はずむのトラベルランド
◇◇◇ゲイに関する記述がありますので、不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください◇◇『旅』、特に東南アジアをこよなく愛す、なのに、なぜかまったくアジアとは関係のないある国のある町で、ただいま海外生活1年目・・・の「はずむ」のブログです。


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旅行大好きなはずむのブログです。ずっと東南アジア、特にタイ・ラオス・カンボジアを好んで旅して来ましたが、なぜか今は、まったく違う、日本から遠く離れたある国のある町で生活中。日常の生活で見たもの、感じたことを、みなさんにお伝えしようと思います。よろしくね。



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はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2003年冬
旅行記復刻版⑪

2003年12月25日~2004年1月5日のタイ旅行記

~はじめに~

タイ航空


12日間に及ぶ旅行を終え、帰ってきました。
12日間・・・。はずむ、比較的旅行は短期より長期で出ることが多いんだけど、
それでも、かなり多い方に入る日数。
毎回書いちゃうけど、なんで行く前はすっごぉぉぉぉぉく長いのに、
向こうでの日々ってあっという間なのかしらね。
日本にいたら、12日間なんて、とっても長く感じるのに・・・。

今回の旅全体を振り返ってみると、やっぱりこれまたいっつもいっしょなんだけど、
テーマは「人」だった・・・って気がするわ。
いつもの旅でも、はずむにとって「旅」は「人との出会い」がいつも中心にあるから、
そう言う意味では、いつもと変わらないんだけど、
それでもいつもの旅だと、移動の多いはずむのことなので、
必ず1人になる時間がけっこうあったのね。
でも、今回は、必ずいつも、近くに誰かがいた。
だから、これまでの旅だと、日記を書く時間もたっぷりあったんだけど、
今回はそれすら書く時間がないほど、誰かとともに行動している時間が多かった12日間。
とっても楽しかったし、充実した時間を過ごしてきました。

秋の旅日記がまだ途中の状態なので、そんな中今回の旅行記を書き始めることに、
ちょっぴり抵抗もあったりするんだけど、
でも、そんなわけで、記憶の新しいウチに書いておかないと、
忘れちゃうほどたくさんの素敵な経験をしてきたので、
書き始めようと思います。

よろしかったら・・・読んでみてくださいね。

12月25日(木)

成田からハノイへ

昨夜は2時に起きて旅の準備をしましょって思い、11時には目覚ましかけてベッドに
入ったんだけど2時に目覚ましが鳴ったのに、二度寝しちゃった。
こんなこと初めて・・・(笑)。興奮して寝られないことならいくらでもあるのに。
きっと、体調はあまり良くないんだと思うわ。
お風呂に入ってしっかり暖まって目を覚ましてから、支度をして、
4:30にタクシーでバス停に向かったの。
バスの出発は5:10。
こんな朝早いバスなのに、けっこう混んでる。22人が乗り込んだ。
どこに行くのかしら・・・、みなさん。
まだあたりは真っ暗だったけれど、成田に着いた頃には、しっかりあたりは明るくなっていたわ。

空港に着くと、まずはチェックインをし、身軽になったところで
今回お会いする何人かのみなさんにお土産を購入することに。
荷物になるモノはいやじゃない?なので、書店で絵はがきを購入することにしたの。
日本の代表的な風景、そう、富士山や新幹線、桜の花が写っている、6枚1セットの絵はがきを、6組買うことにして、
飛行機の中で読む本といっしょに購入。
1時間ほど待って、搭乗時刻になったので、NH(全日空)909便に乗り込んだ。
昼間のフライトは景色がよく見えてステキ。
なんとなく体調も悪いんだけど、そんな気分も吹き飛ばしてくれるほど、素敵な青空。
約5時間のフライトで、香港に到着したわ。
今回は行きも帰りも、香港でトランスファーの便。
でもって、行きも帰りも、間はたった1時間。
よく考えてみれば、間に合わないわけないんだけど、でも、やっぱり不安。
だって、香港って、空港広いんだもの。
飛行機を降りてゲートをくぐったところに、空港職員がはずむの乗り換え便のカードをもって待っていてくれた。
声をかけると、乗り換え便のゲートまで誘導してくれたわ。

ゲートに到着すると、CX(キャセイパシフィック航空)っていうから、あの緑の機体を想像してたのに、
どうやらこの便って、VN(ベトナム航空)との共同運行便らしい。
椅子に座って、搭乗案内の放送を待っていたんだけど、なかなか放送が流れない。
すると、空港職員が近づいてきて、
「申し訳ありません。ディレイです。30分遅れますのでご了承ください」
って謝りに来た。
話には聞いてたけど、VNって、本当に遅れやすいのね。いいわ、いいわ。別にこの先は急いでるワケじゃないし。
この乗り継ぎ便って、時間がかかっていやだって思う人も多いと思うんだけど、
1時間程度の待ち合わせなら、はずむ的には好都合。
だって、タバコ吸えるじゃない?(笑)
喫煙所に入ってタバコ吸いながら本読んでたら、30分はあっという間に過ぎ、搭乗時刻に。
飛行機に乗り込んだはずむ。
機体は・・・けっこうボロだったわ。

ハノイ 中身の濃い初日

1時間半ほどのフライトで、ハノイ・ノンバイ空港に到着。
初めての空港だからドキドキしたけど、割と広々していて、わかりやすい空港で一安心。
入国手続きを済ませロビーに出ると、ホテルの従業員がカードを持って待っていてくれた。
車に乗り込み、ホテルへ。
想像していたよりも、ずっと田舎の空港からの道。
大きな太陽が傾き始める時刻。広がる畑。
初めて見る風景に、「来たんだわ・・・」って改めて実感したはずむ。
夕暮れの道を砂埃をあげながら走る車の窓から、その景色を堪能していたはずむなんだけど・・・。
車が20分ほどで、ハノイの町の中心部に入った瞬間、
はずむったらここで、思いっきりカルチャーショック。
この町、すごい!!
車道を、自転車と車とバイクが、入り乱れて走ってる。
ってか、バイクと車の比って、3:1くらい?
どっちかがゆずるとか、バイクがもう少し端を走るとかすれば、全然問題ないはずなのに、
すべての車輌という車輌が、それぞれ我関せず、我が物顔で走ってるもんだから、
もう、なんだかワケ分からない状態。
クラクションも絶え間なく鳴り響く町中。
・・・マジで、すごい。何て言うの・・・?エネルギッシュ???
はずむ、バンコクでもそう思ったんだけど、ここではそれ以上の衝撃を胸に、こう思ったわ。
「あたし、絶対この町では車を運転できない・・・。ってか、その前に横断できないかも(笑)

ホテルに到着。今日のお泊まりは、外観がとっても特徴的な、Gホテル。
ネットで予約を入れておいたの。
チェックインをし、ちょっと落ち着くと、シクロさんに電話した。
今回、ハノイを訪れようと決めた時に、みなさんもご存知、在住のシクロさんに連絡をさせていただいたのね。
初めての国、初めての町で、たった3日の滞在。
いろいろ教えて頂こうと思って。
そしたら、シクロさん、お仕事もお忙しい時期なのに、案内してくださるって・・・。
申し訳なく思いつつ、とっても嬉しかったはずむ。
お言葉に甘えて、到着早々お電話させていただいたわ。
夕飯に誘って頂いて、バイクで迎えに来てくださったシクロさんと一緒に、日本食レストランへ。
この町でシクロさんはバイクを運転されるのね・・・。はずむったら、目をうるうるさせ、尊敬のまなざし。
シクロさん、とっても真面目な雰囲気の、優しい感じの方。
初対面だけど、すぐに安心できたはずむ。あたしって、ここで書いてる雰囲気と裏腹に、
とっても人見知りする、弱気の人間だから、とっても嬉しかったわ。

この日本食レストランは、従業員もとっても感じがいい。
なんでもかんでも話しかける前に「すみません」って言うのよ。「すみませぇ~ん、おきゃくさまぁぁ」みたいな。
一生懸命日本語を話そうとしてくれてて、良い感じだわ。
シクロさんと乾杯をして少し飲んでると、そこにハノイ君登場。
ハノイ君、はずむより少し・・・ってか、かなり?若いそうだけど、しっかりしてて、彼もまた優しい雰囲気の人。
3人で、机の上が一杯になるほどの日本食ディナーを楽しみ、
最後はお茶漬けでしめたの。
ハノイ初日に日本食のディナー。でも、とってもおいしかったです。

食事を終えると、はずむと同じように今日はハノイに到着したボルドーさんも合流し、
4人で夜のハノイの町体験に出かけたの。
まず、小さなバーで良い時間になるのを待った。バーの中にビリヤード台が置いてあって、
そこでビリヤードを楽しんでいる男の子、すっごいかわいい!!
ハノイ君いわく、彼はこのバーの従業員らしいんだけど、
なんか、とってもかわいらしかった。
かわいらしいって言えば、空港から町までの道でも、はずむったら、恥じらいもなくきょろきょろ。
ハノイ・・・いい!!
ラオスでも思ったんだけど、ベトナムはその上を行く。かわいい子がたくさんいまくり。
思わず、「ぼく、ぼくぅぅぅぅ」って声かけたくなっちゃうくらいよ。いや、ホント。
このバー、ゲイが集まるので有名なそうなんだけど、今日は閑散としている。
しばらくまったりしたあと、これまたゲイが集まるので有名なアカポリスっていうディスコへ移動したの。
さて、到着。店内はけっこう人がいるんだけど、シクロさん、ハノイ君曰く、今日は滅茶苦茶少ないらしい。
ウエイターの子、DJの子がかわいいわ。。。
でも、結局今日は人が少ないと言うことで、店を出ることにして、明日もお仕事のハノイ君とはここでお別れ。
はずむとボルドーさんは、シクロさんについて、湖のハッテンゾーンの散策にでかけたの。
こんなこと、初めての土地で、自分一人じゃ絶対出来ない。シクロさんのおかげだわ。マジで。
本当に感謝ね。
しばらく湖の周りを歩いていると、二人の男の子がシクロさんに声をかけてきた。
シクロさんは忘れていたみたいだけど、その二人のうち一人は、シクロさんの知り合いらしいの。
はずむとボルドーさん、声をそろえて、「かわいいぃぃぃぃぃ」
むっちゃかわいいのよ。その子。名前はHくんだそう。
はずむが吸ってるタバコを「ちょうだい」って吸い出した姿に「いやぁぁぁん、間接キッスぅぅぅぅ」みたいな。(爆)
とにかく、むちゃヤンチャ系のかわいい子。
「みんなでお茶でも飲みますか」っていうシクロさんの提案。断るはずもなく、
5人1台のタクシーに乗り込んで、ぐるぐる走り回り、1件のベトナム風喫茶店(!?)に入った。
時刻はもう12時をまわってる。
彼らはお腹がすいてるらしく、鶏肉ののったおこわを注文。
はずむはすでに、日本料理店でしっかり夕飯を済ませてるから、全然お腹すいてないんだけど、
Hくん、かいがいしく?スプーンでそのおこわをすくっては、はずむやボルドーさんの口に近づけてくれる。
こんなかわいい子に「あ~ん」されちゃったら、食べないわけにはいかない。(笑)
すっかりキャバクラでお姉ちゃんにでれでれのスケベおやじとかわらなくなってるはずむ。

彼らは完璧に「マネー君」。これから遊ぼうって言うけど、
ここベトナムでは、外国人とベトナム人が一緒の部屋に寝ることは禁止されているということ。
かといって、どこかのラブホテルへ・・・ってのも、さすがにそこまで勇気ない。
結局、シクロさんの「昼間ならホテルの部屋に入れても問題ないと思います」っていう言葉に期待し、
明日の朝、まずははずむのホテルに来てもらって、少し遊んで、
いっしょにお買い物やらなにやらにみんなででかけ、
その後、ボルドーさんのホテルに行くっていう約束をしてお別れしたの。
明日が楽しみだわ・・・。

さて、彼らとお別れしたあと、ボルドーさんとも彼のホテルの前でお別れし、
シクロさんに、マッサージに案内していただくことに。
このマッサージ、一般のマッサージなんだそうなんだけど、
時によっては、+αのサービスもしてくれるんだって。
シクロさんのバイクにまたがり、走ること約10分。そうしたマッサージ店の集まった一角に到着したの。
店先には、たくさんの男が客待ちをしていて、はずむ達がバイクを降りるやいなや、
どっと寄ってきて、「うちにしろ、うちにしろ」って営業を始める。(笑)
悩んでいる時間はないけど、どうせならタイプの子にやって欲しい。
どうしようかな・・・って迷ってると、ちょっと離れた場所で、大胆にも道ばたタチションをしている男を発見。
けっこう良い感じ。
その男にお願いすることにして、店内に通された。
普通の民家の万年床みたいな部屋でのマッサージ。
シクロさんも壁を隔てた隣でマッサージを受け始めた。
お布団のダニとかで、ぜんそく起きそうな雰囲気なんだけど、とりあえずマッサージは気持ちいい・・・。
そのうち、彼の指使いが徐々に怪しくなってきて・・・
結局+αしていただきました。(爆)
気持ちよかったわ。

気付けば時刻は2:30。
シクロさんに「明日はお仕事ですか?」って尋ねると「そう」という返事。
えぇぇぇぇぇっっ!!!???
ごめんなさいぃぃぃぃ。お仕事なのに、こんな時間までおつきあいいただいて。
でも、おかげで初日にして、とってもエキサイティングなハノイを体験することができました。

12月26日(金)

金の靴

朝8時に起床。今日は10:00にHくんが来る予定なので、シャワーを浴びて、朝食を食べ、
部屋でまったりしてよう・・・って思ってたら、Hくん、30分も前にフロントから電話。
「Hだよ。来たよ!!」って言うので
下まで降りないと上がって来れないだろうと思ってエレベーターに向かうと、
彼、難なくエレベーターに乗れ、上がってきた。
どうなってんのかしら?ここのセキュリティー・・・。
ま、電話で普通に話をしてたから、行かせて大丈夫だと思ったんでしょうね。
一応朝のウチに、「今日ガイド君が10時頃自分を訪ねてくるからね」って、ベルボーイに言っておいたし。
部屋に入ってきたHくん。やっぱ、かわいい。
彼、入ってきて早々、はずむの靴やズボンを見て、「僕も靴とジーパンが欲しい」って言う。
あらぁ・・・、ここったら、タイのGOGOかしら?(笑)
でもね、昨日、ディスコでハノイ君がボルドーさんに言ったって言葉を思い出したの。
「靴を履いている子は、割と裕福な子です」
この子、サンダル履き。あの言葉を考えると、ジーンズはともかく、靴は切実に欲しいのかも知れない。
「いくらなの?」って聞くと、
「う~ん・・・40$くらい」っていう返事。
今から行きますっていう電話をボルドーさんにするときに、その話をしてみると、
「40$なら、二人で割れば20$でしょ?いいよね。買ってあげようよ」
って話になった。
これからお買い物をする予定だし、丁度良いわ。
二人で下に降りると、昨日の彼の友達も待っていた。
今日は4人で行動する予定。
でもね、この友達の子、どんな気分なのかしら・・・。
だって、はずむもボルドーさんも、彼には全然興味ないのよ・・・。
何かしてあげるつもりもないし、なにかをしてもらうつもりもない。
それでも着いてくる彼の心境って・・・。
ま、本人がいいなら、いいかしらね。

タクシーでボルドーさんのホテルへ。
タクシーに乗り込み、両替をしたいというボルドーさんと銀行に行って、さ、さっそく町歩き。
「さ、ショッピングに行こうね」ってHくんに言ったんだけど・・・。
彼の思考回路が知りたいわぁ・・・。
「ショッピング」は、自分のためのお買い物だと思ってるのよ。
違う、違う、おみやげだよ・・・って教えてあげれば、今度は、自分のためのお土産だと思ってる。(笑)
すっかり彼の靴選びがメインになっちゃってるショッピング。
完璧にペースに飲まれてる、ボルドーさんとはずむ。
でも、・・・かわいいって得よねぇ・・・。
そんな風に周りを見えなくなっちゃうほど夢中に靴選びをしている彼の姿が、かわいくて仕方ないの。
何件も靴屋をはしごするんだけど、彼の気に入るデザインがなかったり、
デザインがあっても、サイズが合わなかったりで、
5~6件の靴屋を廻ったけれど決まらない。
結局最後の「ナイキショップ」で、お気に召した靴が見つかった様子。
彼は自分の靴のためなので全然平気なんだろうけど、
着いて歩いてるだけの我々は、けっこうお疲れモード。
Hくんの友達が、「ねぇ、いいの?」って値札を指さしたんだけど、
ボルドーさん、「いいの、いいの」と返事。結局それに決めて買うことに。
でも・・・はずむったら、ちょっと嫌な予感。
ここって、本物のナイキショップでしょ?
しかも、いまちらっと見えた値札、すっごぉぉぉぉぉく桁が多かった気がするんだけど。
それに、値段を聞いた店員の口から、「ミリオン」って言葉、さっき聞こえて来なかった???
・・・ミ、ミ、ミリオン???
しっかり店員が指し示す電卓をのぞき込むと、そこには
2278500
という、とんでもない数字が。ベトナムドンは、とにかく桁がでかくてすんなり頭に入ってこない。
「ねぇ、ねぇ・・・。これって、ドルにしていくら?」とこわごわ聞くと、店員、さらりと
147$
とのたまう。
げっ!!40$のはずだったじゃないぃぃぃぃぃ。
そもそも、この国の経済から言って、この金額ってとんでもないものだと思うの。
でも・・・いまさら引けない。
それに、この子、わざと高い靴を選んだって感じじゃなく、一生懸命選んだ靴が、たまたまその値段だったって
感じだったのね。
真実はわからないけど。(笑)
どうしよか・・・とボルドーさんと相談した結果、
ま、もしタイでボーイをオフして連れ回せば、これくらいのチップはかかるだろう・・・って結論にいたり、
購入を決めたんだけど、
今度は新たな事実に気付いた。・・・そんなにお金を持ってきてないわ。
しかたなく、一度はずむがホテルに戻り、お金を持ってくることになった。
・・・かくして、高額な靴をゲットしたHくん。
まさに、金の靴でしょ?(笑)
「こんなの、人が聞いたら大笑いだよね。もしかしたら怒られちゃうかも」なんて二人で話しながら、
ナイキショップを後にした、ボルドーさんとはずむとベトナムっ子2人です。

つかの間の観光

ショップを出た4人。昼食をとりに近くのフォー屋へ。
4人で食べて、飲物もしっかり頼んで、しめて2$弱。
今のボルドーさんとはずむ、金銭には非常に敏感。
「ねぇ、ねぇ・・・。あの靴の分のお金が在れば、フォーを何杯食べれるのかしら?」
しばらく頭の中でそれぞれ計算した二人、同時に大笑い。
バカね。。。あたし達って、ホントに。
「文廟に行こうよ」とHくんに誘われて、歩いて移動。
そう言えば、あたしったら、ベトナム初体験のクセして、全然観光してないわ。。。
文廟っていうのは、1070年に孔子をまつるために建てられた廟だそうで、
その後大学も併設され、ハノイの学問の拠点としての地位を確立した場所らしいの。
でも・・・さっぱりわからない。
とりあえず、いっしょに記念写真をとって、観光終了。
これがはずむの、ハノイ観光のすべて。(爆)
もう少し時間があれば、郊外の方にもでかけたかったけど・・・。次はもう少しじっくり歩きたいわ。

その後もおみやげを探してうろうろしたんだけど、ピンと来るモノ、なし。
結局、ボルドーさんとHくんを送って、ボルドーさんの滞在されてるホテルへ。
でも。。。ここで大問題。
部屋に上がって行こうとしたら、ホテルの従業員に止められる。いっしょに上がっちゃだめだって。
うちのホテルは大丈夫だったのに・・・。ってか、よく考えたらこっちの方が当たり前かも・・・。
結局Hくんももちろん、ボルドーさんのお部屋には上がれず、
お二人は、外にデートに出かけることになったので、ここでお別れ。
はずむはHくんの友達の方と、いっしょにホテルまでタクシーで帰ったの。
・・・予感はしてたんだけど、
ホテルに到着して、タクシーを降り、今日一日お買い物につきあってくれた分のチップを彼に渡して
さよならしようとしたら、
「服を買ってくれ」だの、「お金をもっとくれ」だの言い始める。
Hくんが散々いい思いをしてるのを、隣でずっと見てたわけだから、気持ちはわからなくもないけど、
それを承知で今日は来たんでしょ?
「それはできない」「どうして?」「どうしてって・・・どうしても」
そんな会話を数分交わし、ようやく解放されたはずむ。
明日はHくんと一緒に空港まで送るよなんて、さっき言ってたけど、もし本当に来たら、この二の舞だわ・・・。
どうにか巻かなきゃ。(笑)

