル、シュノーケルを手に、水に入ったの。
ほぉぉぉら。やっぱり何も見えないじゃない・・・。
っていうか、ライフジャケットって、こんなにバランスとりにくいものだって、
初めて知ったわ。
ライフジャケットのせいでおぼれかける。
何やってんだろ、あたし。
いい加減ばからしくなって、底に岩があって立てる場所を見つけたので、
そこに立ち止まってひと息。
ホッ。
ばからしいから、あたしは船に戻りましょ・・・って決意し、泳ぎ出すために、
岩場に足を踏ん張ったのね。
その瞬間・・・。
ブスッ!!
右足の親指周辺に何かが刺さった感触。その後、経験したことないような激痛。
なに?なにぃぃぃぃ???
慌てて船まで戻り、足の様子を確認。
親指周辺に3~4本、何かの棘がささってる。
そう言えば、みんなが飛び込む前に、乗員が「~に気をつけて」って言ってるのは
聞こえたんだけど、
その~の部分がよくわからなかったのよね。
多分、ウニか何かだと思うんだけど・・・。
急いで抜けるだけの棘を抜いて、毒なんかあったら大変だから、出来る限りの血を
絞り出した。
最低・・・。
戻ってきた韓国人老夫婦のご主人の方はさらに悲惨で、足の裏に4~5本、
深く埋まっちゃってる。
痛そう・・・。
はずむの隣に座ってたファランの女の人が、心配して
「大丈夫?」って聞いてくれた。
「大丈夫だと思うけど、これって毒あるのかしら?」ってはずむが言うと、
「本当!?」って大声。「毒あるかしら」を「毒あるのよ」って聞き間違えたらしい。
アタシが聞きたいわよ。

実はね、その刺さった箇所。ほとんどはよくなったんだけど、一カ所は、
今この旅行記を書いてる時点でも、まだ痛むの。
今この場面を書きながら、ちょっと気になって調べてみたら、
どうやらガンガゼっていう、ウニの仲間らしい。
そのサイトにはこんな記述が・・・。

ウニの仲間。本体は10cm程度だが、棘は30cmにもなる。長い棘は刺さると、
体内に残ったまま折れてしまう。棘の先端はカギ状になっていて、抜けにくい。
折れて刺さった中空の棘から細菌が入り込んで化膿しやすい。

症状:刺されると激しい痛みと炎症が起こる。筋肉麻痺や呼吸困難に陥る場合もある。

対処法:棘を抜き、患部を火傷しない程度のお湯に浸ける。棘の刺さり方が浅い場合
には自然に抜けることもあるが、化膿など二次感染の原因にもなるため、病院でレン
トゲン検査を受けて体内の棘を取り除くことが大切。

jon.gr.jp/qq/creature/sea/gangaze/index.html

やだ・・・。あたし、お湯なんかに浸けてないわよ。
明日あたり病院に行かなきゃだめかしら。
ってか、あの刺さったまま絆創膏とか貼っちゃってた韓国人のおじちゃん、
大丈夫だったかしら・・・。

リゾート?でまったり

そんなケガを負ったはずむやおっちゃんのことなんかお構いなく
(ってか、知らなかったでしょうけど)
乗員はさらに船を走らせる。
15分ほど後に、こんどはちょっと穏やかな雰囲気のいいビーチに船が着いた。
バンガローとか並んでて、リゾートっぽい雰囲気。

DSC005832.jpg

下ろされたはいいけど、ここでどのくらいの時間を過ごすのか指示はない。(^^;)
かろうじて、誰かが聞いてきたらしい情報が人づてに伝わり
(なんなんだ、このツアー)
午後2時までここにいることになっているそう。
あら。そう。
とりあえずはずむは、ビーチにあるカフェらしき場所に入り、スプライトを注文。
1$って言うから、10000リエル(1$およそ4000リエル)
2$おつりが来た。
なぜ?
スプライトを飲みながら、ビーチを眺める。う~ん、ここは結構いい感じ。
3時間もらえるんだったら、ちゃぷちゃぷ水に入ったり、
砂浜でまったりしてもいいかもしれないわ。
ファラングループはそれぞれビールあおったり、日焼けしたりと、過ごしてる模様。
はずむも一人気ままに時間を過ごしたの。
足は痛いけど・・・(>_<)
しばらくすると、ツアー客がなんとなくパラパラと、一カ所に集まりだした。
なんだろう・・・ってはずむも寄っていくと、ランチタイムらしい。
お皿にホイルで包み焼いたお魚とサラダ、フランスパン1本がコーラとともに
サーブされる。
あら・・・最悪のツアーだけど、食事はけっこうしっかりしてるんじゃない?
みんなでゴザに座ってごはん。
ネコや犬が寄ってきて、分け前にあずかろうとすり寄ってくる。
少しわけてあげたら大喜び。
昼食はお味も量も大満足だったわ。
何も特別することはないし、だらだら過ごしているウチに、
カワイイ現地の若者の集団が。
うん。いい感じ。目の保養。目の保養。
その子達が船に乗って去った後、しばらくして、
あたし達の船も出発の時間が来たらしい。
3時間、あっという間だった。ここのビーチのタメだけに、
お金払って参加したツアーだと思えば、どうにか納得できるかも・・・
って、この時点までは思っていたの。
この時点までは・・・。

DSC005821.jpg

信じられないトラブル

船に乗り込んで出発!!
これでツアーは終了で、出てきた場所に帰ることになるらしい。
出発してしばらくすると、ファランのカップル1組だけを乗せた船とすれ違う。
どうやらエンジントラブルを起こして走れなくなっちゃったらしい船。
そしたら、
あたし達の船の乗員が、ロープで二つの船を結びだした。
引っ張っていくんだって。
すごいわ。

DSC005851.jpg
船が船を引っ張るの図

さて、無事命の危険にさらされた船を救えたのはいいんだけれど・・・。
ちょっと待って・・・。これ、海、大丈夫なの?
大荒れの海。
船が左右に大きく揺れ、水がバシャバシャ船の中に入ってくる。
2連結だからさらに揺れも激しいのかしら・・・。
そのうち雨まで強く降り出した。

DSC005861.jpg
見えるかしら?実際はもっとなんだけど・・・。すれ違った船、
ヘリと水の高さが一緒でしょ?

今にもひっくり返りそう。
最初は大騒ぎで船の先頭でビールを煽ってたファランのグループも、
一番水が入ってくる場所にいたために、
びしょぬれで布をかぶってぶるぶる震えてる・・・。
いやぁ~ん。遭難したら、洒落にならないわ。
それでもどうにか、シアヌークビルの景色が少しずつ大きくなってきた。
どうにか無事に帰れそう。
あとは雨が本降りにならないウチに帰港しないとね。
乗員も思いは一緒だったようで、
フルスピードで岸へ向けて船を走らせる。
そんなときに・・・ん?はずむのカバンがぶるぶる言ってる。
何?
カバンをのぞき込むと、携帯に電話が・・・。
なんと、パタヤにいるなつおさんからの電話だったの。
岸が見えてきたとはいえ、まだまだ彼方先。
こんな場所で電話、通じるのね・・・。
「もしもし」って出たんだけど、電波はさすがにあまりよくなく、
さらに波の音とエンジンの音にかき消されちゃうから、
声が自然に大きくなる。
その様子を見てた船のみんな、大笑い。
「こんなところで、電話通じるんだぁぁ!?」って、
みんな同じことにびっくりしてるようす。思わぬところで受けちゃったわ。

電話を切ると、10分ほどで、無事船着き場の見える場所まで戻って来れた。
良かった・・・。
後ろにつないでいた船ともお別れし、
さ、さっさと着港しましょうよぉ~って皆が思っていたはず・・・なんだけど。
ここでちょぉぉぉ大きなトラブル発生。
乗員が「船がこれ以上岸に着けられない」って叫んでるの。
具体的には全然わからないんだけど、どうやら碇かエンジンかのどちらかに
トラブルが生じちゃって、動けなくなっちゃったらしい。
うそ・・・。あと少し行けば、岸じゃない?
近くまで戻ってきたとはいえ、足が着く状態の場所じゃない。
こんなところで客を降ろすの?
信じられない。何かあったらどう責任とるのよ?
びっくりなんだけど、
でも、降りるしかないみたい。
客たちは、乗員が差し出したクーラーボックスに、濡れては困るモノや貴重品を
詰め始めた。
この箱は密封できるから、濡れないっていうの。
けど・・・。
そう言えばあたし、カバンにパスポートも入ってるのよ!
しびれを切らした一部の客は、とっとと飛び込んで、岸に向かって泳ぎ出す。
さらに貴重品の安全を守るために、船の上ではビニール袋が
乗客のボランティアによって配られた。
アタシも感謝の気持ちで1枚受け取り。貴重品をくるむ。
やだ・・・ビデオカメラも入ってるんだった・・・。
もう、船の上は、文句の声と、不安の声で一杯。

・・・と、そんなときに、船が少し動いた。
どうやら、何らかの方法が見つかったらしく、少しの距離だけど、
岸にさらに近付くことができたの。
どうやら水深も足がつく程度の場所まで来た様子。
今のチャンスを逃したら、また遠のいちゃうかも知れない岸。
慌ててカバンを船の上の人に持っていてもらい、水に飛び込んだの。
どうにか顔が出る深さ。
預かってもらってたカバンを受けとり、岸へ。
無事帰還。
・・・ほんっと、どうなることかと思ったわ。

これまで旅を重ねる中で、死にそうになったことも数回あるけど、
今回はマジで焦った。
二度と怪しいツアーには参加しないことを、固く心に誓ったはずむです。

さらにだめ押し。
今回のツアーはホテルからの「送迎」付きのはずなんだけど、
どこにも迎えの車がない!!
ちょっとぉぉぉ。どうやってホテルまで帰るのよ!!
上はTシャツ、下は海パンって格好で、途方に暮れて道ばたにたたずむはずむ。
そんなはずむの様子をしばらくうかがってたバイクタクシーのお兄ちゃんが、
「どうしたの?」って聞いてくれた。
もういいわ。このお兄ちゃんに送ってもらおう。
幸い、はずむのあのホテル、立地は悪いけど、知名度は高いらしい。
この後またバイクに乗ったけど、その時も問題なく伝わったし。
「3$ね」って言われて、一瞬開いた口がふさがらなかったけど、
距離があるのは確かだし、こんな格好でこれ以上ここにいたくない。
OKして送ってもらうことに。

