はずむのトラベルランド
◇◇◇ゲイに関する記述がありますので、不快に思われる方の閲覧はご遠慮ください◇◇『旅』、特に東南アジアをこよなく愛す、なのに、なぜかまったくアジアとは関係のないある国のある町で、ただいま海外生活1年目・・・の「はずむ」のブログです。


「トラベルランド」総入国者数



現在の入国者数

現在の閲覧者数:



プロフィール

はずむ

Author:はずむ
旅行大好きなはずむのブログです。ずっと東南アジア、特にタイ・ラオス・カンボジアを好んで旅して来ましたが、なぜか今は、まったく違う、日本から遠く離れたある国のある町で生活中。日常の生活で見たもの、感じたことを、みなさんにお伝えしようと思います。よろしくね。



カレンダー

07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2002年夏【後編】
旅行記復刻版⑥

2002年7月27日~8月13日の
                   カンボジア・ラオス・タイの旅行記


8月 5日(月)

KO SAMETへ

Aくんの弟の家で1泊。旅の疲れもあって、起きたり寝たりを繰り返し、起きたのは11時。
約束通り、KO SAMETへ4人で出かけることに。
はずむね、Aくんが「KO SAMET」って言うのを、
てっきり「KO SAMUI」だと思って聞いてたの。
ガイドブック持ってきてないからわからないけど、サムイって、
なんだか遠かった気がするのよね・・・。
確か、飛行機で行った気がするのよね・・・。でも、彼の話によると、車で1時間ほどの
場所から、船で数十分だって言うの。
おかしいな。。。おかしいな。。。って思いながらも、チャーターした車で出発。
着いた場所はラヨーンの先、バン・ペーという街。
海沿いにはたくさんのボート会社や旅行会社が並んでいて、店先には
「BOAT TO KO SAMAT」っていう広告が。
ここでようやく、「あぁ~、サメット島ね」ってナットク。
タイ語の発音って、難しいわ。
車に1200B(途中ガソリン代も500B支払ってるから、1700B)。やけに高くない?
バンコクからパタヤより高いわ。
しかたなく支払って、一件の旅行代理店に入っていった。
島までのボートのチャーター代と、島での宿泊代で
1部屋2600B。値段だけあって、すっごいきれいだけど、あまりに高すぎる。
今回、4人で来たでしょ。でも、4人1部屋ってわけに・・・いかないじゃない?
弟君と彼女はもちろん、1部屋でしょ。はずむとAくんで1部屋。
つまり、1泊2部屋必要なの。
頭の中でば~っと計算したんだけど、1泊5200B。3泊の予定だから、15600B。
つまり、46800円。
「ぺ~ン・・・」思わず感情こめて口から飛び出た言葉。
Aくんが、「そうだよね。違うところにしよう」と言って、4人でとなりの会社へ。
こっちは1部屋1泊500B。ただし、エアコンなし、扇風機だけのバンガロー。
でも、背に腹はかえられない。
3泊分の宿泊費と島までのボート代1人300B×4×往復=2400Bの、
合計5400Bを支払って、船を待つことに。

船を待っている間、フイルムが買いたくなったはずむ。
荷物の番をAくんにまかせて、弟君と彼女と、近くのコンビニへ。
彼ら、歯ブラシだの、日焼け止めクリームだのを、ぼんぼんかごに入れて、
はずむのところに持ってくる。
あたしに買えっていうのね。・・・わかったわ。

島では水がこっちの数倍の値段するってことで、18ボトルも買い込み、
ボートに乗り込む。
ボートは・・・すっごいすっごいおもしろかった。波の向きなんて全然関係なく、
水上を走るスピードボート。
ぼんぼん弾むのよ。飛んでるの。海の上を。同乗したファランの女の子達は、
ボートがはねるたびに、顔をしかめてるけど、あまりにはしゃぐはずむやAくんに、
思わず大笑い。それをみてはずむ達も大笑い。
すっごい楽しい時間だったわ。
さて、バンガローに到着。旅行代理店で写真は見てたけど、写真以上にばっちい
バンガロー。でも、とりあえず寝られなくはなさそうだし、蚊取り線香もばっちり用意
してあるから、オッケーね。
海辺で昼ご飯を食べて、夕方までそれぞれに時間を楽しむ。
はずむはビーチのベンチに腰掛けて、日記を書いてたの。