ハノイ、最後の夜

部屋に入ってまったりしていたら、部屋のテーブルに、「マッサージのご案内」が置いてあるのを発見。
いやっ!!どんなマッサージかしら?このご案内には、
「よくトレーニングされたマッサージャー・マッサージレスが、お部屋にお伺いします」って書いてあったの。
こんな単語、初めて聞いたけど、要するに男性も女性もいるってことでしょ?
料金は1時間8$だっていうし、高くない。
結構つかれも溜まっているので、お願いすることにしてフロントに電話した。
「マッサージお願いね。あ、男の人希望よ」
そう伝えたのに・・・10分後、部屋のドアをノックする音がして扉を開けると、そこには年配の女性が・・・。
・・・どうしよう。
いつものはずむなら、「あら・・・伝わらなかったのね。仕方ないわ」って感じで、
あきらめてこの人にマッサージしてもらったと思うんだけど、
なんか・・・癪じゃない?
で、彼女に「男性のマッサージをお願いしたはずなの。悪いけどレセプションで確認していただけますか?
あたしもこれから電話で伝えます」
って言って、引き取ってもらった。
折り返しフロントから電話が来て、
「失礼しました。これからすぐに男性のマッサージをお呼びします」って丁重な言葉。
10分後、改めて男性のマッサージがやって来たの。
でも・・・おやっさんだったわ。(笑)
でもでも、とりあえずはマッサージしてもらえればいいわけだし・・・ってあきらめて彼にお願いしたの。
マッサージは・・・ま、並だったわね。

そんなこんなで日が暮れた。
今夜はシクロさんとボルドーさんといっしょにベトナム料理の夕食。
ちょっと高級そうな雰囲気のお店だったんだけど、料金も良心的だし、どのお料理もとってもおいしかった。
ベトナム料理って、タイ料理ほど辛くないし、口に合うのかしら。
シクロさんのベトナムっ子のお友達も途中から合流して、
その後、ファッションクラブっていうクラブへみんなで行ったの。
・・・目が点。
何て言うの・・・?かなり昔のハイソな日本人が集ったお店って言うのかしら。
結構アップテンポな音楽と、スローなバラード調の音楽が交互に流れてね、
それに合わせてお客さんがフロアで踊ってるんだけど、
・・・う~ん、ウマイ言葉が・・・。
社交場?ダンスホール?そんな感じのお店。
おまけにとっても早い時間に閉店。閉店と同時に、はずむ達もお店を出たの。
なんか、とっても異文化の中で時間を過ごした気分でした。(笑)
それからもう1軒、こっちはかなりディスコティックなお店。だだっ広い、体育館みたいなフロアで、
みなさん、思い思いに踊ってらしたわ。
お立ち台みたいなところには、辛うじて大事なところだけ隠してるような衣装で踊るイケイケねえちゃん。
途中、シクロさん曰く「ベトナムのユーミンみたいな存在」の女性がライブを始めると、興奮も絶頂に。
歌もけっこうよかったし、ウエイターにはかわいい子多かったし、
ボルドーさんはウエイターナンパ作戦に精を出していらっしゃるし、
それぞれに楽しい時間を過ごせたの。
で、最後は昨日と同じディスコへ。昨日と比較にならないほどたくさんのお客さん。
MIXだから、誰がゲイで、誰がノンケだかわからないんだけど、
ゲイが溜まるというコーナーのエリアには、いるいる。一目でお仲間だってわかるみなさん。
でも・・・特に何もなかったわ。
で、早々に出て、ワンタン麺がおいしいっていう中華料理店に連れて行ってもらったの。
おいしかったし、ウエイターもかわいい!!
なんでベトナムって、こんなにかわいい子ばっかりいるのかしら・・・。
途中でトイレに立ったときにすれ違った中華系(中国人?)の子。すれ違いざまニコってわらいかけてくれたんだけど、
この子もちょぉぉぉぉぉぉかわいかったわ。
明日が最後なんて、信じられない。
もっともっと、かわいい男の子とたくさん出会いたかったわ。
またいつか来なきゃね。

で、夜も思いっきり更けた時間に、ホテルに戻ったはずむなの。
明日はお買い物でも行こうかしら・・・。
こっちに来てから、移動はほとんどタクシーなので、町の全体像が頭の中で理解できてない。
少しブラブラ歩いてみたいわ。

12月27日(土)

ハノイ最後の日

朝起きて、お出かけの支度をして、部屋を出た。
今日は16:50の飛行機で、カンボジア・シェムリアップに向かう予定。
お部屋は満室状態でレイトチェックアウトは無理だって言うことなので、出発までスーツケースを預かってもらって
外出することにした。
このホテル、空港からの送迎車があるのね。空港からのピックアップは20$。
普通のエアポートタクシーを使うと、10$なんですって。
だから、帰りはそのエアポートタクシーで空港に向かうつもりだったんだけど、
来るときにホテルの車を20$で利用した人は、帰りの空港への車は往復割引で10$になるんだって。
商売上手だわ。。。
ってわけで、帰りもホテルの車を利用することにして、昨日のうちに予約をしておいたの。
でもね、昨日の時点では今日の2:30って言ってあったんだけど、とりあえず国際線じゃない?
なんか不安になっちゃったのね。
で、フロントに、「空港への車、2:00に変更してもらえるかしら?」ってお願いしたら、あっさりオッケー。
これでひとまず、一安心。さ、お買い物に出かけるわ。
ドアボーイが「タクシーですか?」って聞いてくれた。この子もかわいい。
「うん、お土産を買いに行きたいの」って言うと、
ボーイ君、タクシーを止めて、「では、お土産屋の多いあたりにお連れするよう言いました」って、乗せてくれた。
嬉しいわ。ありがとう。
タクシーの窓から、流れる景色をみつつ、ガイドブックに載っていた地図を頭に思い描くんだけど、
・・・どこかしら?(笑)わかんないわ。
結局、湖の近くで車は止まり、お金を払って降りると、早速街散策を始めたあたし。
お土産を買おう!!って、勢い勇んでやってきたんだけど、
・・・ハノイのお土産って、なに?
ベトナムならでは・・・ってもの、なかなか見つからないし、(東南アジアって、共通のおみやげ!?が多いのよね)
人形なんて買ってもかさばるだけでしょ?
それにね、今回お金は、ドルと円を持ってきてるんだけど、
ドルは次のカンボジアでも使う予定。
ベトナムではあんまりクレジットカードが使えないし、ドルが減ってしまうとちょっと不安もある。
あたしって、つくづく買い物下手かもしれない。
結局、ああでもない、こうでもない言いながら、3時間くらい街を歩いたんだけど、
結局何も買えず。
でも、おかげで、最終日にしてハノイの地理が少し理解できたはずむなの。

さて、そろそろお昼だから、どこかでごはんでも食べましょ・・・ってことで、レストランを探していると、
1軒のおみやげ屋さんにTシャツ発見。
Tシャツって、おみやげ何買って良いか分からないときにとっても便利じゃない?
「いくら?」って聞くと、「1枚3$」っていう返事。
高いわよぉ。
そのまま行き去ろうとすると、ここはやっぱりタイと同じ。
「OK、OK。いくらがいい?」って聞き返してきた。
「1$!!」って言うと、さすがに困った顔の、お店のお姉さん。ちょっとふっかけすぎたかしら。
「じゃ、5枚買うから、いくらよ?」って聞くと、しばらく考えたあと、
「10$」だって。
「やだ。8$」って言うと、ダメって返事。
・・・もうひとがんばりね。
「いいわ。やめとく。」って立ち去ろうとすると、後ろから、「OK、OK.。8$ね」って、承諾した。
かくして、Tシャツ5枚を8$で購入。・・・がんばったわ。(笑)
ホテルまではここから1本道らしい。
途中こじゃれたレストランのオープンテラスでお昼ご飯。ステーキとコーヒーを注文。
コーヒーがすごくおいしかった。濃厚で。
後から知ったんだけど、ベトナムってコーヒーの原産国だったのね。
ステーキが出てきたんだけど、・・・ごはんもパンも出てこない。
ホントはごはんといっしょに食べたかったんだけど、なんか、再度注文するのも面倒で、そのまま食す。

食事を終えてホテルへ。でも、約束の時間の1時間前だった。
仕方ないので、ホテルの近くの湖で、ベンチに座ってまったり。
でも、今この湖、改修工事中みたいで、水が入ってないの。人口湖だったのね。
しばらく水の入ってない湖を見ながら、タバコ吸ってまったりしてたんだけど、
もともとが一所に落ち着いているのが苦手な、落ち着きのないはずむ。30分もいると、もう我慢できない。
ちょっと早いけど・・・いいかってことで、ホテルに戻る。
朝タクシーを捕まえてくれたボーイと少しお話していると、約束の15分まえに、車の準備ができたって知らせが
あったので、乗り込んで空港に向かったの。
楽しかったハノイとも、これでお別れ。いつかまた来たいわ。
シクロさん、ハノイさん、ホントにお世話になりました。

空港に着くと、、街でろくにお土産買えなかったので、早めにチェックインして
免税店でお買い物でもしましょってことで、チェックインをして、出国審査に向かったの。
やたらと混んでる。しかも、見たところ1/3は日本人。
長蛇の列の審査場で並んで、ようやく自分の番が来たので航空券とパスポートを出したんだけど・・・
ものの数秒で、チケットとパスポートを投げるように返す審査官。
「え?」って思ってると、
「空港税は払ったか?」って聞かれたの。
え?え?空港税払う場所なんて、どこにあった???
「払ってないわよ。どこで払うのよ?」って聞くと、小馬鹿にしたように指さす男。
なに?なんなの???
かくして、せっかく並んでようやく順番が来たっていうのに、またまた振り出しに戻るはずむ。
考えてみたら、この空港、変なのよ。
普通さぁ、出国審査場って、チェックインカウンターのあるフロアからははっきり別れた場所にあるじゃない?
けど、この空港は同フロアにあって、わかりやすく言えば、
チケットやパスポートなんか持っていなくても、出国審査場には並ぶことができるような
(もちろん、チケット・パスポートなしじゃ出国はできないわよ)作りになってるのね。
成田とかだと、チェックインのあと、荷物のセキュリティーチェック以降の場所って見送りの人入れないでしょ?
ここは、出国審査場までお見送りが出来るって感じ。
だから、その間に空港税を払う場所があるなんて全然気付かなかった。
も一つ腹が立つのは、ここでチェックインしてる人たち、ほとんどが団体客。特に日本人ツアー、多し。
だから、チェックインカウンターには、大した人数が並んでない割に、
旅行会社の人?一人が10人分とかのチェックインしてたりするので、
やたら時間かかる。
要するに・・・いらいらしながら出国の時間をすごしてたはずむ。
んでもって、極めつけは免税店。
はずむ、免税店で30$くらいの買い物をしたのね。でも、さっきも書いたけど、この後カンボジアでも、
ドルの現金はたくさん使う予定があるから、あんまり使いたくなかったのね。
だから、「カード使えますか?」って尋ねたのよ。超丁重に・・・よ。
そしたらね、免税店のバカ女、
「キャッシュは持ってないの?」って嫌そうな顔して言うのよ。
あるわよ。あるけど、使いたくないから聞いてるんでしょ?
なんか、ホント腹立ったんだけど、どうしてもその品物は買いたかったのね。・・・仕方ない。
頭に来つつ、財布開いてドル札出したら、人の財布のぞき込んで、
「なによ、あるじゃない」みたいな態度。
バカじゃないの?あんた。もう少し気持ちの良い接客とはどういうものなのか、学習しなさいよ。
せっかく素敵な思い出がたくさんできたベトナムなのに、
ここに来て非常に不愉快な思いをしたはずむ。
思うんだけど、空港でお勤めする人って、自分たちが外国人にとって、
「一番最初に出会って、一番最後にお別れする、その国を代表する人間」みたいな意識を持たないと
いけないじゃないかしら?大げさかもしれないけど。
この、空港職員の言動によって、その国の印象ががらっと変わるって言っても、過言じゃないと
思うんだけど。みなさん、いかが?

そんな感じで時間を過ごし、案外あっという間に搭乗時刻。素敵な思いでたくさんと、ちょっとばかりの
不愉快感を胸に、はずむはVN845便、シェムリアップ行きに乗り込んだの。
1時間40分ほどのフライト。機内食もしっかりです、一応全部食べられたけど、
なんだか体調悪い。そりゃそうよね。風邪ひいて絶不調な体調を押して、やってきたんだから。
3日間はとっても楽しくて、全然体調がわるいのなんて気にならなかったんだけどな。

2度目のシェムリアップ

シェムリアップ空港に到着。シェムリアップを訪れるのは2度目。
このシェムリアップは、アンコールワットへの玄関口として有名な空港。アンコールワットは1度見れば十分だし、
だからこの空港に再び降り立つなんて、前回の旅行の時には思いもしなかった。
でも、やってきた、二度目のシェムリアップ。
それには理由があるの。
前回この地を訪れたときに、お友達になった人がいるのね。(前回の旅行記参照よ)
日本語の勉強をしていて、日本語ガイドになることを目指している、Cくん。24歳。
彼とは何度か手紙をやりとりしたりして、コンタクトとり続けているお友達同士。
彼に久しぶりに会いたいわ・・・って思ったからなの。
彼、経済的なこととか、家庭の事情とかいろいろあって、今は日本語の勉強をやめている。
で、前回会った後、ホテルでお仕事をしていたそうなんだけど、それも例のSARSが流行したことで
カンボジアもお客さんが減ってしまったらしくて、クビになってしまったそうで、現在無職。
ヒマしてるらしいので、じゃ、いっしょに行動してもらおうかな・・・って。
いろいろディープなカンボジアも見てみたいし、そのために高額な料金(って言っても数千円単位だけど)
払ってガイドさん雇うよりも、ずっと気楽じゃない?
だから、滞在中はちょくちょくいっしょに過ごす予定なんだ。
ちなみに。。。まったくのノンケよ。念のため。(笑)

さて、前回の訪問の時に失敗したので、今回は飛行機降りたら、
全速力でアライバル・ビザの手続きカウンターへ進んだ。
ここのイミグレ、前回はとっても手際悪くて、空港から出るまでに1時間以上かかったんだけど、
今回は随分手際が良くなっていて、ビザの手続きから入国手続きまで、30分くらいで済んだわ。
さて、空港を出て、ホテルのピックアップを探す。
今回、ホテルはメールで申し込んで、何度かやりとりしているので、絶対来てるハズなんだけど・・・見つからない。
やだぁ~ん。こんなとこで一人たたずんでるなんて、悲しすぎる。
途方に暮れてるはずむのもとに、何人かの他のホテルの従業員が寄ってきた。
「どうした?ホテル?」
「うん。ホテルの人が来てるハズなんだけど、会えないの。」
「なんてホテル?」
「Aホテルよ。」
「Oh...Aホテル!?」
なんだか大騒ぎしてるし、中には「ウチの方がいいよ」なんて売り込んでくる輩もいるんだけど、
結局誰も、はずむの役には立ってくれそうもない。
どうしよう・・・って思ってたら、思い出した。あ、あたしったら、今回は携帯持ってるんだった。
ボーダフォンだから、けっこう高い通話料かかるんだけど、こう言うときにはめちゃ便利だわ。
ホテルに電話してみる。
「お迎えに会えないのよぉ。」
「あ、今ドライバーからも電話がありました。どこにいますか?」
「空港の前よ。どこって言っても・・・」
「今入り口付近にいるって言ってます」
「わかりました。とりあえず探してみますね」
そう言ってエントランス近辺に行ってみると、一人電話で話をしている人が。
思いっきり端に立っているドライバー発見。
全然気付かなかったわ。

車に乗り込んで、一路Aホテルへ。
過去一度しか訪れてないけど、なんとなく見覚えのある町並み。
もう日が暮れてるから、あんまりよくは見えないんだけど。
ホテルに到着。すぐにマネージャーが飛んできてくれた。
このマネージャーとは、ホテル予約の時から何度もメールでやりとりしてるから、けっこう仲良し。
なにせ、1泊75$って言ってたのに、安くして・・・って頼んだら、45$まで下げてくれた優しい人。
じゃ、最初の75$って値段はなんだったんだ・・・って、突き詰めればそこに行き着くんだけど、
安くなったんだから文句は言わないことにして・・・。(笑)
前回の旅行記を読んでいただくとわかるんだけど、前回シェムリアップに来たときに泊まったホテルで、
一人のウエイターの子Sくんと仲良しになったのね。
今彼はこのホテルに勤めているの。
彼、お仕事中にもかかわらず、気付いて「HELLO!!」って近づいてきてくれる。
そして・・・
上にも書いたCくんも、はずむの到着を今か今か・・・って待っていてくれたよう。
手には2冊の日本語の教科書が。今は彼、学校には通っていないんだけど、
はずむとの会話に困った時に、使うつもりみたい。嬉しいわ。
Cくんとホテルのラウンジでお話してたんだけど、彼、このホテルからは20キロくらい離れた場所に
住んでいるんだそう。
時刻はまもなく午後9時。これからしばらくお話したとして、帰すとしたら12時まわっちゃう。
ちょっと考えてから、ホテルのフロントに行って、さっきのマネージャーに言ったの。
「あのね、カンボジアでは外国人とカンボジアの人が一緒のお部屋に泊まっちゃいけないんでしょ?
でもね、彼、前回ここに来たときからお友達なの。
一緒に泊まっちゃだめかしら?」
Noって言われたら、彼のために一部屋とってあげてもいいと思ってたから、ダメもとで聞いたんだけど、
マネージャーは
「問題ありませんよ。ただし、20$かかりますが、いいですか?何泊ですか?」
って言ってくれた。どうやら、あのウエイターSくんが、あらかじめはずむがどういう人で、
Cくんとどういう関係なのかを話しておいてくれたらしい。とっても好意的に受け入れてくれたの。
新たに部屋をとるよりも、20$だったらずっといい。

・・・と言うわけで、問題なく二人でチェックイン。2泊ってことでお願いしたんだけど、
結局はシェムリアップ滞在中、ずっと彼といっしょにすごすことになったの。

夕食はレストランで。Cくんはお夕飯。でも、はずむは機内食をしっかり食べてきたし、
なにより・・・なんだかやっぱり具合が悪い。
お部屋に戻ってしばらくお話をしてから、早々に寝ることにしたわ。
明日は体調、よくなるかしら・・・。

12月28日(日)

のんびり、まったり、シェムリの休日

朝8時に目がさめる。
朝起きてみて改めて思ったんだけど、このお部屋、ベッドはダブル。
広いから2人で寝るにもなんのもんだいもないんだけど、
ホテルの人、どう思ってるのかしら・・・。
そう言えば、昨日Cくんが一緒に泊まることに決まったときも、ツインのお部屋に変更しますか?って聞かれなかったわ。
まぁ、この時期満室状態だって言ってたから、仕方ないのかも。
ノンケだし、H相手にしたいようなタイプでもないから、なんにも後ろめたいことないんだけど。(笑)

シャワーを浴びると、まずはオールドマーケットに行くことに。バイクタクシーで向かった。
とりあえず、カンボジアの通貨、リエルを手にしたい。
街の両替所(ってか、ゴールドの商店なんだけど)に入り、20$を両替してもらうことに。
ここもベトナムと同じで、通貨の桁が多い。1$が約4500リエルだから、
90000リエルのお札が返ってきてると思うんだけど、
お札も慣れないと、「これいくら札???」って感じじゃない?
ちょっと困惑してると、Cくんが「ちょっと貸して」ってお金を受け取り、しっかり数えてくれた。
「大丈夫。ちゃんとあるよ」
彼、そのあともことあるごとにお金の勘定はしてくれたし、買い物するときも、きちんと適正価格にまで
下げる交渉をしてくれた。すっごい助かるわ。
マーケットには、特に興味を惹くモノはなかった。第一、今あわてておみやげ物を買う必要はない。
マーケットを出て、さぁ、どうする?って話になったんだけど、
はずむ、前回はこの町、怖くて歩けなくて、
ほとんどを雇ったガイドとドライバーとで、車で移動してたのね。
街をじっくり歩いてみたい・・・。
そうCくんに話をすると、彼がホテルまでじっくり歩けるルートを考えてくれて、はずむを引っ張ってくれたの。
「はじめて」自分の足でじっくり歩く、シェムリアップ。
気温も朝早いせいか、時期のせいなのか、そんなに暑くないからとっても快適。
景色をみたり、「この建物は何?」なんてCくんに聞いてみたり、途中バレーボールに熱中する
子ども達の姿をぼぉぉぉぉっと見たり・・・。
結局ホテルのあたりまで到達するのに、1時間半ほどお散歩したの。
なんにもないところだけど、とっても楽しかったわ。
そのままホテルに戻らず、ちょっと先に行ったところにある、現地の人のためのマーケットまで歩いた。
そこで「あら、そう言えばあたしたち、まだ朝ご飯食べてないわね・・・」って気づき、
マーケットの中の、自分一人だったら絶対に入れないような、サンドイッチ屋の屋台の仮設座席(?)に座り、
遅めの朝ご飯。
このサンドイッチ、ガイドブックにも書いてあったんだけど、
1人分は、フランスパン半本の量と、十分満足なボリューム。
屋台についてる(これすごいと思ったわ。屋台に引き出し状にとりつけられているの)オーブンで、
パンを軽くあぶったあと、
取り出して適当な暑さにスライスしたパンに、バターと挽肉(多分)を混ぜたものを塗り、
そこにレバーペースト、きゅうり、レタス、タマネギスライスをはさんでくれるの。
これで1000リエル。
量的には十分満足だし、、
味も、とぉぉぉぉぉってもおいしかった。
ただ、衛生的にはかなり不安。はえもたかってるし。お腹いたくならなきゃいいんだけど・・・。
で、帰りにスイカを買って、ホテルに戻った。スイカも安い!!