さて、海パン、Tシャツ、泥だらけのビーチサンダルっていう格好で
ホテルに戻ったはずむ。
ガードマンが気付いて門を開け、ホテルのドアを開けるために、はずむの前を立って
歩いてくれたんだけど、
あたし、こんな泥だらけの足じゃ、ホテルに入れないわ。
ドアを開けたのになかなか入らないはずむを不思議に思ったガードマン君、
「どうしたの?」って顔ではずむを見る。
なんだか疲れ切って、声も出ないあたし。
黙ってサンダルを指さして、クビを振ってみると、
ガードマン君もはずむにあわせて、声を出さずに、指でOKを作り、
はずむの腰に手を回し、外にある水道場まで連れて行ってくれたの。
さらには自らホースを握り、はずむの足に水をかけてくれた。
・・・このホテルのみんなって、どうしてこんなにステキなの?
あたし・・・泣いちゃいそうだったわ。

2日目の夜

ホテルに入ると、先生と学生が迎えてくれた。
ホントは、このツアーを勧めてくれた先生に、グチりたいこと山ほどあったんだけど、
でも、きっとそれをしたら、この先生、とっても責任を感じると思ったのね。
敢えてだまっておくことに決めたはずむ。
ただ、お金のことは伝えなきゃと思って、
「朝、料金はホテルでって話だったんだけど、旅行社のおばちゃんに10$とられた」
って報告。
すぐに連絡して、どういうことか確認するって約束してくれて、
この後食事にレストランに降りてきたはずむに、きちんと10$返金してくれた。
しっかりしてるわ。やっぱり。
それと、足の棘も気になる。
「これって、毒あるのかしら?」って聞いたら、そこにいた学生が、
「大丈夫ですよ。今日は痛いと思うけど、明日の朝になったら痛みはひいている
はずです」って。
実際はひかなかったんだけど・・・。
でも、すぐにどうこうっていうものじゃないことがわかっただけでも、一安心だった。

いったん部屋に入り、夕食をとりにレストランへ。
今日は昨日よりホール担当の学生が増えてる。
一人の客に5人の学生。
特に、今日はじめて会う女の子、日本でも十分に持てそうな、笑顔のカワイイ子
だったけど、その子がはずむに興味津々。
っていうか、お客さんと接したいっていう気持ちが前面に出てる。
喜んでる姿を見てると、本当にこっちが嬉しくなって来ちゃう。
かわいいその女の子が、
「お客さんはいくつですか?」って、年を聞いてきた。年齢を言うと、大げさに驚く。
(その驚きの意味は?)
「結婚は?」って聞かれたから、「してないよ」って答えると、ニコ。
あたし、もしノンケだったら、絶対にこの娘の笑顔にやられてるわね。
これがこのホテルでとる最後の夕食。
果たして、いいことなのか、悪いことなのかわからないけど、
ホール担当の先生を呼んで、厨房にいる学生と先生全員にチップを渡してもらった。
もちろん、ホールの学生、先生にも全員。
GOGOとか、マッサージとかに通ってるせいで、あたし、チップ振り回してる
嫌な人間かしら・・・なんてちょっと躊躇したのも事実なんだけど、
でもね・・・
自分一人のために調理や給仕をしてくれる人たち全員に
感謝を伝えたかったこともあるし、
これからホテルスタッフになりたいと頑張っている学生に、いい思い出になれば
嬉しいな・・・って思ったの。
さらに頑張れるんじゃないかしら・・・って。
とっても喜んでくれたみんな。
頑張ってね・・・。
明日最後だと思うと、無茶苦茶淋しいわ。

それにしても・・・夜は暇だわ。街まで遠いし。
フロントの学生とお話でもしようか・・・と降りて行っても、話題がない。
それに、彼らとしては、良かれと思ってやってるんだろうけど、
はずむがせっかくフロントに降りていっても、ちょっと部屋の方に体を向けよう
ものなら、すぐ満面の笑みで
「Good Night, Sir」って言われちゃうんだもの。(T_T)
明日は最終日。楽しんでもっともっと楽しめるといいな。

8月16日(木) 8日目

シアヌークビル最終日

バイクのお兄ちゃん

今日でシアヌークビルとはお別れね。
前夜には、朝6時に起きて、散歩にでも行くつもりだったんだけど、
起きられず。
7:30に起きて、レストランで朝食。
今日コーヒーカウンターに入ってる子、かわいいわ。
コーヒーはエスプレッソだの、カプチーノだの、いろいろ種類があるっていうので、
お代わりにカフェラテ頼んだら、
カフェラテの淹れ方わからなくて、先生呼んでた。
ところで・・・あたし、旅に出ると、食が細くなる。
朝食も夕食も、おいしそうなパンが3つずつ篭に入ってサーブされるのに、
毎回1個しか食べられないし。
っていうか、
一人しかいない客に対して、何人ものスタッフがついてるわけで、
はずむも無意識のうちに、食事しながら緊張しているのかしら・・・。

レストランの写真を撮らせてもらい、外へ。

DSC005871.jpg

まずはプール方面へ。
はずむがプールに向かってるのを見て、ハウスキーパーの子が、慌ててバスタオルを
手に飛んできた。
「あ、ただビデオを撮ってるだけなのよ。でも、あとで使うから置いておいて・・・」
って言うと、彼、照れ笑い。
頑張ってるのね。

このプール、見えるかしら?向こうで長い棒を持ってる男の子が掃除してるんだけど、
毎日この子がしっかり清掃してるの。
この子、プールだけでなく、昼間は芝刈りとかもしてる。
ちょっといい感じの彼。
でも、いつも足を引きずってるの。ケガしてるのかしら・・・。それとも、
ひょっとして、地雷の被害に?
いずれにしても、一生懸命働いてる。毎日。
近付いていって話しかけたんだけど、彼、英語はまったくわからない。
でも、素敵な笑顔でほほえんでくれたわ。
いつも、きれいなプールにしてくれてありがとね。

さて、今日は街に出てみたい。
ゲートにフラフラ歩いていくと、ガードマンくんが敬礼。おはよう。
市場に行きたいのって言うと、バイクタクシーを連れてきてくれた。
フロントの先生も出てきてくれて、料金交渉。1$でオッケーだそう。
先生が
「帰ってくるときに乗るバイク、きちんと値段交渉してから乗ってくださいね」って
心配して言ってくれる。
大丈夫よ。その辺は心得てるから。
市場に入ってみたけど、お土産になりそうなものはない。
ってか、・・・暑い。
1時間ほど歩いたけど、こりゃだめだ・・・。ホテルに戻るかって思っていたら、
丁度道の向こうから、「乗ってかない?」って人差し指を挙げてる、ちょっと可愛い
感じの男の子。
(カンボジアでは、バイクタクシー、客引きの時になぜか1本指上げます)
近付いていって、
「ねぇねぇ、30分間でシアヌークビルを1周ドライブして、最後は某ホテルまで
送って欲しいんだけど」
って英語で言ったんだけど、伝わらない・・・。
時計の針を30分動かして見せて、指で一周って円を描き、最後にホテルの名前を
言ったら、どうやら伝わった模様。
いくら?って聞いても伝わらなかったから、
「1ダラー、2ダラー、3ダラー、4ダラー、5ダラー」って言っていくと、
「5ダラー」って返事。
前にシアヌークビルに来た時も、2回ほどこうやってモトサイのドライバーに街を
廻ってもらったんだけど、その時も同じく5$だった記憶がある。
ただこのまま直でホテルに戻ってもつまらないしね。
彼の後ろに乗り、即席ツアー開始。
この子・・・かわいい。
言葉は伝わらなかったけど、嬉しかったんだと思う。
バイクを走らせながら、主立った施設や建物の側に来ると、
「ほら、見て」と言わんばかりに指を指し、ニコ。
一応ツアードライバーとして、頑張ってくれてる。
時間も、30分ってお願いしたから、短すぎず長すぎず・・・って
何度も時計を見ながらすごく気を遣ってくれて、
十分楽しませていただいたの。
いい思い出ができたわ。
最後にバイクと一緒にビデオを撮らせてもらって、ホテルのゲートでお別れ。
ガードマン君に
「何?一周廻ってきたの?いくらもらったの?そう、よかったね・・・」(推測)
みたいに声かけられて、嬉しそうにほほえむ。
バイバイ。また会えるといいなぁ。

さよなら。「シアヌークビルホテル」

部屋に戻ると、ちょうど清掃中。
日本人と見違えるようなハウスキーパーの男の子がベッドメイキングの最中だった。
邪魔しちゃ悪いので水着を持ってプールへ。
せっかく朝、彼が頑張って掃除してくれたプール。使わせてもらわなくちゃね。
バスタオルも用意してもらったままだし。
30分ほど水に入る。
昨日の夕飯の時の女の子が、灰皿を持ってきて、オーダーを取りに来た。
せっかくなので、特に飲みたくもなかったけどジンジャエールを注文。
う~ん。最後の最後まで、気持ちいいわぁ~なんて思ってたんだけど・・・。
ちょっと肩から背中にかけてのラインが痛いわ。
これは相当日に焼けたはず。
プールから上がると、12時のチェックアウトのために準備。
でも、気になると、日焼けのジリジリ痛さが、どんどん増してくる気がする。
バッグに入ってるアロエジェルを塗ったんだけど、背中までは届かないの・・・。
このホテル、本当にお客が居なくても、全室清掃・ベッドメイキングを
毎日するらしくて、さっきの男の子、今は向かいの部屋を掃除してる。
「ちょっと頼みがあるんだけど・・・」って言って、
「肩から背中が痛いから、これ塗ってくれない?」って頼んだの。
そしたら、彼、それを肩から背中に塗ってくれたまでは良かったんだけど、
凝っていて痛いんだと勘違いしたらしく、マッサージを始めてくれちゃった。
あ・・・誤解のないように、
はずむも彼も立ったまんまで、部屋のドアは全開。
後ろでは別のハウスキーパーの男の子が様子を眺めてる状況での行為よ。(*^_^*)
チップを渡して、ありがとうってお礼を言ったはずむ。
写真撮らせてもらえばよかった・・・。後悔。

