はずむのトラベルランド
◇◇◇ゲイに関する記述がありますので、不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください◇◇『旅』、特に東南アジアをこよなく愛す、なのに、なぜかまったくアジアとは関係のないある国のある町で、ただいま海外生活1年目・・・の「はずむ」のブログです。


「トラベルランド」総入国者数



現在の入国者数

現在の閲覧者数:



プロフィール

はずむ

Author:はずむ
旅行大好きなはずむのブログです。ずっと東南アジア、特にタイ・ラオス・カンボジアを好んで旅して来ましたが、なぜか今は、まったく違う、日本から遠く離れたある国のある町で生活中。日常の生活で見たもの、感じたことを、みなさんにお伝えしようと思います。よろしくね。



カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2002年夏【後編】
旅行記復刻版⑥

2002年7月27日~8月13日の
                   カンボジア・ラオス・タイの旅行記


8月 5日(月)

KO SAMETへ

Aくんの弟の家で1泊。旅の疲れもあって、起きたり寝たりを繰り返し、起きたのは11時。
約束通り、KO SAMETへ4人で出かけることに。
はずむね、Aくんが「KO SAMET」って言うのを、
てっきり「KO SAMUI」だと思って聞いてたの。
ガイドブック持ってきてないからわからないけど、サムイって、
なんだか遠かった気がするのよね・・・。
確か、飛行機で行った気がするのよね・・・。でも、彼の話によると、車で1時間ほどの
場所から、船で数十分だって言うの。
おかしいな。。。おかしいな。。。って思いながらも、チャーターした車で出発。
着いた場所はラヨーンの先、バン・ペーという街。
海沿いにはたくさんのボート会社や旅行会社が並んでいて、店先には
「BOAT TO KO SAMAT」っていう広告が。
ここでようやく、「あぁ~、サメット島ね」ってナットク。
タイ語の発音って、難しいわ。
車に1200B(途中ガソリン代も500B支払ってるから、1700B)。やけに高くない?
バンコクからパタヤより高いわ。
しかたなく支払って、一件の旅行代理店に入っていった。
島までのボートのチャーター代と、島での宿泊代で
1部屋2600B。値段だけあって、すっごいきれいだけど、あまりに高すぎる。
今回、4人で来たでしょ。でも、4人1部屋ってわけに・・・いかないじゃない?
弟君と彼女はもちろん、1部屋でしょ。はずむとAくんで1部屋。
つまり、1泊2部屋必要なの。
頭の中でば~っと計算したんだけど、1泊5200B。3泊の予定だから、15600B。
つまり、46800円。
「ぺ~ン・・・」思わず感情こめて口から飛び出た言葉。
Aくんが、「そうだよね。違うところにしよう」と言って、4人でとなりの会社へ。
こっちは1部屋1泊500B。ただし、エアコンなし、扇風機だけのバンガロー。
でも、背に腹はかえられない。
3泊分の宿泊費と島までのボート代1人300B×4×往復=2400Bの、
合計5400Bを支払って、船を待つことに。

船を待っている間、フイルムが買いたくなったはずむ。
荷物の番をAくんにまかせて、弟君と彼女と、近くのコンビニへ。
彼ら、歯ブラシだの、日焼け止めクリームだのを、ぼんぼんかごに入れて、
はずむのところに持ってくる。
あたしに買えっていうのね。・・・わかったわ。

島では水がこっちの数倍の値段するってことで、18ボトルも買い込み、
ボートに乗り込む。
ボートは・・・すっごいすっごいおもしろかった。波の向きなんて全然関係なく、
水上を走るスピードボート。
ぼんぼん弾むのよ。飛んでるの。海の上を。同乗したファランの女の子達は、
ボートがはねるたびに、顔をしかめてるけど、あまりにはしゃぐはずむやAくんに、
思わず大笑い。それをみてはずむ達も大笑い。
すっごい楽しい時間だったわ。
さて、バンガローに到着。旅行代理店で写真は見てたけど、写真以上にばっちい
バンガロー。でも、とりあえず寝られなくはなさそうだし、蚊取り線香もばっちり用意
してあるから、オッケーね。
海辺で昼ご飯を食べて、夕方までそれぞれに時間を楽しむ。
はずむはビーチのベンチに腰掛けて、日記を書いてたの。

実はね、ここに来る前に、Aくんにはこんな話をしてたの。
「A、今回はずむ、カンボジアとラオスを回ってきたでしょ。そんなにお金に余裕が
ないんだ。そこだけは理解しておいてね。」って。
だから、Aくん、はずむがお金を使うことに、すごく気を遣ってくれてる。一方、弟君の方は、
はずむをスポンサーとでも思っている様子。(現実、そうなんだけど)やたらと
「○○買うから、お金ちょうだい」って言ってくる。
一緒に行こうっていうのを、「いいよ」って言ったのははずむだから、多少の出費は
覚悟してるけど、一体総額いくらのサメット旅行になるのかしら・・・。ちょっと不安。

夕方になって、それぞれの部屋へ。Aくんと久々にベッドをともにする。
でも、二人とも眠くて、すぐに熟睡。
11:00頃、Aくんに揺り起こされる。
「はずむ、弟たちと散歩に行くけど、どうする?」
はずむは寝てるって言ったので、彼らは夜の散歩へ。
海の夜って、波音がステキ・・・とか思いながら、たばこをくゆらせ、
一人物思いにふけていたら、5分もしないうちに、Aくんが戻ってきた。
「どうしたの?」って聞くと、
「晩ご飯食べに行こうよ」って彼。
きっと、弟君に、「一杯やりたいから、はずむくん連れてきてよ」とでも言われたんだろう。
仕方なくでかけることに。
ま、仕方ないわね。
飲んで食べて、700B。4人の飲食代としたら、日本じゃこんなモンじゃ済まないし、
ま、いいわ。
波音と、信じられないくらいに涼しい海風に包まれて、バンガローに戻ったはずむも、
Aくんも、深い眠りに落ちていったのです・・・。

今日の旅行記は短いわ・・・。でも、察してもらえるかしら?
サメットでは、何も書くことがないほど、穏やかで、何もしない、ゆったりした時間を
過ごしたの。心地よい風に吹かれながらね。そう、明日の夜までは・・・。

8月 6日(火)

のんびり、ゆったり、ビーチの休日

朝10時に起床。水シャワーの冷たさに身体がビックリして目が覚める。
Aくんが「海に行こう」って言うので、水着に着替えて浜辺へ。
シーフード雑炊(タイ語でなんて言うんだっけ・・・?)とアイスコーヒーの朝食。
Aくんは管理事務所から釣り竿を借りて(1日100Bよ)、今にも崩れ落ちそうな桟橋に、
釣りをしに行った。
はずむは一人、シーサイドでベッドに横になり、たばこを燻らす。
弟君とフェーンは、まだ起きてこない。
一人、静かにシーサイドで横になりながら、いろんなことを考えてるはずむ。
これまでの旅で出会った人たちのこと。はじめてAくんと会った日のこと。
お仕事のこと・・・。いろいろなことがあるけど、今こうしてここでゆったりしていられる
自分って、やっぱり幸せなのよね・・・。
でもね、同時に、昨日あたりから胸の中に、もやもやした気持ちがあって、
そのことを考えてたってのも、正直、あるの。

今回の旅でね、はずむには今までの旅にはなかった、一つの目標があったのね。
それは、「お金にこだわらない旅の楽しみ方をすること。」
今までの、特にタイを中心とした国への旅行の時って、少しでも安く、
少しでも値切って、最低限のお金で生活しようって、いつも心のどこかで考えてたのね。
我ながら、「せこい」し、「ケチ」だと思うんだけど、そうした旅を成功させることが、
ある意味、自分の中で、「達成感」を得ることの出来る旅のスタイルだったの。
安く、安く。。。そう考えながら旅を進めることが、はずむにとっては快感だった。
そう、今までの旅では。
そうしたスタイルであっても、特に不都合は感じなかったし、十分に旅を楽しめたの。
でも・・・今回は違う。旅立ちの前、だいたいの費用を計算してみたら、
もう、予定の時点で40万っていう金額がはじき出されてた。
今までのはずむのスタイルからしたら、もう、この時点で、「邪道」なのね。
でも・・・。何度計算しても、どうルートを換えてみても、
絶対にこの金額は下回らなかった。
だったら・・・
思い切ってお金使っちゃおう!!また同じくらいの旅行に出たいから、お仕事頑張るぞ!!
そんな風に考えられるような、充実した、素敵な旅にしよう!!
そう旅に対する考えが変わったの。
大げさかも知れないけど、旅のスタイルの、大きな転換とでもいうのかしら?
いえ、違う。新しいもう一つのスタイルが生まれたって言った方が正しいわね。
例えば・・・。今までなら、バンコクからパタヤまで、タクシーで移動するなんて、
考えもしなかった。
でも、今回はやっちゃったの。すっごい快適に移動ができたの。
新しい旅のスタイルに、「こういう旅もいいわね・・・」って、思いはじめた旅後半・・・。
でも、でもね、無駄なお金は使いたくない。
べらぼうに高く設定された品物を値切らず買うつもりはないし、
出す必要のないお金を、やみくもに支出するつもりもない。望まない支出は、
やっぱりやなのね。当たり前よね。

でもね。。。だからこそ、その点で、ここにきて今、ちょっと疑問を感じてるのも事実。
だから、ビーチで、いろいろなことを考えながら、そんなことも同時に考えてたの。
Aくんと会った。すごく嬉しい。AくんとKO SAMET。超サバーイわ。
けど、ここには4人で来ている。4人分の支出は、全部はずむにのしかかってくる。
どこまでが必要最低限で、どこからが、はずむの望まない支出なのかが、
自分でもわからなくなってきたの。
「4人で行こうよ」ってAくんに言われて、OKしたのは自分だし、
旅の費用を負担するのはもちろん覚悟してたけど、
カンボジア・ラオスでは感じなかった、「支出にナットクしていない自分」を、
すっごく感じ始めてきてるの。
Aくんと二人だったら、もっと有効にお金が使えたのに・・・。そんな風に考えちゃって・・・。
同時に、「思い切ってお金を使っちゃおう!!」って思ってたはずなのに、旅後半になって、
こんなことを考えてる自分も、とっても嫌だったのね。

しばらく一人になって考えた結論。
やっぱり、お金のことは考えるのはよそう。せっかくの離島でのバカンスが、
楽しさ半分になっちゃう。
幸いまだまだお金はあるし、
本当に、本当に我慢できなくなったときには、Aに言おう。
そう決めて、桟橋で釣りをしているAくんの元へ、歩いていったの。
結局そのことで、後にAくんとぶつかることになってしまうはずむです。