実はね、ここに来る前に、Aくんにはこんな話をしてたの。
「A、今回はずむ、カンボジアとラオスを回ってきたでしょ。そんなにお金に余裕が
ないんだ。そこだけは理解しておいてね。」って。
だから、Aくん、はずむがお金を使うことに、すごく気を遣ってくれてる。一方、弟君の方は、
はずむをスポンサーとでも思っている様子。(現実、そうなんだけど)やたらと
「○○買うから、お金ちょうだい」って言ってくる。
一緒に行こうっていうのを、「いいよ」って言ったのははずむだから、多少の出費は
覚悟してるけど、一体総額いくらのサメット旅行になるのかしら・・・。ちょっと不安。

夕方になって、それぞれの部屋へ。Aくんと久々にベッドをともにする。
でも、二人とも眠くて、すぐに熟睡。
11:00頃、Aくんに揺り起こされる。
「はずむ、弟たちと散歩に行くけど、どうする?」
はずむは寝てるって言ったので、彼らは夜の散歩へ。
海の夜って、波音がステキ・・・とか思いながら、たばこをくゆらせ、
一人物思いにふけていたら、5分もしないうちに、Aくんが戻ってきた。
「どうしたの?」って聞くと、
「晩ご飯食べに行こうよ」って彼。
きっと、弟君に、「一杯やりたいから、はずむくん連れてきてよ」とでも言われたんだろう。
仕方なくでかけることに。
ま、仕方ないわね。
飲んで食べて、700B。4人の飲食代としたら、日本じゃこんなモンじゃ済まないし、
ま、いいわ。
波音と、信じられないくらいに涼しい海風に包まれて、バンガローに戻ったはずむも、
Aくんも、深い眠りに落ちていったのです・・・。

今日の旅行記は短いわ・・・。でも、察してもらえるかしら?
サメットでは、何も書くことがないほど、穏やかで、何もしない、ゆったりした時間を
過ごしたの。心地よい風に吹かれながらね。そう、明日の夜までは・・・。

8月 6日(火)

のんびり、ゆったり、ビーチの休日

朝10時に起床。水シャワーの冷たさに身体がビックリして目が覚める。
Aくんが「海に行こう」って言うので、水着に着替えて浜辺へ。
シーフード雑炊(タイ語でなんて言うんだっけ・・・?)とアイスコーヒーの朝食。
Aくんは管理事務所から釣り竿を借りて(1日100Bよ)、今にも崩れ落ちそうな桟橋に、
釣りをしに行った。
はずむは一人、シーサイドでベッドに横になり、たばこを燻らす。
弟君とフェーンは、まだ起きてこない。
一人、静かにシーサイドで横になりながら、いろんなことを考えてるはずむ。
これまでの旅で出会った人たちのこと。はじめてAくんと会った日のこと。
お仕事のこと・・・。いろいろなことがあるけど、今こうしてここでゆったりしていられる
自分って、やっぱり幸せなのよね・・・。
でもね、同時に、昨日あたりから胸の中に、もやもやした気持ちがあって、
そのことを考えてたってのも、正直、あるの。

今回の旅でね、はずむには今までの旅にはなかった、一つの目標があったのね。
それは、「お金にこだわらない旅の楽しみ方をすること。」
今までの、特にタイを中心とした国への旅行の時って、少しでも安く、
少しでも値切って、最低限のお金で生活しようって、いつも心のどこかで考えてたのね。
我ながら、「せこい」し、「ケチ」だと思うんだけど、そうした旅を成功させることが、
ある意味、自分の中で、「達成感」を得ることの出来る旅のスタイルだったの。
安く、安く。。。そう考えながら旅を進めることが、はずむにとっては快感だった。
そう、今までの旅では。
そうしたスタイルであっても、特に不都合は感じなかったし、十分に旅を楽しめたの。
でも・・・今回は違う。旅立ちの前、だいたいの費用を計算してみたら、
もう、予定の時点で40万っていう金額がはじき出されてた。
今までのはずむのスタイルからしたら、もう、この時点で、「邪道」なのね。
でも・・・。何度計算しても、どうルートを換えてみても、
絶対にこの金額は下回らなかった。
だったら・・・
思い切ってお金使っちゃおう!!また同じくらいの旅行に出たいから、お仕事頑張るぞ!!
そんな風に考えられるような、充実した、素敵な旅にしよう!!
そう旅に対する考えが変わったの。
大げさかも知れないけど、旅のスタイルの、大きな転換とでもいうのかしら?
いえ、違う。新しいもう一つのスタイルが生まれたって言った方が正しいわね。
例えば・・・。今までなら、バンコクからパタヤまで、タクシーで移動するなんて、
考えもしなかった。
でも、今回はやっちゃったの。すっごい快適に移動ができたの。
新しい旅のスタイルに、「こういう旅もいいわね・・・」って、思いはじめた旅後半・・・。
でも、でもね、無駄なお金は使いたくない。
べらぼうに高く設定された品物を値切らず買うつもりはないし、
出す必要のないお金を、やみくもに支出するつもりもない。望まない支出は、
やっぱりやなのね。当たり前よね。