12時になったので、荷物を下ろしチェックアウト。
最後の食事をとりにレストランへ。
ランチはじめてだけど、メニューは

トマトのチーズのせサラダ
鶏肉のコンソメスープ
牛肉のショウガ焼き風味
フルーツ盛り合わせ

だった。料金は夕食と同じ8$。

食事を終え、一通りみんなに挨拶すると、バスターミナルに送ってもらうために
フロントへ。
フロント担当の先生、本当にたくさんお世話してくださったけど、
最後に名刺を渡されて、
「このホテルは、本当にお客様が来てくださって初めて学生達のためになる
ホテルなんです。ぜひこれから先、シアヌークビルを訪れようとしているお友達が
いれば、紹介してください。」ってお願いされたわ。

ごめんね。Sくん

ホテルの車でバスターミナルまで送ってもらい、30分の待ち合わせでバス乗車。
行きよりも空いてて、快適。

DSC005911.jpg

DSC005921.jpg

このバスには運転手以外に乗務員の男の子が乗ってるんだけど
(下写真の立っている子)
このバス、ワイパーの調子が悪かったらしいのね。
途中休憩の時に、この子、気を利かせたつもりなのか、自分は直せるってところを
見せたかったのか、ワイパーを分解しちゃったの。
そしたら、逆に直らなくなったったらしくて、運転手さんに思いっきり
頭はたかれて叱られてた。
ちょっと可哀想だったわ。

さて、夕方にプノンペン到着。
ホテルにチェックイン。
今日もマッサージを勧められたので、お願いすることに。
その最中に、Sくんやって来た。
マッサージの1時間、待ちぼうけ状態。
プノンペンに着く前に電話してって言われてたから、バスの中から電話したんだけど、
ホテルについたらまた電話してってことだったから、
マッサージ終わったら電話しようと思ってたのよ。
なのに、それを待てずに来ちゃったらしい。
マッサージが終わってから降りていくと、ちょっと不機嫌にSくんが待ってた。
プノンペンに来始めてから、ずっとお友達のSくん。
でも・・・ぶっちゃけ言っちゃうと、彼がいるから、
はずむのプノンペンでの行動に制限がかかっちゃうことが、このところやけに多い。
とってもいい人だし、大切なお友達だとは思ってるんだけど・・・。
結局、なんか微妙にぎくしゃくしちゃって、彼とは今夜は夕食を食べに行くことも
なく、遊びに行くこともなく、ホテルで別れることに。
もしかしたら、もう会わないかも知れない・・・。
嫌いじゃないのにお別れって、ちょっと淋しいけど、
はずむはやっぱり、大切な旅の時間の中で、
必要以上に気を遣う相手と接したくないの。
ごめんね、Sくん。元気でね。

それにしても・・・。カンボジア、いいわ。
男関係、H関係は全然ないんだけど、かわいいって思う子がたくさんいる。
次はいつ来れるかしら・・・。
部屋で洗濯をし、テレビを見ながら荷物整理。
明日は7時に出発よ。
次はいよいよ、最終目的地、パタヤ。
どんな最後になるのかしら。

8月17日(金) 9日目

この夏2度目のパタヤへ

出国

朝5:30に目覚ましかけたけど、起きたのは5:45。
やっぱり、昨夜はなんだかんだで12:00過ぎまで起きてたわけで、無理もない。
6:30くらいまで荷物の最終確認をして、
朝食を食べにレストランへ。
フランスパン、食べおさめ。日本ではほとんど食べないけど、おいしいのよぉ。
その後すぐにチェックアウト。
余ったリエルを使い切り、足りない分は$で支払い。

道が結構混んでて、空港までは40分くらいかかった。

DSC005931.jpg

まだチェックインが始まってないので、外でタバコ吸ったり、トイレ行ったり・・・
ダラダラ過ごす。
ようやくチェックインの時間に。
今回の座席、5Fだって。
普通こんなに若い番号の席って、
国際線とかだとエコノミーじゃないから、めずらしい。
なんか、うれしい。
ソッコー出国審査をすませ、セキュリティーチェック。
ピンポンひっかかっちゃったけど、チェックの男の子、超かわいい。
ベルトのところで金属探知器反応しちゃって、
おもむろにシャツをたくし上げられた時は、
「アン」なんて、思わず声が出そうになっちゃったわ。
・・・バカでしょ?
せっかくだし、免税店で気になるモノがあれば買い物でもしようかなぁ・・・って
見て回ったけど、
本当に高いし、欲しいモノもない。
昔はお気に入りの喫煙所があったのに、前回来た時から、
なくなったったのよね・・・。
しかたないから、そのまま、買う気もないのにブラブラ店の中を歩き回り、
時間をつぶしたの。
さて・・・そろそろ搭乗時刻になるわって時になって、
ゲ。
前回は閉鎖されてた喫煙所。今回はまた再開してるわ。
知ってたら、こんなに時間もてあまさずに済んだのに・・・。
とりあえず一服させていただき、搭乗アナウンスが流れたので、飛行機へ。

DSC005941.jpg

飛行機は定刻に離陸し、定刻にバンコクに到着。
イミグレもスムーズ。朝早いモノね。
けど・・・
タクシーカウンターが激混み。
それでも10分程度で廻ってきたから、ま、いっか。
ところで、今日もパタヤまで1400Bだったんだけど、
今日は高速代を別に請求されたの。
高速代は別なの?それとも込み?
タクシーカウンターで受けとるチケットを読むと、
多分、高速代は別だと思うんだけど、
微妙にどっちともとれる記載がされてるのよね・・・。
ま、数十バーツの話だから、文句言うほどでもないけど。
ドライバーも、いい感じの人だったし。
ってか、あたしは爆睡。
今回のドライバー、パタヤをよく知ってるみたいで、ホテルまですんなり。
道が混んでたんで、2時間半で到着よ。

ただいま、パタヤ

約20日ぶりのパタヤ。
ソッコービーチへ行きたいところだけど、ちょっと遅いわね。
とりあえずは、和食が食べたくて、前回同様ロイヤルガーデンへ。
べにはなに行ってみたけど、食べたい!!って思うものなし。
超チャレンジャーだけど、前に行って大失敗した「OISHII」に
今日は行ってみた。
デリバリーの仕事してる子、超かわいい。
親子丼をオーダー。
決しておいしくはないし、中身も日本の親子丼とはかなり違う気もするけど、
味は親子丼らしい味。
ちょっと日本食の味を感じることができたっていうだけで、よしとすることにしたわ。
その後、久々にロイヤルガーデンでインターネットをし、街にお買い物に。
ちょっとしたお土産を買いたかったんだけど、今回も頑張ったわぁ~。
最初の言い値の半額以下。他の店で言われた値段の1/6で購入。
タイでのお買い物は、根気と努力ね。

パタヤの夜がやってくる

今夜は年始のパタヤでもご一緒したMさんと一緒に過ごせる予定。
Mさんは明日の夜便で帰国。
ギリギリ重なってラッキーだったわ。
7時、メールで約束してあったとおり、Mさんがはずむのホテルまで来てくださった。
お久しぶりですぅ。
二人でロイヤルガーデンへ。フードコートでお食事。
はずむはあんまりお腹すいてなくて、
でも、ピザ2枚(あ、誤解されそう。2切れね)と、アイスコーヒーを平らげた。
これで200B近いって、詐欺の気がするけど、ま、仕方ないわね。
その後、そのままボーイズタウンへ。
まずは・・・前回結局最後に挨拶できずに帰国しちゃった、「L」のJくんに会いに。
「なんで連絡してこないのさぁ」って言われたから、
「だって、ほれ、こうして会いに来れるんだから、連絡いらないでしょ」ってはずむ。
彼、はずむが今回戻ってくるのを、昨日だと勘違いしていたらしい。
今まさに美容院で髪をセットしてきたところだそうで、ばっちり決まってる。
Mさんはこの髪型が、あまり好きじゃないらしいんだけど、
はずむはけっこうお気に入り。若い子にしかできないものね。
言葉で説明するの、難しいんだけど・・・う~ん・・・鶏のとさか?
見事にツンツン立っちゃってる髪の毛。
思わず触りたくなっちゃうわ。
「でも・・・あんた、その頭でどうやって寝るのよ?」
はずむが聞くと、彼、言葉で答えるかわりに、横向いて寝る仕草。
その様子が可愛くて、思わず大笑い。
「最近、ちょっとかわいいと思う子がいると、大抵この頭してて
興ざめなんだよね・・・」ってMさん。
流行ってるのかしら?
はずむがトイレに行っている間に、MさんとJくん、Mさんのカメラの中に
入ってる写真をのぞき込んで、なにやら話し込んでる。
何、何?どうしたの?
実はね、Mさんには大切にしてる、Aくんっていう男の子がいるのね。
つい最近までBoyをやっていたんだけど、今は某ディスコでダンサーを
してるんだそう。
今回も彼に会いたかったんだけど、残念ながら、音信不通状態。
Mさんがつかんでる情報としては、
彼がなんだか交通事故にあって、けっこうひどいケガを負い、入院しているらしいの。
Mさんとしては、とぉぉぉっても心配で、できることなら会いたいと思って
いたんだけど、パタヤに来て、何人かの人に彼のことを聞いても、結局詳しい
ことがわからなかったらしいのね。
その彼を、ディスコ好きのJくんは、写真を見て、この子なら見たことがあるよって
いう話になり盛り上がっていたらしいのね。
Mさん、明日帰国しちゃう。できることなら、もしまだ入院してるのなら、
面会だけでもできるといいじゃない?
はずむ、ここでふとある考えが浮かんで、Jくんをつかみ、
「あんたさぁ、ディスコ、行きたいでしょ?」
って聞いた。
「うん、行きたい、行きたい。」
大喜びのJくん。
「じゃあさぁ、お願い聞いてくれる?今夜、このAくんの勤めてるっていう
ディスコに連れて行くから、あんた、そこの従業員に、Aくんの消息、聞いてよ。
何人かに聞けば分かるかも知れないじゃない?」
快く引き受けたJくん。あんた、やっぱりいいヤツね。
でも、ディスコは12時まわらないと行けないっていうので、
ここはひとまず、いったんJくんとはお別れし、はずむとMさんは
「B」(ここ、Mさん曰く、今一番カワイイ子がいるって話)、「D」とはしご。
Bは、確かに、Mさんの言うとおり、ちょっとかっこいい感じの子が多い。
けど、お店の中閑散としてて、ちょっとしたら、いい感じの子、
みんな私服に着替えて、ぞろぞろ出て行っちゃった。
なに?
はずむはどこだかのパーティーにでも、束で招集されたんじゃ?なんて
勝手に推測したんだけど、
お店を出たら、みんなで夕飯食べてる所に遭遇。
単にディナータイムだったのかしら?
「ここに座りなよ」って誘われたけど、
あんたたち、あたし達がそこに座った時点で、勘定までまわすつもりでしょ?
No, Thank you.よ。
次は「F」にでも行きましょうか?って話をしていたところで、
さっき別れたばかりのJが寄ってきた。
「どこいくの?」
「ん?次は『F』にでも行こうかな・・・って思ってるとこよ」
「じゃ、ボクも行く」
って、さっさと二人の前を歩き始めた。
「ボクも行くって、あんた。ママサンがそんなにフラフラ遊び歩いてていいの?
店ほったらかして」
「大丈夫、大丈夫」
ホントに我が道を行く、マイペンライな子だわ。この子。
でも、そういうところが気に入ってるんだけど。
かくして、3人そろって「F」に入店。
ここのボーイの一人が、Jくんのお友達だそうで、Jくん、そのボーイを、
しきりにMさんに勧めてる。
・・・あんた、人には「タイプ」ってものがあるのよ。
Jの店は、そろそろショータイム。
いくらなんでも、まだOFFもされてないママサンが、ショータイムに店に
いないのはまずいんじゃない?
Jくん、一度お店に戻ることにして、
はずむとMさんは、「D」にショーを見に。
ここ・・・ボーイがいない。
ってか、そもそも今日はパタヤのこの辺全体的に閑散としてる。
なんかね、今日はこの界隈、警察の手入れが入っているらしくて、
ボーイも客も、数が全然少ないの。
さっきJくんに聞いたら、IDを持ってない子?が来てないんだっていうし、
Mさんは誰だかに年齢の低い子が今日は出勤してないんだって聞いたらしい。
IDない子と年齢の低い子を引くと、こんなに人数いなくなっちゃうものなのかしら?
詳細はわからないけど、とにかく、今日はパタヤ、極端に人数が少ないの。
だからきっと、Jくんも暇だから、お仕事中にフラフラしてるのね。
けど・・・、ここは他の店の群を抜いてるわ。
いないの。ボーイ。ほんの数人。
はずむ達が入って行ったら、仕方ないからウエイターからママサンから、
店にいる人全員がステージに並んで座ったくらいよ。
そんな中・・・たまたま
昔OFFしたことのあるPくんっていう子がいて、席に呼んだ。
Mさんもちょっとカワイイ、日本語を少し話をするボーイ君を呼ぶ。
こんなに少ない客数でも、一応、ショータイムは始まった。
ここのショータイム、きれいだったわ。
ちょっと他の店のショートは一線を画すかも。
「昴」とか歌ってくれちゃって・・・。