Aくん、しばらく頑張った結果、1匹魚を釣り上げた。
なんか、くちばし見たいのがついた、細長い魚。なんて名前なのかしら、あれ。
彼、釣りが好きなのね。初めてあげたプレゼントも釣り竿だった。
得意げにつりあげて、むちゃくちゃ嬉しそう。
「4人いるんだから、4匹つり上げないと、夕飯のおかずにならないよ」ってはずむが言うと、
「OK,OK」って張り切ってる。あんた、無茶よ。昨日も弟君が3時間くらい頑張ったけど、
結局1匹もつれなかったじゃない・・・。

ちょっと用事があって、shigeさんに℡。shigeさんから、
「カイトさんがパタヤに来ているそうで、はずむさんに会いたいって言ってましたよ」っていう
情報が入る。
Aくんと相談して、だったら予定を一日繰り上げて、明日パタヤに帰ろうって話になる。
弟君と彼女は、聞いてみて、もう一日いたければおいていけばいい。
確かに、ゆったりのんびり気持ちは良いけど、
Aくんと一緒なら、別にここでなくても、ジョムティエンでもどこでもかまわない。

それからもビーチで飲んだり、食べたり。近寄ってくる犬をかまったり。
ゆったりのんびり時間が過ぎる。
釣りにそろそろ飽きてきたAくんが、しばらくサッカーボールと戯れたり、
泳いだりしてたんだけど、砂浜に寝ころんで、「砂で埋めて」って言うので、
顔だけ出した状態で、思いっきり埋めてあげる。
Aくん、気持ちよさそうに寝息を立て始めた。
(砂の中って、そんなに気持ちいいのかしら・・・)
そこに弟君登場。
二人で視線を合わせて、意味ありげに笑う。(いたずら、しちゃおっか???)
いやっ、目と目で通じ合っちゃったワァ~。工藤静香みたい。
二人でAくんの股間の部分に、砂で立派に勃起した逸物を作り上げちゃった。
超立派なの。
Aくんは何も気付かず、熟睡中。
しばらく放っておいたら、通過する観光客、みんなくすくす笑ってる。
近くを通ったファランのおねえさん。
「わぁ~ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」って声を上げたかと思ったら、カメラを取り出して、
写真撮っちゃった。
Aくん、あなたの恥ずかしい写真が、名前もしらない誰かのカメラにおさまっちゃったわよ。
しばらくして目覚めたAくん、自分の股間の異変に気付き、
「なんだよぉ~はずむぅぅぅぅぅ!!」って言って起きあがった。
その拍子に崩れ去る大きな逸物。
「あぁ~あ。せっかく作ったのにぃ~!!」って言ったら、また横になって、
必死に修復に努めてました。
アンコールワットの修復作業とは、天と地とほどの差だわ。価値的に。(笑)

急な発熱

そんなことをしていたら、あっという間に夕方。
4人で夕食を食べてたら、Aくんが、「あ~っっっっ」って叫んで駆けだした。
なに?なに?
今日まで気付かなかったんだけど、レンタルバイクがあったの。
彼、バイク大好きだから、すぐに店員さんに「いくら?」って聞いてる。
1時間、1台300B。
「はずむ。借りていい?」って甘えた声で言うので、
OKして、2台のバイクでツーリング。
途中、高級リゾートホテルの入り口で、いかにも宿泊客みたいな顔して写真撮ったり、
でこぼこの山道を、ひっくりかえりつつ走ったり・・・。
Aくんね、バイクの運転は得意らしいんだけど、何せ道が悪いから、
後ろに乗っててこわいこわい。
あんまり「こわい」を連発するから、Aくんの頭の中の日本語辞書に、
しっかりインプットされたみたいよ。
さらには、途中で道に迷って、弟君のバイクともはぐれ、真っ暗な道を、
人に尋ねつつホテルへもどるはめに。
あんた、バイク乗りなんだから、来た道くらい覚えておきなさい。

どうにか1時間でホテルに戻ることができた。
屋外レストランの椅子に座っていると、いつのまに頼んだのか、
Aくんが昼間つり上げた魚が、塩焼きになって出てきたの。
ちょっとだけ食べてみる。なかなかおいしい。
おいしいんだけど・・・。
レストランには、確かに涼しい海風が吹いてくる。でもね、その涼しさじゃない、
寒気が急にはずむをおそってきたの。涼しいどころじゃない。
ふるえがくるほど寒いのね。真夏のタイで。
気のせいかな・・・って思って、しばらくその場でふるえてたんだけど、
どうやらホントに体調悪い。
「Aくん、ごめん。なんだか寒いんだ。部屋に戻るね。」
って言って、一人バンガローへ。
部屋に入って横になると、体中が熱い。どんどん熱が上がっていくのが、自分でわかる。
なに?なんなの???
急いで持っていた風邪クスリのんで、ミネラルウオーターのボトルを額にあてて、
どうにか頑張ったんだけど、熱は上がる一方。
「Aくん・・・」彼がいてくれれば少しは気も安らぐんだろうけど、
彼、いつまでたっても戻ってこない。
バンガローからレストランまでは離れてるし、そこまで行く気力もすでにない。
仕方なくその状態で寝ていると、2時間ほどして、ようやく彼が帰ってきた。酒臭い。
「はずむ!!どうしたの??」
酔っぱらってはいても、はずむの異常には気付いたAくん。
「風邪引いたみたい。熱があるんだ」はずむがそういうと、彼が額に手をあてる。
「ホントだ。すごい熱だよ。なんで呼んでくれなかったの?」
・・・あんた、呼びにいくこともできないほど参ってたのよ。
「クスリ、買ってきてあげる。」
「ごめんね。ついでに、氷と、それを入れる袋も買ってきてくれる?」
「わかった。待っててね。」
数分後、解熱剤と氷を持って戻ってきたAくん。
氷は・・・なんていうの、バーとかで氷が入ってくるバケツみたいなやつに山盛り。
「・・・Aくん・・・氷入れる袋は?」
「え?これ(バケツを指さして)のことじゃないの?」
・・・あんた、このバケツ、どうやって一晩額にあてておくのよ・・・。
言葉が通じないって、こう言うとき、マジで困るわね。
「いいよ。いい。そこのミネラルウオーターの入ってるビニールに入れるから。」

クスリを飲んで、氷袋を額にあてると、気分的に落ち着く。
Aくんが、「クスリ飲んだんだから、あたたかくして寝なきゃ」って言って、
毛布をかけてくれる。
横に寄り添うように寝てくれるAくん。
たったそれだけのことで、さっきまでの心細さが溶けるようになくなる。
ありがとう。Aくん。移しちゃったらごめんね。

クスリも効き始めたのか、うとうとしはじめる・・・。すると・・・。
「Aくん。嬉しいんだけど、今日はとてもとても、そんな気分になれないわ。」
股間を刺激するAくんの手。あんた、マジで今のはずむの状況、把握してる???

KO SAMETの最後の夜は、マジでつらい一晩になりました。

8月 7日(水)

パタヤへ そして 初めての病院(保険を使う)

朝起きると、汗びっしょりになっていた。
でも、そのおかげか、熱はだいぶ下がったみたい。
ただ、熱が出たせいか、やっぱり身体は本調子じゃない。
それでもとにかく、この部屋にいても気分は晴れないと思って、表に出る。
アイスコーヒーの冷たさが、少し身体をリフレッシュさせてくれる。
Aくんが起きてきた。
「大丈夫?はずむ・・・。」
「うん、大丈夫だよ。ごめんね。心配かけて。」
「良かった。」
「でも、今日パタヤに戻ったら、すぐに病院に行こう。やっぱり心配なんだ。」
「OK。」
出発前に入った保険のハンドブックを読んでみると、
パタヤに1件、キャッシュレスで医療を受けられる病院があるらしい。
ここに行ってみよう。
さ、そろそろボートが来るし、今日までの精算をしなきゃ。。。と思って、
チェックしてもらう。
「1350B」
は?Aくん、あんたたち、昨日の晩、どれだけ飲んだのかしら???
ま、いいわ。一生懸命介抱してくれたしね。

8:30。迎えのスピードボートが到着し、KO SAMETとはお別れ。
弟君に2日分の生活費2000Bをわたし、しばしのお別れ。
ボートは、行きと同じく、とってもエクサイティング。正直、熱もあるし、
ゲロ吐くんじゃないかって不安だったんだけど、
(お食事中の方、ごめんなさい)
返って、スピード感が、気分の悪さも吹き飛ばしてくれる感じ。
Aクンの方が、飲み過ぎで吐きそう。あんた、やめてね。
船着き場には、Aくんが手配してくれたタクシーが待っていて、
すぐにパタヤに向けて出発。1時間のドライブのあと、Aくんの弟の部屋に到着した。
部屋に着くとすぐに、ソンテウを乗り継いで、「BANGKOK PATTAYAHOSPITAL」へ。
すっごい、すっごいきれいな病院。こんな近代的な病院が、パタヤにもあったのね。
前回Aくんが怪我をしたときにも病院には行ったけど、そのときも、設備がととのって、
きちんとした病院ね・・・って感心したのね。でも、今回の病院は、それを上回ってる。
ひょっとすると、はずむの家の近くの大学病院より立派かも・・・。
受付で保険証書を提示して、キャッシュレスで受診したいことを告げると、
すぐに必要書類を出してくれ、そこに記入。記入が終わると、体重、血圧の測定の後、
すぐに診察室に通された。
担当のお医者さんは、女医さんだった。
「わが病院へようこそ」(一瞬、デ○ーズに来たかと思ったわ。)
「よろしくお願いします」
「どうしました?」
「2日くらい前の晩に、ちょっとめまいがして、気分も悪く、
おかしいなって思ってたんですけど、昨日の晩、高い熱が出ちゃったんです。
風邪かとも思ったんですけど、心配で、来ました。」
「わかりました。熱以外に、何か症状はありますか?」
「下痢の症状が出ています。」
「便の様子は?」
「下痢はしてますけど、血便は出てません」
「そうですか。」
「それから、頭痛と、めまいも少しありました。」
「わかりました。何か、心配なことがありますか?」
「えっと、ここに来る前にカンボジアに行ったんですけど、そこで生野菜を食べたん
ですね。その野菜を洗った水が汚れてて、腸チフス(ガイドブックで見たときに、症状が
似てたの)だったら・・・って心配してます。」
「わかりました。では、触診してみますから、そこに横になってください。」
こんな感じで診察は進んだんだけど、これ、全部英語の会話なのね。
けっこう緊張しちゃった。
けっきょく、お腹のあたりを診察してもらって、特に異常はないので、
おそらく暑さによる疲労から、
かぜ、もしくは熱射病のようなものになったのでしょうっていう診断が下ったの。
山ほどクスリを処方してもらって、診察終了。
会計で診療費を見たら、1200Bくらい。そんなものなのね・・・。

