はずむのトラベルランド
◇◇◇ゲイに関する記述がありますので、不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください◇◇『旅』、特に東南アジアをこよなく愛す、なのに、なぜかまったくアジアとは関係のないある国のある町で、ただいま海外生活1年目・・・の「はずむ」のブログです。


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旅行大好きなはずむのブログです。ずっと東南アジア、特にタイ・ラオス・カンボジアを好んで旅して来ましたが、なぜか今は、まったく違う、日本から遠く離れたある国のある町で生活中。日常の生活で見たもの、感じたことを、みなさんにお伝えしようと思います。よろしくね。



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はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2003年冬
旅行記復刻版⑪

2003年12月25日~2004年1月5日のタイ旅行記

~はじめに~

タイ航空


12日間に及ぶ旅行を終え、帰ってきました。
12日間・・・。はずむ、比較的旅行は短期より長期で出ることが多いんだけど、
それでも、かなり多い方に入る日数。
毎回書いちゃうけど、なんで行く前はすっごぉぉぉぉぉく長いのに、
向こうでの日々ってあっという間なのかしらね。
日本にいたら、12日間なんて、とっても長く感じるのに・・・。

今回の旅全体を振り返ってみると、やっぱりこれまたいっつもいっしょなんだけど、
テーマは「人」だった・・・って気がするわ。
いつもの旅でも、はずむにとって「旅」は「人との出会い」がいつも中心にあるから、
そう言う意味では、いつもと変わらないんだけど、
それでもいつもの旅だと、移動の多いはずむのことなので、
必ず1人になる時間がけっこうあったのね。
でも、今回は、必ずいつも、近くに誰かがいた。
だから、これまでの旅だと、日記を書く時間もたっぷりあったんだけど、
今回はそれすら書く時間がないほど、誰かとともに行動している時間が多かった12日間。
とっても楽しかったし、充実した時間を過ごしてきました。

秋の旅日記がまだ途中の状態なので、そんな中今回の旅行記を書き始めることに、
ちょっぴり抵抗もあったりするんだけど、
でも、そんなわけで、記憶の新しいウチに書いておかないと、
忘れちゃうほどたくさんの素敵な経験をしてきたので、
書き始めようと思います。

よろしかったら・・・読んでみてくださいね。

12月25日(木)

成田からハノイへ

昨夜は2時に起きて旅の準備をしましょって思い、11時には目覚ましかけてベッドに
入ったんだけど2時に目覚ましが鳴ったのに、二度寝しちゃった。
こんなこと初めて・・・(笑)。興奮して寝られないことならいくらでもあるのに。
きっと、体調はあまり良くないんだと思うわ。
お風呂に入ってしっかり暖まって目を覚ましてから、支度をして、
4:30にタクシーでバス停に向かったの。
バスの出発は5:10。
こんな朝早いバスなのに、けっこう混んでる。22人が乗り込んだ。
どこに行くのかしら・・・、みなさん。
まだあたりは真っ暗だったけれど、成田に着いた頃には、しっかりあたりは明るくなっていたわ。

空港に着くと、まずはチェックインをし、身軽になったところで
今回お会いする何人かのみなさんにお土産を購入することに。
荷物になるモノはいやじゃない?なので、書店で絵はがきを購入することにしたの。
日本の代表的な風景、そう、富士山や新幹線、桜の花が写っている、6枚1セットの絵はがきを、6組買うことにして、
飛行機の中で読む本といっしょに購入。
1時間ほど待って、搭乗時刻になったので、NH(全日空)909便に乗り込んだ。
昼間のフライトは景色がよく見えてステキ。
なんとなく体調も悪いんだけど、そんな気分も吹き飛ばしてくれるほど、素敵な青空。
約5時間のフライトで、香港に到着したわ。
今回は行きも帰りも、香港でトランスファーの便。
でもって、行きも帰りも、間はたった1時間。
よく考えてみれば、間に合わないわけないんだけど、でも、やっぱり不安。
だって、香港って、空港広いんだもの。
飛行機を降りてゲートをくぐったところに、空港職員がはずむの乗り換え便のカードをもって待っていてくれた。
声をかけると、乗り換え便のゲートまで誘導してくれたわ。

ゲートに到着すると、CX(キャセイパシフィック航空)っていうから、あの緑の機体を想像してたのに、
どうやらこの便って、VN(ベトナム航空)との共同運行便らしい。
椅子に座って、搭乗案内の放送を待っていたんだけど、なかなか放送が流れない。
すると、空港職員が近づいてきて、
「申し訳ありません。ディレイです。30分遅れますのでご了承ください」
って謝りに来た。
話には聞いてたけど、VNって、本当に遅れやすいのね。いいわ、いいわ。別にこの先は急いでるワケじゃないし。
この乗り継ぎ便って、時間がかかっていやだって思う人も多いと思うんだけど、
1時間程度の待ち合わせなら、はずむ的には好都合。
だって、タバコ吸えるじゃない?(笑)
喫煙所に入ってタバコ吸いながら本読んでたら、30分はあっという間に過ぎ、搭乗時刻に。
飛行機に乗り込んだはずむ。
機体は・・・けっこうボロだったわ。

ハノイ 中身の濃い初日

1時間半ほどのフライトで、ハノイ・ノンバイ空港に到着。
初めての空港だからドキドキしたけど、割と広々していて、わかりやすい空港で一安心。
入国手続きを済ませロビーに出ると、ホテルの従業員がカードを持って待っていてくれた。
車に乗り込み、ホテルへ。
想像していたよりも、ずっと田舎の空港からの道。
大きな太陽が傾き始める時刻。広がる畑。
初めて見る風景に、「来たんだわ・・・」って改めて実感したはずむ。
夕暮れの道を砂埃をあげながら走る車の窓から、その景色を堪能していたはずむなんだけど・・・。
車が20分ほどで、ハノイの町の中心部に入った瞬間、
はずむったらここで、思いっきりカルチャーショック。
この町、すごい!!
車道を、自転車と車とバイクが、入り乱れて走ってる。
ってか、バイクと車の比って、3:1くらい?
どっちかがゆずるとか、バイクがもう少し端を走るとかすれば、全然問題ないはずなのに、
すべての車輌という車輌が、それぞれ我関せず、我が物顔で走ってるもんだから、
もう、なんだかワケ分からない状態。
クラクションも絶え間なく鳴り響く町中。
・・・マジで、すごい。何て言うの・・・?エネルギッシュ???
はずむ、バンコクでもそう思ったんだけど、ここではそれ以上の衝撃を胸に、こう思ったわ。
「あたし、絶対この町では車を運転できない・・・。ってか、その前に横断できないかも(笑)

ホテルに到着。今日のお泊まりは、外観がとっても特徴的な、Gホテル。
ネットで予約を入れておいたの。
チェックインをし、ちょっと落ち着くと、シクロさんに電話した。
今回、ハノイを訪れようと決めた時に、みなさんもご存知、在住のシクロさんに連絡をさせていただいたのね。
初めての国、初めての町で、たった3日の滞在。
いろいろ教えて頂こうと思って。
そしたら、シクロさん、お仕事もお忙しい時期なのに、案内してくださるって・・・。
申し訳なく思いつつ、とっても嬉しかったはずむ。
お言葉に甘えて、到着早々お電話させていただいたわ。
夕飯に誘って頂いて、バイクで迎えに来てくださったシクロさんと一緒に、日本食レストランへ。
この町でシクロさんはバイクを運転されるのね・・・。はずむったら、目をうるうるさせ、尊敬のまなざし。
シクロさん、とっても真面目な雰囲気の、優しい感じの方。
初対面だけど、すぐに安心できたはずむ。あたしって、ここで書いてる雰囲気と裏腹に、
とっても人見知りする、弱気の人間だから、とっても嬉しかったわ。

この日本食レストランは、従業員もとっても感じがいい。
なんでもかんでも話しかける前に「すみません」って言うのよ。「すみませぇ~ん、おきゃくさまぁぁ」みたいな。
一生懸命日本語を話そうとしてくれてて、良い感じだわ。
シクロさんと乾杯をして少し飲んでると、そこにハノイ君登場。
ハノイ君、はずむより少し・・・ってか、かなり?若いそうだけど、しっかりしてて、彼もまた優しい雰囲気の人。
3人で、机の上が一杯になるほどの日本食ディナーを楽しみ、
最後はお茶漬けでしめたの。
ハノイ初日に日本食のディナー。でも、とってもおいしかったです。

食事を終えると、はずむと同じように今日はハノイに到着したボルドーさんも合流し、
4人で夜のハノイの町体験に出かけたの。
まず、小さなバーで良い時間になるのを待った。バーの中にビリヤード台が置いてあって、
そこでビリヤードを楽しんでいる男の子、すっごいかわいい!!
ハノイ君いわく、彼はこのバーの従業員らしいんだけど、
なんか、とってもかわいらしかった。
かわいらしいって言えば、空港から町までの道でも、はずむったら、恥じらいもなくきょろきょろ。
ハノイ・・・いい!!
ラオスでも思ったんだけど、ベトナムはその上を行く。かわいい子がたくさんいまくり。
思わず、「ぼく、ぼくぅぅぅぅ」って声かけたくなっちゃうくらいよ。いや、ホント。
このバー、ゲイが集まるので有名なそうなんだけど、今日は閑散としている。
しばらくまったりしたあと、これまたゲイが集まるので有名なアカポリスっていうディスコへ移動したの。
さて、到着。店内はけっこう人がいるんだけど、シクロさん、ハノイ君曰く、今日は滅茶苦茶少ないらしい。
ウエイターの子、DJの子がかわいいわ。。。
でも、結局今日は人が少ないと言うことで、店を出ることにして、明日もお仕事のハノイ君とはここでお別れ。
はずむとボルドーさんは、シクロさんについて、湖のハッテンゾーンの散策にでかけたの。
こんなこと、初めての土地で、自分一人じゃ絶対出来ない。シクロさんのおかげだわ。マジで。
本当に感謝ね。
しばらく湖の周りを歩いていると、二人の男の子がシクロさんに声をかけてきた。
シクロさんは忘れていたみたいだけど、その二人のうち一人は、シクロさんの知り合いらしいの。
はずむとボルドーさん、声をそろえて、「かわいいぃぃぃぃぃ」
むっちゃかわいいのよ。その子。名前はHくんだそう。
はずむが吸ってるタバコを「ちょうだい」って吸い出した姿に「いやぁぁぁん、間接キッスぅぅぅぅ」みたいな。(爆)
とにかく、むちゃヤンチャ系のかわいい子。
「みんなでお茶でも飲みますか」っていうシクロさんの提案。断るはずもなく、
5人1台のタクシーに乗り込んで、ぐるぐる走り回り、1件のベトナム風喫茶店(!?)に入った。
時刻はもう12時をまわってる。
彼らはお腹がすいてるらしく、鶏肉ののったおこわを注文。
はずむはすでに、日本料理店でしっかり夕飯を済ませてるから、全然お腹すいてないんだけど、
Hくん、かいがいしく?スプーンでそのおこわをすくっては、はずむやボルドーさんの口に近づけてくれる。
こんなかわいい子に「あ~ん」されちゃったら、食べないわけにはいかない。(笑)
すっかりキャバクラでお姉ちゃんにでれでれのスケベおやじとかわらなくなってるはずむ。

彼らは完璧に「マネー君」。これから遊ぼうって言うけど、
ここベトナムでは、外国人とベトナム人が一緒の部屋に寝ることは禁止されているということ。
かといって、どこかのラブホテルへ・・・ってのも、さすがにそこまで勇気ない。
結局、シクロさんの「昼間ならホテルの部屋に入れても問題ないと思います」っていう言葉に期待し、
明日の朝、まずははずむのホテルに来てもらって、少し遊んで、
いっしょにお買い物やらなにやらにみんなででかけ、
その後、ボルドーさんのホテルに行くっていう約束をしてお別れしたの。
明日が楽しみだわ・・・。

さて、彼らとお別れしたあと、ボルドーさんとも彼のホテルの前でお別れし、
シクロさんに、マッサージに案内していただくことに。
このマッサージ、一般のマッサージなんだそうなんだけど、
時によっては、+αのサービスもしてくれるんだって。
シクロさんのバイクにまたがり、走ること約10分。そうしたマッサージ店の集まった一角に到着したの。
店先には、たくさんの男が客待ちをしていて、はずむ達がバイクを降りるやいなや、
どっと寄ってきて、「うちにしろ、うちにしろ」って営業を始める。(笑)
悩んでいる時間はないけど、どうせならタイプの子にやって欲しい。
どうしようかな・・・って迷ってると、ちょっと離れた場所で、大胆にも道ばたタチションをしている男を発見。
けっこう良い感じ。
その男にお願いすることにして、店内に通された。
普通の民家の万年床みたいな部屋でのマッサージ。
シクロさんも壁を隔てた隣でマッサージを受け始めた。
お布団のダニとかで、ぜんそく起きそうな雰囲気なんだけど、とりあえずマッサージは気持ちいい・・・。
そのうち、彼の指使いが徐々に怪しくなってきて・・・
結局+αしていただきました。(爆)
気持ちよかったわ。

気付けば時刻は2:30。
シクロさんに「明日はお仕事ですか?」って尋ねると「そう」という返事。
えぇぇぇぇぇっっ!!!???
ごめんなさいぃぃぃぃ。お仕事なのに、こんな時間までおつきあいいただいて。
でも、おかげで初日にして、とってもエキサイティングなハノイを体験することができました。

12月26日(金)

金の靴

朝8時に起床。今日は10:00にHくんが来る予定なので、シャワーを浴びて、朝食を食べ、
部屋でまったりしてよう・・・って思ってたら、Hくん、30分も前にフロントから電話。
「Hだよ。来たよ!!」って言うので
下まで降りないと上がって来れないだろうと思ってエレベーターに向かうと、
彼、難なくエレベーターに乗れ、上がってきた。
どうなってんのかしら?ここのセキュリティー・・・。
ま、電話で普通に話をしてたから、行かせて大丈夫だと思ったんでしょうね。
一応朝のウチに、「今日ガイド君が10時頃自分を訪ねてくるからね」って、ベルボーイに言っておいたし。
部屋に入ってきたHくん。やっぱ、かわいい。
彼、入ってきて早々、はずむの靴やズボンを見て、「僕も靴とジーパンが欲しい」って言う。
あらぁ・・・、ここったら、タイのGOGOかしら?(笑)
でもね、昨日、ディスコでハノイ君がボルドーさんに言ったって言葉を思い出したの。
「靴を履いている子は、割と裕福な子です」
この子、サンダル履き。あの言葉を考えると、ジーンズはともかく、靴は切実に欲しいのかも知れない。
「いくらなの?」って聞くと、
「う~ん・・・40$くらい」っていう返事。
今から行きますっていう電話をボルドーさんにするときに、その話をしてみると、
「40$なら、二人で割れば20$でしょ?いいよね。買ってあげようよ」
って話になった。
これからお買い物をする予定だし、丁度良いわ。
二人で下に降りると、昨日の彼の友達も待っていた。
今日は4人で行動する予定。
でもね、この友達の子、どんな気分なのかしら・・・。
だって、はずむもボルドーさんも、彼には全然興味ないのよ・・・。
何かしてあげるつもりもないし、なにかをしてもらうつもりもない。
それでも着いてくる彼の心境って・・・。
ま、本人がいいなら、いいかしらね。

タクシーでボルドーさんのホテルへ。
タクシーに乗り込み、両替をしたいというボルドーさんと銀行に行って、さ、さっそく町歩き。
「さ、ショッピングに行こうね」ってHくんに言ったんだけど・・・。
彼の思考回路が知りたいわぁ・・・。
「ショッピング」は、自分のためのお買い物だと思ってるのよ。
違う、違う、おみやげだよ・・・って教えてあげれば、今度は、自分のためのお土産だと思ってる。(笑)
すっかり彼の靴選びがメインになっちゃってるショッピング。
完璧にペースに飲まれてる、ボルドーさんとはずむ。
でも、・・・かわいいって得よねぇ・・・。
そんな風に周りを見えなくなっちゃうほど夢中に靴選びをしている彼の姿が、かわいくて仕方ないの。
何件も靴屋をはしごするんだけど、彼の気に入るデザインがなかったり、
デザインがあっても、サイズが合わなかったりで、
5~6件の靴屋を廻ったけれど決まらない。
結局最後の「ナイキショップ」で、お気に召した靴が見つかった様子。
彼は自分の靴のためなので全然平気なんだろうけど、
着いて歩いてるだけの我々は、けっこうお疲れモード。
Hくんの友達が、「ねぇ、いいの?」って値札を指さしたんだけど、
ボルドーさん、「いいの、いいの」と返事。結局それに決めて買うことに。
でも・・・はずむったら、ちょっと嫌な予感。
ここって、本物のナイキショップでしょ?
しかも、いまちらっと見えた値札、すっごぉぉぉぉぉく桁が多かった気がするんだけど。
それに、値段を聞いた店員の口から、「ミリオン」って言葉、さっき聞こえて来なかった???
・・・ミ、ミ、ミリオン???
しっかり店員が指し示す電卓をのぞき込むと、そこには
2278500
という、とんでもない数字が。ベトナムドンは、とにかく桁がでかくてすんなり頭に入ってこない。
「ねぇ、ねぇ・・・。これって、ドルにしていくら?」とこわごわ聞くと、店員、さらりと
147$
とのたまう。
げっ!!40$のはずだったじゃないぃぃぃぃぃ。
そもそも、この国の経済から言って、この金額ってとんでもないものだと思うの。
でも・・・いまさら引けない。
それに、この子、わざと高い靴を選んだって感じじゃなく、一生懸命選んだ靴が、たまたまその値段だったって
感じだったのね。
真実はわからないけど。(笑)
どうしよか・・・とボルドーさんと相談した結果、
ま、もしタイでボーイをオフして連れ回せば、これくらいのチップはかかるだろう・・・って結論にいたり、
購入を決めたんだけど、
今度は新たな事実に気付いた。・・・そんなにお金を持ってきてないわ。
しかたなく、一度はずむがホテルに戻り、お金を持ってくることになった。
・・・かくして、高額な靴をゲットしたHくん。
まさに、金の靴でしょ?(笑)
「こんなの、人が聞いたら大笑いだよね。もしかしたら怒られちゃうかも」なんて二人で話しながら、
ナイキショップを後にした、ボルドーさんとはずむとベトナムっ子2人です。

つかの間の観光

ショップを出た4人。昼食をとりに近くのフォー屋へ。
4人で食べて、飲物もしっかり頼んで、しめて2$弱。
今のボルドーさんとはずむ、金銭には非常に敏感。
「ねぇ、ねぇ・・・。あの靴の分のお金が在れば、フォーを何杯食べれるのかしら?」
しばらく頭の中でそれぞれ計算した二人、同時に大笑い。
バカね。。。あたし達って、ホントに。
「文廟に行こうよ」とHくんに誘われて、歩いて移動。
そう言えば、あたしったら、ベトナム初体験のクセして、全然観光してないわ。。。
文廟っていうのは、1070年に孔子をまつるために建てられた廟だそうで、
その後大学も併設され、ハノイの学問の拠点としての地位を確立した場所らしいの。
でも・・・さっぱりわからない。
とりあえず、いっしょに記念写真をとって、観光終了。
これがはずむの、ハノイ観光のすべて。(爆)
もう少し時間があれば、郊外の方にもでかけたかったけど・・・。次はもう少しじっくり歩きたいわ。

その後もおみやげを探してうろうろしたんだけど、ピンと来るモノ、なし。
結局、ボルドーさんとHくんを送って、ボルドーさんの滞在されてるホテルへ。
でも。。。ここで大問題。
部屋に上がって行こうとしたら、ホテルの従業員に止められる。いっしょに上がっちゃだめだって。
うちのホテルは大丈夫だったのに・・・。ってか、よく考えたらこっちの方が当たり前かも・・・。
結局Hくんももちろん、ボルドーさんのお部屋には上がれず、
お二人は、外にデートに出かけることになったので、ここでお別れ。
はずむはHくんの友達の方と、いっしょにホテルまでタクシーで帰ったの。
・・・予感はしてたんだけど、
ホテルに到着して、タクシーを降り、今日一日お買い物につきあってくれた分のチップを彼に渡して
さよならしようとしたら、
「服を買ってくれ」だの、「お金をもっとくれ」だの言い始める。
Hくんが散々いい思いをしてるのを、隣でずっと見てたわけだから、気持ちはわからなくもないけど、
それを承知で今日は来たんでしょ?
「それはできない」「どうして?」「どうしてって・・・どうしても」
そんな会話を数分交わし、ようやく解放されたはずむ。
明日はHくんと一緒に空港まで送るよなんて、さっき言ってたけど、もし本当に来たら、この二の舞だわ・・・。
どうにか巻かなきゃ。(笑)

ハノイ、最後の夜

部屋に入ってまったりしていたら、部屋のテーブルに、「マッサージのご案内」が置いてあるのを発見。
いやっ!!どんなマッサージかしら?このご案内には、
「よくトレーニングされたマッサージャー・マッサージレスが、お部屋にお伺いします」って書いてあったの。
こんな単語、初めて聞いたけど、要するに男性も女性もいるってことでしょ?
料金は1時間8$だっていうし、高くない。
結構つかれも溜まっているので、お願いすることにしてフロントに電話した。
「マッサージお願いね。あ、男の人希望よ」
そう伝えたのに・・・10分後、部屋のドアをノックする音がして扉を開けると、そこには年配の女性が・・・。
・・・どうしよう。
いつものはずむなら、「あら・・・伝わらなかったのね。仕方ないわ」って感じで、
あきらめてこの人にマッサージしてもらったと思うんだけど、
なんか・・・癪じゃない?
で、彼女に「男性のマッサージをお願いしたはずなの。悪いけどレセプションで確認していただけますか?
あたしもこれから電話で伝えます」
って言って、引き取ってもらった。
折り返しフロントから電話が来て、
「失礼しました。これからすぐに男性のマッサージをお呼びします」って丁重な言葉。
10分後、改めて男性のマッサージがやって来たの。
でも・・・おやっさんだったわ。(笑)
でもでも、とりあえずはマッサージしてもらえればいいわけだし・・・ってあきらめて彼にお願いしたの。
マッサージは・・・ま、並だったわね。

そんなこんなで日が暮れた。
今夜はシクロさんとボルドーさんといっしょにベトナム料理の夕食。
ちょっと高級そうな雰囲気のお店だったんだけど、料金も良心的だし、どのお料理もとってもおいしかった。
ベトナム料理って、タイ料理ほど辛くないし、口に合うのかしら。
シクロさんのベトナムっ子のお友達も途中から合流して、
その後、ファッションクラブっていうクラブへみんなで行ったの。
・・・目が点。
何て言うの・・・?かなり昔のハイソな日本人が集ったお店って言うのかしら。
結構アップテンポな音楽と、スローなバラード調の音楽が交互に流れてね、
それに合わせてお客さんがフロアで踊ってるんだけど、
・・・う~ん、ウマイ言葉が・・・。
社交場?ダンスホール?そんな感じのお店。
おまけにとっても早い時間に閉店。閉店と同時に、はずむ達もお店を出たの。
なんか、とっても異文化の中で時間を過ごした気分でした。(笑)
それからもう1軒、こっちはかなりディスコティックなお店。だだっ広い、体育館みたいなフロアで、
みなさん、思い思いに踊ってらしたわ。
お立ち台みたいなところには、辛うじて大事なところだけ隠してるような衣装で踊るイケイケねえちゃん。
途中、シクロさん曰く「ベトナムのユーミンみたいな存在」の女性がライブを始めると、興奮も絶頂に。
歌もけっこうよかったし、ウエイターにはかわいい子多かったし、
ボルドーさんはウエイターナンパ作戦に精を出していらっしゃるし、
それぞれに楽しい時間を過ごせたの。
で、最後は昨日と同じディスコへ。昨日と比較にならないほどたくさんのお客さん。
MIXだから、誰がゲイで、誰がノンケだかわからないんだけど、
ゲイが溜まるというコーナーのエリアには、いるいる。一目でお仲間だってわかるみなさん。
でも・・・特に何もなかったわ。
で、早々に出て、ワンタン麺がおいしいっていう中華料理店に連れて行ってもらったの。
おいしかったし、ウエイターもかわいい!!
なんでベトナムって、こんなにかわいい子ばっかりいるのかしら・・・。
途中でトイレに立ったときにすれ違った中華系(中国人?)の子。すれ違いざまニコってわらいかけてくれたんだけど、
この子もちょぉぉぉぉぉぉかわいかったわ。
明日が最後なんて、信じられない。
もっともっと、かわいい男の子とたくさん出会いたかったわ。
またいつか来なきゃね。

で、夜も思いっきり更けた時間に、ホテルに戻ったはずむなの。
明日はお買い物でも行こうかしら・・・。
こっちに来てから、移動はほとんどタクシーなので、町の全体像が頭の中で理解できてない。
少しブラブラ歩いてみたいわ。

12月27日(土)

ハノイ最後の日

朝起きて、お出かけの支度をして、部屋を出た。
今日は16:50の飛行機で、カンボジア・シェムリアップに向かう予定。
お部屋は満室状態でレイトチェックアウトは無理だって言うことなので、出発までスーツケースを預かってもらって
外出することにした。
このホテル、空港からの送迎車があるのね。空港からのピックアップは20$。
普通のエアポートタクシーを使うと、10$なんですって。
だから、帰りはそのエアポートタクシーで空港に向かうつもりだったんだけど、
来るときにホテルの車を20$で利用した人は、帰りの空港への車は往復割引で10$になるんだって。
商売上手だわ。。。
ってわけで、帰りもホテルの車を利用することにして、昨日のうちに予約をしておいたの。
でもね、昨日の時点では今日の2:30って言ってあったんだけど、とりあえず国際線じゃない?
なんか不安になっちゃったのね。
で、フロントに、「空港への車、2:00に変更してもらえるかしら?」ってお願いしたら、あっさりオッケー。
これでひとまず、一安心。さ、お買い物に出かけるわ。
ドアボーイが「タクシーですか?」って聞いてくれた。この子もかわいい。
「うん、お土産を買いに行きたいの」って言うと、
ボーイ君、タクシーを止めて、「では、お土産屋の多いあたりにお連れするよう言いました」って、乗せてくれた。
嬉しいわ。ありがとう。
タクシーの窓から、流れる景色をみつつ、ガイドブックに載っていた地図を頭に思い描くんだけど、
・・・どこかしら?(笑)わかんないわ。
結局、湖の近くで車は止まり、お金を払って降りると、早速街散策を始めたあたし。
お土産を買おう!!って、勢い勇んでやってきたんだけど、
・・・ハノイのお土産って、なに?
ベトナムならでは・・・ってもの、なかなか見つからないし、(東南アジアって、共通のおみやげ!?が多いのよね)
人形なんて買ってもかさばるだけでしょ?
それにね、今回お金は、ドルと円を持ってきてるんだけど、
ドルは次のカンボジアでも使う予定。
ベトナムではあんまりクレジットカードが使えないし、ドルが減ってしまうとちょっと不安もある。
あたしって、つくづく買い物下手かもしれない。
結局、ああでもない、こうでもない言いながら、3時間くらい街を歩いたんだけど、
結局何も買えず。
でも、おかげで、最終日にしてハノイの地理が少し理解できたはずむなの。

さて、そろそろお昼だから、どこかでごはんでも食べましょ・・・ってことで、レストランを探していると、
1軒のおみやげ屋さんにTシャツ発見。
Tシャツって、おみやげ何買って良いか分からないときにとっても便利じゃない?
「いくら?」って聞くと、「1枚3$」っていう返事。
高いわよぉ。
そのまま行き去ろうとすると、ここはやっぱりタイと同じ。
「OK、OK。いくらがいい?」って聞き返してきた。
「1$!!」って言うと、さすがに困った顔の、お店のお姉さん。ちょっとふっかけすぎたかしら。
「じゃ、5枚買うから、いくらよ?」って聞くと、しばらく考えたあと、
「10$」だって。
「やだ。8$」って言うと、ダメって返事。
・・・もうひとがんばりね。
「いいわ。やめとく。」って立ち去ろうとすると、後ろから、「OK、OK.。8$ね」って、承諾した。
かくして、Tシャツ5枚を8$で購入。・・・がんばったわ。(笑)
ホテルまではここから1本道らしい。
途中こじゃれたレストランのオープンテラスでお昼ご飯。ステーキとコーヒーを注文。
コーヒーがすごくおいしかった。濃厚で。
後から知ったんだけど、ベトナムってコーヒーの原産国だったのね。
ステーキが出てきたんだけど、・・・ごはんもパンも出てこない。
ホントはごはんといっしょに食べたかったんだけど、なんか、再度注文するのも面倒で、そのまま食す。

食事を終えてホテルへ。でも、約束の時間の1時間前だった。
仕方ないので、ホテルの近くの湖で、ベンチに座ってまったり。
でも、今この湖、改修工事中みたいで、水が入ってないの。人口湖だったのね。
しばらく水の入ってない湖を見ながら、タバコ吸ってまったりしてたんだけど、
もともとが一所に落ち着いているのが苦手な、落ち着きのないはずむ。30分もいると、もう我慢できない。
ちょっと早いけど・・・いいかってことで、ホテルに戻る。
朝タクシーを捕まえてくれたボーイと少しお話していると、約束の15分まえに、車の準備ができたって知らせが
あったので、乗り込んで空港に向かったの。
楽しかったハノイとも、これでお別れ。いつかまた来たいわ。
シクロさん、ハノイさん、ホントにお世話になりました。

空港に着くと、、街でろくにお土産買えなかったので、早めにチェックインして
免税店でお買い物でもしましょってことで、チェックインをして、出国審査に向かったの。
やたらと混んでる。しかも、見たところ1/3は日本人。
長蛇の列の審査場で並んで、ようやく自分の番が来たので航空券とパスポートを出したんだけど・・・
ものの数秒で、チケットとパスポートを投げるように返す審査官。
「え?」って思ってると、
「空港税は払ったか?」って聞かれたの。
え?え?空港税払う場所なんて、どこにあった???
「払ってないわよ。どこで払うのよ?」って聞くと、小馬鹿にしたように指さす男。
なに?なんなの???
かくして、せっかく並んでようやく順番が来たっていうのに、またまた振り出しに戻るはずむ。
考えてみたら、この空港、変なのよ。
普通さぁ、出国審査場って、チェックインカウンターのあるフロアからははっきり別れた場所にあるじゃない?
けど、この空港は同フロアにあって、わかりやすく言えば、
チケットやパスポートなんか持っていなくても、出国審査場には並ぶことができるような
(もちろん、チケット・パスポートなしじゃ出国はできないわよ)作りになってるのね。
成田とかだと、チェックインのあと、荷物のセキュリティーチェック以降の場所って見送りの人入れないでしょ?
ここは、出国審査場までお見送りが出来るって感じ。
だから、その間に空港税を払う場所があるなんて全然気付かなかった。
も一つ腹が立つのは、ここでチェックインしてる人たち、ほとんどが団体客。特に日本人ツアー、多し。
だから、チェックインカウンターには、大した人数が並んでない割に、
旅行会社の人?一人が10人分とかのチェックインしてたりするので、
やたら時間かかる。
要するに・・・いらいらしながら出国の時間をすごしてたはずむ。
んでもって、極めつけは免税店。
はずむ、免税店で30$くらいの買い物をしたのね。でも、さっきも書いたけど、この後カンボジアでも、
ドルの現金はたくさん使う予定があるから、あんまり使いたくなかったのね。
だから、「カード使えますか?」って尋ねたのよ。超丁重に・・・よ。
そしたらね、免税店のバカ女、
「キャッシュは持ってないの?」って嫌そうな顔して言うのよ。
あるわよ。あるけど、使いたくないから聞いてるんでしょ?
なんか、ホント腹立ったんだけど、どうしてもその品物は買いたかったのね。・・・仕方ない。
頭に来つつ、財布開いてドル札出したら、人の財布のぞき込んで、
「なによ、あるじゃない」みたいな態度。
バカじゃないの?あんた。もう少し気持ちの良い接客とはどういうものなのか、学習しなさいよ。
せっかく素敵な思い出がたくさんできたベトナムなのに、
ここに来て非常に不愉快な思いをしたはずむ。
思うんだけど、空港でお勤めする人って、自分たちが外国人にとって、
「一番最初に出会って、一番最後にお別れする、その国を代表する人間」みたいな意識を持たないと
いけないじゃないかしら?大げさかもしれないけど。
この、空港職員の言動によって、その国の印象ががらっと変わるって言っても、過言じゃないと
思うんだけど。みなさん、いかが?

そんな感じで時間を過ごし、案外あっという間に搭乗時刻。素敵な思いでたくさんと、ちょっとばかりの
不愉快感を胸に、はずむはVN845便、シェムリアップ行きに乗り込んだの。
1時間40分ほどのフライト。機内食もしっかりです、一応全部食べられたけど、
なんだか体調悪い。そりゃそうよね。風邪ひいて絶不調な体調を押して、やってきたんだから。
3日間はとっても楽しくて、全然体調がわるいのなんて気にならなかったんだけどな。

2度目のシェムリアップ

シェムリアップ空港に到着。シェムリアップを訪れるのは2度目。
このシェムリアップは、アンコールワットへの玄関口として有名な空港。アンコールワットは1度見れば十分だし、
だからこの空港に再び降り立つなんて、前回の旅行の時には思いもしなかった。
でも、やってきた、二度目のシェムリアップ。
それには理由があるの。
前回この地を訪れたときに、お友達になった人がいるのね。(前回の旅行記参照よ)
日本語の勉強をしていて、日本語ガイドになることを目指している、Cくん。24歳。
彼とは何度か手紙をやりとりしたりして、コンタクトとり続けているお友達同士。
彼に久しぶりに会いたいわ・・・って思ったからなの。
彼、経済的なこととか、家庭の事情とかいろいろあって、今は日本語の勉強をやめている。
で、前回会った後、ホテルでお仕事をしていたそうなんだけど、それも例のSARSが流行したことで
カンボジアもお客さんが減ってしまったらしくて、クビになってしまったそうで、現在無職。
ヒマしてるらしいので、じゃ、いっしょに行動してもらおうかな・・・って。
いろいろディープなカンボジアも見てみたいし、そのために高額な料金(って言っても数千円単位だけど)
払ってガイドさん雇うよりも、ずっと気楽じゃない?
だから、滞在中はちょくちょくいっしょに過ごす予定なんだ。
ちなみに。。。まったくのノンケよ。念のため。(笑)

さて、前回の訪問の時に失敗したので、今回は飛行機降りたら、
全速力でアライバル・ビザの手続きカウンターへ進んだ。
ここのイミグレ、前回はとっても手際悪くて、空港から出るまでに1時間以上かかったんだけど、
今回は随分手際が良くなっていて、ビザの手続きから入国手続きまで、30分くらいで済んだわ。
さて、空港を出て、ホテルのピックアップを探す。
今回、ホテルはメールで申し込んで、何度かやりとりしているので、絶対来てるハズなんだけど・・・見つからない。
やだぁ~ん。こんなとこで一人たたずんでるなんて、悲しすぎる。
途方に暮れてるはずむのもとに、何人かの他のホテルの従業員が寄ってきた。
「どうした?ホテル?」
「うん。ホテルの人が来てるハズなんだけど、会えないの。」
「なんてホテル?」
「Aホテルよ。」
「Oh...Aホテル!?」
なんだか大騒ぎしてるし、中には「ウチの方がいいよ」なんて売り込んでくる輩もいるんだけど、
結局誰も、はずむの役には立ってくれそうもない。
どうしよう・・・って思ってたら、思い出した。あ、あたしったら、今回は携帯持ってるんだった。
ボーダフォンだから、けっこう高い通話料かかるんだけど、こう言うときにはめちゃ便利だわ。
ホテルに電話してみる。
「お迎えに会えないのよぉ。」
「あ、今ドライバーからも電話がありました。どこにいますか?」
「空港の前よ。どこって言っても・・・」
「今入り口付近にいるって言ってます」
「わかりました。とりあえず探してみますね」
そう言ってエントランス近辺に行ってみると、一人電話で話をしている人が。
思いっきり端に立っているドライバー発見。
全然気付かなかったわ。

車に乗り込んで、一路Aホテルへ。
過去一度しか訪れてないけど、なんとなく見覚えのある町並み。
もう日が暮れてるから、あんまりよくは見えないんだけど。
ホテルに到着。すぐにマネージャーが飛んできてくれた。
このマネージャーとは、ホテル予約の時から何度もメールでやりとりしてるから、けっこう仲良し。
なにせ、1泊75$って言ってたのに、安くして・・・って頼んだら、45$まで下げてくれた優しい人。
じゃ、最初の75$って値段はなんだったんだ・・・って、突き詰めればそこに行き着くんだけど、
安くなったんだから文句は言わないことにして・・・。(笑)
前回の旅行記を読んでいただくとわかるんだけど、前回シェムリアップに来たときに泊まったホテルで、
一人のウエイターの子Sくんと仲良しになったのね。
今彼はこのホテルに勤めているの。
彼、お仕事中にもかかわらず、気付いて「HELLO!!」って近づいてきてくれる。
そして・・・
上にも書いたCくんも、はずむの到着を今か今か・・・って待っていてくれたよう。
手には2冊の日本語の教科書が。今は彼、学校には通っていないんだけど、
はずむとの会話に困った時に、使うつもりみたい。嬉しいわ。
Cくんとホテルのラウンジでお話してたんだけど、彼、このホテルからは20キロくらい離れた場所に
住んでいるんだそう。
時刻はまもなく午後9時。これからしばらくお話したとして、帰すとしたら12時まわっちゃう。
ちょっと考えてから、ホテルのフロントに行って、さっきのマネージャーに言ったの。
「あのね、カンボジアでは外国人とカンボジアの人が一緒のお部屋に泊まっちゃいけないんでしょ?
でもね、彼、前回ここに来たときからお友達なの。
一緒に泊まっちゃだめかしら?」
Noって言われたら、彼のために一部屋とってあげてもいいと思ってたから、ダメもとで聞いたんだけど、
マネージャーは
「問題ありませんよ。ただし、20$かかりますが、いいですか?何泊ですか?」
って言ってくれた。どうやら、あのウエイターSくんが、あらかじめはずむがどういう人で、
Cくんとどういう関係なのかを話しておいてくれたらしい。とっても好意的に受け入れてくれたの。
新たに部屋をとるよりも、20$だったらずっといい。

・・・と言うわけで、問題なく二人でチェックイン。2泊ってことでお願いしたんだけど、
結局はシェムリアップ滞在中、ずっと彼といっしょにすごすことになったの。

夕食はレストランで。Cくんはお夕飯。でも、はずむは機内食をしっかり食べてきたし、
なにより・・・なんだかやっぱり具合が悪い。
お部屋に戻ってしばらくお話をしてから、早々に寝ることにしたわ。
明日は体調、よくなるかしら・・・。

12月28日(日)

のんびり、まったり、シェムリの休日

朝8時に目がさめる。
朝起きてみて改めて思ったんだけど、このお部屋、ベッドはダブル。
広いから2人で寝るにもなんのもんだいもないんだけど、
ホテルの人、どう思ってるのかしら・・・。
そう言えば、昨日Cくんが一緒に泊まることに決まったときも、ツインのお部屋に変更しますか?って聞かれなかったわ。
まぁ、この時期満室状態だって言ってたから、仕方ないのかも。
ノンケだし、H相手にしたいようなタイプでもないから、なんにも後ろめたいことないんだけど。(笑)

シャワーを浴びると、まずはオールドマーケットに行くことに。バイクタクシーで向かった。
とりあえず、カンボジアの通貨、リエルを手にしたい。
街の両替所(ってか、ゴールドの商店なんだけど)に入り、20$を両替してもらうことに。
ここもベトナムと同じで、通貨の桁が多い。1$が約4500リエルだから、
90000リエルのお札が返ってきてると思うんだけど、
お札も慣れないと、「これいくら札???」って感じじゃない?
ちょっと困惑してると、Cくんが「ちょっと貸して」ってお金を受け取り、しっかり数えてくれた。
「大丈夫。ちゃんとあるよ」
彼、そのあともことあるごとにお金の勘定はしてくれたし、買い物するときも、きちんと適正価格にまで
下げる交渉をしてくれた。すっごい助かるわ。
マーケットには、特に興味を惹くモノはなかった。第一、今あわてておみやげ物を買う必要はない。
マーケットを出て、さぁ、どうする?って話になったんだけど、
はずむ、前回はこの町、怖くて歩けなくて、
ほとんどを雇ったガイドとドライバーとで、車で移動してたのね。
街をじっくり歩いてみたい・・・。
そうCくんに話をすると、彼がホテルまでじっくり歩けるルートを考えてくれて、はずむを引っ張ってくれたの。
「はじめて」自分の足でじっくり歩く、シェムリアップ。
気温も朝早いせいか、時期のせいなのか、そんなに暑くないからとっても快適。
景色をみたり、「この建物は何?」なんてCくんに聞いてみたり、途中バレーボールに熱中する
子ども達の姿をぼぉぉぉぉっと見たり・・・。
結局ホテルのあたりまで到達するのに、1時間半ほどお散歩したの。
なんにもないところだけど、とっても楽しかったわ。
そのままホテルに戻らず、ちょっと先に行ったところにある、現地の人のためのマーケットまで歩いた。
そこで「あら、そう言えばあたしたち、まだ朝ご飯食べてないわね・・・」って気づき、
マーケットの中の、自分一人だったら絶対に入れないような、サンドイッチ屋の屋台の仮設座席(?)に座り、
遅めの朝ご飯。
このサンドイッチ、ガイドブックにも書いてあったんだけど、
1人分は、フランスパン半本の量と、十分満足なボリューム。
屋台についてる(これすごいと思ったわ。屋台に引き出し状にとりつけられているの)オーブンで、
パンを軽くあぶったあと、
取り出して適当な暑さにスライスしたパンに、バターと挽肉(多分)を混ぜたものを塗り、
そこにレバーペースト、きゅうり、レタス、タマネギスライスをはさんでくれるの。
これで1000リエル。
量的には十分満足だし、、
味も、とぉぉぉぉぉってもおいしかった。
ただ、衛生的にはかなり不安。はえもたかってるし。お腹いたくならなきゃいいんだけど・・・。
で、帰りにスイカを買って、ホテルに戻った。スイカも安い!!