ショーが終わると、それぞれボーイ君とお別れし、
再びJくんをOFFするために、「L」へ。
勝手知ったるマネージャー。店先で
「ママサン、OFFね」って話を進めてくれ、店先でOFF代払って連れ出した。

Thanks Jくん

3人でAくんがおつとめしている某ディスコへ。
Jくん、お店に着くとさっそく、いろんな人にAくんのことについて聞いてくれる。
確かに事故にあって入院したらしい。
はずむがトイレに行っている間に、Mさんの所に新情報が入ったそうで、
「あのね、なんだかよくわからないんだけど、あと数分待てって言うの。
入院している病院があと数分で連絡が入ってわかるってことなのかもしれないけど、
でも、なんか、あと数分待てば、本人が来るみたいにも聞こえたのよね・・・」
って、困惑顔のMさん。
その「数分」が経って現れたのは・・・
なんと、Aくん本人。
入院してたんだけど、すでに退院して、自宅療養しているらしい。
いやぁ~、良かったわ。帰国前にMさん、会えて。
でも、事故の怪我のあとが痛々しい。食べ物もきちんと食べられないらしくて、
Mさん、「随分やせちゃって・・・」って心配してる。
病み上がりのAくんをここにいさせても・・・ってことで、Mさん、
店にOFF代はらってAくんを連れ出すことに。
(自宅療養中の子を連れ出すのに、なぜにOFF代?って思わなくもないけど、
そこは仕方ない)

とにかくAくんの身に起こったことを、落ち着いてじっくり聞きたいってこと。
そうよねぇ。だって、Mさんもはずむも、Aくんの病院が分かったらお見舞いに
行って、何か力になれることがあれば相談にのる・・・ってとこまで考えていた
んだもの。
じゃ、Mさん、明日ビーチでお会いしましょ。
じっくりお話してね。

ってか・・・Jくん、あんた、今日は大活躍よ。
ちょっと真面目な顔して、「J.本当にありがとね」って言うと、思いっきり照れ笑い。
いいわ、いいわ。あたしったらディスコあんまり好きじゃないけど、
今日はあんたの好きにおし。

案の定・・・彼はそっちこっちに電話をし、午前2時をまわるころには、
2人しかいなかったテーブルは、5人の人間に膨れあがった。
はずむも、ディスコ嫌いだけど、今日はまんざらでもなく・・・。
結構楽しんではいたんだけど。
いかんせん、眠い。
だって、今日も早朝プノンペンを出発してきたんだもの。
Jくんに、
「J・・・悪いんだけど、はずむ、一足先に帰っていい?キミは友達ともう少し楽し
んだ後、部屋に来てくれればいいから」
って言ったんだけど、
「はずむ、怒ってるでしょ?」って尋ねるJくん。
怒ってないから・・・。怒る理由ないから。
彼は、自分がたくさん友達呼んじゃったから、はずむが機嫌を損ねていると
思っているらしい。
「ねぇ、マジで怒ってないから。ただ単に眠いのよ」
ってはずむがもう一度言うと、
「わかった。じゃ、ぼくも一緒に行く。」って。
あらら・・・。何も気にすることないのに。
けど、彼、特に嫌々って感じの表情じゃない。あなたがそうするって言うなら、
あたしは別に、拒否する理由ないしね。
友達連中は残して、はずむとJくんはディスコを出たの。
道を歩きながら
「あんた、バカね。いいって言ってるんだから、お友達と楽しくやってれば
いいのに」って言うと、
「いいの。いいの。今夜ははずむと帰るの」だって。
あ、そ。

部屋に戻って・・・。眠いからってのもあって、ソッコー戯れ。つかの間の時間。
終わるとJくん、再びディスコに戻りたい様子。
あんた・・・バカでしょ。だからそのままいなさいって言ったのに。
でも、いいわ。今日は大きな力も発揮してくれたし。
それに、はずむもじっくり独り寝したい。
チップを渡して、送り出したの。
いやぁ~眠い。
ベッドに入ったと同時に眠りに落ちたはずむです。


8月18日(土) 10日目

今度のパタヤは雨知らず?

ビーチへ

昨日、あんなに遅かったのに、9時過ぎに目を覚ます。
昨日普段あんまり飲まないクセして、ディスコでコーラ割りウイスキーの
飲みやすさにだまされ結構飲んじゃったもんだから、
勢い余って、Mさんの「何時にビーチに行きますか?」って問いかけに、
「9時頃には行きます」って答えちゃったのよね・・・。
Mさんはもう少し遅い時間に来るって話だったけど、
もし早く到着して探させちゃったら申し訳ない。
いずれにしてもはずむはビーチで長い時間過ごしたいし、
ソッコー、向かうことに。
いつもの海の家でコーヒーと水を頼み、
手のツメが結構のびちゃってたから、おばちゃんにマニキュアしてもらう。
マニキュアのあと、おばちゃんに、
「日本人のお友達が来るのね。もし見かけたら声かけて」って頼んでおいた。

しばらくして、おばちゃんに言われたらしく、若い子が
「あの人がお友達?」って言って、ちょっと離れたところを歩いている人を指さす。
けど・・・後ろ姿だし、遠すぎてわからない。
「多分、ちがうわ」って返事をしたんだけど、
少しして、戻ってきたその姿は、まさしくMさんだった。
「だから、さっき、あたしが教えたでしょうがぁ~」って、おばちゃん、怒ったふり。
ごめん、ごめん。

Mさん、昨夜は短い時間だったけど、きちんとAくんとお話できたって。
彼の体を気遣って、30分ほどお話してすぐ帰したらしい。
そういう優しさが、きっとAくんにも伝わってると思うわよ。Mさん。

あとは二人でいろいろお話しながらまったりと過ごすビーチの時間。
12時にお気に入りマッサージ君に会えた。
マッサージは後で・・・ってことで、他のお客さん探しに立ち去ったけど、
今日はあの子、時間を指定していかなかったわ。
おそらく、彼、ここでは結構売れっ子のマッサージ。
いつも会えばマッサージさせてくれるし、人より少し多くチップくれるし、
あたしったら、彼にとっては、都合のいいキープ君状態かも。
でも、いいんだもぉぉぉん。彼のキャラクターも、マッサージも、大好きだから。
Mさんにもお気に入りのマッサージくんがいるそうなんだけど、
その彼は姿が見えない。
今日最終日なのに・・・Mさん。
会えるといいわね。
お昼ご飯を食べた後、Mさん、トイレついでにマッサージ君を探しに行った。
運良く会えたらしく、2:00に予約してきたそう。
はずむのマッサージ君も、きっとそれくらいの時間になるんだろうな・・・って
思って、はずむは水着で海へ。
腰くらいの高さまで水に浸かって振り返ると、手を振る人影。
いやぁ~ん。Mさんったらぁ・・・なんて思って、
はずむも手を振り返したんだけど・・・。
あれ?二人いる?
よく見ると、はずむのイスに、マッサージ君が座って笑ってる。
あなたって、なんてタイミングが悪い人なのかしら・・・。
しょうがない。今入ったばかりの海から上がり、早速マッサージ。
すぐ後に、となりでMさんのマッサージも始まった。
気持ちいい時間。
ってか、あなたのマッサージ、やっぱりいいわぁ~。
あたしはずっと、あなたのキープ君のままでもよくってよ。