病院を出ると、まっすぐ二人でウエルカムプラザへ。Aくんはね、
お金がもったいないから、弟の部屋に泊まれって言うんだけど、やっぱり弱っている
体には、ちょっとキツイのね。(病院に来る前にも、トイレで5匹のゴキちゃんと遭遇して、
青くなったの)。
「予約ないけど、泊まれるかしら?」って聞いたら、「はい。料金は土曜日までは
650Bだけど、土曜から月曜は連休になるので、850Bです」って返事。
土曜日までとりあえず3泊をお願いして、Aくんと部屋へ。部屋はまだ清掃中。
なので、ロイヤルガーデンへ行ってインターネットカフェでカキコ。久々に日本語よ。
そのあと、フードコートでお昼ご飯。
あたしったら、具合悪い癖して、食欲旺盛。Aくんもお腹へってたのね。
二人で机一杯になるくらい料理を持ってきて、「いただきま~す」。
でもさ・・・。やっぱり具合悪い癖して、無茶だったのね。ほとんど残しちゃった。
Aくんが、「袋もらってきて、うちで食べようかな・・・」ってボソっと言ったんだけど、すぐ
「やっぱり恥ずかしいから、や~めた」って。そりゃ、そうよね。
Aくんは、1回弟君の部屋に戻って、はずむの荷物を2回に分けて運んでくれる。
バイクで運搬。
あのスーツケースをバイクで運んでくれるなんて・・・。大変だったろうに。
ありがとね。Aくん。

カイトさんとご対面 GOGO連れ立ち二人旅(意味不明)

約束してあった6時に、Aくんと二人でカイトさんに会うために、ロイヤルガーデンへ。
噴水の前でって約束だったんだけど、いざその場所に来ると、
会えるかどうか、不安になる。
「はずむ、カイトさんって、どの人?」Aくんが聞く。
「う~ん。。。知らない」
「え?友達なんでしょ?」
「うん、友達だよ。」
「・・・」
何度かAくんには、ネットで出会った友達について説明してるんだけど、
いまいち理解できないらしい。
それでもナットクできないまま、Aくん、必死でカイトさんらしき人(!?)を探してくれる。
「ね、はずむ、あの人がカイトさんじゃないの?」
「あ、そうかも。じゃ、Aくん、カイトさ~ん!!って呼んでよ」
ホントに大声で呼んじゃう、素直なAくん。まさしく、カイトさんでした。
喫茶店でしばらくお話。カイトさんって、素敵なお兄さんって感じ。
Aくんも、なんだかとっても嬉しそう。人見知りが激しくて、
初めての人の前では無口な彼が、
今日はなぜかしら、やけに饒舌。
カイトさんに「ホント、かわいいね」とか言われて、無茶苦茶照れてる。
(この子、かわいいって日本語わかるのよ)
あんたって・・・。
9時にボーイズタウンで会う約束をして、いったんAくんとはずむはホテルへ。
Aくん、写真を現像に出してるので、取りに行きたいって言う。話を聞いてみると、
前にあげた「うつるんです」を使って、たくさん写真を撮ったんだけど、お金がなくて、
ずっと取りに行けないでいるって・・・。
300B渡すと、嬉しそうに飛んでいって、写真を抱えて戻ってきた。
ほとんど子供の写真。ほんとにあんた、パパなのねぇ~。

今日はAくんを帰して、はずむはカイトさんとGOGO巡り。でも・・・。
あんまり「これっっっ!!」っていうボーイ君、いないのよね。結局、同じような感想の
カイトさんと12時近くまで歩いたんだけど、あきらめて別行動することに。
カイトさんがその後、どうしたかは掲示板で報告されてたから、知ってる人も多いでしょ?
はずむは2時までBoyz Boyz Boyzでママとお話してたんだけど、
ピンと来る子にとうとう出会えず、ホテルに帰ることに。

午前3時。Aくんからホテルに℡が入った。お腹が減ったから、お金ちょうだいって。
・・・。
よくよく聞くと、はずむ、今回の旅行の間に撮ったフイルムを6本、現像に出すように、
彼に頼んだんだけど、
そのとき、デポジットに500Bとられたらしいの。で、それ払ったら、手持ちのお金が
なくなっちゃって、ごはんが食べられないって・・・。
「ほんとかな・・・?」ってちょっと思ったんだけど、もし本当だとしたら、
はずむがGOGOに行ってる9時から2時までの間、連絡がとれなくて困ってたはず。
だとしたら、とってもかわいそうなことしちゃった・・・。
すぐにやってきた彼に、お金を渡す。
また明日、遊ぼうね。今日は久々、一人で寝るわ。

8月 8日(木)

まったりのパタヤ

8時に起きる。Aくんが9時に来る予定なのに、時間になっても来ない。
この子、以前は時間の約束に、絶対遅れたことなかったの。
でも、今回はやけに時間に遅れてくる。
もともとタイの人は、時間の約束にはルーズだって言われるじゃない?
この子も地が出てきたってことかしら?
10時。ようやくAくん到着。寝坊したって言い訳。いいわ、いいわ。
とりあえず毎日の日課。ロイヤルガーデンのネットカフェへ。
今日はAくんにネットカフェに入る前に、こう聞いたの。
「どうする?中に一緒に入る?それともどこかで何か食べてる?」って。
だってさ、Aくん、毎日毎日はずむにつきあってここにやってくるけど、はずむが夢中で
カキコしてる間、すっごい暇そうでかわいそうなんだもの。
「僕、ピザが食べたい」っていうので、お金を渡して、食べてから戻ってきてねって約束。
Aくんを気にせずにカキコができて、はずむも快適。
掲示板を確認すると、ルークさんがパタヤにいられるそう・・・。
日中はジョムティエンに行かれるって言うから、連絡はとれないかもしれないけど、
また夕方にでも来てみようっと。
Aくんが戻ってきたので、カフェを出る。途中本屋さんで、
Aくんにタイ語→日本語の辞書をプレゼント。
彼、この前突然、「タイ語と日本語の入ってるテープ買って。僕も勉強する」って
言い出したのね。
はずむ、今回、ほんのちょっとだけど、前回よりもタイ語が話せるようになってきたの。
それを見て、Aくんも刺激されたみたい。良い傾向ね。
本当はテープが欲しかったんだけど、売ってなくて、とりあえずってことで買ったの。
本屋さんを出て、ボーイズタウンの入り口向かいにある、食堂で朝食。
Aくん、ピザ食べた後だけど、しっかり食べられる。お腹すいてたのかしら?
ここね、大好きなの。安いし、入りやすいし。
食事を終えて、二人でホテルへ。買い物したり、ビーチに行ったりしてもいいんだけど、
なんか今日は、まったりしたい気分。
「Aくん、せっかく辞書買ってきたんだから、日本語のお勉強でもしようか?」
って聞いたら、「うん」ってAくん。さっそく日本語のプライベートレッスン、開始。
買ってあげた辞書はね、左にタイ語の単語が書いてあって、
右に日本語とローマ字が書いてあるの。だから、彼は左で意味を知って、
ローマ字を読めば、発音できるはずなの。
でも・・・。どの言葉を言わせても、はずむにはまったく理解できない・・・。
まず、ローマ字がよめない。(考えてみれば、当たり前だけど・・・)。次に、どういう音
だってのはある程度理解できても、その音を発音できない。
そこで、便せんに50音を書いて、発音の練習。「あ」から「ん」まで、
一通り言えるようになったら、今度は「きゃ」とか「しゃ」とかの発音の練習。
これがAくん、大苦手。とくに、「ぎゃ」「ぎゅ」「ぎょ」には苦戦してたわ。
しつこく厳しく発音練習してるのに、この子、今日はめげない。
ひょっとして、けっこう本気かも。
じっくりじっくり覚えていってね。
はずむが休憩してる間も、辞書の最初についてる50音表で、一人黙々発音練習してる。
いとおしいわ。

ルークさんと初対面

こんなことしてるうちに、あっという間に4時。
実は、はずむ、KO SAMETからすぐに病院に行って、
そのあとホテルに入っちゃったじゃない?バッグとかは
Aくんが運んでくれたんだけど、靴だけは彼の弟の部屋に置きっぱなしだったの。
彼がいったん戻って、靴を持ってきてくれるっていうから、
「絶対6時に戻ってきてね。きっとお友達と会うことになるから」って念を押して、
しばしお別れ。
はずむはルークさんのメッセージを確認に、再びロイヤルガーデンへ。
ネットカフェで、偶然、カイトさんと出会う。
「ルークさん、いらっしゃるかしら・・・?」
「どうだろうね。まだ書き込みないみたいですね。でも、一応僕も、
6時に待とうと思ってます。」
「じゃ、6時に会いましょうね」
って言って、カイトさんといったんお別れして、はずむは掲示板にカキコを
続けてたんだけど、しばらくすると、ルークさんから掲示板にお返事。
6時にお会いできるそう。
今回お二人目のお友達に会える。嬉しいわ。
部屋に戻ってAくんを待ってるんだけど、帰ってこない。嫌な予感はしてたんだけど・・・。
仕方ないからしばらくホテルのエントランスで待ったんだけど、ベルボーイに
「友達のタイ人が尋ねてきたら、ボーイズタウンのアンビエンスホテルまで
来るように伝えて」
ってお願いして、はずむは一人でアンビエンスのカフェへ向かったの。

カフェにはすでにカイトさんがいらして、二人でルークさんを待つ。
10分ほどして、ルークさん、ボーイ君といっしょに登場。
「はずむさんですか?」
「そうです。はじめまして。」
「こちらこそ。あれ?彼、日本語はなせるんですか?」
「???」
一瞬、ルークさんの言葉の意味が理解できなかったんだけど、わかって爆笑。
ルークさん、カイトさんのことを、Aくんと勘違いされてたの。
「あぁ、失礼。カイトさんですね。Aくんかと思いました・・・。」
この言葉で一気に和んじゃったわ。ルークさん、あたたかい感じの素敵な方。
でも、すぐにショーを見に行くってことで、時間がなくて、5分ほどでお別れ。
ボーイ君と方を並べて、幸せそうに立ち去って行かれました。
あとで、掲示板に失礼申し訳ないってカキコしてくださってたんだけど、
たとえ一瞬だけでも、お会いできるってことが大切なの。はずむにとって。
気になさらないでね。ルークさん。