妙な勇気(!?)のついたはずむ

Cくんが、いったん友達の所に行って、バイクを借りてきてくれると言うので、
はずむは久々一人の時間を過ごすことに。
ホテルにあるビジネスセンターでインターネット。メールをチェック。やっぱり日本語は無理だわ。
その後、プールサイドにあるオープンテラスでまったり。
そしたら、日本語が割と話せるウエイターBくんが、「こんにちは」って近づいてきた。
この子、日本語学校に通ってるとかじゃないんだけど、自分で勉強してるんだって。
その割にはしっかり話せてる。
ホテルのウエイターだから、きちんとその辺わきまえてて、妙ななれなれしさは感じないんだけど、
とってもフレンドリー。(意味分かる?)
しばらくいろいろお話したわ。彼はもちろん立ったまま。
彼が「ちょっと失礼」って言ってお仕事に戻ると、今度はこのホテル第2マネージャーがやってきた。
このAホテル、新しいホテルなのね。で、お客さんはほとんどが香港や韓国からが中心らしいの。
でも、日本人のお客さんも多く誘致したいって考えてるらしくて、
どうプロモーションかければ集まるかなぁ・・・って、いきなり相談をもちかけてきた。
おいおい。アタシはその道のプロじゃなくってよ。
でも、ああすれば?こうすれば?なんて、なんだかんだお話しているうちに、随分日が傾いた時間に。
「ありがとう」ってお礼を言って、マネージャーは仕事に戻っていった。
そのころ、少し手があいたさっきのBくんが、再びはずむのところに戻ってきた。
よく見ると、はずむのばっちりストライクゾーンではないんだけど、
男の子らしい顔立ちで、愛嬌もあって、なんか良い感じ。
はずむ、こういうホテルとかの公の場所(?)で、男の子に声かけたことってないんだけど、
ハノイでバンコクとは違う遊びを経験したせいか、どうなのか、
なんか、唐突に、「この子、誘ってみようかしら・・・」って思っちゃったのね。
で、彼に
「今日はお仕事、何時に終わるの?」って聞いてみたの。ダメもとよ。
そしたら彼、「今日は夜の12時までです」って返事。
「もしよかったらさぁ、お仕事終わってから、部屋に来ない?」って誘ってみたの。
ついでに伏線はっておかなきゃってことで、
「マッサージできる?マッサージしてほしいのよねぇ」
って付け加えて。(笑)
そしたら、彼、
「じゃ、行こうかなぁ・・・。マッサージはしたことないけど、頑張ってみますよ」なんて、
嬉しいこと言ってくれる。
「じゃ、今夜ね」って、わくわくしながらお部屋に戻ったはずむです。

Cくんが帰ってきたので、ビールを買ってきて、お部屋に戻ってきて飲んだの。
このホテル、はずむにとっての唯一の難点は、部屋でタバコが吸えないのよ。新しいホテルだから。
でも、各部屋にベランダがついてて、そこではオッケーなのね。
だから、二人で夜風に当たりつつ、ビール片手にお話モード。
時々さっきのBくんが、下のテラスでウエイターとしてお仕事しているのが目に入る。
ほほえみかけてくれちゃったりして・・・。かわいいわ。

ところで、この同居人(!?)Cくん、根っからの良い子なんだと思う。
ビール飲みながら、日本語のお勉強もしたんだけど、
知らなかった表現なんかが出てくると、一生懸命ノートにメモしてるし、
どうにかはずむを退屈させないように・・・って気を遣ってくれているのがよくわかる。
彼との出会いは、本当に偶然だったんだけど、いい友達ができたわ・・・って、心からそう思うの。
そう言えば、全然関係ないんだけど、Cくんね、ビールを買いに言ってくれたんだけど、
いっしょになにやらタマゴを4つも買ってきたのね。
ゆで卵?って思ったんだけど、それにしては、きちんと立てて置けるように、それ専用の小皿もついてるの。
なになになに???
すっごい興味あって、Cくんが食べようと殻をむいてるのを眺めてたんだけど・・・。
悲鳴あげそうになったわ。
話には聞いてたけど、実物見たのははじめてよ。
何て言うんだっけ?名前・・・。
ひよこが孵化しかけの状態の卵をゆでたやつ・・・。
スプーン突っ込んでおいしそうに口に運び、ガリガリ音立てながらCくんが食べてる様子を見つつ、卒倒寸前のはずむ。
「おいしいよ」とか言われて、勧められたんだけど、
食べられなかったわ・・・。
きっと、彼、日本で活け作りとかを見たら、
今のはずむと同じような感情を味わうことができるはず。(笑)


夜、11時を廻った頃に、ルームフォンが鳴った。Bくんから館内電話。
「ごめんなさい。今日は行けません」
やっぱり自分がお仕事しているお客さんのお部屋には、気楽には行けないってことなのかしら・・・って
すっごい残念。
「どうして?」って聞くと、理由は言いにくそう。
でも、彼の言葉の中の、ある言葉が引っかかったの。
「だって、今も友達いるんですよね・・・。」
え?ってことは、Cくんがいなければ来れるってことなのかしら?ってことは、ってことは、
いるとできないようなことをするって、理解してるってこと???
勝手な解釈に、勝手に舞い上がりつつ、
「じゃ、またね」って電話を切ったはずむ。
今日はダメなのは仕方ないとして、今日の昼間の話で、彼は明日はお休みだって言ってた。
じゃあ・・・明後日が勝負ね。(笑)
ということで、その後もしばらくCくんと飲んだ後、就寝。
結局今日は特筆すべき観光めいた行動、ほとんどなかったんだけど、
体調もあまりよくなかったし、ちょうどよかったかもしれない。
この日にぐっすり睡眠をとったことが、この後具合も治って快適に過ごせた理由だと思うの。

12月29日(月)

目指せ、トンレサップ湖

朝7:30に起床。今日は8:30に迎えに来る日本語ガイドとドライバーと、Cくんとはずむの4人で
シェムリアップから40Kmほど離れた、トンレサップ湖に観光に行く予定。
ここって1ヶ月くらい前に「ウルルン滞在記」でも放映された場所だから、
ひょっとしてご存知の方も多いのではないかしら?
ベトナムから流れてきた人たちを中心に、湖の上に家を建てて、生活している水上生活者が
たくさんいる場所なの。
船をチャーターしてそうした村を訪問できるって話だったので、
すでにアンコールワットを見た経験のあるはずむ的には、
ここを訪れるのが、今回のシェムリアップ訪問の大きな目的だったのね。
でも、8:00、レセプションからの電話が鳴った。
「申し訳ありません。昨日からずっと、日本語のガイドを捜してるんですが、
ここ数日、非常に日本からの観光客が多く、ガイドが手一杯で、手配ができませんでした。
車は来ますが、どうしますか?」
だって。
そう言えば、おととい街を歩いた時にも、100mに一組くらいは、日本人観光客をみかけたっけ。
日本語を勉強する人が増えるわけよね・・・。
Cくんもいることだし、「いいですよ。わかりました。車だけお願いします」って返事をして、
約束の8:30に、ロビーへ降りたの。
けど・・・表に出てみても、どの車がはずむのために手配されたものなのかわからない。
前回ははずむが出て行くと、ドライバーの方がすぐに気付いてやって来たのに、
今回は全然誰も近づいてこない。
「ねぇ、ねぇ、どれがはずむのための車?」ってマネージャーに尋ねると、
はずむをそこまで連れて行ってくれた。
運転席が空の車一台。
ドライバーはどこよ???って思っていたら、
マネージャーが指さす方向に、ブランコでゆらゆら心地よさそうに揺れてる、年配ドライバー発見。
なんか・・・瞬間的にイメージしたのは、「高木ブー」。(爆)
あんた、客が困ってるのに、気付かなかったの?そう言えば、さっき一度出てきたときも、
そこでそうしてたでしょ?
まったくもってやる気のないドライバーだわ。でも、そのやる気のなさがかえって魅力。(笑)

とりあえずスタート。今日は、ホテルを出たあと、トンレサップから15Kmくらいの場所にある
Cくんの実家に寄って、そのあとトンレサップ観光。
ホテルに戻ってくるって予定。
でも、ドライバーにはなんにも言ってなかったのね。「トンレサップまで」って言うと、
遠いって言い出す。
確かにここの車、1日20$なんだけど、それはアンコールワット観光の場合で、
少し遠い(20Kmくらい離れた場所)遺跡に行くときには30$くらいになるのね。
「いくらになる?」って聞くと、「40$」っていう返事。
うそ・・・。
隣で聞いてたCくんも、「高い!!」って怒ってる。
でも、この運転手さん、決して足下見てるワケじゃなくて、トンレサップまで行くには40$は普通の料金のよう。
今更やめるってわけにもいかないし、そのまま行くことに。
まずは昨日も来たマーケットでお買い物。
今日彼が実家に寄るって言ってたから、彼から要求されたわけじゃないけど、
彼に5$渡してあったのね。お土産でも買いなさいって。
彼、猛烈な勢いで買い物をしてる。
買ってるものを見てると、果物、パン・・・食料品ばっかりなんだけど、すごい量。
5$でそんなに買い物ができるの?
結局でかい買い物袋3つ分の買い物を済ませ、満足げに車に戻ったCくんでした。
はずむも負けずに・・・って思ったんだけど、別に欲しいモノなし。
とりあえず、何か買いましょって思って、
バナナのドライフルーツ砂糖かけみたいなお菓子を購入。
これがなかなかおいしかったわ。
で、昨日と同じく、サンドイッチの屋台で朝食を購入。
はずむ、実は・・・やっぱりこのサンドイッチでお腹をやられたの。昨晩。
でも、あのまったり濃厚な味はくせになる。
結局買って食べちゃった。(爆)

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さて、いよいよ出発。途中まではしっかり舗装された道が続いた。
「ここは日本の援助で道を造ったんだよ」って、Cくん教えてくれる。
じきに、今度は舗装工事中の道にさしかかる。
「ここは今、中国の援助で道を舗装中」またまたCくんによるレクチャー。へぇぇぇぇ。
ここで水を買い忘れたことを思い出し、マーケットで購入。
日本人がめずらしいのかじろじろ見られる。

で、そこを過ぎると、今度は、時速10Kmくらいじゃないと走れないような、ひどい凸凹道。
そこから20分くらい走ると、車は小さな村に入った。さらに進むと、なんだか船着き場のような場所に着く。

「ここからは車じゃ入っていけないんだ。モトサイで行くんです。」とCくん。
車にここで待機してくれるようCくんが頼み、なかなか見つからなくて、
ようやく10ほど待ってやって来たモトサイにのって、
さらに奥まで進んだはずむとCくん。
15分ほど凸凹道を飛び跳ねるようにバイクで走ると、ようやく彼の家のある村と川を挟んで対岸の村に到着。
ここから自家用船で、彼の家まで川を渡るの。
自家用船・・・っていうと、聞こえはいいけど、つまりはオールのない手こぎボート。しかも沈没寸前。
はずむ、ほら、重いじゃない?(爆)ホントに乗った瞬間ひっくり返りそうで、
あわてたCくんに「動かないで、はずむ。転覆するぅ~」って怒られたわ。(笑)

さて、彼の家に到着。彼の家は、屋根が新しくなったばかりのようで、けっこう綺麗。
このあたりは、雨季になると湖の水に埋もれてしまうそうで、だからすべてのお家は
すっごぉぉぉい高床式。
言葉で表現するの難しいんだけど、
3階建ての家の1階2階部分が空洞になってて、そこをはしごで登るの。
家の中はがら~んとしている居間をカーテンでいくつか仕切って、寝室にしてるって感じ。
すごく清潔で、綺麗なお家だったわ。
最初は彼のお姉さんとその子どもしかお家にいなかったんだけど、
しばらくまったりしていると、来るわ、来るわ、親戚連中。
あっという間に、20人近い人たちが集まって来ちゃった。
Cくんが、「みんなめずらしくてやってくるんだけど、日本語はおろか、英語も話せないから、
話したくてしかたないんだけど、話せない」って。
Cくんのお父さん、フランス語ができるそうなんだけど、はずむはフランス語、できない。
でも、お父さん、とっても興味を示してくださって、ノートを持ってきて、はずむの住所を書かせてみたり、
片言の英語で話しかけてみたり。。。
お母さんというと、こちらは太っ腹母ちゃんってイメージ。
Cくんは「うちはお父ちゃんが小さくて、お母ちゃんがでかい」っていって笑ってたけど、
ほんと、そんな感じ。(笑)
でも、みなさん、とってもいい方。

お昼ご飯もごちそうになったの。
焼き魚と中華丼の具をスープにしたみたいなものと、野菜いためみたいなお料理。
おいしかったんだけど、魚が若干生のような・・・。(汗)
川魚だし、ちょっと怖かったから、あんまり食べられず、きちんと火の入ったモノを考えていただいた。
「少食だね」なんて、お父さんに言われちゃった。でも、けっこう満腹だったんだけどなぁ。

そんなこんなで2時間くらいの時間を過ごしちゃったら、どうやらトンレサップ湖までは、
ここから船でけっこうかかるという話。
考えてみたら、はずむがなぜトンレサップ湖に行きたかったのかと言えば、
現地の人たちの生活を垣間見たかったから。
・・・このCくんの村で、目的は思いっきり達成されちゃった。
無理して行く必要もないわ・・・ってことで、
もう少し村を見学させてもらうことに。


Cくんの家のあるのは住宅だけの集まった集落。向かいの岸には小さいけれどマーケットもあるというので、
再びあの恐怖の船に乗って、対岸の村に戻ったの。
船が着岸して、おりようとよろよろ歩いていると、頭上からそれこそ何十人のざわめきが。。。
なに?なに?
びっくりして見上げてみると、船が着いた場所にある家から、何十人(マジよ、マジ)もの人が
のぞき込んでる。
この家もCくんの親戚の家だそうで、寄っていけというので上がってみた。
あれ?さっきまでCくんの家にいた人たちも、どうやって来たのか、先に着いていた。
こっちは、さっきの家の比じゃないわ。
老若男女総勢・・・40人?
この家、崩れないかしら・・・なんて余計な心配しちゃうくらいにたくさんの人が集まってる。
日本から来たのか?いくつだ?結婚はしてるのか?
どこに行っても、最初の会話って同じようなモノ。
そう言えば、日本も年末。都会に出た人間が戻ってく時期よね。
ここもそう言う感じなのかしら・・・。

親族水入らずの所に長居しても悪い。
早々に引き上げて、村のタラートへ。
本当になにもないマーケットよ。けど、なんか新鮮。
途中SONYの、何十年前の?っていうようなラジカセが売ってた。
「日本の製品は性能が良いし壊れないから高いんだ」ってCくんが言う。
値段を聞いたら。。。なるほど高い。
ひょっとすると、日本の安売り店の方が安いかも。
その後も学校を見学させてもらったり、お寺を見たり、ゆっくりゆっくり歩いてみたんだけど、
村を一周するのに30分とかからなかった。
さ、そろそろ戻りましょうか・・・。
モトサイを捕まえ、車の待っている場所まで戻った。
車に乗り込むと、旅の疲れか、うとうと・・・。
行きの車の中で、Cくんが卒業したという高校の前を通ったのね。
帰りに寄ろうねって約束していたのを、Cくんしっかり覚えていてくれた。
しばし見学。
けっこう広くて、立派な学校。
授業を見せてもらったりして、さ、帰りましょって時になり、
3人の学生と出会った。
もう学校を卒業しているそうなんだけど、英語できちんとコミュニケーションがとれるし、
一人は片言の日本語も話した。
少し校庭の片隅でお話したあと、ホテルに向けて再び出発。来た道を帰り、
約1時間後にホテルの部屋に帰ったの。

会えないM先生

帰ってきてからしばらく休むと、はずむとCくんの出会いを仲介してくれたと言ってもいい、日本語学校の
M先生に会いに、学校へ。
今回、こうしてCくんと一緒に過ごせているのも、これまで何度かM先生とメールを交換したり、
電話でお話したりすることで、Cくんの所在がはっきりつかめていたおかげ。
いくら感謝してもしきれないくらい、お世話になっているのね。
Cくんが言うには、M先生、3日前にプノンペンに用事があって出かけたので、今日まではずむと会えなかったけど、
今日は戻って来ているはずだから、授業を見に行こうってことなの。
モトサイを捕まえ向かったはずむとCくん。
でも・・・学校に着いてみると、全然授業が行われてる気配なし。
教室の外には3人くらいの生徒が、なにやら話し込んでる。
Cくんが、学校の受付の女の人に話を聞くと、
どうやらM先生、まだプノンペンから帰ってきていないので、今日は休講なのだそう。
外にいる生徒達は、せっかく来たのに休講なので、所在なくただ溜まっているらしい。
目があったら、「こんにちは」って声をかけてくる。かわいいわ。
M先生がいないんじゃ仕方ない。その生徒の中の一人に頼んで、ホテルに送ってもらうことに。
途中食堂に寄って、その子もいっしょに、3人で夕食。
生徒の男の子は、昼間はホテルで働きながら、夜は日本語学校に通っているそう。
ほんとに、いろんなところに日本語学習者がいるのね・・・。
日本人はずむとしては、とっても嬉しいし、
日本っていう国を愛してもらってる気がして、とっても感謝の気持ちが湧いてくるわ。

夕食を終え、再び生徒くんに送られ、近くのお土産屋さんが入ってる市場に到着。
ここで生徒くんとはお別れ。ありがとね。
おみやげを見ながら市場を歩き、
その後は真っ暗な道をCくんと一緒に歩いて、スタジアムへ。
前回は怖くてホテルの外に一歩も出れなかったのに、
今回は街灯ひとつない道を、こうして平気で歩いてる。なんか不思議。
ここでは日本で言う「夏祭り」「縁日」みたいな催しが行われていたの。
Cくん、風船をダーツで割る、日本でもわりとおなじみの縁日ゲームに夢中。でも、やっぱり当たらない。
結局はずれて、残念賞にもらったチョコレートを、はずむにくれた。(笑)
しばらくそんな縁日を見学したんだけど、そろそろ帰ろうかってことになり、
たまたま出会ったCくんの友達のバイクで、ホテルまで送ってもらったの。
部屋に戻ると、今日は少し早いけど、就寝。
やっぱりちょっと疲れも出てるのね。
Cくんも、やっぱり慣れない日本語を最大限に駆使してのはずむのお相手だから、かなり疲れてる様子。
明日は遺跡見学に行く予定だし、今日はぐっすり寝ておきましょう。

12月30日(火)

せっかくなので・・・アンコールワット

朝7:00に目が覚める。今日は、一度見てるとはいえ、せっかくここまで来たのだから・・・ということで、
アンコールワットを見学に行くことに。
Cくんが、友達にバイクを借りてくると言って出かけたので、
はずむは一人、レストランに朝食をとりに降りた。
この前来る予定が来れなかったウエイターBくんが、微笑みながらやってきた。
朝なので、忙しそうだからあんまり長い時間話していられないけど、
今日は仕事が3時に終わるというので、その後部屋にくる約束に。
朝食を済ませ、はずむはお部屋に戻ったの。
ほどなくして、Cくんが戻ってきた。バイクを友達から借りられたと言うことで、さっそくアンコールワット観光へ出発。
途中、警察の検問につかまる。けれど、Cくんが一言二言警察官に話をすると、
じきに無罪放免。
「なに?なんだったの?」って聞くと、
「アンコールワットでは、資格のあるガイドとドライバーしか観光客を案内することができないから、
もぐりの人間じゃないかを確認されたんだ。
ぼくははずむ君の友達で、ただいっしょに観光してるだけだって言ったら、問題ないって」
っていう返事。そうなのね・・・。厳しいんだ、やっぱり。
アンコール遺跡の入り口で、チケットを購入。前回は3日分を40$で買ったけど、今回は1日だけだから20$。
おまけに、日本からしっかり写真を用意してきたのに、
1日券には写真、いらないんだって。・・・損したわ。
まずはなにより、アンコールワットへ。

2度目だけど、やっぱりこの大きさ、この緻密さ・・・感動はたくさん。
来て良かった。
でも、前回同様、やっぱり塔の一番上までは上れなかった。だって・・・登りはまだしも、くだりが・・・。
怖いわよぉ。
ひととおりアンコールワットを見て廻ると、近くのお土産屋へ。
やっぱり寄ってくる、売り子のみなさん。
「おにいさん、ちょっと、コーラどう?」
「おにいさん、Tシャツぅ」
「おにいさん、かっこいいね。一番かっこいいね。」
すべて日本語。まいったわ・・・。でも、Tシャツは買おうかな・・・って気になる。
「いくら?」
「2枚で3$ね」
2枚で3$・・・。ベトナムで買ったときより安いわ。でも、適正価格かしら・・・?
Cくんに「どう?街のタラートで買った方が安い?」って小声で聞くと、
「ここのおみやげ屋さんは割と安いんだよ。Tシャツも、ここよりタラートの方が高いと思う」っていう答え。
そうなの!?なんか、一般的に、観光地の方が品物高そうなのに・・・。
じゃあ・・・ってことで、10枚購入。いきなり荷物を抱える羽目に。ちょっと後悔。(汗)
水も買いたいな・・・ってつぶやくと、地獄耳の売り子、「おにいさん、お水、1$ね」って嬉しそうに寄ってくる。
でも、そこですかさずCくん、「高い!!」と一喝。
売り子、渋々2本で1$に負けたので、買ったわ。
この子、ホントに助かるわ・・・。感謝感謝って感じ。
でも、あとで訪れたおみやげ屋さんでは、Tシャツ、1枚1$だった。
・・・ま、仕方ないか。Cくんもプロのガイドさんじゃないし。

再びバイクにまたがり、今度はアンコールトム遺跡群へ。
バイクの駐車場で、売り子が帽子をすすめてきた。
白い「つば」つきハットで、前面にカンボジアの国旗がプリントされてる。2$。
記念にもなるし、なんか気に入ったので買ったわ。
今回の旅では、帽子をそっちこっちで買ったわ。
ベトナムでひとつ。カンボジアでひとつ。この後登場するけど、タイでふたつの、合計4つ。
帰国後のはずむの部屋に、その4つが並んで飾られてます。(笑)
遺跡は、中心のバイヨンに入ったんだけど、こちらも一度見学済みなので、さらっと流す程度の観光。
でも、やっぱり立派だわ・・・。
ここにもおみやげ屋さんが。ここではCくんがお買い物。
実はおとといの晩、はずむのお友達の女の子Wさんが、日本から電話してきたんだけど、
その時Cくんも電話に出て、彼女とお話したのね。
Cくん、彼女にベタぼれ。声しか知らないのに。
どうしてもお土産を自分で選んで買いたいというので、彼に5$渡して、彼女へのお土産選びを任せたの。
超真剣にお土産選び。
約30分かけて、数点のお土産を購入し、満足げな彼。
「はずむ、このおみやげ、きれいに包まないとだめだよね・・・」って、心細そうにつぶやく。
「大丈夫。このままの方がおみやげらしいよ。でも、どうしてもなら、日本で包むよ」
「じゃ、そうして。きれいなお土産にしてほしい」
彼、ほんとにノンケなのねぇ・・・。でも、かわいい。
「ところでさぁ、あんた、けっこう何点も買ってたみたいだけど、いくらかかったの?」
「えぇっとぉぉぉぉ、8$。」
「え?だって5$しか渡してないのに・・・」
「自分でも少しお金出したよ。だって、僕からのお土産だから」
モトサイにしても、水とかのちょっとした買い物にしても、彼に払ってもらった方が良いので、
もともと少しお金を渡してあったの。
彼なりに計算して、3$まではおみやげにまわしても、この先大丈夫だって判断したらしい。
良い子だわね。マジで。大切に持ち帰って、しっかり渡さなきゃ。

アンコールトム、バイヨンを後にして、またいくつかの遺跡を廻ったんだけど、
どこも前回廻っているところ。
確かに素晴らしいし、大切な遺跡なんだけど、
前回はすっごく興味深く見た遺跡達も、やっぱり一度見ちゃってると、すぐ飽きる。
遺跡はもういいわ・・・ってことで、彼とバイクでしばしのドライブ。
前回は車の窓からの景色だったけど、バイクで風を感じながら廻る街は、また違った雰囲気だし、
とっても心地良い。
しばらく風に身を任せ、シェムリアップを満喫したはずむ。
お昼になったので、食堂で昼食をとり、ホテルに戻った。

Bくんとのひととき

さて・・・お部屋でまったりしているうちに、時刻はまもなく3時。あのウエイターのBくんが
やってくる約束の時刻。
Cくんには、「悪いんだけど、絵はがきを買い忘れちゃったんだ・・・。行ってきてくれる?」ってお願いし、
Bくんの来るのを待ったの。
約束の10分前、ドアをノックする音。
Bくん、制服姿で登場よ。
「なんで制服なの?まだお仕事終わってないの?」って聞くと、
「制服じゃなきゃホテルの中をうろうろできないよ」って彼。そう言われてみればそうね・・・。
ウエイターがお客の部屋に入るなんて、本来は許されない事じゃない?
彼もその点、少し気にしてる。あんまりのんびりはしていられない様子。
彼が、「それで、何がしたいですか?マッサージ?」って、早速聞いてくれた。
「うん。お願いできる?」ってことで、マッサージ開始。
マッサージなんて慣れてないらしく(当たり前よね)、それでも一生懸命やってくれた。
で・・・その後のことは内緒。(爆)
交渉の結果、+αまであったってことだけはお知らせしておくとするわ。
詳細が知りたい方は、ぜひはずむまでメールくださいね。(笑)

さて、彼もそうそうのんびりしていられないので、部屋を出て行く時間に。
最後にメールアドレスを交換して、お別れ。・・・って言っても、明日までにはまだ時間があるから、
これからも何度か会うのよね・・・。平静を装い接することができるかしら?お互いに。(笑)
それにしても・・・この子、ノンケなのかしら?
はずむが彼を誘ったって事は、なんとなく感じるモノが会ったからなんだと思うのよね。
いずれにしても、シェムリアップでこんな体験ができると思ってなかったから、
思いがけない幸せな時間に、大満足のはずむでした。(照)

Bくんが部屋を出て行くと、はずむはビジネスセンターでメールのチェック。
HPを通して知り合って、前回の訪タイ時にもいっしょに行動した響くんからメールが来ていた。
はずむがムクダハーンに行く頃、響くんも旅行でラオスに渡るために、ムクダハーンにいるそう。
じゃ、また会えるわね。楽しみだわ・・・。

日本語学校とイケメンVくん

部屋に戻って少し休んでいると、Cくんが帰ってきた。
昨日会えなかった日本語の先生のMさんに会うために、日本語学校へ。
昨日も訪れた学校だけど、実は彼が前行っていた日本語教室は事情があって閉まってしまい、
今は違う場所(昨日行った教室ね)で経営してるのね。
今日はM先生、プノンペンから戻っていて、
着いた時には、すでに6:00からの授業が始まっていて、女の子の生徒ばっかり6人くらいが授業を受けていた。


終わるのを待って、出てきたM先生にごあいさつ。
M先生、日本語学校の経営だけでは食べていけないそうで、
最近はガイドとかなんとかって、副業も増え、かなり忙しいそう。
「自分が案内できなくてすみません」なんて言ってくれて・・・。滅相もないわ。
その後、7時からの授業には、教室の中に入れてもらって、
ちょっと参加させてもらったの。
前回も思ったけど、どの生徒さんも一生懸命。生活かかってるんだものね。
みなさん、日本語をしっかりマスターして、たくさん活躍して欲しい・・・。そう思っちゃった。

さて、7時からの授業が終了。M先生にお礼を言って、帰ろうとしたんだけど・・・。
はずむ、金縛り状態。
8:00からの授業を待っている生徒さんの中に、無茶苦茶かわいい子、発見。
たとえて言うなら・・・三宅くんをもう少し優しくした感じ?なんか、いいとこのおぼっちゃんの雰囲気と、
ちょっとワイルド系の男臭さの両方を兼ね備えた感じの、すてきな子だったの。
上手く説明できないけど。
いや、いや、どうしよぉぉぉぉぉ。
M先生にさよならしちゃった手前、また戻るってのも気が引ける。
かといって、このままってのも淋しいわ。
で、とりあえず、日本語学校の写真を撮りながら、できるだけさりげなく、「1枚撮っていい?」って
その子に聞いたの。
その子、快くOKしてくれて、ポーズをとってくれたわ。

さて、日本語学校を後にして、Cくんといっしょに夕食を食べに食堂に入った。
けど・・・やっぱりなんか、彼とあのままさよならするのがあまりに淋しくて、
あきらめきれないはずむ。
食べながら、Cくんに言ってみた。
「ねぇ、ねぇ、Cくん。キミとはずむは、ああいう風にはずむが日本語学校を訪ねたときに、出会ったんだよね。
さっき写真撮った子がいるでしょ?はずむ、彼とも同じように友達になりたいの。
もしできれば、Cくん、ごはん食べ終わったら日本語学校に戻って、彼に『今日いっしょにお酒でも
飲まない?』って誘ってきてくれない?
はずむはあそこの市場でお土産探ししてるから」
あたしったら、こんなお願いしてたら、Cくんいゲイだってバレバレじゃないかしら・・・。
でも、すでにウエイター一人をひっかけることに成功してるはずむ。(爆)調子づいてるの。
Cくんも、快く「いいよ」って引き受けてくれて・・・。
食事が終わって、市場で待っていると、彼がしっかりその子を連れてきてくれたわ。
Cくん、やるじゃない!!最高。ちょぉぉぉぉ感謝するわ。(笑)

Cくんとその子(名前はVくん)といっしょにホテルに戻る。
部屋に連れ込んでお話とかするから、やっぱりフロントには断りを入れなきゃいけないじゃない?
フロントで、「この子は日本語学校の生徒で、部屋で11時までお話したいの。入れていい?」って聞いた。
フロントの女性、よく理解できないらしく困惑顔。
そこにマネージャー登場。同じお願いを彼に対して繰り返した。彼から返ってきた言葉は
「NO」
えぇぇぇぇ・・・。やだぁ~ん。せっかく勇気振り絞ってナンパしたのにぃ。(ってか、実行はCくんだけど)
で、その後マネージャーはこう続けたの。
「1時までならいいですよ。」
???へ?
最初、彼の言葉が理解できなかったはずむ。11時まではだめだけど、1時までならいい?
マネージャー、困惑してるはずむをみつめてニコっ。
「問題ありませんよ。お気になさらず楽しんでください」だって。
真顔で冗談言われたのね・・・。まんまとひっかかったわ。

かく言うワケで、はずむ、Cくん、Vくんでビールを飲みながら、しばしお話。
楽しいお話タイム・・・になる予定だったんだけど・・・。
ここで大誤算。
Vくんってね、日本語も話せるし、英語も話せるのよ。ってか、どっちかって言うと、英語の方が上手。
だから、割と英語で話をする方が多かったのね。
でも、Cくんは日本語もままならないし、英語もできない。
だから自然と会話は、日本語で話をして伝わらないと英語に切り替え、
その英語をクメール語になおして、VくんがCくんに伝える・・・みたいな流れになっていったの。
そんな状況が続いていたら・・・CくんがVくんにジェラシー感じちゃったの。
なんだか不穏な空気が流れる瞬間が数回。
例えばね、Cくんは日本語を「書く」「読む」ことを中心に勉強している。
だから、「話す」「聞く」ってことがちょっと苦手。
でも、一方Vくんは、日本語を「話す」「聞く」ことを中心に勉強してるから、
「書く」「読む」ことが苦手なのね。
どっちが大事か・・・って話を二人で議論しはじめちゃったらしく、(あ、ここはクメール語だから、多分・・・ね)
参った、参った。どっちにも加勢できないじゃない?微妙な立場よ。
そんなこんなしているうちに、Cくんが友達にバイクを返しに行くって言うんで、30分ほど二人きりの時間に。
この子と上手く行けば今夜・・・なんて淡い期待もあったんだけど、
Cくんと一緒の部屋でなんて、絶対に無理だし、
この30分で交渉をするほど、単純な問題じゃない。
Vくんとのアバンチュールはあきらめることにしたはずむ。
Cくんが帰ってきて、またしばらく3人でビールを飲んでた。
二人とも、さすがに残りの時間は楽しく過ごさなきゃ・・・って反省したらしく、陽気な雰囲気。
そうこうしているうちに、時刻は11時。フロントとの約束の時間。
e-mailのアドレス交換して、「また来てね」「また来るね」って挨拶を交わすと、
Vくんは帰っていったの。

Vくんが帰っていくと、はずむとCくんはお休み準備。
でも、今夜のCくん、なかなか寝る体制にならず、いつまでも日本語の教科書とにらめっこ。
単語を何度も何度も声に出して読んでいる。
・・・かわいい。
でもね、Cくん、人と自分を比較したって意味ないのよ。
あなたのペースでやればいいじゃない。
あなたの日本語、初めて会ったときには、1分と会話もたなかったのに、今回はこんなに長い時間
一緒に過ごしていても、全然困らない。確実に力がついてるのよ。
言葉にはしなかったけど、そうやって一生懸命頑張っているCくんの横顔に心の中で言ったわ。
頑張れ、Cくん。
結局二人が眠りに落ちたのは、2時を過ぎた頃でした。

12月31日(水)

衝撃の出会い

今朝、起きたら8時だった。昨日の夜が遅かったから、眠りも深かったのかしら・・・。
今日でシェムリアップともお別れ。バンコクに向かう日。
Cくんが友達の所に借りていたバイクを返しに行くというので、はずむはベランダに出て、
朝の心地よい風に吹かれていたのね。
で、ふと、下のテラスに目をやったんだけど・・・。
一人のウエイターが、忙しそうに朝食客の相手をしているのが目に入ったの。
え???
しばし、呆然。なに、あのかわいい子・・・。あんな子、今までいたかしら???
超タイプなのよ。そのウエイターの子。でも、このホテルに5日間もいたのに、一度も気付いたことがなかった。。。
気付いたら、朝食のクーポン券握りしめ、レストランに走っていたわ。(笑)
レストランに入ると、ウエイターSくんが、ニコニコ顔で席に案内してくれて、
何て言うの?ナプキン?みたいなものを膝にかけてくれたりしてくれた。
そう言えば、このSくんがもとはと言えば、はずむがこのホテルに泊まるきっかけをくれた子なのに、
今回、この子と全然お話できてない。
でも、それは仕方のないことなの。彼、ウエイターの中でも経験が長いから、チーフになってるらしくて、
ゆっくりお話なんかしてる時間がない。
今日は最終日。朝食のこの時間に少しでもお話できて、よかったわ。
さて、そんなSくんとはずむの会話を、例のかわいいウエイター君がニコニコしながら見ている。
Sくんが、そのウエイター君にもはなしかける。どうやら仲が良いらしい。
そのかわいい子、Mくんって名前なんだけど、
はずむに対してかなり興味があるらしいのよ。
そりゃ、そうよね。だって、5日間、カンボジアの男の子といっしょにホテルに泊まってるんだもの。
相当めずらしいわ。
まさかゲイだとは思わないまでも、彼らの好奇心をくすぐるには十分の存在よね。(笑)
最初は「How are you?」って挨拶程度の会話を交わしたんだけど、
Sくんが自分の持ち場に戻ってからも、このMくん、はずむの席のそばでつかず離れず、
こちらの様子をうかがっているのが、雰囲気で分かる。
超かわいい!!とくに、ピシっとしてるときには、男の子らしくとってもりりしいのに、
笑うと子どもみたいに無邪気な表情になるの。

コーヒーのおかわりを注ぎに来てくれたときに、思い切って話しかける。
「Sくんとは仲が良いの?」
「はい。友達です。お客さんはいつまでこちらに滞在ですか?」
「残念ながら、今日バンコクに発つのよ。あなた、全然見なかったけど、ずっといた?」
「あ、昨日は休みだったんですよ。でも、他の日はいました。あんまり会いませんでしたね・・・。」
そう言ってほほえむ顔が、やっぱり最高!!
そんななんでもないような会話をしてたんだけど、やっぱりこの子と特別な関係になりたい。。。
そこではずむの常套句よ。(笑)
「今日は仕事、何時まで?」
「今日は2:30で終わります」
「今日僕は、5時に空港に向けて出発するんだ。その前の時間、ちょっとしかないけど、一緒に過ごさない?」
「いいですね。どこか案内しましょうか?」
「いや・・・お話できれば十分よ」
「わかりました。いいですねぇ。じゃ、2:30に、ホテルの入り口で待ち合わせしましょう」
話はトントン拍子に進み、はずむ、夢見心地。ホントかわいいんだもの。
浮かれ気分でレストランを後にしたはずむです。

Cくんが帰ってきた。今日は朝二人で打ち合わせて、地雷博物館に連れて行ってもらう予定。
その前にチェックアウトしなくちゃ。荷物をまとめ、部屋を整理して、二人で部屋を出てエントランスへ降りた。
チェックアウト。快適な滞在だったわ。ありがとね。スタッフのみなさん。
空港へ行く時間までは、レセプションで荷物を預かってもらうことに。
宿泊料はカードで支払ったんだけど・・・ここカンボジア、カードを利用するときは手数料がかかる。
ここでは手数料、4.5%だって。バカにならないかも・・・。日本の消費税並みね。
ホテルの外にはCくんの友達の子が待っていた。
「僕、地雷博物館って行ったことないんだけど、この友達が知ってるっていうから、彼に運転してもらうね」とCくん。
いつもなら、もしこういう状況になったら、「この友達、何が目当てかしら・・・」なんて疑っちゃう所なんだけど、
Cくんに限っては、そんな心配は無用だってこと、もうこの5日間で確認済み。
でもって、そのCくんの友達なんだから、全面的に信用できるわ。素直に感謝。

戦争の傷跡

3人乗りのバイクでしばらく走ると、大きな通りから少し入ったところにある、博物館に到着。
。。。でも、あら?ここって、「地雷博物館」じゃなくて、「戦争博物館」じゃない???
そっか・・・。観光客の方が詳しいのかもね。
いいわ、いいわ。どっちでも同じように、戦争の悲惨さを感じることができるはず。
はずむは、自分の目で、つい最近まで行われていた戦争の歴史を
見てみたかっただけだから。どちらでも、同じだと思うわ。

博物館への入場料は、一人3$。
カンボジアの人は無料。
中は無料のガイドが案内してくれる。
敷地の中には、たくさんの戦車、ミサイルの残骸が展示されていて、それ以外にも銃や地雷、
戦闘服などが展示物として飾られていた。
カンボジアの内戦がおさまったのは、1997年だそう。つい10年前には、この地は戦闘のまっただ中
だったってことよね・・・。
はずむは10年前、何をしてたかしら・・・。
就職が決まり、期待に胸を膨らませ、新しい世界に飛び込んで行った時期だわね。
そんな頃、今訪れているこの地では、多くの犠牲を出し、たくさんの血が流された・・・。
改めて平和な世界の尊さを実感したはずむ。
特に、地雷の残骸を見たときには、言葉を失った。
こんなものが、今もまだカンボジア国内の所々に残されたままで、
そのため、未だにたくさんの犠牲者が出ている・・・。
何とも言えない重苦しさを感じ、本当に切実に平和を祈った時間だったの。

1時間ほど展示を見学し、ゲストノートに記帳をして、ガイドさんにチップを渡し、
博物館を後にした3人。
皆さんの中でも、もしシェムリアップを訪れることがあったとしたら、ぜひ、この博物館を訪れてみてください。
ガイドさんが、
「この博物館は出来て間もない上に、観光エリアから少し離れているため、なかなか観光客が足を運ばない。
ぜひあなたが日本に帰ったら、友達の皆さんにPRしてください」ってお願いされたので、
深く共感し、ここで少しお話させていただいたわ。

さて、博物館を出ると、数日前からCくんが、「行こう、行こう」とすすめていた、
カルチャーセンターという場所へ行くことに。
ここ、入場料が外国人5$。カンボジア人1$。
要は、カンボジアについての資料を集めた資料館と、国内のいろいろな家や村の様子ををそのまま敷地内に
再現した、テーマパークみたいな場所。
時間によっては、伝統舞踊なんかのショーもあるらしいんだけど、
はずむたちが訪れた時間帯は、ちょうどショーとショーの間。
今日はおまけに、やけに暑い。
さらっと見学して、すぐに出てきちゃった・・・。(笑)

それでも、まだまだ余る時間。
食堂でお昼ご飯を食べてから、市場でシルバーの指輪を買い、ちょっと早いけど、いったんホテルに戻った。
お友達とはここでお別れ。ガソリン代を渡し、Cくんも一度友達とでかけるというので、
はずむはMくんとの約束の時間まで、ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながら待つことに。
ちょうどホテルの従業員は、交替のミーティングの最中。
はずむに気付いて、Mくんが手を振る。あんた、ミーティングの最中に、そんなことしてたら怒られるわよ。(笑)

タイムリミット

20分ほどそうして過ごすと、約束の時間になったので、ホテルの入り口へ。
さっきまでりりしい制服姿だったMくん、白いタンクトップにGジャンという、ラフな格好に着替え、
はずむに気付くと手を振ってくれた。
・・・やっぱりかわいい。でも、いっしょに友達もいるのよね・・・。なぜ?
彼のバイクに乗り、数十メートル離れた彼らの下宿先に到着。あがらせてもらう。
彼らはウエイター3人で、下宿の一部屋をシェアしているそう。
っていっても、可哀想になるくらい狭い部屋。ベッドは一つしか置けないのに、どうやってここで3人で寝てるのかしら?
彼らといろいろな話をしたんだけど、そんな中、驚くような話続出。
一番驚いたのは彼らの収入と支出について。
彼らの月給は40$だそうなんだけど、それはあんまり驚かなかったのね。でも、そこから先の話が驚き。
部屋を借りるためには、15$支払わなくてはならなくて、光熱費も5$くらい毎月かかるそうなの。
それに洋服や生活用品を買ったとして、だいたい残るのは10$。
でもね、はずむ、今回カンボジアの人たちが利用するような食堂で食事をしてたんだけど、
だいたい1食、3500リエル(およそ0.7$)かかるのよ。
10$しか残らなかったら、14食分くらいにしかならないでしょ?
「食事はどうしてるの?」って聞いたら、
「ホテルで仕事をしている間の食事は、ホテルが出してくれるけど、それ以外は当然自分たちのお金で
食べる。だから、日によっては昼しか食べないこともある」っていう答え。
・・・この暑い国で、一日一食!?
思わず、「じゃ、今日の夕食ははずむにごちそうさせて」なんて口走っちゃった。
結局実現しなかったんだけど・・・。

さて、そんな話をみんな揃って話してたんだけど・・・
残り時間1時間。
ぶっちゃけ、はずむはMくんと、具体的に話をしたいのよね・・・。要は、彼と素敵な時間を過ごしたいの。
でも、これだけみんながいる中では、絶対そんな話、できない。(笑)
いろいろ考えた挙げ句、他の子たちには申し訳ないんだけど、はっきり言うしかないと言う結論にいたり、
「ごめんなさい、申し訳ないんだけど、ちょっとMくんと二人で話がしたいの。いいかしら?」って
切り出した。
「いいよ」って他の二人が言ってくれたので、Mくんだけ部屋から連れ出し、
みんなからちょっと離れた場所で座った。
「Mくん、実は僕、男も好きなんだ・・・」
「も」が重要なの。「も」が。少しクッションになるでしょ?(気のせい?)
とんでもない告白をいきなりされた割に、彼のリアクションはそんなに大きくなかった。ひょっとして、よくある
話なのかしら・・・。
「でね、キミのことがとっても気に入っちゃったんだ。5時には空港に向かわなくちゃいけないから
ほとんど時間ないんだけど、もしよかったら、僕に素敵な思い出をくれない?」
彼、ちょっと考えた後、
「でも、やったことないし、怖い。それに、自分の部屋では絶対できない」っていう返事。
彼が言うには、カンボジアでそういう行為をしたってばれると、多額な罰金が科せられるってことなの。
そう言われると、ちょっとビビるはずむ。でも、それにしたって、超タイプなMくん。
「でも・・・」って、彼が話を続ける。
「この部屋じゃなくて、ゲストハウスに行くんだったら・・・」と少しだけ譲歩しはじめる。
って、そこにははずむのかなり強引な押しがあったわけで、彼はまるっきりノンケ。
自分からそんなことを簡単に受け入れられない様子なのよ。
さらに、
「一人じゃイヤだけど、あそこの友達はそういう経験があるんだ。彼が一緒ならいいよ」っていう。
え?え?え???
そんな話、友達同士でしてるの?しかも、初心者で、怖いって言いつつ、いきなり3Pなら大丈夫なの?
なんだか話していて、だんだんワケわかんなくなってきたはずむ。
けど・・・これはもう一押しって感じ。こんなタイプ、ここを逃したら次にいつチャンスがまわってくるか・・・。
「よし。わかった。彼もいっしょでいいよ。行こう、ゲストハウス」
結局、彼を連れて外に出れたのが、空港に向かう予定時間の25分前。
ゲストハウスまではバイクで約5分。
実質残ったのは20分・・・。
でも、最後の最後、良い思い出を胸にシェムリアップを離れられるなら本望だわ・・・。
というわけで・・・そこからは秘密。(笑)
でも、とぉぉぉぉっても幸せで、中身の濃い15分間を過ごせたわ。(爆)

事が終わり(照)、Mくんとお別れ。もう一人の男の子がモトサイをよんでくれたので、それに飛び乗り
急いでホテルへ。
ホテルに着いたのはちょうど5:00。
お別れを言いに来てくれたマネージャー、Bくん、Sくんに挨拶をし、
慌ただしく空港行きの車に乗り込んだの。
Cくん、はずむがなかなか戻ってこないので、かなり心配してくれた様子。ごめんね、Cくん。

別れの時


車がシェムリアップの空港に到着。Cくんといっしょに降りる。
この空港から、まずははずむ、プノンペンに飛ぶの。今日。
だから国内線のターミナルに向かったんだけど、
ここ、空港の建物の入り口を入ると、すぐにセキュリティーチェックのあの、「ピンポン」ゲートが。
そこをくぐった後にチェックインらしい。
え?え?チェックインするためには、ここでもうCくんとさよならしなくちゃいけないの?
「ここから先は友達入れないの?」って係員に聞くと、「そうだ」って返事。
「じゃ、チェックインし終わったら、友達とお別れしに、もう一度ここに出てきていい?」ってきくと、
「それは構わない」って言ってくれたの。
で、とりあえずは、チェックインに向かったんだけど・・・。
今日これからの移動って、なかなか大変。
シェムリアップからまずプノンペンに国内線で飛ぶでしょ。
んでもって、国際線ターミナルに移動して、今度はバンコクに飛ぶ予定なの。
その間、50分。
プノンペンの空港って、行ったこと無いから様子がわからないし、
第一、荷物はどうすればいいの?スルーにしてくれるんなら楽なんだけど・・・。
チェックインカウンターで、チェックインをしながら、
「これって、荷物はバンコクまで通しでチェックインできるの?それとも、プノンペンで受け取るの?」って尋ねた。
・・・甘かったわ。やっぱりプノンペンでピックアップして、
その後に新たにチェックイン、出国審査を受けなきゃだめだって。
荷物には「優先ピックアップ札(!?)」をつけてくれたし、
はずむの胸には「トランスファー証明シール(!?」貼ってくれたけど・・・。大丈夫かしら?

さて、とにかくチェックインを済ませ、再びCくんのもとへ。
搭乗のリミットまで、空港外のベンチに腰掛けお話したの。
「Cくん、ありがとね。楽しかったわ」
そこまで言うと、なぜだか分からないけど、胸にあついものがこみ上げる。ホント、理由は説明不能。
ただただ、なんだかそれ以上言葉を口にしたら、間違いなく涙出てきちゃう状況だったのね。
なのに、Cくんったら、そんなはずむにこう言ったの。
「はずむくん、楽しかったのは僕の方です。僕は生まれてからこれまで、ホテルなんて場所に泊まった
ことがなかった。だから、とっても楽しかったよ」
もう、我慢できなかった。思いっきり涙がこぼれちゃった。
どうしてなのかしら・・・。理由は・・・やっぱり説明できない。
哀れみ?悲しみ?感動?同情?切なさ?共感?
どれもそうであって、どれもそうでない・・・。まったく理解できない感情で心がいっぱいになったはずむ。
ただ、この時二人が同じような心で話をしていたのは、きっと間違いないと思うわ。
Cくんの目にも、うっすらと涙が浮かぶ。
「はずむくん、僕、次はああいう風に『Mr.はずむ』って書いたカード持って出迎えるね」
空港の外で予約客の名前の書かれたカードを持つ、たくさんのガイドやドライバーを指さし、
Cくんがそう言った。
「でも、そのためには、まずは日本語の勉強頑張って、ガイドさんにならなきゃね。」
そう言ってはずむ、彼に少しばかりのお金を渡したの。
日本人としては「少し」だけど、彼らにとっては「結構な額」のお金。
前日から、最後にお礼の意味も込めて、いくらか渡そうとは思っていた。
でも、それをいくらにしようか、ずっと迷ってた。
彼は決してお金をもらう目的で、はずむと時間を過ごしてくれたわけじゃない。
そこは、バンコクやパタヤのGOGOとは話が違う。
けれど、彼は目下失業中。一緒に過ごしてくれて、何かと利便をはかってくれた彼に対して、
お礼としてふさわしい額は、いくらなのかしら・・・。
散々悩んで決めた金額。
彼はそのお金を、「ありがとう」って言って受け取ると、数えることなく胸のポケットにしまった。
「決して多くはないけど、これだけあれば、また日本語学校に通えるはず。
頑張って。そのための応援の気持ちだから」
そう言うと、彼は何度もうなずいてくれた。・・・ホントに頑張って。

時間は止まってくれなかった。
6時。搭乗時刻の15分前になったので、はずむは立ち上がった。
「ホントにまた会えるよね?」
「うん、きっと会えるはず。ってか、絶対にまた来るからね」
そう言って握手をして、はずむは搭乗口に向かったの。

シェムリアップ→プノンペン→バンコク

シェムリアップエア


さて、感傷的な気分で飛行機に乗り込んだはずむだけど・・・
いつまでも感傷に浸ってられないの。
ここから先は、かなりの難所(!?)今回の旅行を通しての移動の中でも、もっとも気を抜けない部分。
この飛行機を降りたら、50分で、荷物をとって、ターミナルを移動し、荷物を預け、チェックインし、出国審査を受けて、
バンコク行きに乗り換えなきゃいけないんだもの。
飛行機は定刻より少し早く、シェムリアップ空港を飛び立った。
短いフライト、しかも国内線なのに、きちんと出る機内食。
かなり急いで食べないとならなかったわ。

プノンペン空港には定刻より少し早く到着。これは嬉しい誤算。移動に少し余裕が出たわ。
荷物のターンテーブルなんて、どこにもないこの空港。
荷物は飛行機からトラックに積んできて、それを係員がひとつひとつ荷物受取場の台の上に置いていく形。
はずむの荷物、早めにピックアップできるよう手配されていたので、最初の方で出てきた。
すぐにつかみ取って、急いで国内線ターミナルに向かう。
プノンペンって、なんとなく怖い印象があったのよね。あたし。
国内線ターミナル付近は、やっぱりイメージ通り、暗くてそういう印象なんだけど、
国際線ターミナルは、きれいで明るい、近代的なターミナルみたい。
スーツケースをごろごろ転がしながら国際線ターミナルに向かっていると、
タクシーの運転手らしき男の人が声をかけてきた。
「タクシー?」
「ちがう、ちがう。いらないわ。乗り換えよ。国際線に乗り換えるの。」
「いつ?」
「今よ。これから1時間後の飛行機。」
「ホント?」
ほんとよ!!ウソついてどうすんのよ。
ドライバーようやくホントだって気付いたらしく、ニコニコ手を振って離れていったわ。(笑)

さて、国際線ターミナルに着いて、チェックイン。幸い並んでいる人もいなくて、すぐに自分の番になったんだけど、
ここの係員、おそらく新入り。
後ろにぴったりくっついた先輩らしき人に教わりつつ、チェックインの手続き業務をしてるの。
ちょっとぉぉぉぉぉぉ。急いでんのよぉ。
一回プリンターから出てきた・・・なんていうの?あのシールになってる荷物の預かり証。
あれを糊の面同士くっつけちゃって失敗し、あわてて新しいのを出してみたり。
荷物、ちゃんとバンコクに届くんでしょうね?
でも、チェックインの手続きが終わると、笑顔で「HAPPY NEW YEAR!!」って声かけてくれた。
タイプの男じゃなかったけど、なんだかちょっと嬉しかった。
「あなたにも、HAPPY NEW YEAR」
はずむも笑顔でそう声をかけ、出国審査に向かったの。

出国審査はスムーズ。あっという間に出国し、搭乗時刻の30分も前にゲートに到着。
なんだ・・・。焦る必要、まったくなかったのね。
空港の喫煙所に入ると、なんだかどこだかの高級バーみたいな雰囲気の喫煙所。
入ったらすぐ、タバコのキャンペーンガールに、「1本おためしくださぁ~い」なんて、よくわかんないうちに
1本試供品のタバコをもらい、それを吸うことになった。
ほっとひと息。どうやら無事バンコクまで行けそうだわ。(笑)

飛行機に乗り込み、離陸すると、驚くくらい早く、シートベルト着用のサインが消えた。
ホント早いのよ。だって、まだ飛行機は思いっきり機首をあげてる状態なんだもの。
なぜ?なぜ?って思ったんだけど、理由はすぐにわかったわ。
プノンペンからバンコクのフライトって、ほんの1時間なのに、超しっかり機内食がサーブされるの。
そのメニューも充実。
ごはんものの主食にパン、水、飲物、サラダ、おまけにケーキとアイスクリーム。
アテンダントのお姉さん、必死。
これ、配るのも大変だと思うけど、食べる方も結構大変だわよ。
さらに、「HAPPY NEW YEAR」って声をかけながら、おねえさん、小さな箱を配ってる。
新年のお祝いプレゼントってことらしい。中身はクッキーだったわ。
恐るべしバンコクエアウエイズ。