でもね。。。だからこそ、その点で、ここにきて今、ちょっと疑問を感じてるのも事実。
だから、ビーチで、いろいろなことを考えながら、そんなことも同時に考えてたの。
Aくんと会った。すごく嬉しい。AくんとKO SAMET。超サバーイわ。
けど、ここには4人で来ている。4人分の支出は、全部はずむにのしかかってくる。
どこまでが必要最低限で、どこからが、はずむの望まない支出なのかが、
自分でもわからなくなってきたの。
「4人で行こうよ」ってAくんに言われて、OKしたのは自分だし、
旅の費用を負担するのはもちろん覚悟してたけど、
カンボジア・ラオスでは感じなかった、「支出にナットクしていない自分」を、
すっごく感じ始めてきてるの。
Aくんと二人だったら、もっと有効にお金が使えたのに・・・。そんな風に考えちゃって・・・。
同時に、「思い切ってお金を使っちゃおう!!」って思ってたはずなのに、旅後半になって、
こんなことを考えてる自分も、とっても嫌だったのね。

しばらく一人になって考えた結論。
やっぱり、お金のことは考えるのはよそう。せっかくの離島でのバカンスが、
楽しさ半分になっちゃう。
幸いまだまだお金はあるし、
本当に、本当に我慢できなくなったときには、Aに言おう。
そう決めて、桟橋で釣りをしているAくんの元へ、歩いていったの。
結局そのことで、後にAくんとぶつかることになってしまうはずむです。

Aくん、しばらく頑張った結果、1匹魚を釣り上げた。
なんか、くちばし見たいのがついた、細長い魚。なんて名前なのかしら、あれ。
彼、釣りが好きなのね。初めてあげたプレゼントも釣り竿だった。
得意げにつりあげて、むちゃくちゃ嬉しそう。
「4人いるんだから、4匹つり上げないと、夕飯のおかずにならないよ」ってはずむが言うと、
「OK,OK」って張り切ってる。あんた、無茶よ。昨日も弟君が3時間くらい頑張ったけど、
結局1匹もつれなかったじゃない・・・。

ちょっと用事があって、shigeさんに℡。shigeさんから、
「カイトさんがパタヤに来ているそうで、はずむさんに会いたいって言ってましたよ」っていう
情報が入る。
Aくんと相談して、だったら予定を一日繰り上げて、明日パタヤに帰ろうって話になる。
弟君と彼女は、聞いてみて、もう一日いたければおいていけばいい。
確かに、ゆったりのんびり気持ちは良いけど、
Aくんと一緒なら、別にここでなくても、ジョムティエンでもどこでもかまわない。

それからもビーチで飲んだり、食べたり。近寄ってくる犬をかまったり。
ゆったりのんびり時間が過ぎる。
釣りにそろそろ飽きてきたAくんが、しばらくサッカーボールと戯れたり、
泳いだりしてたんだけど、砂浜に寝ころんで、「砂で埋めて」って言うので、
顔だけ出した状態で、思いっきり埋めてあげる。
Aくん、気持ちよさそうに寝息を立て始めた。
(砂の中って、そんなに気持ちいいのかしら・・・)
そこに弟君登場。
二人で視線を合わせて、意味ありげに笑う。(いたずら、しちゃおっか???)
いやっ、目と目で通じ合っちゃったワァ~。工藤静香みたい。
二人でAくんの股間の部分に、砂で立派に勃起した逸物を作り上げちゃった。
超立派なの。
Aくんは何も気付かず、熟睡中。
しばらく放っておいたら、通過する観光客、みんなくすくす笑ってる。
近くを通ったファランのおねえさん。
「わぁ~ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」って声を上げたかと思ったら、カメラを取り出して、
写真撮っちゃった。
Aくん、あなたの恥ずかしい写真が、名前もしらない誰かのカメラにおさまっちゃったわよ。
しばらくして目覚めたAくん、自分の股間の異変に気付き、
「なんだよぉ~はずむぅぅぅぅぅ!!」って言って起きあがった。
その拍子に崩れ去る大きな逸物。
「あぁ~あ。せっかく作ったのにぃ~!!」って言ったら、また横になって、
必死に修復に努めてました。
アンコールワットの修復作業とは、天と地とほどの差だわ。価値的に。(笑)