今晩パタヤを離れるカイトさんとも、ここでお別れ。短い間だったけど、楽しかったわ。
ありがとう。

Aくんを探せ 特捜24時

さて、いったんホテルに戻るけど、Aくんの来た気配がない。
あのバカ、どこで何やってるの?
今夜は彼のバーへ行って、4日から12日までのOFF代を払う予定になってるの。
それ払わなきゃ彼が困っちゃうし、第一、今日だって出勤できないはずなのに。。。
Aくん来ないまま、時刻は9時。
彼℡持ってないから、連絡もとれない。かといって、彼の弟の部屋へは、
一人で行ける自信もない。
仕方ないので、彼のいない状態で、GOGOへ。
彼、今は某GOGOで働いてるって話してたのね。だからどこよりも先に、
その店に行ったんだけど、いないの・・・。Aくん。
ウエイターを呼んで、「ねぇねぇ、Aくんっていう子、いるわよね?」って聞くと、
しばらく考えて、
「いいえ。そういう名前の子はいません」っていう返事。
え?いない???じゃ、あのお馬鹿、どこにいるのよ。。。
「○○って名前の店って、ここだけでしょ?」って聞くと、「そうです」っていう返事。
あれぇ~???どうせ一人では来ないと思ってたから、
ちゃんと聞いてなかったんだけど、もしかして聞き間違ってる?
じゃ、似てる名前の△△かしら?って思って、△△にも足を運んだけど、いない。
なんなの・・・。
もういい。あいつが来なかったんだから、知ったことじゃない!!
気を取り直して、良い子を探すことにしたの。
でも。。。やっぱりいないのよね。タイプの子・・・。
否定はしても、やっぱりなんだかんだ言って、Aくんが一番しっくりいく、
一緒にいて居心地良い子なのかも。。。
××っていうGoGoに、Aくんの友達のショーボーイがいるのね。彼に聞けば、
店の名前わかるかも。。。って思って、××へ。しばらく待ってると、その彼出勤。
でも、店の中うるさくて、話にならないし、彼もショーの準備で忙しくて、
ゆっくり話ができない。
2回目のショーが終わったらじっくり話できるから・・・って言って、彼は控え室へ。
仕方ないので、とりあえずはショーをじっくり楽しみましょって、腰をおちつけたの。

ここのショー、もちろん、Fu○k ショーじゃないわよ。踊り中心のステージなんだけど、
とっても好きなの。はずむ。
特に、一人、すっごい輝いてる踊り子がいて、ここ数年、はずむ、彼の大フアンなのね。
大げさなようだけど、チャンスあればOFFしたい!!って感じじゃなくて、もう、
純粋にフアン。彼の踊りを見てると、元気が出てくるの。
ショーが始まって、はずむの視線は、もう、その子に釘付け。
ここのショーボーイは、かなりみっちり、ダンスのレッスンを受けてるって話。
もちろん、プロにはかなわないし、ある意味学芸会みたいなもんだけど、
そんな中でも輝いてる彼。・・・
実はダンスはそんなに上手くないんだけど、華があるのね。
(ここまで言って、どの子かわかる人。あなたも相当の××フリークね・・・(笑))
ショーが終わって、もう、脱力。マジ、ステキ。
今までは勇気がなくてできなかったんだけど、今回は頑張るわ。
ウエイターに、「彼にチップ渡して」って、100B札を手渡そうとすると、
にっこり笑って、「そういうことなら、せっかくだから今お席に呼びますよ」って。
いやっ、いやぁ~っん。だから、そういうのじゃないの。
隣に来られたら、緊張しちゃうじゃない。
案の定、隣に座って、ビールで乾杯なんだけど、会話なんて続かない。
だって、マジで、あこがれのアイドル
タレントにいきなり隣に座られた、10代の少女の心境なんだもの。(爆)
「あたし、数年前からあなたのフアンなの。」
「ありがとう。嬉しいですよ。」
「ここにはあなたのダンスを見に来てるの。」
「ははは。そうなんですか?」
「そうよ。あなたの笑顔が最高だし・・・。それに、時々踊りを忘れて、周りを見回す
愛嬌が最高よ!!」
「え゛!やばっ。ばれてました?へへへ」
かわいいのよ・・・。でも、Hの対象じゃないの。不思議でしょ。気高すぎるの。
「ありがとう、忙しいでしょ。もう行っていいわよ。また滞在中に見せてもらいに来るわ。」
「本当にありがとう。じゃ、また会いましょう」
そうして、夢のような二人の時間は終わったの。はぁ~、緊張した。

素敵な思い出を作ったはずむ。もう、今夜はAくんのことはどうでもよくなっちゃった。(爆)
そのまま向かいのGOGO、□□へ。もう時刻は1:45。あと15分で閉店。
そんなときに、ふと目にとまったボーイ。
実は彼、前回来たときは、さっきのダンサーと同じステージで踊ってた子。
へぇ~。今はボーイをやってるのね。
ひげを蓄えて、ちょっとばかし風貌が悪そうな子なんだけど、目が優しいの。
思い切ってOFFすることに。
部屋でいろいろ話をしてたんだけど、彼、9月に日本に来る予定だって言うのね。
どういうことか、詳しく聞いてみると
店に来た日本人の女の子(OL 24歳)が、彼を3ヶ月、日本に呼んでくれるって言うの。
今そのための書類を整えてるって。でも、お金がないから、ビザが降りるかわからないって。
頭の中に、シートォングさんの生活記が浮かんじゃった。
あれだけ大変な思いをして、シートォングさんはカミィ君を呼んだのに、
そのオンナ、どれだけ大変なことなのか、理解して、彼にそう言ったのかしら???
彼曰く、
「日本には行ってみたい。でも、正直言うと、ちょっと彼女のことは重荷。僕はオトコも
オンナもイケるけど、今はどっちかっていうと、オトコの方がいいし、結婚する気もない。
微妙な心境だな・・・」って。
だったら、いいわね。運良く日本に来られたときには、連絡してね。
とっても男の子らしいRくん。いろんな意味で、楽しい一夜をすごしたはずむです。

どうでもいいけど、Aくん、結局来ず。連絡もなし。あのバカ、ホントに何考えてるんだか・・・。

8月 9日(金)

言い訳、反省、Aくん

昨日はRくんと遅くまでいっしょに楽しい時間を過ごしたので、起きたのが10:00。
昨晩Rくんとすっごく意気投合して、今日の昼間は、いっしょに買い物に行く約束を
したはずむ。(ただし、一応Aくんのお許しが出ればね)
Rくん、Aくんと同じ店にいたわけで、お互い面識があるはずなの。仲が良いかどうか
は知らないけど。
Aくん、11:00に、これ以上小さくなれないって感じで部屋をノック。
入ってきて早々、昨日の晩は田舎からお母さんが出てきて・・・云々って言い訳を
始める。
しばらく黙って、言いたいだけ言い訳をさせてたんだけど、さすがにAくん、はずむが
怒ってることに気付いた様子。
「Aさ。。。連絡もしてこないで、約束の時間に来なければ、頭に来るし、それ以上に
心配するだろ?」
「ごめんね、はずむ。」
「遅れるなとか、無理してでも来いとかいってんじゃないんだよ。これがボーイとカスタ
マーだったらクビもんだけど、キミと僕は、そう言う関係じゃないし。キミももしかしたら、
ずっとはずむと一緒にいれば、たまには一人になりたいこともあるかもしれない。
そう言う気持ちだってわかるもの。でもさ。。。連絡くらいして来いよ。昨日、どれだけ
はずむがキミを探したか、わかってる?」
「SORRY,SORRY・・・ごめんね。」
少しは懲りた様子。この子の顔見てたら、どんなに怒ってても、やっぱり心の奥で許し
たい気持ちが湧いて来ちゃう。
「バカ・・・な。A」
「バカ・・・な?」
「バー、ナ(タイ語で「バカだね」)、A」
「Yes, Yes, バー、ナ、A」
で、ベッドに転がり込んで、お説教タイム終了~。我ながら、甘いわ・・・。
でも、おかげでAくん、「バカ、ナ」が口癖になりました。(爆)

インターネットにロイヤルガーデンに出かけて、4Fのゲームセンターでダーツをしたり、
レーザー銃で的を撃ち合うアトラクションに入ったり、座席が動く映画をみたり。。。
ちょっと恋人同士のデート気分を味わったあと、
3Fのお寿司屋さんで昼食。一度、Aくんにも日本食の味を試して欲しかったの。
注文した品は、Aくんが天ぷら定食。はずむはトンカツ定食。
それに、二人でにぎり寿司1人前。
Aくん・・・。やっぱりすしはダメ。醤油つけて、一つパクっていったんだけど、
まずもって、醤油の味が耐えられないらしい。
「いいよ、出しても」って言ったけど、一応我慢して飲み込んだ。
でも、あとはいっさいすしには手をだしませんでした。(笑)
一方、他のメニューについては、超お気に入り。
みそ汁をスプーンですすって、「GOOD!!」
天ぷらを手でちぎりながら付け汁につけ、食べ、「アローイ!!」。
はずむのトンカツも超お気に入り。
ただし、ソースはだめで、天ぷらと同じつゆにつけて食べてる。
なんにせよ、おいしい日本食に出会ってもらえてはずむも幸せ。
ちなみに、日本人はずむの味覚で合格点が出せたのは、「ごはん」だけだったけど・・・。