バンコクでの年越し

機内食をどうにか平らげると、すぐに食器を集めに廻ってきて、
入国書類を書いてる間に、飛行機はドンムアン空港に着陸した。
早い・・・。
入国審査は予想よりすいていて、特に問題なく、無事入国。
空港ロビーに出たはずむ。まずは両替を・・・と思って、両替所に向かったの。
カンボジアで余ったドルをカウンターに出して、さらに日本円のT/Cもいっしょに両替してもらおうとしたのね。
そしたら、カウンターのおばちゃん。
「だめだめ。いっしょには両替できないよ」
とか、ワケわかんないことを言う。
なんでよぉぉぉ。
仕方ないので、まずはドルを両替して、両替所を変えて、T/Cの両替。二度手間。マジでわけわかんないわ。
空港の建物を出て、エアポートタクシーのカウンターに向かい、受付の女性に
「パイ シーロム ソイ ハー」
・・・伝わった。嬉しいわ。
すぐにタクシーに乗りこんだんだけど、今日のドライバー、はずむ的初体験の女性ドライバーだったの。
乗り込んでしばらくは、何人かのみなさんに電話をしてたのね。少しタイ語も混じってたんだけど、
電話が終わってほっとひと息ついてると、ドライバーの女性が話しかけてきた。
感じ良いし、なんか、女性だと安心する。
「タイにはよく来るんですか?」
「そうねぇ。年に3回くらいですよ。」
「そんなにですか、だからさっき、タイ語を少し話してたんですね」
「全然よぉ。単語しかしらないわ」
そんな話をしてたんだけど、道が思いの外空いてて、あっという間にシーロムについた。
ホテルの前まで乗り付けてもらって、
少し多めのチップ。
「サワッディー ピー マイ」
彼女、とっても嬉しそうにニコニコしてくれ、手を振ってお別れしたの。

今日のお泊まりはTホテル。このあとイサーンに行くけど、また1/4には戻ってくることになってる。
レセプションでチェックインをしていると、受付の男の子、ちょっと大げさにこう言ったの。
「お客様の本日お泊まりいただくお部屋ですが、今日はグレードアップしたお部屋になっています。
本日満室のため、そうなりました。ラッキーですよ」
あら・・・。嬉しい。でもさぁ・・・、あたしったら、今日はこれから
ルークさんとトムさんのパーティに参加させていただいて、そのあとはきっと、GOGOに。
んでもって、明日は4時にはチェックアウトするのよね・・・。
なんか、もったいないわ。
そう言えば、以前もターン○ワンホテルで同じようにアップグレードしてもらったんだけど、
その時も次の朝早朝出発だったのよね・・・。
運がよいのかしら・・・それとも、悪いのかしら・・・。
明日の朝、空港までのホテルの車で空港まで送ってもらう(500Bよ)ことと、
スーツケースを1/4にチェックインするときまで預かってもらうことをお願いして、お部屋に上がったの。
・・・ホントに素敵な部屋だわ。

荷物を整理してると、shigeさんからお電話。いっしょにパーティ会場になっているホテルまで行ってくださるというので、
ロビーで待ち合わせ。
今日は大晦日で道が混んでいるので、BTSで移動。
shigeさんは、まだ今日はこれからお仕事があるということで、BTSの駅でお別れしました。
大変・・・。
ルークさんとトムさんのパーティ会場に入ると、すでに12人ほどの人が集まっていらしたわ。
そう言えば、去年の今頃も、ここでこうして参加させていただいてたんだっけ・・・。
あの時は、Aくんも、Aくんの弟もいっしょだったのよね・・・。
あれからもう1年なんだぁ。
いろいろな方と、たくさんのお話をさせていただいたんだけど、
楽しかったぁ。
特に印象に残ってるのは、今回初めてお会いしたEさんって方がいらっしゃるんだけど、
はずむの旅行記を読んでいただいているらしくて、
お話の中にたくさん、旅行記の内容が登場したの。
まだまだ自分の知らない方で、この旅行記を読んでくださってる方がいるのかもしれない・・・って思ったとき、
なんだか不思議な感覚と、うれしいやら、ちょっとこわいやら、
いろんな感情が湧いてきたわ。
感謝、感謝です。
そのほかにも、いつもはあまりお飲みにならないおすぎさんも、今日は決行飲んでいらっしゃるみたいで、
「はずむちゃぁ~ん、きょうはあんた、いじめるわよぉ」なんて詰め寄られてビビッたり(笑)、
ハノイでいっしょだったボルドーさんがいらしたので、ハノイの思い出話で盛り上がったり、
ケセラさんとの長年の念願だった熱い抱擁もあったり・・・。
すっごいすっごい、楽しかった。
でも、これだけのパーティを催すには、準備も大変だったはず。
ルークさん、トムさんをはじめ、みなさん、本当にありがとうございました。

さて、お酒もかなりすすんだころ、時計が12:00に。
いよいよ年越しね。
その瞬間から、バンコク市内はたくさんの花火に彩られた。
急いでベランダに出てみたんだけど、ここのベランダからは花火が丁度見えない位置になってる。
「・・・残念」と思っていると、
おすぎさんが一声「ここの屋上からも見られるのよぉ。」
この声を聴いた参加者全員、くつをはくのももどかしく、
エレベーターに向かって全力疾走。(笑)
最上階でエレベーターを降りると、今度は屋上に続く螺旋階段を駆け上がった。

すっごい・・・・。ホントに綺麗だった。

ふつう、花火って「見上げて」見るものでしょ?
でも、ここからの景色は、そんな「ふつう」とは全然違ってた。
目の前で大輪の花火が咲くのよ。目の前よ。ほんとに。
何十発・・・いや、何百発?の美しい花火に、しばし言葉を失うはずむ。
ここで年を越せて良かったわ・・・。
来年もこの花火を見られるかしら?そして、どこで誰と、この花火を見るのかしら・・・。
楽しみだわ。

徹夜突入

その後もしばらくみなさんとお酒をのみながらお話してたんだけど、そろそろ時刻も2時近い。
誰だったかが「今夜はGOGOもオールナイトよ」って教えてくれたので、
みんなで行きましょってことで、記念写真を撮影後、会はお開きに。
お片づけを手伝わなきゃ・・・って思うんだけど、
みなさんの手際の良さについていけない・・・。
何もできなくてごめんなさい。

お部屋を出ると、何人かの方と一緒にタクシーでGOGOへ。
到着したのは2:00になる10分前。
確かに今日は、どこのお店も開いてる様子。
でも・・・中を覗いてみると、営業はしてないみたい。
BOYS BANGKOKなんて、ボーイじゃなくて、一般の人?がお立ち台に上がって踊ってる。
・・・ひょっとして、手遅れ?
せっかくあんなに素敵な部屋にアップグレードしてもらったのに、今夜はあそこで独り寝かしら・・・。
ちょっと絶望感にうちひしがれていると、
辛うじて一件、まだ営業しているGOGOを発見。
みんなで入店したの。
お店の中には、巨大な水槽が・・・。パタヤにもSPLASHってお店があるけど、ここもスイミングショーが
ウリのお店だそう。はじめて来たわ。
座ると、何人かのボーイが寄ってきた。ルークさんのとなりには、べったり座っちゃってるかわいいボーイ君。
はずむも負けちゃいられないわってことで、
オバケみたいな(失礼)ママに促されたのもあって、一人オフ。
かわいい感じの色白の子。
この時点で時刻は2:10。
なんか、今回の旅では、タイムリミット限界のお遊びがやたら多い気がするわ・・・。(笑)
お店も閉店の時刻になったので、みんなで外に出た。
はずむ、明日・・・ってか今日ね、4時にはホテルを出なきゃ行けないので、
みなさんとお別れし、ボーイ君と二人でソッコーホテルへ。
正味1時間の、短い時間。でも、十分楽しめたわ。

午前3:20。ボーイ君を帰し、はずむは荷物の詰め替え。ここからはスーツケースの中に入れてきた
3WAYバッグのみを持って行動。スーツケースはホテルに預けていくの。
・・・もうこの時刻からは寝られない。結局今夜は徹夜だわ。

1月1日(木)

サコンへ

朝4時、ホテルをチェックアウト。何度も言っちゃうけど、もったいないわ。アップグレードしてもらった部屋・・・。
今日は6:15のフライトで、サコンナコンへ向かう。
昨日のうちにホテルの車を予約しておいたんだけど、連絡がうまく行かなかったみたいで、
車は用意されてなかった。
ベルボーイが急いでタクシーを捕まえてきてくれたらしく、結局はメーターで空港まで行けた。
ホテルの車なら500Bだったから、結局は得したのかしら・・・。
空港に着くと、ちょっと時間があったので、ケンタッキーで朝ご飯を食べた。
欧米人の若者男女4人組が、我が物顔で大きな荷物をそちこちに置いて、場所を大きく占拠。
ちょっと酔っぱらってるみたいな感じ。超めいわく。
チェックインの時間になったので、ゲートへ。
サコンナコンへのフライト、TGとPBの共同運行で、機材はPBなので、搭乗ゲートもPB用のゲート。
このPB、みなさん利用されたことあるかしら?
すっごい飛行機よ。
一列にはA席、B席、C席があるんだけど、A席は窓側に1列しかないの。
つまり、となりには座席がない一人席。
どんなフライトになるのかしら・・・って、かなり不安になったんだけど、
そんな不安とは裏腹に、結構快適。
隣に座席がないっていうのは、こんなに気を遣わないですむものなのね・・・。
着陸の時、大きく1回バウンドしたのが乗客に気付かれるほど大きなモノだったことを除けば、
なんの不快感もなく、十分リラックスして乗ることができたわ。

素敵な村での一日

空港に到着。ピックアップする荷物もないから、そのままゲートをくぐると、すでにシートォングさんが
カミィ君といっしょに迎えに来てくださっていたわ。
カミィくんの運転で出発!!途中セブンイレブンとタラートに寄った。
タラート、以前来たときと様子が違う。どこが違うの???って考えてみたら、
前回はなかった屋根がついてる!!
以前には1回しか来たことないのに、そんなことまでしっかり覚えてる自分に驚くあたし。
よっぽど前回の記憶が鮮烈だったんだと思うわ。
村に着くと、シートォングさんに「少し寝たら?徹夜だったんでしょ?」って言ってもらったんだけど、
・・・だめだめ。もったいない。(笑)2日しかないんだから、
この素敵な田舎の風景を、しっかり目に焼き付けなきゃ!!ってことで、
一人で散歩させてもらうことに。
あたしったら、かなり方向音痴。迷子になっちゃうかも・・・なんて不安もあったんだけど、
一度、大好きな雰囲気の村を、自分のペースで歩いてみたかったのね。
迷ったら迷ったでその時。出たとこ勝負だわ。
村の人、はずむに気付くと声をかけてくれる。
英語で挨拶してくれる人もいれば、タイ語で話しかけてくる人も。
途中、なにやらおばさま方が集まって雑談しているところを通ったんだけど、その中の一人が
「サワッディー カー  プー パサ タイ ダイ マイ?」(こんにちは。タイ語できる?)
って声をかけてくれたの。
「マイ ダイ、マイ ダイ」(できない、できない)
って答えたら、その場にいたみなさん、大爆笑。
「ダーイ ダーイ!!」(できるじゃない!!)
って冷やかされたわ。(笑)

さて、しばらく歩いてけっこう満足。最高にいい気分でシートォングさんのお家に戻ろうと、
どっちだっけな・・・。あれ?こっちだっけ???なんて迷いながら歩いていたら、
細い路地で、1匹の犬に出会った。
多分、この近くの家の飼い犬。
思いっきり不審者扱いでほえられたの。
いやぁぁぁん、こわいぃぃぃぃ。
泣きそうになりながら、その犬のわきをどうにかすり抜け、
刺激しないように、ゆっくりゆっくりすれ違ったのね。
後ろではずむにほえまくってる犬に意識を集中しながら、抜き足、差し足、忍び足・・・みたいに歩いていたら、
はずむの進行方向に、またしても障害が。しかも今度はやたらとでかい。
え?って思って見てみると、
野良牛。
いや、正確に言えば、飼われてる牛が、お散歩に出てきたのか、それとも脱走してきたのか・・・ってところだと
思うんだけど、そんなのどっちでも知ったことじゃない。
はずむにとっての事実は、目の前に大きな牛がいたってことだけ。
もう卒倒寸前よ。(爆)
ただでさえ細い道。牛のわきをすり抜けるには、かなりの注意が必要。
なんとかすり抜けたわ・・・って安心して、振り返って牛の様子をみたのね。
そしたら・・・この牛くん、いきなり回れ右!!して、はずむの方に近づいてきた。
いやぁ~ん、やめてぇ~っっっ。あたしったら、何か赤いモノ身につけてる???
あわてて探したけど、なんにも赤いモノなんて身につけてないわよぉぉぉぉぉ。
牛くんの方に、なんの悪意もないみたいなんだけど、・・・こわいものはこわい。
どうにもならず金縛り状態で固まっていたら、牛くんもさすがに気の毒に感じてくれたのか(?)
再び進路変更をしてくれた。
よかった・・・。喰われるかと思ったわ。

そんなこんなで、道も辛うじてわかったので、無事シートォングさんのお家まで到達できたはずむ。
シートォングさんに報告すると、大いに笑われた。
じゃ、今度は一緒に歩いてみましょうって言ってくれて、再びお散歩へ。
誰か良い感じの人、いないかしら・・・なんて思いながら、歩いてみたんだけど、
・・・なぜか人がいない。いるのはガキンチョとじいさまと、女の人ばかり。
村のバス停のところで、日陰に腰を下ろし、しばらくシートォングさんとお話しつつ村の様子を見てたんだけど、
誰一人通らない・・・。
シートォングさん曰く、
「1月1日って、出稼ぎから帰ってくる人がいて、お祝いの飲み会をしてたり、逆に、出稼ぎに戻る人を送りに行ったり
してて、人がいないのよぉ。前にHPにも書いたことあったでしょ」って。
・・・そう言えばそんなことが書いて会った気が。
あら、一番悪い時期に訪問しちゃったのかしら・・・。
でも、それはどうでもいいの。実際。新しい年の幕開けを、この大好きなイサーンの風景の中で迎えることができて、
それで幸せ。

でも。。。誰もいないとなると、ヒマなのも事実。
シートォングさんが車を出してくれ、隣村までドライブに。
そこここで結婚式がおこなれている様子。
この時期、都会の出稼ぎから帰ってきて、この機会にこちらで式を挙げる人が多いんだって。
だから、「そういう場所にいれば酒がタダで飲める→人がいない」ということらしい。
途中、前回訪れたときに会ったムイくんに出会う。
当時はまだ幼さの残る少年っぽかったのに、随分大人っぽくなった。もうどこから見ても、いい青年。
いい男になったわね。
一通りドライブを済ませ、お家にもどると、お昼ご飯をごちそうになった。
今日の朝までお客さんがいらしたそうで、その時用意したおせちとおぞうにを、はずむの分もとっておいてくださったの。
純和食の昼食。
納豆までついてるあたり、シートォングさんならではね。
日本を出てから1週間。そろそろ日本食が恋しかったから、とってもありがたく、おいしくいただきました。

食事をしていたら、何人かの若者がやって来たの。
シートォングさんが、「あの子、すごくマッサージがウマイよ」って教えてくれたので、
じゃ。。。ってことでお願いすることに。
・・・マジで上手かった。
今まで、たくさんマッサージを経験してきたけど、これまでで文句なく1番。
徹夜明けって事もあって、ホントに何度も眠りに落ちそうになった。
この子、やたら自分ばっかりマッサージのご指名が入るので、仲間内でも年上の人にも気を遣ったり、
結構大変なんだって。かわいそうに・・・。
でも、これだけ上手ければ無理もない。これだけで十分生きていける・・・そんな風に思ったわ。

そんなこんなで、会話を楽しんだり、庭先で外にいる牛(しっかりつながれてるから怖くないわ)を眺めたり、
まったりした時間を過ごしていると、あっという間に夕方になった。
素敵な時間って、どうしてこんなに過ぎ去るのが早いのかしら・・・。
さっき食べたばっかりって気もしなくもないんだけど、シートォングさんに作って頂きお夕飯。
シートォングさんに
「夕飯は和食?洋食?中華?」って聞かれ、改めて感心。
ここでシートォングさん、レストラン開けるんじゃないかしら・・・。いや、マジで。
スパゲッティーとスープのおいしい夕食をいただきました。
夕食のあと、ようやく年長組のみなさんがやって来た。
シートォングさんと相談して、ちょっとしたゲームを。
内容は・・・あたしの口からは言えないわ。(爆)
とっても楽しかったです。

時期の問題(?)で、あんまり衝撃的な出会いとか、強烈な思い出とかはないけど(笑)
とっても充実した一日だったの。
1:00くらいまでシートォングさんとお話。
今回はHP制作のヒントとかもたくさん教えてもらった。
振り返ると、はずむ、このHPを作った時点で、コンピュータに関してほとんどなんの知識もなかったのね。
だから、まだまだ知らないことたくさん。
だから、教えて頂いたひとつひとつに、心から感激。
さすが、ヒットHPのオーナーさんだわ。

文章にすると、なんだか短くなっちゃうけど、言葉にできない部分で、とっても充実していた今日一日。
明日はムクダハーンに午前中に着きたいので、朝早いバスに乗る予定。
シートォングさんの目覚まし時計を借りて、ベッドに入ったの。
元気なつもりだったけど・・・さすがに昨晩徹夜しちゃったから眠い。
すぐに眠りに落ちたはずむです。

1月2日(金)

ムクダハーンへ

シートォングさんに借りた目覚まし、7:00にセットしておいたはずだったのに、なぜか起きられず、
8:00にシートォングさんに起こしてもらうまで爆睡。
やっぱり徹夜が効いたのね。。。きっと。
シートォングさんに用意していただいたサンドイッチの朝食をいただき、コーヒーで目を覚ますと、
さっそくバスターミナルに向かって出発。
今回は短い滞在だったけど、本当にお世話になりました。
そうそう、カミィくんだけど、今回久々にお会いしたんだけどね、
なんだかとってもイケメンに。。若返っていたの。
ステキィ。
確かはずむとそんなに年齢変わらなかったハズなんだけど、
どうしたらあんなに若返ることができるのか、ばっちり聞いてくれば良かったわぁ。
車でサコンナコンのバスターミナルまで送ってもらい、そこからバスでムクダハーンへ。
エアコンバスがよかったんだけど、満席と言うことなので、思いっきり「普通バス」に乗車。
お二人とお別れをして、乗り込み、座席を探したんだけど、
このバスもかなりの混雑。
ようやく見つけた席は、後ろの扉近くの、ちょっとかわいい感じの子のとなり。
この座席、かなりいい!!
後ろ扉には車掌さんが陣取ってるから、ドアは走ってる最中も開きっぱなしなのね。
だから、風が常に入ってくる。寒いくらい。なかなか快適なのよ。
途中、すぐ後ろに座っていた家族連れの子どもが、車酔いでゲロはいたけど、
よくあることよね。子どもの頃って。
とりあえず、荷物の上とかはずむの背中に吐かれなくてよかったわ。(笑)

車は12:00少し前にムクダハーンに到着。ソンテウで今日から2泊のホテルへ。
部屋に入ると、ソッコー、Hくんに電話。
Hくんって、はずむの里子の先生なの。前回ここを訪れたときに仲良くなった人で、
今回は里子をホテルで1泊させるつもりなので、
その送り迎えをしてもらうことになってるのよ。
すでに車でこちらに向かっているところだというので、しばらく部屋でゆったり。
その間に、響くんにも電話しておきましょってことで、電話をとったの。
響君、前回の訪タイのときに、ずっと一緒に過ごした、HTMCの会員の一人。
今回はラオスに旅行する前に、ここに立ち寄るって話だったから、じゃ、いっしょに過ごしましょって
連絡を取り合ってあったの。
響くん、今はウボンにいるらしい。
はずむが明日到着だと思っていたそうで、もしこの後バスがあれば、
今日中に行きますねっていうことで、いったん電話を切った。

さて・・・Hくんが到着したのは、1時間後。いったいどんな距離を走ってきたのかしら・・・。
彼から到着の連絡が会ったので、部屋を出て、ロビーに降りた。
降りてみて・・・びっくり。
おなかの大きな女性と、年配の男性とHくんの3人が待っていて、肝心の里子、Xくんの姿がない。
聞くと、彼女はHくんの奥さんで、その隣の男性はお兄さんだという。
結婚してたんだ・・・。知らなかったわ。
んでもって、Xくんは何か用事を済ませてから、一人でバイクタクシーで来るのだという。
では・・・って感じで、お互い自己紹介とごあいさつをしたあと、
4人でお昼ご飯を食べに、街に出たの。
行ったお店はベトナム料理店。
はずむ、ハノイではあんまり食べられなかった生春巻きが食べたかったのね。
で、注文してもらったら・・・
出てくるわ、出てくるわ。生春巻きのオンパレード。
日本の手巻き寿司パーティみたいな雰囲気で、自分でライスペーパーに具材を巻いて食べるんだけど、
お腹破裂しちゃうほど、食べたわ。おいしかった。
その後・・・ちょっとお腹壊したの。はずむ。
あの時食べた野菜が原因かしら・・・。
でも、おいしかったから、いいわ。(笑)
食事を終えると、バスの状況を確認してるはずの響くんにお電話するために、いったんホテルに戻った。
Xくんもそろそろ来てるかも知れない・・・。
けれど、響くんは「バスがもうないので、明日の早朝のバスで向かいます」って返事だし、Xくんもまだ
ホテルにやってきていない。
・・・どうしちゃったのかしら。
とりあえず、ここでぼぉぉぉっとXくんの到着を待っていてもしかたない。
Hくんが、どこに行きたいですか?って聞いてくれたけど、・・・ムクダハーンの観光地って???
Hくん、はずむがなにも情報もっていないってことで、
しばらくどこがいいか考えてくれて、
ナショナルパークってところに案内してくれることに。
あぁ、そうそう。そのナショナル・パークって、前にガイドブックで見たことがある。
おもしろい形をした岩がたくさんあるのよね。
一度行きたいと思っていたの。嬉しいわ。

さて、ナショナル・パークへ出発しましょって、ホテルを出たときに、あることに気付いたはずむ。
玄関のところに、ホテルのピックアップバスがとまってたのね。
時刻は今3:00。このバス、これからチェックアウトしたお客さんをウボンラチャタニの空港まで送っていくのね。
え・・・?ウボンラチャタニ???
ウボンラチャタニって、ついさっき、どこかで話題にしなかったかしら・・・。
ピンときたはずむ。
そうじゃない!!響君がいる場所だわ!!
ドライバーに、「このバス今からウボンラチャタニに行くんだわよね?」
って聞くと、
「そうです」って返事。
「向こうを出るのは何時?」
「19:00です。」
ってことはさぁ、響くん、このバスに乗ってくれば、今日中にムクダハーンに着けるじゃない。
「ウボンからは満席?」
「いえ、余裕ありますよ」
「じゃ、今からウボンラチャタニにいる友達に連絡するから、その友達も空港から乗せてきてくれる?
彼、バスがないってことで、今日ここに来れないでいるのよ。」
「構いませんよ。お名前は?」
はずむ、響君の名前を伝え、こう言ったの。
「ただ、この後連絡がとれるかどうかわからないから、もし出発時刻までに彼が行かなかったら、待ってなくていいから」
響君には響君の都合があるでしょうし、明日の方が良いなら、かえって迷惑になっちゃうものね。
ドライバーによろしく伝えると、さっそく響君に電話。
「響君、ホテルのバスが19:00に空港を出発するんだって。それに乗れば今日中に来れるわ。どうする?」
って聞くと、
「じゃ、行こうかな・・・」って返事。
かくして、響君とはずむは、今夜再会できることになったのです。よかった。
久々お酒飲みながら募る話もあるし、
今日は里子のXくんもお泊まりの予定。響君はタイ語OKだから、いてもらうと超安心だし、楽しくなりそうよ。

と、どたばたしたけど、とりあえず落ち着いたので、はずむたち4人は、Hくんの車でナショナル・パークへ。
ここは、古代のタイの地形をそのまま残してあるっていう話で、
くじらとか、鳥とか、ワニとか、虎とか、いろんなものに見える岩が、そこここに散らばっている、
岩山みたいな公園なの。
Hくんの奥さんはお腹も大きいので、上までは行かないと言うから、3人で岩山を上ることに。
途中、とつぜん、「イープン?」ってはずむのことが噂されてるのに気付き、振り返った。
結構かわいげな男の子が、そんなはずむに、「こんにちは」って話しかけてきた。
聞くと彼、日系の企業にお勤めしていて、つい数ヶ月前に2週間ほど日本で研修をしてきたんだそう。
一人日本語を理解する人がいると、まわりのタイの人たちもかなり興味があるらしく、
気付いたらはずむのまわりに、たくさんのタイの人の人垣ができていたの。
しばらくお話。
こんなところで日本語が聞けるなんて思ってなかったし、
彼もそれほど日本語ができるわけじゃないんだけど、
日本語・タイ語・英語のチャンポンでお話していると、周りのタイ人の人たちも、妙になっとくした顔してうなずいたり、
その子に通訳を頼んでいろんなこと聞いてきたり・・・。
予測しなかった場所で、とっても楽しいお話タイムを過ごせたわ。
最後に名刺をもらって、「e-mailkでも交換しましょう」って言ってお別れしたの。
思いがけない出会いだったけど、だからこそとっても楽しかったわ。

Xくんといっしょ

一通り公園を歩くと、日も随分傾き、時計は5時をまわった。
Hくんのお兄さん、はずむの持っていた「指さし会話帳」が妙に気に入ったらしく、
ページをぺらぺらめくりながら、いろんなことを話しかけてきてくれる。
この本、作った人ってきっと天才よね。
これ1冊あるだけで、全然コミュニケーションが変わってくるんだから。
下山すると、Hくんの奥さんが待っていた。
車に乗り込んだところで、里子のXくんからHくんに電話。今ホテルに着いたらしい。
急いでホテルに戻ると、いつもと変わらぬXくんの笑顔。
はじめてのホテルでのお泊まりに、ちょっと興奮状態。
ホテルのフロントにはHくんに事情説明を手伝ってもらい、Xくんがここに1泊することと、このあと
響君が同じ部屋に泊まることを説明。
問題ないって言われたので、一安心よ。
Xくん、最初に出会ったときは小学校を卒業したばっかりだったんだけど、今は中学3年生。
身長もずいぶん伸び、大人っぽくなった。
タイでいろんな遊びをしてるはずむだけど、彼に対しては、完全に里親の存在。当たり前だけど(笑)。
なんか、自分の本当の子どもの成長を見るようで、とってもうれしいの。
彼に出会った頃は、はずむ、タイ語なんてあいさつもできない状態だったんだけど、
最近はほんのちょっとだけど、タイ語の単語も口に出せるようになった。
だから、出会った当時だったら想像もつかなかったことだけど、
彼をホテルの部屋に招くこともできるようになったのよね・・・。妙に感慨深い。

部屋に入ると、Xくんが最初にしたことは、ベッドの上でのトランポリン。その次はテレビのスイッチを入れること。(笑)
まだまだガキだわ。
でも、彼の家にはテレビがないから、今回のホテル滞在で一番楽しみにしていたのは、
テレビを見ることらしい。
思う存分、見て構わないわよ。(笑)
しばらくテレビを見てたXくんだけど、ふと立ち上がり、窓から外を眺め、はずむを呼んで外を指さした。
指さす先にはプール。
「なに?あんた、プール行きたいの?」
そう尋ねるはずむにうなずくXくん。
いいわよ。じゃ行きましょ。
プールのフロントに行って、タオルと水着を借り、着替えるといざプールへ。
でも・・・あんた、超寒いわよ。
イサーンの朝と夜は、この時期かなり気温が下がる。
肌寒いのよ。水着ひとつじゃ。
はずむは絶対水には入れないわ・・・って、プールサイドの椅子に腰掛け、タバコ吸ってたんだけど、
Xくん、大興奮。準備運動もしないで、思いっきりプールに飛び込んだ。
でも・・・モノの数十秒泳いだかと思ったら、すぐに上がってきたXくん。
ぶるぶる震えてる。
ね、寒いでしょ。あんた、よく心臓発作起こさなかったわねぇ。
急いで更衣室に引き返し、サウナに入り体を温めると、服を着てお部屋にもどったの。
こんな一瞬しか利用しなかったのに、プール利用料をしっかり170Bもとられたわ。
係のお姉さんに、「明日の昼間のご利用をお待ちしてます」とか言って笑われちゃった。

部屋に戻ると、少しゆったりしたあと、ホテルの最上階にあるレストランへ。
外のナイトバザールで屋台食っていうのもいいんだけど、
せっかくなので、雰囲気のあるレストランでお食事しようと思って。
メニュー見ながら、何注文していいか困ってるXくん。
「ステーキはどう?」って聞くと、笑顔でうなずくXくん。
日本のステーキとくらべれば、固いし、まずい。けど、肉は肉。元気に食べてるXくんを見ながら、幸せなはずむ。
食事中に、ピアノの生演奏と、歌が始まった。
・・・ちょっと場違いかしら。思いっきり大人のムードなんだけど。
でも、他に客もそんなにいないし、子連れの家族とかもいるから、ま、いいわね。

食事を終えると、ナイトバザールに出かけておかいもの。
そろそろ響君が到着する頃だから、ビールとかつまみとかを買っておきましょって思って。
セブンイレブンに入ると、ボンボン、カゴに品物を入れていく。
Xくんもいろいろ買う必要のあるものをカゴに入れていったんだけどね・・・。
最後に買ったものがおかしいの。
鉄でできたハート形の写真立てみたいなのと、いく粒かのキャンディが透明のケースに入った、
プレゼントにするようなモノなのよ。
・・・さては。
前回もどこだかで買い物したときに、同じ様なモノを買わされたんだっけ。
「彼女?」って聞いて、ニヤっとしてやると、恥ずかしそうにうなずくXくん。
あんたって・・・。バリバリノンケの男の子だわ。

響くんもいっしょ

買い物袋をぶらさげて、たらたら歩いてホテルに戻った。
しばらくすると、フロントから電話。響くんが到着ね。
それほど大きくないバッグをポーターに持たせ、響くん登場。
もちろんXくんとは初対面。
でも、はずむとXくんよりも、響くんとXくんの方が、ずっと年が近いじゃない?
しかも響くん、タイ語もOKとくれば、うち解けるのに時間はかからない。
すぐに仲良くなってたわ。まるで兄弟みたい。(笑)
響くんが夕ご飯まだだというので、ホテル近くの食堂へ。
響くんはわかるとして・・・。Xくん、なんであんたまで注文してんのよ?
しかも、響くんのために注文したのかと思ってたら、しっかり自分も食べてる。
さっきあれほど食べたのに・・・。若いのね。
響くんがいくつか並んだ料理の中から一つの料理に手をつけ、一口運んだとたん、何が起こったのか
いきなり飛び上がり、泣き出した。
何?何?何???
響くん、泣きながら料理の皿みつめながら、
「やられたぁ~。思いっきり食べちゃった」って、緑色のとうがらしを指さした。
「これ、むっちゃくちゃ辛いんですよぉ。死ぬほど・・・。」
またまたぁぁぁ、響くんったら、大げさなんだからぁ。しっかりしてるように見えても、まだまだ子どもね。
「辛いのなんて、あたし全然大丈夫よ」とか言いながら、
よせばいいのに、思いっきりその辛いって言う緑色の物体を口に入れてかみ砕いたの。
「○△■★●◎!!」
言葉にならない。
これって、食べ物なの?ってか、何を意図して、こんなものを料理に入れるのかしら。
辛いってより、痛いのよぉ。
痛いから水飲むんだけど、水もしみるの。
仕方ないから、氷を口に入れて、舌を麻痺させる。
ようやく少し落ち着くけど、また氷が切れる頃には痛さが再発。
全然消えないの。痛さ・・・。
しばらく涙が止まらなかったわ。
はずむよりかわいそうなのは、響くん。
彼お腹すいてるから、料理をどんどん食べたいんだけど、どのお皿の料理も熱い。
辛いモノでおかしくなった口に、熱いモノを入れると・・・。みなさんにも想像つくでしょ?
全然食事を進めることのできない響くん。
そんな様子を笑って見てるXくん。
今だから笑えるけど、その時はホント、死にそうだったわ。

そんなこんなで食事を終えて、三人そろってお部屋に戻った。
Xくんはテレビに夢中。はずむと響くんは、ビールで乾杯。
でも・・・せっかくの一緒にイサーンの夜。何か楽しいことも欲しいわよね。
「ねぇ、ねぇ、響くん、街にかわいい子探しに行きましょうか?」
「いいですねぇ。」
飲みながらそんな企てをしていたあたしたち。
けどさぁ、まさかそんな遊びに、まだ中学生のXくんを連れて行くわけにはいかない。
「Xくん、これからはずむと響くん、外にちょっとでかけるけど、部屋で一人でいられるよね?」
って、響くんのタイ語の力を借りて言ってもらった。
でも、Xくん、遠慮がちだけど、明らかにいやがる。
淋しいって。一緒に行きたいって。
そりゃ、無理だわ。
彼が寝てから出かけようかとも思ったんだけど、それも無理そう。
「仕方ないね。明日の夜のお楽しみにしましょ」
ってことで、再び二人で飲み始めたの。
でもね。。。その話をした後から、Xくんの様子がおかしい。
響くんが、「自分のせいで出かけられなくなっちゃったこと、気にしてますね」って言う。
そうね。そんな感じ。
このままこの雰囲気でこの部屋にいるの、ちょっと重苦しいし、Xくんも気にしたまんまでかわいそう。
それに・・・やっぱり、このまま寝るのもつまんない。
ってわけで、午前1時も過ぎた頃、3人で街の散歩にでかけたの。
明日の本格活動のための下見ね。(爆)
Xくんもこれで少し気が晴れるでしょ。
で・・・3人並んで、夜のムクダハーンの街を歩いたんだけど・・・。
ショック。人がいない。ホントにいない。
ホテルからセブンイレブンまでの道って、700mくらいあるんだけど、
途中出会った「生き物」は、犬1匹。
この町、夜はホントに静かだわ。
せっかく出てきたんだからって事で、セブンイレブンへ。本日2度目。
SPYとかいうお酒を何本か買って帰ることに。
響くんは、なにやらウインナーやら野菜やらを、店員さんとおしゃべりしながら買ってる。
レジの他の店員さんも興味津々で、「イープン?イープン?」なんて言ってる。
うらやましいわ。そこまできちんとお話できるなんて。・・・けど、あなた、太るわよ。(爆)
あたしも、ホントにタイ語を勉強しないと。

お部屋に帰って、再びお酒。
結構飲んで、さ、そろそろ寝ましょうか・・・ってことになったのが2:30。
だけど、ここで一つ問題が。
このお部屋、もともとシングルで予約したので、ベッドが2つの部屋なのね。
ここには今3人の人間が・・・。
どっちかのベッドに2人、どっちかに1人でもいいんだけど、そうすると2人のベッドがちと狭い。
さぁ、どうしよう・・・。
で、はずむと響くんの結論は、ベッドを二つくっつけちゃおうってもの。
間に電話の台とかがあるのを、むりやりくっつけ、ベッドを横向きに使って
3人川の字で寝ることに。
明日はXくんの村に行くのね。響くんは田舎初体験。楽しみにしてる様子。
どんな一日になるのかしら・・・。

1月3日(土)

村へ・・・のはずが

昨日は結局ベッドに入ったのが3:00過ぎ。大人でも結構睡眠不足なのに、
Xくん、やけに早起き。7:00には起きて、テレビを見ていたわ。
はずむも響くんも、昨日も結構飲んでるので、なかなか起きられない。
特に響くんは、前回の旅行記を読んでいただいてもわかるとおり、かなり寝起きの悪い人。(笑)
目を覚ましたわね・・・って安心していると、その数秒後には横になっちゃってるから、
かなり気合い入れて起こさないと、絶対にお昼頃まで寝てると思う。
このホテル、もともとははずむ一人で泊まる予定だったから、朝食が一人分しかついてないの。
で、外にお食事に出かけた3人。
まずは、対岸にラオスを臨む、川沿いのタラートにトゥクトゥクで出かけた。
川沿いの道に着くと、双眼鏡を10Bで貸し出してるおっさんから一人一つ借りて、対岸のラオスを偵察。
響くんは明日、この川を渡ってラオスに向かうので、興味津々。

はずむも向こう岸からこちらムクダハーンまでだったら船で渡った経験があるので、
「う~ん・・・あそこが船着き場かしら?あ、あの赤い屋根がはずむの泊まったホテルだと思うわ」
なんて、しばしお話。写真とったり、売られてる品物眺めたり、
ゆったりまわる、朝の市場。
でもね・・・、しばらく歩き回って、帽子を買ったりなんだりしたんだけど、なんだか「食堂」がない・・・。
仕方なくホテルに戻って、響君がドアボーイに尋ねてくれたら、
ホテルの向かいにあったの。けっこうデカイ食堂。建物の裏だったから、わからなかったのね。
お店の方に歩いていくと、なんだかとっても良いにおい。食欲がそそられる。
その元をさぐると、1つはショウガを煮てる鍋、もうひとつは豚肉を甘く煮付けているような鍋だった。
さっそくぶっかけご飯にしてもらうよう注文。
おいしかったわ。

さて、そんなこんなしているうちに、時刻は9:00。
Hくんが迎えに来てくれることになってるの。
今日はHくんの車でXくんの村を訪問する予定なのね。
ま、9:00って約束しても、9時には来ないと思うんだけど・・・。
プラプラホテルに戻って、部屋で出発準備をしていると、30分遅れてHくんから電話。やっぱり遅れたわね。(笑)
ロビーに降りていくと、Hくん、ソファーに座って待っていた。
はずむが声をかけ、響くんとHくんにそれぞれを紹介した。
Hくん、なんだかとっても自慢げに
「今日は友達も一緒に案内しますね。日本語も英語もできます」って言う。
あら、そんなお友達がいるの?
かわいい子だったらいいなぁ~なんて、不埒なことを考えつつ、4人は車に向かったわ。
Hくんの車はトラック型をした車。
響くんが、「一度この荷台に乗って走ってみたいんですよね・・・」って言うので、Hくんに許可をとって、
はずむと響くん、Xくんは荷台に。
初めての経験に、ちょっと興奮気味。
そう言えばタイでは、荷台に乗って運ばれてる人、結構いるわよね。

まずは、Xくんのお家や、Xくんのお友達にお土産を買うために、近くのスーパーマーケットへ。
なんだかんだ買い込んで、買い物袋は4袋に。
はずむも、子どもに出会ったらあげようと思って、チョコレートの小袋をたくさん買い込んだ。
車に戻って、再び出発!!・・・でも、少し走ったと思ったら、すぐにHくん、車を寄せた。
なに、なに、なに???
Hくんにうながされるまま1軒の事務所のような建物に入っていった4人。
そこには、けっこう「イケイケ系」なんだけど、ちょっと「知的」な女性が。
きょろきょろ周りを見回すと、どうやらこの事務所、旅行会社みたい。
Hくんと彼女がお話しているのを、響くんがはずむに通訳してくれる。
「この女の人、今日いっしょに廻るらしいですよ」
え?ってことは、さっきHくんが言ってたお友達って、この女の人のことなのかしら?
「でもさぁ、この事務所、なんか、旅行会社みたいじゃない?」ってはずむが尋ねると
「そうですねぇ。」って、やっぱり心配げな響君。
「まさか、ガイド料とかとるつもりじゃないわよねぇ・・・?」
「まさかねぇ・・・。」
そんな心配をよそに、彼女、すっかりやる気満々。
車を彼女の自家用車に乗り換えて、メンバーは5人に増え、出発することになったの。
響君、せっかくトラックの荷台にご満悦だったのに、ちょっとショック。快適だったのにね・・・。
彼女、Hくんと妙に親しそう。
「この二人、どういう関係?Hくん身重の奥さんいるのに。」
「なんか、デキてるっぽいですよね・・・」
いい加減なうわさ話をしていると、助手席のHくんが振り返って、
「タートパノムに行ったことありますか?」って聞いてきた。
はずむ、以前にシートォングさんに連れて行ってもらったことがあるのよね。このお寺、お正月は
かなり混雑するんだって。新暦のお正月も、やっぱりたくさんの人が集まるらしい。
「あるわ」って答えると、
「正月に1日で9つのお寺を廻ると、幸せになるって言われてるのよ。だから今日廻るの」って、女の子が言う。
・・・まさか。

不安的中。車はXくんの村に曲がる道を通過し、タートパノムに直行。
ひょっとしてひょっとすると、このまま9つもお寺巡りにつきあわされるのかしら・・・。
いやぁぁぁな予感はしたんだけど・・・。
でもね、一方で、
このタートパノムってお寺、なかなか観光客が来るには交通の手段の乏しい所なのね。
初めての響君にとってはいいかもしれない・・・ってことで、だまって連れられていくことに。
車の中で話を聞いていると、どうやら、彼女、今日お寺巡りをもともと予定していたらしくて、
だったらみんなで行けば、その途中でXくんの村に寄れるし、
はずむや響くんを村に案内する上に、いろいろなお寺に案内できるっていう感じで、
親切心から今日の同行を引き受けてくれたらしいの。
営業じゃないらしい。・・・疑ってごめんなさいね。
正直、はずむ、お寺巡りには興味ないけど、
もしイヤなら途中でそう言って帰らせてもらえばいいわけだし、
とりあえずはこの小旅行を楽しみましょってことに。

車がタートパノムに着くと、みんなでお線香やらなにやらを買ってお参り。
寺は人で溢れかえってた。日本の初詣を思い出すわ。
はずむは無宗教だし、大した興味はないんだけど、響くんの様子を見ていて立派だわ。。。って思っちゃった。
(今日はこの後も何度かそういう感想を持つんだけど・・・)
きちんとお祈り?してるし、すっごい真剣な様子。
それに、なんだかいくつかの鐘を鳴らすと幸せになれるとかいうやつを、順番待って鳴らしてるし。
あら?ひょっとして響君、敬虔な仏教となのかしら・・。
すっかりタイ人に同化してるわよ、あなた。(笑)
タイで生活していて、こういう場所に来ると、やっぱりいろいろ感じるところもあるのかな・・・なんて思っちゃった。
だから、「ここまで来れて良かったね」、なんて、響君の背中に声をかけたはずむ。
すっごい楽しそうなんだもの。そうやって嬉しそうな響君見ると、はずむも嬉しいわ。

タートパノムを出るときに、カウボーイがかぶるみたいな帽子を購入。
日本までしっかり持ち帰ったわよ。
Hくんはなにやら焼きおにぎりみたいなのを買っている。
「食べる?」ってくれたその焼きおにぎりを、響君と並んで食べて、一言、「おいしい!!」
日本の焼きおにぎりとは違うんだけど、すっごいおいしかったの。
1個5Bだって。今度またどこかで見かけたら買うわ。
走り出した車の中、Hくんが「お腹すいた?」って聞いてくれた。
そう言えば・・・ちょっと小腹がすいたわね。
途中車を止め、水やらなにやらを買い込んできてくれたHくん。
手渡されたタマゴの串刺しに、興味津々のはずむ。
見たことあるかしら?タマゴ(色的には茶色がかったタマゴね)が3つ、木の枝みたいな棒に串刺しにされてるの。
はずむ、実はサコンからムクダハーンに向かうバスの中でも、売り子が持ってたこれ、
興味があって見てたのよね・・・。
なんでゆで卵、わざわざ棒にさして売ってるのかしら?って。
でも、どうやら中身はゆで卵じゃないみたい。
一瞬、「カンボジアで見た、ひよこがまるまる入ってるヤツじゃないでしょうね?」って不安になりつつ、
おどおど殻を剥いてみると、
中からは明らかにゆで卵とは違う、ふわふわな物体が・・・。
食べてみるとね、なかなかおいしいの。う~ん・・・味としては・・・茶碗蒸し?
ぺろって食べられちゃうし、後味も悪くない。ちょっとお腹は心配だったけど。
先日卵にあたって、お腹こわしてから、卵に敏感だっていう響くんも、この味には満足。
食べてたわ。

いよいよ村へ
愛しさと切なさと心強さと

タートパノムから数十分。ようやく本来の目的のXくんの村へ。
あ、ここまでほとんどXくん登場しなかったけど、「先生」と一緒だってことで、多少は緊張してたみたいだけど、
彼も彼で楽しんでたみたい。
しかもね、昨日の晩にもそう思ったんだけど、彼、響くんになつきまくり。
どこを歩くのも響君にぴったりで、ホントに兄弟みたい。
村を歩きながら写真撮ったりして、Xくんのお家に向かったんだけど・・・。
あら?なんだかいつもと方向が違うわよ???
変に思いながらもついて行くと、来たことのない民家に到着した。
中から彼の兄が出てきてあいさつする。
どういうこと???って思ってると、Hくんが説明してくれた。
彼のお母さん、今出稼ぎに出ているそうで、その間、彼と彼のお兄さんは、おばさんの家に居候してるんだって。
そう、彼のお父さん、去年病気で亡くなったのよね・・・。お母さん、大変だわ。
ここでXくんとはお別れ。いつもだったら、親戚一同といっしょにしばらくお話タイムするとこなんだけど、
今日は他にも村人がやけに少ない。
長居は無用よね。
今回はいっしょにお泊まりできて、楽しかったわ、Xくん。また来るわね。

そこからしばらくは、はずむ、響君、Hくんの3人で村のお散歩。(女の子は車でお留守番)
途中、小さな子ども達とそのお母さん達が集まってお話しているところを通りかかったので、
買ってきた小分けされたチョコレートを配ったのね。
でも・・・ここで、ちょっとしたエピソード。ってか、深く反省したはずむ。
怖がって近寄って来ない子とかもいて、全員にあげようと思ってたはずむは、
おいでおいでしてみたり、家の垣根から手を伸ばして中にいる子どもにチョコレート渡そうとしてたんだけど、
突然後ろから響君が
「お庭に入らせてもらって渡した方がいいんじゃないですか?」って、ちょっと声のトーンを落としてはずむに言ったの。
その瞬間、昔感じた気持ちと記憶がよみがえって、すっごく罪悪感にとらわれたはずむ。
はずむが以前にメーホンソンに山岳民族の村を訪れるために行ったときのこと。
ガイドさんが、「山岳民族の村に訪れる際には、お菓子をたくさん買っていってください。
出会った子どもに配れば、それが挨拶になりますから」
って言うので、はずむ、言われたとおりたくさんのお菓子を買い込んで出かけたのね。
で、実際に村を訪れて、寄ってくる子どもにお菓子を配ってたんだけど・・・。
最初はすっごく嬉しくて、子どもの視線まで腰を下ろして渡してたんだけど、
だんだん人数も増えて来ちゃって、ポンポン配ってるウチに、
なんとなく、自分が動物に餌をあげてるような気分になって来ちゃって、すごくイヤだったのね。
結局近くにいた大人の人に袋ごと渡して、配ってもらったんだ。
今、響くんは、はずむが家の垣根越しからチョコレートを配る姿を見て、
あの時のはずむと同じような気持ちになったんだと、その響君のトーンを落とした声に、気付いちゃったの。
垣根の外、手を伸ばしたり、おいでおいでしたりしてチョコレート配ってるなんて、
響君からみたら、檻の中にいる動物に餌をあげてるみたいで、いたたまれなかったんだと思うわ。
はずむ、・・・なんて言えばいいのかしら。恥ずかしくて、つらくて、
「そうね。そうするべきよね」って辛うじて一言響君に言って、
お庭まで入らせてもらって、手渡したの。
響くんって、ベビーフェイスの20代半ば。はずむとは10歳近く年の離れた若い子。
ノンケのHくんにまで「lovelyだ」と言わしめるほどの、幼さの残る人。
でも、はずむが響くんとお話したり一緒に過ごしたりするのが好きなのは、
そんな響君の中身が、とってもしっかりしていて、お話しするのがとても楽しいからなのね。
今回も「やっぱり彼、感受性が鋭い!!」って思ったはずむ。それでもって、感じただけじゃなく、
「はずむさん、それはおかしいよ」ってことを、しっかり声を出し伝えてくれたことが、とっても嬉しかった。
この時点ではそれ以上このことについてはお話しなかったけど、
夜にでもお話しようって、心に決めたはずむです。

さて、子ども達とさよならをして、さらにしばらくお散歩。
響くん、イサーンの田舎を歩くのは初めて。いろんなことが気になる様子で、
Hくんにいろいろ聞いてる。
でも、なんか会話がおかしいの。
響くんはHくんにタイ語で質問をするのね。でも、Hくんは英語で返事をしてるの。
Hくんの英語、決して上手じゃないから、響君、理解出来ない部分多々あり。(笑)
きっと、はずむとお話するときはほとんど英語だから、それが癖になっちゃってるのね。
後で響君が
「な~んでタイ語で話しかけてるのに、英語で答えるんでしょうね???」って不思議がってたけど・・・
ホントだわ。(笑)

もっともっと村にいて、もっともっとゆったり歩きたい。
でも、車では彼女が待ってるし、そんなにのんびりもできない。
いつもはホテルの車をチャーターして来るから、案外最近はじっくり過ごせるんだけどなぁ・・・。
でも、今日はとにかく人が少ない。
そんなに長居しても今回は仕方ないわね・・・ってことで、車に戻って、村を去った4人。