マッサージが終わると、今日帰国のMさん。
残念ながら、ホテルに戻らなくちゃいけない時間に。
今回もたくさん、楽しい思い出ができました。ありがとね。Mさん。
気をつけてお帰りください。

おっ買い物ぉ

さて、Mさんとお別れしたはずむは、まもなく自分もビーチを後にすることにした。
いったんホテルに戻って、荷物を置くと、
再び外へ。
あたし、未だBic CとLotusの区別が付かなくて・・・。
あ・・・頭の中にしっかりあのお店のマーク、ロゴは浮かぶわよ。
あのね、あそこにあったのはBic Cだっけ?それともLotusだっけ?ってのが、
時々混乱するの。
今日はお菓子類のお土産を買うために、大きなスーパーに行きたかったのね。
頭の中では「Bic Cに行きましょ」って思ってたの。
確かぁ・・・。大きなのがノースパタヤのあたりにあったわよねぇ。
でも、モトサイで行くと、結構かかるんだった。お金。
そんなことを考えてて、
「よし、とりあえずソンテウでノースまで行って、過去の記憶を頼りに
向かうことにしましょ。着けそうもなければ、そこでソンテウ降りて、
モトサイつかまえればいいんだもんね」
って結論に至り、ソンテウに乗り込んだの。
ソンテウがノースパタヤの端っこまで到達。
たしか・・・この辺りでVターン右折するのよね・・・。でも、このソンテウ、
ビーチ方面に行っちゃうかしら?なんて思ってたら、
偶然にも、はずむの思う方向に曲がってくれちゃったソンテウ。
おかげで、スーパーの真ん前で降りることができたあたし。
なんてラッキーなのかしら。
20B札出したらおつり来なかった。これは距離が距離だから仕方ない。
で、お店に入ろうと思って前を向いて・・・、初めて気付いた。
「あら、ここってBic Cじゃなくて、Lotusだったんだ・・・」
お店の名前はごっちゃになってたけど、とりあえず頭の中に描いていた
目的地に到達したわけです。
さぁ~て、お買い物。
名前は間違えてたけど、あたし、このスーパー、大好き。
ばかでかいオバケカートごろごろさせながら、
「どうやってあんな場所の品物とるのよ?」ってくらい高くまで並べてある
品物の間を歩くと、
何も買わなくても幸せな気持ちになって来ちゃう。
まず最初に目に付いた199Bのデッキシューズを2足買い、
あとはなんだかんだと、気が向くままに商品をカートに入れていく。
結局1時間くらいお店の中歩いてたかも。
ああでもない、こうでもない。あら、あれ安い。
まぁ、これって日本の方が安いわ・・・とか独り言言いながら。
最後に今夜のお夕食。
ご飯と焼き魚のパック詰めを購入。さらに帰りがけに、通路でカワイイ子が
売ってたウインナーを数本購入。
今夜はお部屋でお夕飯にするわ。

お店を出ると、モトサイのおっちゃんに捕まった。
60Bだって。
帰りはソンテウ、貸切になっちゃうだろうし、ここはバイクで帰ることに。
けど・・・。
調子に乗ってお買い物しちゃったから、スーパーの袋、4つにもなっちゃったのね。
気を利かせて、モトサイのおっちゃんがそのうち2つを受けとってくれ、
自分の足下に置いてくれたんだけど、
そっちの二つは軽い方よぉ・・・。(T_T)
両手に重い袋を持ったまま。モトサイの後ろでバランスとるのって、結構大変。
途中信号待ちの時に、二つの袋を左手にいっぺんに持って、
右手は座席の後ろを掴んでバランスとったんだけど
そしたら今度は、重い袋二つがはずむの左手の肉に食い込んで、痛い痛い。
じっと我慢の数分間だったの。
部屋にもどって、今買ってきたごはんとお魚、ソーセージでお夕飯。
お腹いっぱいになったら、なんだか眠くなっちゃって、
ベッドに横になってうとうと・・・。
気付いたら21:00になっていたので、夜の街に出かけることにしたの。

Pくん

まずは「T」へ。
あたしったら、起き抜けすぐ慌てて飛び出してきたから、
なんか、お店に入っても夢見心地。
タバコを1本すって、ようやく目が覚めてきたって感じ。
う~ん。。。今回のパタヤ、あんまり「おぉっっ!?」って感じの出逢いがない。
って言うか、
前回の旅行記でも書いたけど、パタヤ、おかしいわよ。
昨日の日記に書いたとおり、昨夜は警察の手入れが入るってことで、
ボーイズタウンはボーイもお客も、極端に少なかったんだけど、
それがなくても、
前回といい、今回と言い、パタヤ、なんだかとっても閑散としてる。

早々に「T」を出ると、Jちゃんに会いに「D」へ。
昨日はJちゃん居なかったから、久々の(って言っても、1ヶ月弱だけど)
再会になる。
「あらぁ~、おかえりなさいぃぃぃ」って迎えてもらって席に。
今日はこのバー、昨日が悲惨な状況だっただけに、
ボーイも通常どおりの人数なのに、随分華やかな印象。
そんな中、見た顔発見。
「あ!!」
前回の旅のパタヤ最終日に一緒に過ごしたPくんだった。
さっそく席に呼ぶ。
「ねぇ、あなた、昨日いなかったじゃない?どうしたの?」
「ん?台湾のお客さんに3日間OFFされて、バンコクに行ってたんだぁ。
今朝空港で見送りして帰ってきた。」
あら、そう。あんた、結構売れるのね。
しばらく話をしてたんだけど・・・。この子、やっぱりいいわ。
決してハンサムじゃないの。かといって、かわいいぃぃぃぃってタイプでもない。
落ち着いて他のバー廻れば、この子より見た感じいい子、いっぱいいると思う。
けどね・・・。はずむが昔大好きだった先輩にお顔がそっくりなのもあり、
甘え上手な年下弟的な顔と、ちょっとリードしたがるお兄ちゃん的な顔と、
そんな両方の雰囲気を併せ持っていることもあり、
お話してて楽しいのもあり・・・。
なんだか、みょぉぉぉぉにフィーリングが合うというか・・・。

「あんたさぁ、今日もしはずむがOFFしたら、一晩一緒に過ごせるの?」
「いいよぉ。」
「うそぉ。あんた、この前もそう言って、でも、夜中に帰ったわよ。」
デヘ。・・・笑ってごまかすPくん。
「でも、今日は本当だよぉ。」
「じゃあさぁ、あんた、1day、2day、3day・・・って一緒に過ごす?」
「OK。じゃ、ボク、はずむを空港まで送るね」

どこまで本気でどこから冗談かわからないような(お互いにね)
会話をしてたんだけど、結局、本日2軒目のバーにて、彼をOFF決定。
確か、前回もこの子をOFFした時って、
まだ夜も始まったばかりの時間帯だった気がする。
最近、Jくんもそうだし、この子もそうだし、
新しい子を探すよりも、リピートでOFFする子の方が多いわ。
気持ちの中では新しい子がいい!!って思っているんだけど・・・。なぜかしら。

『ニッポンアイニイクヨ』とお夕飯と・・・

Pくんを連れて、「L」へ。一応、Jくんとこに挨拶に行かないと、
あとで万が一バレた時に、どれだけ怒られるかわかったもんじゃない。(^^;)
ま、はずむとJくんは、別に特別な関係でもなんでもないんだけど、
だからこそ、逆に、「今夜はこの子と過ごすから、あなたと遊べないわ」って
言えちゃうのかもしれない。
それに、何かあると拗ねた顔してみたり、おどけてみたり、
そんなシチュエーションをお互いに楽しめる、近すぎず遠すぎずの距離。
その絶妙な距離が心地いい。
だからついつい、パタヤに来ると、このJくんに会いに通っちゃうんだわ、きっと。
Jくん、店の前にいて、はずむとPくんを見ると、
「どこ行くの?はずむぅ」って。
「どこも行かないわよ。お部屋に戻るわ」ってはずむが言うと、
「ディスコとか行くんじゃないだろうね・・・」ってJくん。
あんたって・・・。
あたしとPくんが夜を過ごすことには妬かないのに、
もしあたしとPくんが一緒にディスコに行ったら妬くのね・・・。
「行かないから。また明日来るから、待っててね。」
「OK。わかった。絶対な、はずむ。」
よかったわ。とりあえずお許しが出たらしい。(^o^)
ところで、ここでふと思い出したあたし。
「ねぇねぇ、Jくん、あなた、今タイで流行ってる、タイポップスなのに
日本語の歌詞の歌、知らない?」
「日本語の歌詞?」
「そう。確かねぇ、『ニッポン行きたいぃ~(超いい加減な記憶だわ、あたし)』
とかいう歌詞で、二人組の男の子が歌ってるのよねぇ。」
前回の旅の後、この曲が日本の女子バレー応援のために、ジャニーズの誰だかと
ユニット組んでたタイ人の子が歌ってるってことまで分かったんだけど、
調べたはずの、この子達の名前、忘れちゃったのよ。
「誰だ?誰だ???」って、お店の前にいる人たちで話し合いが始まった。
「あのね・・・。なんだっけ?確か、Wolfとなんとかって・・・」
そうはずむが言った瞬間、Jくんが「あぁ~」って声を上げた。
「コーファイ、ナ」
はずむにはそう聞こえたんだけど、実は、カタカナで書けば「ゴルマイ」、
Golf & Mike
っていう二人組なんだそう。
っていうか・・・アタシの記憶力って・・・。誰よ、Wolfって。
それに、よく分かったわね。Jくん。はずむのまったくいい加減な歌詞の歌と、
「Wolf」ってただ「綴りが似てる」ってだけの単語から・・・。
「あたし、そのCD欲しいのよね・・・。」
はずむがそう言うと、JくんがPくんに何か言い、
「はずむ、まだ市場の方でCD買えるから、これからPと行って買っておいでよ」
って。
PくんにCD屋に連れてくように言ってくれたらしいわ。
じゃ・・・ってことで、二人でCD屋さんに向かうことに。

買っちゃいましたぁ~!!CD。199B。

gmcdtk6[1]