妙な勇気(!?)のついたはずむ

Cくんが、いったん友達の所に行って、バイクを借りてきてくれると言うので、
はずむは久々一人の時間を過ごすことに。
ホテルにあるビジネスセンターでインターネット。メールをチェック。やっぱり日本語は無理だわ。
その後、プールサイドにあるオープンテラスでまったり。
そしたら、日本語が割と話せるウエイターBくんが、「こんにちは」って近づいてきた。
この子、日本語学校に通ってるとかじゃないんだけど、自分で勉強してるんだって。
その割にはしっかり話せてる。
ホテルのウエイターだから、きちんとその辺わきまえてて、妙ななれなれしさは感じないんだけど、
とってもフレンドリー。(意味分かる?)
しばらくいろいろお話したわ。彼はもちろん立ったまま。
彼が「ちょっと失礼」って言ってお仕事に戻ると、今度はこのホテル第2マネージャーがやってきた。
このAホテル、新しいホテルなのね。で、お客さんはほとんどが香港や韓国からが中心らしいの。
でも、日本人のお客さんも多く誘致したいって考えてるらしくて、
どうプロモーションかければ集まるかなぁ・・・って、いきなり相談をもちかけてきた。
おいおい。アタシはその道のプロじゃなくってよ。
でも、ああすれば?こうすれば?なんて、なんだかんだお話しているうちに、随分日が傾いた時間に。
「ありがとう」ってお礼を言って、マネージャーは仕事に戻っていった。
そのころ、少し手があいたさっきのBくんが、再びはずむのところに戻ってきた。
よく見ると、はずむのばっちりストライクゾーンではないんだけど、
男の子らしい顔立ちで、愛嬌もあって、なんか良い感じ。
はずむ、こういうホテルとかの公の場所(?)で、男の子に声かけたことってないんだけど、
ハノイでバンコクとは違う遊びを経験したせいか、どうなのか、
なんか、唐突に、「この子、誘ってみようかしら・・・」って思っちゃったのね。
で、彼に
「今日はお仕事、何時に終わるの?」って聞いてみたの。ダメもとよ。
そしたら彼、「今日は夜の12時までです」って返事。
「もしよかったらさぁ、お仕事終わってから、部屋に来ない?」って誘ってみたの。
ついでに伏線はっておかなきゃってことで、
「マッサージできる?マッサージしてほしいのよねぇ」
って付け加えて。(笑)
そしたら、彼、
「じゃ、行こうかなぁ・・・。マッサージはしたことないけど、頑張ってみますよ」なんて、
嬉しいこと言ってくれる。
「じゃ、今夜ね」って、わくわくしながらお部屋に戻ったはずむです。

Cくんが帰ってきたので、ビールを買ってきて、お部屋に戻ってきて飲んだの。
このホテル、はずむにとっての唯一の難点は、部屋でタバコが吸えないのよ。新しいホテルだから。
でも、各部屋にベランダがついてて、そこではオッケーなのね。
だから、二人で夜風に当たりつつ、ビール片手にお話モード。
時々さっきのBくんが、下のテラスでウエイターとしてお仕事しているのが目に入る。
ほほえみかけてくれちゃったりして・・・。かわいいわ。

ところで、この同居人(!?)Cくん、根っからの良い子なんだと思う。
ビール飲みながら、日本語のお勉強もしたんだけど、
知らなかった表現なんかが出てくると、一生懸命ノートにメモしてるし、
どうにかはずむを退屈させないように・・・って気を遣ってくれているのがよくわかる。
彼との出会いは、本当に偶然だったんだけど、いい友達ができたわ・・・って、心からそう思うの。
そう言えば、全然関係ないんだけど、Cくんね、ビールを買いに言ってくれたんだけど、
いっしょになにやらタマゴを4つも買ってきたのね。
ゆで卵?って思ったんだけど、それにしては、きちんと立てて置けるように、それ専用の小皿もついてるの。
なになになに???
すっごい興味あって、Cくんが食べようと殻をむいてるのを眺めてたんだけど・・・。
悲鳴あげそうになったわ。
話には聞いてたけど、実物見たのははじめてよ。
何て言うんだっけ?名前・・・。
ひよこが孵化しかけの状態の卵をゆでたやつ・・・。
スプーン突っ込んでおいしそうに口に運び、ガリガリ音立てながらCくんが食べてる様子を見つつ、卒倒寸前のはずむ。
「おいしいよ」とか言われて、勧められたんだけど、
食べられなかったわ・・・。
きっと、彼、日本で活け作りとかを見たら、
今のはずむと同じような感情を味わうことができるはず。(笑)


夜、11時を廻った頃に、ルームフォンが鳴った。Bくんから館内電話。
「ごめんなさい。今日は行けません」
やっぱり自分がお仕事しているお客さんのお部屋には、気楽には行けないってことなのかしら・・・って
すっごい残念。
「どうして?」って聞くと、理由は言いにくそう。
でも、彼の言葉の中の、ある言葉が引っかかったの。
「だって、今も友達いるんですよね・・・。」
え?ってことは、Cくんがいなければ来れるってことなのかしら?ってことは、ってことは、
いるとできないようなことをするって、理解してるってこと???
勝手な解釈に、勝手に舞い上がりつつ、
「じゃ、またね」って電話を切ったはずむ。
今日はダメなのは仕方ないとして、今日の昼間の話で、彼は明日はお休みだって言ってた。
じゃあ・・・明後日が勝負ね。(笑)
ということで、その後もしばらくCくんと飲んだ後、就寝。
結局今日は特筆すべき観光めいた行動、ほとんどなかったんだけど、
体調もあまりよくなかったし、ちょうどよかったかもしれない。
この日にぐっすり睡眠をとったことが、この後具合も治って快適に過ごせた理由だと思うの。

12月29日(月)

目指せ、トンレサップ湖

朝7:30に起床。今日は8:30に迎えに来る日本語ガイドとドライバーと、Cくんとはずむの4人で
シェムリアップから40Kmほど離れた、トンレサップ湖に観光に行く予定。
ここって1ヶ月くらい前に「ウルルン滞在記」でも放映された場所だから、
ひょっとしてご存知の方も多いのではないかしら?
ベトナムから流れてきた人たちを中心に、湖の上に家を建てて、生活している水上生活者が
たくさんいる場所なの。
船をチャーターしてそうした村を訪問できるって話だったので、
すでにアンコールワットを見た経験のあるはずむ的には、
ここを訪れるのが、今回のシェムリアップ訪問の大きな目的だったのね。
でも、8:00、レセプションからの電話が鳴った。
「申し訳ありません。昨日からずっと、日本語のガイドを捜してるんですが、
ここ数日、非常に日本からの観光客が多く、ガイドが手一杯で、手配ができませんでした。
車は来ますが、どうしますか?」
だって。
そう言えば、おととい街を歩いた時にも、100mに一組くらいは、日本人観光客をみかけたっけ。
日本語を勉強する人が増えるわけよね・・・。
Cくんもいることだし、「いいですよ。わかりました。車だけお願いします」って返事をして、
約束の8:30に、ロビーへ降りたの。
けど・・・表に出てみても、どの車がはずむのために手配されたものなのかわからない。
前回ははずむが出て行くと、ドライバーの方がすぐに気付いてやって来たのに、
今回は全然誰も近づいてこない。
「ねぇ、ねぇ、どれがはずむのための車?」ってマネージャーに尋ねると、
はずむをそこまで連れて行ってくれた。
運転席が空の車一台。
ドライバーはどこよ???って思っていたら、
マネージャーが指さす方向に、ブランコでゆらゆら心地よさそうに揺れてる、年配ドライバー発見。
なんか・・・瞬間的にイメージしたのは、「高木ブー」。(爆)
あんた、客が困ってるのに、気付かなかったの?そう言えば、さっき一度出てきたときも、
そこでそうしてたでしょ?
まったくもってやる気のないドライバーだわ。でも、そのやる気のなさがかえって魅力。(笑)

とりあえずスタート。今日は、ホテルを出たあと、トンレサップから15Kmくらいの場所にある
Cくんの実家に寄って、そのあとトンレサップ観光。
ホテルに戻ってくるって予定。
でも、ドライバーにはなんにも言ってなかったのね。「トンレサップまで」って言うと、
遠いって言い出す。
確かにここの車、1日20$なんだけど、それはアンコールワット観光の場合で、
少し遠い(20Kmくらい離れた場所)遺跡に行くときには30$くらいになるのね。
「いくらになる?」って聞くと、「40$」っていう返事。
うそ・・・。
隣で聞いてたCくんも、「高い!!」って怒ってる。
でも、この運転手さん、決して足下見てるワケじゃなくて、トンレサップまで行くには40$は普通の料金のよう。
今更やめるってわけにもいかないし、そのまま行くことに。
まずは昨日も来たマーケットでお買い物。
今日彼が実家に寄るって言ってたから、彼から要求されたわけじゃないけど、
彼に5$渡してあったのね。お土産でも買いなさいって。
彼、猛烈な勢いで買い物をしてる。
買ってるものを見てると、果物、パン・・・食料品ばっかりなんだけど、すごい量。
5$でそんなに買い物ができるの?
結局でかい買い物袋3つ分の買い物を済ませ、満足げに車に戻ったCくんでした。
はずむも負けずに・・・って思ったんだけど、別に欲しいモノなし。
とりあえず、何か買いましょって思って、
バナナのドライフルーツ砂糖かけみたいなお菓子を購入。
これがなかなかおいしかったわ。
で、昨日と同じく、サンドイッチの屋台で朝食を購入。
はずむ、実は・・・やっぱりこのサンドイッチでお腹をやられたの。昨晩。
でも、あのまったり濃厚な味はくせになる。
結局買って食べちゃった。(爆)

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さて、いよいよ出発。途中まではしっかり舗装された道が続いた。
「ここは日本の援助で道を造ったんだよ」って、Cくん教えてくれる。
じきに、今度は舗装工事中の道にさしかかる。
「ここは今、中国の援助で道を舗装中」またまたCくんによるレクチャー。へぇぇぇぇ。
ここで水を買い忘れたことを思い出し、マーケットで購入。
日本人がめずらしいのかじろじろ見られる。

で、そこを過ぎると、今度は、時速10Kmくらいじゃないと走れないような、ひどい凸凹道。
そこから20分くらい走ると、車は小さな村に入った。さらに進むと、なんだか船着き場のような場所に着く。

「ここからは車じゃ入っていけないんだ。モトサイで行くんです。」とCくん。
車にここで待機してくれるようCくんが頼み、なかなか見つからなくて、
ようやく10ほど待ってやって来たモトサイにのって、
さらに奥まで進んだはずむとCくん。
15分ほど凸凹道を飛び跳ねるようにバイクで走ると、ようやく彼の家のある村と川を挟んで対岸の村に到着。
ここから自家用船で、彼の家まで川を渡るの。
自家用船・・・っていうと、聞こえはいいけど、つまりはオールのない手こぎボート。しかも沈没寸前。
はずむ、ほら、重いじゃない?(爆)ホントに乗った瞬間ひっくり返りそうで、
あわてたCくんに「動かないで、はずむ。転覆するぅ~」って怒られたわ。(笑)

さて、彼の家に到着。彼の家は、屋根が新しくなったばかりのようで、けっこう綺麗。
このあたりは、雨季になると湖の水に埋もれてしまうそうで、だからすべてのお家は
すっごぉぉぉい高床式。
言葉で表現するの難しいんだけど、
3階建ての家の1階2階部分が空洞になってて、そこをはしごで登るの。
家の中はがら~んとしている居間をカーテンでいくつか仕切って、寝室にしてるって感じ。
すごく清潔で、綺麗なお家だったわ。
最初は彼のお姉さんとその子どもしかお家にいなかったんだけど、
しばらくまったりしていると、来るわ、来るわ、親戚連中。
あっという間に、20人近い人たちが集まって来ちゃった。
Cくんが、「みんなめずらしくてやってくるんだけど、日本語はおろか、英語も話せないから、
話したくてしかたないんだけど、話せない」って。
Cくんのお父さん、フランス語ができるそうなんだけど、はずむはフランス語、できない。
でも、お父さん、とっても興味を示してくださって、ノートを持ってきて、はずむの住所を書かせてみたり、
片言の英語で話しかけてみたり。。。
お母さんというと、こちらは太っ腹母ちゃんってイメージ。
Cくんは「うちはお父ちゃんが小さくて、お母ちゃんがでかい」っていって笑ってたけど、
ほんと、そんな感じ。(笑)
でも、みなさん、とってもいい方。

お昼ご飯もごちそうになったの。
焼き魚と中華丼の具をスープにしたみたいなものと、野菜いためみたいなお料理。
おいしかったんだけど、魚が若干生のような・・・。(汗)
川魚だし、ちょっと怖かったから、あんまり食べられず、きちんと火の入ったモノを考えていただいた。
「少食だね」なんて、お父さんに言われちゃった。でも、けっこう満腹だったんだけどなぁ。

そんなこんなで2時間くらいの時間を過ごしちゃったら、どうやらトンレサップ湖までは、
ここから船でけっこうかかるという話。
考えてみたら、はずむがなぜトンレサップ湖に行きたかったのかと言えば、
現地の人たちの生活を垣間見たかったから。
・・・このCくんの村で、目的は思いっきり達成されちゃった。
無理して行く必要もないわ・・・ってことで、
もう少し村を見学させてもらうことに。


Cくんの家のあるのは住宅だけの集まった集落。向かいの岸には小さいけれどマーケットもあるというので、
再びあの恐怖の船に乗って、対岸の村に戻ったの。
船が着岸して、おりようとよろよろ歩いていると、頭上からそれこそ何十人のざわめきが。。。
なに?なに?
びっくりして見上げてみると、船が着いた場所にある家から、何十人(マジよ、マジ)もの人が
のぞき込んでる。
この家もCくんの親戚の家だそうで、寄っていけというので上がってみた。
あれ?さっきまでCくんの家にいた人たちも、どうやって来たのか、先に着いていた。
こっちは、さっきの家の比じゃないわ。
老若男女総勢・・・40人?
この家、崩れないかしら・・・なんて余計な心配しちゃうくらいにたくさんの人が集まってる。
日本から来たのか?いくつだ?結婚はしてるのか?
どこに行っても、最初の会話って同じようなモノ。
そう言えば、日本も年末。都会に出た人間が戻ってく時期よね。
ここもそう言う感じなのかしら・・・。

親族水入らずの所に長居しても悪い。
早々に引き上げて、村のタラートへ。
本当になにもないマーケットよ。けど、なんか新鮮。
途中SONYの、何十年前の?っていうようなラジカセが売ってた。
「日本の製品は性能が良いし壊れないから高いんだ」ってCくんが言う。
値段を聞いたら。。。なるほど高い。
ひょっとすると、日本の安売り店の方が安いかも。
その後も学校を見学させてもらったり、お寺を見たり、ゆっくりゆっくり歩いてみたんだけど、
村を一周するのに30分とかからなかった。
さ、そろそろ戻りましょうか・・・。
モトサイを捕まえ、車の待っている場所まで戻った。
車に乗り込むと、旅の疲れか、うとうと・・・。
行きの車の中で、Cくんが卒業したという高校の前を通ったのね。
帰りに寄ろうねって約束していたのを、Cくんしっかり覚えていてくれた。
しばし見学。
けっこう広くて、立派な学校。
授業を見せてもらったりして、さ、帰りましょって時になり、
3人の学生と出会った。
もう学校を卒業しているそうなんだけど、英語できちんとコミュニケーションがとれるし、
一人は片言の日本語も話した。
少し校庭の片隅でお話したあと、ホテルに向けて再び出発。来た道を帰り、
約1時間後にホテルの部屋に帰ったの。

会えないM先生

帰ってきてからしばらく休むと、はずむとCくんの出会いを仲介してくれたと言ってもいい、日本語学校の
M先生に会いに、学校へ。
今回、こうしてCくんと一緒に過ごせているのも、これまで何度かM先生とメールを交換したり、
電話でお話したりすることで、Cくんの所在がはっきりつかめていたおかげ。
いくら感謝してもしきれないくらい、お世話になっているのね。
Cくんが言うには、M先生、3日前にプノンペンに用事があって出かけたので、今日まではずむと会えなかったけど、
今日は戻って来ているはずだから、授業を見に行こうってことなの。
モトサイを捕まえ向かったはずむとCくん。
でも・・・学校に着いてみると、全然授業が行われてる気配なし。
教室の外には3人くらいの生徒が、なにやら話し込んでる。
Cくんが、学校の受付の女の人に話を聞くと、
どうやらM先生、まだプノンペンから帰ってきていないので、今日は休講なのだそう。
外にいる生徒達は、せっかく来たのに休講なので、所在なくただ溜まっているらしい。
目があったら、「こんにちは」って声をかけてくる。かわいいわ。
M先生がいないんじゃ仕方ない。その生徒の中の一人に頼んで、ホテルに送ってもらうことに。
途中食堂に寄って、その子もいっしょに、3人で夕食。
生徒の男の子は、昼間はホテルで働きながら、夜は日本語学校に通っているそう。
ほんとに、いろんなところに日本語学習者がいるのね・・・。
日本人はずむとしては、とっても嬉しいし、
日本っていう国を愛してもらってる気がして、とっても感謝の気持ちが湧いてくるわ。

夕食を終え、再び生徒くんに送られ、近くのお土産屋さんが入ってる市場に到着。
ここで生徒くんとはお別れ。ありがとね。
おみやげを見ながら市場を歩き、
その後は真っ暗な道をCくんと一緒に歩いて、スタジアムへ。
前回は怖くてホテルの外に一歩も出れなかったのに、
今回は街灯ひとつない道を、こうして平気で歩いてる。なんか不思議。
ここでは日本で言う「夏祭り」「縁日」みたいな催しが行われていたの。
Cくん、風船をダーツで割る、日本でもわりとおなじみの縁日ゲームに夢中。でも、やっぱり当たらない。
結局はずれて、残念賞にもらったチョコレートを、はずむにくれた。(笑)
しばらくそんな縁日を見学したんだけど、そろそろ帰ろうかってことになり、
たまたま出会ったCくんの友達のバイクで、ホテルまで送ってもらったの。
部屋に戻ると、今日は少し早いけど、就寝。
やっぱりちょっと疲れも出てるのね。
Cくんも、やっぱり慣れない日本語を最大限に駆使してのはずむのお相手だから、かなり疲れてる様子。
明日は遺跡見学に行く予定だし、今日はぐっすり寝ておきましょう。

12月30日(火)

せっかくなので・・・アンコールワット

朝7:00に目が覚める。今日は、一度見てるとはいえ、せっかくここまで来たのだから・・・ということで、
アンコールワットを見学に行くことに。
Cくんが、友達にバイクを借りてくると言って出かけたので、
はずむは一人、レストランに朝食をとりに降りた。
この前来る予定が来れなかったウエイターBくんが、微笑みながらやってきた。
朝なので、忙しそうだからあんまり長い時間話していられないけど、
今日は仕事が3時に終わるというので、その後部屋にくる約束に。
朝食を済ませ、はずむはお部屋に戻ったの。
ほどなくして、Cくんが戻ってきた。バイクを友達から借りられたと言うことで、さっそくアンコールワット観光へ出発。
途中、警察の検問につかまる。けれど、Cくんが一言二言警察官に話をすると、
じきに無罪放免。
「なに?なんだったの?」って聞くと、
「アンコールワットでは、資格のあるガイドとドライバーしか観光客を案内することができないから、
もぐりの人間じゃないかを確認されたんだ。
ぼくははずむ君の友達で、ただいっしょに観光してるだけだって言ったら、問題ないって」
っていう返事。そうなのね・・・。厳しいんだ、やっぱり。
アンコール遺跡の入り口で、チケットを購入。前回は3日分を40$で買ったけど、今回は1日だけだから20$。
おまけに、日本からしっかり写真を用意してきたのに、
1日券には写真、いらないんだって。・・・損したわ。
まずはなにより、アンコールワットへ。

2度目だけど、やっぱりこの大きさ、この緻密さ・・・感動はたくさん。
来て良かった。
でも、前回同様、やっぱり塔の一番上までは上れなかった。だって・・・登りはまだしも、くだりが・・・。
怖いわよぉ。
ひととおりアンコールワットを見て廻ると、近くのお土産屋へ。
やっぱり寄ってくる、売り子のみなさん。
「おにいさん、ちょっと、コーラどう?」
「おにいさん、Tシャツぅ」
「おにいさん、かっこいいね。一番かっこいいね。」
すべて日本語。まいったわ・・・。でも、Tシャツは買おうかな・・・って気になる。
「いくら?」
「2枚で3$ね」
2枚で3$・・・。ベトナムで買ったときより安いわ。でも、適正価格かしら・・・?
Cくんに「どう?街のタラートで買った方が安い?」って小声で聞くと、
「ここのおみやげ屋さんは割と安いんだよ。Tシャツも、ここよりタラートの方が高いと思う」っていう答え。
そうなの!?なんか、一般的に、観光地の方が品物高そうなのに・・・。
じゃあ・・・ってことで、10枚購入。いきなり荷物を抱える羽目に。ちょっと後悔。(汗)
水も買いたいな・・・ってつぶやくと、地獄耳の売り子、「おにいさん、お水、1$ね」って嬉しそうに寄ってくる。
でも、そこですかさずCくん、「高い!!」と一喝。
売り子、渋々2本で1$に負けたので、買ったわ。
この子、ホントに助かるわ・・・。感謝感謝って感じ。
でも、あとで訪れたおみやげ屋さんでは、Tシャツ、1枚1$だった。
・・・ま、仕方ないか。Cくんもプロのガイドさんじゃないし。