車に乗り込み、さぁ、街に帰るのね。この後はどうしようかしら???って考えていたら、
車は1軒のお寺に入っていった。
・・・まさか。
そう。この後はお話どおり、9つのお寺巡り再開らしいの。(爆)しっかりいっしょにつきあわされるらしい。



はずむ自身、お寺にはまったく興味なし。
ねぇ、ねぇ、このまんまつきあわされるなら、途中でお別れして帰ろうかしら・・・。
お寺も6軒目になったころ、響君に
「どうする?ここからなら街までそんなに距離ないし、サムローで帰る?」って聞いたはずむ。
すると、響君、
「自分的にはけっこう興味あるんで、全部まわってみたいです」っていう返事。
あら!!はずむ、響君が退屈してるんじゃないかしら・・・って心配してたんだけど、
響君がそう言う風に感じてるなら、ノープロブレム。はずむもおつきあいします。(笑)
結局9軒。説法を聞いたり、なにやら神聖な水をぶっかけられたりしたけど、
途中の1軒のお寺では、お坊さんの徳なんでしょうね・・・。こんなはずむでも、なんとなく厳かな気分に
させられたお寺もあって、お坊さんからお守りまでいただいて、嬉しかったりで、
なんだかんだ言いながらも、絶対自分だけでは体験できなかったこの小旅行に、かなり満足のはずむ。
響君はもっともっと、厳粛な気分だったんだと思う。
お寺を去るときにも、車に乗る前に振り返り再拝してる姿とか見ると、
すっかりタイの人みたい。文句言ってるあたしが恥ずかしくなってきたの。(爆)
タイ好きを名乗っていても、あたしったら、まだまだだわ・・・。

すべてのお寺を回り終わったのは5時過ぎ。
お参り終わったから、ごちそう食べましょっていう彼女の提案で、
イサーン料理店へ。
真っ暗な中、ろうそくの明かりだけで囲む食卓。
イサーン最後の夜にふさわしい、素敵な晩餐だわ。
たくさんお話もしたし、けっこう飲んだ。
彼女、聞くとちょっと前に2週間日本に滞在してたんだって。で、はずむのお家の近くに
おじさんが住んでいるらしい。
ほんとにすぐ側だから、びっくりして大声上げちゃった。世界って狭いわ。(笑)
「この後はどうするの?飲みに行く?それともカラオケに行く?」って誘われたんだけど、
あたし達ったら、できればかわいい子に出会いたい!!みたいな下心があるので、丁重にお断りし、
ホテルのロビーでお別れしたの。
本当に貴重な体験をさせていただいたわ。
途中、「営業?」なんて疑っちゃったけど、本当に善意で案内してくださったお二人に、本当に感謝。

さて、部屋に戻ると、すぐに夜の街へ出かけたはずむと響君。
こんな街でナンパができるわけもないんだけど、かわいい子でもいて、声かけるチャンスがあれば・・・とか、
昔シートォングさんと一緒に連れて行かれて、入らずに退散したおかまバーがあるんだけど、
そこに行って情報を仕入れようかしら・・・とか、いろいろ目論んだの。
でも、そうそう簡単に物事が進むわけもなく(爆)
しばらく屋台をひやかしたり、夜の街を歩いていると・・・、響くんレーダーがかわいい子キャッチ!!
食堂で一人で淋しくお酒飲んでる子を発見したのね。
「どうするよ、ねぇ、どうするよぉぉぉぉ!!」って興奮状態の二人。
とりあえず、あたし達も食堂に入って、様子を見ましょってことで、席に着いた。
イサーン顔の・・・20歳前後?
一人で飲みながら、時々携帯なんかいじってる。
しばらく「いや、かわいいわね」「でも、なんか、ふられやけ酒っぽくないですか?」「誰かと待ち合わせ?」
なんて、勝手気ままにうわさ話してたのね。
響くん、彼の席に寄っていって、「灰皿貸して」なんて、どうにかアプローチするんだけど、
それ以上にはなにもなし。
そしたらね・・・そのうち彼、急にスクっと立ち上がると、近くに置いてあったバイクにまたがった。
あら、帰っちゃうのかしら・・・。
でも・・・かなり酔っぱらってるみたいよ。大丈夫???それに・・・
あなた、お金払った?
バイクのエンジンをかけ、今走りだそうとする彼に向かって、お店の人が駆け寄った。
酔っぱらいボーイ、酔っぱらい過ぎて、食い逃げしちゃうとこだったらしい。(笑)
気をつけてお帰りなさいね・・・。

結局ムクダハーン最後の晩はなにもなく、人っ子ひとりいなくなっちゃうような時間帯に。
いいわね、響君。今夜も二人で飲みましょ!!ってことで、ウイスキーやら何やらを買い込み、部屋に戻った二人。
はずむ、明日は5:00の車でウボンラチャタニに移動の予定だから、
今夜は一晩、徹夜でつきあってもらうから、覚悟してね、響君。
そっから先は・・・話しながら結構飲んだ二人。
響くんとお話してると、やっぱり楽しい。きっと、年も見た目もまったく異なる二人だけど(深く追求しないでね)
人間的な部分で似た部分がたくさんあるんだと思う。
昼間の「チョコレート事件」の話とかもしたり、夜も更けるまで、話題は尽きない。
けど・・・、やっぱりベッドにごろんとなっちゃった響くん。
やだぁ~ん、今夜はオールだって言ったじゃない!!
響くんったら、飲み始めるとかなりハイペースなんだけど、ある時がくると突然オネムになっちゃうのよね・・・。
くすぐろうと、転がそうと、起きられない響君。
・・・あと1時間じゃ、あたし寝たら起きられないわよぉぉぉぉぉぉ!!!
とぉぉぉぉっても起きられるかどうかに不安を感じつつ、でも、一人で起きてるのもばからしいので、
目覚まし二つかけて、ベッドに入ったはずむ。
そのまますぐに眠りに落ちたの。

1月4日(日)

バンコクへ


「響君・・・起きて・・・」
ささやくはずむに、眠そうに起き出す響くん。
昨日・・・ってか、「さっき」、3時にベッドに入ったけど、4時には再びベッドを出たはずむ。
これから、5時のホテルリムジンでウボンラチャタニまで移動して、そこから飛行機でバンコクへ移動の予定。
響くんは今日、このムクダハーンから対岸のラオスへ移動の予定だから、
はずむの名前で借りたホテルだけど、チェックアウトタイムまで使ってもらうことになってるの。
でも・・・言葉も交わさずに出発しちゃうわけにいかないでしょ?
不倫関係の男と女じゃないんだから。(笑)
ってわけで、明らかに眠い響君を起こすのは忍びなかったんだけど、
ちょっとだけ起きてもらうことに。
「また機会があれば一緒に旅をしたいわ。ラオス楽しんでね」
「はい。はずむさんも気をつけて」
ってお別れの言葉を交わして、はずむはホテルをチェックアウト。リムジンでウボンラチャタニ空港へ。
・・・熟睡。気付いたら空港に到着してたわ。
このリムジン、はずむ以外にはタイ人の女性客しかいなかったんだけど、
空港で車を降りたとき、彼女が100B札を数枚、ドライバーに渡してるのが目に入った。
あたし、手には20B札をチップとしてにぎってたんだけど、
あら?そんなにチップ渡すものなの??なんて、寝ぼけた状態でびっくらこいちゃって、
でも、寝ぼけていながらも、数百B渡渡すのはあまりに多くない???って疑問もあって、
結果、あわてて50B札2枚にかえて渡したの。
あとでよくよく考えてみたら。。。はずむはチェックアウトの時に車のお金、支払ってあったんだけど、
彼女はドライバーに直接代金を支払ったんじゃないかしら?
だって、300Bのリムジンで、同額くらいのチップって、どう考えても多いでしょ?(笑)
人間、寝ぼけてると、ホントに正常に思考が働かないモノなのね・・・って実感しました。

チェックインを早めに済ませて、タバコを吸ったり、両替したりで時間をつぶした。
搭乗時刻になったので、飛行機に乗り込むと、すぐに飛行機は離陸。
イサーンの村の景色を眺めていると、あっという間にバンコクに到着した。
バンコクに到着すると、迷うことなく某ホテルに向かったはずむ。ここのヘルスセンターの
マッサージ、朝からやってるし、けっこうお気に入りの場所。
受付のおばちゃんに、「アルバム見せて」って頼むと、見せてはくれたんだけど・・・
一人しかいないって。(爆)選ぶ余地なし。
単にマッサージがうけたいので、どうでもいいやってことでお願いしたの。
でも・・・痛い、痛い。こすりつけるようなマッサージなのよね。
ヒリヒリしちゃって、「痛いわ!!」って叫んじゃった。
ホントに、マッサージって、上手い、ヘタがはっきり出るわよね。
チップもそこそこにして出てきたわ。
さて、某ホテルを出て、今夜お泊まりの自分のホテルへタクシーで移動。
捕まえたタクシーの運ちゃんに、「シーロム ソイ ハー」って言ったら、
ニコって笑ってメーターを入れてくれた。
多分、あたしが下手なタイ語で行き先を言ったので、おもしろかったのと、
英語で横柄に行き先を告げなかったから、なんとなく嬉しかったのとで、笑顔が出たんじゃないかな・・・。
なんとなくそんな風に感じたの。はずむも嬉しかった。
・・・んでもって、今日もそんなに道は混んでいなくて、けっこう早くにホテルに到着。
チェックインよ。残念ながら、今日はアップグレイドはなし。(爆)
お部屋に入ると、即服を脱ぎ捨て、バスルームへ。
以前にある常連さんから、「はずむの髪型がぼさぼさだ」っていう情報が提供されたし、
はずむに実際お会いになられた方は、そういう印象をお持ちかもしれないんだけど、(笑)
アタシったらかなりのクセっ毛なのね。
だから、髪が長い時に、ドライヤーのないホテルに泊まっちゃうと、最悪なの・・・。
久々、ドライヤーのあるホテルなので、さっそくシャワーを浴びて、髪を洗い、ひげをあててすっきり。
洗濯までしっかりこなし、かなりのまったりムード。
最終日だってのに、いけない、いけない。ご活動よぉぉ!!!ってことで、
外に出て、シーロムのKING BARGERでお昼ご飯を食べたら、
今度はT マッサージへ。
あたしったら、1日何回マッサージを受ければ気が済むのかしら・・・。
ここ、情報によると、男の子の中から指名出来るって話なんだけど、
あたし、一度も指名できたためしがないのよね・・・。
でも、その割に、外れたことがないの。
今回もしっかりていねいにマッサージしてもらったし、かわいい感じの子。
気持ちよかったわ。

おみやげ、おみやげ

あたしったら、もう相当回数バンコクには来てるし、
今更おみやげもないんだけど、
ほら、はずむ、4月に部署を異動したでしょ?
夏の頃にはまだ人間関係もあんまり築けていなかったから、たいしてお土産なんて考えもしなかったんだけど、
今回はかなり、仲良くなった職場の人たちもいるから、
久々お土産でも買いに、ショッピングでもしましょ・・・ってことで、
タクシー拾って、WTCに向かおうとしたのね。
BTSで移動してもいいんだけど、待つ時間と、あの、長い階段をのぼりおりするのって、けっこう億劫。
あたしも年をとったってことかしら・・・。
で、ラマⅣ通りでタクシーを捕まえたんだけど、
「ワールドトレードセンターね」って言ったら、ドライバー、はずむを頭のてっぺんから足先まで一瞥したあと、
「100B」って一言。
思いっきりドアを閉めてやって、「ケッ」って言ってやってから、
次のタクシーを捕まえる。
ヤな感じよね。未だにいるんだ。。。ああいうドライバー。

WTCに来たのは、食べ物関係のお土産を伊勢丹で買おうと思ったからなの。
職場で配るお土産って、結局食べ物が一番無難でしょ?
安い小物なんて買いあさって帰ったって、「なんでこんなもの買ってきたの?」って言われちゃいそうだし。
あたし、そういう点ではお買い物苦手だし、ケチだから、
たかが職場のお知り合いなのに、何十人にも一人あたり100B以上のものなんて、
絶対買って帰りたくないのよね・・・。
でも、空港で買うお土産って・・・高い。町中の免税店だって、案外いい値段するでしょ?
伊勢丹の食料品売り場なら、掘り出し物あるかも・・・なんて気分で出かけたの。
はずむ、伊勢丹でのお買い物って、初体験。
食料品売り場は日本の感覚で、地下だって決めつけてたんだけど、最上階なのね・・・。
食料品売り場に到着すると・・・いやぁぁぁぁ、ここだけすっかり日本だわ。
日本人てんこもり。(笑)
なにかいいものないかしら・・・って物色を始めたんだけど、
けっこうあるある。
なんで今までここに来なかったのかしら。。。って思うくらい、タイのお土産として持ち帰るのに
十分な商品が、思ったより安く手にはいるのね。
はずむが真っ先に目をつけたのは、
イサーンの名物料理、ラーブ味のプリッツ。
1つに12箱のプリッツが入ってて、結構安いの。
これなら気軽にあげられるし、もらった方も、裸のチョコレートとかクッキーをもらってすぐ食べなきゃいけないのより、
しばらくとっておけるから、いいじゃない?
箱にはタイ文字も印刷されてるし、写真もいっぱい印刷されてるし。
で、思わずカゴに、5つ・・・つまり60箱分のプリッツを入れたの。
そのほかにもあまりに安いし、お土産っぽいものがたくさんあるので、なんだかんだ買い込んで、
レジで会計を済ませると、買い物袋4つ・・・。大荷物になっちゃった。(爆)
・・・あたしったら、なんで後先考えずに買い物しちゃうのかしらね・・・。
でも、そんなに買っても1000Bなんだから、安いわ・・・。日本でこんなに買い物したら、いくらかかるのかしら。

・・・てなわけで、買い物袋4袋を抱えて伊勢丹をあとにして、はずむはWTC向かいの民芸品店に移動。
ここでは「お菓子でおみやげ」ってワケにはいかない(笑)親しいお友達に数点お土産を購入したの。
いろんなものを買い込んで、結局すっげぇぇぇ大荷物抱えて歩くことに。
お店を出ると、そっこータクシー捕まえて、ホテルに戻ったはずむです。

Last Night

ホテルに戻ると、響くんに電話。響君ったら、さっそくラオスで、お友達(響くん曰く、おっさんひとりと女の子2人)作って、
いっしょにご飯を食べてるって。
やっぱ、ラオスもタイ語ができると強いのよねぇ・・・。
んで、その後すぐに、ルークさんにお電話すると、これから夕飯をとって、GOGOに出かけるってお話なので、
9:30にGOGOで合流する約束をして、
はずむは夕飯を食べに食堂へ。
カオパット(やっぱりこれが一番だわ)を食べてから、お土産屋台なんかをながめつつ、
時間の少し前にGOGOに到着したの。

まずは「B」へ。一人だけ「いいわ・・・」って思う子を発見。でも、焦らない、焦らない(笑)。
約束の時間になったので、「F」に行くと、ルークさんとユウトさんがいらしてた。
「F」ったら、今日はあんまりストライクゾーンの子が多くないわ。
ってか・・・ここではずむ、「ほんとに人のタイプって、それぞれだわぁ・・・」って実感。
ルークさんとはかぶる部分が割とあるんだけど、ユウトさんとは絶対にかぶらない。(爆)
「あの子、いいわ」っていうユウトさんの言葉で、なんど「えぇぇぇっっ!!」って絶叫させられたことか・・・。
上手く出来てるわ、世の中。(笑)
そんなこんなで、しばらく店内を眺めていると、髪型とか体つきは違うんだけど、顔のそっくりな二人を発見。
隣にいたルークさんに「あの二人、兄弟ね・・・」って言うと、
「まさかぁ・・・」ってウエイターに聞いてくれた。
・・・やっぱり兄弟だったの。
どっちもイケるんだけど、お兄さんの方はモロタイプ。昔大好きだった男の子に似てるのよ。
「二人ともオフしたら?」
なんて冷やかされたんだけど、それはちょっと・・・。
それに、タイプではあるんだけど、なんとなく「慣れきった」雰囲気を醸し出してる彼。
結局その場では踏み切れなくて、もう一度みんなで「B」に行ってみて、さっきの「いいわ・・・」って思った子と
比べてみましょ・・・ってことにして、みなさんで「B」に移動したの。
さて、再び「B」に入ると、やっぱり目につくのはさっきの子。
かわいいわ。
しばらく眺めてたんだけど、「やっぱりいいわね。この子にしましょ」って呼ぼうと思った瞬間・・・。
店の中にも入らないで、外から指名した客がいるらしく、
さっさと着替えて、お出かけしちゃった。
・・・ショック。とられたわぁ~!!
店の中ではつまらないショータイムが始まっちゃったし、もうだめ。
さっきの兄弟のお兄ちゃんの方をオフすることに決めて、店に入るのもめんどうくさいので、
店の外からウエイターに声をかけた。
数分後、唐突にオフされて出てきた彼とご対面。やっぱりかわいい!!
そのままみんなで「N」へ移動。
あら・・・。このお店、はずむ好みの子がたくさんいるわ・・・。初めて入ったけど。今度はここにも来ましょっと。
かなりタイプの子もいたんだけど、今日はやっぱり隣に座ってかわいい笑顔を見せてくれる、この子が一番だわ。
見れば見るほど、ほんと、そっくりなのよ。昔大好きで、一日中考えていても飽きなかった、大好きな子に。
最高の気分。
ルークさんは、すでに知っていたという子をオフすることに決めたそうで、
お店を出たところでみなさんとはお別れ。
はずむは彼といっしょにホテルまで歩いたの。
途中お酒も買ったりして・・・。

部屋に入ると、いっしょにお酒を飲みながらお話。
彼の名前はSくん。詳しくは書けないけど、タイ語の意味を聞いたら、超かっこよかった。
チェンマイ出身の21歳よ。
ムエタイをやっていたそうで、体は締まってるし、
何より笑顔がステキ。
一瞬、バック受けなんてほとんど経験のないはずむなのに、
「この子にだったら掘られても・・・」なんて気持ちが揺らいだくらいよ(爆)。準備不足で実現しなかったけど。
すっごい燃えたわ。
彼、明日の午前中に田舎にバスで帰るんだそう。
空港まで・・・って思わなくもなかったんだけど、荷物の整理とかもしなきゃいけないし、
早朝にお別れ。
「こっちはキミへのチップ。こっちは田舎の家族にお土産でも買ってね」って言うと、
嬉しそうにワイでお礼を言って帰っていったわ。
また会えるかな・・・。

彼が帰ると、はずむは旅したくは起きてから。。。ってことにして、仮眠をとるためベッドに入ったの。

1月5日(月)

帰国

朝モーニングコールをお願いしたはずなのに、鳴った記憶がない。(爆)いつ鳴ったのかしら???
辛うじて日本の携帯の電池が残ってたから、そっちの目覚ましもかけておいたんだけど、
・・・よかったわ。危うく寝過ごすとこだった。
6時に起床。
身支度をして、レストランで朝食を食べ、チェックアウト。
タクシーを呼んでもらったんだけど、メーターじゃなくて350Bだってドアボーイが言う。
なんでなのか理由はよくわからなかったんだけど、ま、いいわ。最終日だし。
車の中で100B高速代金として渡したから、降りたときには250B+若干のチップしか渡さなかったんだけど、
大丈夫だったかしら・・・。
気の弱そうなおじちゃんだったから、ちょっと気になったはずむ。
空港の中に入ると、セキュリティーチェックを受けて、チェックイン。重いスーツケースから解放されて、
空港の中をフラフラ。
さっきのセキュリティーチェックのところにいた、係員の子が無茶苦茶かわいかったので、
遠くから写真を1枚。
でも、満足できなくて、
「近くで一枚撮っていい?」って勇気を振り絞って頼んだら、・・・断られちゃった。
そりゃ、そうね。お仕事中だものね。
ちょっと残念だわ。
しばらく空港外にあるオープンテラス風の喫茶店でコーヒーを飲みながら日記を書く。
今回はいつもと違って、何日か分をあとからまとめて思い返し、書いてることが多い。
けど、けっこう細かいところまで思い出せて書けてるわ。それだけインパクトの強い旅だったのかも。
ここでもけっこう夢中になって書いてたから、あっという間にBoarding Timeの50分前に。
そろそろ行かないと・・・。
お金を払って出国審査を通り、免税店街へ。
タバコを買って、まだけっこうバーツが残っていたので、
ここでもまたまた考えなしのはずむ。お花の箱を4箱も買っちゃった。(笑)
誰にあげるんだか。。。でも、このお花、最近買って帰ること多いんだけど、わりと評判いいのよね。
長持ちするし。
(実際、その中の1箱は、自分のお部屋に飾ってるんだけど、今日1/24現在も
しっかり咲いてます。ホント長持ちね。)

時間になったのでゲートへ。
まずは香港までTGで移動よ。
窓側の席をリクエストしたけど、となりの2席は空席。
帰りの便って、いっつも日本人たくさんだから、日記を書くの、かなり躊躇するのね。覗かれたらいやだわ・・・って。
だから今日はかなり快適。日記がしっかり書ける環境よ。
香港で乗り換えたANAも、同じく隣は空席。
とにかく、何度も言うけど、今回は日記をまとめ書きしてるから、この時間は貴重。
でも、さすがに数時間書き続けてると疲れてきて、後半はうとうとしたわ。
香港での乗り換えは1時間。香港では行きも帰りも、熱を測られた。
厳しいのね。
香港からのANAは、やっぱり日系。
機内食がおいしいわ。
特に「おそば」は、帰国者に感動を与えるメニューだって思う。なんだかほっとするもの。

さてさて、そんなこんなで20:00に成田到着。
飛行機を降りると、そちこちに門松やらなんやらのお正月飾りのディスプレイ。
そっか・・・。お正月なのよね・・・。
飛行機はそんなに混んでなかったのに、入国審査は激混み。長蛇の列。
やだわ・・・。帰国したのに、なんでこんなに最後の最後、並ばなきゃいけないのかしら???
いらいらしつつ並んでると、
「○○から帰国されたみなさんは、こちらで審査をお受けください」って係員が叫んでて、
何人かの旅行者がそちらに誘導されてたの。
なんで?なんで?特別扱い???って、むかついてたんだけど、
あとで考えたら、SARS発症のあった地域からの帰国者だったみたい。
また今年もSARSに脅威を感じなきゃいけないのかしらね・・・。

入国審査が終わり、荷物をピックアップすると、いよいよ税関。
今回はカンボジアでタバコ3カートン、バンコク免税店で2カートン買ってきてるから、
たかが数千円のためにドキドキするのもイヤなので、申告アリのレーンに並んだの。
係員、若くて感じの良いお兄さん。
「カンボジアのタバコ3カートンがスーツケースに、あとこの免税店の袋にバンコクからの2カートンが入ってるの。」
って申告すると、
「わかりました。そちらのお花は検疫通しましたか?」
って聞くお兄さん。え?あたしったら、これまで数回この花買ってきたけど、検疫なんか通したことないわよ?
ヤバ。
「まだです」
って答えると、係員のお兄さん、
「では、タバコの書類を作成しておきますので、そちらを検疫に通してからお戻りください」って言うので、
はずむは花4箱を抱えて検疫へ。
空港で買ったんだから、大丈夫でしょ・・・?
検疫で4箱を差し出すと、係のお姉さんが、
「3箱調べて、何もなければ、あとの1箱も大丈夫ということになります」って、3箱だけ開封したの。
なんで3箱なの???2箱でも良さそうだし、逆に、どうせなら4箱調べたって良さそうなモノなのに。。。
当然ながら、問題は発見されず、無事解放されたの。

さて、さっきのレーンに戻ると、お兄さんが笑顔で「こっちですよ」って手招きしてくれた。
「タバコですが、2カートンまでは免税なので、3カートンが課税対象なんですけど、1カートンは
すでに開封されてますよね?」
って言う。
えぇ。バンコクの空港でタバコが切れたので、開封したの」って答えると、
「では、その1カートンは免税で、2カートン分でいいですよ」って言ってくれたの。
あら?それって、どういうからくり?開封したとは言え、1箱しか吸ってないのに。
だったら今後は、買ったタバコすべて開封して持ち帰ろうかしら・・・。(笑)
でも、きっと「カンボジアで安く買ってきたタバコに高い税金かけるのは可哀想だから、1カートン分まけてやろう」とでも
思ってくれたんだと思うの。嬉しかったわ。
で、結局税金は2400円。タバコ自体は1カートン2$ちょっとだったのに。税金って高いわよね・・・。
支払いを済ませ、無事解放されたはずむ。
結局荷物は中を見られなかったの。
一時期はしょっちゅう開けられてたのに、最近はあんまり開けられなくなった。
訪タイが多いと、逆に疑われなくなるのかしらね・・・。

ということで、無事帰国。列車を乗り継ぎ、お家に到着したのは日付が変わってから。
明日は・・・ってか、もう、今日だわ、お仕事がしっかり待ってる。
現実に戻ってきたのね・・・。
しっかり頑張るわ。



こうしてはずむの12日間の旅が終わりました。レイアウトの関係もあるのかもしれないけれど、
とっても長くなってしまったわ。
最後までおつきあいくださったみなさん、本当にありがとね。
読後のご意見、お叱り、感想等を掲示板やメールでいただけると嬉しいです。
では。


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はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2003年秋
旅行記復刻版⑩

2003年10月31日~2003年11月3日のタイ旅行記

10月30日(金)10月31日(土) つまり、寝なかったあたし

出発の時

今日から4日間の訪タイ。でも、今回はどうしてもはずせないお仕事があったのと、
3連休の前にお仕事お休みすることに、ちょっと抵抗があったから、
午前中に少し出勤してお仕事してからの出発だったから、けっこう慌ただしいスタート
だったの。
朝起きて、職場に行って、お仕事。11時に職場を出て、お家に帰って、最終出発確認
をして、タクシー呼んでホテルに向かったはずむ。
かなり時間的にタイトになるハズだったんだけど・・・。なぜかけっこう余裕が出来て、
嬉しい誤算。
駅のロッテリアでコーヒーを飲みながら、
「あら、あたしったら前回と同じ事やってるわ・・・」なんて自分ツッコミ入れつつ、
特急を待ったはずむ。
列車に乗り込み、新宿で成田エクスプレスに乗り換えたんだけど・・・
JRのお偉いさん、もしごらんになってたら一考いただきたいの・・・。
成田エクスプレスのホームって、なんであんなに不便なの???
エスカレーターついてないから、荷物かかえて階段上らなくちゃいけないし、
ホームには英語の表記がほとんどない。
日本人のアタシ的には、文句を言うところじゃないと思うんだけど、
そのおかげで、何人かの外国人に、ホームでは乗車口について、列車の中では
座席について、尋ねられたわ・・・。不親切だと思うのはあたしだけかしら・・・。

出発の2時間15分前に空港につくと、さっそくなによりもチェックインを済ませて、まったり
落ち着きましょってことで、チェックインカウンターへ。
空港は、予想以上の大混雑。
チェックインカウンター(UA)なんて、長蛇の列で、自分の番が来るまでに、
30分以上かかったわ。
・・・これは、「まったり」どころじゃないかも・・・って、不安がよぎり、
手続きをどんどん済ませましょ・・・って、セキュリティチェックに向かったら、案の定大混雑。
あんな混雑、初めてかも知れない。
たかが3連休なのに、みなさん、一体どこにでかけるの?
しかも、あぁ~た、今日は平日、金曜日よ・・・?
ま、自分もその中の一人だから、文句も言えない・・・。(汗)
ここまで混雑と言うことは・・・当然のことながら、出国審査も大混雑。
もう半分、あきらめモード。
でもね、そんな気分でなが~い列に並んでいたら、途中でひとつ、新たに審査場が開いたの。
脱兎のごとく駆け出す数人。
あたしももちろん、駆け込んだ。今まで自分が並んでいた列より、
10人は早く廻る計算の位置。
「よかった・・・。これで少しはマシね・・・」ってほっとしたのもつかの間・・・、
なんだかやけに遅いのよ。もともと自分が並んでいた列は、どんどん人が流れていくのに、
並び替えたこの列は、2分くらい経っても、一人も動かないみたいな感じ。
後ろに並んでいた外国人カップルも、英語で、「全然動かないわね・・・」なんてキレ気味。
なんで?なんで???って思っていたら、気付いたわ。
あたしの並んでいる列に駆け込んだ人、ほとんどが「外国人」なの。
外国人って、「出入国カード」が必要じゃない?
日本人はパスポートだけだけど、外国人はこのカードのチェックがあるから、
時間がかかるのね。
しかも、この出入国カード、やたらと記入漏れの外国人が多いらしくて、
つっかえされて書き直している人、書き直したカードで再度チェックを受けてる人が
入り乱れてるから、すっごい時間がかかってるらしい。
今回できた、はずむの教訓。
「外国人が多く並んでいる出国審査には並ばない方が良い」よ。いや、マジで。
なんだかんだでゲートに着いたのは、出発の30分前。タバコを吸ってゲートへ行くと、
もう搭乗手続きが始まって流れに流されるまま、飛行機までのバスに乗り込んだ。
今回は行きは搭乗も降機もバスだったわ。
ほぼ満席。しかも、どうしても窓側がいいぃぃぃぃぃぃっっ!!って、
チェックインの時駄々こねたら、座席は飛行機の後ろから2番目の位置だった。
知らなかったんだけど、飛行機の最後列って、他の場所は窓側3席なのに、
2席になってるのね。
しかも、窓側の座席は、壁から少し離れた場所にあるから、よっかかって眠れない・・・。
最悪・・・。
でも、その分足下は余裕があるし、なにせ疲れてたから、しっかり睡眠がとれたの。
不幸中の幸いだったわ。

初日のバンコクの夜・・・朝への入り口

ドンムアンには、定刻より20分ほど早く到着。・・・けど、やっぱりここも、大混雑。
結局1時間近くかかって、税関をくぐったはずむ。
今回は最初の二日間、ここのHPにも訪れてくれたこともある、在住の響くんと過ごす予定。
彼とは前回の訪タイの時に、
オフ会で初めて顔合わせして(その前からHPを訪問してくださっていたのよ)
その後もメールでやりとりするうちに、仲良くなることの出来たお友達なの。
とは言え、はずむとは一回り近く年は違うし、はずむとは比較にならないくらい、かわいい、
GOGOで踊っていてもおかしくないような男の子よ。
彼が空港まで迎えに来てくれていて、これまた混んでいるタクシーカウンターに並び、
今回のホテル、トリニティシーロムへ移動。
ホテルに着くと、荷物を置くのももどかしく、夜の町へ繰り出した二人。
今夜は、タクシーの中で打ち合わせたんだけど、GOGOでボーイ君をオフしてきて、
一晩中飲み明かしましょって計画なの。
でも、時刻は1:00。入ったGOGOはフューチャーだったんだけど、もうショーが佳境。
すぐにショーは終了して、最後の売り込みラッシュ。DJは絶叫し、音楽は最大ボリューム。
ボーイ達は、もう、誰がどこに立ってるのかも数秒単位で変わっちゃうほどのめまぐるしい
動きを繰り返してる。
日本から着いたばっかりのあたしとしては、この勢いには着いていけない。
あれよ、あれよという間に、お店は閉店の時刻に。さっさと灯りがつき、
店員が椅子やらテーブルやらを片づけはじめちゃった。
やだ・・・。
マネージャーが寄ってきて、
「気に入られた子はいますか?」って聞いてくる。・・・気に入ったもなにも・・・とか思いつつ、
口は裏腹で、
「○○○番のウエイターがいいわ」なんて指名しちゃった。
こんな勢いの中でも、あたしったら、しっかりチェックしてたのね。
日本野鳥の会にでも入れば、この特技、生かせるかも知れない。(笑)
はずむのこの早業と、自分のタイプとあまりにかけ離れた子を指名したことに、
あんぐり口あいちゃうほどあっけにとられてる響くん。
彼ね、バンコク在住なんだけど、お遊びなんか全然しないらしくて、GOGOなんかは
指名はおろか、入ったことも数えるほどしかないんだって。
マネージャーが
「お客さんはいかがですか?」って響くんにも聞いてきた。はずむはとなりで
「どうせ今日は飲むだけだし、響くんもかわいい子連れて帰りましょ」って
そそのかしたもんだから、彼ったら、悩む時間もほとんどなく、一人を選ば「された」状態。
4人でぞろぞろ、ホテルにトゥクトゥクで戻ったわ。

ホテルに着くと、フロントに止められるかしら・・・ってビクビクして入ったんだけど、
声かけられることもなく
部屋に入り、さっそく途中で買ってきたビールとウイスキーで、酒盛り!!
・・・って思ったんだけど、コップが足りない。2つしかないの。
メイドにでも電話しようかしら・・・って思ったら、番号がわからない。
仕方なくフロントに電話して、
「コップがあと2つ欲しいの」って頼んだのね。
ところが、これが甘かった・・・。
2分ほどして、部屋の電話がなった・・・。出てみるとフロントからで、
「お客様。申し上げなくてはならないことがございます。お客様のお部屋は、
2名様で承っております。先ほど4名様でお入りになられたようですが、
そのようなことは困ります。今日は特別よいことにしますが、
明日以降はお気をつけください」って。
おっこられちったぁぁぁ。
でも・・・今日はいいのね?今日は。いくら要求されるかどきどきしてたんだけど、
それ聞いたらあまりにうれしくて、
「THANK YOU!! THANK YOU!!」と連呼したあたし。
さて・・・でも、今電話が来たってことは、許してあげるけど、コップはお持ちしませんよって
意味かしら?
響くんが、だったらセブンイレブンで買ってきますって言ってくれたので、
お言葉に甘えて行ってもらった。
2分後、ドアをノックする音。
「あら?早いわね、響くん」って思ったら、ホテルの従業員が2つコップを運んで
来てくれた。かわいい男の子。
あら、ここは律儀に持ってきてくれたんだ・・・。響くん、ごめんね。

そこから先は、飲みっぱなし。
あたしね、普段からお酒って、あんまり自分では飲まないし、
ましてタイではほとんど飲まないんだけど、
今回はとっても楽しくお酒を飲んだの。なんかね、響くんって、初めて(ってか2回目ね)
会ったのに、なぜだか、すっごい昔から友達・・・じゃないわね。年が違いすぎるわ。
弟みたいな雰囲気で、
変な意味じゃなくかわいいの。がばがば飲んじゃった。
響くんはウイスキー派みたいで、一人で結構飲んでる。
ボーイ君たちもしっかりつきあってくれてる。
最初のイメージとはかなり違う響くん。
ボーイ君がビールの栓をもう一本のビール瓶を使って開けると、真似してトライする、
好奇心旺盛な響くん。
いい加減酔っぱらった頃、ボーイ君2人は帰って行ったので、
はずむが「もうだめ、寝るわ・・・」ってなると、
「なぁぁぁに言っちゃってるんですかぁ?はずむさぁぁぁぁん。今日は朝まで飲みましょうよ」
と大暴走の響くん。
最初のイメージは、なんだか日本人の奥ゆさしさを持った、おとなしいぃぃぃぃぃ子だったのに、
まったく見る目が変わったわ。
「だって、あなた、もう朝よ、朝」って言って、カーテンを開けると、
すでに表は空が思いっきり白んでるの。
「もぉぉぉぉう、はずむさぁぁぁぁん!!開けちゃだめぇ!!現実に戻っちゃう」
とかワケわかんないこと言う響くんにしっかりつきあわされ、気付いたら7:30。
今日はshigeさんと、9時半にお会いする約束になってるのにぃ。
そんなはずむの心配をよそに、いつの間にかベッドで熟睡の響くん。。。
完璧に置いてけぼりのあたし。
仕方なく、隣のベッドでうとうとしてはみたけど(ツインよ、ツイン)、約束もあるし、
寝るわけにはいかない。
結局そのまま徹夜のはずむ。9時になったので、響くんをたたき起こすことに。
・・・当然起きないわ、響くん。
あなた、ここで寝てるのかしら?それともはずむといっしょに、
shigeさんのところに行くのかしら?
今にも暴れださん勢いで詰め寄ったので、渋々目を覚ました響くん。
でも・・・あたりまえだけど、まだまだ泥酔状態抜けきらない状態。
「気持ち悪い・・・」連発。明らかに顔色も悪い。
・・・。なんか、わかったわ。響くんって、Aくんに雰囲気似てる。
放っておけなくなっちゃうタイプだわ。
年上キラーね。(意味不明)
とりあえず9:30、ホテルのロビーにshigeさんが来てくださったので、響くんを部屋に残し、
「後から追いかけます。ごめんなさい・・・」とお詫びをし、
部屋に戻って、なんとか歩ける状態になった響くんを連れて、町で出たはずむ。
だって、「一緒に行きますよぉぉぉぉ」って言ってくれたんだもん。
こんな状態でも、律儀な響くんよ。

今日の午前中は、shigeさんがお仕事でされているという、
日本語教室を見学させてもらうの。
教室に到着すると、当然授業は既に始まっていた。・・・と言っても、
今日は「将棋大会」だそう。
子ども達にまざって、将棋をしたんだけど・・・。
みなさん、何も見ないで、将棋の駒のそれぞれが、
どのように進むか、覚えていらっしゃる?
あたし、十何年ぶりに将棋なんかしたけど、すっかり忘れてたわ・・・。
だめね。日本人として。
教室に到着したころは、ソッコートイレに駆け込むほど気分が悪かった響くんも、
少しずつ顔に血の気が戻り、最後はタイ人のお子ちゃま相手に、一戦交えてたわ。
shigeさん、せっかく日本人が自分以外に2人もいるってことで、
子ども達に日本語で質問をさせてくれたんだけど、
いきなりマセガキに、
「オンナ好き?」って聞かれた。おそらく顔がおもいっきり引きつったはずむ。
だってさぁ、まさか、子ども相手に「男が好きよ」とは言えないじゃない?
けど、ここで白々しく
「好きだよ」なんて言うのも、すべてを知ってるshigeさんや響くんの前では、
妙にこっ恥ずかしいんだもの。
結局、「さぁ、どうでしょう?」っていう、なんとも無難な切り返しで終わったの。(笑)

さて、楽しかった2時間はあっという間に過ぎ、教室を後にした響くんとはずむ。
響くんは明日帰国予定。朝の便だということなので、
今日はそんなにつきあわすわけにいかない。
「どうする?響くん。帰って明日の支度するのかしら?
それとも、もう少しつきあってくれるの?」って聞くと、
「もう少しおつきあいしますよ」って彼。
そう言えば、今回の訪タイでは、響くんとメールでお話していたようなことをじっくり
お話するつもりだったのに、昨日は大暴走響くんのおかげで(笑)全然お話にならな
かったものね。
「じゃ、お部屋にお昼ご飯買って帰って、食べましょ」ってことになって、
屋台でなんだかんだ買い込んだ。
響くんが、途中寄った屋台で、
「はずむさん、このソーセージ知ってます?○○○(名前忘れたわ)って言うんだけど、
中にお米が入ってるんです
よぉ。なんか、不思議な味で、でも結構おいしいんですよ」
って言うので、一本買って、歩きながら食べてみた。
・・・ん?
「お米なんか入ってないわよ?ちょっとすっぱめのソーセージって感じ。」
「え?」
言われてかじってみる響くん。
「あれ?ホントだ・・・。しかも、なんか生っぽい・・・」
おいおい。
ここからしばらく、彼ははずむに「嘘つき響くん」と呼ばれるはめになったの。

部屋に戻っていろんな話をしながら、「こういう過ごし方もあるのね・・・」なんて、
妙に心地よくなってるあたし。
はずむが昼間っから、ホテルの部屋でうだうだしてるなんて、あり得ないのよ。普段なら。
けど、今回はうだうだしてる。・・・ってか、徹夜明けだから、うだうだより、うとうとって感じ?
「ちょっとだけ昼寝・・・」なんて、寝っ転がってうたた寝して、30分後に起き出してお話して、
また30分くらい寝て・・・。
超贅沢な時間@バンコクだわ。
そんなことをしながら過ごしていると、電話がなった。KO-TAさんからよ。
「あら?KO-TAさん。今バンコクなんですっけ?」
「いやぁ・・・。まぁ・・・。」
「あら、じゃ、今夜ご一緒しません?」
「そうしようと思って電話したんです」
「じゃ、後ほどお電話しますね」
これで今夜も、楽しい時間を過ごせそう。そう思ったら、アキ江さんとお会いしたいわ・・・
ってメールでお話してたのを思い出して、電話してみた。
「今夜いっしょにお食事しませんか?」
「いいわよぉぉぉぉ」
ってことで、急遽ミニオフ会を開催決定。楽しくなりそうだわ。

その後もうだうだ響くんとしながら、いろいろお話して、
(本当にたくさん、いろんなことをお話したわ)
時間になったので、待ち合わせのシーロムコンプレックスに向かった二人。
ホテルからちょっと距離があったから、歩きながら、はずむと響くんは、お互いの男の
趣味があまりに違うことを話題にお話ししてたのね。
で、「じゃ、ここからシーロムコンプレックスまで歩く間に、すれ違う男の人を5段階で
採点しない?」って、ナンパ男のオンナ漁りみたいなゲームを始めたんだけど・・・。
やっぱり違うわ、男の趣味。(笑)はずむが「4」とか言うと、響くんは「2」とか言うし、
響くんが「4」って言うと、はずむが「圏外」だったりするんだもの・・・。
男で争う心配はなさそうよ。
シーロムコンプレックスに到着すると、すでにアキ江さんとKYジェル子さんが待っていて
くださったの。ほどなくKO-TAさんも、タイ人の彼氏と登場。
6人で焼き肉屋さんに入ったの。
セットメニューを注文して、まずは初めましてのごあいさつ。で、運ばれてきたお肉に
はしをつけようとしたんだけど・・・。
ナニ?このお肉・・・???
なんかね、いかにも冷凍してありました!!って感じのお肉のスライスなんだけど、
スライスされたお肉の縁の部分が、やたらどす黒いの。冷凍焼け状態のお肉。
一瞬、全員の視線がお肉に・・・。これって大丈夫なの???って感じだったんだと思うわ。
けど・・・結局すべて平らげちゃったけど。(笑)
お食事しながら、いろいろお話したんだけど、ここでびっくり!!書いちゃっていいのかしら?
いつの間にか、KO-TAさんったら、タイ在住になってなのぉぉぉ。
うらやましすぎるわ・・・。
楽しくおいしい時間はあっという間に過ぎ、お店は閉店の時刻に。
コンプレックスを出たところで、響くんとはお別れ。
長い時間ずっとつきあってくれて、楽しい時間を一緒に過ごしてくれた響くん。
ホントにありがとう。

さて、響くんとお別れすると、一行はGOGOへ。
BLUE STARってお店に入った6人。はずむはこのお店、初体験。
ショーがなかなかおもしろかったわ。
でも、タイプの子がいなかったの。
しばらくお店で過ごしたんだけど、はずむはここでみなさんとお別れ。
みなさん、楽しかったわ。本当にありがとう。

一人になると、まずは定番、BOYS BAGKOKへ。でも。。。タイプいない。
早々に出て、昨日と同じ、FUTUREへ。マネージャーが覚えていてくれて、
「あらぁ~ん、昨日のウエイターは、今日はお休みよぉ」
とか声かけてきたんだけど、その方が好都合だわ。(笑)
しばらくショーをみたり、ボーイ君達を眺めたり、
昨日の響くんのオフした子が寄ってきたから、話したりしてたんだけど、
オフするボーイを決めるのに、いまいち踏ん切りの着かないはずむ。
何人か気に入った子はいるんだけど、ちょっと違うのよね・・・。
結局、前回8月の訪タイ時、ルークさんと来たときにオフした子がまだいたので、
その子を指名することに。
早々にホテルに引き上げたわ。
ホテルまではタクシーを使ったんだけど、久々メーターなしのタクシーに当たった。
100B。ま、良いわって感じ。
彼、Kくんは、日本に興味があって、日本語を独学で勉強してる男の子。
かなりの努力家みたいで、ほんと、英語なんかほとんど使わなくても、日本語とタイ語
だけで会話がなりたっちゃうくらいなの。
お部屋でしばらく日本語のお勉強をしたあと・・・。あとはご想像にお任せするわ。
徹夜明けの今夜。いつのまにか眠りに落ちたはずむです。

つづく

11月1日(日)

マッサージを探して             

朝6時に目が覚める。Kくんがすでに起きていて、所在なげにしていた。
そうだった・・・。昨日の晩、何時頃に帰る?って聞いたら、6時くらいに帰るって言ってたん
だっけ・・・。
だから徹夜でお話してようと思ってたのに、いつの間にか寝ちゃってたんだわ。
「ごめん、ごめん」って謝ったら、「マイペンライ」って。
急いで飛び起きて、チップを渡してお別れしたわ。

さて、今日は最終日。とりたててなんの予定も夜まではない。
とりあえず、シャワーを浴びて、テレビなんか見ながらおでかけの支度。朝食のクーポンが
ついてるんだけど、結局これまで全然使ってない。
今日も、でかけてからお腹が空いたら、何か食べましょ・・・って思って、外に出かけたの。
まずは、とりあえず、マッサージをうけたいわ・・・って思い、
いろいろと評判のマッサージ(普通+αのとこね)廻ってみたんだけど・・・。
まだ朝の9時。こんな時間に営業してるマッサージなんて、ないわ。(笑)
仕方ないので、はずむの持ってる情報の中で、この時間から営業してるマッサージを
引き出すため立ち止まる。
「う~ん・・・マーブルハ●スや□□温泉でもいいんだけど、ちょっと高いし、
なんとなく落ち着かないのよね・・・。
とするとぉぉぉぉ、仕方ない。個室だから、あそこにしよう!!」って、
検索の結果、某ホテルのヘルスセンター
のマッサージを利用することに決定。BTSに乗って、スクンビットに向かったの。

さて、ヘルスセンターに着くと、いつも通り暇そうに座ってるおばちゃんが、
「サワディ カァ」って声をかけてくれた。
「マッサー バイ マン」って注文して、しばらく待ってると、
前回ここでマッサージを受けた、
あんまり。。。ってか、全然イケてないマッサージ師くん、登場。
ま、表向き普通のマッサージだから、ここはこの彼で我慢しなきゃいけないのかも
しれないけど、やっぱ・・・やだわ。
「ねぇ、ねぇ、彼、一度マッサージしてもらたことあるんだけど、あんまり上手くなかった
のよ・・・」っておばちゃんに言うと、
昔見せてもらったことのあるアルバムを見せてくれた。
んでもって、
「今日待機してる子は、この子とこの子よ」って、写真を指さしてくれたの。
いる子の中で一番かわいい(つまり一般的には普通の子)を指名。
ここって、+αしてくれたあと、「お店の人には内緒ね」って、必ずマッサージ師君達
言うんだけど、絶対訳知りよね・・・。だって、マッサージがヘタだったって言ったのに、
アルバム出してくるんだもの。(爆)
・・・やっぱりマッサージって気持ちいい。睡眠不足も手伝って、1時間ずっとウトウト状態。
最後に軽く+αもあったけど、何よりマッサージが気持ちよかったぁ。

さて、ホテルを出ると、お買い物でもしましょってことで、WTCを目指すことに。
BTSで行ってもいいんだけど、BTSで行くと、WTCまでちょっと歩くじゃない?
で、ここはタクシーね・・・ってタクシーを捕まえることにしたんだけど、
・・・あたし、タクシー捕まえるの、ヘタなのよね。いや、バンコク市内、
たとえ捕まえる気がなくても、向こうから勝手に止まってくれちゃうくらいだから、
「捕まえるのがヘタ」って表現は間違いかも知れない。
どの車にするか、もっと言えば、どのドライバーがいいかを悩んじゃって、
なかなか捕まえられないの。(爆)
きっと、運ちゃんたちにとっては、超迷惑女だわ。
どうせ乗るなら、かっこいい人の車がいいわ・・・って思うと、すっごく迷うのよね。
で、そんなことを考えながら歩いてたら、
あっという間にホテルとWTCの真ん中くらいの場所まで来ちゃった。
・・・あたしって、なに?
でも、さすがにそこまで歩くと疲れも出てきて、ドライバー選びのばかばかしさにも気づき、
結局止まった車に乗り込んでWTCへ。