3人でショッピング Aくんおねだり

両替をして、部屋に戻って、しばしお昼寝。でも、すぐにRくんが℡をかけてきて、
部屋に登場。やっぱりAくんとRくん、面識があって、しかもRくんとAくんの弟は
お友達同士なんだって。よかった。
3人でショッピング。本日2度目にロイヤルガーデンへ。
Aくん、今日はやけにおねだりをする。
最初は娘の子供服から始まったんだけど、携帯が欲しいだの、何が欲しいだの・・・。
マジ?なんで?今日に限って・・・。
怒った顔してやると、「ジョーク、ジョーク」とか言ってるけど、明らかに本当に
欲しい何かがあるはず。
多分ね。想像なんだけど、今日はRくんが一緒でしょ?はずむにとってAくんが特別
だってことを、Rくんの前でアピールしたいんだと思うの。こんなにねだること、今までに
なかったんだもの。
でも、いずれにしても、ロイヤルガーデンじゃ、何を買うにも高すぎる・・・。
実はね、昨日の夜話をしてる中で、はずむ、Rくんにも、
「今回はお金があんまりないんだ」って話を、ぼそっとしてあったの。
で、彼が気を回してくれて、「ここは高いから、タラートへいこうよ。A」って、
Aくんを促してくれた。
良い子でしょ。
バイクに3尻してタラートへ。確かに安い。
二人に1000B渡して、「半分ずつ、好きなことに使いなよ」って言うと、
Aは何も買おうとしない。
何か別に、欲しいモノがある様子。察しはついてるんだけどね。
一方、Rくんはウオークマンとスピーカーのセットが欲しいみたい。
でも、それってセットで1000B。
Aくんが、「R、いいよ。僕の分も使っても」って買うように勧めてる。
Rくん、本当に欲しそう・・・。はずむも、
「いいよいいよ。買いなよ」って促すと、嬉しそうに購入した。
さて、Aくん、僕をどこに連れてくの・・・?
やっぱり。彼が立ち止まったのは、携帯電話を売ってる店。
「なに?」ちょっと冷たく、何も気付かない顔して聞いてやる。
「はずむ・・・。電話が欲しい・・・」
来たわ~。来た来た。予想はしてたのよね。
「いいんじゃない?さっきの500Bで買いなよ」いじわるしてやる。
「もうRが使っちゃったモン」
使っちゃったも何も、500Bじゃもともと買えないでしょ!!
ちょっとAだけはじっこに連れて行って、お話。
「ね・・・電話、あれば便利だよね。はずむからも連絡が取りやすくなるし。
でもさ、きみ、前回電話持ってたときに、通話料払えなくなっちゃって、
はずむに頼ってきたんだよ。
払って行けるの?もう助けてあげないよ?」
「大丈夫。心配ない。」
「キミの心配ないは、信用できない」
「でも。。。欲しい。」
もう、だだっこ状態。確かにね、はずむ、今回彼に電話を買ってあげてもいいな・・・とは
思ってたの。でも、通話料の話はきちんとしておかないと、この子、そういうところ、
結構いい加減だから心配なのね。
「わかったよ。でも、本当にあとのことは知らないからね」
「OK OK」
ホントにガキ。満面の笑みなのよ。
はずむ、詳しくないから知らないけど、電話と何とかキット、併せて3700B。
きっと他で買うより安いんでしょうけど、けっこうな出費だわ。
その後も、Rくん、Aくんそれぞれ、Tシャツだの、ネックレスだの、買ってやる。
Rくんは自分のお金で買い物しようとするんだけど、同じく連れて歩いてるのに、
彼にだけ払わせるのはかわいそうじゃない?
買い物が終わって、3人そろってAくんの弟の部屋へ。
Aくん、早速電話をみせびらかして、充電をはじめてる。はいはい、駄々っ子。
満足ですか?(笑)
でも、これで確かに、連絡は取りやすくなるわ。
Rくんを弟君の部屋に置いて、はずむとAくんはホテルへ。
Rくんを送らなきゃいけないから、いったん帰るねって行って、Aくん再び弟の部屋へ。
「何時に戻ってくる?」って聞くと、「6時」っていう返事。
「6時だね。確かだね?」って聞き返すと、「本当だよ」って、彼。じゃ、信じることにしましょう。

6時・・・。来ない。でも、6:10に電話が鳴る。
「ごめん。。。はずむ。シャワー浴びてて遅れた。すぐに行くから」
・・・やっぱりね。でも、ちゃんと怒られたことは学習してるわ。電話してきたし。(笑)

ご機嫌、Aくん

部屋でしばらくお話。
「A,前にも言ったけど、はずむ、
今回マジでお金がないんだよ。キミ、それわかってるよね?」
「わかってるよ。電話、ありがとう。」
「これだけ買い物してると、キミに最後にあげるお小遣いなんて、
ほとんどなくなっちゃうけど、いいの?」
「え?ぼく、お金なんていらないよ。」
「そんなわけ、いかないでしょ?キミは何日もバーで仕事してないわけだから。」
「でも、いいんだ。はずむにいろいろ買ってもらえて、僕、それでうれしいもの。」
「はぁ~」

彼がそう言う考えで、喜んでくれてるんだったら、それはそれで構わないんだけど、
そう言うわけにもいくまい。
今回はお金のことは気にしないで生活するつもりの旅だったのに、
ここにきてこんな状況になるとは。。。
ま、どうにかなるか。

食事に出て、その足で二人で彼のバー、○○へ。
そうそう、やっぱり彼のバーはここだったの。なぜ、Aくんって言っても伝わらなかっ
たかって言うと、彼、このバーのマネージャーにしか、本名を教えてないんだって。
あんまり周囲の仲間と、上手くいってないみたい。
バーに入ってすぐ、昨日のウエイターが、
「あら、この子のことだったの?ごめんなさいね。言われた名前が違ったもんだから・・・」
って言う。
「気にしないで。名前間違って覚えてたみたい・・・」Aくんのために、
はずむも話を合わせる。
彼のOFF代、9日分1800Bを支払い、彼を連れて××へ。粘った粘った3時間。
Aくん、ご機嫌。ビールはけっこう飲んでるし、おしゃべりも多い。
ウエイターにドリンク振る舞うし、ショーに出てる友達にチップも出す。
あんたね・・・人の金だと思って・・・。
○○には友達がいないっていうから、久しぶりにいろんな人に会えて、
嬉しいのはわかるけど・・・。

この子、今回のような姿をはずむに見せるのは、これが初めて。
はずむは金持ちファランのおやじじゃないの。これからも彼とつきあっていくとしたら、
どこかではっきり、言ってあげなきゃだめかもしれない。

部屋に戻るけど、彼は××のマスターと話をする約束をしていたので、
2:00にいったん出かける。
今日はボーイくんのOFFなし。またAが帰ってくるまでは、独り寝だわ・・・。

                                       
8月10日(土)

久々のジョムティエン


Aくん、3時にきちんと戻ってきて、ベッドに潜り込む。そのまま戯れ(笑)眠りに落ちた。
目が覚めたのは11時。
「A。ビーチに行くぞ、ビーチ!!」ってAをたたき起こし、
身支度を整え、ジョムティエンに出発。
出発前に、ホテルを2泊延泊。今日からのレートは200Bアップなんだけど、
今から荷物抱えて違うところに行くのもめんどう。ここでいいわ。
あのね、はずむ、これまではずっとウエルカムでジョイナーフィーとられてたの。
でもね、今回はAくんがいるときにチェックインしたじゃない?
誰を連れ込もうと、一応ガードマンには最初の数日間は止められたんだけど
帳簿のチェックのあと、無罪放免なのよね。
きっと、「日本人とタイ人二人でチェックイン」とか、
書いてあるんでしょうね。いいこと知ったわ。
ここ、立地と言い、コストパフォーマンスと言い、
寝るだけだと思えば、むちゃくちゃいいもの。

ホテルを出て、まずはおきまり、インターネットで掲示板チェック。
途中、日本語入力ができなくなる。
お店の人を呼ぶと、しばらくいろいろいじってたんだけど、だめ。
彼、おもむろにWordを立ち上げて、
「ここに入力して、コピー→ペーストしてください」だって。
あんた・・・。ま、いいわ。時間もないし。
KO-TAさん、今晩パタヤ入りだそう。会えるかしら・・・。
待ち合わせ時間と場所、そして、連絡用にAの電話番号を書いておいた。
ビーチでまずはブランチ。カオパットガイ。今まで食べた中で、一番おいしかった。
気のせい?
Aくんはマッサージを受けたいっていうので、300B渡す。
1時間後に戻ってくるねって、後ろの方でおばさんにマッサージされてる。
あんた、お気楽ご気楽に生きてるのに、身体、凝らないでしょ?(笑)
ジョムティエン、久々だけど、とってもきれいになってる。
公衆トイレみたいなのもできたし、道もきれいに舗装されて。。。
売り子からゆでたエビを買って食べる。おいしかったけど、お腹、大丈夫かしら・・・。
山盛りに盛られて、1皿100B。日本だったらいくらするかしらね・・・。
海からの風がとっても気持ちいい。少し寝ようかしら・・・。
マッサージから戻ってくるA。一緒に誰かが歩いてくる。
「僕のこと、覚えてますか?」って彼。どこかで見た気がするけど、思い出せない。
「AくんをはじめてあなたがOFFしたときに、応対したウエイターです」
少しずつ、記憶がよみがえる。
あぁ、あぁ、はずむが、
「Hより、ただいっしょに過ごしてくれるような子を探してるんだけど、あの子が
気に入ったの。3日間いっしょに過ごせるか聞いてくれる?」って頼んだウエイターだわ。
懐かしい・・・。
彼、今はパタヤを離れて、違うお仕事をしてるんだけど、久々にビーチにやってきて、
Aくんを発見したらしい。
そういえば、あの時も、隣に座らせたAくんが、
「あの人は信頼できる」って言ってたのよね・・・。だんだんはっきりと思い出せてくる。
再会を祝して、3人で乾杯。あれからのはずむとAくんの話をして聞かせる。
「最近は遅刻や約束破りも平気になって・・・」って愚痴ると、
彼、ちょっと厳しくAくんを叱ったあと、
「習慣の違いなんだと思います。彼にはそれがどんなに悪いことなのか、
理解できていない。ずっと言い続けてるんだけど・・・。」ってはずむに言う。
叱られたAくん、「わかってるよぉ~。昨日もはずむに怒られた・・・。(推測)」って
タイ語で話してる。
この人、きっとバーにいたときには、Aくんの良き兄貴だったんだろうな・・・って思う。
Aくんの彼に対する姿を見てると、それがわかってくる。きっと一杯叱られたことも
あったんだと思うわ。
「今晩はバーに行きますか?」って聞かれたから「行くつもりです」ってこたえたはずむ。
「じゃ、僕も久々に行きますから、いっしょに飲みましょう」と言うと、
彼は立ち去って行ったの。

KO-TAさんと初対面

あっという間に夕方になり、はずむは部屋で少し休憩。
Aくんもちょっと用事があって、いったん自分の部屋へ。
しばらくすると、Aくん、ホテルに来るなり、
「はずむくん、行こう。友達が来てるよ」って言う。
KO-TAさんから電話が入ったらしい。
でも、Aくん。はずむ、時間も待ち合わせ場所も、はっきりは決めてないのよ・・・?
「ねぇ、電話でなんて言ってた?ロイヤルガーデンで会おうって?それともマイクス?」
「はずむはどこで会おうって言ってあるの?」
「最初はロイヤルガーデンって書いたんだけど、
わからなければマイクスまで行くって書いたの。どっちって言ってた?」
「知らない・・・」
「なんで知らないの?電話かかってきたんでしょ?」
「バイクにのりながらだから、聞こえにくかった。」
「じゃ、電話番号調べてよ。電話に通知されて残ってるでしょ?」
「表示の仕方がわからない・・・」
「・・・え?」
「OK OK はずむ。インターネットで調べればいいよ」
もう!!ちゃんと、電話があると思うって言ってあったんだから、話聞いておいてよ。
仕方なくロイヤルガーデンのネットで掲示板チェックするけど、書き込みがない。
外で待っていたAに「ねぇ、やっぱりメッセージないよ」って言うと、
「電話番号の表示の仕方、わかった。この電話だよ、きっと。かけてみて」
っていうのでかける。
ようやく繋がったはずむとKO-TAさん。
ロイヤルガーデンの1Fで、めでたく初対面。
KO-TAさん、若くて素敵な方。でもって、彼氏クンもすっごいかわいい。
(あの時は言わなかったけど、はずむ、超タイプよ。KO-TAさん、よろしく伝えてね。(爆))
でも、聞いたら信じられないくらいの年齢。うそ?見えないわ・・・。
フードコートで1時間ほどお話。Aくん、今日はちょっと緊張してる。
たぶん、年上の同じタイ人の彼を前に、萎縮しちゃってるんじゃないかしら?
KO-TAさん、タイ語でぺらぺらお話してる。はずむも早く、話ができるようになりたいわ。
KO-TAさんと彼氏クンは、すぐにはGOGOに行かないと言うので、
ここでお別れ。とっても楽しかった。