急な発熱

そんなことをしていたら、あっという間に夕方。
4人で夕食を食べてたら、Aくんが、「あ~っっっっ」って叫んで駆けだした。
なに?なに?
今日まで気付かなかったんだけど、レンタルバイクがあったの。
彼、バイク大好きだから、すぐに店員さんに「いくら?」って聞いてる。
1時間、1台300B。
「はずむ。借りていい?」って甘えた声で言うので、
OKして、2台のバイクでツーリング。
途中、高級リゾートホテルの入り口で、いかにも宿泊客みたいな顔して写真撮ったり、
でこぼこの山道を、ひっくりかえりつつ走ったり・・・。
Aくんね、バイクの運転は得意らしいんだけど、何せ道が悪いから、
後ろに乗っててこわいこわい。
あんまり「こわい」を連発するから、Aくんの頭の中の日本語辞書に、
しっかりインプットされたみたいよ。
さらには、途中で道に迷って、弟君のバイクともはぐれ、真っ暗な道を、
人に尋ねつつホテルへもどるはめに。
あんた、バイク乗りなんだから、来た道くらい覚えておきなさい。

どうにか1時間でホテルに戻ることができた。
屋外レストランの椅子に座っていると、いつのまに頼んだのか、
Aくんが昼間つり上げた魚が、塩焼きになって出てきたの。
ちょっとだけ食べてみる。なかなかおいしい。
おいしいんだけど・・・。
レストランには、確かに涼しい海風が吹いてくる。でもね、その涼しさじゃない、
寒気が急にはずむをおそってきたの。涼しいどころじゃない。
ふるえがくるほど寒いのね。真夏のタイで。
気のせいかな・・・って思って、しばらくその場でふるえてたんだけど、
どうやらホントに体調悪い。
「Aくん、ごめん。なんだか寒いんだ。部屋に戻るね。」
って言って、一人バンガローへ。
部屋に入って横になると、体中が熱い。どんどん熱が上がっていくのが、自分でわかる。
なに?なんなの???
急いで持っていた風邪クスリのんで、ミネラルウオーターのボトルを額にあてて、
どうにか頑張ったんだけど、熱は上がる一方。
「Aくん・・・」彼がいてくれれば少しは気も安らぐんだろうけど、
彼、いつまでたっても戻ってこない。
バンガローからレストランまでは離れてるし、そこまで行く気力もすでにない。
仕方なくその状態で寝ていると、2時間ほどして、ようやく彼が帰ってきた。酒臭い。
「はずむ!!どうしたの??」
酔っぱらってはいても、はずむの異常には気付いたAくん。
「風邪引いたみたい。熱があるんだ」はずむがそういうと、彼が額に手をあてる。
「ホントだ。すごい熱だよ。なんで呼んでくれなかったの?」
・・・あんた、呼びにいくこともできないほど参ってたのよ。
「クスリ、買ってきてあげる。」
「ごめんね。ついでに、氷と、それを入れる袋も買ってきてくれる?」
「わかった。待っててね。」
数分後、解熱剤と氷を持って戻ってきたAくん。
氷は・・・なんていうの、バーとかで氷が入ってくるバケツみたいなやつに山盛り。
「・・・Aくん・・・氷入れる袋は?」
「え?これ(バケツを指さして)のことじゃないの?」
・・・あんた、このバケツ、どうやって一晩額にあてておくのよ・・・。
言葉が通じないって、こう言うとき、マジで困るわね。
「いいよ。いい。そこのミネラルウオーターの入ってるビニールに入れるから。」

クスリを飲んで、氷袋を額にあてると、気分的に落ち着く。
Aくんが、「クスリ飲んだんだから、あたたかくして寝なきゃ」って言って、
毛布をかけてくれる。
横に寄り添うように寝てくれるAくん。
たったそれだけのことで、さっきまでの心細さが溶けるようになくなる。
ありがとう。Aくん。移しちゃったらごめんね。

クスリも効き始めたのか、うとうとしはじめる・・・。すると・・・。
「Aくん。嬉しいんだけど、今日はとてもとても、そんな気分になれないわ。」
股間を刺激するAくんの手。あんた、マジで今のはずむの状況、把握してる???