再びバイクにまたがり、今度はアンコールトム遺跡群へ。
バイクの駐車場で、売り子が帽子をすすめてきた。
白い「つば」つきハットで、前面にカンボジアの国旗がプリントされてる。2$。
記念にもなるし、なんか気に入ったので買ったわ。
今回の旅では、帽子をそっちこっちで買ったわ。
ベトナムでひとつ。カンボジアでひとつ。この後登場するけど、タイでふたつの、合計4つ。
帰国後のはずむの部屋に、その4つが並んで飾られてます。(笑)
遺跡は、中心のバイヨンに入ったんだけど、こちらも一度見学済みなので、さらっと流す程度の観光。
でも、やっぱり立派だわ・・・。
ここにもおみやげ屋さんが。ここではCくんがお買い物。
実はおとといの晩、はずむのお友達の女の子Wさんが、日本から電話してきたんだけど、
その時Cくんも電話に出て、彼女とお話したのね。
Cくん、彼女にベタぼれ。声しか知らないのに。
どうしてもお土産を自分で選んで買いたいというので、彼に5$渡して、彼女へのお土産選びを任せたの。
超真剣にお土産選び。
約30分かけて、数点のお土産を購入し、満足げな彼。
「はずむ、このおみやげ、きれいに包まないとだめだよね・・・」って、心細そうにつぶやく。
「大丈夫。このままの方がおみやげらしいよ。でも、どうしてもなら、日本で包むよ」
「じゃ、そうして。きれいなお土産にしてほしい」
彼、ほんとにノンケなのねぇ・・・。でも、かわいい。
「ところでさぁ、あんた、けっこう何点も買ってたみたいだけど、いくらかかったの?」
「えぇっとぉぉぉぉ、8$。」
「え?だって5$しか渡してないのに・・・」
「自分でも少しお金出したよ。だって、僕からのお土産だから」
モトサイにしても、水とかのちょっとした買い物にしても、彼に払ってもらった方が良いので、
もともと少しお金を渡してあったの。
彼なりに計算して、3$まではおみやげにまわしても、この先大丈夫だって判断したらしい。
良い子だわね。マジで。大切に持ち帰って、しっかり渡さなきゃ。

アンコールトム、バイヨンを後にして、またいくつかの遺跡を廻ったんだけど、
どこも前回廻っているところ。
確かに素晴らしいし、大切な遺跡なんだけど、
前回はすっごく興味深く見た遺跡達も、やっぱり一度見ちゃってると、すぐ飽きる。
遺跡はもういいわ・・・ってことで、彼とバイクでしばしのドライブ。
前回は車の窓からの景色だったけど、バイクで風を感じながら廻る街は、また違った雰囲気だし、
とっても心地良い。
しばらく風に身を任せ、シェムリアップを満喫したはずむ。
お昼になったので、食堂で昼食をとり、ホテルに戻った。

Bくんとのひととき

さて・・・お部屋でまったりしているうちに、時刻はまもなく3時。あのウエイターのBくんが
やってくる約束の時刻。
Cくんには、「悪いんだけど、絵はがきを買い忘れちゃったんだ・・・。行ってきてくれる?」ってお願いし、
Bくんの来るのを待ったの。
約束の10分前、ドアをノックする音。
Bくん、制服姿で登場よ。
「なんで制服なの?まだお仕事終わってないの?」って聞くと、
「制服じゃなきゃホテルの中をうろうろできないよ」って彼。そう言われてみればそうね・・・。
ウエイターがお客の部屋に入るなんて、本来は許されない事じゃない?
彼もその点、少し気にしてる。あんまりのんびりはしていられない様子。
彼が、「それで、何がしたいですか?マッサージ?」って、早速聞いてくれた。
「うん。お願いできる?」ってことで、マッサージ開始。
マッサージなんて慣れてないらしく(当たり前よね)、それでも一生懸命やってくれた。
で・・・その後のことは内緒。(爆)
交渉の結果、+αまであったってことだけはお知らせしておくとするわ。
詳細が知りたい方は、ぜひはずむまでメールくださいね。(笑)

さて、彼もそうそうのんびりしていられないので、部屋を出て行く時間に。
最後にメールアドレスを交換して、お別れ。・・・って言っても、明日までにはまだ時間があるから、
これからも何度か会うのよね・・・。平静を装い接することができるかしら?お互いに。(笑)
それにしても・・・この子、ノンケなのかしら?
はずむが彼を誘ったって事は、なんとなく感じるモノが会ったからなんだと思うのよね。
いずれにしても、シェムリアップでこんな体験ができると思ってなかったから、
思いがけない幸せな時間に、大満足のはずむでした。(照)

Bくんが部屋を出て行くと、はずむはビジネスセンターでメールのチェック。
HPを通して知り合って、前回の訪タイ時にもいっしょに行動した響くんからメールが来ていた。
はずむがムクダハーンに行く頃、響くんも旅行でラオスに渡るために、ムクダハーンにいるそう。
じゃ、また会えるわね。楽しみだわ・・・。

日本語学校とイケメンVくん

部屋に戻って少し休んでいると、Cくんが帰ってきた。
昨日会えなかった日本語の先生のMさんに会うために、日本語学校へ。
昨日も訪れた学校だけど、実は彼が前行っていた日本語教室は事情があって閉まってしまい、
今は違う場所(昨日行った教室ね)で経営してるのね。
今日はM先生、プノンペンから戻っていて、
着いた時には、すでに6:00からの授業が始まっていて、女の子の生徒ばっかり6人くらいが授業を受けていた。


終わるのを待って、出てきたM先生にごあいさつ。
M先生、日本語学校の経営だけでは食べていけないそうで、
最近はガイドとかなんとかって、副業も増え、かなり忙しいそう。
「自分が案内できなくてすみません」なんて言ってくれて・・・。滅相もないわ。
その後、7時からの授業には、教室の中に入れてもらって、
ちょっと参加させてもらったの。
前回も思ったけど、どの生徒さんも一生懸命。生活かかってるんだものね。
みなさん、日本語をしっかりマスターして、たくさん活躍して欲しい・・・。そう思っちゃった。

さて、7時からの授業が終了。M先生にお礼を言って、帰ろうとしたんだけど・・・。
はずむ、金縛り状態。
8:00からの授業を待っている生徒さんの中に、無茶苦茶かわいい子、発見。
たとえて言うなら・・・三宅くんをもう少し優しくした感じ?なんか、いいとこのおぼっちゃんの雰囲気と、
ちょっとワイルド系の男臭さの両方を兼ね備えた感じの、すてきな子だったの。
上手く説明できないけど。
いや、いや、どうしよぉぉぉぉぉ。
M先生にさよならしちゃった手前、また戻るってのも気が引ける。
かといって、このままってのも淋しいわ。
で、とりあえず、日本語学校の写真を撮りながら、できるだけさりげなく、「1枚撮っていい?」って
その子に聞いたの。
その子、快くOKしてくれて、ポーズをとってくれたわ。

さて、日本語学校を後にして、Cくんといっしょに夕食を食べに食堂に入った。
けど・・・やっぱりなんか、彼とあのままさよならするのがあまりに淋しくて、
あきらめきれないはずむ。
食べながら、Cくんに言ってみた。
「ねぇ、ねぇ、Cくん。キミとはずむは、ああいう風にはずむが日本語学校を訪ねたときに、出会ったんだよね。
さっき写真撮った子がいるでしょ?はずむ、彼とも同じように友達になりたいの。
もしできれば、Cくん、ごはん食べ終わったら日本語学校に戻って、彼に『今日いっしょにお酒でも
飲まない?』って誘ってきてくれない?
はずむはあそこの市場でお土産探ししてるから」
あたしったら、こんなお願いしてたら、Cくんいゲイだってバレバレじゃないかしら・・・。
でも、すでにウエイター一人をひっかけることに成功してるはずむ。(爆)調子づいてるの。
Cくんも、快く「いいよ」って引き受けてくれて・・・。
食事が終わって、市場で待っていると、彼がしっかりその子を連れてきてくれたわ。
Cくん、やるじゃない!!最高。ちょぉぉぉぉ感謝するわ。(笑)

Cくんとその子(名前はVくん)といっしょにホテルに戻る。
部屋に連れ込んでお話とかするから、やっぱりフロントには断りを入れなきゃいけないじゃない?
フロントで、「この子は日本語学校の生徒で、部屋で11時までお話したいの。入れていい?」って聞いた。
フロントの女性、よく理解できないらしく困惑顔。
そこにマネージャー登場。同じお願いを彼に対して繰り返した。彼から返ってきた言葉は
「NO」
えぇぇぇぇ・・・。やだぁ~ん。せっかく勇気振り絞ってナンパしたのにぃ。(ってか、実行はCくんだけど)
で、その後マネージャーはこう続けたの。
「1時までならいいですよ。」
???へ?
最初、彼の言葉が理解できなかったはずむ。11時まではだめだけど、1時までならいい?
マネージャー、困惑してるはずむをみつめてニコっ。
「問題ありませんよ。お気になさらず楽しんでください」だって。
真顔で冗談言われたのね・・・。まんまとひっかかったわ。

かく言うワケで、はずむ、Cくん、Vくんでビールを飲みながら、しばしお話。
楽しいお話タイム・・・になる予定だったんだけど・・・。
ここで大誤算。
Vくんってね、日本語も話せるし、英語も話せるのよ。ってか、どっちかって言うと、英語の方が上手。
だから、割と英語で話をする方が多かったのね。
でも、Cくんは日本語もままならないし、英語もできない。
だから自然と会話は、日本語で話をして伝わらないと英語に切り替え、
その英語をクメール語になおして、VくんがCくんに伝える・・・みたいな流れになっていったの。
そんな状況が続いていたら・・・CくんがVくんにジェラシー感じちゃったの。
なんだか不穏な空気が流れる瞬間が数回。
例えばね、Cくんは日本語を「書く」「読む」ことを中心に勉強している。
だから、「話す」「聞く」ってことがちょっと苦手。
でも、一方Vくんは、日本語を「話す」「聞く」ことを中心に勉強してるから、
「書く」「読む」ことが苦手なのね。
どっちが大事か・・・って話を二人で議論しはじめちゃったらしく、(あ、ここはクメール語だから、多分・・・ね)
参った、参った。どっちにも加勢できないじゃない?微妙な立場よ。
そんなこんなしているうちに、Cくんが友達にバイクを返しに行くって言うんで、30分ほど二人きりの時間に。
この子と上手く行けば今夜・・・なんて淡い期待もあったんだけど、
Cくんと一緒の部屋でなんて、絶対に無理だし、
この30分で交渉をするほど、単純な問題じゃない。
Vくんとのアバンチュールはあきらめることにしたはずむ。
Cくんが帰ってきて、またしばらく3人でビールを飲んでた。
二人とも、さすがに残りの時間は楽しく過ごさなきゃ・・・って反省したらしく、陽気な雰囲気。
そうこうしているうちに、時刻は11時。フロントとの約束の時間。
e-mailのアドレス交換して、「また来てね」「また来るね」って挨拶を交わすと、
Vくんは帰っていったの。

Vくんが帰っていくと、はずむとCくんはお休み準備。
でも、今夜のCくん、なかなか寝る体制にならず、いつまでも日本語の教科書とにらめっこ。
単語を何度も何度も声に出して読んでいる。
・・・かわいい。
でもね、Cくん、人と自分を比較したって意味ないのよ。
あなたのペースでやればいいじゃない。
あなたの日本語、初めて会ったときには、1分と会話もたなかったのに、今回はこんなに長い時間
一緒に過ごしていても、全然困らない。確実に力がついてるのよ。
言葉にはしなかったけど、そうやって一生懸命頑張っているCくんの横顔に心の中で言ったわ。
頑張れ、Cくん。
結局二人が眠りに落ちたのは、2時を過ぎた頃でした。

12月31日(水)

衝撃の出会い

今朝、起きたら8時だった。昨日の夜が遅かったから、眠りも深かったのかしら・・・。
今日でシェムリアップともお別れ。バンコクに向かう日。
Cくんが友達の所に借りていたバイクを返しに行くというので、はずむはベランダに出て、
朝の心地よい風に吹かれていたのね。
で、ふと、下のテラスに目をやったんだけど・・・。
一人のウエイターが、忙しそうに朝食客の相手をしているのが目に入ったの。
え???
しばし、呆然。なに、あのかわいい子・・・。あんな子、今までいたかしら???
超タイプなのよ。そのウエイターの子。でも、このホテルに5日間もいたのに、一度も気付いたことがなかった。。。
気付いたら、朝食のクーポン券握りしめ、レストランに走っていたわ。(笑)
レストランに入ると、ウエイターSくんが、ニコニコ顔で席に案内してくれて、
何て言うの?ナプキン?みたいなものを膝にかけてくれたりしてくれた。
そう言えば、このSくんがもとはと言えば、はずむがこのホテルに泊まるきっかけをくれた子なのに、
今回、この子と全然お話できてない。
でも、それは仕方のないことなの。彼、ウエイターの中でも経験が長いから、チーフになってるらしくて、
ゆっくりお話なんかしてる時間がない。
今日は最終日。朝食のこの時間に少しでもお話できて、よかったわ。
さて、そんなSくんとはずむの会話を、例のかわいいウエイター君がニコニコしながら見ている。
Sくんが、そのウエイター君にもはなしかける。どうやら仲が良いらしい。
そのかわいい子、Mくんって名前なんだけど、
はずむに対してかなり興味があるらしいのよ。
そりゃ、そうよね。だって、5日間、カンボジアの男の子といっしょにホテルに泊まってるんだもの。
相当めずらしいわ。
まさかゲイだとは思わないまでも、彼らの好奇心をくすぐるには十分の存在よね。(笑)
最初は「How are you?」って挨拶程度の会話を交わしたんだけど、
Sくんが自分の持ち場に戻ってからも、このMくん、はずむの席のそばでつかず離れず、
こちらの様子をうかがっているのが、雰囲気で分かる。
超かわいい!!とくに、ピシっとしてるときには、男の子らしくとってもりりしいのに、
笑うと子どもみたいに無邪気な表情になるの。

コーヒーのおかわりを注ぎに来てくれたときに、思い切って話しかける。
「Sくんとは仲が良いの?」
「はい。友達です。お客さんはいつまでこちらに滞在ですか?」
「残念ながら、今日バンコクに発つのよ。あなた、全然見なかったけど、ずっといた?」
「あ、昨日は休みだったんですよ。でも、他の日はいました。あんまり会いませんでしたね・・・。」
そう言ってほほえむ顔が、やっぱり最高!!
そんななんでもないような会話をしてたんだけど、やっぱりこの子と特別な関係になりたい。。。
そこではずむの常套句よ。(笑)
「今日は仕事、何時まで?」
「今日は2:30で終わります」
「今日僕は、5時に空港に向けて出発するんだ。その前の時間、ちょっとしかないけど、一緒に過ごさない?」
「いいですね。どこか案内しましょうか?」
「いや・・・お話できれば十分よ」
「わかりました。いいですねぇ。じゃ、2:30に、ホテルの入り口で待ち合わせしましょう」
話はトントン拍子に進み、はずむ、夢見心地。ホントかわいいんだもの。
浮かれ気分でレストランを後にしたはずむです。

Cくんが帰ってきた。今日は朝二人で打ち合わせて、地雷博物館に連れて行ってもらう予定。
その前にチェックアウトしなくちゃ。荷物をまとめ、部屋を整理して、二人で部屋を出てエントランスへ降りた。
チェックアウト。快適な滞在だったわ。ありがとね。スタッフのみなさん。
空港へ行く時間までは、レセプションで荷物を預かってもらうことに。
宿泊料はカードで支払ったんだけど・・・ここカンボジア、カードを利用するときは手数料がかかる。
ここでは手数料、4.5%だって。バカにならないかも・・・。日本の消費税並みね。
ホテルの外にはCくんの友達の子が待っていた。
「僕、地雷博物館って行ったことないんだけど、この友達が知ってるっていうから、彼に運転してもらうね」とCくん。
いつもなら、もしこういう状況になったら、「この友達、何が目当てかしら・・・」なんて疑っちゃう所なんだけど、
Cくんに限っては、そんな心配は無用だってこと、もうこの5日間で確認済み。
でもって、そのCくんの友達なんだから、全面的に信用できるわ。素直に感謝。

戦争の傷跡

3人乗りのバイクでしばらく走ると、大きな通りから少し入ったところにある、博物館に到着。
。。。でも、あら?ここって、「地雷博物館」じゃなくて、「戦争博物館」じゃない???
そっか・・・。観光客の方が詳しいのかもね。
いいわ、いいわ。どっちでも同じように、戦争の悲惨さを感じることができるはず。
はずむは、自分の目で、つい最近まで行われていた戦争の歴史を
見てみたかっただけだから。どちらでも、同じだと思うわ。

博物館への入場料は、一人3$。
カンボジアの人は無料。
中は無料のガイドが案内してくれる。
敷地の中には、たくさんの戦車、ミサイルの残骸が展示されていて、それ以外にも銃や地雷、
戦闘服などが展示物として飾られていた。
カンボジアの内戦がおさまったのは、1997年だそう。つい10年前には、この地は戦闘のまっただ中
だったってことよね・・・。
はずむは10年前、何をしてたかしら・・・。
就職が決まり、期待に胸を膨らませ、新しい世界に飛び込んで行った時期だわね。
そんな頃、今訪れているこの地では、多くの犠牲を出し、たくさんの血が流された・・・。
改めて平和な世界の尊さを実感したはずむ。
特に、地雷の残骸を見たときには、言葉を失った。
こんなものが、今もまだカンボジア国内の所々に残されたままで、
そのため、未だにたくさんの犠牲者が出ている・・・。
何とも言えない重苦しさを感じ、本当に切実に平和を祈った時間だったの。

1時間ほど展示を見学し、ゲストノートに記帳をして、ガイドさんにチップを渡し、
博物館を後にした3人。
皆さんの中でも、もしシェムリアップを訪れることがあったとしたら、ぜひ、この博物館を訪れてみてください。
ガイドさんが、
「この博物館は出来て間もない上に、観光エリアから少し離れているため、なかなか観光客が足を運ばない。
ぜひあなたが日本に帰ったら、友達の皆さんにPRしてください」ってお願いされたので、
深く共感し、ここで少しお話させていただいたわ。

さて、博物館を出ると、数日前からCくんが、「行こう、行こう」とすすめていた、
カルチャーセンターという場所へ行くことに。
ここ、入場料が外国人5$。カンボジア人1$。
要は、カンボジアについての資料を集めた資料館と、国内のいろいろな家や村の様子ををそのまま敷地内に
再現した、テーマパークみたいな場所。
時間によっては、伝統舞踊なんかのショーもあるらしいんだけど、
はずむたちが訪れた時間帯は、ちょうどショーとショーの間。
今日はおまけに、やけに暑い。
さらっと見学して、すぐに出てきちゃった・・・。(笑)

それでも、まだまだ余る時間。
食堂でお昼ご飯を食べてから、市場でシルバーの指輪を買い、ちょっと早いけど、いったんホテルに戻った。
お友達とはここでお別れ。ガソリン代を渡し、Cくんも一度友達とでかけるというので、
はずむはMくんとの約束の時間まで、ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながら待つことに。
ちょうどホテルの従業員は、交替のミーティングの最中。
はずむに気付いて、Mくんが手を振る。あんた、ミーティングの最中に、そんなことしてたら怒られるわよ。(笑)

タイムリミット

20分ほどそうして過ごすと、約束の時間になったので、ホテルの入り口へ。
さっきまでりりしい制服姿だったMくん、白いタンクトップにGジャンという、ラフな格好に着替え、
はずむに気付くと手を振ってくれた。
・・・やっぱりかわいい。でも、いっしょに友達もいるのよね・・・。なぜ?
彼のバイクに乗り、数十メートル離れた彼らの下宿先に到着。あがらせてもらう。
彼らはウエイター3人で、下宿の一部屋をシェアしているそう。
っていっても、可哀想になるくらい狭い部屋。ベッドは一つしか置けないのに、どうやってここで3人で寝てるのかしら?
彼らといろいろな話をしたんだけど、そんな中、驚くような話続出。
一番驚いたのは彼らの収入と支出について。
彼らの月給は40$だそうなんだけど、それはあんまり驚かなかったのね。でも、そこから先の話が驚き。
部屋を借りるためには、15$支払わなくてはならなくて、光熱費も5$くらい毎月かかるそうなの。
それに洋服や生活用品を買ったとして、だいたい残るのは10$。
でもね、はずむ、今回カンボジアの人たちが利用するような食堂で食事をしてたんだけど、
だいたい1食、3500リエル(およそ0.7$)かかるのよ。
10$しか残らなかったら、14食分くらいにしかならないでしょ?
「食事はどうしてるの?」って聞いたら、
「ホテルで仕事をしている間の食事は、ホテルが出してくれるけど、それ以外は当然自分たちのお金で
食べる。だから、日によっては昼しか食べないこともある」っていう答え。
・・・この暑い国で、一日一食!?
思わず、「じゃ、今日の夕食ははずむにごちそうさせて」なんて口走っちゃった。
結局実現しなかったんだけど・・・。