今日もGOGO 今日こそは

KO-TAさんと別れて、はずむとAくんはGoGo巡りに。数件はしごするけど、
なかなか良い子がいない。
今日はAくんも押さえ気味。
GOGO××で、昔Aくんが勤めてたとき、お金がなくて困ってたところ、
200Bくれたという、彼の友達の子がいたので、
隣に座らせる。「彼に昔、お金かしてくれて、ありがとね」っていうと、照れ笑い。
タイプじゃないけど、性格の良さそうな子だわ。すぐに常連のファランに指名されて、
席を立って行きました。
彼を座らせたことで、Aくん、昨日と同じモードに突入。次から次へとお友達だの、
ウエイターだの呼ぶモンだから、はずむはひやひや。
ショーの最中に、あこがれのダンサー君、はずむに気付いてにっこり笑顔。
あぁ~ん、もう死んでも良いわ。(笑)

でも、やっぱり良い子が見つからない。ちょっと気になってた○○番くんを呼んだんだけど、
ドリンクを頼んだらすぐ、なんだか用事があるとかで店を出て行ったきり、戻ってこない。
なんて無礼なボーイ?
あったま来て怒ってたら、
Aくんもいっしょになって怒って、彼の分のドリンク、飲み干しちゃった。
あんた、酔っぱらってるでしょ?
××を出て、Aくんに「違う通りに行こうよ」って言うと、
Day Nightへ連れて行ってくれた。●●という店に入る。
ここ、こぎれいな感じで、大きくもなく、小さくもなく、落ち着いた雰囲気のお店。
ウエイターの一人が、日本に数年間留学経験のある中国人の人で、
いろいろお話しながら、楽しい時間を過ごせたわ。
お店で少し飲んでると、Aくん、いったん家に帰るという。
自分がいたんじゃ、いくら気にしないって言っても、
気兼ねなくボーイをOFFできないんじゃないかって、彼なりに気を遣ってくれたらしい。
せっかくだから、今日こそは!!って思っていたら、ちょうど向かいに女性客の相手を
している、ちょっと良い感じの子を発見。ウエイターさんに、
「彼と話がしてみたいの」って言うと、
「あの女性客は、来て話をして帰るだけだから、少し待ってれば呼べるわ」って言う。
じゃあということで待つことに。
その女性客、なかなか帰らなくて、5分おきにウエイター君が
「あと何分くらいで帰ると思います」って報告に来てくれる。(笑)
いいのよ。あちらだって大切なお客様でしょ。はずむは気長に待ってるから大丈夫。
気にしないで。

ようやくその女性客も帰って、彼がはずむの隣に。
でも・・・
ごめんなさい。遠くだからよく見えなかったの。
雰囲気は「いいな」って思ったんだけど、あなた、近くで見たら、
柳沢慎吾、入っちゃってる・・・。
申し訳ないな・・・って思いつつ、中国系のウエイター君を呼んで、事情を話すと、
「いいんですよ。お客さんの立場としては、申し訳ないなって思うかも知れないけど、
彼らはこれをビジネスとしてるんです。呼んでみたら違った。。。ってことも日常茶飯事だし、
彼らはそんなに気にしません。ただ、チップはあげてくださいね」って言ってくれる。
「ごめんなさいtip」を渡して、席を立ってもらい、時間もないので
来たときから気になってたウエイター君を指名。
かわいい。日本人受けがいい子らしいけど、ナットク。
ジャニ系と・・・言えないでもない。(微妙)
部屋に連れて帰ることに。
すっごい明るくおしゃべり好きで、サービス精神も旺盛。
お仕事も悪くなかったわ。ひさびさ、はずむ、オトコになっちゃった・・・。(意味深)

1時半にはさよならして、部屋で日記を書いてた。
2時にはAくんが戻ってきた。「おかえり、Aくん。今日は気を遣ってくれてありがとう。」
しばらくお話してから、就寝。
明日はパタヤ、最後の夜ね。どんな一日になるのかしら?

8月11日(日)

弟君の怪我と2日目のジョムティエン

連夜のお遊びのため、身体が疲れてるのね。起きられずに11:30にようやく目を覚ます。
Aくんを起こして、でかける準備をしていると、どこだかにでかける途中の、Aくんの弟くんが
部屋に寄った。
びっくり!!右足にぐるぐる巻きの包帯。足も引きずってる。
「どうしたの?」聞くと、
「昨日バイクで走ってて、車とぶつかった。」って言うの。アブナイ・・・。
はずむが来ると、必ず誰かしら怪我するわね・・・。
前回はAくんが足を切ったし。
あたしが不幸を呼んじゃうのかしら。違うわよね・・・。違うことを願うわ。

弟君が出て行くと、はずむとAくんはジョムティエンに行くためにソンテウへ。
今日はソンテウ、いつもと違う道を走ってる。
でもって、まったく目的のビーチとは離れた場所で降ろされた。
降りて歩いてみると、ナットク。すっごい渋滞してるの。道が。
今日は連休の中日。海外からの観光客にプラスして、バンコクをはじめとする
パタヤの外からレジャーに訪れたタイ人のみなさんで、ビーチもごった返してるの。
昨日のビーチまでたどり着くまでにもやたら時間がかかる。どこの国の人も、
連休は「出かけたい病」にかかるのね。
昨日の海の家(!?上手い呼び方が浮かばないわ・・・)へ行くと、
店の人が覚えていて、すぐにチェアーに
案内してくれた、早速昼食。はずむはいわゆる日本で言うビーフカレーを注文。
すっげ~、辛かった。
でも、おいしかったわ。
今日もビーチでのんびり。今日はゆでた蟹を売り子から買ってみる。4つで100B。
夢中で食べた。
小さい蟹だから、あんまり食べるとこないんだけど、蟹ミソがおいしかったわ。
Aくんはあんまり好きじゃないっていうから、結局ほぼ全部一人で食べちゃった。
ちょっと気分悪くなる。
しばらく蟹はいらないかも。。。
「Aくん、はずむ、マッサージ受けようかな・・・。」はずむがそう言うと、
「ぼくがやってあげようか?」いたずらっぽく、Aくんがほほえむ。
「いくらよ?あんた。」
「1000B。」
「バカ。NO, THANK YOUよ。」
一緒にいる時間が長いせいか、二人とも会話の中に軽口が出るようになってきた。
今までにはなかったようなブラックジョークもね。
トイレに行って戻ってきたAくんが、ビーチボーイのまねをする。
「HELLO.どこから来たの?日本。へぇ~。よろしくね。隣に座っていい?」
なりきってるから、はずむ、手の甲で追い払うように、
「いらない。タイプじゃないから。誰かかわいい子でも連れてきて。」って、
軽くあしらってあげる。
Aくん、泣き真似。
バカね・・・あたし達って。
Aくん、買ってあげた電話で、バンコクの奥さんに電話する。
明日バンコクに行くよって連絡。
奥さんから、乳の出が悪いから、粉ミルクを買ってきてって頼まれたそう。
あら、かわいそうに。じゃ、このあとお買い物にでも行きましょうね。

4:30。ビーチを出て、彼のバイクでLOTUSショッピングセンターへ。
目的は「粉ミルク」のはずなのに、Aくん、いきなり携帯電話のショップへ入って、
携帯電話のカバーを眺めてる。気に入ったのを見つけたようで、
「はずむぅ~。これ、買って。200Bだって」って。
この子、マジでおねだりが癖になっちゃってる。は
ずむが与えちゃうのがいけないんだけど・・・。
結局購入。彼、満足顔。
「ねぇ、A。しつこいけどさ、はずむ、今回本当にお金の余裕がないんだって。」
「じゃ、ミルク買うの、やめようよ。」
「あのさ・・・。あんた、自分の欲しいモノは買ってもらって、娘のミルクを引き
替えにするの?鬼ね・・・。」
結局、1時間くらい、買い物カートをころころ転がしながら、なんだかんだとお買い物。
もちろん、粉ミルクはしっかり二缶、買ったわよ。娘用に、数枚Tシャツも。安いのね。
おみやげになりそうな「THAILAND Tシャツ」とかも、
おみやげ物屋より数段安く売ってたり、
はずむ、ここ、初めて来たんだけど、お買い物にたまに来てみてもいいわね。

はじめての喧嘩・・・っていうか、はずむのマジきれ

大きな荷物を抱えて、二人で弟君の部屋にバイクで移動。
病院に行くから少しお金をちょうだいって言う弟君に、200B渡す。
しばらく休憩した後、バイクでAくんにホテルまで送ってもらう。別れ際、
「はずむくん、ちょっと100Bちょうだい」って言われて、渋々渡して、
夜は最初から、一人でGOGOに行きたいから、別行動しようと約束してあったので、
いったん彼と別れる。
なんだか、とっても気に入らない。あれほどお金がないって言ってるのに、
あの子、全然わかってない。
部屋に戻ってちょっとお昼寝。あまりに気持ちよくて、最後の夜だって言うのに、
寝過ごすとこだった。
9時にAくんからの電話でかろうじて目を覚ましたはずむ。
今日は2時に来る予定なのに、今から部屋に来るっていうのね。
なんだか嫌な予感がしたんだけど、とりあえず、「いいよ。おいで」って言ったの。
部屋に入ってきたAくん、開口一番、「はずむくん、500Bちょうだい」って言うの。
ねぇ、マジでいい加減にしてちょうだい。
気持ちを抑えて事情を聞くと、明日から自分がバンコクに行って留守にするから、
弟に500B置いていきたい
って言うのね。

いい加減、本気で頭に来たの。もうここまでで、かなりの出費になってる。
どこまで金の無心をすれば気が済むんだろう。
もう我慢も限界。ここで言わなきゃ、すっきりしないまま彼との関係を続けて行かなきゃ
いけなくなっちゃう。
ストレートに感情ごとぶつかったはずむ。

「おまえさぁ、いい加減にしてよ。ずっと、今回は余裕がないって言い続けてるよね。
あれ買ってくれ、これ買ってくれから始まって、
ことあるごとに100B,300B,500B・・・。
俺はおまえの「歩く財布」じゃないんだよ。
どこまで甘えれば気が済むの・・・?。ふざけんなよ」