ちなみに、まだご存じない方のために、全編日本語の歌詞、紹介しますね。

地図なら 数センチも遠くて 身悶えする
手書きの エアメールを 読むたび声聞きたい
Ah 異国の街
ねぇ 何してるの?
Ah 抱きしめたい
ニッポン アイニイクヨ

空を飛べるなら 今すぐに会えるのに
こんな思い抱かせるのは
あなただけよ あなただけよ
アナタ ニッポン アイニイクヨ

夢なら 目の前でも 目覚めて 海の向こう
写真の笑顔見て 夜空に話しかける
Ah 異国の街
ねぇ 愛追いかけ
Ah 抱きしめたい
ニッポン アイニイクヨ

もしも望むなら この命差し出せる
こんな思いささげるのは
あなただけよ あなただけよ
アナタ ニッポン アイニイクヨ

求め合う心なら ロミオとジュリエット
変わらない心なら もうすぐ会える

涙枯れるほど 願うほど 痛くなる
こんな傷 癒せるのは
あなただけよ あなただけよ

もしも望むなら この命差し出せる
こんな思いささげるのは
あなただけよ あなただけよ

空を飛べるなら 今すぐに逢えるのに
こんな思い抱かせるのは
あなただけよ あなただけよ
アナタ ニッポン アイシテイルヨ


なんか・・・、妙にいいのよね。この歌。
特に、すっごぉぉぉく日本語上手に歌ってるんだけど、
「し」の発音だけは、どうしても苦手みたいで、
途中でも「し」はどうしても「ち」になっちゃうらしい。
最後の最後、超かっこよく決まるはずのところで、
「アイチテイルヨ」
になっちゃうところとか、すっごぉぉぉぉい可愛くて、最高よ。
帰国してから、車で毎日聞いてるんだけど。
タイ語バージョンも収録されてるんで、歌えるようになりたいわ。

さて、お買い物の目的は達したあたし。
帰りがけに7・11に寄ったのね。二人で。
「何か必要なものがあれば買っていいよ」って言ったら、
Pくんったら、パンとか買おうとしてる。
「あなた、お腹空いてるの?」って聞いたら、
朝から何も食べてないそう。
なによ。だったらそう言えばいいのに。
はずむはあんまりお腹すいてないんだけど、とりあえずごはんを食べに行くことに。
名前忘れちゃったけど、ロイヤルガーデンの近くにある、中華系のレストラン。
・・・いやぁ~、頼む、頼む。
はずむも、お仕事帰り、お腹空かせてコンビニとか行っちゃうと、
絶対食べきれないでしょ・・・って自分つっこみ入れちゃうくらい
買い物しちゃうけど、今の彼、その状況。
ここ、けっこういいお値段するんだけど、
400Bのお魚丸揚げ?とかも頼んじゃって、結局それはお腹一杯で食べられず。
発泡スチロールのお皿に包んでもらってお持ち帰り。
あんた、それ、いったいいつ食べるつもりなのよ?
まぁ、いいわ。満足なら。



お部屋に戻り、今夜もしばらく、「指さし会話帳」広げて
ベッドの上でお話タイムの二人。
Pくん、あんまり英語得意じゃないから、はずむにタイ語を話させようと必死。
はずむもタイ語のいいお勉強になるから、それはそれで嬉しい。
前回この本を使ってお話してから、彼、この「指さし会話帳」が大のお気に入り。
けど・・・
彼にとってはこの本の使い勝手、決してよくないのよね。
絵がついてるページでなら、比較的探しやすいでしょうけど、
後ろの方についてる単語帳。
日本語の五十音順に言葉が並んでるのに、
そこから言いたいことを探そうとするから、なかなか見つからない。
「ねぇ、ねぇ、はずむぅ。この本どこで買ったの?」
「ん?日本よ。でも、タイでも売ってるところあるわ。」
「ねぇ、これさぁ、日本語→タイ語じゃなくて、タイ語→日本語は売ってないの?」
そうだよねぇ・・・。
タイ語→日本語があったら、便利よねぇ。
誰か作ってくれないかしら・・・。作ってくれたら、あたし、大量に買い占めて、
ボーイ君と会うたびに配って、売り上げに貢献してあげるのにぃ。

そうしてしばらく話をしてたんだけど、そのうち妖しい雰囲気に・・・。
彼・・・けっこうはずむ好みの・・・。
いや、これ以上はやめておくわ。
ちょっとこのサイトの雰囲気にそぐわない発言を連発してしまいそうだから。(*^_^*)

午前3時。はずむはもう、眠気限界。
今夜は彼、ホントに泊まって行くつもりらしい。
っていうか、さっきのバーでの話は本気の話となっており、
マジで明後日は、はずむを空港まで送ってくれるつもりになってるみたい。
嬉しいような、困っちゃうような・・・。
どうなることかしら。ってか、そうなった場合、
Jくん、今度こそホントに妬かないかしら。。。心配よ。
「はずむ、眠いの?ボクもう少しテレビ観てていい?」ってPくん。
彼、テレビ大好きみたい。
「いいよ」ってあたし、ちゃんと返事したかしら・・・?
そのままとっても幸せな気分で、はずむは眠りに落ちたのでした。


8月19日(日) 11日目

パタヤ最終日

Pくんとビーチ

目覚ましをかけずに寝たので、目がさめたのは10時過ぎ。
Pくん、となりでぐっすり。
けど、はずむが起きてごそごそ、ベッドにもどってごそごそしてたもんだから、
なんとなく起き出して、
朝からベッドの中・・・。
いやぁ、久々だわ。朝から起き抜けになんて・・・。
その後、はずむはシャワーへ。
さっぱりしてバスルームを出てきたはずむの目に映ったモノは、
昨日お持ち帰りしたお魚をほおばるPくん。
あんた、若いわね。起き抜けにそんな脂っこいモノ。
律儀というか、ナンというか・・・。

しばらくダラダラした後、
二人でソンテウに乗り、ビーチへ。
一人で来ても、特に何するわけでもないビーチ。二人で来ても、
特に何するわけでもないことにかわりはない。
昨日から指さし会話帳がお気に入りのPくんは、
パラパラページをめくり、何か言いたいことができると、
まさに指さし会話。
あんた、その本使うのもいいけど、
それほど英語話せないわけじゃないでしょ?
楽しいけど。
マッサージ君がやってきて、はずむとPくんにご挨拶。
そっかぁ・・・。あなたとも今日でしばらくお別れなのねぇ。
2時にマッサージの予約をしたの。
って言うか・・・
ボーイ君とビーチなんて、どれくらいぶりかしら。
特別なことなんて何もないんだけど、横を向くとカワイイ笑顔があるって、
やっぱいいわね。
「ねぇ、ねぇ、Pくん。今夜さぁ、Jくんの所にも行かないと。」
ってP君に言うと、彼、ちょっと考えた後、
「ねぇ、はずむ。だったらさぁ、今夜三人で夕ご飯食べようよ。
その後はボク、Jくんがはずむと部屋に行くなら、閉店までお店に行ってもいいし」
って、なかなか気を利かせたことを言ってくれちゃう。
うん・・・。それもいいかも。けど・・・あんた、昨日の勢いで、また、
400Bの魚とか頼んじゃうんじゃないでしょうね・・・。
はずむの心を読んだのか、Pくん、
「ボク、いいお店知ってるよ。タイ音楽の生演奏とかあるし、安いんだよ。
1皿100Bちょっと」
あんた、ホントに気遣いが良くできる子ね。
そう言えば、今部屋を出てくるときにも、机の上をきれいに片づけて出てきたよね。
「わかったわ。じゃ、そうしましょ。ってか、あんたが電話してくれた方が早いと
思うから、Jくんに電話して」
さっそくPくんにJくんへ電話をしてもらった。
Jくん、承諾したらしい。
電話を切った後、
「あ、はずむにかわればよかったね。ごめんごめん」だって。
いいわよ。別に。
けど、何度も言うけど、あんた、ホントに気遣い出来る子だわ。
今日はPくん、朝から魚なんか食べちゃったから、あんまりお腹空いてない様子。
はずむも、みんなで夕食食べるって決めたんで、
こっち来て少食になってるから、お昼は食べないことに。
でも・・・ちょっとお腹は空いたわ。
ちょうどやって来たフライ屋さん(わかるかしら?)から、
春巻きとエビフライと鶏の唐揚げを100Bで購入。
すると、隣に座ってたファランのおじさんが、
「そのエビフライ、すっごい大きく見えるのに、中のエビはこんなに小さいんだ」
って、指で大きさを示して話しかけてきた。
Pくんがさっそくエビフライの衣をとると、ほんとにかわいらしいエビ。
「今日の朝食べた魚も衣ばっかり多くて、一緒だよ。はずむ」って。
あら、そう言えばあんた、今朝の魚も油で揚げたやつだったわね。
そんなに油っぽいものばっかりたべて、大丈夫?
教えてくれたおじちゃんに、「1つどうですか?」って勧めてるPくん。
あんたって、おもしろい子ね。
そんなことをしていると、マッサージ君がやってきた。
あら?もう2時?早いわね・・・。
1時間のマッサージ。
ホント、この子のマッサージ、気持ちいいわ。
次に来たときも会えるかなぁ?
「明日の早朝に帰っちゃうのよ。来れるとしたら年末・年始だわ。また会おうね」
「うん。待ってるよ」
旅もこの段階に来ると、「またね」「元気でね」って言葉を
口にしなくちゃいけないことが増える。
なんだか、淋しい。
マッサージが終わり、しばらく海を眺めてた。
浜辺ではビーチバレーに興じる男の子達。
一人かわいい子、発見。目の保養。
けど・・・
時刻は16:00。太陽がどんどんオレンジ色になり、夕方の時刻が近付いて
きたのがわかる。
海の家を出ることに。
会計のおじちゃんが、「また明日ね」って。
「もうね、日本に帰るのよ。また来るからね」って言うと、
「おぉ、そうかぁ。待ってるよ」って言ってくれる。
それをそばで聞いてた、いつも世話を焼いてくれたお兄ちゃんも、
「またね!!」って笑顔で手を振ってくれた。
・・・淋しいわ。