時刻はあっという間にお昼時。フードコートでブランチしましょって、エスカレーターで上がる。
お昼のメニューは、ご飯モノと麺ものを1つずつ選んだんだけど、
麺の方は、まずくて食べられなかった。
ふと顔を上げると、ちょっと離れた席に、日本人の親子連れが座ってたんだけど、
その中のお父さんも、はずむと同じ麺を注文したらしく、一口つけて、すぐ変な顔してたわ。
あれ、なんて麺なのかしら?スープも黒くて。。。大失敗。
例の家族連れの子ども、はずむが日本人だって気付いたらしくて、じろじろ見てる。
なんなのよ?あんた、アタシの美しさに目を奪われるなんて、10年早いわよ・・・
なんて思っていたんだけど、
その子、今度は父親、母親になんだかぼそぼそ不思議そうに尋ねてる様子。
どうやら、アタシがスプーンとフォークで食事をしてることを不思議に感じてるらしいの。
・・・そっか。タイに来ると、なんの疑問もなく、スプーンとフォークで
食事するようになったけど、
確かに最初はすっごい違和感をあたしも感じたんだっけ。。。
変なところで、タイに慣れきった自分を感じて、ちょっと新しい発見って感じだったわ。

フードコートを出て、ぶらぶらとウインドーショッピング。ちょっと疲れたわ。。。ってことで、
1階の・・・たしかサーティーワンだったっけ?で、ストロベリーシェイクなんか飲んで
時間つぶしたんだけど、なかなか過ぎない時間。
あたしったら、すでに午前中にマッサージ受けてるってのに、このあとさらに
ボーイズマッサージに行くつもりなの。
行き先は、タイ関係の他の掲示板でも大評判の「HERO」よ。
みなさんのお話を聞いて(・・・ってか、読んで)かなり楽しみにしてたのよね。
どうにかこうにか時間をつぶして、ようやく3:00。そろそろ開店かしら?ってことで、
BTSにのってNana駅へGO!!
そこから「初めて自分で捕まえたモトサイ」(あたし、これまでも何度もモトサイ乗ってるけど、
かならず誰かが一緒にいて、交渉とかなにやらを任せっきりだったのよね・・・)に乗って、
HEROへ。
お店に着くと、まだ開店したばかりの様子。ボーイ君少ないし、お客さんもまばら。
マネージャーがやってきて、
「今はまだ少ないけど、もう1時間ほどすると増えてくるから待っててね。」って
笑顔で言われたので、急ぐ用事があるわけじゃなし、アイスコーヒーとか注文して、
まったりしながらボーイが増えるのを待ってたの。

さて・・・アイスコーヒーの氷が跡形もなく溶け、味もなんだかとっても水っぽくなった頃・・・、
つまりはこの間に2時間半が経ってたってことなんだけど、
粘って粘って、3人くらいに目をつけたはずむ。
頃合いもよく、マネージャーが「決まった?」って寄ってきて聞いてくれたの。
「う~ん・・・、三人で迷ってるの。一人はあの子、もう一人はあの子、でもって・・・
もう一人はさっきまでいたんだけどどこかに行っちゃったわ・・・。
多分、あのテレビのあたりに座ってると思うんだけど・・・ここからだと見えないの。」
はずむがそう言うと、マネージャー、ボーイ君たちの入っている部屋に行って、
はずむが気に入った最後の一人をはずむの見える場所まで連れてきて、
「この子?」って聞くのね。
はずむ、「そうそう、三人のうちの一人はその子よ」って思いっきりうなずいたんだけど・・・。
そしたらね、どこでどう意思疎通が間違ったのか、
三人の中でどの子にするかもう少し悩みたかったのに、迷う余地なく、その彼に指名が
決定してしまったの。
あら?もうちょっと考えさせてくれてもいいのにぃぃぃぃ。(笑)
ま、タイプなわけだし、いいわってことでお願いしたんだけど・・・。
あんまり上手じゃなかった。。。ちょっとショック。
んでもって、マッサージ終わって、お部屋を出てきたら、
さっきの数倍のボーイ君たちで部屋が埋まってた。
タイプてんこもり・・・。(爆)さらにショック。。。
今度はぜぇぇぇぇったい、もう少し遅い時間に来ることにするわ。

マッサージを終えてお店を出ると、時刻は7:00を廻ってた。
今夜はshigeさんにお願いして、サパンクワイのGOGO初体験の予定なの。
みなさんのお話を聞いてて、
一度行ってみたかったんだぁ。
で、いったんホテルに戻ってshigeさんに電話。時間を再確認すると、
シーロムの街にショッピングへ。
途中、威勢の良いお兄ちゃんが呼び込みしてる食堂に入り、カオパットで夕飯。
この呼び込みのお兄ちゃん、感じよくてね、夕飯食べながらいろんなお話しちゃった。
いい出会いだったわ。

さて、食事を終えてホテルに戻ると、ほどなくフロントからshigeさんが
電話をくれたので、降りていったの。
タクシーに乗り込み、いざサパンへ。
サパンのGOGOを初体験してみて感じたのは・・・場末感?
シーロムに慣れてると、びっくりするわ。椅子はシートがはげてるし、テーブルはグラスが
滑り落ちそうなほど傾いてるし。。。
・・・でも、シーロムよりほっとするのはなぜかしら・・・。
数件廻ったけど、指名したいと思うほどの子はいなかった。無理して決めなくても、
もしだめならシーロムに戻ればいいし・・・くらいの気持ちだったから、ボーイ云々よりも、
雰囲気を楽しむのに一生懸命のはずむ。
初体験にドキドキ楽しめたから、それでいいと思ってたのよ。
shigeさんが、「次を最後にしましょうか・・・」って言ってくれ、最後のお店のドアを開けたの。
あら・・・。
好みの子が数人。いいじゃない?このお店。雰囲気もステキ。
早速二人の子を読んでお話したの。一人は男の子らしくきりっとした、
ちょっと前のジャ○ーズにいそうなタイプ。
もう一人は、おしゃべり好きの、ちょっと落ち着きのない、でもそこがかわいい子。
両方連れて帰りたいところだったけど、それほど時間もないし・・・。
どっちにしようか迷った挙げ句、その落ち着きのない超ガキっぽい子をオフ。
タクシーでホテルに戻ると、shigeさんとお別れし、ホテルに戻ったの。
shigeさん、お世話になりました。

部屋に入って二人で過ごしていると、やっぱりかわいい。ほんと、落ち着きないのよ。
でも、それがガキっぽくてステキ。しばらく素敵な時間を過ごしたはずむ。
でもね・・・ちょっと時間が経つと、かわいいし、素敵な子なんだけど、ちょっと気になる点も
いくつか・・・。
この子、いくら落ち着きがないとこも彼の魅力とは言っても、ちょっと「え・・・?」って感じの
ところがあって、
例えばね、30秒に1回くらい、しゃっくりみたいに「カッp」って独り言みたいな声を出す
クセがあるみたいなの。
ちょうど、「サワッディー カッp」の時の「カッp」って音ね。
さらに・・・舌打ちっていうか、唇で絶えず、変な音を出してる。
・・・ひょっとして、なにか精神的に抱えてるのかしら???もしかして・・・くすり?
そんな疑念が湧いて来ちゃったの。
かわいい子なのよ。いい子なの。でも、そういう所が気になり出しちゃったら・・・
ちょっと怖くなっちゃった。
で、本当は朝空港までいっしょに行ってもらうつもりだったんだけど、出発の1時間前に
お別れしたわ。
かわいい子だったんだけどなぁ。あれ、クセなら直したほうがいいと思う。
言ってあげればよかったかしらね・・・。

11月2日(月)

帰路に

ボーイ君を帰してお風呂に入ってから荷造りをし、4時にタクシーで空港へ。
タクシーの中では爆睡。けっこうとばしてくれたみたいで、あっという間に空港へ。
寝てないから・・・かなりぼぉぉぉぉっとしてるわ。
あっという間の滞在だったけど、期間の長さは関係ないのかも。とっても充実した
3泊4日になったと思う。
出国審査を済ませると、免税店でお買い物。
実は、今回の旅行はもろ「お忍び」。会社の人にも言ってないし、
家族にも内緒の旅だったのね。
ただ・・・誰も知らないで旅に出て、なにか万一のことがあったときに、
はずむは「行方不明者」とか「失踪者」扱いになっちゃうでしょ?
それもいやなので(笑)、職場で今のところ一番信頼できる女の子にだけ、
今回の旅程を教えておいたのね。
「何かあったら、この旅程で旅してたことをみなさんに伝えてください」って。
用意周到でしょ?(笑)
でも、頼む方は気楽でも、頼まれる方は、結構重荷じゃない?
「無事帰ってくるかしら?」って心配もあるだろうし。
で、彼女にだけはお土産を・・・って思って探してたの。
結局・・・最近お気に入りのお土産、「ランの花の箱詰め」を購入。
喜んでくれるかしらね・・・。

そんなこんなで寝ぼけたままに、はずむ、UA838便に搭乗。
ほとんど旅行中まともに寝てないから、飛行機の中は爆睡。
あっという間の帰国になりました。

<<<追記>>>

今回の旅行記は、帰国後非常に仕事が忙しかったために、
途中からまったく加筆できなくなり、結局ここまで書き終えたのは、
2004年の1月15日になってしまいました。
なので、11/1分の途中から帰国までの部分は、かなり過去の記憶を呼び起こして
書いたので、とってもおおざっぱになっちゃった。・・・ごめんなさい。
今後はきちんと早めに書こうと心に決めた、はずむです。(笑)


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2003年夏
旅行記復刻版⑨

2003年8月10日~2003年8月17日のタイ旅行記

8月10日(日)8月11日(月)

12:30に家を出て、駅には12:45に到着。ファーストフードでコーヒーを飲み、
これからの旅に思いをはせるはずむ。
今年の夏は例年になく忙しい夏。15日とか18日とか行ける年もあるのに、
今年は8日が精一杯なの。だから、それだけ待ち遠しかったし、楽しみな旅。
13:12の列車に乗り、成田EXPに乗り換えて、出発の2時間半前には空港に到着。
チェックインカウンターはやっぱり混んでる。窓側のリクエストは通らなかったわ。。。。
ショック。
いずれにしても、いよいよね。うん、いよいよだわ。わくわくして来ちゃうぅぅぅぅ。
いいわ。こうなったら何回もトイレに行って、通路側の恩恵被ってやる!!(笑)
飛行機は定刻に離陸。ドリンクサービスやら、食事やらあって、
案外あっという間にバンコクに到着。時計を見たら、案の定、定刻の50分前に着陸
してた。こういうこともあるのね・・・。
両替をして、Aくんとの待ち合わせ場所へ。彼、奥さんと子どもを連れて待ち合わせ場所に
来ていた。しばらくぶりに見る彼の子ども。ずいぶん大きくなったわ。
そうよね。。。最初に会った日から1年半もたってるんだもの。奥さんには少しお金を渡し、
タクシーで帰ってもらい、はずむとAくんはモチットまでタクシーで移動。
今日はこれから深夜バスを使って、とあるイサーンの田舎町まで移動するの。
バスは普通のエアコンバス。スーツケースを荷台に積み込んだんだけど、
タイのバスって、荷物にタグを付けてくれるわけでもなく、誰かが管理してくれるわけ
でもない。ちょっと不安・・・。ま、大したもの入ってないからいいけどね。
バスの中から眺める町なみは、暗くてよく見えないんだけど、目にするタイ文字に
「いよいよ来たのね・・・」って実感が深まる。
数時間の後、バスは目的のとあるイサーンの田舎町の町に入った。今日泊まるホテルは、
このバスがバスターミナルに入る道の途中にある。あらかじめAくんに、
「ホテルの前でおろして」って、バスの係員に告げておいてもらったんだけど、
実はそれを告げたのはこのバスに乗らない係員だったようで、結局途中止めてくれる
ことなく、町のバスターミナルへ到着。仕方ないのでトゥクトゥクでホテルまで移動。
ホテルにチェックインすると、とにかく眠いのでとりあえず就寝。

3時間寝て7:30に起きると、身支度を整えている間に、Wさんから電話があった。
実はね、このHPにもいらっしゃるソムタムさんが、このとある田舎町に、お友達が
いらっしゃるそうで、そのお友達Wさんを通して、前もっていろいろ手配していただいて、
いろんな経験をさせていただくことにしてあったの。
ほんと、ソムタムさんとこのWさんのおかげで、たくさんいろいろな経験ができたわ。
今回はこのWさんを頼りにこの田舎町までやって来たの。ほら、ここ最近、
はずむの新しいタイの楽しみ方として、学校訪問が加わったでしょ?
今回はここで高校と語学学校を見学させてもらおうと思って、やって来たの。
まずは高校。学校に着くと、最初、Wさんと学校の先生(英語科のチーフの先生)と、
いろいろお話をしてたんだけど、Wさんもお仕事があるということで帰って行かれたので、
チーフの先生について1時間目の授業を参観。
女の子ばっかりの教室よ。滅多に来ない外国人なので、興味津々の様子。
でも、ここでは授業の様子を眺めるだけで終了。
2時間目は女性の先生にひっついて、同じく英語の授業の参観。今度の生徒たちは、
けっこうやんちゃ系。机の間を歩いてみると、問題をみんながやってるのに、
ぜんぜん手をつけてないやんちゃ坊主もいたりして、どこの国もかわらないわね・・・
なんて思っちゃった。
この先生、
「日本では生徒を叩いたりするの?」なんて聞いてきたわ。
よっぽどストレス溜まってるのかしら?でも、すっごいいい先生だったわよ。
さて、3時間目も見せてもらって帰りましょ・・・って思って、再びこの女性の先生に
ひっついて教室に向かったんだけど
・・・ここで、急にこの先生、
「次はあなたが授業をしてくださいね」って。
「へ?」日本について話をするの?それとも、英語の授業を英語でするの?って尋ねると、
「英語の授業をして欲しい」っていう答え。でも、
「何を教えるの?教科書は?」って聞き返すと、
「アライ・コ・ダーイ」だって。何を教えるのかもなく、
いきなりやってくれって言われても・・・。でも、すっごいビッグチャンスじゃない?
これまでもラオスやカンボジアで同じようなチャンスをもらってて、
このチャンスを無駄にする手はない。
教室に入って、とりあえず自己紹介をした後に、英語を使ったゲームを2つやってみたの。
そしたら、案外生徒の乗りもよく、あっというまに1時間の時間が過ぎちゃった。
終わってから、
「あなたの授業の方が、生徒たち楽しいみたい」って、その女性の先生。
って言っても・・・そう言ってくれるのはなんだか嬉しいけど、
あれは授業じゃないわよ。ただの遊び。

一通り体験を終えると、お昼休みの時間。今度は語学学校で日本語の授業を
見学させてもらう予定。
ソンテウをAくんに捕まえてもらって乗り込んだんだけど、なぜだか途中でおろされる。
Aくんに
「どうしたの?」って尋ねると、
「あのソンテウは学校のある方向に行かないんだって。だからここで乗り換えるんだ」
って言うの。
で、暑い中5分くらいソンテウを待って、12:45分頃に目的の語学学校に到着。
実は、この語学学校ではWさんが授業をされてるの。今日は、その授業の前半部分で
見学をさせてもらいながら、学生さんといろいろ日本語で話しさせてもらうことになってる。
教室に着くと、エアコンも効いて、すっごく快適な教室。
部屋には20人くらいの生徒さんが座っていて、日本の学生とは比較にならないほど
真面目で礼儀正しい。年のこととか、どこに住んでいるのかとか、いろいろ質問をされて、
とっても楽しい時間を過ごせたの。中にはとっても日本語も上手で、
興味が高い子もいて、日本語が外国で学ばれていることのうれしさを改めて
感じることのできたはずむなの。
20分ほどお話をさせてもらって、後半はお邪魔になっちゃ悪いからってことで、
いったん外に出て終わるのを待つことに。はずむとAくんは学生食堂で遅めのお昼ご飯。
今日はAくん、一日はずむのカメラを使ってカメラマンをしてくれてたんだけど、
ほら・・・この子にとって、学校の生活ってずいぶん昔のお話。
しかも、わけわかんない日本語や英語の授業でしょ?
しかも、昨日はバスだったから、ほとんど寝てない。
はずむは覚悟の上で来てるから、全然疲れないんだけど、彼は着いてきてる
だけだから、かなり疲れちゃってる様子だったのね。
「Aくん、この後どうする?町の観光にWさんたちと行く予定だけど、
キミはホテルに戻って寝ててもいいよ」
っていうと、
「戻って寝たい」っていう返事だったので、彼とはここでいったんお別れ。
はずむはコーラを買って、教室の外にちょっとした机と椅子があったので、
そこで日記を書いてたの。
そしたら、授業を終えて早めに退出してきた男の子が、そんなはずむを見つけて
近寄って来た。すごく日本語も上手くて、頑張って勉強してるって感じの子。
この子ね、授業料も生活費も、自分で稼ぎながら学校に通ってるんだって。偉いわ。
いろいろお話してると、この子はもう今年で卒業で、日系の会社に就職するんだって。
けっこう有名な日系企業だったから、
「今は日本人、この会社に入りたくてもなかなか入れないんだよ」って言ってあげると、
すっごい嬉しそうな顔してた。
かわいい。しあわせになってね。
新たにもう一人出てきて、3人でお話をしてると、片づけも終了したようで、
Wさんが出てこられた。Wさんのはからいで、Wさんと女の子の生徒2人とで、
町を案内していただけるというので、お言葉に甘えることに。
バスに乗ったり、トゥクトゥクを乗り継いだり、数時間の観光。
ほんと、イサーンの町って、特になにがあるわけでなくても、心が穏やかになって
心地良い。十分観光を満喫させれもらってるはずむ。
実はね、はずむ、せめてものお礼の気持ちと思って、成田の空港で人形焼きを買って
バッグに入れて持ち歩いてたの。でも、なかなかWさんに渡す機会がなくて、バスの中で
そのことをWさんにお伝えしたのね。Wさん用と、Wさんの職場のみなさんに食べていただ
こうと思って、2つ。そしたら、Wさんが
「喜ぶと思うので、(いっしょについてきてくれている二人の女の子の)学生にあげて
ください」って言ってくださった
ので、その二人に
「日本からのお土産です」って渡したの。
ほら、日本のお土産って、綺麗な包み紙で包装してあるじゃない?受け取った学生さん、
すっごく喜んでくれて、あげたはずむの方が恐縮するほど・・・。
でも、喜んでいただけて嬉しいわ。
途中、おみやげ屋さんが数件集まっているところに、はずむのためにみなさんが
立ち寄ってくれたの。早速数あるおみやげ屋さんの中から、ちょっと高級そうな1軒の
お店に入ると、ホテルのロビーにでも飾ってありそうな大きなレリーフとか、
なにかのレプリカみたいなのが売っている。
タイ好き、イサーン好きのはずむ的には、家が近ければ絶対にいくつか買って、
お部屋に飾りたいんだけど、それにはちょっと巨大過ぎるし、
家まではとうてい持って帰れない・・・。
「すてきぃ」とか思いつつ、しばし眺めてたはずむなの。
その後、他の数件のお店をまわって、いくつかお土産を購入。
風鈴とか、キーホルダーとか買い込んだ。
けど、とにかく暑い。
イサーンがこんなに暑いとは思わなかった。汗だくになりながら歩いちゃった。
バンコクで買ったらいくらするのかしら???なんて、
思わずそろばんはじいちゃうようなお土産を、安くそろえることができて、
はずむ、超しあわせ。
そろそろ時間も遅くなってきたので、
「じゃ、帰りましょうか・・・」ってことになり、バス乗り場に向かうと、
ちょうど一本行ったあと。
次は20分後だというので、再びお店巡りをしていると、急な大雨。
マジ、土砂降り。お店の軒先に店員さんが場所を貸してくれたので、そこで雨宿り。
そしたらね、学生の女の子1人が道を渡ったさっきの高級なお店に行き、
数分後に戻ってきたら、はずむに包みを手渡してくれたの。
ノートくらいの大きさで、平らな包みとなにやら台のような鉄。
お土産にね、さっきはずむがうっとり眺めていたレリーフの小さい版を、
ふたりで相談してプレゼントしてくれたの。後で開けてみたんだけど、
水牛と水車なんかが彫刻された、イサーンの風景のレリーフだった。
すっごい感激。涙出ちゃっても大げさじゃないほど嬉しかった。
学生のお小遣いだと、かなり無理したんじゃないかしら・・・。ありがたくいただきました。
バスが来たので乗り込み、バスターミナルまで。そこからトゥクトゥクでホテルに戻ると、
Aくんが待っていた。
でね、
待ちわびてた様子ではずむに話すの。
「Aね、帰ってきて2時間くらい寝てたんだけど、ピー(オバケ)が出たんだよぉ。
寝てたらね、オバケがクビ締めてきた・・・。怖かったよぉ。よくないね。このホテル」だって。
あんた、これから一晩過ごそうっていうのに、なんでそういうこと言うのかしら・・・。
でも、話半分。「はいはい」って感じで聞いてたけど、この後夕食の約束をしてあるので、
シャワーを浴びて、再びソンテウでタイ料理のお店へ向かったの。
今改めて考えてみると、本当に出るんだとしたら、ちょっと怖いわ。
タイ語で「あっち行け」って何て言うかしらないもの・・・。(笑)
夕食には、この田舎町からはかなり離れたところに住んでいらっしゃるソムタムさんが、
わざわざ駆けつけてくれた。
明日は母の日でお休みなので、今日はWさんのお家に泊まって、明日これまた小旅行
になっちゃうくらい離れてるピーマイ遺跡にまで、観光におつきあいしてくださるの。
遠いところバスで大変だったと思う・・・。ほんと、ありがとう。
ソムタムさん。
夕食はちょっと高級そうなタイ料理店でのお食事。ソムタムさん、Wさん、学生二人、
Aくん、はずむで囲む食卓。とってもおいしいお料理と、初めて会うのになんだかずっと
知っているような感覚のソムタムさんをはじめとしたみなさんとのお話に、
とっても充実した時間を過ごしたはずむなの。
お食事を終え、みなさんとはお別れ。
Aくんとソンテウでホテルに戻る。
ホントなら夜の町を良いこと求めて!?歩きたい気分なんだけど、さすがに眠い・・・。
とにかく日記だけを書き上げて、ベッドに入りました。

8月12日(火)

朝6時半に起床。今夜はAくんはバンコクに、はずむはムクダハーンに
それぞれバスで向かう予定。
本当ならムクダハーンに、Aくんと一緒に行くつもりだったんだけど、
彼、ID忘れて来ちゃったのね。
飛行機を利用すれば、パタヤに2泊、バンコクに1泊できるんだけど、バス利用にすると、
1泊短くなっちゃうのね。
それもつらいので、昨夜のうちにAくんと相談して、今日Aくんははずむのスーツケースを
持ってバンコクに戻ってもらい、2日後バンコクで再び合流していっしょにパタヤに行くことに
してあったの。
ということで、今夜チェックアウトするので荷物の整理を簡単にして、
バスターミナルにソンテウで移動。7:30にソムタムさん、Wさん、学生5人と合流して、
ピーマイに向けて出発!!のはずだったんだけど・・・。バスに乗り込んでも、なんだか
様子のおかしいAくん。
実はね、出発前から、心配はしてたんだ・・・。
学生は「日本語」を学んでいるから会話は日本語が主なのね。でも、Aくん、日本語は
おろか、英語もままならない。はずむと二人っきりなら、そんなに気を遣わなくても、
気持ちで伝わっちゃうところがあるけど、昨日の学校見学の時点から、
ちょっと居心地の悪さを感じているような様子が見えたの。
楽しんでないわけじゃないんだけど、それを上回っちゃうようなストレスがある様子。
このまま彼を連れて行っても、彼にとっては苦痛になっちゃうかもしれないし、
周りのみなさんにも気を遣わせちゃうと思って、Aくんに
「Aくん、疲れてる?もしキミがそうしたいなら、ホテルで寝ててもいいよ」って声をかけたら、
ホッとしたように
「じゃ、ぼく、ホテルに戻るね」って、彼。
「4時には戻るから、その時間までは何しててもいいけど、必ず戻ってきてね」と言うと、
明るく手を振って帰っていった。

ソムタムさんとWさんには事情を話し、理解してもらって、気を取り直して出発!!
バスの中では昨日人形焼きをあげた女の子が、
「おいしかったです」って、またお礼を言ってくれた。
人形焼きは評判がいいことわかったから、次回も誰かに持ってこよう。
ピーマイ遺跡まではバスで約3時間。考えてみたら、バンコクからこの町くらい遠いの。
でも、せっかくだからってことで、みなさんおつきあいくださって、
ホント、感謝しなくちゃだわ。。。
今日のガイド役の学生の子(ピーマイの方の出身なんだそうよ)が隣に座ってくれて
なんだかんだお話してたんだけど、はずむったら、やっぱり寝不足。
3時間のバス旅行はいい睡眠タイム。
うとうとしているうちに、バスは遺跡に到着した。
到着すると、みなさんは朝食をとりに食堂へ。はずむは絵はがきなどを見ながら
外で待ってたの。っていうのも・・・
タイのみなさんって、タバコ吸わないのよね。はずむ、1日2箱は吸っちゃうスモーカー
だから、みなさんから離れてタバコを吸うのに一苦労。
このまま禁煙できちゃうかも。。。なんて思っちゃったけど、この旅行記書きながらも
タバコぷかぷかやってるくらいだから、効果はなかったらしいわ。(笑)
みなさんもお食事を終えて出てきたので、いざピーマイへ。
遺跡への入場料は40B。ちなみにタイ人は20Bだそうよ。
ピーマイの遺跡は、丁度アンコールワットを小さくしたような感じ。
同じクメールだものね。
ガイド経験のある学生さんが、日本語で一生懸命説明してくれる。
ほら、日本語ぺらぺらのガイドさんの説明だと、なんとなく聞き流しちゃうこともあるけど、
たどたどしくても一生懸命説明してくれる彼の話は、
こっちも真剣に聞くから、よ~く頭に入ったわ。(笑)
途中、日本人観光客にも出会いつつ、遺跡巡りを堪能したはずむ。
昨日に引き続き暑いんだけど、建物に入ると、風が通って心地良い。
所々で写真をとりつつ進む遺跡の中。歴史を感じるわ。
学生くん(女の子も一人)たち、すっごくかわいい。
日本語の苦手な子ももちろんいるんだけど、みんな終始笑顔。
楽しい時間を過ごせたわ。
一通りピーマイを見学した後は、2人ずつ(1台には3人が乗って)
少し離れたサイ・ンガーム遺跡へ移動。
サムローって、あれよ、あの自転車のヤツ。どんな仕事も大変よね・・・。
この公園は、1本の気が枝を伸ばし、その枝からどんどん気根が伸びたため、
広い範囲に広がった、いわば一面木の屋根に覆われたって感じの公園なのね。
散歩をしていると、橋があったのでみんなで渡って、ちょっとした休憩
所へ。そこに着くと、なぜか学生が照れた顔をしながらやってきた。
「ハネムーン、ハネムーン」とその学生が言うと、みんなもなんだか照れながら大騒ぎ。
よく見てみると、そこここに腰掛けてデートを楽しんでいるカップルに興奮してるらしい。
かわいい。
そう言えば日本とかでは異常なくらいべたべたしたカップルを見るけど、
タイのカップルには「恥じらい」を感じるものね。いいことだわ。
しばらく散歩を楽しむと、食堂に入り昼食。いろいろ注文したものが机にならび、
ちょっとした会食気分。はずむ的には、「カオニャオ」と「ソムタム」があるだけでご満悦。
食事を楽しんだあと、会計のとき、はずむ、今回本当にみなさんにお世話になってるから、
ぜひ払わせてもらいたくて、そう申し出たのね。そしたら、学生のみなさん、
「うわぁぁぁぁ」って。
そんな、大した額じゃないのよ。喜んでいただけたんなら、払い甲斐があるわ。
食堂を出て、サムローとの約束の時間までまだ少しあるので、
食堂で借りたゴザを持って例の木の下でちょっとしたハイキング。
学生がアイスクリームを買ってきてくれて食べる。
タイのガイドブックとかには、町中で売ってるアイスクリームとかは食べない方がいいって
書いてあるから、ちょっと躊躇したんだけど、おいしかったし、幸いお腹にも何も起こりませ
んでした。
それを食べながらお話。一人の学生が、「柱の傷はおととしの・・・」って、
背比べの歌の歌詞が書いてあるシャツを着てたのね。
で、そこから日本の休日の話とか、お酒に対する日本とタイの女性のこととか、
いろいろお話できたの。
そんなこんなで楽しんで、サムローの時間になったので乗り込み、朝の場所まで戻り、
そこからバスターミナルまで歩いて移動。
なかなか来ないバスを待っていると、ようやくバスが到着した。
・・・けど、ここではずむ、大変なことに気付く。
朝来たバスも、ここが終点じゃなかった。ってことは、これから乗るバスも、
始発じゃないってことよね・・・。座れるのかしら・・・。
そんな不安を胸に、乗り込んでみると・・・座れる、座れないのレベルじゃない混雑。
300%の乗車率って感じ???
結局3時間、汗は出るわ、足の置き場にも困るわ。。。って感じの混雑バスの中、
ひたすら耐えて下車したときには、みなさん無言。
疲れたわ・・・。

ソムタムさんとWさんとはここでお別れ。
本当に楽しかった。お世話になりました。本当に、本当にありがとう。

下車した場所からは、方向が同じ男の子の学生一人と、ソンテウで移動することに。
この子、あんまり日本語は得意じゃないみたいなんだけど、
きっとおしゃべりぺらぺらできたら楽しいだろうな・・・って感じの、明るい笑顔の素敵な子。
学生の中で、今日一番気を遣ってくれた子じゃないかしら・・・。タイの学生は、本当
に礼儀正しくて、こちらが恐縮しちゃうくらいだけど、
この子はなんとなく、ひとつひとつの心遣いが自然で、優しいのよ。
30分ほどソンテウを待って、乗車。ソンテウの中で、
「卒業したらどんな仕事に就きたいの?」って聞くと、
「日本語の先生になりたい・・・。でも、僕日本語上手くないから。」
っていう返事が返ってきた。
「ヘタじゃないよ。しっかり伝わってるモン。失敗をおそれずに話をするようにすれば、
きっと上達するよ。W先生みたいな日本人の先生もいるんだから、頑張ってね」って
精一杯励ましたわ。
「ありがとう」ってほほえんでくれました。
さて、ソンテウがホテルに到着。彼とお別れをし、はずむはホテルに入り、
Aくんがいるはずなんだけど、念のためフロントに寄ると、カギが預けられてた。

・・・?

不思議に思って部屋に入ってみると、びっくり。Aくん、いないし、スーツケースもない。
でも、よくよく考えてみると、わざわざ夜に出なくても、昼間にバンコクに向かった方が、
彼にとっては動きやすいハズ。きっと自分で判断してバンコクに帰ったのね・・・と思い、
「4時まで待ってね」って言ったのに消えちゃってることにはちょっとひっかかりは
あったんだけど、今日昨日会ったばかりの仲ではないので、
特に心配もなく、あとで電話でもしてみましょ・・・程度で、
はずむははずむでチェックアウトの準備を始めたの。
いろいろと雑用をしているうちに、時間は20:30になったのでホテルをチェックアウトして
バスターミナルへ。
実は、ここの移動が今回の旅で一番の難関。一番問題だったスーツケースはAくんが
バンコクへ持っていってくれたので、その点は楽だったんだけど、このバス、予約が
できない普通エアコンバスなのね。で、日に数本の夜行しかないの。
ムクダハーン行き。
今日は母の日。ひょっとして満席で乗れなかったらどうしよう。。。なんて不安もあって、
バスは22:30発なんだけど、早めに到着しておいたの。
夕食を食堂で食べて、あとは心配性のはずむ。
10分前にならないと開かないカウンターの前に30分前から立って、
チケット買うために待ったのね。
このバスターミナル、表示はすべてタイ語。あらかじめWさんに
「◎◎番のチケットカウンターです」
って聞いていなかったら、絶対分からなかったと思うわ。
インフォメーションも英語通じなかったし。
ひたすら待ち続けてようやく出発の10分前。チケットは難なく購入でき、
バス乗り場に向かった。んだけど・・・、
チケットに書かれているのもすべてタイ語。
しかも、肝心の乗り場の番号が書いてない・・・。
カウンターに戻って
「どこの乗り場?」って尋ねるんだけど、もちろん答えはタイ語でよくわからない。
辛うじて指さしてる方向の乗り場だってことは伝わるので、そっちの方角へ歩いていって、
いろんな人に尋ねるんだけど、やっぱり要領を得ない。
時刻は定刻を過ぎ、22:40。でもどこにもムクダハーン行きのバスがないの。
焦りに焦ったはずむ。
だって、乗り遅れたら洒落にならない・・・。
おまけに天気が悪くなり、雷つきの大雨。これほど旅先で不安になったの初めてよ。
でも、そこに、ムクダハーン行きのバスがやってきた。バンコク始発だから、
ちょっと遅れたのね、きっと。
んでもって
バス乗り場も、その時の混み具合によって変わる可能性があるので書いてないんだって
ことがなんとなくわかった。
いずれにしてもほっと一安心。さ、乗り込むわよぉぉぉぉぉって、バスに入っていった。
そしたらね・・・、新たな現実に直面して、顔面蒼白のはずむ。
なんと。。。空いている座席なし。満席なのよ。
え・・・?って思って、いったんバスを降りると、隣のバスに乗り込む乗客が目に入った。
なんとね、乗客のみなさん、赤いプラスチックの椅子を持ってバスに乗り込んでいるの。
どうやら満席のバスには、あの椅子を持って乗り込んでそれに座って乗るみたい・・・。
マジ?あんな背もたれもない椅子に長時間揺られて行かなきゃいけないの???
よっぽどホテルに戻って、日程変更しようかって思ったわ。
そんなこんなで途方に暮れていると、乗務員の女の人がやって来た。
はずむを含め、ここからこのバスに乗ろうとしているのは4人。
すると、その女の人がはずむと2人の男の客を促し、バスの中に入って行ったの。
え?空席ないのにどうするの???もしかして直に床に座らされるのかしら・・・
なんて不安を感じつつもついて行くと、・・・
みなさん、ご存知?バスの一番後ろ、トイレの隣に、乗務員用のちょっと横になれる
ような椅子の並んだ場所があるのね。そこに通された3人。
辛うじてプラスチック椅子から逃れ、きちんと背もたれつきの椅子に座れることになり、
一安心したわ。
さて、どうにかこうにかバスはターミナルを出発。一緒に座ることになったのは、
どこからどう見てもタイ人なんだけど、話によるとフランス人のおっさんと、タイ人のおっさん。
最初少し話をしてたんだけど、眠いので、そのまま睡眠。
・・・と、2時間ほどで目が覚める。むっちゃくちゃ寒いの。
夜行エアコンバスは経験済みなんだけど、乗務員室は初体験。
エアコンの吹き出し口がね、ただの穴なの。しかも大穴。
この席って、定員以上だから、毛布の支給もなかったし、半袖一枚のはずむ、
真夏のタイで凍死寸前。
挙げ句の果てに、席のすぐ隣はトイレ。くさい・・・。
すっかり眠れなくなったはずむ。腕を服の中に入れて寒さをしのぐ。
そんな調子で我慢してたんだけど、そうこうしているうちに、少しずつ降りる人が出てきて、
3時間を過ぎた頃にははずむは空いた席に通された。
普通の座席って、こんなにあたたかいんだ・・・。そんなふうに感じるくらい寒かったの。
誰かが使っていたであろう毛布をかけると、ようやく落ち着いて、知らず知らずに眠りに
おちたはずむ。
バスは午前4時にムクダハーンのバスターミナルに到着。
トゥクトゥクのおっちゃんに捕まり、30Bだというので、ホテルまで移動。
カップルと相乗りよ。
ホテルに到着して、「予約ないんだけど、泊まれる?」ってきくと、
OKとにこやかな返事。ほっと一安心。
でも、ここでフロントの2人と、はずむの頭の中が大混乱することに。
昨日までのホテルもそうだったんだけど、チェックインがこの時間。この時間を夜遅くと
考えるのか、朝早くと考えるのかで、宿泊の日数が変わるじゃない?
レイトチェックインと考えれば2泊だし、アーリーチェックインと考えれば1泊。
しかも、こちらは13日の朝って思ってるんだけど、相手は12日の夜と考えてるモンだから
話がかみ合わない。
ま、普通に考えれば、12日の夜が正しいわよね。
さらに、深夜のため、はずむはもちろんのこと、それほど教育が行き届いているとは思えな
いホテルの女の子、お互いに眠くてイライラ。
結局2泊で片が付いて、部屋へ。多分これが当たり前の結末ね。
部屋に入り、ベッドに入ったのが4:45。やっと眠れるわ。。。

8月13日(水)

朝、昨夜も遅かったにもかかわらず、7:20に起床。ホントあたしったら、
旅先で睡眠時間節約する癖がついてるのよね・・・。
ま、移動の間にちょこちょこ寝てるからできる技だと、自分でも思うんだけど。
朝食をとりに、1階のレストランへ。アメリカンブレックファースト頼んだんだけど、
あんまりおいしくない・・・。早々に
食べ終え、部屋に戻ろうと思ったら、こんな時間から、ホテルの中のタイ航空オフィスが
開いてる。明日のウボンラチャタニまでの車と、ウボンの空港からバンコクまでのチケットを
購入。空席があってよかった・・・。
手続きを終え、事務所を出ると、知った顔が。。。前回のムクダハーン滞在の時、
わざわざ一緒にJくん(はずむが学費を援助してる中学生よ)の家に行ってくれた
コンシェルジェのおっちゃんだわ。なつかしくて、即近づいていって、
「おひさしぶりぃぃぃぃ。覚えてくれてます?」って話しかけた。
でも・・・すぐには思い出してもらえなかったの。グスン。
こっちはばっちり覚えてるのにね。でも、話をしているうちに、
しっかり思い出してくれた様子。
「今日も彼の家に行くの?」って聞くから、「うん」って答えたら、
事務所に車の手配に着いてきてくれた。
受付の女性に「ここから30分くらいの村まで行きたいから、車手配してくれる?」
ってお願いすると、料金は前回と同じ1500Bだという返事。
一日チャーターだから、決して高いとは思わないの。だって、ほんとに車でもかなり距離
があるところまで送迎してもらうわけだし、村に滞在している間も、待っていてもらうわけ
だから。
でもね、コンシェルジェのおっちゃんが、しきりに
「高い。安くしろ」って、交渉してくれてるの。それが、けっこう執拗に交渉してくれてて、
あとちょっとで受付の女性、ぶち切れそう。
「前回はいくらだった?」っておっちゃんが聞く。ここで1000Bとかウソついてたら、
ひょっとしてそれくらいになったかもしれないけど、なんだか面倒だったから、
「前回も1500Bだったよ」って言うと、受付の女性、「勝った!!」って顔してた。
おっちゃんもあきらめた様子で、
「じゃ、送迎だけじゃなくて、買い物行ったり、観光したり、思いっきり使いなさいね。
5時まではどう使おうと自由だから」
って言ってくれた。ありがとう、おっちゃん。気持ちはとっても嬉しかったわ。
そんなこんなで手配も完了して、いったん部屋に戻り、シャワーを浴びて、身支度を整え、
再びロビーに降りたのが9時。
いよいよ出発よ。運転手さんは、前回と同じ人。・・・いや、もしかしたら、
ウボンに行くときの運転手さんだったかしら・・・?
とにかく、初対面じゃなかったから、ちょっと気が楽。
まずはセブンイレブンに寄ってもらって、お水とかなんだかんだお買い物。
次に郵便局に寄ってもらって、日本への絵はがきを送った。
郵便局のお兄さん、すっごい感じ良かった。
で、なんだかんだ雑用の後、車はいよいよJくんの住む村へ。
車はいい加減見慣れた道をひた走り、村の近くまでたどり着いた。はずむ、
慣れたはずなんだけど、何回来ても、村に近づくと、道がわかんなくなっちゃうのよね・・・。
勘に頼ってナビしたら、どうにかこうにか彼の通う学校に到着。
まずは学校に顔だそうと思って、職員室に入っていくと、
以前に訪問したときに出会った先生が覚えていてくれて、
はずむを中に通してくれたの。
校長先生は前回と変わっていたけれど、急に訪れたはずむを歓迎してくれて、
なんだかノート2冊渡されて「訪問記帳」させられて、その場にいた職員みんなそろって
記念写真もとられたり・・・。
そうこうしているウチに、英語の先生がやってきて、お話を通訳してくれた。
彼、多くの日本人がそうなように、英語の力はあるはずなのに、お話する機会が少ない
らしく、すっごい緊張してるの。そりゃそうよね。英語の先生なんだから、
校長も他の先生たちも、彼が「通訳」として活躍してくれることを思いっきり期待してる
わけでしょ。正直、はずむの英語力の問題なのか、彼の発音の問題なのか、彼の言葉は
聞き取りにくかったんだけど、とってもいい人で、何かと気を遣ってくれたの。
彼のおかげで充実した滞在になったって言っても、過言じゃないかも。感謝してるわ。
その英語の先生が、「私といっしょに授業に入ってくれませんか?」って言ってくれたの。
教室に入ると、生徒たち興味津々。
んでもって、教室に入って初めて気付いたんだけど、この英語の授業、
あのJくんのクラスだったのよ。ということで、Jくんを含め、約20人の生徒の前で、
日本についてのお話とか、タイの印象とか、1時間近くかけて、その先生との対談を
生徒の前でして、時々生徒から質問受けるような形で授業に参加したはずむ。
なんだかんだで1時間が過ぎ、さ、次は学校の周りでも散歩しようかしら。。。
なんて思ってたら、その先生が
「次の1時間は、あなたの考えで1時間生徒と過ごしてみてください」って言ってくれたの。
うそ?1時間任されちゃうの?
何しようかしら・・・ってちょっと考えて、毎回旅行の時にはバッグの中に入れてある
「千代紙」を取り出し、生徒といっしょに折り鶴を折ることに。
はずむ、海外で何度かその国の人たちに「折り鶴」を教えたことあるのね。
この折り鶴、どこに行っても、何度やっても評判いいわ。
生徒達、必死なの。
何ができるのか言わずに始めたんだけど、ついて行かないと完成しないっていう
緊迫感があるんでしょうね。どの子もすっごい集中力。
完成すると、鶴を手の上に置いて日にかざしたり、かなりのはしゃぎよう。
中には、自分のノートを正方形に切って、2つめを早々創り上げちゃう男の子とかもいて、
感動したわ。
みんなに楽しんでいただけて、うれしかったはずむです。
お昼ご飯は、先生達が用意してくださったの。教室の机の上にカオニャオ、ソムタム、
お魚なんかが並んで、会食会。おいしかったわ。
ところでね、ここで驚いたことなんだけど、
タイの学校って、先生が生徒をすごく「使う」の。と言うのもね、この食事が終わる頃、
女の子の生徒が4~5人、近づいてきたのよ。何かしら???って思ってたら、
今はずむや先生たちが食べた食事の後かたづけをしにやってきてるの。
タイって、年上の人に対して敬いの気持ちを持って生活しているって話はよくきくけど、
こんなことまで生徒にさせてしまうのね・・・って、かなりのカルチャーショックだったわん。
タイではまだまだ、「先生」は「偉い」のね・・・。
午後は、村を散歩することに。なんか、一人でじっくり歩いてみたかったの。
けど、気がついたら、例の英語の先生がしっかりついてきてくれてる。
午後は授業がないし、気を遣ってのことらしい。
せっかくなので、いっしょに歩いてもらうことに。
途中、先生のお家に寄ると、先生のお母さんがライチーに似た、ラムヤイだっけ?
果肉が白いフルーツ。庭の木にたわわになったそのフルーツをたくさん切って、
持って来てくれ、袋に詰めてくれた。ありがたくいただいたわ。
でも、結局旅行中に食べ終わらなかったんだけど・・・。ほんとにたくさんだったのよ。
一通り村を歩くと、放課後の作業をしていたJくんを呼びに行って、いっしょにお家に。
でも、お母さん、田圃で農作業のようなので、ちょっとの滞在の後に、
学校へ戻るためお家を出たの。そしたら・・・突然の大雨。しかも土砂降り。
仕方なく途中のお寺の屋根付き門の下で雨宿り。
Jくん、今年で早くも3年生に進級。まもなく進路選択の時期が来る。
「中学校卒業したら、次はどうするの?」って聞くと、高校に行きたいって。
先生がね、
「彼は真面目ないい学生なので、高校でも頑張れると思います。」って言うの。
はずむ、彼の援助者の立場ではなくなってしまったから、もう直接学費援助することは
できないんだけど、ぜひ頑張って欲しいわ。
途中、農作業から戻ってきたお母さんがやってきたので、ご挨拶。
お母さんもおかわりなくて何よりでした。
さて、学校に戻るとさっき昼食をとった教室で、お茶タイム。
でも、ここでまたはずむびっくり。先生達がお茶をしてる
目の前では、小さな生徒達(多分、小2?小3?この学校って、小さいんだけど、
幼稚部から中等部までが一つの学校に入ってるのね)が勉強してるのよ。
そんな生徒達の目の前で、茶は飲むわ、マンゴーは食うわ、お菓子は出すわ・・・。
日本では信じられない光景。しかも、先生が、学級委員かしら?リーダー級の女の子を
呼んで、水までとりに行かせる。びっくり!!
お茶の間、いろいろお話をしてたんだけど、一人の先生が
「日本とタイでは学校はどのように違いますか?」って聞いてきたのね。
「日本ではこんな風に、授業中に先生が食べ物食べたり、生徒を私的に使ったりしたら
大変です」って率直に感想を述べたの。
そしたらその先生、照れたように笑って、
「だって、一日学校にいたら、疲れちゃうしお腹も減るんだもの・・・」だって。
さすがタイだわ。。。なんて思っちゃった。
でも、タイの先生って、制服着なきゃいけないのよね・・・。どっちが自由で
どっちが制約が多いか・・・なんて、単純には比較できないわって、心底感じちゃった。
この場に、幼稚部の男の先生がいたのね。若くて、ちょっとかわいい感じ。
そう言えば朝、グラウンドでサッカーを小さな子たちに教えてて、
すっごい気になってたんだわ。
彼、ニックネームは、日本の某有名自動車メーカーの名前そのもの。
日本に来て、幼児教育を学びたいって言うの。実現するといいわね。
メアドを交換したわ。
さて、車に乗り込んで、一路ホテルへ。今回はあんまりJくんとお話しなかったわ。
学校があったんだから仕方ないわね。
車がホテルへ着くと、ドライバーさんに多めにチップを渡したの。
今回旅行記の中ではドライバーさん、全然登場しなかったけど、
実はとってもいろいろ活躍してくださったのよ。
教室ではカメラマン役してくださったし、はずむがいろいろ見て歩いてるときは、
ずっと車の中や近くの食堂で時間つぶして待っててくれたり。
1日分1500Bも払って借りてる「客」なんだから、当然って顔してればいいんだろうけど、
あたし、そういうのとっても苦手なのね。
いい人ぶってるとかじゃなくて、逆に、すごい自己嫌悪。
客の立場で振る舞えないの。これって、タイでは結構致命的な欠点だったりするんだけど。
でも、チップ渡したときに、すごい喜んでくれて嬉しかった。
あとでAくんに「いくら渡せば良かったと思う?」って聞いたら、
100Bって言われて、ほっと一安心。十分だったみたいよ。
さて、ホテルでちょっとひといきついたあと、はずむはナイトバザールをのぞきに
カメラを持って出かけたの。なんだかんだつまみ食いしながら歩いてたんだけど、
ほら、今回大きなカメラを持って行ったじゃない?思いっきり目立ってるみたい。
どうせ目立ってるんだったら・・・って思って、普段はあんまり声をかけられないような
人にも声かけて写真とらせてもらおう・・・って思って、夕飯を食べた屋台のお兄さんを
パチリ。
そんなことをしてたら、周りのかわいい男の子もたくさん写真におさめたくなっちゃって、
なんだかんだと話しかけ、たくさん写真撮っちゃった。
多分、日本の雑誌社の取材とでも思ってくれたようで、満面の笑顔でカメラを見つめる。
しあわせ。
そんなこんなで、はずむ的にはかなり勇気を出しての行動だったから、写真の現像が
とっても楽しみだったんだけど・・・、
帰ってきて現像に出したら、全部失敗してたの。暗くて内蔵のストロボだけじゃ全然だめ
だったみたい。
ショック・・・。
さて、そろそろ帰ろうかしら。。。って思ってホテルへの道を歩き出したら、
ゾウさんがあちらから歩いてきた。えさを買ってぞうさんにあげるってだけの
アトラクション?を商売にしてるみたい。このゾウさんの写真も撮ったのに・・・。
夜の写真撮影には、気をつけなきゃだめね。
ホテルに着くと、連日の無理な行程が祟っているのか、無茶苦茶眠い。
明日は朝4時に起きなきゃいけないから、今日は早く寝なきゃ。おやすみなさい。

8月14日(木)