Aくん自身も、はずむの気持ちは心のどこかで感じていたと思うのね。
でも、欲しいモノを頼めば買ってもらえるし、
お金が欲しいってたのめばもらえる。
もともと、本来は、はずむの立場や気持ちを第一優先にしてくれる優しい彼。
でも、今回は、口では「余裕がない」っていいつつも、はずむもずるずるそんな行動を
続けちゃってたから、彼も「してもらう」ことに慣れてしまって、それが普通になってしまって
いたの。
「してもらう」ことは、だれにとっても「サバーイ」ことだもん。
責任は、実は、はずむにある。
でも、そのときはそんなこと冷静に考えてられなかった。
ただ、むちゃくちゃに腹が立っちゃってたの。
彼、初めて見せるはずむの本気の怒りに、すっごい動揺しちゃってる。
見てて、かわいそうになるくらい。
荷物をまとめて、あわてて帰ろうとしたり、かと思うと、
涙目で「ごめんね、はずむ」って言ってみたり。
どうしていいかわからなくて、何を言っていいかわからなくて、
彼の中で混乱が渦巻いちゃってる様子。
そんな彼を見てて、急に冷静さをとりもどしたはずむ。
ごめんね。Aくん。キミだって、いきなりこういう状況になったら、
どうしていいかわからないよね。困っちゃうよね。
だって、これまで一度も、はずむははっきり、「腹が立つ」って伝えてこなかったんだから。
こうなったのははずむの責任なんだから・・・。

はずむも、なんて言っていいかわからなかった。言葉の壁だってある。
言いたいことが伝えられれば、何時間でも話をしたはず。
でも、きちんと伝えることができない。
もどかしさがあふれてきて、どうにもならなくなって、次にはずむがとった行動は、
彼を抱きしめることだった。
なんて言っていいかわからなくて、ようやく口から出た言葉は、
「カウチャイ・マイ?」(わかる?)
Aくん、はずむの腕の中で、
「カウチャイ。カウチャイ。」(わかるよ。わかるよ。)

けっきょくAに500B渡して、帰す。「2時においでね」って言って。
今は一度離れた方がいい。その方がお互い、考える時間ができる。
Aが出て行くと、はずむは気持ちを切り替えるためにも、GOGO遊びに出かけたの。

最後のパタヤの夜

むしゃくしゃした気持ちを振り切るように、はずむは一人でBOYS TOWNへ。
昨日までは△△ や××のあたりを中心に廻ってたけど、あんまりタイプがいなかった。
じゃぁ・・・ってことで、今日は小さめのバーを中心に廻ることに。
なかなか良い子がいる。何件かはしごしているうちに、▲▲で、2人のタイプの子を発見。
どの子にしようかな・・・って悩みつつ、一人を席に呼んだんだけど、ちょっと違う感じ。
結局もう1人の子に絞って、お話。英語はあんまり得意じゃない様子。
タイ語と英語のチャンポンでどうにか意思疎通ができる。かわいい感じの20歳。
色がね、日焼けしたはずむの肌より白いの。
あんまりタイっぽくないボーイ君。オフすることに。
いきなり部屋に行って。。。ってのも、なにげに味気ないじゃない?
カラオケ好き?って聞いたら、「うん」って言うので、軽く歌いに行くことに。
TOYOTAとかいうすごい名前のカラオケに行って、数曲歌ったんだけど、
なんでタイのカラオケバーって、あんなにいかがわしい雰囲気なの?
真っ暗で、ろうそくの明かりと、懐中電灯の光しかなくて、
歌本見るのも一苦労。
なんか、はずむ、行ったことないんだけど、ノンケの子たちが行く
なんて言うの?ピンサロ?みたいなところって、
こういう雰囲気ナンじゃないかしら・・・なんて勝手に想像してたわ。一人で。
ボーイ君、このあと食事に行こうって時に、はずむがオフしちゃったもんだから、
もしかして、お腹すいてる?って聞いたら、ちょっとすいてるらしいの。
なんか食べれば?って勧めると、カオパットを注文。
はずむの周りの子って、ほんと、カオパットが好きな子が多い。っていうか、
みんな好きなのね。きっと。
彼、スプーンに一口分よそって、はずむの口に近づける。「あ~ん」。
あんまりお腹空いてないんだけど、一気に口へ。
「!!」
むっちゃくちゃ辛いの。「ペッ(と)」(辛い)を連発してたら、
今度はお水を差し出してくれる。
ちょうど辛いところを食べちゃったみたい。しばらく舌がしびれてたわ。

さ、歌も歌い終わって、ホテルへ。
しばらくベッドに横になってお話。彼、お店に入って間もなくて、
あんまりお客もついたことがないそう。
ボーイになる前には、自分の田舎の方のカラオケで仕事をしてたんだって。
時間も遅いので・・・。あとは想像に任せるわ。
今日もはずむ、「オトコ」になったの。(笑)

2時、今回は遅れずに、約束どおりにやって来たAくん。
はずむの方は気分も変わって、全然ひきずってないんだけど、彼は若干気にしてる。
もう、気にしないで、Aくん。
キミと過ごしてる時間ははずむにとって、大切な、大好きな時間なの。
不満に感じることがあっても、うまく理解できないことがあったとしても、
そこも全部ひっくるめて、キミははずむにとって一番大切な、タイでのお友達。
言いたいことを、思いっきり言えたのだって、キミがはずむにとって、
すでに、そうできる存在になってるからなんだよ・・・。
そんなことを彼に言いたいんだけど・・・。
でも・・・。もう、いいね。今夜は何も話さなくていい。きっと、彼もいろいろ考えたはず。
今夜は、ただただ、一緒に寝よう。何も言わずに寝ようね。
明日はお別れなんだから・・・。

8月12日(月)

実質最後の日の朝

18日間の旅って言うけど、18日目は朝に成田についてしまう。そう。実質今日が最終日。
9時に目が覚める。Aくん、少しいつもの調子に戻ったかな・・・。こんなに気にするなら、
喧嘩なんてしなきゃよかった。
今日は午後からバンコクへ向かう。二人でフロントに降りていって、
レイトチェックアウトをお願いする。300Bだって。
なんか、ジョイナーフィーを思い出させる金額だわ。(笑)
ついでに、空港までの車も予約。
こっちは1200B。空港からの料金といっしょなんだ・・・。
ホテルで頼むと、もっと高いと思ってたのに。ひとつ学習したはずむ。
Aくん、バンコクに帰って、奥さんや子供に会えるのがすごい嬉しいみたい。
少しずつ、いつもの元気な彼に戻ってきた。よかった。最後の日に悲しいの、嫌だもの。
昨日買った奥さんや赤ちゃんへのおみやげは、まだAくんの弟の部屋。
いったん帰って支度してくるって言うので、ホテルの入り口で別れて、
はずむはネットとショッピングに。ショッピングって言っても、別に今更タイでおみやげ
でもないし、ただふらふら歩いてただけなんだけどね。。。
ふと1軒のお店の前で立ち止まったの。そう言えば、
これ、ずっと欲しかったんだよね・・・って。
パタヤに行かれたことのあるみなさんなら、一度は見たことあるわよね。
せんすのオバケみたいな、タイの田舎の風景の描かれた絵。
はずむね、あれ、ずっと欲しかったの。でかいのをお部屋に飾って、
毎日タイを感じるんだ~!!って。
でもさ、なんか、高そうじゃない?
「いらっしゃい」って出てきた、人の良さそうなおばちゃん。
恐る恐る「いくら?」って聞いたら、特大は400B。大は300Bだって言うの。
あら?思ったより安いわ。
でも、きっと、高めの値段を言ってるんだろうなって思って、
「ペーン ナ」って言ってみる。
「安くするよ」って言うんだけど、ホントは特大サイズのが欲しいのね。はずむ。
でも、特大サイズのヤツ、デザインが気に入らないの。
「この大きいので、こっちの柄のはないの?」って聞いたんだけど、ないって返事。
仕方ない。大サイズで我慢するか・・・。
「2本買うから、いくらにする?」って尋ねると、「250B」って返事。
「やだよ。。。じゃ、いらない」って言ったら、
「OK,OK。いくらなら買うの?」って言う。
「200B」って答えると、
「だめだめ。じゃ、220Bでどう?」って譲歩したので、あと一歩。
「わかった。じゃあ、210Bならオッケーするよ。」
おばちゃん、「しょうがないわねぇ~」って顔で、210Bを飲んだので、2本購入。
楽しかった。
おばちゃん曰く、「モーニングプライスだからね」だって。あら。そんなのがあるんだ・・・。
じゃあ、今後パタヤに来たときは、朝買い物をすることにしましょ。

シルク求めてうろうろと・・・

はずむね、タイシルクのスカーフが欲しかったの。
もちろん、はずむがつけるんじゃないわよ。
何人かあげたい人がいるのね。
でも、パタヤあたりで店先にぶらさがってるスカーフって、タイのシルクじゃないの。
前回も旅行記で書いたんだけど、シルクでない場合も多くて、
なかなか本物にあたらないのね。
今回もそっちこっち歩いたんだけど、ない。
バンコクのなんとかトンプソンとか、空港とかでも買えるんだけど、
とくに空港の免税店って、気失っちゃうほど高いじゃない?
どこかで安く買えないかしら・・・って思ってたの。
そうこうしているウチに、、Aくんとの待ち合わせの12時になった。
遅れてくるAくんを叱ってるくせに、自分が遅れたら洒落にならないから、
急いでホテルに戻ったの。
Aくんがやってきたので、
「ねぇねぇ、Aくん、タイシルクのスカーフが売ってる場所知らない?」って聞くんだけど、
いまいちわからない様子。そりゃそうよね。旅行客の方がよっぽど知ってるかも。
とりあえず、タラートに二人で行ったんだけど、やっぱりない。
だめね。。。
仕方なく食堂でお昼ご飯を食べてから、ホテルに戻る道の途中、
わかる人にはわかるわよね。大通りからウエルカムプラザに入る角に、
テーラーがあるのよ。
「入ってみようか?」ってことで、入ってみたの。
ありました。ありました。
決して安くはないんだけど、空港で買うよりはずいぶんお得で、デザインもいいものが!!
こんなに近くにあったのね・・・。
みなさんも、シルクのスカーフがご入り用の時には、ぜひお試しくださいね。

さよならパタヤ。奥さんち経由ドンムアン空港へ。

3時まで部屋で身支度をして、チェックアウト。3:30にタクシーが来る予定なので、
ホテルのカフェでコーヒーを注文。
なのに、注文した瞬間に、ベルボーイが「お車が着きました」って。
少し待たせて、出てきたコーヒーを飲んで、すぐに車に乗り込む。
「空港まで」ってことで予約したんだけど、
運転手さんが追加料金でオッケーだって言うので、
Aくんの提案で、バンコク近郊の奥さんと赤ちゃんに会いに寄ることにしたの。
車の中では寝てたわ。二人並んで。
Aくんの奥さん、赤ちゃんには、約5ヶ月ぶりの再会。
たった20分ほどの滞在だったんだけど、会えて嬉しかった。
奥さん、赤ちゃんにさよならをして、小雨の降る中、タクシーは空港へ。
運転手さん、予定変更で回り道してもらった上に、20分も待ってもらっちゃったから、
追加料金にプラスして、少し多めにチップを渡した。喜んでくれる。
Aくんが、「あの運転手さん、いい人だよ。他の運転手さんだったら、きっと、
追加料金500Bはとってるはず」って。
この子、よく、「あの人はいい人だ」って口にする。でも、「あの人はやな人だ」
って言葉は、ほとんど聞いたことがない。優しい子なんだね、心底。