ホテルに到着。
はずむはレセプションのお兄ちゃんに、明日の車の予約の確認。
明日・・・ってか、今夜?今夜が明ける時間???3時に空港に向けて出発なのね。
いつもは帰りのタクシー、町中のタクシー斡旋所?で頼むんだけど、
もし万が一車来なかったら、大騒ぎでしょ?
「どうなってんのよ!!」って抗議しようにも、
そのカウンターが明け方3時に営業してるとは思えない。
だからね、ホテルの車を頼むことにしたの。
ホテルにチェックインするときにお願いしたら、空港まで1700Bだって。
たっけぇ~。
でも、来るときにおよそ1400Bでしょ?
300Bは安心料として仕方ないかな・・・って思って、予約したのよ。
けど・・・
レセプションのお兄ちゃん、「予約、入ってません・・・」って返事。
ゲ!!
安心じゃなかったわ。
これじゃ、外で予約する車より、ここで予約する車の方が怪しいかも・・・。
「困るのよ。早朝の車だから。今から大丈夫?」って聞くと、
「では今すぐ手配をして、後ほどお部屋にお電話します」だって。
・・・頼むわよ、あんた。

部屋に戻ったけど、Pくんは着替えてくるっていうことで、
いったん自分のお部屋に戻った。
Jくん、Pくん、はずむの3人は、18:30にロビーで落ち合うことに。
はずむは荷物のパッキングに日記書き。
フロントからの電話が鳴った。
「お客様、車はいつ必要なんでしたっけ?」
「明日の朝3時よ」
「それは、今夜の3時っていう意味ですか?」
笑っちゃった。確かに、今夜の3時だわね。
「その通りよ。大丈夫なの?」
「はい。大丈夫です。予約を入れておきましたので、ご安心ください。」
この男、最低な従業員の揃ったこのホテルにしては、けっこういい感じかも。
助かったわ。ありがとう。予約落としたのはあなたの責任じゃないものね。

1時間30分ほどの時間は、そんなことをしていたら、あっと言う間に過ぎちゃった。
さ、最後の夜ね。ボーイを探す夜にはならなそうだけど、
素敵な夜にしたいわ。

お夕飯

18:30にロビーに降りたはずむ。
けど。。。二人とも来てない。
Pくん、時刻をタイ語ではずむに言ったのね。
あたし、聞き間違えたかしら・・・って不安に。
ま、来れば電話するか、直接部屋にくるでしょ・・・って思って、
いったん部屋に戻ったんだけど、部屋に戻っても、することないし。
再びロビーに降りたら、18:40、10分遅れて、まずはPくん登場。
JくんからPくんに電話が入ったらしく、Jくんは今シャワーを浴びてるから、
さらに遅れてくるらしい。
仕方ないから、ロビーのイスに腰掛け、待つことに。
ホテルの玄関からガードマンくんが見える。
あ、忘れてた。書くの!!
あのね、あれ?あたし、どこかで書いたっけ?まだ書いてないわよね???
あのねぇぇぇ!!はずむの大好きな、このホテルを利用する理由ベスト3に
入るような存在だった、いとしの王子様、ガードマン君がいなくなっちゃったの。
このホテル。
7月に来た時も、今回も、まったく姿が見えない。
やめちゃったのかしら・・・。
いやぁ~ん。
誰か、聞いてくれないかなぁ・・・。どこに行っちゃったのか。
Jくんにでも聞いてもらえばよかったぁ・・・。

Pくんがはずむに、
「車は大丈夫だった?」って聞く。
もし車がホテルで手配できないようだったら、
Pくんが知り合いを通じて車を手配してくれるって言ってたの。
「大丈夫だったよ。」
って返事をすると、Pくんが、
「ねぇ、はずむ。その車、ホテルに戻ってくるんでしょ?ボクそれに乗って
帰ってこれるかなぁ?」って聞くの。
ん?・・・あ、そうかぁ。確かにそうね。
「あんた、はずむと会う前、台湾のお客さんとバンコクにいたんだわよね?
その時、どうやって帰ってきたの?」
「バスで帰ってきたよ。でも、空港からバスに乗るときも、パタヤで降りてからも、
けっこう遠いんだぁ。」
確かに。
空港まで送ってくれるなら、
帰りのタクシー代くらい出してあげなきゃよねぇ・・・って思ってたはずむ。
けど、そしたら、さらに1500Bかかっちゃうってことよねぇ。
それよか、行く車に乗って帰ってきてもらった方が、多少追加料金が出てもいいかも。
「Pくん、あんた、賢いわ。ねぇ、あそのこお兄ちゃんが予約してくれたから、
聞いてらっしゃいよ」って、
Pくんに、聞きに行ってもらったの。
しばらくして戻ってきたPくん。
「大丈夫だって。往復で2000Bだって言ってたよ。」
「そう。良かったわ」
2000Bだったら、随分安上がり。
「ねぇ、ところではずむ、明日って何時にホテルを出るの?」
「え?言ったじゃない。3時よ。」
それを聞いて、Pくん、笑い出す。・・・何よ、あんた?
この人、出発は午前9時だと、勝手に勘違いしていたみたい。今フロントの彼と
話をする中で、
「大丈夫。3時にきちんと予約入ってるよ」
って言われたらしくて、びっくりして戻ってきたんだって。
あんた・・・人の話はきちんと聞いてなさい。
「朝早いわよ。あんた、大丈夫?」
「大丈夫!!絶対に送る!!」って、彼。
あら、そう。嬉しいけど、残ったバーツをそのまま渡す・・・なんてことは
しないから、期待しないでね。

それにしても・・・Jくん、遅くない?
Pくんがもう一度電話をすると、あと5分で着くって返事らしい。
「はずむ、Jが来たら、『マー・チャー(遅いよぉ)』って言いなね。」って
いたずらっぽく笑う。
あんた、自分だって遅刻したくせにぃ。
けど、当然、5分後に到着したJくんに向かって、
「J、マー・チャー ナ」って言って差し上げました。
となりで嬉しそうに笑うPくん。
当の本人、Jくんは、
「はずむ、今日ね、ボク、バレーボールやって来たんだよぉ」って、
遅刻の理由なのか、話をそらしてるのか、微妙な話題をふってくる。
いいわ、いいわ。さ、ご飯食べに行きましょ。
道に出てPくんがソンテウをひろい、運ちゃんに行き先を告げる。・・・で、
なんだか困った顔をこっちに向けた。
「なんだよ?」って感じで、Jくんが話を聞きに行く。
なんだか少しやりとりがあった後、結局このソンテウに乗ることに。
どうやら、貸切でしかも距離があるから、150Bになるって言われて、
料金のことで交渉してたんだけど、
結局、実際お店は離れた場所にあるし、それで行くことにしたって感じみたい。
いいわよ。別に。ちょっと高いけど、最終日だし。
お店は、よく地理が分からないんだけど、おそらくバスターミナルの少し先?
雰囲気のいい屋外レストラン。
ビールで乾杯をして、おいしく夕飯をいただいた。
この3人で食事をするとは思いもしなかったけど、
JくんとPくんの雰囲気も悪くないし、楽しいわ。
Pくん、生牡蠣が好きみたいで、昨日も中華料理屋で注文してたけど、
今日も5つくらい頼んでる。

昨日の中華料理店でのPくんとはずむの会話。
「はずむ、スペ●マってわかる?」
最初、聞き取れなかったけど、何度か聞いたらわかった。
・・・あんた、なんで食事中にそんな話題?
「知ってるよ。」
「これ食べるとね、いっぱい出るんだよぉ。へへへ」
「あら、そう・・・。」

今日も彼、たらふく食べて、一杯精製するつもりらしいわ。(爆)
一方、Jくんは苦手みたい。生牡蠣。
たべないと損だと思ったのか、どうなのか、1つだけ手をつけてたけど、
もう、2つ目には手を出さなかったわ。
はずむはと言うと・・・
これ、けっこうプリプリに太った牡蠣で、おいしそう。
はずむも食べたいのは山々なんだけど、タイで生ものは・・・さすがに・・・。
しかも牡蠣。あたったら、明日飛行機で帰れないわ。

ウエイターが間違って運んできた料理を食べちゃって大騒ぎになったり、
途中入ってきた20人のファランツアー客の騒がしさに、3人そろって顔しかめたり、
グラスが空になってもビールを注ぎにこないウエイターに怒って、
Jくん手酌でガバガバいっちゃったり・・・。
そんなこんなで、楽しい夕食は終了。
お会計の時間。
はずむ、全然メニュー見てないから、いくらなのか、予想が付かない。
Jくんが、
「ねぇ、ねぇ、みんなでいくらくらいか当てっこしようよ」って、
かわいい提案をする。
いいわよ。
「ボクはね・・・う~ん。1500B」とJくん。
それを聞いたPくんがニヤニヤ。
「そんなにしないよ。1200B」
そうよね。だって、あなた、ここは安いんだって選んだんだものね
「じゃ、はずむはまんなかとって、1350B」
結果は・・・Jくん勝利。1500Bだったの。
う~ん・・・けっこういい値段ね。
でも、値段分以上に、素敵なディナーになったかもしれないわ。
Pくんお勧めのタイミュージックのライブは時間の関係で聞けなかったけど。

え?えぇぇぇぇぇっっっ!?