KO SAMETの最後の夜は、マジでつらい一晩になりました。

8月 7日(水)

パタヤへ そして 初めての病院(保険を使う)

朝起きると、汗びっしょりになっていた。
でも、そのおかげか、熱はだいぶ下がったみたい。
ただ、熱が出たせいか、やっぱり身体は本調子じゃない。
それでもとにかく、この部屋にいても気分は晴れないと思って、表に出る。
アイスコーヒーの冷たさが、少し身体をリフレッシュさせてくれる。
Aくんが起きてきた。
「大丈夫?はずむ・・・。」
「うん、大丈夫だよ。ごめんね。心配かけて。」
「良かった。」
「でも、今日パタヤに戻ったら、すぐに病院に行こう。やっぱり心配なんだ。」
「OK。」
出発前に入った保険のハンドブックを読んでみると、
パタヤに1件、キャッシュレスで医療を受けられる病院があるらしい。
ここに行ってみよう。
さ、そろそろボートが来るし、今日までの精算をしなきゃ。。。と思って、
チェックしてもらう。
「1350B」
は?Aくん、あんたたち、昨日の晩、どれだけ飲んだのかしら???
ま、いいわ。一生懸命介抱してくれたしね。

8:30。迎えのスピードボートが到着し、KO SAMETとはお別れ。
弟君に2日分の生活費2000Bをわたし、しばしのお別れ。
ボートは、行きと同じく、とってもエクサイティング。正直、熱もあるし、
ゲロ吐くんじゃないかって不安だったんだけど、
(お食事中の方、ごめんなさい)
返って、スピード感が、気分の悪さも吹き飛ばしてくれる感じ。
Aクンの方が、飲み過ぎで吐きそう。あんた、やめてね。
船着き場には、Aくんが手配してくれたタクシーが待っていて、
すぐにパタヤに向けて出発。1時間のドライブのあと、Aくんの弟の部屋に到着した。
部屋に着くとすぐに、ソンテウを乗り継いで、「BANGKOK PATTAYAHOSPITAL」へ。
すっごい、すっごいきれいな病院。こんな近代的な病院が、パタヤにもあったのね。
前回Aくんが怪我をしたときにも病院には行ったけど、そのときも、設備がととのって、
きちんとした病院ね・・・って感心したのね。でも、今回の病院は、それを上回ってる。
ひょっとすると、はずむの家の近くの大学病院より立派かも・・・。
受付で保険証書を提示して、キャッシュレスで受診したいことを告げると、
すぐに必要書類を出してくれ、そこに記入。記入が終わると、体重、血圧の測定の後、
すぐに診察室に通された。
担当のお医者さんは、女医さんだった。
「わが病院へようこそ」(一瞬、デ○ーズに来たかと思ったわ。)
「よろしくお願いします」
「どうしました?」
「2日くらい前の晩に、ちょっとめまいがして、気分も悪く、
おかしいなって思ってたんですけど、昨日の晩、高い熱が出ちゃったんです。
風邪かとも思ったんですけど、心配で、来ました。」
「わかりました。熱以外に、何か症状はありますか?」
「下痢の症状が出ています。」
「便の様子は?」
「下痢はしてますけど、血便は出てません」
「そうですか。」
「それから、頭痛と、めまいも少しありました。」
「わかりました。何か、心配なことがありますか?」
「えっと、ここに来る前にカンボジアに行ったんですけど、そこで生野菜を食べたん
ですね。その野菜を洗った水が汚れてて、腸チフス(ガイドブックで見たときに、症状が
似てたの)だったら・・・って心配してます。」
「わかりました。では、触診してみますから、そこに横になってください。」
こんな感じで診察は進んだんだけど、これ、全部英語の会話なのね。
けっこう緊張しちゃった。
けっきょく、お腹のあたりを診察してもらって、特に異常はないので、
おそらく暑さによる疲労から、
かぜ、もしくは熱射病のようなものになったのでしょうっていう診断が下ったの。
山ほどクスリを処方してもらって、診察終了。
会計で診療費を見たら、1200Bくらい。そんなものなのね・・・。