さて、そんな話をみんな揃って話してたんだけど・・・
残り時間1時間。
ぶっちゃけ、はずむはMくんと、具体的に話をしたいのよね・・・。要は、彼と素敵な時間を過ごしたいの。
でも、これだけみんながいる中では、絶対そんな話、できない。(笑)
いろいろ考えた挙げ句、他の子たちには申し訳ないんだけど、はっきり言うしかないと言う結論にいたり、
「ごめんなさい、申し訳ないんだけど、ちょっとMくんと二人で話がしたいの。いいかしら?」って
切り出した。
「いいよ」って他の二人が言ってくれたので、Mくんだけ部屋から連れ出し、
みんなからちょっと離れた場所で座った。
「Mくん、実は僕、男も好きなんだ・・・」
「も」が重要なの。「も」が。少しクッションになるでしょ?(気のせい?)
とんでもない告白をいきなりされた割に、彼のリアクションはそんなに大きくなかった。ひょっとして、よくある
話なのかしら・・・。
「でね、キミのことがとっても気に入っちゃったんだ。5時には空港に向かわなくちゃいけないから
ほとんど時間ないんだけど、もしよかったら、僕に素敵な思い出をくれない?」
彼、ちょっと考えた後、
「でも、やったことないし、怖い。それに、自分の部屋では絶対できない」っていう返事。
彼が言うには、カンボジアでそういう行為をしたってばれると、多額な罰金が科せられるってことなの。
そう言われると、ちょっとビビるはずむ。でも、それにしたって、超タイプなMくん。
「でも・・・」って、彼が話を続ける。
「この部屋じゃなくて、ゲストハウスに行くんだったら・・・」と少しだけ譲歩しはじめる。
って、そこにははずむのかなり強引な押しがあったわけで、彼はまるっきりノンケ。
自分からそんなことを簡単に受け入れられない様子なのよ。
さらに、
「一人じゃイヤだけど、あそこの友達はそういう経験があるんだ。彼が一緒ならいいよ」っていう。
え?え?え???
そんな話、友達同士でしてるの?しかも、初心者で、怖いって言いつつ、いきなり3Pなら大丈夫なの?
なんだか話していて、だんだんワケわかんなくなってきたはずむ。
けど・・・これはもう一押しって感じ。こんなタイプ、ここを逃したら次にいつチャンスがまわってくるか・・・。
「よし。わかった。彼もいっしょでいいよ。行こう、ゲストハウス」
結局、彼を連れて外に出れたのが、空港に向かう予定時間の25分前。
ゲストハウスまではバイクで約5分。
実質残ったのは20分・・・。
でも、最後の最後、良い思い出を胸にシェムリアップを離れられるなら本望だわ・・・。
というわけで・・・そこからは秘密。(笑)
でも、とぉぉぉぉっても幸せで、中身の濃い15分間を過ごせたわ。(爆)

事が終わり(照)、Mくんとお別れ。もう一人の男の子がモトサイをよんでくれたので、それに飛び乗り
急いでホテルへ。
ホテルに着いたのはちょうど5:00。
お別れを言いに来てくれたマネージャー、Bくん、Sくんに挨拶をし、
慌ただしく空港行きの車に乗り込んだの。
Cくん、はずむがなかなか戻ってこないので、かなり心配してくれた様子。ごめんね、Cくん。

別れの時


車がシェムリアップの空港に到着。Cくんといっしょに降りる。
この空港から、まずははずむ、プノンペンに飛ぶの。今日。
だから国内線のターミナルに向かったんだけど、
ここ、空港の建物の入り口を入ると、すぐにセキュリティーチェックのあの、「ピンポン」ゲートが。
そこをくぐった後にチェックインらしい。
え?え?チェックインするためには、ここでもうCくんとさよならしなくちゃいけないの?
「ここから先は友達入れないの?」って係員に聞くと、「そうだ」って返事。
「じゃ、チェックインし終わったら、友達とお別れしに、もう一度ここに出てきていい?」ってきくと、
「それは構わない」って言ってくれたの。
で、とりあえずは、チェックインに向かったんだけど・・・。
今日これからの移動って、なかなか大変。
シェムリアップからまずプノンペンに国内線で飛ぶでしょ。
んでもって、国際線ターミナルに移動して、今度はバンコクに飛ぶ予定なの。
その間、50分。
プノンペンの空港って、行ったこと無いから様子がわからないし、
第一、荷物はどうすればいいの?スルーにしてくれるんなら楽なんだけど・・・。
チェックインカウンターで、チェックインをしながら、
「これって、荷物はバンコクまで通しでチェックインできるの?それとも、プノンペンで受け取るの?」って尋ねた。
・・・甘かったわ。やっぱりプノンペンでピックアップして、
その後に新たにチェックイン、出国審査を受けなきゃだめだって。
荷物には「優先ピックアップ札(!?)」をつけてくれたし、
はずむの胸には「トランスファー証明シール(!?」貼ってくれたけど・・・。大丈夫かしら?

さて、とにかくチェックインを済ませ、再びCくんのもとへ。
搭乗のリミットまで、空港外のベンチに腰掛けお話したの。
「Cくん、ありがとね。楽しかったわ」
そこまで言うと、なぜだか分からないけど、胸にあついものがこみ上げる。ホント、理由は説明不能。
ただただ、なんだかそれ以上言葉を口にしたら、間違いなく涙出てきちゃう状況だったのね。
なのに、Cくんったら、そんなはずむにこう言ったの。
「はずむくん、楽しかったのは僕の方です。僕は生まれてからこれまで、ホテルなんて場所に泊まった
ことがなかった。だから、とっても楽しかったよ」
もう、我慢できなかった。思いっきり涙がこぼれちゃった。
どうしてなのかしら・・・。理由は・・・やっぱり説明できない。
哀れみ?悲しみ?感動?同情?切なさ?共感?
どれもそうであって、どれもそうでない・・・。まったく理解できない感情で心がいっぱいになったはずむ。
ただ、この時二人が同じような心で話をしていたのは、きっと間違いないと思うわ。
Cくんの目にも、うっすらと涙が浮かぶ。
「はずむくん、僕、次はああいう風に『Mr.はずむ』って書いたカード持って出迎えるね」
空港の外で予約客の名前の書かれたカードを持つ、たくさんのガイドやドライバーを指さし、
Cくんがそう言った。
「でも、そのためには、まずは日本語の勉強頑張って、ガイドさんにならなきゃね。」
そう言ってはずむ、彼に少しばかりのお金を渡したの。
日本人としては「少し」だけど、彼らにとっては「結構な額」のお金。
前日から、最後にお礼の意味も込めて、いくらか渡そうとは思っていた。
でも、それをいくらにしようか、ずっと迷ってた。
彼は決してお金をもらう目的で、はずむと時間を過ごしてくれたわけじゃない。
そこは、バンコクやパタヤのGOGOとは話が違う。
けれど、彼は目下失業中。一緒に過ごしてくれて、何かと利便をはかってくれた彼に対して、
お礼としてふさわしい額は、いくらなのかしら・・・。
散々悩んで決めた金額。
彼はそのお金を、「ありがとう」って言って受け取ると、数えることなく胸のポケットにしまった。
「決して多くはないけど、これだけあれば、また日本語学校に通えるはず。
頑張って。そのための応援の気持ちだから」
そう言うと、彼は何度もうなずいてくれた。・・・ホントに頑張って。

時間は止まってくれなかった。
6時。搭乗時刻の15分前になったので、はずむは立ち上がった。
「ホントにまた会えるよね?」
「うん、きっと会えるはず。ってか、絶対にまた来るからね」
そう言って握手をして、はずむは搭乗口に向かったの。

シェムリアップ→プノンペン→バンコク

シェムリアップエア


さて、感傷的な気分で飛行機に乗り込んだはずむだけど・・・
いつまでも感傷に浸ってられないの。
ここから先は、かなりの難所(!?)今回の旅行を通しての移動の中でも、もっとも気を抜けない部分。
この飛行機を降りたら、50分で、荷物をとって、ターミナルを移動し、荷物を預け、チェックインし、出国審査を受けて、
バンコク行きに乗り換えなきゃいけないんだもの。
飛行機は定刻より少し早く、シェムリアップ空港を飛び立った。
短いフライト、しかも国内線なのに、きちんと出る機内食。
かなり急いで食べないとならなかったわ。

プノンペン空港には定刻より少し早く到着。これは嬉しい誤算。移動に少し余裕が出たわ。
荷物のターンテーブルなんて、どこにもないこの空港。
荷物は飛行機からトラックに積んできて、それを係員がひとつひとつ荷物受取場の台の上に置いていく形。
はずむの荷物、早めにピックアップできるよう手配されていたので、最初の方で出てきた。
すぐにつかみ取って、急いで国内線ターミナルに向かう。
プノンペンって、なんとなく怖い印象があったのよね。あたし。
国内線ターミナル付近は、やっぱりイメージ通り、暗くてそういう印象なんだけど、
国際線ターミナルは、きれいで明るい、近代的なターミナルみたい。
スーツケースをごろごろ転がしながら国際線ターミナルに向かっていると、
タクシーの運転手らしき男の人が声をかけてきた。
「タクシー?」
「ちがう、ちがう。いらないわ。乗り換えよ。国際線に乗り換えるの。」
「いつ?」
「今よ。これから1時間後の飛行機。」
「ホント?」
ほんとよ!!ウソついてどうすんのよ。
ドライバーようやくホントだって気付いたらしく、ニコニコ手を振って離れていったわ。(笑)

さて、国際線ターミナルに着いて、チェックイン。幸い並んでいる人もいなくて、すぐに自分の番になったんだけど、
ここの係員、おそらく新入り。
後ろにぴったりくっついた先輩らしき人に教わりつつ、チェックインの手続き業務をしてるの。
ちょっとぉぉぉぉぉぉ。急いでんのよぉ。
一回プリンターから出てきた・・・なんていうの?あのシールになってる荷物の預かり証。
あれを糊の面同士くっつけちゃって失敗し、あわてて新しいのを出してみたり。
荷物、ちゃんとバンコクに届くんでしょうね?
でも、チェックインの手続きが終わると、笑顔で「HAPPY NEW YEAR!!」って声かけてくれた。
タイプの男じゃなかったけど、なんだかちょっと嬉しかった。
「あなたにも、HAPPY NEW YEAR」
はずむも笑顔でそう声をかけ、出国審査に向かったの。

出国審査はスムーズ。あっという間に出国し、搭乗時刻の30分も前にゲートに到着。
なんだ・・・。焦る必要、まったくなかったのね。
空港の喫煙所に入ると、なんだかどこだかの高級バーみたいな雰囲気の喫煙所。
入ったらすぐ、タバコのキャンペーンガールに、「1本おためしくださぁ~い」なんて、よくわかんないうちに
1本試供品のタバコをもらい、それを吸うことになった。
ほっとひと息。どうやら無事バンコクまで行けそうだわ。(笑)

飛行機に乗り込み、離陸すると、驚くくらい早く、シートベルト着用のサインが消えた。
ホント早いのよ。だって、まだ飛行機は思いっきり機首をあげてる状態なんだもの。
なぜ?なぜ?って思ったんだけど、理由はすぐにわかったわ。
プノンペンからバンコクのフライトって、ほんの1時間なのに、超しっかり機内食がサーブされるの。
そのメニューも充実。
ごはんものの主食にパン、水、飲物、サラダ、おまけにケーキとアイスクリーム。
アテンダントのお姉さん、必死。
これ、配るのも大変だと思うけど、食べる方も結構大変だわよ。
さらに、「HAPPY NEW YEAR」って声をかけながら、おねえさん、小さな箱を配ってる。
新年のお祝いプレゼントってことらしい。中身はクッキーだったわ。
恐るべしバンコクエアウエイズ。

バンコクでの年越し

機内食をどうにか平らげると、すぐに食器を集めに廻ってきて、
入国書類を書いてる間に、飛行機はドンムアン空港に着陸した。
早い・・・。
入国審査は予想よりすいていて、特に問題なく、無事入国。
空港ロビーに出たはずむ。まずは両替を・・・と思って、両替所に向かったの。
カンボジアで余ったドルをカウンターに出して、さらに日本円のT/Cもいっしょに両替してもらおうとしたのね。
そしたら、カウンターのおばちゃん。
「だめだめ。いっしょには両替できないよ」
とか、ワケわかんないことを言う。
なんでよぉぉぉ。
仕方ないので、まずはドルを両替して、両替所を変えて、T/Cの両替。二度手間。マジでわけわかんないわ。
空港の建物を出て、エアポートタクシーのカウンターに向かい、受付の女性に
「パイ シーロム ソイ ハー」
・・・伝わった。嬉しいわ。
すぐにタクシーに乗りこんだんだけど、今日のドライバー、はずむ的初体験の女性ドライバーだったの。
乗り込んでしばらくは、何人かのみなさんに電話をしてたのね。少しタイ語も混じってたんだけど、
電話が終わってほっとひと息ついてると、ドライバーの女性が話しかけてきた。
感じ良いし、なんか、女性だと安心する。
「タイにはよく来るんですか?」
「そうねぇ。年に3回くらいですよ。」
「そんなにですか、だからさっき、タイ語を少し話してたんですね」
「全然よぉ。単語しかしらないわ」
そんな話をしてたんだけど、道が思いの外空いてて、あっという間にシーロムについた。
ホテルの前まで乗り付けてもらって、
少し多めのチップ。
「サワッディー ピー マイ」
彼女、とっても嬉しそうにニコニコしてくれ、手を振ってお別れしたの。

今日のお泊まりはTホテル。このあとイサーンに行くけど、また1/4には戻ってくることになってる。
レセプションでチェックインをしていると、受付の男の子、ちょっと大げさにこう言ったの。
「お客様の本日お泊まりいただくお部屋ですが、今日はグレードアップしたお部屋になっています。
本日満室のため、そうなりました。ラッキーですよ」
あら・・・。嬉しい。でもさぁ・・・、あたしったら、今日はこれから
ルークさんとトムさんのパーティに参加させていただいて、そのあとはきっと、GOGOに。
んでもって、明日は4時にはチェックアウトするのよね・・・。
なんか、もったいないわ。
そう言えば、以前もターン○ワンホテルで同じようにアップグレードしてもらったんだけど、
その時も次の朝早朝出発だったのよね・・・。
運がよいのかしら・・・それとも、悪いのかしら・・・。
明日の朝、空港までのホテルの車で空港まで送ってもらう(500Bよ)ことと、
スーツケースを1/4にチェックインするときまで預かってもらうことをお願いして、お部屋に上がったの。
・・・ホントに素敵な部屋だわ。

荷物を整理してると、shigeさんからお電話。いっしょにパーティ会場になっているホテルまで行ってくださるというので、
ロビーで待ち合わせ。
今日は大晦日で道が混んでいるので、BTSで移動。
shigeさんは、まだ今日はこれからお仕事があるということで、BTSの駅でお別れしました。
大変・・・。
ルークさんとトムさんのパーティ会場に入ると、すでに12人ほどの人が集まっていらしたわ。
そう言えば、去年の今頃も、ここでこうして参加させていただいてたんだっけ・・・。
あの時は、Aくんも、Aくんの弟もいっしょだったのよね・・・。
あれからもう1年なんだぁ。
いろいろな方と、たくさんのお話をさせていただいたんだけど、
楽しかったぁ。
特に印象に残ってるのは、今回初めてお会いしたEさんって方がいらっしゃるんだけど、
はずむの旅行記を読んでいただいているらしくて、
お話の中にたくさん、旅行記の内容が登場したの。
まだまだ自分の知らない方で、この旅行記を読んでくださってる方がいるのかもしれない・・・って思ったとき、
なんだか不思議な感覚と、うれしいやら、ちょっとこわいやら、
いろんな感情が湧いてきたわ。
感謝、感謝です。
そのほかにも、いつもはあまりお飲みにならないおすぎさんも、今日は決行飲んでいらっしゃるみたいで、
「はずむちゃぁ~ん、きょうはあんた、いじめるわよぉ」なんて詰め寄られてビビッたり(笑)、
ハノイでいっしょだったボルドーさんがいらしたので、ハノイの思い出話で盛り上がったり、
ケセラさんとの長年の念願だった熱い抱擁もあったり・・・。
すっごいすっごい、楽しかった。
でも、これだけのパーティを催すには、準備も大変だったはず。
ルークさん、トムさんをはじめ、みなさん、本当にありがとうございました。

さて、お酒もかなりすすんだころ、時計が12:00に。
いよいよ年越しね。
その瞬間から、バンコク市内はたくさんの花火に彩られた。
急いでベランダに出てみたんだけど、ここのベランダからは花火が丁度見えない位置になってる。
「・・・残念」と思っていると、
おすぎさんが一声「ここの屋上からも見られるのよぉ。」
この声を聴いた参加者全員、くつをはくのももどかしく、
エレベーターに向かって全力疾走。(笑)
最上階でエレベーターを降りると、今度は屋上に続く螺旋階段を駆け上がった。

すっごい・・・・。ホントに綺麗だった。

ふつう、花火って「見上げて」見るものでしょ?
でも、ここからの景色は、そんな「ふつう」とは全然違ってた。
目の前で大輪の花火が咲くのよ。目の前よ。ほんとに。
何十発・・・いや、何百発?の美しい花火に、しばし言葉を失うはずむ。
ここで年を越せて良かったわ・・・。
来年もこの花火を見られるかしら?そして、どこで誰と、この花火を見るのかしら・・・。
楽しみだわ。

徹夜突入

その後もしばらくみなさんとお酒をのみながらお話してたんだけど、そろそろ時刻も2時近い。
誰だったかが「今夜はGOGOもオールナイトよ」って教えてくれたので、
みんなで行きましょってことで、記念写真を撮影後、会はお開きに。
お片づけを手伝わなきゃ・・・って思うんだけど、
みなさんの手際の良さについていけない・・・。
何もできなくてごめんなさい。

お部屋を出ると、何人かの方と一緒にタクシーでGOGOへ。
到着したのは2:00になる10分前。
確かに今日は、どこのお店も開いてる様子。
でも・・・中を覗いてみると、営業はしてないみたい。
BOYS BANGKOKなんて、ボーイじゃなくて、一般の人?がお立ち台に上がって踊ってる。
・・・ひょっとして、手遅れ?
せっかくあんなに素敵な部屋にアップグレードしてもらったのに、今夜はあそこで独り寝かしら・・・。
ちょっと絶望感にうちひしがれていると、
辛うじて一件、まだ営業しているGOGOを発見。
みんなで入店したの。
お店の中には、巨大な水槽が・・・。パタヤにもSPLASHってお店があるけど、ここもスイミングショーが
ウリのお店だそう。はじめて来たわ。
座ると、何人かのボーイが寄ってきた。ルークさんのとなりには、べったり座っちゃってるかわいいボーイ君。
はずむも負けちゃいられないわってことで、
オバケみたいな(失礼)ママに促されたのもあって、一人オフ。
かわいい感じの色白の子。
この時点で時刻は2:10。
なんか、今回の旅では、タイムリミット限界のお遊びがやたら多い気がするわ・・・。(笑)
お店も閉店の時刻になったので、みんなで外に出た。
はずむ、明日・・・ってか今日ね、4時にはホテルを出なきゃ行けないので、
みなさんとお別れし、ボーイ君と二人でソッコーホテルへ。
正味1時間の、短い時間。でも、十分楽しめたわ。

午前3:20。ボーイ君を帰し、はずむは荷物の詰め替え。ここからはスーツケースの中に入れてきた
3WAYバッグのみを持って行動。スーツケースはホテルに預けていくの。
・・・もうこの時刻からは寝られない。結局今夜は徹夜だわ。

1月1日(木)

サコンへ

朝4時、ホテルをチェックアウト。何度も言っちゃうけど、もったいないわ。アップグレードしてもらった部屋・・・。
今日は6:15のフライトで、サコンナコンへ向かう。
昨日のうちにホテルの車を予約しておいたんだけど、連絡がうまく行かなかったみたいで、
車は用意されてなかった。
ベルボーイが急いでタクシーを捕まえてきてくれたらしく、結局はメーターで空港まで行けた。
ホテルの車なら500Bだったから、結局は得したのかしら・・・。
空港に着くと、ちょっと時間があったので、ケンタッキーで朝ご飯を食べた。
欧米人の若者男女4人組が、我が物顔で大きな荷物をそちこちに置いて、場所を大きく占拠。
ちょっと酔っぱらってるみたいな感じ。超めいわく。
チェックインの時間になったので、ゲートへ。
サコンナコンへのフライト、TGとPBの共同運行で、機材はPBなので、搭乗ゲートもPB用のゲート。
このPB、みなさん利用されたことあるかしら?
すっごい飛行機よ。
一列にはA席、B席、C席があるんだけど、A席は窓側に1列しかないの。
つまり、となりには座席がない一人席。
どんなフライトになるのかしら・・・って、かなり不安になったんだけど、
そんな不安とは裏腹に、結構快適。
隣に座席がないっていうのは、こんなに気を遣わないですむものなのね・・・。
着陸の時、大きく1回バウンドしたのが乗客に気付かれるほど大きなモノだったことを除けば、
なんの不快感もなく、十分リラックスして乗ることができたわ。

素敵な村での一日

空港に到着。ピックアップする荷物もないから、そのままゲートをくぐると、すでにシートォングさんが
カミィ君といっしょに迎えに来てくださっていたわ。
カミィくんの運転で出発!!途中セブンイレブンとタラートに寄った。
タラート、以前来たときと様子が違う。どこが違うの???って考えてみたら、
前回はなかった屋根がついてる!!
以前には1回しか来たことないのに、そんなことまでしっかり覚えてる自分に驚くあたし。
よっぽど前回の記憶が鮮烈だったんだと思うわ。
村に着くと、シートォングさんに「少し寝たら?徹夜だったんでしょ?」って言ってもらったんだけど、
・・・だめだめ。もったいない。(笑)2日しかないんだから、
この素敵な田舎の風景を、しっかり目に焼き付けなきゃ!!ってことで、
一人で散歩させてもらうことに。
あたしったら、かなり方向音痴。迷子になっちゃうかも・・・なんて不安もあったんだけど、
一度、大好きな雰囲気の村を、自分のペースで歩いてみたかったのね。
迷ったら迷ったでその時。出たとこ勝負だわ。
村の人、はずむに気付くと声をかけてくれる。
英語で挨拶してくれる人もいれば、タイ語で話しかけてくる人も。
途中、なにやらおばさま方が集まって雑談しているところを通ったんだけど、その中の一人が
「サワッディー カー  プー パサ タイ ダイ マイ?」(こんにちは。タイ語できる?)
って声をかけてくれたの。
「マイ ダイ、マイ ダイ」(できない、できない)
って答えたら、その場にいたみなさん、大爆笑。
「ダーイ ダーイ!!」(できるじゃない!!)
って冷やかされたわ。(笑)