ソンテウに乗ってボーイズタウンへ。
帰りのソンテウは100Bだったわ。
まず、「L」へ。
「はずむ、OFF代500Bちょうだい」ってJくん。
彼、今ママサンだから、オフ代も高いのよね。わかったわ。あんた、
自分で払ってきてね。
Jくんをバーに行かせて、はずむとPくんは「D」へ。
PくんのOFF代を払わなきゃいけないし、Jちゃんにお別れのあいさつしなくちゃ
いけないしね。
お店に入ると、なんだか訳分からず、ボトルを入れさせられそうになる。
「1000Bでいいよ」みたいな。
ってか、いらないから。
結局、Jちゃん、マネージャー、Jくん、Pくん、はずむで
お別れの杯。
結局、ボトルを入れたより入れるより高くついたわ。

さ、そろそろ帰らないと、出発前に少しは寝なくちゃいけないし。
JくんとPくん二人、どうしたものかしら・・・って考えてたら、
はずむが何も言わないのに、二人ともはずむがそろそろ出ようとしているのを見て、
店を出る支度を始めた。
ん?
Jくんがトイレに立ったすきに、Pくんに聞くとね・・・、
今日の昼間の時点で、はずむとPくんの間では、
今夜もしJくんがはずむと一緒に部屋に行きたがったら、
Pくんはお店で待っていて、Jくんとお部屋に戻り、
どうせ彼は、はずむの部屋で朝まで・・・ってことはないと思うから、
Jくんが帰ってから、Pくんがはずむの部屋に来て、
一緒に空港まで行こうって話になってたの。
Pくんも可愛いけど、Jくんもここ数年、はずむの大切な子だから。
Pくんが気を遣って、「そうしよう」って自ら提案してくれたのよ。
でも・・・、いつの間にかJくんとPくん、意気投合しちゃったらしくて、
今日は一緒にはずむの部屋に行って、
明日ははずむを一緒に空港まで送ろうって話になってるらしい。
あら、そう・・・って、え?
えぇぇぇぇっっ!?
ちょっと、まって?一緒に部屋にって・・・?
トイレから戻ってきたJくんに
「明日空港まで送ってくれるの?」って聞いたら、うんって。
「んでもって、今日はこのあと3人でホテルに戻るの?」って聞いたら、
またうんって。
「あのさぁ、あたしとJくん、二人で部屋に行ってもいいのよ。
Pくんは待ってくれるから」って言うと、
「いいの。一緒に行く」って彼・・・。
Jくんが空港まで送ってくれることになったことは嬉しいし、
今夜は最後の夜。せっかくだから、Pくんだけじゃなく、
Jくんとも一緒に過ごす時間は欲しい。
けど・・・一緒に???
はずむの動揺をよそに、Jくん、Pくんの二人は、とっとと先を歩いていく。
・・・。
ま、いっか。たまにはこういう経験も。
それに、3人でホテルに戻るって言ったって、
ただお話して、仮眠をとって、バンコクに向かうことになるかもしれないものね。
ちょっと恥ずかしかったけど、二人の男の子をつれて、
フロントでカギをうけとり、部屋に戻ったの。
さ・・・どうなることかと思いきや、
まずはPくんがとっとと服を脱ぎ捨ててシャワーへ。
Pくんが戻ってくると、今度はJくんが、
「はずむ、シャワー浴びておいでよ」って。
はずむが戻ると、今度はJくんがシャワーへ・・・。
あとは・・・ご想像におまかせしますわ。(*^_^*)
いやぁ~、すごかった。

8月20日(月) 12日目

帰国

ありがとう、Pくん、Jくん

さて・・・(日付がここで変わったので、何もなかったように旅行記を続けるはずむ)
時刻は1:00。
今日はPくんのバーのウエイター(Pくんの仲良し)がお誕生日なんだって。
だから、部屋に来る前に、彼から、
「一度バーに戻って、パーティーに参加していい?」って聞かれてたのね。
さっきバーを出る前に、
そのお誕生日のウエイター君が店に入ってきてね、
お誕生日の時はお客さんとしてお店に来て、
ボトルを入れる約束?になってるらしく、
従業員全員から祝福だかヤジだかわからない声かけられてたから、
Pくんの言葉に嘘はないらしい。
いや、別に嘘なら嘘でもいいんだけど。
Pくんの名誉のために。
んでもって、JくんはJくんで、
今日もお気に入りのディスコで、なんだかの仲間内の集まりがあるそうで、
一度そっちに顔を出したいって言ってたの。
この子は、嘘もつかないかわりに、
何もかも開けっぴろげだから、言葉のまんまって感じ。事実であるに決まってる。(^^;)
はずむも、最後の荷物確認したいし、
日記も書いたりしたい。
ちょうどいいと思って、二人ともに
「いいよ。気にせず行っておいで」って言ってあったの。
で、とりあえず「こと」を終え、二人とも出かける時間。
Jくん、
「じゃ、はずむ、行ってくるから、ボクの分のチップちょうだい」って。
・・・この子って。
そのお金でディスコで大盤振る舞いでもしてくるつもりなのかしら?
はいはい、って、今宵の分のチップを差し上げる。
ここでお札を数えようものなら、あたしはこの子を嫌いになっちゃうと思うんだけど、
そう言うことは絶対しない彼。
「じゃ、行ってくるね!!2:30には戻ってくるから、カギ開けてよ。」って、
無邪気に出て行った。
一方、Pくん。
「Pくんも行かなくていいの?」って聞くと、
「やっぱり、ボクはいい」って、彼。
「はずむ、出発前に少しでも寝ておいた方がいいよ。一緒に寝よ」だって。
いやぁ~ん。あなたって、なんてかわいいの!?
2:00に目覚ましをセットして、
ベッドで二人、
寝てんだか、起きてんだかわかんないようなまどろみ状態で、
最後の余韻に浸ったのでした。

さて・・・。つかの間の睡眠だったけど、
目覚ましにたたき起こされ起床。
Pくんはまだ夢の中。
可哀想だから、少しでも長く寝かせてあげようと思って起こさずにいたんだけど、
やっぱり起きちゃった。
ごめんね。大丈夫?
2:15になると、Jくんが戻ってきた。
・・・酔っぱらってる。ベッドに大の字に横になって、ご機嫌。
「ねぇ、Jくん、無理してバンコクまで行かなくてもいいよ。」って言うと、
「大丈夫!!」って。
ホントに大丈夫かしら・・・。
3人とも順番に、出発前のシャワー。
2:40には電話が鳴り、タクシーの準備が出来たとの連絡が入った。
いよいよ帰るんだわ・・・。
チェックアウトをし、タクシーに乗り込んだ。
タクシーの中、Jくんは助手席で爆睡。
Pくんとはずむは後部座席。
Pくんは、自分も眠いだろうに、ずっと手を握っていてくれて、
はずむに
「寝てていいよ。ボクの肩に頭のせて寝れば?」みたいに、気を遣ってくれる。
あなたに出逢えて、今回のパタヤは、とっても楽しかったわ。
その上さらに、
こんな風に最後の最後まで、はずむに素敵な気持ちを味わわせてくれて・・・。
本当にありがとね。

空港には5時少し前に到着。
車には駐車場で待っていてもらって、3人で出国ロビーへ。
ここでもPくん、はずむのスーツケースを率先して運んでくれる。
でも・・・まだチェックインが始まってない。
8:15のフライトなんだから、まだ3時間以上前。
始まってなくても無理もないわね。
さぁ、どうしよう。
何か食べようか?って聞いてみたけど、いらないって言う二人。
車もあんまり長く待たせられないわよねぇ。
どうしよう、どうしよう・・・って思ってる間に、
幸い、5:15にチェックインカウンターが開いた。
早速チェックイン。
でも・・・まだ3時間前。
本当なら、送ってもらったんだから、あの出国審査の入り口あたりで、
「本当にありがとう。またね。元気でね」みたいに別れの挨拶をかわし、
はずむがイミグレの方へ消えていく・・・って感じで
お別れしたいところなんだけど、
あたしもこんなに早く出国しちゃっても、時間もてあましちゃう。
結局、
「もう、ここでいいわ。ありがとう」って
はずむが逆に、車に戻るJくんとPくんを、空港の出口まで見送ることに。
Jくん、あんなに勝手気ままな男なのに、
最後はきちんと、ワイで送ってくれた。
Pくんは、耳元で、「メールするね」って。
Pくんには今日までの分のチップを渡す。
彼も数えることをしない。そのままポケットにしまった。
Jくんにはディスコに行く前に渡してあるけど・・・って言うか、
奪われてるけど(笑)
空港まで送ってくれた分、さらに少しだけ。

なんか・・・本当にただ空港まで来ただけね。二人。
わざわざ眠いのを我慢して・・・。
ごめんね。でも、本当に嬉しかった。ありがとう。

出国

二人とお別れすると、はずむは2Fのスタバへ。
「BANGKOK」って文字とイラストの入ったマグカップが売ってるのを、
カンボジアに行くときに見つけてたから、
それを購入。
その後、別の店で朝食。
250Bもかかった。
日本みたい・・・。
搭乗時刻の1時間前になったので、出国審査へ。
タバコを買って、搭乗ゲートに向かった。
バンコク空港って、最近、このゲートに入る直前、
X線検査をする前に、
カバンの中を見せるチェックがあるの、
最近訪タイされたみなさんなら、ご存知でしょ?
ここの職員(ほとんど女)、なんか、超横柄だと思うの、あたしだけかしら?
はずむの並んだ隣の列の女職員なんか、特に最悪だった。
インドか中東の乗客が、なんだか山ほど液体の品物をカバンの中に入れてたのね。
このご時世、
分かり切ってるんだから、それでもカバンにそんなに液体を入れてる
彼も彼だけど、
なんだか不機嫌そうに、あからさまにめんどう臭そうに仕事してるこのバカ女、
どうかと思うわ・・・。
超感じ悪い。
はずむの列の女性は、まぁ、愛想はよくないけど、
最低限の礼儀は心得てたし、
1つ目のカバンの中確認したら、
2つ目のカバンについては、「液体物は入ってないですね?」って、
口頭質問だけで済んだ。

1番ゲートの喫煙所でタバコ。
時間ちょっと前になったんで、ゲートに行ったら、もうほぼ乗客の搭乗が終わってた。
なんで?
急ぎ足で搭乗。
今回ね、ANAだったから、予約時に座席指定をしてあったんだけど、
今日チェックインしたら、座席が変わってたの。
お気に入りの窓側であることは変わらなかったんだけど、座席番号が
随分若くなってた。
機材の変更でもあって、座席も変わったのかしら・・・って不思議だったんだけど、
乗り込んでみたら、その座席、プレミアエコノミーだった。
これもアップグレードって言うのかしら?
座席広いし、快適だったわ。
はずむ以外にも、同じようにそういう客がいたらしいから、
何かの都合で、エコノミーが足りなくなったのかしら・・・。
ラッキー。

機内では食事以外は爆睡。だから、退屈することもなかったわ。
飛行機は定刻より10分遅れて成田に着陸。
はずむの街まで行くバスの時間までは2時間の時間があったから、
展望デッキに出て、少し飛行機を眺めてた。
これから世界のいろいろな場所に飛び立っていく、飛行機達。
次にはずむが、あの中の1機に乗って旅立つのはいつかしら・・・。
その日が来るまで、またお仕事頑張ろうって心に誓ったはずむです。



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