予定通り、朝4時に起床。5時のバスに乗ってウボンラチャタニへ。
空港に着くと、30分ほどの時間の後、タイ航空でバンコクへ飛んだ。バ
ンコクに着くと、両替所でTCの両替。でも、30000円しかやってもらえなかった。
やっぱ、現金のほうがいいかしら・・・。
今日はまず最初にマッサージを受けたくて、エアポートバスに乗り
ア○バサダーホテルへ。
バスの中には日本人のカップルがいて、NANA駅を目指している様子。
でも、場所がいまいちわからないらしく、そわそわしてたの。
「NANAはもう少し先ですよ」って教えてあげると、ほっとした様子。
何も言わなくても、エアポートバスは、乗客の降りたいって伝えてあった場所では
きちんと止まってくれるのに・・・。
ア○バサダーに着くと、はずむお気に入りのフィットネスセンターへ。
ここに泊まる予定はないけど、はずむ、身体がつかれてて、
とにかくマッサージを受けたかったのね。
どうせマッサージなら、男の子にやって欲しいし、願わくば+αじゃない?
それにはこの時間、ここがうってつけだと思ったの。
でも・・・マッサージはとっても気持ちよかったんだけど、ボーイは今までで一番外れかも。
ここ、前は写真見せて選ばせてくれた時期もあったんだけどな・・・。
マッサージを済ませ、このあとAくんと合流して、パタヤに行く予定なので、
エカマイのバスターミナルに向かった
はずむ。待ち合わせの時間は12時。でも・・・、12時を10分過ぎても、Aくん、来ない。
何があったのかしら?
彼の携帯に電話してみるんだけど、繋がらない。
shigeさんに連絡してみると、Aくん、渋滞に巻き込まれちゃって、少し遅れるっていう
伝言をもらった。仕方ないのでバスターミナルでタバコ吸いながらプラプラしてると、
ようやく30分後、Aくん到着。一路パタヤへ。
バスの中からゆうきさんに電話すると、今夜パタヤに来ている人たちで集まって
お食事会をするとのこと。あら、そんなにたくさんいらしてるのかしら?
ぜひぜひ参加したいわ!!ってことで、パタヤでホテルが決まったら再度連絡すること
にして、はずむは電話を切り、しばしお昼寝タイムよ。
バスは2時間半ほどでパタヤのバスターミナルへ到着。
バスが到着すると、乗客はソンテウに向かって歩いていく。
はずむとAくんも一台のソンテウに乗り込んだんだけど、ここでちょっとした事件に遭遇。
ソンテウに乗り込むと、はずむとAくんは、一番奥(つまり運転席に近い方)まで乗り込んで、
詰めて座ったのね。普通どの乗客もそうするでしょ?
でも、今回は、はずむ達とは逆側の、入り口のあたりに一人、どこの国の人かしらない
けど、外国人が詰めることなく、どんと荷物を置いて座ってたの。
乗り込んで来る人たち、「迷惑だな・・・」みたいな表情で、それでも彼の荷物をまたいで、
奥に詰めて乗り込んで来たんだけど、最後に5人連れのお客がやって来たのよ。
その人達も荷物が多くて、その入り口付近の客が奥まで詰めてくれないと乗れない
状況だったのね。
ソンテウの運ちゃんが、「お客さん、奥に詰めてくれない?」って、丁重な姿勢で
その人に言ってるんだけど、その人、
「オレがこいつらより先に来て、ここの席を取ったんだから、オレは動かない」
って、英語で主張してるの。てこでも動かない雰囲気。仕方ないので、後から来た5人、
その人の荷物をまたいで乗り込もうとしたんだけど、やっぱりじゃまで入れないのね。
すでに乗り込んでたファランのおっさんとはずむ、目があって
「しょうがないね・・・」って視線で会話。そのうち、ソンテウのおっちゃんも、
だんだんイライラしてきて、他の運ちゃんといっしょに、愚痴ってる。
で、運ちゃんが再びその人に、、
「お客さん、悪いけどもう少し動いてくれないかな・・・」みたいなことを言ったらね、
そのお客さん、急にマジ切れ。
「もういい、オレは降りる」みたいに叫ぶと、すごい剣幕で降りて行ったの。
パタヤでバスターミナルからソンテウのコース、初めてだったのかしら?
もしゆったり行きたいんだったら、一台貸し切ればよかったのに。
100Bも払えば貸し切りできるのに・・・。
降りていった客の背中に、運ちゃん連中、歓声を上げる。よっぽどイライラしてたのね・・・。
パタヤのボーイズタウンあたりでソンテウを折り、はずむとAくんはウエルカムプ○ザへ。
ここ、もうあたしの定宿になりつつあるわ。だって、立地がいいんだもの。
「ねぇ、Aくん、ホテルはウエルカムにしようね。で、スィート借りよう。
あそこならベッドルームとリビングが別だから、はずむがボーイ君と帰って来ても、
Aくん、ソファーで寝て待ってられるでしょ?」
「え?いいよ、はずむ。僕、はずむがGOGOに行ってる間は、友達のとこに遊びに行って、
3時頃帰ってくるから。」
「そうなの?あんた、行き場あるの?」
「うん。そうすれば僕も楽しいよ。気にしないで安い部屋にしてよ。」
「じゃ、そうしようかしら・・・。」
「そうしなよ。で、余った分のお金は僕にちょうだい」
「は?何言っちゃってんのよ。バカね。世の中そんなに甘くないわよ」
「ちぇ・・・・っ。(拗ねたふり)」
「一人で勝手にやってなさい。じゃ、普通の部屋にするわね。」
そんな会話をAくんとすでにバスの中でしてあったので、
チェックインは650Bのお部屋に。
スィートだったら2000Bだったから、約1/3ね。
ゆうきさんに再度電話。
7:30からコカレストランで食事会をするってことなので、しばらく部屋でくつろいだ後、
ソンテウで会場へ。すでに2人のタイ人の子が待っていてAくんと顔見知りだったらしく、
挨拶を交わして他の方を待ってたの。
続々と集まっていらっしゃる参加者のみなさん。結局10人集まってお店の中へ。
ほとんど掲示板でお話したり、実際お会いしたことのある日本人のみなさん。
会話もはずんで、とっても楽しい時間を過ごしたはずむ。
Aくんも、彼、ほんとはこういう場所苦手で、あんまり参加したがらないんだけど、
今日はノリノリ。
いろんな方に「気が利くね」なんて褒められて、それを伝えてあげると嬉しそう。
しまいにはわかんないはずの日本語で話しかけられても、相づちうっちゃったりして。
この子、いつの間に日本語理解できるようになったのかしら?
後から遅れてこられた方も入れると、全部で15人の大オフ会に。
きっと、周りからみたら、かなり異様な集団だったと思うわ。
でも、とってもとっても楽しかった。
お食事を終えると、みんなでボーイズタウンへ行くことになり、Aくんは友達の家へ。
何人か抜けていったので、残ったのは9人ほど。まるで遠足のように止めたソンテウに
乗り込んだ集団。でも、値段交渉をしてくださった方が、
「一人20B」っていう運転手の話を持ち帰ってきたの。
中にはいい加減酔っぱらっちゃってて、
「え?50B?高いよぉ~!!」なんて言い出す人もいて・・・。(笑)
20Bでもやっぱり高いという結論で、乗った全員で降りちゃった。
そしたら、運ちゃんあわてて、
「10Bでいい!!」って妥協。結局再び全員乗り込み、ボーイズタウンへ。
ソンテウの中では、Kさんとボーイ君が熱々ムード。
はずむの目の前で濃厚なラブシーンを始める。すっごいいい感じだったわ。
パタヤねぇ~なんて、妙に実感しちゃった。
さて、ボーイズタウンに着くと、今日はなにやらイベントがあるらしく、
BoyzBoyzBoyzは入り口で250B払って飲み放題なんだそう。
皆さんは入って行かれたんだけど、はずむははずむで、向かいのThrobってバーに
行きたかったから、ここでみなさんとお別れして別行動。お店に入っていったの。
入ってしばらく眺めていると、かわいい子発見。その子の番号、「×0」番だったのね。
もう、この子に決めるしかないでしょ!!って思って、ショーが始まる直前に、
ウエイターくんに
「ねぇ、×0番の子、呼んで」って頼んだの。
そしたらさぁ、ウエイターくんったら、何を聞き間違ったのか、「◎0」番の子に、
「お客さんの指名だよ」って伝えちゃったの。
その「◎0」番の子って、以前の旅行記に書いたんだけど、隣に呼んだら、
ちょっと用事が・・・って行って出てったきり戻ってこなくて、
Aくんといっしょに無茶苦茶怒った相手だったのね。超印象悪い、性悪オンナ。
その彼が満面の笑みで近寄って来たの。
けど、即、ウエイターくん呼んで、「その子じゃないの。×0番のかわいい子よ」って
訂正してやったわ。すごすご戻る◎0番のボーイ君。あんた、身から出たさびでしょ。
隣に座ったボーイ君の名前はNくん。18歳。ノンカーイ出身で
まだこの仕事をはじめて日が浅いらしい。超かわいい。
英語も日本語もできないんだけど、ウブで素直な感じの良い子だったの。
ショーの途中で店を出て、せっかくだから、この子を連れて
BoysBoysBoysにいるみなさんと合流しましょって思ったんだけど・・・。
みなさんご存知でした?
タイではバーに20歳以下は入れないんですって。
(そういえば、日本でもそうかしら?)
仕方なく、みなさんにはお別れをして、二人で部屋に戻ることに。
いろいろなお話をしながら、3時頃まで楽しく過ごしたはずむ。
でも、Aくんがそろそろ戻ってくる時間なので、
「明日もお店に行くよ。いっしょにカラオケでも行こうね」って約束して、
彼を帰したの。
3時20分ころ、Aくんご帰還。カオニャオと焼き鳥の夜食を買ってきた。
はずむもちょっとお腹が空いた頃だったから、いっしょに食べた。
でも・・・これが翌日の大変な思いをする原因に・・・。

8月15日(金)

朝、今回旅が始まってから最初のお寝坊。10時頃目が覚めた。Aくん、めずらしく
はずむより早く起きてて、はずむが起きたのに気付くと、「お腹すいた」って。
この子、自分の欲求に忠実に生きてる子だわ。
ロイヤルガーデンに行き、フードコートで朝食。でも、ここって開店は11:00。
今は10:20。辛うじてどの食べ物屋さんも営業は始めてるんだけど、
館内の空調がまったく始動してない。初めて知ったんだけど・・・、当たり前っちゃぁ
当たり前なんだけどね、エアコンが入ってないデパートって、蒸し風呂よ。
汗だくになりながらご飯食べちゃった。
お買い物しよう!!って話になって、マイクスへ移動した二人。
でも、なんだかとってもお腹の調子が悪い。
今回いろんなもの食べたのに、全然お腹オッケーだったの。
でもここに来てやっぱり・・・。多分、昨日の夜食が問題だったんだと思うわ。
5分動くと5分トイレ・・・みたいな状況。ほんと、はまるときついのよね・・・。
とにかく、このままじゃどうしようもないので、いったんホテルに戻って薬を飲むことに。
ホテルへの道すがら、Aくん唐突に、
「はずむぅ、VCDプレーヤーが欲しい」って言い出した。出た、出た。おねだりAくん。
「あんたさぁ、お仕事の関係でお金必要なんでしょ?だから、そのお金を最後の日に
渡すけど、それ以外は今回は絶対なにもあげないよって約束したじゃない?」
そう言うと、Aくん、照れたように
「OK、OK」って答えたの。
でもね。。。ちょっとそう答えてから、考えちゃったんだ。
今回はAくん、お仕事の関係でちょっとまとまったお金が必要だっていう話をしてたから、
そのお金は渡そうって最初から決めてたんだけど、その額って、決して大金じゃないのね。
もしボーイ君を連れ回してたとしたら、こんな額じゃ絶対おさまらない。
しかも、彼は今回もお仕事休んでまではずむとかなりの時間を過ごしてくれてて、
重いスーツケース運んでくれたり、カメラマンよろしく、写真撮影に精を出してくれたり
してくれてるの。ちょっとお礼しても、バチは当たらないかしら。。。なんて考えて、
買ってあげようって気になったの。
実はこの子、思い返せば、去年の夏くらいから「VCD,VCD」ってずっと言い続けてる
んだわ。相当欲しいんだと思う。
「しょうがないなぁ。。。Aったら。いいよ、じゃ、買っておいでよ。
はずむはインターネット少しやってからホテルに戻るから」
って言って、お金を渡したの。彼、すっごい嬉しそうに、タラートに飛んでいきました(笑)。
お腹いたいんだけど、また改めて出てくるのも面倒。
インターネットカフェで掲示板の確認をして、数通のメールを送ると、
はずむは急いでホテルへ。
また今回も正○丸のお世話になってるあたし。
薬を飲んだら、気分的なものもあって、かなり楽になってきた。
ベッドに横になってたらたらしてたら、Aくん、ご帰還。
実際買いに行ったらちょっとお金が足りなかったらしい。
「タラートで買ったんだけどね、400B足りなかったんだ。でね、僕が出して買ったの。
僕が自分で足りない分出したんだよぉぉぉ」って得意げに話す。
それもそれでいいかな。。。って思ったんだけど、せっかくなので、足りなかった分も
はずむが負担した。
満面の笑みを浮かべて、早速テレビにつなげてる。日本でVCDの機械、いくらするのかし
ら?ってか、あるのかしら?VCDって。驚くくらい安いんだけど。
はずむも買って帰ろうかな・・・。
でも、つなげたはいいんだけど、肝心のソフトがない。機械があっても、ソフトがないんじゃ、
ただの箱よね・・・。
Aくんに
「あんた、ソフトないのにテレビにつなげてどうすんの?」って聞くと、自分のお金で買いに
行ってくるっていうので、
はずむもいっしょに部屋を出て、自分はマッサージを受けにボーイズタウンに向かったの。
ボーイズマッサージ、パタヤではあんまり経験ないから、ドキドキしてたんだけど、
店にはいると、ずらっと並んだ男の子たち。でも・・・あんまりタイプがいない。
ま、身体がつかれちゃってるので、マッサージが目的だから、どの子でもいいわ・・・って、
一人を選ぼうとしたら、
食事にでも行ってたのかしら。。。?遅れて入ってきた子が、けっこうタイプだったの。
即指名。可哀想なのは、それまで必死にアピールしてた男の子たち。
一生懸命愛想を振りまいて並んでたのに、
後からひょっこり現れた子に持って行かれちゃって、かなりショックだったみたい。
お疲れ様。
この子、マッサージ上手だったわ・・・。
すっごい気持ちよかった。身体が軽くなる感じ。いるのよね。。。
こうしたマッサージのウマイ子。あたりだったんだわ、きっと。
マッサージを終えて、部屋に戻ると、Aくん既に帰ってきていて超ご機嫌。
「はずむ、買って来たから見て、見てぇ~」
って得意げにテレビに映し出したのは・・・なぜかカラオケソフト。
何?誰かアーティストのソフトを買ってくるんだと思ってたのに、
あんたいつからカラオケ好きになったのかしら???
よっぽど嬉しいらしく、何回も何回も見ながら、一緒に歌ってる。
この子の歌声、初めて聞いたかも。どう聞いても、
メロディーにどうにかついて行ってるっていう程度で、決して上手くはないんだけど、
なんかとってもかわいい様子だったの。
こんなに喜んでくれるんだったら、お金出した甲斐があったってもんだわ。
ちょっと眠くなったんで、二人してお昼寝。夜9時に目を覚まして、
夕飯を食べに出かけたの。夕飯を食べた後、今日はGOGO遊びに
おつきあいしてくれると言うAくんといっしょにBoyzBoyzBoyzへ。
お店に入ると、やっぱり混んでる。
席に案内されて、ほっとひと息。タバコに火をつけた瞬間・・・。
突然、日本人の方に声をかけられた。
え?オフ会に参加されたみなさんは、もうパタヤにいないはずなのに・・・って
思いつつ振り返ると、Aくんとも面識のあるTさん。あら、Tさんもいらしてたのね・・・。
すでにTさんもボーイ君と一緒だったので、4人で席に座ってちょっとおしゃべり。
あんまり景色が良くないんで、4人そろって、向かいのThrobへ移動。
昨日のNくんがすぐ気付いてやってきた。
即「着替えておいで」って言い、OFF。5人でボーリングに出かけたの。
Tさんも、Tさんの連れてるボーイ君も、上手。
パタヤでのボーリング初体験のはずむは、その雰囲気だけで十分満足。
スコアは。。。聞かないで。(笑)
ボーリングを2ゲーム終えると、ソンテウに乗って今度はカラオケ。
日本の歌があるっていうから、「よっしゃ、歌うわよぉ~!!」って張り切ったのに、
歌詞カード見たら、いつの時代の日本よ・・・ってかんじの曲ばかり。
そう言えば、タイの音楽って、日本の演歌と共通する部分、ない?
Nくん、カラオケそんなに好きじゃないって昨日は言ってたのに、
次から次へと曲を入れて、ノリノリで歌ってる。
一方、Aくんったら、自分で「今夜はカラオケ行こうね」って言ってたのに、
すでにおねんねタイム。目が半分しか開いてない。・・・この子って・・・。(笑)
さて、けっこうのってきた頃、この店で事件があったの。カラオケのマイクって、
一人が歌うと、次の人にまわすじゃない?一回ね、Tさんのボーイ君が落としちゃった
のよ。このマイク。そしたら、店員さんが即やってきて、なにやら彼に耳打ちしてる。
「なに?」って聞くと、ここのお店、マイクを落とすと罰金「500B」なんだって。
えぇぇぇ~って大声上げちゃった。
言われて壁を見てみたら、なにやら貼り紙が・・・。
タイ語で書かれてるから、はずむは絵を見て判断するしかないんだけど、
どうやら落として壊してしまったら、「2000B」とられるらしい。ビックリ。
日本じゃ考えられないじゃない?
なんだかそれ聞いたら、一気にみんな冷めちゃって、即お会計。
「この店、他のものは安いから、この罰金で商売してるのかしら???」なんて、
Tさんとお話しながら、お店を後にしたの。みなさんはお気をつけくださいね。
カラオケを出ると、時刻はまもなく3時。ホテルの前で写真を何枚か撮ると、
ここでNくんとはお別れ。
今日はAくんも一緒だし、そんなところで彼とベッドをともにするだけの度胸は、
はずむにはないの・・・。(笑)
「今日はありがとね。今日はここでバイバイだけど、次来たときにもまた遊ぼうね」
って言うと、Nくん、
「ありがとう」って言って、そのまま立ち去ろうとした。
ちょ、ちょっと待って。あなた、チップも受け取らずに帰るつもりなのかしら?
ホント、慣れてないのね・・・。あわてて引き留めたはずむ。
あたし、実はボーイ君を連れ出して、Hもなしにチップ渡して帰すのって初めてなの。
でも、この子はそうしたかったんだ。みんなから少し離れた場所に二人で移動して、
最後のお別れ。
「今度はいつ来るの?」って聞いてくれた。
「12月頃かな・・・」
「じゃ、またオフしてね。楽しかったよ。」営業だとしても、彼のこの顔で言われると、
無茶苦茶嬉しい。
最初から決めておいた、1泊分のチップを渡す。彼、チップを受け取らずに帰ろうとした
くらいだから、もらえて○00Bの世界だと思ってらしい。予想外に多かったから、びっくり
したようで、嬉しそうにワイをすると、
「ありがとう。また会いましょう。」って言って、お家に帰っていったわ。
部屋に戻ると、Aくん限界。ベッドにバタンキュー。(死語?)はずむは一人日記を書いて、
4時頃就寝。
明日は実質最終日。どんな1日になるのかな・・・。

8月16日(土)

今日はホテルをチェックアウトして、バンコクに向かう。8時に起きて朝ご飯を食べ、
部屋に戻って荷物を整理。タクシーを予約してある10:00にフロントに降りて
チェックアウト。
・・・と、ここで大失敗に気付いたの。何かって言うとね・・・。普段はなんでも自分で
やるんだけど、Aくんが一緒だと、ついつい面倒なことはAくんにお願いしちゃう癖が
ついてるはずむ。
昨日も今日のバンコクまでのタクシーを電話でフロントに予約してもらってあったのね。
でも・・・10時過ぎてるのに、タクシー、来てないの。
???って思って、フロントで尋ねてみると、タクシーは予約時に料金を支払ってなくちゃ
いけないそうで、昨日の電話だけでは予約は入っていないってこと。
つまり、いくら待ってもタクシーは来ないってわけ。
・・・やってもーた。
仕方ないので「今から車呼んでもらえる?」って頼むと、20分待てって返事。
その間、ホテルの入り口に立ってるガードマンくんが、すっごくイケてたので、
写真をとらせてもらったりしながら時間を過ごす。ほんと、かわいいの。
次に行くときもまだいるかしら?楽しみだわ。
ようやく車がやってきて、11:00に出発。今日はこの後、彼のお家に寄って預けてある
スーツケースをピックアップし、ホテルにチェックインしてから、shigeさんのねるとんが中止に
なった代わりに、ルークさんのお部屋でパーティをするっていうので、
そこに参加させて頂く予定なの。
車は約2時間でA君のお家に到着。奥さんと子どもが出迎えてくれた。
そんなに時間がないので、スーツケースを車に詰め込んで、
さ、行きましょ!!って時になって、Aくん、いきなり「バイバイ」って手を振る。
え?あんた、今日いっしょにバンコクに行かないの???
聞いてみると、奥さんに
「今日はあんた、いい加減仕事に行きなさい」って言われたとのこと。
びっくりしたけど、考えてみれば当然。
だって、1週間もお仕事行ってなかったら、お仕事なくなっちゃうわよね、普通。
仕方ない。ここでお別れね・・・。いつもと比べるとかなり素っ気ないお別れの時を過ごし、
ここでAくんとはさよならしたの。
一人車に乗り込み、一路ホテルへ。30分ほどで到着。チェックインを済ませ、
荷物の整理をしてから、パーティ会場へ。
実は、同じホテルの中の別フロアだったのよね。。。すっごい便利。
会場にはすでに何人かの方がいらっしゃって、準備をすすめてくださっていたの。
ルークさんがたくさんお料理を作ってくださっていて、みなさんがお持ちよりになった
お料理もあわせると、机の上はあふれんばかりのお料理。
やだ・・・あたしも何か持って来ればよかったわ・・・。気が利かないオンナね。あたしって。
そう言えば、今日のこの会には、はずむのPCのお気に入りで、
「タイ関連」にブックマークしてあるHPのオーナーさんが、ほとんどいらしてる。
とくにてつさんとは初対面。超感激。ミーハー追っかけみたいな気分だったの。
タイ人の子も3人来ていて、それぞれに時間を過ごしていたの。
はずむはその中の一人の子の隣に腰掛けてジュースいただいてたりしたんだけど・・・。
この子、英語はあんまり得意じゃないらしくて、しかも3人のタイ人のうち、2人は友達同士。
1人、ぽっつんと座ってたのね。
何か食べたら?って勧めても、遠慮なのか、お腹一杯だって答えるし、
じゃ、お酒は?って聞くと、あんまり飲めない・・・って。おすぎさんに、
「はずむちゃん、彼といっぱいお話してあげてね」って言われて、どうしよう・・・
どうしよう・・・って思ってたら、彼が手元に持ってる英語のテキストを発見。
「英語の勉強してるの?」って尋ねると、
「大学で勉強してるんだ」って返事。
貸してもらって見てみると、割と簡単なテキストだったのね。
それを使ってなぜかパーティ会場で、いきなり英会話のお勉強をはじめた、
はずむとその子。
でも、それがきっかけで、だいぶお話ができるようになったわ。
「タイ語はなせる?」って聞かれたから
「ちょっとだけね」って答えちゃったのが悪かった・・・。そっから先はほとんどタイ語。
わかんない顔すると、英語を混ぜてくれるので、どうにか理解できる彼のお話。
とってもかわいい子でした。日本人のお友達が欲しいんだって事。
今日たくさん作れるといいわね。
そんなことをしているうちに、続々と参加者の皆さんがご到着。
あっという間に15人ほどの人数に膨れあがったパーティの参加者。
以前にお会いしたことがある人もいれば、今回が初対面の方も。
でも、みなさん気さくな方ばかりで、
今までオフ会って言っても、割と構えちゃって、あんまりお話できなかったはずむも、
心から楽しい時間を過ごさせていただいちゃった。
みなさん、ホントに素敵な方ばかりで、ネットの世界がなかったら決して出会うことの
なかったであろうみなさんと、こうして一緒に時を過ごせてることの不思議と何とも
言えない幸福感に、胸がいっぱいになる気分。
はずむ、しあわせだわ。
お話に大笑いしたり、うんうんなんて納得したりしながら、気付いたらあっという間に
4時間の時間が経過してたの。
そろそろ時間も夕暮れ時になり、パーティはお開き。みなさんそれぞれにお部屋を出て
行かれたんだけど、はずむはどうせ同じホテルだし
お片づけでもお手伝いしようかしら・・・なんて思って、残っていたの。
結局何一つお手伝いできなくて、かえって邪魔になっちゃったんだけど。(反省)
お片づけが一段落したようで(ホントにあたしったら、なんにもしなかったわ・・・。
ごめんなさい、みなさん)、残ったみなさんでコーヒーを飲みながらの反省会。
はずむね・・・ほんとにね、普段は人見知りするのよ。
って言っても、このはずむの発言に対して、すでにはずむと会われたみなさんからは
賛否両論かもしれないけど。(笑)自分的にはマジで緊張するのね。
それに、すっごぉぉぉぉい楽しいと思ってても、その楽しい雰囲気にどっぷり浸って
しまって、もう、いるだけで十分しあわせになっちゃうの。
で、おとなしくなっちゃうらしいのよ。
でもね、今回は自分的にはかなりはじけてたんだ。だって、ホントにすっごく楽しかっ
たの。けど、みなさんから「借りてきたネコ状態」だって、また言われちゃった・・・。
あたしったら、ほんとに感情が表情に出ないオンナなのかもしれないわ。。。
しばらくそんな、マッタリゆったり、しあわせな時間を過ごしてたんだけど、
今夜ははずむ、shigeさんにお願いして、初体験、軍人さんツアーに連れて行って
もらう予定になってたのね。
「はずむくんはこのあと、どうするの?」ってみなさんに聞かれて、
そのことをお話したら、おすぎさんが、
「軍人さん通りより、その隣の若い子通りもいいわよ。
タッキーバリの子もいるしね。」
って教えてくださった。
その瞬間・・・。
「タ、タ、タッキィィィィィィィィ?」って大盛り上がりのルークさんとはずむ。
あたしも行くワァ!!って言うルークさんと、他の軍人さん通りに出かけるみなさんと
一緒に、2台のタクシーに分乗して、大ツアーでお出かけすることになったの。
さてさて、軍人さん通りに着くと(どこだかは直接shigeさんにツアーを依頼してね)
はずむとルークさんは、shigeさんにひっついてワクワク顔で若い子通りに移動。
時間が早いのか、あんまり人数はいなかったんだけど、いる、いる、いる。
でも、ルークさんも、はずむも、頭の中は「タッキー」で一杯じゃない?(笑)
これ!!って子に出逢えないのよ。何回か同じ通りを行ったり来たりしてるうちに、
一人かわいい子を発見して、shigeさんに声をかけてもらったんだけど、
あいにくその子はただ今お仕事中。
2時にならないと終わらないって事なので、挫折。
他にはあんまりタイプもいないので、とりあえず他の皆さんに合流するために、
軍人さん通りに移動したの。軍人さん通りも、いるわぁ~。マジで。
けど、こちらにはどう転んでも「タッキー」と呼べる子はいなかった・・・。(笑)
合流したみなさんと情報交換した後に、shigeさん、ルークさん、はずむは再び、
若い子通りに移動したの。
「のどか湧きませんか?ジュースでも飲みましょう」ってshigeさんに言われて、
おまけにジュース代ごちそうになって、椅子に座って飲み始めたんだけど・・・。
座ったはずむの向かい側で、ジュースを飲んでる男の子発見。超かわいいの。
昔大好きだったノンケの子
(名前はchibaちゃんって言ったの。あら、chibaちゃんさん、同姓よ)にそっくり。
思わず見つめちゃったら、こっちの視線に気付いて、ニコっ・・・。
もう、爆死寸前。なんでこんなところで、こんなタイプの子に出逢えるの?
んでもって、その子のとなりにいた男の子は、ルークさんの守備範囲らしい。
shigeさんに、「どうしますか?」って聞かれて、返事に困ったはずむ。
「確かにステキなの。でも、こんなにステキな子がいるってことは、
もっともっとステキな子がいるかもしれない・・・」なんて、
思いっきり欲張りなこと考えちゃったはずむ。
結局、もう一度通りを歩いてみて、戻ってきたときにまだいたら、
いっしょに連れていこうってことになって、再び3人で通りを歩き始めたの。
けど。。。なんだかんだあって、結局、はずむはその彼に決定!!ルークさんもおんなじ。
タクシーに全員乗り込んで、モーテルへ。
はずむ、タイでモーテルって、初めて体験したんだけど、すっごぉぉぉぉぉい広い敷地なのよ。
しかも、想像よりずっと綺麗。
ルークさんとお隣同士のお部屋で(声が漏れなくてよかったわ・・・爆)、素敵な時間を
過ごすことができました。
さて、その後、はずむはもちろん最後の晩をそのまま部屋に戻るのは切ないし、
ルークさんももう少し遊んで帰るということで、タクシーでシーロムへ。
シーロムに着くと、shigeさんとはここでお別れ。本当にお世話になりました。
ルークさんと二人で1軒のGOGOへ。ちょうどショーの最中で、
舞台の真下の座席(いわゆるかぶりつき席?)に案内されて、
見上げるようにショーを見ることに。
いつもほど派手ではないショー(全員着衣よ)を見ていると、ルークさんがしきりに後ろを
気にしてる。視線の先を見ると・・・不気味な仮面をかぶって、杖をついた男が、
ぎゃーぎゃーさわいでたの。
GOGOにそんな格好で入ってくる人なんて、よっぽど酔っぱらってるか、
ちょっとおかしい人じゃない?
そんな人が真後ろに座って騒いでたのよ。
「いやねぇ・・・」なんて二人でささやき合いながら、おびえていると、突然その男が
ステージに上がっていった。最初、乱入してったのかと思ったんだけど・・・出演者だった
みたい。やだわぁ、おどかさないで。
しばらくそんなコミカルショーを眺めてたんだけど・・・おもしろくないはないの。でも、
なんだかとっても長いの。いい加減飽きちゃって、時間も遅いし、
「店を変えよう」って話になって、となりのFという店へ。
このFってお店、はずむ、バンコクでは一押しなのね。何がいいって、ボーイ君はそんなに
タイプいなかったりするんだけど、ウエイター君がかっこいいのよ。
きっと同意見の方も多いはず。
でも、今日は、ウエイター君はもちろんのこと、ボーイ君もかわいい子が多い。嬉しい誤算ね。
ルークさんと、「あら、あの子かわいい!!」「あら、あっちも!!」なんて言いながら
満面の笑みでステージを眺めてると、店内の音響は徐々に大きくなっていって、
ボーイ君達の踊りもだんだん激しくなってきた。時計を見ると、1:30をまわったところ。
あら、そろそろ閉店ダッシュなのね。
さっき、「あの子かわいい!!」ってはずむがルークさんに言ってた子が、
いつの間にかはずむのとなりの空席に座ってた。
声をかけられるのを待ってるのが分かる。はずむが興味を持って眺めてたことを、
ステージの上から見てて、気付いてたのね・・・。
ルークさんは、お気に入りになったウエイター君を隣に座らせてお話をはじめた。
はずむも誰かここらで一人・・・なんて思ったんだけど、何人かタイプの子がいて決められない。
結局、隣に座って待っていた子が再びステージに上がったときに、
「こっちにおいで」って声をかけて、お話したの。
この子、どうして自分から隣の空席に座ってモーションを待ってたのか、
よ~くわかったわ。
あのね、日本語ぺらぺらなのよ。びっくりするくらい。
自分で少しずつ勉強しているそうで、持っていたボロボロの手帳にはいくつかの日本文を
メモしてあった。
名前はKくん。かわいい。
結局、さっきモーテルで遊んだばっかりで、
あと3時間後には空港に向けて出発しなくちゃいけないってのに、オフしてお部屋に
連れて行くことに。
ルークさんもさっきのウエイター君をオフ。じゃ、いっしょにホテルに戻りましょ・・・って
お店を出ようとしたら・・・。お店に入ってくる人たちが、みんなびしょぬれ。
すっごい大雨なのよ。
お店の人が「しばらく待ってろ」って言うんだけど・・・。
はずむったら、時間がないじゃない?ちょっと待ったんだけど、
やみそうな気配がないので、ホテルに向かうことに。
ルークさんたちもいっしょに帰ってくれるってことなので、いっしょにお店を出ると、
外でウエイター君達が、
「傘をさしてあげますよ」って。
いやぁ~ん。素敵なサービスだわ・・・って喜んだら、その傘って、普通の傘じゃないのよ。
あの、海水浴場で地面に突き刺して使うような大きなパラソル。
まだまだにぎやかなシーロムの町中を、二人ずつ2本の大きなパラソルで雨をよけながら、
道を渡るあたしたち。相当目立ってたはず。素敵な思い出ね。
ATMでお金をおろし、なかなか来ないタクシーを待ってると、傘さしてるウエイター君が
「200Bね」なんて言ってる。
あら、タダじゃないの?ルークさんに
「ルークさん、200B払うんですか?」って聞いた。
だって、ルークさんがそちらのウエイターくんに200Bあげてるのに、
同じことしてるこちらのウエイター君にはずむが100Bしかあげなかったら、
かわいそうじゃない?
ルークさんが曰く
「あげるわけないじゃない。100Bだって高いわよ」
はずむ、激しく同意。異議なしって感じだったので、100B渡して、
やって来た車に乗り込んだの。
タクシーは混んだ道をホテルに向かう。すっごい洪水状態。
はずむ、バンコクでのこの大雨、話には聞いてたけど、初体験だったのね。びっくり。
スプラッシュマウンテン(ジェットコースターよ)かと思ったわ。
ホテルに着くと、ここでルークさん達とはお別れ。
とっても濃いぃ、楽しい思い出が出来ました。
いっしょにおつきあいくださって、ありがとうでした。
お部屋に入ってから、Kくんと過ごした3時間。すっごく楽しかった。
ホントに日本語が上手でね、英語を使う必要、ほとんどなかったの。はずむ。
こんなこと初めてよ。
日本語の勉強がしたくてしたくて仕方ないみたいで、一緒の時間はほとんど日本語の
お勉強をしてました。
「これは日本語で何て言うの?」なんて感じ。お店がやってる時間だったら、
泰日辞典でも買ってプレゼントしてあげたいくらい。性格も良い子で、かわいかったわ。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、はずむは最後の帰国準備をしなきゃいけないので、
彼とは4時にお別れをして、最終の荷物確認。4時25分に部屋を後にしたの。

8月17日(日)・・・徹夜だからどこで区切って良いかわからなくて。ここにするわ。

朝4時半にホテルをチェックアウト。ドアボーイの子がタクシーを捕まえに
道路まで走ってくれたけれど、なかなか車がやってこないの。
どうやら遠くから見てると、メーターで走るのをいやがって、
交渉を希望してるタクシーばっかりみたいな様子。
ようやく一台のタクシーがやってきたので、荷物を積み込んで乗車よ。
車は5時15分頃にドンムアン空港に到着。今回はUAだから、
空港でのチェックが厳しいんだろうな・・・って、日本を出るときに覚悟してたんだけど、
成田ではそんなに大変じゃなかったのね。
でも、バンコク発は、話に聞いたとおり、厳しいわ。
チェックインカウンターに入る前の場所に机が並んでて、
そこですべての荷物の中身がチェックされる。
それが終わって、鉄柵に囲まれたカウンターエリアに入ると、今度はカウンターの
直前で、例の
「荷物は自分で詰めましたか?」みたいな質問を受けて、ようやくチェックイン。
この調子だと、この後も何度か同じようなことがあるのかしら・・・。
仕方ないことだとは思うんだけど、なんかやっぱり憂鬱だわ。
チェックインを済ませて、さて、座席は?と思ってチケットを見ると、座席番号が書いてない。
気になってカウンターに戻って尋ねてみると、座席番号はゲートで教えるって話。・・・なぜ?
出国手続きを済ませ、タバコやら職場へのお土産やらを買ってると、いつもだとすごく
長く感じる時間なのに、今回はあっという間にボーディングタイム。
それだけ入ってくる前のチェックに時間がかかってるってことなのね、きっと。
そうそう、ところでね、今回飛行機なんだけど、当初予定してた時間より、
行きも帰りも時間が10分早くなってるの。これって、予約してた時点以降に変更に
なってるってことなのよね?たかが10分だからどうにでもなるけど、
これが時間単位だと困るわねなんて・・・思っちゃった。
さて、ゲート入り口まで行くと、手荷物検査を経て、ゲート下まで。
いよいよ終わりだわぁ~なんて、ちょっぴり感傷気分。
でも、いかんせん、昨夜は一睡もしてないので、頭はぼ~っとしてるの。
それにしても、すごい人。これじゃ窓側のリクエストどころじゃないわ。
椅子も空いてないので、ゲート前の柱近くに腰を下ろして一休み。
ぼ~っとしてると、なんだか英語でアナウンスが何度も流れてるの。
どうやら今日のフライトがオーバーブッキングで、座席数が足りない様子。
はずむは明日朝からお仕事だし、予定通りに帰りたいと思ってたので、
ただ聞き流していたの。
そしたら、今度は日本語によるアナウンスが流れた。
「本日みなさまのご利用便はオーバーブッキングが生じており、ただいま後の
TGおよびCX乗り継ぎのものに変更いただけるボランティアのお客様を募集しており
ます。お引き受けいただけたお客様には、200$分のご旅行券を進呈させて頂きます」
やっぱり、日本語の方がすんなり頭にはいるわね・・・って、え!?今なんて言った?
200$の旅行券を進呈ですって???
即カウンターに行って、ボランティアを申し出たはずむなの。
せこいわ、あたし。
でも、今日の9時には成田に着くって言うし、
少し旅行気分を長く味わえるのも悪くないと思わない?
他にも変更を受け容れた数人の方といっしょに、UAのラウンジに通されて
しばしの休憩。
普通だったらあたしなんて、ラウンジに入ってまったりなんてあり得ない。
すっごい得した気分。
コーヒーなんか飲みながら、最後にもひとついい思いしてるわなんて、感動気味のはずむ。
「旅行券は香港に到着したら、UAの乗り継ぎカウンターで受け取ってください」っ
て言われ、まずは香港行きのTGに乗り込む。
これまた初体験!!TGのビジネス利用よ。座席も広くて良い感じ。
でも、徹夜だったから爆睡。あんまり恩恵を受けることのなく(?)香港に到着。
香港につくと、いっしょに変更したみなさんといっしょに、早速UAのカウンターへ。
でも・・・さすがバンコク。全然連絡が来てないらしいの。
理解してないカウンター職員。
けっきょく1時間くらいカウンターでああでもない、こうでもない言いながら待って、
出発までに連絡をとり、届けてもらうことに。
一緒に行動してた老夫婦、無謀にも
「待っている間CXのラウンジを使わせろ」と要求。
んでまた、ここでもすったもんだありながらも、どうにか利用させてもらえることになって、
出発までの時間、再びまったりよ。
待っていると、ようやく連絡がとれたらしく、UAの職員が200$の旅行券を持って来た。
もらっちゃった、200$。
次に行くときにでも使いましょ。有効期限あるのかしら・・・?
しばらくの待ち合わせの後、CXで成田へ。実はね・・・はずむ、よく変な夢を見るの。
風船みたいに浮いてるCXが、ふわふわ落っこちていく、縁起でもない夢なの。
だから、今回ちょっと気になったんだけど、当然なにもなかったわ。(笑)
ところで、このCXの飛行機、無茶苦茶暑い!!
飛び立って十数分たつまでの間、まるで蒸し風呂状態。
もう少しで乗客が暴動起こすほどの暑さよ。とんでもないわ。
それにね、やっぱり疲れてるから眠ってたんだけど、いきなり揺り起こされて、
ビクって起きあがったら、アテンダントのお姉さん、笑顔で
「ごはんですぅ」。
あんた、寝てるんだから、起こさないでよね・・・。普通起こさないでしょ?
そんなこんなで成田到着。やっぱり経由便は疲れるわ・・・。
さて、荷物を抱えて飛行機を降りると、ゲートの所にはずむの名前のカードを持った
CXの職員が・・・。え???
「何かしら?」って声を掛けると・・・またしてもやってくれました。バンコクUA。
はずむの預けた荷物が、2つともバンコクに置き去り状態だそう。・・・
笑うしかないわ。
結局後で送ってもらう手続きをCXのカウンターでとり、
はずむは荷物2つないままに帰宅するはめになりました。
ほんと、気軽に引き受けたがために、いろいろ面倒に巻き込まれたわぁ。。。
でもね、荷物は空港から家に送ろうと思ってたから、実は結構ラッキーだったりするの。
ウフ。
荷物がバンコクから届いたら、チェックの必要があったときに要るっていうことで、
カギの№まで申告させられちゃったけど。変なもの入れておかなくて良かった・・・。
空港からの帰りは、同じように便を変更してきた人の中に、
はずむの家の近くに住んでいるフィリピンの人がいるってことが分かって、
いっしょに帰って来たの。
日本で就職して、タイには4日間、遊びに行ってたんだって。
日本語のウマイ、良い感じの人でした。
そして・・・長~い1日がおわり、夜中の12時、ようやくはずむは部屋に戻って来たの。

・・・ということで、はずむの8日間の旅は終わったの。 長い文におつきあいくださって、
ありがとうございました。
今回は、特に印象に残ったのは「ネットで出会ったみなさんと過ごした時間」です。
これまでも何人かの方とはお会いすることができたんだけど、
こんなにたくさんの方に一度にお会いできたのは、今回が初めて。
素敵な時間をいっしょに過ごせて、嬉しかったわ。

次はいつかな・・・。楽しみに待とうっと。


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2003年春
旅行記復刻版⑧

2003年3月26日~2003年3月30日のタイ・ラオス旅行記

3月26日(水)


3月26日(水) 成田→バンコク→ノンカーイ

今回の旅は、いつもと少し違う。出発のバスの中から、心の中が揺れまくって
いるの。戦争が始まった。SARSもアジアを中心に猛威を奮っている。いつ
ものはずむなら、きっと旅行は取りやめたはず。でも、今回は絶対に行きたい
自分があった。そんな気持ちで一杯だったの。
この旅が終わって帰国をすると、はずむは職場の部署を移る。約10年勤めた
職場に、配置換えのためお別れをしなくちゃいけない。いつか来るものだって
わかっていたし、仕方ないことだってわかっているんだけど、これまでに出会
った素敵な人たち、これまで自分なりに積み上げてきた仕事の内容をふりかえ
るにつけ、切なさっていうのかしら・・・。気持ちの揺れが胸をいっぱいにして
いたの。
その自分の中に区切りをつけるためには、どうしても必要な今回の旅。だから
敢えて、はずむは「ラオス」を選んだのかも知れない。タイのエクサイティング
な生活も捨てがたいけど、今回は、じっくりゆったり、自分の内面と向き合いた
かったのね。

今回、実家の親は、「やめなさいよ」って言ったわ。そりゃそうよね。何があるって
訳じゃなくても、世界情勢や、謎の肺炎の流行を考えれば、止めて当たり前。心配
かけるのはイヤだけど・・・。でも、今回の旅は、自分にとって、いつも以上に大切
なもの。反対を押し切っての出発となったはずむなの。

と、なんだかんだはあっても、やっぱり旅立ちは心が躍る。昨日の晩は12時に
ベッドに入り、今朝は3:00に起床。荷物をまとめて、まだ日も昇らない
朝5:00のバスで、成田に向かったの。
で・・・。いつもながら失敗。(笑)やっぱり早すぎた。ほら、今回イラク問題とか
もあって、出発に手間取るんじゃないか・・・って予想してたのね。混むんじゃないか
と思ったから、いつもよりさらに早く着くようにしたんだけど・・・。
出発の2時間前にはすでに出国手続きを終え、GATEの前。
あたしったら、マジでこのせっかちさって言うか、早く行動しすぎる性格、どうにか
しなきゃ。
本なんか読みながら、どうにか時間をつぶし、約20分前に搭乗。今回は、一度
間違って購入し、キャンセルにかかった分も含めると、100000円のANA。
高い航空券だわ・・・。おかげで夕刻バンコク着。帰国は夜成田着っていう、最高
に使い勝手のいいチケットだから、文句もないけど・・・。この便は、行きも帰り
もTGとの共同運行便。両方とも機材はTGなの。TG,久々だわ。
飛行機は、こんな時期なのに満席状態。でも、はずむの座った窓側の並び3席は、
空席。楽々の出発よ。
昼間のフライトは久々。窓から外を眺めると、真っ青な空に、行き交う飛行機もしっか
り見えて、なんだかとっても良い感じ。でも・・・やけに揺れるのよね。気流が
悪いんでしょうけど。不安になるほどじゃないけど、後ろのおばさま、揺れるたびに
悲鳴あげてたわ。
結局一睡もできずに(っていうか、昼間のフライトで寝る必要もないけど)ドンムアン
に到着。約1ヶ月ぶり。ようやく着いたわぁ~って感じ。いつもの喫煙所で一服
して、入国。両替をして出口へ進むと、shigeさんとご対面。今回もチケット類
をすべてお願いしたの。以前はね、はずむ、空港に着いてから自分でチケットだの
なんだのを手配したんだけど、最近はshigeさんに頼っちゃうことが多いわ。
ほんと、助かってるの。shigeさん、今回も本当にお世話になりました。
チケット類を受け取って、お金を支払い、Aくんとの連絡もお手伝いしていただいて、
はずむはエアポートバスへ。今夜は深夜列車でノンカーイまで向かう予定。でも、
出発の時間まではちょっと時間があるので、shigeさんに聞いた、マッサージ
をしっかりしてもらえるボーイズマッサージ、◎◎へ向かったの。なんか、出発
前が超多忙だったから、しっかりマッサージが受けたかったのよね。
バスをサラデーンで降りると、はずむはソッコー◎◎マッサージへ。shigeさんの
お話では、ボーイ君を選べるって話だったんだけど、着くとすぐ、「この子でいい?」
って聞かれたの。かわいい感じの子だったから、その場でオッケーしちゃったわ。
でも。。。あんまり慣れてなかったのかしら?マッサージはあんまり上手くなかった
の。まぁ、マッサージってどこに行って当たりはずれがあるし、そんなにひどくもなか
ったから、久々のマッサージ+αに、とっても心地よくなったはずむです。
さて、マッサージを出て、タクシーを待っていると、トゥクトゥクがやって来た。
「フォランポーンまで。いくら?」って聞くと、ちょっとかっこいいお兄ちゃん、
「いくらがいい?」って聞き返してきた。
以前の旅行記を読んでくれた方だったら、思い出して頂けるかしら?はずむ、以前にも
フォランポーンへのトゥクトゥクで、同じようなお兄ちゃんに会ってるのね。いくら?
って聞いて、「いくらがいい?」って聞き返された経験。今でも素敵な思い出なの。
なんだかとっても嬉しくなっちゃって、ちょっと多めに支払っちゃった。
懐かしかった・・・。
駅のフードコートで晩ご飯を食べて、お買い物をしてると、ホームに列車が入ってきた。
乗り込む。今回も1等個室。この個室って、2人1部屋なんだけど、今回も同室者
なし。一人で貸し切り状態だったわ。
はずむね、この寝台列車、好きなの。ホテル代は浮くし(せこいわね)、飛行機の高速
の旅では味わえない旅情が、本当に堪能できるのね。
列車が動き出すと、いつものごとく、食堂車のウエイターが明日の朝食のオーダーを
取りに来た。トーストと卵、ウインナーにオレンジジュースで75Bの朝食。
とりあえずオーダーしたんだけど・・・。
失敗。10分後に再び現れた彼。さっき注文した「明日の朝食」のはずのトースト
セットを運んできたの。「え?」
聞いてみると、どうやらはずむ、今日の夕食に、その朝食メニューを注文したことに
なっているらしい。っていうか、彼はそう受け取ったみたい。んでもって、明日の朝
も、まったく同じメニューが運ばれてくることになっている様子。
言葉が伝わらなかったのね・・・。「キャンセルできるの?」って聞いたら、困った顔
する彼。いいわ、いいわ。仕方ないので、そのまま受け取って、真夜中にモーニング
メニューを食すことになったはずむ。ま、たまにはいいわね。
今回で多分、4度目の深夜列車の旅。目覚めたらノンカーイね。昨日もほとんど寝て
ないし、実はおとといも仕事のため、ほぼ徹夜状態。しばらくは外の流れる夜の景色
を眺めていたんだけど、いつのまにか眠りに落ちたはずむです。