さて、しばらく歩いてけっこう満足。最高にいい気分でシートォングさんのお家に戻ろうと、
どっちだっけな・・・。あれ?こっちだっけ???なんて迷いながら歩いていたら、
細い路地で、1匹の犬に出会った。
多分、この近くの家の飼い犬。
思いっきり不審者扱いでほえられたの。
いやぁぁぁん、こわいぃぃぃぃ。
泣きそうになりながら、その犬のわきをどうにかすり抜け、
刺激しないように、ゆっくりゆっくりすれ違ったのね。
後ろではずむにほえまくってる犬に意識を集中しながら、抜き足、差し足、忍び足・・・みたいに歩いていたら、
はずむの進行方向に、またしても障害が。しかも今度はやたらとでかい。
え?って思って見てみると、
野良牛。
いや、正確に言えば、飼われてる牛が、お散歩に出てきたのか、それとも脱走してきたのか・・・ってところだと
思うんだけど、そんなのどっちでも知ったことじゃない。
はずむにとっての事実は、目の前に大きな牛がいたってことだけ。
もう卒倒寸前よ。(爆)
ただでさえ細い道。牛のわきをすり抜けるには、かなりの注意が必要。
なんとかすり抜けたわ・・・って安心して、振り返って牛の様子をみたのね。
そしたら・・・この牛くん、いきなり回れ右!!して、はずむの方に近づいてきた。
いやぁ~ん、やめてぇ~っっっ。あたしったら、何か赤いモノ身につけてる???
あわてて探したけど、なんにも赤いモノなんて身につけてないわよぉぉぉぉぉ。
牛くんの方に、なんの悪意もないみたいなんだけど、・・・こわいものはこわい。
どうにもならず金縛り状態で固まっていたら、牛くんもさすがに気の毒に感じてくれたのか(?)
再び進路変更をしてくれた。
よかった・・・。喰われるかと思ったわ。

そんなこんなで、道も辛うじてわかったので、無事シートォングさんのお家まで到達できたはずむ。
シートォングさんに報告すると、大いに笑われた。
じゃ、今度は一緒に歩いてみましょうって言ってくれて、再びお散歩へ。
誰か良い感じの人、いないかしら・・・なんて思いながら、歩いてみたんだけど、
・・・なぜか人がいない。いるのはガキンチョとじいさまと、女の人ばかり。
村のバス停のところで、日陰に腰を下ろし、しばらくシートォングさんとお話しつつ村の様子を見てたんだけど、
誰一人通らない・・・。
シートォングさん曰く、
「1月1日って、出稼ぎから帰ってくる人がいて、お祝いの飲み会をしてたり、逆に、出稼ぎに戻る人を送りに行ったり
してて、人がいないのよぉ。前にHPにも書いたことあったでしょ」って。
・・・そう言えばそんなことが書いて会った気が。
あら、一番悪い時期に訪問しちゃったのかしら・・・。
でも、それはどうでもいいの。実際。新しい年の幕開けを、この大好きなイサーンの風景の中で迎えることができて、
それで幸せ。

でも。。。誰もいないとなると、ヒマなのも事実。
シートォングさんが車を出してくれ、隣村までドライブに。
そこここで結婚式がおこなれている様子。
この時期、都会の出稼ぎから帰ってきて、この機会にこちらで式を挙げる人が多いんだって。
だから、「そういう場所にいれば酒がタダで飲める→人がいない」ということらしい。
途中、前回訪れたときに会ったムイくんに出会う。
当時はまだ幼さの残る少年っぽかったのに、随分大人っぽくなった。もうどこから見ても、いい青年。
いい男になったわね。
一通りドライブを済ませ、お家にもどると、お昼ご飯をごちそうになった。
今日の朝までお客さんがいらしたそうで、その時用意したおせちとおぞうにを、はずむの分もとっておいてくださったの。
純和食の昼食。
納豆までついてるあたり、シートォングさんならではね。
日本を出てから1週間。そろそろ日本食が恋しかったから、とってもありがたく、おいしくいただきました。

食事をしていたら、何人かの若者がやって来たの。
シートォングさんが、「あの子、すごくマッサージがウマイよ」って教えてくれたので、
じゃ。。。ってことでお願いすることに。
・・・マジで上手かった。
今まで、たくさんマッサージを経験してきたけど、これまでで文句なく1番。
徹夜明けって事もあって、ホントに何度も眠りに落ちそうになった。
この子、やたら自分ばっかりマッサージのご指名が入るので、仲間内でも年上の人にも気を遣ったり、
結構大変なんだって。かわいそうに・・・。
でも、これだけ上手ければ無理もない。これだけで十分生きていける・・・そんな風に思ったわ。

そんなこんなで、会話を楽しんだり、庭先で外にいる牛(しっかりつながれてるから怖くないわ)を眺めたり、
まったりした時間を過ごしていると、あっという間に夕方になった。
素敵な時間って、どうしてこんなに過ぎ去るのが早いのかしら・・・。
さっき食べたばっかりって気もしなくもないんだけど、シートォングさんに作って頂きお夕飯。
シートォングさんに
「夕飯は和食?洋食?中華?」って聞かれ、改めて感心。
ここでシートォングさん、レストラン開けるんじゃないかしら・・・。いや、マジで。
スパゲッティーとスープのおいしい夕食をいただきました。
夕食のあと、ようやく年長組のみなさんがやって来た。
シートォングさんと相談して、ちょっとしたゲームを。
内容は・・・あたしの口からは言えないわ。(爆)
とっても楽しかったです。

時期の問題(?)で、あんまり衝撃的な出会いとか、強烈な思い出とかはないけど(笑)
とっても充実した一日だったの。
1:00くらいまでシートォングさんとお話。
今回はHP制作のヒントとかもたくさん教えてもらった。
振り返ると、はずむ、このHPを作った時点で、コンピュータに関してほとんどなんの知識もなかったのね。
だから、まだまだ知らないことたくさん。
だから、教えて頂いたひとつひとつに、心から感激。
さすが、ヒットHPのオーナーさんだわ。

文章にすると、なんだか短くなっちゃうけど、言葉にできない部分で、とっても充実していた今日一日。
明日はムクダハーンに午前中に着きたいので、朝早いバスに乗る予定。
シートォングさんの目覚まし時計を借りて、ベッドに入ったの。
元気なつもりだったけど・・・さすがに昨晩徹夜しちゃったから眠い。
すぐに眠りに落ちたはずむです。

1月2日(金)

ムクダハーンへ

シートォングさんに借りた目覚まし、7:00にセットしておいたはずだったのに、なぜか起きられず、
8:00にシートォングさんに起こしてもらうまで爆睡。
やっぱり徹夜が効いたのね。。。きっと。
シートォングさんに用意していただいたサンドイッチの朝食をいただき、コーヒーで目を覚ますと、
さっそくバスターミナルに向かって出発。
今回は短い滞在だったけど、本当にお世話になりました。
そうそう、カミィくんだけど、今回久々にお会いしたんだけどね、
なんだかとってもイケメンに。。若返っていたの。
ステキィ。
確かはずむとそんなに年齢変わらなかったハズなんだけど、
どうしたらあんなに若返ることができるのか、ばっちり聞いてくれば良かったわぁ。
車でサコンナコンのバスターミナルまで送ってもらい、そこからバスでムクダハーンへ。
エアコンバスがよかったんだけど、満席と言うことなので、思いっきり「普通バス」に乗車。
お二人とお別れをして、乗り込み、座席を探したんだけど、
このバスもかなりの混雑。
ようやく見つけた席は、後ろの扉近くの、ちょっとかわいい感じの子のとなり。
この座席、かなりいい!!
後ろ扉には車掌さんが陣取ってるから、ドアは走ってる最中も開きっぱなしなのね。
だから、風が常に入ってくる。寒いくらい。なかなか快適なのよ。
途中、すぐ後ろに座っていた家族連れの子どもが、車酔いでゲロはいたけど、
よくあることよね。子どもの頃って。
とりあえず、荷物の上とかはずむの背中に吐かれなくてよかったわ。(笑)

車は12:00少し前にムクダハーンに到着。ソンテウで今日から2泊のホテルへ。
部屋に入ると、ソッコー、Hくんに電話。
Hくんって、はずむの里子の先生なの。前回ここを訪れたときに仲良くなった人で、
今回は里子をホテルで1泊させるつもりなので、
その送り迎えをしてもらうことになってるのよ。
すでに車でこちらに向かっているところだというので、しばらく部屋でゆったり。
その間に、響くんにも電話しておきましょってことで、電話をとったの。
響君、前回の訪タイのときに、ずっと一緒に過ごした、HTMCの会員の一人。
今回はラオスに旅行する前に、ここに立ち寄るって話だったから、じゃ、いっしょに過ごしましょって
連絡を取り合ってあったの。
響くん、今はウボンにいるらしい。
はずむが明日到着だと思っていたそうで、もしこの後バスがあれば、
今日中に行きますねっていうことで、いったん電話を切った。

さて・・・Hくんが到着したのは、1時間後。いったいどんな距離を走ってきたのかしら・・・。
彼から到着の連絡が会ったので、部屋を出て、ロビーに降りた。
降りてみて・・・びっくり。
おなかの大きな女性と、年配の男性とHくんの3人が待っていて、肝心の里子、Xくんの姿がない。
聞くと、彼女はHくんの奥さんで、その隣の男性はお兄さんだという。
結婚してたんだ・・・。知らなかったわ。
んでもって、Xくんは何か用事を済ませてから、一人でバイクタクシーで来るのだという。
では・・・って感じで、お互い自己紹介とごあいさつをしたあと、
4人でお昼ご飯を食べに、街に出たの。
行ったお店はベトナム料理店。
はずむ、ハノイではあんまり食べられなかった生春巻きが食べたかったのね。
で、注文してもらったら・・・
出てくるわ、出てくるわ。生春巻きのオンパレード。
日本の手巻き寿司パーティみたいな雰囲気で、自分でライスペーパーに具材を巻いて食べるんだけど、
お腹破裂しちゃうほど、食べたわ。おいしかった。
その後・・・ちょっとお腹壊したの。はずむ。
あの時食べた野菜が原因かしら・・・。
でも、おいしかったから、いいわ。(笑)
食事を終えると、バスの状況を確認してるはずの響くんにお電話するために、いったんホテルに戻った。
Xくんもそろそろ来てるかも知れない・・・。
けれど、響くんは「バスがもうないので、明日の早朝のバスで向かいます」って返事だし、Xくんもまだ
ホテルにやってきていない。
・・・どうしちゃったのかしら。
とりあえず、ここでぼぉぉぉっとXくんの到着を待っていてもしかたない。
Hくんが、どこに行きたいですか?って聞いてくれたけど、・・・ムクダハーンの観光地って???
Hくん、はずむがなにも情報もっていないってことで、
しばらくどこがいいか考えてくれて、
ナショナルパークってところに案内してくれることに。
あぁ、そうそう。そのナショナル・パークって、前にガイドブックで見たことがある。
おもしろい形をした岩がたくさんあるのよね。
一度行きたいと思っていたの。嬉しいわ。

さて、ナショナル・パークへ出発しましょって、ホテルを出たときに、あることに気付いたはずむ。
玄関のところに、ホテルのピックアップバスがとまってたのね。
時刻は今3:00。このバス、これからチェックアウトしたお客さんをウボンラチャタニの空港まで送っていくのね。
え・・・?ウボンラチャタニ???
ウボンラチャタニって、ついさっき、どこかで話題にしなかったかしら・・・。
ピンときたはずむ。
そうじゃない!!響君がいる場所だわ!!
ドライバーに、「このバス今からウボンラチャタニに行くんだわよね?」
って聞くと、
「そうです」って返事。
「向こうを出るのは何時?」
「19:00です。」
ってことはさぁ、響くん、このバスに乗ってくれば、今日中にムクダハーンに着けるじゃない。
「ウボンからは満席?」
「いえ、余裕ありますよ」
「じゃ、今からウボンラチャタニにいる友達に連絡するから、その友達も空港から乗せてきてくれる?
彼、バスがないってことで、今日ここに来れないでいるのよ。」
「構いませんよ。お名前は?」
はずむ、響君の名前を伝え、こう言ったの。
「ただ、この後連絡がとれるかどうかわからないから、もし出発時刻までに彼が行かなかったら、待ってなくていいから」
響君には響君の都合があるでしょうし、明日の方が良いなら、かえって迷惑になっちゃうものね。
ドライバーによろしく伝えると、さっそく響君に電話。
「響君、ホテルのバスが19:00に空港を出発するんだって。それに乗れば今日中に来れるわ。どうする?」
って聞くと、
「じゃ、行こうかな・・・」って返事。
かくして、響君とはずむは、今夜再会できることになったのです。よかった。
久々お酒飲みながら募る話もあるし、
今日は里子のXくんもお泊まりの予定。響君はタイ語OKだから、いてもらうと超安心だし、楽しくなりそうよ。

と、どたばたしたけど、とりあえず落ち着いたので、はずむたち4人は、Hくんの車でナショナル・パークへ。
ここは、古代のタイの地形をそのまま残してあるっていう話で、
くじらとか、鳥とか、ワニとか、虎とか、いろんなものに見える岩が、そこここに散らばっている、
岩山みたいな公園なの。
Hくんの奥さんはお腹も大きいので、上までは行かないと言うから、3人で岩山を上ることに。
途中、とつぜん、「イープン?」ってはずむのことが噂されてるのに気付き、振り返った。
結構かわいげな男の子が、そんなはずむに、「こんにちは」って話しかけてきた。
聞くと彼、日系の企業にお勤めしていて、つい数ヶ月前に2週間ほど日本で研修をしてきたんだそう。
一人日本語を理解する人がいると、まわりのタイの人たちもかなり興味があるらしく、
気付いたらはずむのまわりに、たくさんのタイの人の人垣ができていたの。
しばらくお話。
こんなところで日本語が聞けるなんて思ってなかったし、
彼もそれほど日本語ができるわけじゃないんだけど、
日本語・タイ語・英語のチャンポンでお話していると、周りのタイ人の人たちも、妙になっとくした顔してうなずいたり、
その子に通訳を頼んでいろんなこと聞いてきたり・・・。
予測しなかった場所で、とっても楽しいお話タイムを過ごせたわ。
最後に名刺をもらって、「e-mailkでも交換しましょう」って言ってお別れしたの。
思いがけない出会いだったけど、だからこそとっても楽しかったわ。

Xくんといっしょ

一通り公園を歩くと、日も随分傾き、時計は5時をまわった。
Hくんのお兄さん、はずむの持っていた「指さし会話帳」が妙に気に入ったらしく、
ページをぺらぺらめくりながら、いろんなことを話しかけてきてくれる。
この本、作った人ってきっと天才よね。
これ1冊あるだけで、全然コミュニケーションが変わってくるんだから。
下山すると、Hくんの奥さんが待っていた。
車に乗り込んだところで、里子のXくんからHくんに電話。今ホテルに着いたらしい。
急いでホテルに戻ると、いつもと変わらぬXくんの笑顔。
はじめてのホテルでのお泊まりに、ちょっと興奮状態。
ホテルのフロントにはHくんに事情説明を手伝ってもらい、Xくんがここに1泊することと、このあと
響君が同じ部屋に泊まることを説明。
問題ないって言われたので、一安心よ。
Xくん、最初に出会ったときは小学校を卒業したばっかりだったんだけど、今は中学3年生。
身長もずいぶん伸び、大人っぽくなった。
タイでいろんな遊びをしてるはずむだけど、彼に対しては、完全に里親の存在。当たり前だけど(笑)。
なんか、自分の本当の子どもの成長を見るようで、とってもうれしいの。
彼に出会った頃は、はずむ、タイ語なんてあいさつもできない状態だったんだけど、
最近はほんのちょっとだけど、タイ語の単語も口に出せるようになった。
だから、出会った当時だったら想像もつかなかったことだけど、
彼をホテルの部屋に招くこともできるようになったのよね・・・。妙に感慨深い。

部屋に入ると、Xくんが最初にしたことは、ベッドの上でのトランポリン。その次はテレビのスイッチを入れること。(笑)
まだまだガキだわ。
でも、彼の家にはテレビがないから、今回のホテル滞在で一番楽しみにしていたのは、
テレビを見ることらしい。
思う存分、見て構わないわよ。(笑)
しばらくテレビを見てたXくんだけど、ふと立ち上がり、窓から外を眺め、はずむを呼んで外を指さした。
指さす先にはプール。
「なに?あんた、プール行きたいの?」
そう尋ねるはずむにうなずくXくん。
いいわよ。じゃ行きましょ。
プールのフロントに行って、タオルと水着を借り、着替えるといざプールへ。
でも・・・あんた、超寒いわよ。
イサーンの朝と夜は、この時期かなり気温が下がる。
肌寒いのよ。水着ひとつじゃ。
はずむは絶対水には入れないわ・・・って、プールサイドの椅子に腰掛け、タバコ吸ってたんだけど、
Xくん、大興奮。準備運動もしないで、思いっきりプールに飛び込んだ。
でも・・・モノの数十秒泳いだかと思ったら、すぐに上がってきたXくん。
ぶるぶる震えてる。
ね、寒いでしょ。あんた、よく心臓発作起こさなかったわねぇ。
急いで更衣室に引き返し、サウナに入り体を温めると、服を着てお部屋にもどったの。
こんな一瞬しか利用しなかったのに、プール利用料をしっかり170Bもとられたわ。
係のお姉さんに、「明日の昼間のご利用をお待ちしてます」とか言って笑われちゃった。

部屋に戻ると、少しゆったりしたあと、ホテルの最上階にあるレストランへ。
外のナイトバザールで屋台食っていうのもいいんだけど、
せっかくなので、雰囲気のあるレストランでお食事しようと思って。
メニュー見ながら、何注文していいか困ってるXくん。
「ステーキはどう?」って聞くと、笑顔でうなずくXくん。
日本のステーキとくらべれば、固いし、まずい。けど、肉は肉。元気に食べてるXくんを見ながら、幸せなはずむ。
食事中に、ピアノの生演奏と、歌が始まった。
・・・ちょっと場違いかしら。思いっきり大人のムードなんだけど。
でも、他に客もそんなにいないし、子連れの家族とかもいるから、ま、いいわね。

食事を終えると、ナイトバザールに出かけておかいもの。
そろそろ響君が到着する頃だから、ビールとかつまみとかを買っておきましょって思って。
セブンイレブンに入ると、ボンボン、カゴに品物を入れていく。
Xくんもいろいろ買う必要のあるものをカゴに入れていったんだけどね・・・。
最後に買ったものがおかしいの。
鉄でできたハート形の写真立てみたいなのと、いく粒かのキャンディが透明のケースに入った、
プレゼントにするようなモノなのよ。
・・・さては。
前回もどこだかで買い物したときに、同じ様なモノを買わされたんだっけ。
「彼女?」って聞いて、ニヤっとしてやると、恥ずかしそうにうなずくXくん。
あんたって・・・。バリバリノンケの男の子だわ。

響くんもいっしょ

買い物袋をぶらさげて、たらたら歩いてホテルに戻った。
しばらくすると、フロントから電話。響くんが到着ね。
それほど大きくないバッグをポーターに持たせ、響くん登場。
もちろんXくんとは初対面。
でも、はずむとXくんよりも、響くんとXくんの方が、ずっと年が近いじゃない?
しかも響くん、タイ語もOKとくれば、うち解けるのに時間はかからない。
すぐに仲良くなってたわ。まるで兄弟みたい。(笑)
響くんが夕ご飯まだだというので、ホテル近くの食堂へ。
響くんはわかるとして・・・。Xくん、なんであんたまで注文してんのよ?
しかも、響くんのために注文したのかと思ってたら、しっかり自分も食べてる。
さっきあれほど食べたのに・・・。若いのね。
響くんがいくつか並んだ料理の中から一つの料理に手をつけ、一口運んだとたん、何が起こったのか
いきなり飛び上がり、泣き出した。
何?何?何???
響くん、泣きながら料理の皿みつめながら、
「やられたぁ~。思いっきり食べちゃった」って、緑色のとうがらしを指さした。
「これ、むっちゃくちゃ辛いんですよぉ。死ぬほど・・・。」
またまたぁぁぁ、響くんったら、大げさなんだからぁ。しっかりしてるように見えても、まだまだ子どもね。
「辛いのなんて、あたし全然大丈夫よ」とか言いながら、
よせばいいのに、思いっきりその辛いって言う緑色の物体を口に入れてかみ砕いたの。
「○△■★●◎!!」
言葉にならない。
これって、食べ物なの?ってか、何を意図して、こんなものを料理に入れるのかしら。
辛いってより、痛いのよぉ。
痛いから水飲むんだけど、水もしみるの。
仕方ないから、氷を口に入れて、舌を麻痺させる。
ようやく少し落ち着くけど、また氷が切れる頃には痛さが再発。
全然消えないの。痛さ・・・。
しばらく涙が止まらなかったわ。
はずむよりかわいそうなのは、響くん。
彼お腹すいてるから、料理をどんどん食べたいんだけど、どのお皿の料理も熱い。
辛いモノでおかしくなった口に、熱いモノを入れると・・・。みなさんにも想像つくでしょ?
全然食事を進めることのできない響くん。
そんな様子を笑って見てるXくん。
今だから笑えるけど、その時はホント、死にそうだったわ。