別れの時

空港に着くと、まっすぐ3階のカフェへ。
このところ、いつも最後はこのカフェなのよね。はずむとAくん。
軽く夕食をすませ、コーヒーを飲みながら、二人でお話。
Aくん、無口。
いろいろあったもんね。Aくん。いやな思いもさせちゃったよね。ごめんね。
彼、無口なだけに、口から出てくる言葉のひとつひとつが重い。
今のバーには友達がいなくて、居心地が悪いんだって。
前のバーにも友達はいるけど、心を許せるまでの人間はいないんだって。
奥さんのお父さんとお母さんが、
自分のことを「ケツを売って金を稼いでるヤツ」って軽蔑してるんだって。
バンコクにも、パタヤにも、自分を理解してくれる人がいないんだって。
そして。。。
「だから、はずむが来てくれると、とっても楽しい。いっしょにいられて、
本当に楽しかったよ。帰ってしまうのがとっても淋しい。ね、帰るのを明日には
変えられないの?」
変えられないよ。Aくん。はずむのチケットは、変更不可のものだもの。
細かく説明しても仕方ないので、「変えたくても変えられないんだ」とだけ答える。

「はずむ、折り紙、見せて。」彼が唐突に言った。
この前の朝、チップといっしょにおいておくために、はずむが折り鶴を折っていたのを、
見て覚えていたらしい。
はずむが折り紙をカバンから出すと、
「このまえの鳥、僕に作って」って言う彼。
じゃ、いっしょに作ろうよ。教えてあげるから・・・。
はずむが折る鶴をまねして、一生懸命に折るAくん。完成した2羽の鶴にはそれぞれ
Aくんの名前とはずむの名前を書いて、彼は大事そうにポケットにしまった。
部屋にでも飾ってね。

「Aくん。財布貸して」
はずむね、自分で持ってきた財布の一つを、今回Aくんにあげたの。
3日前、ホテルの部屋で話してるときに、はずむの財布が目に入った彼が、
「いい財布だね」って言うの。
「欲しいの?」って聞くと、「うん」って嬉しそう。
「この財布はね、去年、大事な友達からプレゼントしてもらったものなんだ。」
そういうと、彼、
「ごめん。ごめん。いいよ、いらない。大切なモノなんだね。」ってはずむに返したのね。
「いいんだよ、Aくん。大事な財布だから、キミにあげる。
きっと、キミなら大切に使ってくれるでしょ?」
そう言って、彼にプレゼントした財布。
渡されたさいふには、お金は全然入ってない。でも、いつのまに貼ったのか、
ロイヤルガーデンでいっしょに撮った、プリクラ写真が貼ってあって、もう、
どこから見ても「Aくんの財布」になっていた。
はずむ、できるだけさりげなく、自分の財布に入っているbathを、
すべてAくんの財布に入れ替える。
「はい。Aくん。大事にしてね。」
そう言って、財布を返したの。

彼は「ありがとう」とは言ったものの、浮かない顔。しばらくして、
思い切ったように、口を開いたA。
「はずむ・・・、A,MANY MANY MONEY・・・ キーアーイ  
電話、洋服、ko-samet・・・。ソーリー な、はずむ。 ありがとう。」
お金をたくさん使わせて、いろんなものを買わせて、「はずかしい」って言ったのね。
なんで?なんで?確かに多くの出費にいらいらはしたけど、
それをキミが恥ずかしがる必要は全くないのに・・・。
彼にこう感じさせてしまったのは、きっとはずむの言葉が足りなかったからなのね。
「ありがとう」はわかる。「ごめんね」もわかる。
でも、「キーアーイ(恥ずかしい)」は違うよ、Aくん。
泣いちゃった。涙が止まらなくなっちゃった。
「Aくん、確かに今回の旅ではお金をたくさん使ったよ。そのことで、
いらいらしたこともあった。昨日は思いっきり怒りもした。でもね、キミに怒れるように
なったことって、大事なことだと思ってるんだ。出来ることは出来ること。
たくさんなんでもしてあげたい。でも、できないことだってある。
そう言うときにはきちんとキミに伝えられるはずむでいたい。
怒りたいときは怒りたい。それが友達でしょ?」
なんとか気持ちを伝えたくて、辞書を取り出し、一言一言伝えていったはずむ。
ホントに伝わってる?わかってる?
はずむの言葉をきいて、Aくん、「カウチャイ。カウチャイ。はずむ。コープクン・クラップ」。
いつもの笑顔に戻ってくれた。
わかってくれたって、はずむ、信じるからね。いいよね。Aくん。

「次はいつ来るの?」
「う~ん・・・。クリスマスの頃かな・・・」
「はずむ、せっかく電話買ってくれたんだから、僕、日本に電話するね。」
「え?むりむり、やめといて。それで通話料払えなくなって
助け求められたらたまらないもの。」
そう言うと、Aくん、得意の泣き真似。
よかった。こんな話題でも笑えるAくん。理解してくれたのね。
「じゃ、はずむ、1週間に1回は、必ず電話してね。絶対だよ。」
「わかった、わかった。だけど、ちゃんと日本語勉強しといてね。」
「OKOK。もう、ちゃんとあいうえおって言えるもん」
受話器から日本語が聞こえて来るには、まだまだ日がかかりそう・・・。
「はずむ・・・」
「ん?なに?Aくん。」
「帰るの明日にできない?」
・・・さっき、できないって言ったでしょ。でも、ありがとう。嬉しいわ。

チェックインのカウンターはやけに混んでいた。
その間、彼は、空港税の自動販売機の前で、柵にもたれて
こっちを見てる。あそこに行ったら、あとはさよならだけなのね・・・。
チェックインをすませ、空港税を支払って、いよいよお別れ。
さよなら、A.。またね。
「チョーク ディ」
手を振って出国審査へ。いつもは振り返らない二人だけど、今日は違った。
もう一度振り返って、しっかり手を振った二人です。

出国

毎回恒例、タバコを2カートン買い、どうしても渡さなきゃいけない人へ、
お菓子のおみやげを購入。喫煙室にはいると、はずむしかいない。
一人で日記帳に向かっていると、深い感傷がおそってくる。
Aくんの「チョーク ディ」の声が耳から離れない。
「クリスマスに、必ず来てね。」彼はそう言った。
そうね。あなたとはじめて会ったのは、去年のクリスマスすぐ後だったっけ。
来れるかな・・・。いえ。きっと来るからね。

登場時刻まであと35分。
今日も飛行機から、あの街の灯りが見えるはず。また、きっと来るから・・・。
18日間という長い時間。深い喜びと、楽しさと、そしてちょっとの切なさを胸に、
また明日からの日常を、きっと頑張れると思う。

喫煙所が騒がしくなってきたわ・・・。そろそろ本当に出国です。

8月13日(火)

帰国

ANA916便は、定刻を少し過ぎて、7:25に成田に到着。
飛行機を出ると、検疫で止められる。ほら、あそこで黄色い紙出すじゃない?
旅行中具合が悪くなりませんでした?
みたいなやつ。
あれの□にたくさんチェックして出しちゃったモンだから、質問されちゃったの。
「ここに書いてある症状はいまはどうですか?」
「今は大丈夫です。」
「病院には?」
「行きました。」
「医者はなんて?」
「風邪か熱射病だと思うって言われました。」
「そうですか。わかりました。では何かあったら、この紙を持って、
病院に行ってくださいね。」
そういって、小さな紙を渡された。
「わかりました~。」

入国審査を終え、税関。ここで、少しはずむ、悩んだのね。
今回だけでタイの入国スタンプ、3つじゃない?絶対荷物あけられるのよ。
荷物の中にはタバコが2カートン。ラオスとカンボジアで買ったものが1つずつ。
それに、手にはタイの免税店で買った2カートン。
タバコって、国産、外国産それぞれ1カートンが免税でしょ?2カートンオーバーなの。
仕方なく、今回初めて「申告あり」のレーンにならんだはずむ。
「タバコが4カートンあるので、申告します」
「わかりました。では、今書類を作ります。
ところで、その手荷物を見せて頂いてよろしいですか?」
来たわ、来た。やっぱり開けられるのね・・・。
何も入ってるわけないので、無事無罪放免。
でも、タバコの税金、2200円もとられちゃった。
1カートン200円弱で買ったタバコなのに、なんで税金が5倍もかかるの?
ワリにあわないわ。

帰国の実感


さ、とうとう帰って来ちゃったのね。
荷物を二つ、宅配便で送ることに。2つ併せて3070円。・・・え?3070円って、何bath?
1000bathじゃないのぉ。
成田エクスプレス新宿行きのキップを購入。3110円。いやっ、また1000bath?
のどが渇いたので缶ジュース。120円。40B!!!
日本なのね・・・って実感。
さ、また頑張ってお仕事しなきゃね。次の旅行にむけて・・・。


エピローグ


18日間。長いようで短く、短いようで長い。はずむの18日間は、こうして幕を閉じました。
いつものことだけど、いろいろなモノを抱えて帰ってきた旅。
たくさんの人に出会って、その人達のおかげで、すばらしい経験や思い出をもらったし、
いろいろなモノを見て、心がとっても豊かになったし、
たくさんの時間を使えて、ほんとうにいろいろなことを考えることができた旅になったの。

タイ語が少し話せるようになったのも、今回の旅で嬉しかったこと。
ひょっとすると、今回の旅でのたくさんの出逢いは
言葉が広げてくれたのかも知れません。

ラオス、カンボジア。もう一度行ってみたい。
そして、出会った人々に再会して、新しい人たちと出会って・・・。
タイ。サメットの休日は、なんだかんだありながらも、貴重な時間だったって、
今になって思います。
病院初体験も、貴重な体験だしね。
そして・・・パタヤ。Aくんとの日々。思いのすれ違いもあったけど、
やっぱり振り返ってみれば、間違いなく前進なんだと思います。

次は、もっともっと素敵な旅にしたい。
もっともっと、Aくんとも分かり合える関係になりたい。
だから、次の機会までに、はずむは、さらに自分を磨きたい、そう考えてます。
もちろん、貯金も増やさなきゃ。(爆)

長~い旅行記、最後までおつきあいくださって、ありがとうございました。
ご意見、お手柔らかにね。(笑)

2002.8.17 はずむ
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

このコメントは管理人のみ閲覧できます

【2008/08/05 01:36】 | # [ 編集]



この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。