3月27日(木)

3月27日(木) ノンカーイ→ビエンチャン→ルアンパバーン

さすがに疲れていたらしく、けっこう熟睡。・・・したつもりなんだけど、起きてから
考えたら、やっぱり夜中に何度か目が覚めた気がする。
けっこう途中で大きな音がするのよね。この列車。
結局しっかり目を覚ましてしまったのが5:30。タバコを吸いにデッキに向かった。
マレーシア人のおっちゃんとしばし雑談。英語堪能なおっちゃんは、
英語の話せる人間をこの場所で待ち伏せして、発見するやいなや、
矢継ぎ早に話をしてくる。
どうやら行き先は同じラオス。降りたらタクシーをシェアしようと言うのでオッケー
したの。
ノンカーイに着くと、やっぱり来た、来た。トゥクトゥクの売り込み。今回は
なかなかかわいい若い子だったわ。マレー人のおっさんと乗り込み、イミグレへ・・・
って思ったのに、連れて行かれたのは、ビザ手続き代行の旅行代理店。
これまでこのルートで何度も自力で国境越えしてるはずむにとって、この旅行代理店
は、来る必要のない場所なの。だって、ぜったい高いんだもの。
でも、ま、何事も経験ね・・・って思って、任せてみた。
手続きを待っている途中、代理店のオンナの子達が、いろいろと日本や日本語に
ついて質問してきた。てっきり「サワディー」が「ありがとう」だと思っていた
彼女たち。しっかり訂正して差し上げたわ。
さて、代行手数料は・・・ビザ代込みで2000B。やっぱり高い。だって、橋の上
で自分でビザをとれば、30$。3600円でしょ・・・。あぁ~って思ったん
だけど、ま、めんどうな書類の書き込みしないですんじゃったし、けっきょくラオスの
空港までの送迎も込みだったから、300B、入ってたわけなので・・・ま、
いいかって、思い直したの。
で、なんだかんだで国境を越え、タクシーに乗り込み空港へ。空港にはまたまた早く
に着いちゃって、超ヒマ。何度も訪れてるワッタイ空港の思いっきりやる気のない
喫茶店で缶コーヒー飲んで、時間をつぶしたわ。
でも・・・長すぎる待ち時間。仕方なく、これまで上がったことのない2階に上がって
みると、滑走路の見えるレストランを発見!!
やだぁ・・・こんなとこにレストランがあるんなら、最初から来てたのにぃ。
空港職員の車内食堂みたいな雰囲気のレストランだけど、メニューも安いので、
ホットドックを食べ、コーヒーを飲んで、まだ少し足りなかったので、
カンパットを食べたの。占めて約150円。安いわよね・・・。
ラオスの首都ビエンチャンからルアンパバーンまでの飛行機、ラオス航空は
無茶苦茶揺れた。でもって、やたらと到着が早かった。っていうか、はずむ、
1時間のフライトだって、思いこんでたのね。でも、35分を過ぎた頃に、
いきなり飛行機が急降下しはじめて、山のすれすれを飛び始めたのよ。
「やだ。。。このまま墜落するんじゃないわよね・・・」ってドキドキ
してたら、空港に降り立った飛行機。1時間は勘違いだったことに気付く。
前回は雨の中の着陸だったから、こんなに山のすれすれを飛んでるんだって
気付かなかったんだわ。マジに怖かったのよ・・・。
空港に着いて困るのは、タイと違ってジャンボ(トゥクトゥクよ)が全然ないし、
あっても売り込みがないこと。空港の両替所でお金を両替していると、
ゲストハウスの男の子が声をかけてきた。むこうは覚えてないでしょうけど、多分
彼、前回も声かけてきたわ・・・。軽くあしらって外で車を待った。
彼が出てきて、「どこまで行くの?」って尋ねてきた。
「ムアンルアンホテルにしようかとおもってるの。」って答えると、
「ここで車を待つより、外の道で車を捕まえた方がいいよ」って教えてくれたので、
あら、そうなんだ・・・ありがとうってことで、外の道を歩くことに。
そしたら後ろから車がやってきた・・・。なんとなく予想はしたんだけど、彼の車。
「乗ってく?」
「いくらよ?」
「5$」
「やめとくわ。」
「わかった、わかった。いくらならいい?」
「そうねぇ・・・(安く行きたいけど、車捕まえられなかったら困るしなぁ・・・)
3$なら乗るわ」
「えぇ・・・・。3$?ま、いいか。乗って」
こんな会話をして、乗り込んでホテルに送ってもらったの。
途中、「明日、町を車で廻りたいんだけど、来てくれるかしら?」って尋ねる。
「いいですよ。半日貸し切りで25$です」って答える彼。
半日25$か・・・。ちょっと高い気はしたけど、思いの通りに動いてくれる車を
1台チャーターするんだから、仕方ないわよね。
もう少し値切れば、20$くらいにはなったかもしれないけど、ま、いいわ。
25$でオッケーしたの。明日は9時にお迎えに来てくれる予定。よろしくね。

なんだかんだでホテルに到着。
約半年ぶりのルアンパバーンのこのホテル。フロントの子、
「あぁ~、久しぶり。元気でしたか?」って言ってくれた。憶えててくれたんだぁ。
「予約ないんだけど、部屋ある?」って聞くと、「もちろん」とほほえんでくれた。
お部屋の値段は5ドル上がってた。けど、バルコニー付きのお部屋で悪くない。
なにしろ、このホテルのフレンドリーなスタッフが、超お気に入りなのよね。はずむ。
決してなれなれしくはないんだけど、いろいろ気を回してくれるし、
居心地がいいの。
特にね、ここのホテルの従業員って、男女半々なんだけど、男はみんな若いのよ。
んでもって、すっごい愛嬌があるの。スカしてないとでも言えば伝わるかしら。
とってもいい感じよ。
部屋に入って、荷物を置くと、さっそく例の「お寺」へ。(過去旅行記参照してね)
一番親しくお話をしたお坊さんはいなかったんだけど、そのお友達達がいて、
歓迎してくれた。彼らのお部屋でしばらくお話をして、はずむは町へ。
ふらふら散歩しながら、懐かしさに浸り、気付いたら夕暮れ。
ホテルに戻ってレストランで夕食。レストランのウエイターの子も、とっても
かわいかったわ。
お食事を済まして、ちょっとお部屋で休憩してから、日も沈みすっかり涼しく(て言って
も、十分に暑いんだけど)町へ再び繰り出したはずむ。
ホントはね、ラオス式サウナってやつを体験したかったの。で、店先まで行ったんだ
けど、なんだか入りづらい雰囲気。しかも閉店30分前。あきらめて「ユートピア」
のホームページで見つけた、ゲイの集まるっていうバーに入ってみる。でも・・・
お客いないの。閑古鳥鳴いてる。欧米人らしい男の子と、ラオス人らしい女の子
のカップルがいて、しばらく二人の様子を眺めてたんだけど、そんなことしてても
まったく意味がないことに気付いて、ナイトバザールを冷やかしに。
少しお買い物をして、「ラオスの夜の暇さ」を体中で感じながら、ホテルに戻った
はずむ。
部屋に戻って・・・そこではずむったら、恐ろしい光景を目にしてしまったの。
お風呂にお湯出したまんま出かけちゃってた!!
バスタブはお湯で一杯。幸い水が抜けていく穴がついてるから、フロア中水浸しっていう
最悪の状態だけは免れてたけど、外に出てから2時間、このままの状態で蛇口から
お湯が出ていたのよね・・・。大失敗だわ。
すっごい高額に水道代請求されたらどうしよう・・・。そんな不安も抱えつつ、
それでも眠気は襲ってくるので、すべてを忘れ、はずむはベッドの上、眠りに落ちたの。

3月28日(金)

朝7時に起床。朝食を食べて部屋でまったりしていると、9時の約束のハズなのに、
8時10分に例のゲストハウスのガイド君の車が到着したのが窓から見えた。
あら、こっちの人は時間に疎いのかと思っていたけど、彼はすっごい早く到着ね・・・って
思いつつ、早けりゃ早い方がいいわ・・・と思って、部屋を出たはずむ。
ホテルを出て、すぐそこのお店でタバコを買い、ガイド君のもとへ。
「おはようございます」と、日本語のあいさつ。なんだかカンボジアの時を思い出すわ。
早速車に乗り込んで、ドライブに出発。
今日、なんで25$も払って車をチャーターしたかっていうと、
はずむが参加してるNPOの活動は、イサーンの子供への学費援助が主なんだけど、
ラオスの田舎町の子供へも同じような活動を行ってるのね。
はずむ、ラオスは数回目だけど、いつも見るのは町の中心部だけ。
できることなら、少し中心から距離のある場所を廻りたかったの。んでもって、
さらに可能なら、学校とかも見てみたかったのね。
カンボジアやタイのイサーンを廻ることで、すっかり学校訪問が趣味になったはずむ。
まずは山の上の小学校へ車は入っていったの。教室の窓から小学生の授業を
見学させてもらった。
中では算数の授業の真っ最中。3桁の数の筆算の授業中だった。一人の男の子が
黒板の前に出て問題と格闘中。どうやら算数が苦手な子みたい。いくら悩んでも答えが
導き出せなくて、先生に叱られ半べそ。
先生、鞭のような棒をもって、こんこんとその子を叱ってる。
こっちの先生は割と厳しいみたい。今の日本じゃ考えられないわね。(笑)
次に小中一環の私立学校を見学・・・しようとしたんだけど、どうやら終業式の直後
だったみたいで、授業は見学できず。残念。
次に訪れた学校は、イサーンで見た学校と同じような、田舎独特の雰囲気の中学校。
職員室を訪問したら、
校長先生が直々にお相手してくださって、急遽英語の授業に「先生」としていっしょに
参加することに。
ラオス人の先生のお手伝いって感じ。この学校の先生ったら、
授業中どうやら英語とラオス語をかなりチャンポンにして授業をしている様子。
なぜ「どうやら・・・様子」なのかというと・・・、この先生の英語、はずむ、さっぱり
聞き取れなかったの。(笑)
きっととっても勉強されていて、英語の知識も豊富なんだと思うんだけど、
実地の体験が不足してるのかしら・・・。
授業の一部を任せて頂いたので、にわか「はずむ先生」、ラオスの中学校で
初体験の授業。
でもね・・・ラオスの学校って、生徒が手を挙げたりしないのよ。
先生が「答えは?」って聞いて、生徒が全員で「○○でぇぇぇぇす」って答える感じ。
なんだか自分の知ってる学校の授業とは勝手が違うせいか、ただでさえ緊張してるのに、
さらに汗かいたわ。
おまけに、学校中の先生達が後ろに椅子を持ってきて、授業参観。
なんだかあたしったら、思いつきで訪れた学校で、とんでもないことになってるかも
しれない。(汗)
とりあえず冷や汗かきながらも、にわか先生、授業終了。
最後に「ありがとう」って日本語を教えてあいさつしたら、
しばらく教室中に、「ありがとう」の声があふれてたわ。ちょっと嬉しかった。

さてさて、はずむの学校見学はこれで終わり。最後にタラートに案内してもらったけど、
別段買いたいものもなく、車を勝手知ったるオールドマーケットで停めてもらって、
そこでガイド君とはお別れ。
お土産を入れて帰るためのスーツケースを買う。10$。
前にも一度ここでスーツケースを買ったけど、前回より安いわ。
サムロー拾ってホテルに戻り、少し休憩した後、再び町へ。なんだかんだと買い物しな
がら歩く。
Tシャツをお土産に買おうと思い、お店で店番のおばちゃんに「いくら?」って聞いたら、
1枚100Bって言われた。
・・・高いわ。
10分ほど、購入する枚数をじわじわと上げながら交渉を続け、結果、
12枚のTシャツを18$で購入。
けっこう上手く言ったと思わない?(笑)
でも、おかげでせっかく買ったスーツケースのほとんどの部分を、
Tシャツが占める結果になってしまったの。(爆)
町を歩いてると、食堂を発見。ちょっと遅めの昼食に、カオパットとコーラを注文。
11000キップ。約140円ね。
その後もただひたすら町を歩く。歩き疲れて川辺で座ってみたけど、とにかく暑い。
この時期はもう気温が高くなり始めてて、あんまり観光には向かないかも知れないわ。
結局3時頃ホテルに戻り、2時間ほど昼寝。夕方に起き出して、
ホテルのレストランで夕食を食べた後、
フロントの人に明日のピックアップをお願いして、再び町へ。
ナイトマーケットを冷やかしにでかけたの。
ふらふら歩きながら、ちょっと興味をもったものを物色。軽くお買い物をして、
ホテルに戻って、日記を書いて、数人の友達にはがきをしたため、ベッドに入ったはずむ。

どうでもいいけど、なんでこんなにラオスの男の子ってかわいいのかしら・・・。
思いっきり目の毒だわ。

3月29日(土)30日(日)

朝6時過ぎに起床。レストランで朝食を食べて、まだ気温もそう高くない町へ。
お店もやってなくて、ただブラブラと歩いてたんだけど。。。お腹痛くなっちゃった。
やだぁ~ん、もう、ホテルからずいぶん歩いて来ちゃってるし、歩いて戻るには
遠すぎる。
でも、バンコクと違って、そこここにサムローが走ってる訳じゃないから、
歩く以外に道はない。
どうしよう・・・どうしよう・・・と思っている間にも、お腹はどんどん痛くなってくる。
マジまいったわ。仕方ない・・・。とりあえずホテルに戻りましょ・・・って
今来た道を帰り始めたら、1軒のレストランが開店の準備をしていたの。
「すみません・・・トイレ貸していただけますぅ?」って聞いたら、「どうぞどうぞ」って。
おかげで楽になったわ。
気分も落ち着いたところで、川辺に出て座ってみた。前回ここに来たときに、
ボートの男の子に出会って、短い船の旅を楽しんだんだったわ。
でも、今回はそんな出逢いもない。仕方なくしばらくぼ~っと川辺を眺め、タラートへ。
前回のルアンパバーン訪問の時に、山岳民族の織った布を買って帰ったの。
確か2枚で700B。
お部屋にタペストリーみたいに飾ってるんだけど、
今回それ用のハンガーも購入したのね。
だから、もう何枚か買って帰ろうって思って、山岳民族のタラートに来たの。
でも、朝は早いし、ちょっと小雨が降ってたから、なかなかみんなお店を広げようとしない。
ようやく開いたお店に行って、「いくら?」って聞いたら、1枚12$だって。・・・高い。
結局しばらく交渉して、3枚を23$に。前回とほぼ同額だわね。

その後いったんホテルに戻って、お寺に行ってさよならのあいさつ。
また来るわねって約束して、帰りがけゲストハウスに併設されたレストランで昼食。
ビーフステーキ300円程度。
ホテルに帰って荷造りをし、出発。このホテルって、
従業員がとっても親切でフレンドリーなんだけど、
特に、今日出発の時にフロントにいた子ったら、めちゃくちゃかわいいの。
笑顔がむちゃかわいいし。
マジでステキよ。

車で空港まで送ってもらい、しばしの待ち合わせ。待ってる間に、
すっごいかわいい子を発見。
ラオス人かタイ人かお思ったんだけど、何気にお店の人とその子の会話を聞いてたら、
思いっきり英語。
待合室で彼、はずむみたく旅日記を書いてたんだけど、ちょっと覗いてみたら、
やっぱり英語。どこから来たのかしら・・・。気になるわ。

やっぱり大揺れのラオス航空でヴィエンチャンまで行き、
そこで国際線に乗り換えバンコクへ。
途中出た機内食はAくんへのおみやげに持ち帰る。タイ航空だと、お持ち帰り用の
ビニールをくれるんだけど、ラオス航空はくれなかったの。おかげであたしったら、
機内食の箱抱えたまま入国審査を受けることに。
周囲の人たちにじろじろ見られちゃった。(笑)
空港に着くと、Aくんが待っていてくれた。
またいつものようにずいぶん早くについて待っていたようで、身体がエアコンで冷え
切ってる。かわいい・・・。
明日は午前の飛行機だから、バンコクのどこかに泊まって・・・なんて考えて来たんだけど、
Aくんと相談の結果、パタヤへ行こうということに。
タイ航空のリムジンでパタヤに向かったの。
今ルークさんがパタヤにいらしてるはず。車の中からルークさんにお電話。
ウエルカムプラザに泊まってられるっていうので、空室があるか確認していただく。
大丈夫だっていうお返事。めんどうなお願いしちゃった・・・。
ありがとね。ルークさん。
例のごとく、リムジンはパタヤのタイ航空事務所の前まで。
そこからソンテウに乗ってウエルカムプラザへ。
ルークさんが仮予約しててくださったので、お部屋はしっかりオッケー。
フロントの女の子もはずむを覚えててくれて、チェックインもスムーズ。
だけどさぁ・・・チェックインしながら、ちょっと考えちゃったのね。
この後はずむ、多分GOGOへ遊びに行くじゃない?でも、Aくんもいっしょのお部屋に泊まる。
Aくんはゲイでもないし、はずむがGOGOで遊んで連れ帰っても全然オッケーなんだけど、
彼、はずむがそうしたときに、・・・ほら、ベッドとか居場所、困っちゃうじゃない?
普通の部屋だと。
で、フロントのお姉さんに
「一つ上のお部屋っておいくら?」って尋ねたら、950Bの部屋があるっていうの。
じゃ、そこにしてって頼んで入った。
・・・ただ部屋がだだっ広くなっただけ。
う~ん。。。これじゃ意味ないのよね・・・ってことで、再びフロントに戻って、
「スィートっておいくらなのかしら?」って尋ねると、2000Bだって返事。
いいわ。バンコクにいたとしたって、きっと同じくらいの金額は支払ってるはず。
ソッコーお願いして、その部屋にしたの。
まあまあの2ルーム(リビングとベッドルーム)のお部屋。これならAくん、
大好きなフットボールのテレビでも見ながら、はずむがボーイ君と過ごしている間も
リビングで過ごせるわ。
部屋で少し過ごしたあと、はずむはGOGOへ。
Aくんが「部屋に友達呼んで遊んでていい?」って聞くので
「いいよ。好きに過ごしてて」って答え、
一緒にセブンイレブンへ。彼は部屋で友達と飲むビールなんかを買い込んで、
ホテルに戻っていったの。
何件かGOGOを廻ってみたけど、「これっ!!」って子がいない。
ちょっといいかな・・・って子はいるんだけど、どうしてもって感じじゃなかったのね。
もう1軒、○○に行って、それでも良い子がいなかったら、
さっきのお店に戻ろうかな・・・なんて思いつつ、
○○に入っていった。
ちょっと良い感じのウエイター君を発見。マネージャーに聞いたら、
オフしてもいいって言われたから、ソッコー決めて、お部屋に連れ帰った。
お部屋に帰って、ドアをノックするんだけど、Aくん、不在。どこ行っちゃったのかしら?
仕方なくフロントに戻ってカギを受け取り、部屋に入った。
日本人受けしそうな南国系美青年Nくん。23歳。
日本と日本語に興味があるらしく、日本人の友達も何人かいるそう。
英語もできるので会話も困らない。話がはずんだわ。なんでもオレンジジュースの工場
の息子だそうで、けっこうなボンボン。「愛媛」なんて言葉も出てきたりして・・・。
そんな感じで会話を楽しんでいると、Aくんご帰還。
3人でいろいろお話して、はずむとNくんは1時間ほど二人に。
でもって、再び3人でお話。
Aくんが「お腹が空いたから、何か買いに行ってくる」というので、500Bほど渡す。
Nくんはテレビのフットボールに夢中。
3:30。Nくんと一晩過ごそうと思ってたんだけど、考えてみたらはずむ、
朝は6:00にはここを出なきゃいけない。しかも、彼ちょっと
風邪気味だったみたいなのね。
はずむもはずむで少し寝たいし、荷物の整理もあるので、
「どうする?Nくん。朝までいる?」って尋ねると
「どっちでもいいけど・・・じゃ、帰ろうかな」って言うので、さよならをして
彼をお見送りしたの。

4:00。何か食べ物を買いに行っただけのはずなのに、Aくん、帰ってこない。
はずむも眠気限界。Aくんの帰りを待ちながら、ソファーで眠りに落ちてしまったはずむ。
それでもなんとか5:30には目を覚ました。
でも。。。Aくん、未だ帰ってこない。
事件に巻き込まれたんじゃないかしら?それとも、事故・・・?
どんどん心の中がざわざわしてきて、不安になる。
でも。。。もう待てない。バンコクまでのタクシーがやってくる時間になったので、
仕方なく荷物をまとめてフロントでチェックアウト。
フロントの女の子に
「友達が夜中に出たっきり帰ってこないの。心配なんだけど、飛行機の関係があるので、
もう出ないと。何か紙と書くもの貸していただける?それで、彼が帰ってきたら
メッセージを渡して欲しいの」
って頼んで、はずむがメッセージを書いていると・・・帰ってきたAくん。間一髪。
怒った、怒った・・・。ほんと、今までで一番、コンコンと説教してやったわよ。マジで。
「ごめぇ~ん、はずむぅぅぅ。ご飯買いに行ったら友達に会っちゃって、
そいつと女の子2人で、いっしょにディスコに行ってきたんだよぉぉぉ。すっごく楽しくて、
気付いたら5:30だったから、あわてて帰ってきたんだけど・・・。怒ってる?
ごめんなさい」とAくん。
はずむ、一切彼の言い訳とりあわず。だって、すっごぉぉぉぉぉぉく心配してたんだもん。
タクシーに乗ってからも、「はずむぅぅぅ、スマイル、スマイル!!ソーリーな」なんて、
一生懸命ご機嫌とるし、途中ガソリンスタンドでタクシーが給油するときには、降りて
いってコーラとか買って来てくれた。
・・・バカね、この子。はずむだって、ボーイくん連れ込んで楽しんでるんだから、
彼も彼でパタヤを十分に楽しんでくれていいのに。
一言「遊んでくる」って行ってくれてさえいればね。
「あんたね、心配だけはさせないで。遊びたければ遊んでいいのよ。
ただ、ちゃんと言っていって。」
そういうはずむに、すり寄るAくん。この子って・・・。でも、それでもかわいいの。(爆)
「今回はぼく、あんまりはずむのお世話(英語表現上、こういういい方なのよね)
できなかったね。ごめん」
だって。いいわよ、今更。(笑)もうずいぶん前から、あんたのそういう所は理解してるわ。

空港に着いて、3回のカフェで朝食。Aくん、お酒の飲み過ぎか、食べられない。
チェックインの時間はすぐにやって来て、彼ともお別れの時。
「またね、Aくん。」
「またね、はずむぅ。ごめんね・・・」
「あんたね、もういいわよ。ごめんねするようなことはしないことね。わかった?」
「わかったよぉ。」
「次は・・・わかんないわ。今年は忙しいから。」
「わかった。でも待ってるよ。電話してね。」
そうしてお別れしたAくんとはずむ。次は本当にいつかしら・・・。

出国審査を済ませ、免税店を冷やかしていると、あっという間に出発の時刻。
直前に初めてランの花をお土産に買う。これって、安いのに50本も入ってたのね・・・。
これからはちょくちょく買って帰ろっと。

こうして、はずむの春の訪タイは終了したの。

とっても長い時間かけてアップしました。長い時間かかった分、細かい部分は
ずいぶん抜け落ちちゃったけど、最後まで読んでいただいてありがとね。
次はどんな旅になるのかな・・・。


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2002年冬
旅行記復刻版⑦

2002年12月25日~2003年1月1日の台湾・タイ旅行記


はじめての年越し訪タイ

プロローグ

いつもはね、年末年始の訪タイを予定しても、必ず元日には日本にいて、
家族といっしょに過ごしているのね、はずむ。
でも、今年は思い切って、年越し訪タイを決行。
初めて迎える、海外での新年。しかも、すっごいすっごい好きな、タイでの新年。
準備の段階から、ホテルはとりにくいし、事前のお仕事も忙しいし、
なかなか慌ただしい状態での出発となったんだけど・・・。
行ってみてからも、なかなか「忙し」かったはずむの訪タイ。
ほら、よく年末にやるじゃない?今年を振り返った「一文字」を考えるやつ。
はずむが今回の訪タイを一言のキーワードで表すとしたら、「移」かしら・・・。
一所にじっとしていることが少なかったの。今回の旅行。
でも、その分、とってもたくさんの思い出と、とってもたくさんの出逢いを
経験することができました。
旅を重ねるごとに、GOGOやマッサージから縁遠くなってきているはずむ。
今回も、そっち方面の話題が非常に少ないので、楽しんでいただけるのか不安なの。
でも、できるだけきちんと、はずむの感じたこと、経験したことを書いていくつもりなので、
ぜひ、読んでみてくださいね。

プロローグの締めくくりに・・・
今回の旅でお世話になったシゲさんをはじめ、現地在住のみなさん、
楽しい旅の思い出をいっしょに作ってくださった訪タイ中のお友達のみなさん、
そして、いつ、何回行っても素敵な思い出をくれる、「ほほえみの国 タイ」へ。
精一杯の感謝をこめて、この旅行記を捧げます。

★★★
今回の旅行記は8日分を1ページにしてアップしようと思います。
(プロバイダーの容量が、そろそろ一杯一杯なの。)途中から読もうと思ったときに
多少読みにくいかと思いますが、ご容赦くださいね。
                                            ★★★

12月25日(水) 第1日目 成田→台北

いつも、出発の日はなにかと忙しいんだけど、今回は特に大変だった初日のはずむ。
昨日の晩は、12時ころにはベッドに入ったんだけど、なかなか寝付けずに、何度も
目がさめたのね。「あらやだ・・・興奮してるのかしら・・・?」くらいに思って
たんだけど、どうやら違う・・・。朝起きてみてわかったんだけど、本格的に風邪を
ひいてる・・・。のどは痛いし、咳は出るし、くしゃみも連発。
数日前から嫌ぁ~な予感はしてたのよね・・・。
明け方に、買ってあった市販のお薬を飲んだけど、回復の兆しなし。市販のお薬が
効かないとなると、お医者さんに診てもらった方が、安心じゃない?
どうせ用事もあるし、出発前にきちんと診てもらうことにして病院へ。
のどを診てもらって、聴診器をあてられ、お医者さんいわく、「多分風邪でしょう。」
はずむ、「午後から海外へ研修なんです」なんて大嘘。だってさ、「旅行なんです」って
言って、お医者さんに「やめた方がいいですよ」なんて言われたら、
どっちにしろ行くけど、なんか、出鼻くじかれ状態になりそうじゃない?気持ち的に。
お医者さん、「それは大変ですね・・・。じゃ、お薬一週間分と、少し強めのものを
出しておきますね」って、いつもと少し違うお薬を処方してくださったの。
これでひとまず安心ね。
年内に支払っておかなければいけないお金関係を振り込みに銀行へ行って、はずむ
お気に入りの「ユニ○ロ」へ、軽めであたたかめのフリースを買いに行って戻ると、
もう12時。いつもなら出発の時刻まで、「まだか、まだか」と待っちゃうんだけど、
今日はなんだかんだであっという間に出発の時間。
タクシーを呼んで駅まで移動して、列車で空港へ。クスリが効き始めたのか、列車の
中では爆睡。乗り換え駅でカレーを食べたんだけど、味がわからず。こんなところでも
風邪をひいてることを自覚したはずむ。
約40分の待ち合わせで「成田エクスプレス」に乗車。車中では窓から流れる景色を
眺めたり、ちょっとたばこを吸いに言ったり・・・。あっというまに空港到着。いつも
は長~く感じるんだけどな・・・。
今日の天気予報は、午前中は晴れ。午後から崩れるっていうものだったのね。午前中
すっごい青い空の広がる快晴だったのに、列車の外ではどんどん暗い雲が広がり、
午後4時には真っ暗。天気予報、恐るべし・・・。
空港につくと、電光掲示板にはずむの乗る予定のBR2195便、チェックインの表示。
でも、カウンターに行ってみたら、15分待てと言われたので、その間に保険に加入。
でも・・・ここではずむ、大失敗。
いつもの通り保険のカウンターへ行って、「クレジットカードに上乗せの形の見せて」
って頼んで、料金の表を出してもらったのね。でも、頭ぼ~っとしてたから、
出してもらって、よく見ずに、一番左の料金を指さして、「これね」ってお願いしたの。
普通さ・・・表って左から右に向かって、料金って上がっていくでしょ?
はずむ、一番安いもののつもりで、左のものを指さしたのね。
手続きを待つ間に、もう一度表を見返してたら・・・。3つ並んでいるうち、一番
高いのを指さしちゃった・・・。時すでに遅し。っていうか、具合悪いし、ソッコー
あきらめたはずむ。いつもより2000円も高い保険に加入よ。(笑)
チェックインが終わり、お買い物をし、今回はあんまりふらふらせずに、すぐに出国
審査。おちついて日記を書きたかったし、あんまり無駄な体力を使いたくなかったの。
とにかく、体調だけは早く戻って欲しい・・・。この状態で8日間を過ごすのは嫌だわ。

飛行機は定刻に成田を離陸。エバー航空初体験。機体は暗くて外から見えなかったけど、
中は・・・やっぱりそれなりだったわ。でも、チケットの値段を考えれば悪くない。
機内食は・・・ 今までで一番ひどかったわ。でも、値段を考えればナットク。やけに
揺れたんだけど・・・これはきっと、天候のせいね。そう信じたいわ。(笑)
眠いような・・・眠くないような・・・。4時間だからさほど苦にならない。
ただね・・・これまた初体験だったんだけど、風邪薬で喉関係のお薬入ってるじゃない?
離着陸の時の気圧の関係で、耳が痛くなること、みなさんもあるでしょ?
あれがね・・・いっくら唾を飲み込んでも、あくびをしても、抜けないで、痛いの。
びっくりするくらい。これから飛行機乗るときには、お薬にも注意しなきゃ。
みなさんも、飛行機に乗る前に飲むお薬には、気をつけてね。

そんなこんなで台北到着。10000円を両替して、入国審査も何なくクリア。前回来た
ときより新しくなった空港。一度来てるのに、さっぱりどこに何があるかが分からない。
ようやくバス乗り場をみつけて、乗車。110元(約440円)。道はずいぶん良くな
ったって印象だけど、なにせ遠い。成田と都心くらい離れてるんじゃないかしら?
台北駅前で下車。地図を見ながら、今日のお泊まりの「華華大飯店」を捜すけど、
夜なので、全然わからない。タクシーのおっちゃんが寄ってきて、
「どこにいくの?」と聞いてくれる。ホテルの名前を言うと、
「オッケー、オッケー。この車に乗れ。だいたい100円くらいだよ」って、仲間の車
を指さして言うので、乗り込むことに。運ちゃん、英語も日本語もだめ。ホテルまでは
ものの1分で到着。(歩いて移動できるように、駅からすぐのホテルにしたのに・・・)
ここで判明。あのタクシーを勧めたおっちゃん、「だいたい100円」じゃなくて、
「だいたい100元」と言ったらしい・・・。100円と100元じゃ、300円も
違うわ・・・。ま、そのまま迷ってたら、しばらくはつかなかっただろうし、仕方ないわね。
ホテルに到着してチェックイン。フロントのおっちゃん、無愛想だけど、必要なことは
日本語の単語で伝えてくれるので気が楽。部屋に入って、すぐ外へ。
機内食が少なめだったから、お腹すいちゃったの。
全家便利商店(日本で言うファミ○ーマートね)に入って、肉まん2個と、
カップラーメン、コーラに水を買ってきた。これで91元。
お店の男の子、かわいかった。台湾の男の子もいいわね。今度じっくり来てみたいわ。
午前2時。就寝。

1日目終了。

12月26日(木) 第2日目 台北→バンコク→パタヤ

旅の朝はなぜか早いの。お仕事のある日常では、寝られるだけ寝ようって必死なのにね。
今日は朝7:00前に起床。やっぱり体調はよくないけど、とりあえず、シャワーを浴びて、
外に出てみた。昨夜は深夜着。今日は10時には空港へ向かわなくちゃいけない。
少しだけの台北滞在だけど、だからこそ、そんな限られた時間の中で、
少しは台北の人々の生活を、垣間見てみたいと思ったのね。
はずむの滞在したホテルの周りには、たくさんの予備校があって、だから朝早くから
食堂や屋台が営業してるの。ぶらぶら歩いていると、小振りのおいしそうな肉まんを発見。
昨日コンビニで買った肉まんは、あんまりおいしくなかったんだけど、
こちらは「本物」って感じ。
なんだかとってもおいしそうなので、朝食に3つ購入。1個10元。
朝の出勤・登校風景の中を、ひとり肉まんをかじりながら歩く男。(オンナ?)
ある意味異様な風景だけど・・・いいわね。旅行者だし。
しばらく屋台を冷やかしたあと、お部屋に戻った。クスリが効き始めたのか、とっても眠くて、
45分間の睡眠。旅で興奮はしてるんだけど、体調としては、しっかり悪い状態みたい・・・。
目が覚めてすぐにチェックアウト。スーツケースを転がしながら、台北駅まで歩く。
昨夜はなんであんなに分からなかったのかしら・・・って思うくらい、ホテルまでは1本の道。
時間にして5分。やっぱり昨日のタクシー、ぼったくりね。実感しました。
乗車券を買って空港へのバスに乗り込んだ。あたしったら、台北には肉まん食いに
来たって感じね。この中途半端なトランジットって、どうにかならないものかしら・・・。
ところで、台湾の接客って、なんだかとっても横柄だな・・・って感じるの。
はずむ。何て言うのかしら・・・とっても気を遣わないっていうか。。。
いろんな場所でそう感じちゃった。早くタイに行きたいわ。
空港に着いてチェックイン。電光掲示板には、はずむの乗る予定の飛行機のカウンター
は、「5B」ってなってたの。
でもね、実際には「6A」っていうカウンターでチェックインが始まった。
しばらく並んで待ってたのに・・・。なんなの?
でも、チェックインカウンターの男の人は、台湾で初めて、接客態度がステキでした。
出国審査を終え、中に入ると、とってもきれいなんだけど、
なんだかとっても閑散とした雰囲気の空港の中。
「台湾の免税店は高い」ってよく聞くけど、それが評判になってるせいなのかしら?
それとも時間の関係?お店には店員の人しかいない状態よ。
仕方ないのですることもなく、ゲートに向かっていると、中華系のおばちゃんに中国語で
話かけられた。あたしったら、中華系の顔立ちなのかしら?
さて、もう少しふらふらしてから搭乗口に行きましょ。
ところで・・・手荷物のX線って、どこでかけるのかしら・・・?
まだ少し時間があったし、せっかく両替もしちゃったので、食堂でジャージャー麺の
お昼ご飯。おいしかった。
さて、搭乗時刻になったのでゲートへ。ゲートに行く直前に手荷物検査があるんだ・・・。
知らなかったわ。飛行機の中でもしっかり機内食。さっきごはんを食べたばっかりなの
に・・・と思いつつも、もったいないのでしっかり食べたら、なんだかちょっとお腹の
調子が悪い。ホントにこの体調、どうにかならないかしら・・・。

空港に着いて、荷物をピックアップし、両替をして出ると、
シゲさんがお迎えに来てくださっていたの。
今回はここで、ホテルのバウチャーと携帯電話のレンタルを受ける予定だったんだけど、
それよりももっと、重要な用件が・・・。
実はAくん、今、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまっていて、パタヤの街には不在。
別の場所で、いろいろと手続きが必要な状況になっていて、はずむとは今回の旅行で
いっしょに行動できるかどうかが微妙。
っていうか、詳しくは彼のプライバシーにかかわってしまうので、
ここではお話できないんだけど、
状況から、滞在中には彼には絶対に会えないであろうと思って訪タイしたのね。
でも・・・、そのことで空港でシゲさんとお話したんだけど、
もしかしたら、上手くすれば、弟と協力して、はずむもパタヤで手続きの手伝いができて、
手続きがきちんと終了すれば、彼もパタヤに戻ってきて、
ずっといっしょに過ごせるかもしれない・・・っていう結論に至ったの。
それにはまず、はずむがパタヤに向かって、彼の弟と会って話をして、
その結果を受けて、シゲさんも明日、パタヤに来て協力してくださることになって・・・。
お仕事忙しい年末に、本当に心苦しかったんだけど、
タイのこと、知っているようでまったく知らないはずむには、どうしてもシゲさんの協力が
必要で、とりあえずは空港でお別れし、はずむは空港からリムジンバスでパタヤに向か
いました。

ホテルは今回もウエルカムプラザ。チェックインして荷物を整理していると、
彼の弟から電話。ロビーに来ているというので降りたの。
4ヶ月ぶりの再会。Aくんの状況を聞きたいんだけど、彼の英語は理解しにくい。
もちろん、込み入った話をタイ語でするほど、はずむには語学力がない。シゲさんに
電話をして、弟と話をしてもらったの。
少しずつわかってくる、彼の状況。やっぱりはずむ一人の力ではどうにもならなそう・・・。
結局明日の11:00に、ホテルに来てもらうことになって、彼の弟にもそう伝えたの。
弟が帰っていくと、とりあえず、それ以降、はずむにできることはない。
Aくんのことは心配だけど、だからってはずむが部屋で思い悩んでいても仕方ないし、
夜の街へ。
4件GOGOを巡り、なじみのバーの店員さんとお話。しっかり顔も覚えていてもらって、
嬉しいには嬉しいんだけど・・・こう言うところで顔が知れるっていうのも、
なんだか複雑な心境ね。
Aくんのお友達をオフ。しばらく部屋でお話して、深夜にお別れした2日目のはずむです。

2日目終了

12月27日(金) 第3日目 パタヤ

8時に目覚ましをかけておいたのに、7時に起床。体調はまだ不安定ながら、
クスリのおかげでずいぶん快方に向かっている様子。朝食を食べにレストランに行ったあと、
ネットカフェで掲示板への書き込み。
でも・・・やっぱり眠いの。クスリ、相当強いのかしら?クスリ飲むと眠くなる。
ホテルに戻って、また1時間くらい寝て、シャワーを浴び、約束の時間にロビーに降りる。
シゲさんは時間の前に到着してくださった。本当にありがたい・・・。今日は午後から
お仕事なので、2時にはバスに乗らなければならないということ。
そんな忙しいところなのに、わざわざ3時間近くかけてパタヤまで来てくださるんだ
もの・・・。本当に頭が上がらない。
ところが・・・肝心の弟が来ないの。彼がいなければ意味がないのに、
時間をだいぶ過ぎてもいっこうに姿が見えない。
弟くん、電話を訳あって数日前に処分してしまったそうで、こちらからはまったく連絡が
とれないのね。
しばらく待ったけれど、シゲさんのいられる時間を一瞬でも無駄にできない。
弟くんがいなくても、動けるだけ動こうと、シゲさんとはずむはモトサイで、 
役所関係に彼のトラブルを解消するための相談に・・・。
今回のAのトラブル解消には、役所の手続きや協力が不可欠だったのね。
そんなところに、タイ語のわからないはずむが、一人のこのこ行ったところで、
お話にならない。シゲさんがきちんとタイ語でいろいろとお話をしてくださったの。
でも・・・結局、日本人だけでは手続きもできなければ、協力も得られないという結論。
シゲさんは時間がかかると判断し、バンコクのご自分の事務所に連絡をとってくださり、
滞在時間を伸ばしてくれた。

とりあえず弟君に会うことが先決だということで、いったん二人でホテルに戻ると、
弟は約束の1時間半遅れて、ホテルにやって来たと、フロントの女の子が教えてくれる。
入れ違い・・・。一体弟くんは、どこに行っているんだろう・・・。
しばらくホテルのロビーで連絡を待ったのだけれど、一回シゲさんの電話に連絡が入った
ものの、「かけ直してくれ」と言って切れてしまう。かけ直してっていいながら、かけ直す
電話番号も言わずに切れてしまって、こちらからはどうしようもない。
そのまままたはずむとシゲさんが二人で動いてしまったらまたすれ違いになってしまう
危険もあったので、ここでシゲさんに、午前中とは違う役所の方へ一人で行っていただき、
はずむは弟くんを待って、会え次第シゲさんに合流することにしたの。
シゲさんが出かけてから数十分後、はずむの携帯にシゲさんから連絡。
「3時までに必要な手続きを踏めば、今日中にトラブルは解消され、Aくんを呼び戻せる。
役所は今日が御用納め。次に開くの1月7日だそう。
でも、それにはやはり弟くんの手続きが必要」
との連絡。連絡が入ったのは2時半。あと30分しかない。
あわててホテルの外に出てみると、ちょうど良いタイミングで弟くんが現れた。
なんで遅れたのか、どこで何をしていたのか、尋ねたいことは山ほどあるんだけど、
今は時間がない。
とにかくシゲさんのいる役所に、バイクで向かったの。
役所に到着すると、シゲさんが手続き担当の方のもとに案内してくださった。
ここからは・・・もう、長期戦。弟くんが手続きをしている間に、とっぷり日が暮れた。
シゲさんはタイムリミットとなり、バンコクへお帰りに。本当に、本当に感謝です。
日本でもお役所仕事って遅いけど、ここはタイ。ただでさえのんびりのタイのお役所仕事は、
想像がつかないほどのんびりだった。でも、担当の職員の方は、とってもいい方。
昔日本に数ヶ月滞在したことがあるそうで、いろいろなお話をしてくださったの。
この方がいなかったら、話もきっと、ここまでスムーズには進まなかったと思う。
で・・・結局この日、夜になって、はずむはAくんとの再会が叶いました。
久々に出会った顔は、いつもと変わらず元気な笑顔。
これで、ここから先は一緒に過ごせることに。

長い長い一日でした。
とても観光で訪れたとは思えないような一日の行動だったけれど、
おかげでいろいろなタイの日常を感じることができた経験だったの。
明日からは、いっしょにたくさん、滞在を楽しまなきゃね。
そう思いつつ、とっても疲れたはずむは、Aくんとはベッドを別にして、
眠りに落ちたのです。

3日目終了

12月28日(土) 第4日目 パタヤ→ムクダハーン

朝8時に起床。今日はバンコクに移動し、夕方にはイサーンのムクダハーン行き、
夜行エアコンバス初体験の予定。
身支度をすませると、Aくんが服が欲しいと言うので、買い物にサンデーマーケットへ。
ジーンズやら、サッカーシャツ(!?)やらを嬉しそうに選び、買い込むAくん。
あんた、昨日会ったばっかりなのに、前回同様、お買い物三昧モードに突入したわね?
でも、そうした元気な彼の姿を見ながら、ようやくパタヤに来たんだな・・・って実感。
お財布の中身は不安だけど(笑)。
マーケットを出て、ネットカフェを経由し、ホテルに戻る。昨日なつおさんから何度か
電話をいただいたんだけど、なんだかんだでお会いできずじまいだったので、
(同じホテルに宿泊されてたの)
館内電話でお電話。出発前のつかの間の時間だったけど、ロビーでお会いすることが
できたわ。
優しげなお兄さんタイプのなつおさん。素敵な旅を楽しんでくださいね。
ホテルをチェックアウトし、Aくん弟くんとでソンテウでバスターミナルへ。
実はね、はずむ、今回はAくんとイサーンにいっしょに行くつもりで、
出発前にシゲさんにお願いして
エアコンバスの予約をしてあったんだけど、
彼が行けそうにないと思ってたので、バンコクに着いた時点で、
イサーン行きの航空券を1人分だけ買ってあったの。でも、ほら、いっしょに行けることに
なったじゃない?だからモチットバスターミナルに行く前に、空港に寄って、その航空券
を払戻したかったのね。
それで、カウンターで「エアポート行き」のチケットを買ったんだけど、カウンターの女性が、
「今日は空港までは4時間を見込んでくださいね」って一言。年末なので、バンコク市内が
とっても混雑してるらしい。
・・・ちょっと待って。4時間かかったら、バスに乗り遅れちゃう。
チケットのキャンセルはあきらめて、バスターミナルに直行することに決めたの。
バスの中では二人とも爆睡。バスターミナルのお姉さんがああ言っていたので、
けっこう時間がかかることを覚悟して乗ってたんだけど、実際はとってもスムーズな道路
状況。あっというまにモチットに到着。
ご存知かも知れないけど、バンコクのモチットバスターミナルは、新と旧とふたつあって、
年末は旧ターミナルからバスが出るのね。パタヤからのバスは新ターミナルに着いたの
で、タクシーで旧ターミナルまで移動。ついた場所は、食堂一つ無い、車庫のような場所。
ここでバスが着くまでの2時間、過ごさなくちゃいけないの。
お昼も食べてないし、お腹すいたね・・・ってことで、バスターミナル外の屋台で
なんだかんだ買い込んで、バスターミナルの花壇に腰掛けて、お食事。
続々とターミナルにはバスが入ってきた。VIPバスと前に書いてあるバスは、
とってもゆったりした作りのきれいなバス。今回、予約が遅かったので、
VIPバスは満席で、とれなかったの。
「いいね、Aくん、VIPバスって。なんかきれいだし、かっこいいし・・・」
はずむがそういうと、Aくん、
「そうだけど、エアコンバスだって立派だよ。」って。そうなの?
はずむ、乗ったことないから、不安なの。

さて、まったりゆったりバスを待っていると、かなりのバスが集まってきて、
乗客でターミナルが活気づいてきた。
けど・・・出発30分前になったのに、目的のバスが来ないの。不安になってはずむ、
Aくんに
「ねぇ、ねぇ、なんだか遅くない?そろそろ来ててもおかしくないでしょ?」
って聞くんだけど、
「大丈夫、大丈夫。はずむ、チャーチャーな。(ゆっくりゆっくりね)」って返事。
モチットのバスターミナルって、本当に行き先表示すらなくて、たとえて言うなら、
新宿駅の前にスキー場行きのバスが並んで停まってるのと同じ。どこから目的の
バスが出発するのか、バスの前に書いてある紙を見ないとわからないのね。
出発時刻が迫ってくる中、はずむの不安もどんどん膨らんでいく。
Aくんも、大丈夫とは言いつつ、不案内なバンコクのバスターミナル。
彼自身もだんだん不安になってきたみたい。
「ね、Aくん、職員の人に聞いてみて」って言うと、彼、職員数人に尋ねて戻ってきた。
「はずむ、OK.。ここに停まってるこのバスが出たあと、ここに来るって」って言うの。
けど・・・。Aくん、さっき見たんだけど、このバス、18:30発のバスだったわよ。
はずむたちのバスは18:01発。このバスが出たあとに来るっていうのは、
どう考えてもおかしいわ。
疑ってるようで気がひけたんだけど、やっぱりおかしい。
「Aくん、おかしいよ。とりあえず自分たちで捜そう」
と言って、二人でターミナルを歩き回る。
ようやく別の場所に停まっている目的のバスを発見。
よかった・・・、脳天気に待ってなくて。
怖いわ・・・。モチットバスターミナル(旧)。
バスに乗り込むと、中はエアコンで寒いくらい。
はずむ、前もってそういう情報を仕入れてたから、スーツケースからフリースを出して
おいたのね。
そしたらAくん、
「頭いいね。はずむ。バスの中は寒いもんね」って言って、はずむからそのフリースを
取り上げ、さっさと自分で着ちゃった。
やだ、あんた。それはアタシが着ようと思って出したのに!!
でも、寒い日本を知ってるはずむにとっては、毛布一つかければそうそう厳しい寒さじゃ
ないけど、常夏タイでいつも半袖で過ごしてるAくんにとって、この寒さは耐えられない
ものみたい。
「はずむ、これいいね。暖かいよ」って喜んでるAくん。
いいわ。今日はあなたがそれを着てなさい。
「これ、A、もらっていい?」って聞くから、
「あんた、日本はこんなもんじゃないのよ。寒さ。それなかったら、はずむ、
空港からどうやって家まで帰るのよ?今日だけだからね」
って念を押したのは言うまでもありません。

18:01、ムクダハーン行きのバスは、モチットバスターミナルを定刻に出発。
夕方6時だっていうのに、バスが出発すると、乗客は「シィ~ン」。寝に入る。
バスの灯りもおとされ、車内は真っ暗。これじゃ、本でも読もうと思っても、
ライトをつけることすら気兼ねしちゃうわ。
仕方なくはずむも眠ることに。このところ早起きが続いていたので、割とすんなり
睡眠に入れる。
夜10時にはサービスエリアで休憩タイム。Aくんと降りてタバコを吸い、
ご飯をたべて、コーヒーでひと息。
夜の道をひた走るバス。外の景色は街を通過する時以外は、何も見えない。
昼間だったら、流れる景色を堪能できるでしょうに・・・。
そんなことを考えながら、再びはずむは眠りに落ちました。