そんなこんなで食事を終えて、三人そろってお部屋に戻った。
Xくんはテレビに夢中。はずむと響くんは、ビールで乾杯。
でも・・・せっかくの一緒にイサーンの夜。何か楽しいことも欲しいわよね。
「ねぇ、ねぇ、響くん、街にかわいい子探しに行きましょうか?」
「いいですねぇ。」
飲みながらそんな企てをしていたあたしたち。
けどさぁ、まさかそんな遊びに、まだ中学生のXくんを連れて行くわけにはいかない。
「Xくん、これからはずむと響くん、外にちょっとでかけるけど、部屋で一人でいられるよね?」
って、響くんのタイ語の力を借りて言ってもらった。
でも、Xくん、遠慮がちだけど、明らかにいやがる。
淋しいって。一緒に行きたいって。
そりゃ、無理だわ。
彼が寝てから出かけようかとも思ったんだけど、それも無理そう。
「仕方ないね。明日の夜のお楽しみにしましょ」
ってことで、再び二人で飲み始めたの。
でもね。。。その話をした後から、Xくんの様子がおかしい。
響くんが、「自分のせいで出かけられなくなっちゃったこと、気にしてますね」って言う。
そうね。そんな感じ。
このままこの雰囲気でこの部屋にいるの、ちょっと重苦しいし、Xくんも気にしたまんまでかわいそう。
それに・・・やっぱり、このまま寝るのもつまんない。
ってわけで、午前1時も過ぎた頃、3人で街の散歩にでかけたの。
明日の本格活動のための下見ね。(爆)
Xくんもこれで少し気が晴れるでしょ。
で・・・3人並んで、夜のムクダハーンの街を歩いたんだけど・・・。
ショック。人がいない。ホントにいない。
ホテルからセブンイレブンまでの道って、700mくらいあるんだけど、
途中出会った「生き物」は、犬1匹。
この町、夜はホントに静かだわ。
せっかく出てきたんだからって事で、セブンイレブンへ。本日2度目。
SPYとかいうお酒を何本か買って帰ることに。
響くんは、なにやらウインナーやら野菜やらを、店員さんとおしゃべりしながら買ってる。
レジの他の店員さんも興味津々で、「イープン?イープン?」なんて言ってる。
うらやましいわ。そこまできちんとお話できるなんて。・・・けど、あなた、太るわよ。(爆)
あたしも、ホントにタイ語を勉強しないと。

お部屋に帰って、再びお酒。
結構飲んで、さ、そろそろ寝ましょうか・・・ってことになったのが2:30。
だけど、ここで一つ問題が。
このお部屋、もともとシングルで予約したので、ベッドが2つの部屋なのね。
ここには今3人の人間が・・・。
どっちかのベッドに2人、どっちかに1人でもいいんだけど、そうすると2人のベッドがちと狭い。
さぁ、どうしよう・・・。
で、はずむと響くんの結論は、ベッドを二つくっつけちゃおうってもの。
間に電話の台とかがあるのを、むりやりくっつけ、ベッドを横向きに使って
3人川の字で寝ることに。
明日はXくんの村に行くのね。響くんは田舎初体験。楽しみにしてる様子。
どんな一日になるのかしら・・・。

1月3日(土)

村へ・・・のはずが

昨日は結局ベッドに入ったのが3:00過ぎ。大人でも結構睡眠不足なのに、
Xくん、やけに早起き。7:00には起きて、テレビを見ていたわ。
はずむも響くんも、昨日も結構飲んでるので、なかなか起きられない。
特に響くんは、前回の旅行記を読んでいただいてもわかるとおり、かなり寝起きの悪い人。(笑)
目を覚ましたわね・・・って安心していると、その数秒後には横になっちゃってるから、
かなり気合い入れて起こさないと、絶対にお昼頃まで寝てると思う。
このホテル、もともとははずむ一人で泊まる予定だったから、朝食が一人分しかついてないの。
で、外にお食事に出かけた3人。
まずは、対岸にラオスを臨む、川沿いのタラートにトゥクトゥクで出かけた。
川沿いの道に着くと、双眼鏡を10Bで貸し出してるおっさんから一人一つ借りて、対岸のラオスを偵察。
響くんは明日、この川を渡ってラオスに向かうので、興味津々。

はずむも向こう岸からこちらムクダハーンまでだったら船で渡った経験があるので、
「う~ん・・・あそこが船着き場かしら?あ、あの赤い屋根がはずむの泊まったホテルだと思うわ」
なんて、しばしお話。写真とったり、売られてる品物眺めたり、
ゆったりまわる、朝の市場。
でもね・・・、しばらく歩き回って、帽子を買ったりなんだりしたんだけど、なんだか「食堂」がない・・・。
仕方なくホテルに戻って、響君がドアボーイに尋ねてくれたら、
ホテルの向かいにあったの。けっこうデカイ食堂。建物の裏だったから、わからなかったのね。
お店の方に歩いていくと、なんだかとっても良いにおい。食欲がそそられる。
その元をさぐると、1つはショウガを煮てる鍋、もうひとつは豚肉を甘く煮付けているような鍋だった。
さっそくぶっかけご飯にしてもらうよう注文。
おいしかったわ。

さて、そんなこんなしているうちに、時刻は9:00。
Hくんが迎えに来てくれることになってるの。
今日はHくんの車でXくんの村を訪問する予定なのね。
ま、9:00って約束しても、9時には来ないと思うんだけど・・・。
プラプラホテルに戻って、部屋で出発準備をしていると、30分遅れてHくんから電話。やっぱり遅れたわね。(笑)
ロビーに降りていくと、Hくん、ソファーに座って待っていた。
はずむが声をかけ、響くんとHくんにそれぞれを紹介した。
Hくん、なんだかとっても自慢げに
「今日は友達も一緒に案内しますね。日本語も英語もできます」って言う。
あら、そんなお友達がいるの?
かわいい子だったらいいなぁ~なんて、不埒なことを考えつつ、4人は車に向かったわ。
Hくんの車はトラック型をした車。
響くんが、「一度この荷台に乗って走ってみたいんですよね・・・」って言うので、Hくんに許可をとって、
はずむと響くん、Xくんは荷台に。
初めての経験に、ちょっと興奮気味。
そう言えばタイでは、荷台に乗って運ばれてる人、結構いるわよね。

まずは、Xくんのお家や、Xくんのお友達にお土産を買うために、近くのスーパーマーケットへ。
なんだかんだ買い込んで、買い物袋は4袋に。
はずむも、子どもに出会ったらあげようと思って、チョコレートの小袋をたくさん買い込んだ。
車に戻って、再び出発!!・・・でも、少し走ったと思ったら、すぐにHくん、車を寄せた。
なに、なに、なに???
Hくんにうながされるまま1軒の事務所のような建物に入っていった4人。
そこには、けっこう「イケイケ系」なんだけど、ちょっと「知的」な女性が。
きょろきょろ周りを見回すと、どうやらこの事務所、旅行会社みたい。
Hくんと彼女がお話しているのを、響くんがはずむに通訳してくれる。
「この女の人、今日いっしょに廻るらしいですよ」
え?ってことは、さっきHくんが言ってたお友達って、この女の人のことなのかしら?
「でもさぁ、この事務所、なんか、旅行会社みたいじゃない?」ってはずむが尋ねると
「そうですねぇ。」って、やっぱり心配げな響君。
「まさか、ガイド料とかとるつもりじゃないわよねぇ・・・?」
「まさかねぇ・・・。」
そんな心配をよそに、彼女、すっかりやる気満々。
車を彼女の自家用車に乗り換えて、メンバーは5人に増え、出発することになったの。
響君、せっかくトラックの荷台にご満悦だったのに、ちょっとショック。快適だったのにね・・・。
彼女、Hくんと妙に親しそう。
「この二人、どういう関係?Hくん身重の奥さんいるのに。」
「なんか、デキてるっぽいですよね・・・」
いい加減なうわさ話をしていると、助手席のHくんが振り返って、
「タートパノムに行ったことありますか?」って聞いてきた。
はずむ、以前にシートォングさんに連れて行ってもらったことがあるのよね。このお寺、お正月は
かなり混雑するんだって。新暦のお正月も、やっぱりたくさんの人が集まるらしい。
「あるわ」って答えると、
「正月に1日で9つのお寺を廻ると、幸せになるって言われてるのよ。だから今日廻るの」って、女の子が言う。
・・・まさか。

不安的中。車はXくんの村に曲がる道を通過し、タートパノムに直行。
ひょっとしてひょっとすると、このまま9つもお寺巡りにつきあわされるのかしら・・・。
いやぁぁぁな予感はしたんだけど・・・。
でもね、一方で、
このタートパノムってお寺、なかなか観光客が来るには交通の手段の乏しい所なのね。
初めての響君にとってはいいかもしれない・・・ってことで、だまって連れられていくことに。
車の中で話を聞いていると、どうやら、彼女、今日お寺巡りをもともと予定していたらしくて、
だったらみんなで行けば、その途中でXくんの村に寄れるし、
はずむや響くんを村に案内する上に、いろいろなお寺に案内できるっていう感じで、
親切心から今日の同行を引き受けてくれたらしいの。
営業じゃないらしい。・・・疑ってごめんなさいね。
正直、はずむ、お寺巡りには興味ないけど、
もしイヤなら途中でそう言って帰らせてもらえばいいわけだし、
とりあえずはこの小旅行を楽しみましょってことに。

車がタートパノムに着くと、みんなでお線香やらなにやらを買ってお参り。
寺は人で溢れかえってた。日本の初詣を思い出すわ。
はずむは無宗教だし、大した興味はないんだけど、響くんの様子を見ていて立派だわ。。。って思っちゃった。
(今日はこの後も何度かそういう感想を持つんだけど・・・)
きちんとお祈り?してるし、すっごい真剣な様子。
それに、なんだかいくつかの鐘を鳴らすと幸せになれるとかいうやつを、順番待って鳴らしてるし。
あら?ひょっとして響君、敬虔な仏教となのかしら・・。
すっかりタイ人に同化してるわよ、あなた。(笑)
タイで生活していて、こういう場所に来ると、やっぱりいろいろ感じるところもあるのかな・・・なんて思っちゃった。
だから、「ここまで来れて良かったね」、なんて、響君の背中に声をかけたはずむ。
すっごい楽しそうなんだもの。そうやって嬉しそうな響君見ると、はずむも嬉しいわ。

タートパノムを出るときに、カウボーイがかぶるみたいな帽子を購入。
日本までしっかり持ち帰ったわよ。
Hくんはなにやら焼きおにぎりみたいなのを買っている。
「食べる?」ってくれたその焼きおにぎりを、響君と並んで食べて、一言、「おいしい!!」
日本の焼きおにぎりとは違うんだけど、すっごいおいしかったの。
1個5Bだって。今度またどこかで見かけたら買うわ。
走り出した車の中、Hくんが「お腹すいた?」って聞いてくれた。
そう言えば・・・ちょっと小腹がすいたわね。
途中車を止め、水やらなにやらを買い込んできてくれたHくん。
手渡されたタマゴの串刺しに、興味津々のはずむ。
見たことあるかしら?タマゴ(色的には茶色がかったタマゴね)が3つ、木の枝みたいな棒に串刺しにされてるの。
はずむ、実はサコンからムクダハーンに向かうバスの中でも、売り子が持ってたこれ、
興味があって見てたのよね・・・。
なんでゆで卵、わざわざ棒にさして売ってるのかしら?って。
でも、どうやら中身はゆで卵じゃないみたい。
一瞬、「カンボジアで見た、ひよこがまるまる入ってるヤツじゃないでしょうね?」って不安になりつつ、
おどおど殻を剥いてみると、
中からは明らかにゆで卵とは違う、ふわふわな物体が・・・。
食べてみるとね、なかなかおいしいの。う~ん・・・味としては・・・茶碗蒸し?
ぺろって食べられちゃうし、後味も悪くない。ちょっとお腹は心配だったけど。
先日卵にあたって、お腹こわしてから、卵に敏感だっていう響くんも、この味には満足。
食べてたわ。

いよいよ村へ
愛しさと切なさと心強さと

タートパノムから数十分。ようやく本来の目的のXくんの村へ。
あ、ここまでほとんどXくん登場しなかったけど、「先生」と一緒だってことで、多少は緊張してたみたいだけど、
彼も彼で楽しんでたみたい。
しかもね、昨日の晩にもそう思ったんだけど、彼、響くんになつきまくり。
どこを歩くのも響君にぴったりで、ホントに兄弟みたい。
村を歩きながら写真撮ったりして、Xくんのお家に向かったんだけど・・・。
あら?なんだかいつもと方向が違うわよ???
変に思いながらもついて行くと、来たことのない民家に到着した。
中から彼の兄が出てきてあいさつする。
どういうこと???って思ってると、Hくんが説明してくれた。
彼のお母さん、今出稼ぎに出ているそうで、その間、彼と彼のお兄さんは、おばさんの家に居候してるんだって。
そう、彼のお父さん、去年病気で亡くなったのよね・・・。お母さん、大変だわ。
ここでXくんとはお別れ。いつもだったら、親戚一同といっしょにしばらくお話タイムするとこなんだけど、
今日は他にも村人がやけに少ない。
長居は無用よね。
今回はいっしょにお泊まりできて、楽しかったわ、Xくん。また来るわね。

そこからしばらくは、はずむ、響君、Hくんの3人で村のお散歩。(女の子は車でお留守番)
途中、小さな子ども達とそのお母さん達が集まってお話しているところを通りかかったので、
買ってきた小分けされたチョコレートを配ったのね。
でも・・・ここで、ちょっとしたエピソード。ってか、深く反省したはずむ。
怖がって近寄って来ない子とかもいて、全員にあげようと思ってたはずむは、
おいでおいでしてみたり、家の垣根から手を伸ばして中にいる子どもにチョコレート渡そうとしてたんだけど、
突然後ろから響君が
「お庭に入らせてもらって渡した方がいいんじゃないですか?」って、ちょっと声のトーンを落としてはずむに言ったの。
その瞬間、昔感じた気持ちと記憶がよみがえって、すっごく罪悪感にとらわれたはずむ。
はずむが以前にメーホンソンに山岳民族の村を訪れるために行ったときのこと。
ガイドさんが、「山岳民族の村に訪れる際には、お菓子をたくさん買っていってください。
出会った子どもに配れば、それが挨拶になりますから」
って言うので、はずむ、言われたとおりたくさんのお菓子を買い込んで出かけたのね。
で、実際に村を訪れて、寄ってくる子どもにお菓子を配ってたんだけど・・・。
最初はすっごく嬉しくて、子どもの視線まで腰を下ろして渡してたんだけど、
だんだん人数も増えて来ちゃって、ポンポン配ってるウチに、
なんとなく、自分が動物に餌をあげてるような気分になって来ちゃって、すごくイヤだったのね。
結局近くにいた大人の人に袋ごと渡して、配ってもらったんだ。
今、響くんは、はずむが家の垣根越しからチョコレートを配る姿を見て、
あの時のはずむと同じような気持ちになったんだと、その響君のトーンを落とした声に、気付いちゃったの。
垣根の外、手を伸ばしたり、おいでおいでしたりしてチョコレート配ってるなんて、
響君からみたら、檻の中にいる動物に餌をあげてるみたいで、いたたまれなかったんだと思うわ。
はずむ、・・・なんて言えばいいのかしら。恥ずかしくて、つらくて、
「そうね。そうするべきよね」って辛うじて一言響君に言って、
お庭まで入らせてもらって、手渡したの。
響くんって、ベビーフェイスの20代半ば。はずむとは10歳近く年の離れた若い子。
ノンケのHくんにまで「lovelyだ」と言わしめるほどの、幼さの残る人。
でも、はずむが響くんとお話したり一緒に過ごしたりするのが好きなのは、
そんな響君の中身が、とってもしっかりしていて、お話しするのがとても楽しいからなのね。
今回も「やっぱり彼、感受性が鋭い!!」って思ったはずむ。それでもって、感じただけじゃなく、
「はずむさん、それはおかしいよ」ってことを、しっかり声を出し伝えてくれたことが、とっても嬉しかった。
この時点ではそれ以上このことについてはお話しなかったけど、
夜にでもお話しようって、心に決めたはずむです。

さて、子ども達とさよならをして、さらにしばらくお散歩。
響くん、イサーンの田舎を歩くのは初めて。いろんなことが気になる様子で、
Hくんにいろいろ聞いてる。
でも、なんか会話がおかしいの。
響くんはHくんにタイ語で質問をするのね。でも、Hくんは英語で返事をしてるの。
Hくんの英語、決して上手じゃないから、響君、理解出来ない部分多々あり。(笑)
きっと、はずむとお話するときはほとんど英語だから、それが癖になっちゃってるのね。
後で響君が
「な~んでタイ語で話しかけてるのに、英語で答えるんでしょうね???」って不思議がってたけど・・・
ホントだわ。(笑)

もっともっと村にいて、もっともっとゆったり歩きたい。
でも、車では彼女が待ってるし、そんなにのんびりもできない。
いつもはホテルの車をチャーターして来るから、案外最近はじっくり過ごせるんだけどなぁ・・・。
でも、今日はとにかく人が少ない。
そんなに長居しても今回は仕方ないわね・・・ってことで、車に戻って、村を去った4人。

車に乗り込み、さぁ、街に帰るのね。この後はどうしようかしら???って考えていたら、
車は1軒のお寺に入っていった。
・・・まさか。
そう。この後はお話どおり、9つのお寺巡り再開らしいの。(爆)しっかりいっしょにつきあわされるらしい。



はずむ自身、お寺にはまったく興味なし。
ねぇ、ねぇ、このまんまつきあわされるなら、途中でお別れして帰ろうかしら・・・。
お寺も6軒目になったころ、響君に
「どうする?ここからなら街までそんなに距離ないし、サムローで帰る?」って聞いたはずむ。
すると、響君、
「自分的にはけっこう興味あるんで、全部まわってみたいです」っていう返事。
あら!!はずむ、響君が退屈してるんじゃないかしら・・・って心配してたんだけど、
響君がそう言う風に感じてるなら、ノープロブレム。はずむもおつきあいします。(笑)
結局9軒。説法を聞いたり、なにやら神聖な水をぶっかけられたりしたけど、
途中の1軒のお寺では、お坊さんの徳なんでしょうね・・・。こんなはずむでも、なんとなく厳かな気分に
させられたお寺もあって、お坊さんからお守りまでいただいて、嬉しかったりで、
なんだかんだ言いながらも、絶対自分だけでは体験できなかったこの小旅行に、かなり満足のはずむ。
響君はもっともっと、厳粛な気分だったんだと思う。
お寺を去るときにも、車に乗る前に振り返り再拝してる姿とか見ると、
すっかりタイの人みたい。文句言ってるあたしが恥ずかしくなってきたの。(爆)
タイ好きを名乗っていても、あたしったら、まだまだだわ・・・。

すべてのお寺を回り終わったのは5時過ぎ。
お参り終わったから、ごちそう食べましょっていう彼女の提案で、
イサーン料理店へ。
真っ暗な中、ろうそくの明かりだけで囲む食卓。
イサーン最後の夜にふさわしい、素敵な晩餐だわ。
たくさんお話もしたし、けっこう飲んだ。
彼女、聞くとちょっと前に2週間日本に滞在してたんだって。で、はずむのお家の近くに
おじさんが住んでいるらしい。
ほんとにすぐ側だから、びっくりして大声上げちゃった。世界って狭いわ。(笑)
「この後はどうするの?飲みに行く?それともカラオケに行く?」って誘われたんだけど、
あたし達ったら、できればかわいい子に出会いたい!!みたいな下心があるので、丁重にお断りし、
ホテルのロビーでお別れしたの。
本当に貴重な体験をさせていただいたわ。
途中、「営業?」なんて疑っちゃったけど、本当に善意で案内してくださったお二人に、本当に感謝。

さて、部屋に戻ると、すぐに夜の街へ出かけたはずむと響君。
こんな街でナンパができるわけもないんだけど、かわいい子でもいて、声かけるチャンスがあれば・・・とか、
昔シートォングさんと一緒に連れて行かれて、入らずに退散したおかまバーがあるんだけど、
そこに行って情報を仕入れようかしら・・・とか、いろいろ目論んだの。
でも、そうそう簡単に物事が進むわけもなく(爆)
しばらく屋台をひやかしたり、夜の街を歩いていると・・・、響くんレーダーがかわいい子キャッチ!!
食堂で一人で淋しくお酒飲んでる子を発見したのね。
「どうするよ、ねぇ、どうするよぉぉぉぉ!!」って興奮状態の二人。
とりあえず、あたし達も食堂に入って、様子を見ましょってことで、席に着いた。
イサーン顔の・・・20歳前後?
一人で飲みながら、時々携帯なんかいじってる。
しばらく「いや、かわいいわね」「でも、なんか、ふられやけ酒っぽくないですか?」「誰かと待ち合わせ?」
なんて、勝手気ままにうわさ話してたのね。
響くん、彼の席に寄っていって、「灰皿貸して」なんて、どうにかアプローチするんだけど、
それ以上にはなにもなし。
そしたらね・・・そのうち彼、急にスクっと立ち上がると、近くに置いてあったバイクにまたがった。
あら、帰っちゃうのかしら・・・。
でも・・・かなり酔っぱらってるみたいよ。大丈夫???それに・・・
あなた、お金払った?
バイクのエンジンをかけ、今走りだそうとする彼に向かって、お店の人が駆け寄った。
酔っぱらいボーイ、酔っぱらい過ぎて、食い逃げしちゃうとこだったらしい。(笑)
気をつけてお帰りなさいね・・・。