朝4時。ムクダハーン到着。当然だけど、ムクダハーンのバスターミナルは真っ暗。
待機していたサムローにのって、10分ほど離れたホテルへ移動。
「今日予約入れてるんだけど、今からチェックインしてもいい?」って尋ねると、
OKの返事。
これなら2泊の料金請求されてもおかしくないわね。。。
バスの中ではあんまり寝られなかったので、部屋に入って即就寝。
Aくん、明日は9時起きよ。
寝坊しないでね。

4日目終了

12月29日(日) 第5日目 パタヤ→ムクダハーン

9時に起床。支度をして下に折り、クーポンで朝食。ホテルにTGのオフィスが
入ってるので、チケットの払戻ができるかどうか尋ねたんだけど、なんだか上手く
話が伝わらない。
朝っぱらからシゲさんに力を貸していただいて、電話で聞いていただいたんだけど、
やっぱりここでは払戻は無理だそう。空港じゃなきゃだめなのね・・・。
いったん部屋に戻って、シャワーを浴びて、再び出発。
今日は、これまでにも旅行記の中で書いたけど、はずむがあるボランティア団体を
通して知り合った子に、再会に行く予定なの。
でも・・・彼は、街から車で30分ほど離れた場所に住んでるから、まずは足を捜さなきゃ。
彼を訪ねるのはこれで4度目。
最初はボランティア団体の人の車で。
2度目は泊まっていたホテルでサムローをつかまえてもらって。
3度目はシートォングさんが一緒に行ってくださったの。
さて、4度目。今回はどうしようかしら・・・。ホテルのフロントで、彼の住所を見せて、
「ここに行きたいんだけど、車は用意していただけるかしら?サムローでもよろしくてよ」
って尋ねたら
「サムローは危険ですよ(何が危険なのかは不明・・・)。
車、ドライバーつきで1500B(1日)で用意できますが」って返事。
サムローで行った時は、確か往復、500Bだったのね。3倍の値段。でも、高いけど、
泊まってるホテルの車なら、いろいろ融通も利くでしょうし、お願いしたのね。
多分、コンシェルジェだと思うんだけど、英語の出来るおじさんが、
一生懸命いろいろ世話をやいてくださって、向こうに行っても、英語ができる私が仲介
した方が、話がスムーズでしょう・・・ということで、
一緒に車に乗り組んでくれた。(本業の方は、今日は暇らしい・・・)
ドライバーさんは英語はだめなので、4人での出発よ。
途中何度か悩みながらも、ようやく彼の家に到着。
久々に会う彼は、身長がすっごく伸びてて、ずいぶん大人っぽい顔立ちに成長していた。
この前来たときは、ほとんど自分では話ができなかったんだけど、
少しはタイ語も覚え始めたはずむ。
「元気?」って声かけたら、びっくりして、その後満面の笑みを見せてくれました。
コンシェルジェのおじさんが、
「どうしますか?ここには何時くらいまでいられますか?我々はいったん戻りましょうか?」
って尋ねてくれた。今まではずむ、この村に来ても、ほんの数分の滞在でさよなら
してたんだけど、今回はじっくり村に滞在したいわ。そう思って、
「今11:00だから・・・4時頃、迎えに来てくれますか?」ってお願いしたの。
オッケーということで、車はいったんホテルに戻った。一緒に来たAくんも、
自分が眠いのか、それとも、はずむに気を遣ってくれたのか、いっしょに戻って、
部屋で少し寝てから戻ってくると、車でホテルへ帰っていった。
「Jくん(その子の名前ね)、散歩しようよ。少しじっくり、この村を見てみたいな」
彼にそう言って、いっしょに村の散歩へ。
水牛が水浴びする田圃のあぜ道や、ただただひたすらのびてる砂利の道。
途中何人かの村人や彼の友達が声をかけてきて、そのたびに、
照れ笑いで答えるJくん。
タイ語を少し話せるようになったと言っても、本当に「少し」じゃない?
Aくんとは気持ちで伝わっちゃうようなところあるけど、年に数回しか会えない彼とは、
そういうわけには行かない。
お互いにこにこしつつも、なんとなく、もどかしい空気が流れたりして・・・。
そしたらね、彼、道ばたの木になっている実をいくつかとってきて、
はずむに「食べて」って。
名もしらない、本当に食べられるのかどうか分からないような実だけど、
彼は彼なりに気を遣って差し出してくれたのね。一口かじってみたら、
最初はリンゴみたいな食感なんだけど、直後にけっこうな渋みが・・・。
あんまりおいしくなかったんだけど、
「おいしいよ」って言ったら、彼、ニコっ。
その後、数歩歩くごとに、何度も同じ実を差し出されて、いかに食べたようなふりして
ポケットにしまいこむかに、全神経を傾けたはずむです。(笑)

約1時間ほどして家に戻り、少し休憩してから、二人で村の食堂にお昼ご飯に。
はずむはカオパットとオムレツ。(「ご飯好き?」「卵は?」って簡単な質問をした後、
彼が注文してくれたわ。)彼はバーミーを頼んでました。
「おかあさんには何か買っていかなくていいの?」って聞いても、いいっていう返事。
前回の旅では想像もつかなかったような時間が、二人の間に流れます。
だって、ほんとに、これまでの訪問のときには、ふたりっきりになんてされたら、
どうしていいかわからなかったもの。はずむ。
少しだけだけど、意思疎通ができる。言葉って、本当に大切なんだな・・・って実感。

お家に戻ると、近所の21歳の女の子が、泰英辞書を持ってやってきた。家の前の縁台で
近所の人何人かが集まって、まったりとお話タイム。
途中、その女の子に「一目惚れ」っていう言葉を指さされて「ニコ」っとされて、
どきっとしたり、
Jくんに「オンナ遊び」っていう文字を指さされて、「する?」って聞かれたときには、
言葉に詰まったり。
この子も、もう、そういう年なのね・・・。
大笑いしながら、たどたどしいながらもお話を楽しんだはずむと彼ら。
途中、自転車でアイスクリーム屋さんがやってきた。
はずむ、いつだったかガイドブックで、こういうアイスクリーム屋さんのアイスは、できれば
食べない方がいいって書いてあったから、自分では食べなかったんだけど、
はずむを歓迎してくださってるみなさんに、ごちそうしようと思って呼んだの。
その場には小さな子供も含めて、12人くらいの村の人がいたのね。
全員にふるまったら、いくらかしら・・・。200Bくらい?って思って、お財布からお金出して
待ってた
のね。そしたら、アイスクリーム屋のお兄さん、はずむに料金の請求。
「ホッ シップ ハー バーッ」
「え?」
思わず聞き返したはずむ。12人よ。1ダースよ(意味不明)。全部で65B???
あたしったら、まだまだね。あまりの安さに、驚きの声を挙げちゃった。
そっから先は、物価の話で延々と「タイ日比較」をしたはずむとみんな。
ほら、日本人って、田舎の村でも、「金持ち」だと思われてるじゃない?
でも、収入と支出の話をお互いにしていたら、
「日本も大変なんだ・・・」って思ってくれたみたい。妙にみなさん、そろってうなずいたり、
声あげたり。少しは日本の実情、理解していただけたんじゃないかしら・・・。

そんな話をしていると、ドライバーとAくんが戻ってきた。
「はずむ、Jくんにクリスマスプレゼント、してあげたら?」っていう彼の提案を受け容れ、
Jくんとお話してた近所の女の子を乗せて、街に繰り出した。
途中、観光地!?として有名なキリスト教会に立ち寄る。
なんでも、子供も含めた何人かのクリスチャンが、昔、殉教者となった地なんだそう。
静かな教会を歩いていると、十字架のネックレスをAくんが発見。
「はずむぅ~。これ買って!!」
「なに言ってんの、あんた。仏教徒が十字架持ってどうすんのよ。」
「大丈夫。僕はどっちもだから。」
「なに?どっちもって・・・。訳わかんないわね、あんた。」
そんな会話を繰り返してたら、Aくん、Jくんに
「ねぇ、君も欲しいよね?」って尋ねてる。
最初は遠慮で「僕はいい」って言ってた彼も、興味はあるらしいの。
じゃ。。。実ははずむも欲しいなって思ってたから(爆)、
買っちゃおうか?って言ったんだけど、
・・・教会の人、どこ捜してもいないの。
Jくんなんか、教会の中走り回って捜してるんだけど、どこにもいない。
結局あきらめて、車に戻ったみんな。
街に着いて、タラートを歩く。Jくん、はしゃぎまくり。Aくんは彼の兄のように、
Jくんに「あれは?これは?」って、購買意欲を誘ってる。いっしょの女の子は、常に遠慮
しつつも、欲しい物が目に入ると、立ち止まってじっとみつめてる。
「いいわ、いいわ。クリスマスだものね。お好きになさい、みなさん。」
欲しいという物、片っ端から買っていっても、たかが知れてる。年数回の訪問だし、
たまにはいい思いもさせてあげたい。
けど・・・ちょっと、Aくん。何あんたまでどさくさに紛れて、お買い物しようと思ってんの?
まったく・・・油断も隙もありゃしない。(笑)
はずむに怒られて、彼は自分のお小遣いの中から、それでも充分に、
みんなでのお買い物を楽しんだのでした。
Jくん、最後にデパートで、ガラスケースに入った飾り物?みたいなのを欲しがった。
いいよ、買いなよって言うと、彼、嬉しそうにそれを包んでもらっている。
・・・彼女へのプレゼントだって。なんだか自分の子供の成長を見ている気分。
かわいいわ。

村に戻る頃には、どっぷり日が暮れた。彼らを送り返して、さよならをすると、
はずむとAくんは車に乗りホテルへ。途中、とんでもない事実を告げられる。
「はずむ、明日から1/1まで、バスは全部運休なんだって」
え?全部って・・・全部?
「ウボンへはどうやって行くの?このドライバーさんが2500Bで送ってくれるって」
というAくん。
実際にすべてのバスが運休になるってこと、あるのかしら?でも、あったとしても、
2500Bは高すぎる。確かホテルからウボンの空港までの送迎バスがあるはずだから、
そこで聞いてみて、その車もないとしたら、仕方ないから、この車を頼みましょっと。
5時までの約束だったのに、ホテルについたのは6時半。
少し多めにチップ渡して、お別れ。
フロントで聞くと、ホテルの車は、明日も2人500Bで、ウボンまで出るという。
ただし、出発は朝5:00の一本だけ。仕方ない。早く行って、ウボンの街でお買い物でも
しましょ。
車の予約をして、Aくんと夜の街に夕食に出かけた。
屋台で食べる夕食。カオニャオははずむのお気に入り。
おかわりまでして、Aくんをあきれさせる。
そうそう、話は変わるんだけど、今回の旅で
年末の旅行って、一つ気をつけなきゃいけないことがあるって、実感したわ。
それは、「両替」。はずむ、いっつもT/Cを持って行って、銀行とか両替所で両替する
んだけど、今回、パタヤでも、閉まっている両替所が多くて、ここムクダハーンにおいては、
両替できる場所、ただでさえ限られてるのに、この時期はそういった場所は皆無。
仕方ないから普段使わない取引銀行の海外引き出し使っちゃった。
レートは後で確認したら、2.81円。+手数料315円。
悪くないわね・・・。切り替えちゃおっかな、T/Cから・・・。ATMなら、
けっこうな田舎に行っても、街まで出れば、必ずあるものね。

部屋に戻ったら、Aくん、そっこー爆睡。疲れてるのね・・・。
はずむもベッドに入ったら、あっという間に眠りに落ちました。

5日目終了

12月30日(月) 第6日目 ムクダハーン→ウボンラチャタニ→バンコク→パタヤ

今日1本しかないという、ウボンラチャタニ行きの車に乗るために、朝4:00に起床。
チェックアウトでは、チェックイン時に支払ってあったデポジット1000Bから、宿泊料を
750Bひかれ、250B戻ってきた。
あら?900Bって聞いてたのに・・・。
しかも、初日は超~アーリーチェックインだったのに。。。
得した気分。
ただね、その後、訳分からず500Bの請求を受けたの。
今日の車代500Bは、昨日予約した時点で請求されて支払ったはずなんだけど・・・。
あ、そう言えば、昨日のムクダハーンまでの車代、1500Bがまだだったような・・・。
でも、それならなんで1500Bじゃなくて、500Bなのかしら?
あら?もう1000Bは先払いしたんだっけ???
なんだかよくわからないんだけど、考えること不可能なほど、
不機嫌な寝起き状態だったはずむ。
言われるままに支払って、そのまま車に乗り込んで、思いっきり爆睡。アットいう間に、
2時間半で車はウボンラチャタニに到着した。
車を降りると、運転手が、なにやら言っている。よく聞くと、
昨日の車代1500Bが未納だから、支払ってもらうようにホテルから電話が来たっていう。
やっぱり払ってなかったのね・・・。
きちんと1500Bと、ドライバーへのチップを支払って、
「じゃあね」って言おうと思ったんだけど、
2時間半寝たおかげで、頭のなかがずいぶん冴えたら、
さっきホテルで払った500Bがなんだったんだ
ろうっていう疑問が、どんどん強くなってきたの。
「ねぇ、ねぇ、この車代500Bって、昨日の時点で支払ったんだけど、
今日の朝も請求されたのよね。どういうことだか、聞いてくれる?」って
ドライバーに言ったの。
頭もうろうとしてて、言われるままに支払ったり、昨日の分の車代の支払いをしないで
出てきちゃうはずむもはずむだけど、そのへん、おおいに棚に上げて言わせてもらうと、
こうした支払いの確認にだらしないフロントだから、
間違って2重取りされた不安があったのね。
ドライバーが電話してくれ、はずむもかわって英語で猛烈に抗議したら、
500B返してくれました。
あたしの計算、間違ってないと思うんだけどな・・・。
未だにちょっと不安だけど・・・ま、いいわね。

今日はこのあと、ウボンの街でお買い物でもして、夜には夜行列車で
バンコクに戻る予定。
でも・・・大きな荷物をもって、ウボンの街、歩くの大変かしら・・・なんて思いつつ、
とりあえずはせっかく空港に来たので、例のチケットの払戻ができるかどうかを
聞いてみる。
やっぱりバンコクじゃなきゃだめだった。仕方ないわ。
さ、じゃ、街まで出ましょうかね・・・って思いつつ、
まずはようやくあった両替所でT/Cを換金。
手続きをしてもらいながら、空港内を見渡すと、
今日はあと30分後にバンコクに向かう飛行機のあとは、
この空港からは飛行機は出ないらしいの。
ふと思いついたことがあって、Aくんを呼んだはずむ。
「ねぇ、ねぇ、Aくん、きみって、このまえIDの再交付受ける手続きしたときの書類、
今持ってる?」
「うん。持ってるよ。」
そう言って、その書類を出して見せたAくん。
「あのさ・・・、Aくん、飛行機乗ってみたい?」
そう聞くと、目を輝かせてうなずくAくん。
彼、最初に会った時から、飛行機乗ってどこかに行こうねっていうたびに、この嬉しそうな
顔をするの。けど、彼IDカードをなくしちゃってから、上手く再交付ができなくて、そのまま
の状態だから、飛行機、乗れなかったのね。
「わからないけどさ、その書類って、IDなくして、今手続き中ですっていう証明書
なんでしょ?それ見せたら乗れるんじゃないかな?」
自信はないけど、これから長時間時間をつぶさなきゃいけないことを考えたら、
トライしてみる価値はある。Aくんといっしょに、チケットカウンターへ。
書類を見せて、Aくんが係員と数分会話をしていると、奥からお偉方が出てきた。
彼の書類に目を通し、はずむとAくんを交互に見たあと、
「OK。その友達といっしょなら大丈夫」ってAくんに返答をくれたらしい。Aくん、とっても
嬉しそう。急いでチケットを買い、荷物を預け、
チェックインのあと、ゲートへ。
飛行機に乗り込むと、Aくん、ちょっと緊張気味。窓側の席のリクエストが通ったので、
彼を窓側の座席に。離陸すると、ずっと窓から外を眺めていた。はずむもそうだった・・・。
家族が飛行機苦手だったので、旅行で飛行機を初めて利用したのは、
大学卒業してからだった。すっごいうれしかったっけ。
Aくんのために、たくさん思い出を作ってあげたい。
フライトアテンダントのお姉さんに、
「彼に子供がいるんだけど、おもちゃあまってたらくれない?」って聞いて、
1つだけ余ってたパズルをゲット。
機内食のフォークやスプーンのセットや、機内誌を、
これまたアテンダントさんからもらったビニール袋に詰め込んで、
Aくん嬉しそうにお持ち帰り。
飛行機にAくんを乗せる。彼にとっても嬉しいことだったと思うんだけど、
どっちかっていうと、はずむに
とっては、「Aくんに飛行機に乗って喜んでもらううれしさを味わわせてもらった」って
言った方がいいかもしれない。この喜ぶ顔が見たかったのよね・・・。はずむ。
またたくさん、飛行機でいっしょに旅しようね。今度はプーケット?チェンマイ?
いっぱいいっぱい旅しよう。
彼以上に嬉しい気持ちになったはずむでした。

空港に着くと、使わなくなってしまった夜行列車のチケットをキャンセルしに、
フォランポーン駅へ行かなくちゃいけない。
明日宿泊予定のホテルまでタクシーで移動。フロントに事情を話し、荷物をベルに
預かってもらう。で、身軽になって駅へ。チケットのキャンセルでは半額しか返って
こなかった。ま、仕方ない。
さて・・・。予定では明日の朝までバンコクにはいないはずだったんだけど、
Aくん、どうしよっか?って聞くと、二人して、目と目で通じ合う心と心。(笑)
「わかった。わかった。パタヤね。」
二人でタクシーに乗って、エカマイの駅へ移動しました。
ここで偶然、くれさんと遭遇。一本早いバスでパタヤに入られるそう。
じゃ、あとで会いましょって
約束をして、はずむとAくんは次のバスでパタヤに向かったの。

パタヤに到着。ホントに今回の旅は、移動が多いわね。
ソンテウの助手席に二人で詰め込まれ、まずはだめでもともと、ウエルカムプラザへ。
満室。
そのままその足で、アンビエンスへ。ここもまた満室。
やっぱりこの時期、予約なしで飛び込みは無謀だわね・・・。
仕方なく、Aくんのお仕事を斡旋している旅行代理店へ、モトサイで移動。
Aくんのお友達ということで、一生懸命ホテルをあたってくれるんだけど、
本当にどこも満室。
これじゃ、バンコクにトンボ帰りしなきゃだめかな・・・って思っていたら、
小さなホテルだけど、1泊1200Bで泊まれるところが見つかったという答えが出た。
もう、この際寝られればいい。ソッコー了承して、Aくんとホテルへ。
ホテルの名前、書かないけど、とぉ~ってもばっちいお部屋でした。(笑)
ぎりぎりってとこかしらね。二度と泊まらないと思うわ。
でも、とりあえず宿が取れて、一安心。
Aくんが弟の部屋にいったん戻るというので、
「7時からくれさんに会うから、6時半には戻って来てね」って約束をして、
はずむはお部屋で日記書き。
さて。。。やっぱり来ないAくん。7:05、彼から携帯に電話。
「ごめん。。。はずむ、あと15分でつくから・・・。」
フロントでくれさんの滞在してるホテルの電話番号を尋ねるけど、わからず。
しかたなくそのままフロントで待っていると、確かに15分後に到着。
すぐ飛び出していって、彼の乗ってきたモトサイに飛び乗り、くれさんのホテルへ。
でも・・・今回は、Aくんのせいだけじゃないみたい。遅刻。すっごい道が混んでるの。
車と車が重なるように渋滞しちゃってるから、モトサイでもすりぬけられない状態なの。
結局サウスパタヤまで、10分くらいかかっちゃて、思いっきり遅刻。
フロントから電話をすると、くれさんとお友達が降りてこれられた。
Aくん、「ごめんなさい」を繰り返してる。
4人で夕食でも・・・ということで、MKを探す。けど、サウスパタヤでは見あたらない。
Aくんに促されるまま、ノースパタヤ方面へソンテウで向かう。
「はずむたちは降りたら来ないで。僕が料金払うから」
そう言って運転手のもとへ歩くAくん。
日本人が支払うと10B~50B,値段はあってないようなものになるけど、
タイ人が払えば、どの距離のっても5Bだって。
パタヤだと、しっかりリードしてくれるAくん。たくましく見えるわ・・・。

人見知りするAくんだけど、このところ、はずむがお友達と会うときには、やけに饒舌。
多分、彼なりにもとっても気を遣ってくれてるんだと思う。
でも、今回はとっても本人が楽しんでる様子。
MKでも、調理を(っていっても、具をぶっこむだけだけど)買って出たり・・・。
張り切っちゃってる。
最後におじやを作ったんだけど、あんまり張り切りすぎて、いきなりご飯ぶっこもうとして、
店員に止められ、照れる彼。あんた、今日はやけにかわいいわ。なぜ?(笑)

MKを出て、みんなでGOGOめぐりに。まずは××。Aくんと初めて出会ったバーよ。
ウエイターのJくん、しっかり覚えていてくれて、にこやかに近づいてくる。
いろいろお話したんだけど、あんまり良い子がいない・・・。
「また来るわね」って声をかけ、□□へ。
Aくん、ここでいったん弟の家に帰る。2時に連絡して来る約束。
□□、いいな・・・って思う子もいるんだけど、
「決まり!!」ってとこまではいかないわね・・・。
くれさんとお友達は、GOGOほとんど初体験だそうで、ちょっと緊張気味。
特にお友達の方は、シャイな方。。。ここははずむが頑張らなきゃね。(笑)
□□を出て、○○へ。ここでイッパツ景気づけ!!はずむも「いいな・・・」って思って、
くれさんのお友達も「かわいいな」って思ったNくんを席に呼んでもらった。
でも、くれさんのお友達、とってもシャイな方。お話ができなくて、照れちゃってる。(笑)
あんまりにもはずむたち3人が日本語でいろいろお話してるもんだから、Nくん、
笑顔は絶やさないけどちょっとビビリ気味。
「ごめんね。日本語で話ばっかりで。大丈夫よ。3人でなにかしようとか、
そんなこと考えてないから安心してね」
そう声をかけると、素敵な笑顔。かわいいわ、この子。
じゃってことで、この子も連れて、また違うバーに行きましょってことになり、
再び××へ。
お友達、一人お気に入りの子を発見したということで、はずむ、バーのウエイターのごとく、
そのボーイ君とお友達さんをセッティング。
お友達、会話帳をとり出して、今度は一生懸命お話してる。
なんだかかつての自分を見ているようで、すっごく嬉しくなっちゃった。
結局お友達、彼をオフすることに。くれさんとお友達は、同じお部屋に泊まってるし、
Hとかいう目的じゃなく、いっしょに遊んだり話したりできる相手を探しているというので、
ボーイ君にそう伝える。それを聞いて、彼もニコッ。
時刻はもう1時近く。くれさんにはまだお相手が・・・。
くれさんに尋ねると、「□□にいいなって思った子はいた」っていう返事。
わかったわ。わかったわ。あたしったら、今日はなんだかやる気満々。
もうわざわざ中に入ってドリンク頼んで交渉して・・・っていうには、まどろっこしい時間帯。
□□の前で呼び込みをしてるボーイを捕まえて、
「ねぇ、ねぇ、中に○番くんいたら呼んでくれる?」
ってお願いしたら、ちょっとして、○番くん、登場。店先でオフ代払うという、
前代未聞(少なくともはずむの周囲では・・・笑)の行動に出てしまいました。
3人の日本人と、3人のボーイ。集団になったあたしたち。時刻は1時半。
そろそろ帰らないと、Aくんから連絡が来ちゃうわ。はずむはNくんを連れて、
お二人(+2人)とお別れしソンテウへ。
くれさんとお友達は、楽しいひとときを過ごせたかしら?

さて、はずむはNくんとお部屋に戻り、しばしお話。コラート出身だという、
とおっても素直でかわいい子。
「ねぇ、ねぇ、普段はチップって、いくらくらいもらってるの?」って尋ねると、
ファランと外を歩くだけだったら1日歩いても100B。Hありでも1000Bくらいかな・・・って、
無茶苦茶正直に答えてくれちゃう。感じいいわぁ~。
結局4時までいっしょに過ごして、彼は帰っていきました。
Aくんから途中に連絡があり、眠くなっちゃったから、明日の朝来るという。
そうね・・・もう遅いし。
じゃ、今夜ははずむも一人で寝るわ。

すっごく中身の濃い1日になった、6日目のタイでした。

6日目終了

12月31日(火) 第7日目 パタヤ→バンコク

書き終えたら、この日のことが一番長くなっちゃった。

朝Aくん、9時頃姿を現す。まずは弟君のおうちへ。って言っても、弟君ね、
今、彼女の実家に転がり込んでるの。
Aくんもバンコクに行くときは、奥さんの実家にマスオさん状態だし、
家系なのかしらね・・・。(笑)
なんでも、ちょっと前までは、弟君とAくんといっしょに住んでたんだけど、
経済的に苦しくなって、お部屋を維持できなくなって、解約したみたい。
弟君を連れ出し、街で食事。
話の流れから、なぜかバンコクに弟君も連れて行くことに。
「彼女も連れてっていい?」って聞かれたけどそれだけは丁重にお断りしたわ。
食事が済むと、唐突にAくんと弟君、いっしょになって、
「2000Bで借りられる部屋みつけたんだ。お金・・・最後の日にお小遣いとかくれなくて
いいから、出して~、はずむぅ~。」って甘えてくる。
いい加減この手の会話には慣れたし、断ることも全然平気になってきたのね。最近。
彼らも断られることに慣れてきたから、
とりあえず言ってみよう・・・。ダメだったらあきらめよう・・・って程度のお願いなの。
でもさ・・・。Aくんはともかく、弟君にお金ちょうだいって言われても、
はずむにあげる義理、本当はないじゃない?
前回の訪タイの時には、コサメットの件で(旅行記参照よ)あんまり弟君の印象、
よくなかったんだ・・・はずむ。
でもね、なんだか今回は、Aくんの事件の時の彼の様子も見てたし、
なんとなく、悪くは思えなかったの。
コサメットの時は、もしかして、興奮で周りが見られない状態だったのかな・・・って。
で、ちょっとAくんをその場に待たせて、弟君だけ陰の方に連れて行ってお話。
「お金必要なら、アルバイトする?だって、何もないのにお金だけあげるほど、
はずむ豊かじゃないもの」
って持ちかけた。
「アルバイトってなに?」
「う~ん・・・。じゃ、1時間マッサージしてよ。上手かったら2000B払うから。」
強行軍の旅なので、ちょっとはずむ、疲れ気味。バンコクに着いたら、
マッサージにでも行こうと思ってたのね。
「ほんと?じゃ、ぼく、マッサージするよ。ウマイってよく言われるよ」
彼、ノリノリ。バンコクについたらみっちりマッサージしてもらう交渉が成立。楽しみだわ。

バンコクに行くというのに、弟君、ちょっとばっちい格好してる。おまけに、
Aくんも弟君も、足にはサンダル。昔ここの掲示板でも問題になったことがあって、
バンコクに行くときの彼らの姿には敏感になってしまう(笑)はずむ。
「じゃバンコクに行く前に、タラートに弟君の服、買いに行こう!!」って提案すると、弟君、
「え?いいよぉ。バンコクに連れて行ってもらうだけで充分。
Aがこのまえ買ってもらった服、あるでしょ?あれ借りていくから大丈夫」って返事。
前回の印象とは明らかに違う彼の態度に、正直はずむ、
軽く動転しつつも、
「いいよ、いいよ。遠慮しないで。さ、行こう」と促して、3ケツバイクでタラートへ。
ズボンにシャツ、靴を順番に買っていく。
Aくん!!あんたは必要なの、靴だけでしょ?なんであんたまでシャツ買うのよ!?
・・・ま、いいわ。(笑)
靴売り場で、彼らは一番時間をかけた。やっぱり悩むんでしょうね。
服と比べたらずいぶん高い品だし。
はずむは少し離れた場所で、彼らが決断するのを、タバコを吸いながら待っていたの。
そこに、携帯電話の呼び出し音。受話器の向こうはゆうきさん。
はずむがバンコクにいると思っていたらしいんだけど、
お互いパタヤの中にいることがわかって、じゃ、ぜひお会いしましょうっていうことになる。
昨日ホテルを予約した時に、今日のバンコク行きのタクシーもいっしょに
予約してたのね。(800B)その時間まであと15分。
「Aくん、ロイヤルガーデンに友達に会いに行くよ」靴を選び終えて、
お店の人に渡している彼に声をかけると、いそいで精算をし、一路ロイヤルガーデンへ。
でも、ここで事件。
「じゃ、僕、バイクをまわすから、弟といっしょに待ってて」って、
走ってタラートを出て行った彼。
でも・・・どこで待ってればいいの?
弟君に「どこで待ってるか聞いた?」って尋ねても、知らない・・・っていう返事。
あの子ったら、いっつも肝心なところが抜けてるのよね・・・。
今回ははずむが携帯を持っていたから、問題なかったけど。携帯って、ほんと、便利ね。

ロイヤルガーデンに着くと、すでにゆうきさんが待っていてくださった。
Aくん、人の携帯電話を奪って、陰の方に行き、どこかに電話している。
「この子、お友達の前だから、怒らないと思ってるのね。
あとでたっぷりお説教してやる」って密かに思ってたんだけど、彼、戻ってくると、
「今旅行会社に電話して、タクシーを1時間遅らせてもらったよ。だから、じっくり
お話してるといいよ。僕たちはホテルの部屋にいったん戻って、40分くらいにまた
迎えに来るから」って言って、バイクで走り去った。
やだ。。。この子って、こんなに気がきく子だったかしら?ごめんなさいね。誤解して・・・。
あんた、とっても良い子だわ。
じゃ、安心ってことで、カフェに入って、二人でしばしお話よ。
ゆうきさんったら、今日は彼氏のお誕生会+年越しパーティの予定だそう。いいわ、ステキ。
アット今に40分が過ぎ、お別れの時間。Aくんが迎えに来たので、ゆうきさんとお別れして
ホテルに戻る。
戻ってみて・・・「ア゛~っ」って気付いたはずむ。そうよ、タクシーは遅らせたけど、
このホテルのチェックアウトの時間、もう1時間近く過ぎてるじゃない?
部屋に戻ると、急いで帰り支度。途中、フロントからの電話にせかされ、
タクシーのドライバーからも急ぐようにせっつかれ、あわててチェックアウトしました。(笑)

バンコクまでのタクシーは、とっても楽しかった。
日本とタイの物価の違い(ムクダハーンと同じ話題ね)
や、H話で大盛り上がり。タクシーの運ちゃんもノリノリ。あっという間に2時間が過ぎたわ。
シーロムは歩行者天国。ロビンソンの前でタクシーを降り、歩いてホテルまで向かった3人。
すっごい混雑。ま、大晦日だしね。急いでホテルに行きたいんだけど、弟君がそっちこっち
屋台やパフォーマンスを冷やかしながら歩いてるから、なかなか進まないの。
「バンコクはどれくらいぶりなの?」って彼に聞くと、
「僕、バンコクに来たの、今日が初めてなんだ」って嬉しそうに答える弟君。
え?そうなの???だから、そんなに嬉しそうなんだ・・・。
本当に身体全体でうれしさを表現している彼の姿を眺めながら、彼の歩調にあわせて進む
Aくんとはずむ。
「はずむ、ありがとね。あいつ、とっても楽しそう・・・。コサメットの時といっしょだね。」
Aくんがはずむに言う。ホントだね。あの時といっしょ。まわりが全然見えなくなっちゃうほど
夢中になってる。かわいいね。連れてきてあげて、本当によかった。
でも・・・これって、後に起こる大事件の前触れだったのよね・・・。

部屋に戻ると、それぞれシャワーを浴びて、少し休憩。二人に1000Bずつ渡す。
「このお金、自由に使っていいよ。でも、考えながら使いなね。」
っていうと、二人とも嬉しそう。
はずむがいっしょに買い物すると、お金の使い方、際限なくなるけど、
いったん自分のものになったお金だったら、彼らがどう使うのかを見てみたかったんだ。
今後の参考に。
Aくんは軽くお買い物をしに、街へ。はずむは弟君に約束のマッサージをしてもらった。
この子ね・・・すっごいウマイの。マッサージ。ちょっと痛いくらいの力なんだけど、
彼にお願いして正解。そんじょそこらのマッサージ師より上手いわよ。
何度も寝ちゃいそうになりながら、1時間のマッサージをみっちりしてもらったはずむです。
Aくんも戻ってきたので、三人そろって伊勢丹へ。サイアム駅までBTSで向かい、
そこから伊勢丹まで歩いたんだけど、
はずむ、ぼけちゃってて、逆方向に歩いちゃったのね。
彼らは伊勢丹がどこにあるかなんて知らないから、そのままついて来ちゃってて
「間違っちゃった・・・」って言ったら、一応「いいよいいよ」って言ってはくれたけど、
明らかに顔には疲労の色が。
しかも、あとでそのワケは知ったんだけど、すっごい人混み。
こんなたくさんの人のいる場所で、長距離歩くこと、パタヤではないものね。
彼ら、大変だったと思う・・・。
でね、これ以上歩きたくないって思って、タクシーを拾おうとおもったの。
でもね、どのドライバーに「イセタン」って言っても、通じないのよ・・・。
「ワールドトレードセンター」って言えば通じたかも知れないんだけど、
その時には気付かなくて、はずむ、ちょっとキレ気味。
(後に、たとえ通じたとしても伊勢丹まで来るまで行くことはできなかったって
知ったんだけど)
Aくん、
「伊勢丹ってどこ?ねぇ、どこ?遠いの???シーロム?」とか、何度も聞いてくる。
半分切れちゃってるはずむにとって、このAくんの言葉が、
いつもは冷静でクールなはずむ(!?)を思いっきり刺激しちゃった。
「こっちだよ!!」感情を抑えようとしても、どうにもならなくて、むすっとした状態のママ、
はずむはズカズカと歩き出した。はぐれないようについてくる二人。
「はずむ・・・もういいよ。僕に日本語の本を買ってくれるために行くんでしょ?」
「でも、日本語勉強する本とテープが欲しいって言ったの、キミでしょ?」
「そうだけど・・・。わかった。行こうね。」
そんなこんなで、ようやく伊勢丹に到着。人混みから抜け、
エアコンの効いたデパートに入ると、ようやく頭の中も落ち着いた。
本当に、無茶苦茶な人混みだったんだ・・・。
伊勢丹の書店に行って、日本語のテキストとテープを買い、Aくんに渡す。
弟君は自分のお金で、オートバイの雑誌を購入。

この後
トムヤム君さんとルークさんの年越しパーティにおじゃまさせてもらうことになってる。
急いで外に出ると、さっきの混雑なんて比にならないような、人、人、人。
今夜ここがカウントダウンの会場になるなんて、ちっとも知らなかったから、
地獄を見ました。
どうにかこうにかBTSの駅でキップを買い、乗り込んだ頃には、
すでにパーティ開始の1時間後。
電話をして、場所をもう一度確認し、会場へ。
会場の1階に花屋さんがあったの。
Aくんが、「シゲさんにお世話になったから、花を買っていこうかな」っていう。
いいことなんじゃない?
「いくらの花を買うの?」って聞くと、「○○○Bくらいのにしようかな・・・」っていうので、
お金を渡してあげる。本当は自分のお金で買うつもりだったらしいんだけど、
差し出したお金は、躊躇なく受け取ったわ。彼。(笑)
花屋に入っていったAくん。なかなか出てこない。なぜ?って思っていたら、
ようやくきれいにラッピングされた花を抱えて、彼が出てきた。
「何してたの?」って聞くと、
「僕ね、とっても気に入った花があったんだ。でもね、予算より○○○B,高かったの。
追加のお金、はずむにもらおうかともおもったんだけど、自分で頑張ってみたかったから、
店員さんにお願いして、まけてもらった」だって。かわいいじゃない。
「ねぇ、ねぇ、はずむ。この袋(ラッピングされた花を入れてあるスーパーの袋みたいな
ビニール)は外して渡した方が、プレゼントっぽいよね?」とか、
「ねぇ、ねぇ、最初はパーティーの会場に飾ってもらおうよ。で、その後シゲさんに持って
帰ってもらおう」とか、なんだかやたらわくわくしてる。
はずむもそうだものね。人に何かを贈るって、とってもどきどきするよね。
わかるわ。あなたの気持ち。

会場に着くと、すばらしいお召し物のトムヤム君さんが出迎えてくださった。
Aくん、最初は一瞬びっくりしたらしいんだけど、超お気に入り。カメラを
はずむのバッグから取り出して、
「はずむぅ、一緒に写真とってぇ~」って言うので、トムヤム君さんとの2ショット撮影。
はずむにとっても大切な宝物になりそうよ。
ルークさんのおいしい手料理もいただいて、とってもまったり気分。
参加者のみなさんともお話させていただいて、素敵な時間が過ごせたの。
本当は・・・カウントダウンの時間まで参加させていただきたかったんだけど・・・。
実はね、Aくんとはずむがそんなことをしている間、
一緒に行った弟君が大変な事態に・・・。
彼、彼女に何も言わずにバンコクに来ちゃったらしいのね。で、彼の携帯は何度も何度も
鳴りっぱなし。
受話器の向こうでは、彼女が涙の抗議。
「せっかくの年越しなのに、なんであんただけバンコクなのよ!!」ってところらしい。
せっかくのバンコク初体験で、浮かれまくってた彼。一気に天国から地獄よ。
「はずむ・・・。代わりに彼女と話して・・・」って電話をはずむに渡すんだけど、
アタシがなにしゃべれるって言うのよ。
そんなこんなでどたばたしちゃったし、明日は早朝のフライトなので、
朝4時には起きないと・・・。
NHKが除夜の鐘を鳴らし始めた頃、はずむは後ろ髪ひかれつつ、会場をあとにしたの。
弟君、すっかりしょげてる。元気づけようと思って、はずむとAくん、二人で交互に、
「○○(弟君の名前よ)、何したい?どこ行きたい?」って、彼に聞いた。
その様子がおかしかったらしくて、彼、少し元気になって
「買い物に行きたい」って。で、三人でパッポンへ。
でも、シーロム界隈も、とんでもなく混雑してる。はずむ、
いい加減ちょっと疲れちゃったのね。
で、買い物に夢中のAくんに、
「ねぇ、Aくん、はずむ、先にホテルに戻るよ。ゆっくり買い物して帰っておいで。
でも、○○はバンコク、初めてだから、絶対はぐれちゃだめだよ。」って声をかけた。
「OK.OK.」
彼、眺めてる品物に夢中で、ちょっとから返事気味。でも・・・大丈夫ね。
はずむは一人、ホテルに戻りました。

ホテルの中でテレビを見ながら、日記を書いてたはずむ。
テレビには、さっき気が狂うかと思った、伊勢丹前の道路の状況が映し出されている。
「あら、ここで道路閉鎖して、ライブをやるんだったのね。
どうりで混んでたわけだわね・・・。」
いよいよ年越し。カウントダウンが0になると、びっくり。
あのバンコクの町中で、たくさんの花火が打ち上げられてる。
なになになに?
はずむ、バンコクのお正月って初めてだったから、知らなかったの。このイベント。
外からはリアルタイムで花火の音が・・・。
すっごい、すっごいきれい。画面の中のバンコクは、一つの芸術作品みたい。
しばらくぼ~っと眺めちゃったんだけど、
いやっ、見たい!!実際にこの目で見たいわぁ~!!
窓から外を見たんだけど、あいにくこの部屋は四方を建物に囲まれてて、全然見えない。
早く外に出なきゃかしら・・・って思って
部屋の中ズボンを脱ぎ捨てて日記書いてたから、あわててはき直したの。
そしたら・・・、画面の中では花火のクライマックス。
部屋を出ようとしたら・・・花火の音、止まっちゃった。大ショック・・・。
せっかくこの日、この時間にバンコクにいたのに、しかも町中にいたのに、
全然見られなかった・・・。
なんだかとぉ~っても損した気分で、しばらく何もする気の起きなかったはずむなの。

さて、ショックもいくらか醒めた、午前1時過ぎ。
「あら?二人とも遅いわね・・・。」まだAくんも弟君も、帰ってきてなかったのね。
Aくん、電話を持ってるんだけど、例の、弟君の彼女の電話のせいで、
充電が切れかかってた。
かかるかな・・・って不安を抱えつつダイヤルすると、どうにかつながる。
「A?今どこにいるの???」
「はずむ?今音楽聞いてるよ。もう帰るからねぇ~。」
どうやらバンコクでの年越しを満喫している様子。よかったわ。
でも・・・もう帰るって言ってたくせに、2時になっても帰ってこない・・・。
明日4時起きなのに・・・。
もう一度電話する。
「A,まだ帰ってこないの?」
「はずむぅ~!!大変だよぉ~。弟とはぐれちゃった!!」
・・・え?
「音楽が終わったら、人がいっぱい動いちゃって、その拍子に
離ればなれになっちゃったよぉ」
「ちょっと・・・。あんなにはぐれるなっていったでしょ。どうすんの・・・。彼、
バンコク初めてなのよ。」
「どうしよう・・・はずむぅ。」
「とにかくあんた、まずはホテルに帰ってらっしゃい」
「でも・・・」
「でも、何よ」
「ホテルって、どこだっけ?」
・・・はぁ~。
「シーロムのソイ5を入るのよ。わかった?」
「わかった、わかった。・・・ところで、ホテルの名前忘れた」
・・・この子っていったい・・・。ホテルの名前を大声で叫ぶと、ようやく思い出したらしい。
電話を切って、不安な気持ちで待つ。でも、それから30分。また音沙汰なし。
再度電話。
「A,大丈夫?」
「やっぱり分からないよぉ~。人も一杯いるし。今ね、大きなホテルの前にいるよ。
ホテルの名前はS・E・A・S・O・N・S・G・R・E・E・T・I・N・G・Sだよ」
はずむ、必死に聞き取ってメモをするんだけど、とにかく雑踏の騒音でかき消されて
聞き取りにくいし、第一バンコクでこんな名前のホテル、知らない・・・。
「わかった。いいわ。とにかくモトサイ捕まえなさい。ホテルの名前は
トリニティーシーロムよ」
そう言って電話を切り、はずむはホテルのエントランスに走った。
しばらくして、Aくん、モトサイでご帰還。
「ごめんね・・・はずむぅ。」
「ごめんねはいいけどさ、弟君はどうすんのよ。あんたの電話番号、知ってるの?」
Aくんの電話、昨日買ったばっかりだったのね。
「知ってる。メモ渡したもん。でも、電話来ない・・・」
「どうしちゃったのかしら・・・」
「はずむ、弟にマッサージのお金、渡した?」
「渡したよ」
「じゃ、大丈夫。どうにかしてパタヤに帰るよ。」
すっごい楽観主義だわ、この子。
とにかく、ここでうろうろしてても仕方ないので、はずむとAくんはとりあえず部屋に。
電話のわきに置いてあったメモ帳に目がいった。
「ねぇ、どこらへんのホテルからモトサイに乗ったの?」
そう言ってから、気付いちゃったはずむ。
「S・E・A・S・・・・・・あんた、これって、どこに書いてあったの?」
「ホテルの玄関のドアだよ」
「ねぇ、これって、SEASON’S GREETINGS、季節の挨拶って意味じゃない?
ホテルの名前じゃないわよ」
真実を知って、真っ赤になって照れるAくん。こんなときなのに、二人で大笑い。
おばかだわ。。。
そうこうしていると、突然ドアを激しくノックする音が。弟君、ようやくご帰還。
人ごみの中、自分の記憶を呼び戻し、どうにか歩いて帰ってきたらしい。
Aよりたくましいわ。
ようやく一安心。ほっとした3人。
ほっとしたら、おなかすいちゃった。
「A、はずむ、バナナのクレープ食べたい。」
「僕はいらないよ。おなかいっぱい」
視線を弟君にうつす。
「OK.OK.僕もおなかすいた」いったん脱いだズボンをはきなおす彼。
でも、二人がぜんぜん動こうとしないことに気づいた彼。
「え?僕一人で買いにいくの???もしかして・・・」
いっしょにうなずくAくんとはずむ。
散々迷子になって迷った彼に、おつかいを命じる鬼畜のような二人。
結局泣きまねをしながら、彼は再び夜の街へ。

彼が帰ってきてから、3人でしばしお話。すっごい大笑いしながら、
楽しい時間を過ごしたの。
今回のできごとをネタに、しばらくは話題に事欠かないわ。
でも、あと1時間で出発の時間。とにかく1時間でも寝ましょってことで、3人はベッドへ。
あっという間に眠りに落ちたのでした。

7日目終了

1月1日(水) 第8日目 バンコク→台北→成田

朝4時。やっぱり起きられない二人。たたき起こしてチェックアウト。
出ようとしたら、お水1本分、支払いが落ちてたってことで、
追いかけてこられて請求される。
でも・・・多分そのお水って、セブンイレブンで買ったお水のボトル、数えてるでしょ?
ま、いいわ。
最後のお別れは、三人とも眠気との戦い。ほんと、座ったら、
今にも眠りに落ちそうな状態。
感慨もへったくれもなかったの。(笑)
空港に着くとチェックイン。
空港税の自動販売機の前で、Aくんとお別れの抱擁。弟君、どうにもならず、
ベンチで爆睡中。
「はずむ、ありがとう。」両手ではずむの顔をはさんで、目を覗き込みながら彼が言った。
「A、今回も楽しかったよ。ありがとね」
最後に財布に入っていたバーツをすべて彼に渡す。
「お金は大切にしなきゃだめだからね。わかった?」
「わかったよ。はずむ・・・。ありがとう」
ちょっとしんみりムードにはなりつつも・・・。やっぱり頭が起きてない。(爆)
さよなら。。。
お別れをして、はずむは出国審査に向かったの。

タバコを免税店で買って、ケンタッキーで軽く朝食。
喫煙室に向かい、タバコを・・・と思ったら、ライターがない。
あ・・・そうだ、
さっきAくんがタバコ吸うときに貸したっきり、返してもらわなかったんだ・・・。
仕方なく、「火、貸していただけますか?」。もらった火で、立て続けに3本。
気分悪くなったわ・・・。(笑)

飛行機の中では、眠いはずなのに寝られない・・・。なんだか暑いし、となりのおやじ、
大また広げて座ってるから、気になって仕方ない。でも・・・そんなことを考えてるうちに、
気づいたら爆睡。
着陸の衝撃でたたき起こされました。

台北空港で5時間の待ち合わせ。このトランジット、長すぎ・・・。
おみやげ買ったり、いすに座ってぼ~っとしたり。それでも時間が余る。
喫煙室に行って、隣に座ったおじさんに、英語で「火かしてください」っ言って、一服。
そしたらね、そのおじさん、ポケットに入ってた、ガスの残り少ない100円ライターを
「for you!!」ってくれたの。ありがとう!!
そのおじさんが喫煙室を出て行って、はずむ、「いい人もいるもんだわ・・・」って、
感謝の気持ちで、もらったライターを眺めてたのね。
そしたら・・・ライターのわきに貼られたシールに
「1 子供に触れさせないこと 2 直射日光、50度以上の高温をさけ・・・」
あら、あのおじさん、日本人だったのね・・・。台湾の人かと思ってたわ。
だったら日本語で話したのに・・・。お間抜けな自分に、ちょっと笑っちゃったわ。

成田行きの飛行機に乗って、機内食までは頑張って起きてたけど、そのまま眠りに・・・。
またまた着陸の衝撃が目覚ましよ。
今回は・・・税関で免税店のお土産の袋を見られました。何も入ってないわよぉ~。

エピローグ

こうして、はずむの8日間の台湾・タイ旅行が終わりました。
ほんと、飽きないわね・・・。つくづくそう思います。
ただ・・・最近は、ほとんどAくんとの時間になってるから、
たまには昔みたいに、GOGOでどきどきしたり
マッサージに回ったり、一人ぶらぶらお買い物をしたり・・・。そういう時間も久々に
感じてみたいな・・・って思うこともあるの。
贅沢な悩みなんだけど。
次は・・・いつかしら。春にはいけるかしら・・・。
次の訪タイに向けて、頑張ってお仕事しなくちゃね。

長くなっちゃって、しかも、読みにくかったかも・・・。最後までお付き合いいただいて、
ありがとね。






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