結局ムクダハーン最後の晩はなにもなく、人っ子ひとりいなくなっちゃうような時間帯に。
いいわね、響君。今夜も二人で飲みましょ!!ってことで、ウイスキーやら何やらを買い込み、部屋に戻った二人。
はずむ、明日は5:00の車でウボンラチャタニに移動の予定だから、
今夜は一晩、徹夜でつきあってもらうから、覚悟してね、響君。
そっから先は・・・話しながら結構飲んだ二人。
響くんとお話してると、やっぱり楽しい。きっと、年も見た目もまったく異なる二人だけど(深く追求しないでね)
人間的な部分で似た部分がたくさんあるんだと思う。
昼間の「チョコレート事件」の話とかもしたり、夜も更けるまで、話題は尽きない。
けど・・・、やっぱりベッドにごろんとなっちゃった響くん。
やだぁ~ん、今夜はオールだって言ったじゃない!!
響くんったら、飲み始めるとかなりハイペースなんだけど、ある時がくると突然オネムになっちゃうのよね・・・。
くすぐろうと、転がそうと、起きられない響君。
・・・あと1時間じゃ、あたし寝たら起きられないわよぉぉぉぉぉぉ!!!
とぉぉぉぉっても起きられるかどうかに不安を感じつつ、でも、一人で起きてるのもばからしいので、
目覚まし二つかけて、ベッドに入ったはずむ。
そのまますぐに眠りに落ちたの。

1月4日(日)

バンコクへ


「響君・・・起きて・・・」
ささやくはずむに、眠そうに起き出す響くん。
昨日・・・ってか、「さっき」、3時にベッドに入ったけど、4時には再びベッドを出たはずむ。
これから、5時のホテルリムジンでウボンラチャタニまで移動して、そこから飛行機でバンコクへ移動の予定。
響くんは今日、このムクダハーンから対岸のラオスへ移動の予定だから、
はずむの名前で借りたホテルだけど、チェックアウトタイムまで使ってもらうことになってるの。
でも・・・言葉も交わさずに出発しちゃうわけにいかないでしょ?
不倫関係の男と女じゃないんだから。(笑)
ってわけで、明らかに眠い響君を起こすのは忍びなかったんだけど、
ちょっとだけ起きてもらうことに。
「また機会があれば一緒に旅をしたいわ。ラオス楽しんでね」
「はい。はずむさんも気をつけて」
ってお別れの言葉を交わして、はずむはホテルをチェックアウト。リムジンでウボンラチャタニ空港へ。
・・・熟睡。気付いたら空港に到着してたわ。
このリムジン、はずむ以外にはタイ人の女性客しかいなかったんだけど、
空港で車を降りたとき、彼女が100B札を数枚、ドライバーに渡してるのが目に入った。
あたし、手には20B札をチップとしてにぎってたんだけど、
あら?そんなにチップ渡すものなの??なんて、寝ぼけた状態でびっくらこいちゃって、
でも、寝ぼけていながらも、数百B渡渡すのはあまりに多くない???って疑問もあって、
結果、あわてて50B札2枚にかえて渡したの。
あとでよくよく考えてみたら。。。はずむはチェックアウトの時に車のお金、支払ってあったんだけど、
彼女はドライバーに直接代金を支払ったんじゃないかしら?
だって、300Bのリムジンで、同額くらいのチップって、どう考えても多いでしょ?(笑)
人間、寝ぼけてると、ホントに正常に思考が働かないモノなのね・・・って実感しました。

チェックインを早めに済ませて、タバコを吸ったり、両替したりで時間をつぶした。
搭乗時刻になったので、飛行機に乗り込むと、すぐに飛行機は離陸。
イサーンの村の景色を眺めていると、あっという間にバンコクに到着した。
バンコクに到着すると、迷うことなく某ホテルに向かったはずむ。ここのヘルスセンターの
マッサージ、朝からやってるし、けっこうお気に入りの場所。
受付のおばちゃんに、「アルバム見せて」って頼むと、見せてはくれたんだけど・・・
一人しかいないって。(爆)選ぶ余地なし。
単にマッサージがうけたいので、どうでもいいやってことでお願いしたの。
でも・・・痛い、痛い。こすりつけるようなマッサージなのよね。
ヒリヒリしちゃって、「痛いわ!!」って叫んじゃった。
ホントに、マッサージって、上手い、ヘタがはっきり出るわよね。
チップもそこそこにして出てきたわ。
さて、某ホテルを出て、今夜お泊まりの自分のホテルへタクシーで移動。
捕まえたタクシーの運ちゃんに、「シーロム ソイ ハー」って言ったら、
ニコって笑ってメーターを入れてくれた。
多分、あたしが下手なタイ語で行き先を言ったので、おもしろかったのと、
英語で横柄に行き先を告げなかったから、なんとなく嬉しかったのとで、笑顔が出たんじゃないかな・・・。
なんとなくそんな風に感じたの。はずむも嬉しかった。
・・・んでもって、今日もそんなに道は混んでいなくて、けっこう早くにホテルに到着。
チェックインよ。残念ながら、今日はアップグレイドはなし。(爆)
お部屋に入ると、即服を脱ぎ捨て、バスルームへ。
以前にある常連さんから、「はずむの髪型がぼさぼさだ」っていう情報が提供されたし、
はずむに実際お会いになられた方は、そういう印象をお持ちかもしれないんだけど、(笑)
アタシったらかなりのクセっ毛なのね。
だから、髪が長い時に、ドライヤーのないホテルに泊まっちゃうと、最悪なの・・・。
久々、ドライヤーのあるホテルなので、さっそくシャワーを浴びて、髪を洗い、ひげをあててすっきり。
洗濯までしっかりこなし、かなりのまったりムード。
最終日だってのに、いけない、いけない。ご活動よぉぉ!!!ってことで、
外に出て、シーロムのKING BARGERでお昼ご飯を食べたら、
今度はT マッサージへ。
あたしったら、1日何回マッサージを受ければ気が済むのかしら・・・。
ここ、情報によると、男の子の中から指名出来るって話なんだけど、
あたし、一度も指名できたためしがないのよね・・・。
でも、その割に、外れたことがないの。
今回もしっかりていねいにマッサージしてもらったし、かわいい感じの子。
気持ちよかったわ。

おみやげ、おみやげ

あたしったら、もう相当回数バンコクには来てるし、
今更おみやげもないんだけど、
ほら、はずむ、4月に部署を異動したでしょ?
夏の頃にはまだ人間関係もあんまり築けていなかったから、たいしてお土産なんて考えもしなかったんだけど、
今回はかなり、仲良くなった職場の人たちもいるから、
久々お土産でも買いに、ショッピングでもしましょ・・・ってことで、
タクシー拾って、WTCに向かおうとしたのね。
BTSで移動してもいいんだけど、待つ時間と、あの、長い階段をのぼりおりするのって、けっこう億劫。
あたしも年をとったってことかしら・・・。
で、ラマⅣ通りでタクシーを捕まえたんだけど、
「ワールドトレードセンターね」って言ったら、ドライバー、はずむを頭のてっぺんから足先まで一瞥したあと、
「100B」って一言。
思いっきりドアを閉めてやって、「ケッ」って言ってやってから、
次のタクシーを捕まえる。
ヤな感じよね。未だにいるんだ。。。ああいうドライバー。

WTCに来たのは、食べ物関係のお土産を伊勢丹で買おうと思ったからなの。
職場で配るお土産って、結局食べ物が一番無難でしょ?
安い小物なんて買いあさって帰ったって、「なんでこんなもの買ってきたの?」って言われちゃいそうだし。
あたし、そういう点ではお買い物苦手だし、ケチだから、
たかが職場のお知り合いなのに、何十人にも一人あたり100B以上のものなんて、
絶対買って帰りたくないのよね・・・。
でも、空港で買うお土産って・・・高い。町中の免税店だって、案外いい値段するでしょ?
伊勢丹の食料品売り場なら、掘り出し物あるかも・・・なんて気分で出かけたの。
はずむ、伊勢丹でのお買い物って、初体験。
食料品売り場は日本の感覚で、地下だって決めつけてたんだけど、最上階なのね・・・。
食料品売り場に到着すると・・・いやぁぁぁぁ、ここだけすっかり日本だわ。
日本人てんこもり。(笑)
なにかいいものないかしら・・・って物色を始めたんだけど、
けっこうあるある。
なんで今までここに来なかったのかしら。。。って思うくらい、タイのお土産として持ち帰るのに
十分な商品が、思ったより安く手にはいるのね。
はずむが真っ先に目をつけたのは、
イサーンの名物料理、ラーブ味のプリッツ。
1つに12箱のプリッツが入ってて、結構安いの。
これなら気軽にあげられるし、もらった方も、裸のチョコレートとかクッキーをもらってすぐ食べなきゃいけないのより、
しばらくとっておけるから、いいじゃない?
箱にはタイ文字も印刷されてるし、写真もいっぱい印刷されてるし。
で、思わずカゴに、5つ・・・つまり60箱分のプリッツを入れたの。
そのほかにもあまりに安いし、お土産っぽいものがたくさんあるので、なんだかんだ買い込んで、
レジで会計を済ませると、買い物袋4つ・・・。大荷物になっちゃった。(爆)
・・・あたしったら、なんで後先考えずに買い物しちゃうのかしらね・・・。
でも、そんなに買っても1000Bなんだから、安いわ・・・。日本でこんなに買い物したら、いくらかかるのかしら。

・・・てなわけで、買い物袋4袋を抱えて伊勢丹をあとにして、はずむはWTC向かいの民芸品店に移動。
ここでは「お菓子でおみやげ」ってワケにはいかない(笑)親しいお友達に数点お土産を購入したの。
いろんなものを買い込んで、結局すっげぇぇぇ大荷物抱えて歩くことに。
お店を出ると、そっこータクシー捕まえて、ホテルに戻ったはずむです。

Last Night

ホテルに戻ると、響くんに電話。響君ったら、さっそくラオスで、お友達(響くん曰く、おっさんひとりと女の子2人)作って、
いっしょにご飯を食べてるって。
やっぱ、ラオスもタイ語ができると強いのよねぇ・・・。
んで、その後すぐに、ルークさんにお電話すると、これから夕飯をとって、GOGOに出かけるってお話なので、
9:30にGOGOで合流する約束をして、
はずむは夕飯を食べに食堂へ。
カオパット(やっぱりこれが一番だわ)を食べてから、お土産屋台なんかをながめつつ、
時間の少し前にGOGOに到着したの。

まずは「B」へ。一人だけ「いいわ・・・」って思う子を発見。でも、焦らない、焦らない(笑)。
約束の時間になったので、「F」に行くと、ルークさんとユウトさんがいらしてた。
「F」ったら、今日はあんまりストライクゾーンの子が多くないわ。
ってか・・・ここではずむ、「ほんとに人のタイプって、それぞれだわぁ・・・」って実感。
ルークさんとはかぶる部分が割とあるんだけど、ユウトさんとは絶対にかぶらない。(爆)
「あの子、いいわ」っていうユウトさんの言葉で、なんど「えぇぇぇっっ!!」って絶叫させられたことか・・・。
上手く出来てるわ、世の中。(笑)
そんなこんなで、しばらく店内を眺めていると、髪型とか体つきは違うんだけど、顔のそっくりな二人を発見。
隣にいたルークさんに「あの二人、兄弟ね・・・」って言うと、
「まさかぁ・・・」ってウエイターに聞いてくれた。
・・・やっぱり兄弟だったの。
どっちもイケるんだけど、お兄さんの方はモロタイプ。昔大好きだった男の子に似てるのよ。
「二人ともオフしたら?」
なんて冷やかされたんだけど、それはちょっと・・・。
それに、タイプではあるんだけど、なんとなく「慣れきった」雰囲気を醸し出してる彼。
結局その場では踏み切れなくて、もう一度みんなで「B」に行ってみて、さっきの「いいわ・・・」って思った子と
比べてみましょ・・・ってことにして、みなさんで「B」に移動したの。
さて、再び「B」に入ると、やっぱり目につくのはさっきの子。
かわいいわ。
しばらく眺めてたんだけど、「やっぱりいいわね。この子にしましょ」って呼ぼうと思った瞬間・・・。
店の中にも入らないで、外から指名した客がいるらしく、
さっさと着替えて、お出かけしちゃった。
・・・ショック。とられたわぁ~!!
店の中ではつまらないショータイムが始まっちゃったし、もうだめ。
さっきの兄弟のお兄ちゃんの方をオフすることに決めて、店に入るのもめんどうくさいので、
店の外からウエイターに声をかけた。
数分後、唐突にオフされて出てきた彼とご対面。やっぱりかわいい!!
そのままみんなで「N」へ移動。
あら・・・。このお店、はずむ好みの子がたくさんいるわ・・・。初めて入ったけど。今度はここにも来ましょっと。
かなりタイプの子もいたんだけど、今日はやっぱり隣に座ってかわいい笑顔を見せてくれる、この子が一番だわ。
見れば見るほど、ほんと、そっくりなのよ。昔大好きで、一日中考えていても飽きなかった、大好きな子に。
最高の気分。
ルークさんは、すでに知っていたという子をオフすることに決めたそうで、
お店を出たところでみなさんとはお別れ。
はずむは彼といっしょにホテルまで歩いたの。
途中お酒も買ったりして・・・。

部屋に入ると、いっしょにお酒を飲みながらお話。
彼の名前はSくん。詳しくは書けないけど、タイ語の意味を聞いたら、超かっこよかった。
チェンマイ出身の21歳よ。
ムエタイをやっていたそうで、体は締まってるし、
何より笑顔がステキ。
一瞬、バック受けなんてほとんど経験のないはずむなのに、
「この子にだったら掘られても・・・」なんて気持ちが揺らいだくらいよ(爆)。準備不足で実現しなかったけど。
すっごい燃えたわ。
彼、明日の午前中に田舎にバスで帰るんだそう。
空港まで・・・って思わなくもなかったんだけど、荷物の整理とかもしなきゃいけないし、
早朝にお別れ。
「こっちはキミへのチップ。こっちは田舎の家族にお土産でも買ってね」って言うと、
嬉しそうにワイでお礼を言って帰っていったわ。
また会えるかな・・・。

彼が帰ると、はずむは旅したくは起きてから。。。ってことにして、仮眠をとるためベッドに入ったの。

1月5日(月)

帰国

朝モーニングコールをお願いしたはずなのに、鳴った記憶がない。(爆)いつ鳴ったのかしら???
辛うじて日本の携帯の電池が残ってたから、そっちの目覚ましもかけておいたんだけど、
・・・よかったわ。危うく寝過ごすとこだった。
6時に起床。
身支度をして、レストランで朝食を食べ、チェックアウト。
タクシーを呼んでもらったんだけど、メーターじゃなくて350Bだってドアボーイが言う。
なんでなのか理由はよくわからなかったんだけど、ま、いいわ。最終日だし。
車の中で100B高速代金として渡したから、降りたときには250B+若干のチップしか渡さなかったんだけど、
大丈夫だったかしら・・・。
気の弱そうなおじちゃんだったから、ちょっと気になったはずむ。
空港の中に入ると、セキュリティーチェックを受けて、チェックイン。重いスーツケースから解放されて、
空港の中をフラフラ。
さっきのセキュリティーチェックのところにいた、係員の子が無茶苦茶かわいかったので、
遠くから写真を1枚。
でも、満足できなくて、
「近くで一枚撮っていい?」って勇気を振り絞って頼んだら、・・・断られちゃった。
そりゃ、そうね。お仕事中だものね。
ちょっと残念だわ。
しばらく空港外にあるオープンテラス風の喫茶店でコーヒーを飲みながら日記を書く。
今回はいつもと違って、何日か分をあとからまとめて思い返し、書いてることが多い。
けど、けっこう細かいところまで思い出せて書けてるわ。それだけインパクトの強い旅だったのかも。
ここでもけっこう夢中になって書いてたから、あっという間にBoarding Timeの50分前に。
そろそろ行かないと・・・。
お金を払って出国審査を通り、免税店街へ。
タバコを買って、まだけっこうバーツが残っていたので、
ここでもまたまた考えなしのはずむ。お花の箱を4箱も買っちゃった。(笑)
誰にあげるんだか。。。でも、このお花、最近買って帰ること多いんだけど、わりと評判いいのよね。
長持ちするし。
(実際、その中の1箱は、自分のお部屋に飾ってるんだけど、今日1/24現在も
しっかり咲いてます。ホント長持ちね。)

時間になったのでゲートへ。
まずは香港までTGで移動よ。
窓側の席をリクエストしたけど、となりの2席は空席。
帰りの便って、いっつも日本人たくさんだから、日記を書くの、かなり躊躇するのね。覗かれたらいやだわ・・・って。
だから今日はかなり快適。日記がしっかり書ける環境よ。
香港で乗り換えたANAも、同じく隣は空席。
とにかく、何度も言うけど、今回は日記をまとめ書きしてるから、この時間は貴重。
でも、さすがに数時間書き続けてると疲れてきて、後半はうとうとしたわ。
香港での乗り換えは1時間。香港では行きも帰りも、熱を測られた。
厳しいのね。
香港からのANAは、やっぱり日系。
機内食がおいしいわ。
特に「おそば」は、帰国者に感動を与えるメニューだって思う。なんだかほっとするもの。

さてさて、そんなこんなで20:00に成田到着。
飛行機を降りると、そちこちに門松やらなんやらのお正月飾りのディスプレイ。
そっか・・・。お正月なのよね・・・。
飛行機はそんなに混んでなかったのに、入国審査は激混み。長蛇の列。
やだわ・・・。帰国したのに、なんでこんなに最後の最後、並ばなきゃいけないのかしら???
いらいらしつつ並んでると、
「○○から帰国されたみなさんは、こちらで審査をお受けください」って係員が叫んでて、
何人かの旅行者がそちらに誘導されてたの。
なんで?なんで?特別扱い???って、むかついてたんだけど、
あとで考えたら、SARS発症のあった地域からの帰国者だったみたい。
また今年もSARSに脅威を感じなきゃいけないのかしらね・・・。

入国審査が終わり、荷物をピックアップすると、いよいよ税関。
今回はカンボジアでタバコ3カートン、バンコク免税店で2カートン買ってきてるから、
たかが数千円のためにドキドキするのもイヤなので、申告アリのレーンに並んだの。
係員、若くて感じの良いお兄さん。
「カンボジアのタバコ3カートンがスーツケースに、あとこの免税店の袋にバンコクからの2カートンが入ってるの。」
って申告すると、
「わかりました。そちらのお花は検疫通しましたか?」
って聞くお兄さん。え?あたしったら、これまで数回この花買ってきたけど、検疫なんか通したことないわよ?
ヤバ。
「まだです」
って答えると、係員のお兄さん、
「では、タバコの書類を作成しておきますので、そちらを検疫に通してからお戻りください」って言うので、
はずむは花4箱を抱えて検疫へ。
空港で買ったんだから、大丈夫でしょ・・・?
検疫で4箱を差し出すと、係のお姉さんが、
「3箱調べて、何もなければ、あとの1箱も大丈夫ということになります」って、3箱だけ開封したの。
なんで3箱なの???2箱でも良さそうだし、逆に、どうせなら4箱調べたって良さそうなモノなのに。。。
当然ながら、問題は発見されず、無事解放されたの。

さて、さっきのレーンに戻ると、お兄さんが笑顔で「こっちですよ」って手招きしてくれた。
「タバコですが、2カートンまでは免税なので、3カートンが課税対象なんですけど、1カートンは
すでに開封されてますよね?」
って言う。
えぇ。バンコクの空港でタバコが切れたので、開封したの」って答えると、
「では、その1カートンは免税で、2カートン分でいいですよ」って言ってくれたの。
あら?それって、どういうからくり?開封したとは言え、1箱しか吸ってないのに。
だったら今後は、買ったタバコすべて開封して持ち帰ろうかしら・・・。(笑)
でも、きっと「カンボジアで安く買ってきたタバコに高い税金かけるのは可哀想だから、1カートン分まけてやろう」とでも
思ってくれたんだと思うの。嬉しかったわ。
で、結局税金は2400円。タバコ自体は1カートン2$ちょっとだったのに。税金って高いわよね・・・。
支払いを済ませ、無事解放されたはずむ。
結局荷物は中を見られなかったの。
一時期はしょっちゅう開けられてたのに、最近はあんまり開けられなくなった。
訪タイが多いと、逆に疑われなくなるのかしらね・・・。

ということで、無事帰国。列車を乗り継ぎ、お家に到着したのは日付が変わってから。
明日は・・・ってか、もう、今日だわ、お仕事がしっかり待ってる。
現実に戻ってきたのね・・・。
しっかり頑張るわ。



こうしてはずむの12日間の旅が終わりました。レイアウトの関係もあるのかもしれないけれど、
とっても長くなってしまったわ。
最後までおつきあいくださったみなさん、本当にありがとね。
読後のご意見、お叱り、感想等を掲示板やメールでいただけると嬉しいです。
では。

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【2008/08/07 03:46】 | # [ 編集]



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