病院を出ると、まっすぐ二人でウエルカムプラザへ。Aくんはね、
お金がもったいないから、弟の部屋に泊まれって言うんだけど、やっぱり弱っている
体には、ちょっとキツイのね。(病院に来る前にも、トイレで5匹のゴキちゃんと遭遇して、
青くなったの)。
「予約ないけど、泊まれるかしら?」って聞いたら、「はい。料金は土曜日までは
650Bだけど、土曜から月曜は連休になるので、850Bです」って返事。
土曜日までとりあえず3泊をお願いして、Aくんと部屋へ。部屋はまだ清掃中。
なので、ロイヤルガーデンへ行ってインターネットカフェでカキコ。久々に日本語よ。
そのあと、フードコートでお昼ご飯。
あたしったら、具合悪い癖して、食欲旺盛。Aくんもお腹へってたのね。
二人で机一杯になるくらい料理を持ってきて、「いただきま~す」。
でもさ・・・。やっぱり具合悪い癖して、無茶だったのね。ほとんど残しちゃった。
Aくんが、「袋もらってきて、うちで食べようかな・・・」ってボソっと言ったんだけど、すぐ
「やっぱり恥ずかしいから、や~めた」って。そりゃ、そうよね。
Aくんは、1回弟君の部屋に戻って、はずむの荷物を2回に分けて運んでくれる。
バイクで運搬。
あのスーツケースをバイクで運んでくれるなんて・・・。大変だったろうに。
ありがとね。Aくん。

カイトさんとご対面 GOGO連れ立ち二人旅(意味不明)

約束してあった6時に、Aくんと二人でカイトさんに会うために、ロイヤルガーデンへ。
噴水の前でって約束だったんだけど、いざその場所に来ると、
会えるかどうか、不安になる。
「はずむ、カイトさんって、どの人?」Aくんが聞く。
「う~ん。。。知らない」
「え?友達なんでしょ?」
「うん、友達だよ。」
「・・・」
何度かAくんには、ネットで出会った友達について説明してるんだけど、
いまいち理解できないらしい。
それでもナットクできないまま、Aくん、必死でカイトさんらしき人(!?)を探してくれる。
「ね、はずむ、あの人がカイトさんじゃないの?」
「あ、そうかも。じゃ、Aくん、カイトさ~ん!!って呼んでよ」
ホントに大声で呼んじゃう、素直なAくん。まさしく、カイトさんでした。
喫茶店でしばらくお話。カイトさんって、素敵なお兄さんって感じ。
Aくんも、なんだかとっても嬉しそう。人見知りが激しくて、
初めての人の前では無口な彼が、
今日はなぜかしら、やけに饒舌。
カイトさんに「ホント、かわいいね」とか言われて、無茶苦茶照れてる。
(この子、かわいいって日本語わかるのよ)
あんたって・・・。
9時にボーイズタウンで会う約束をして、いったんAくんとはずむはホテルへ。
Aくん、写真を現像に出してるので、取りに行きたいって言う。話を聞いてみると、
前にあげた「うつるんです」を使って、たくさん写真を撮ったんだけど、お金がなくて、
ずっと取りに行けないでいるって・・・。
300B渡すと、嬉しそうに飛んでいって、写真を抱えて戻ってきた。
ほとんど子供の写真。ほんとにあんた、パパなのねぇ~。

今日はAくんを帰して、はずむはカイトさんとGOGO巡り。でも・・・。
あんまり「これっっっ!!」っていうボーイ君、いないのよね。結局、同じような感想の
カイトさんと12時近くまで歩いたんだけど、あきらめて別行動することに。
カイトさんがその後、どうしたかは掲示板で報告されてたから、知ってる人も多いでしょ?
はずむは2時までBoyz Boyz Boyzでママとお話してたんだけど、
ピンと来る子にとうとう出会えず、ホテルに帰ることに。

午前3時。Aくんからホテルに℡が入った。お腹が減ったから、お金ちょうだいって。
・・・。
よくよく聞くと、はずむ、今回の旅行の間に撮ったフイルムを6本、現像に出すように、
彼に頼んだんだけど、
そのとき、デポジットに500Bとられたらしいの。で、それ払ったら、手持ちのお金が
なくなっちゃって、ごはんが食べられないって・・・。
「ほんとかな・・・?」ってちょっと思ったんだけど、もし本当だとしたら、
はずむがGOGOに行ってる9時から2時までの間、連絡がとれなくて困ってたはず。
だとしたら、とってもかわいそうなことしちゃった・・・。
すぐにやってきた彼に、お金を渡す。
また明日、遊ぼうね。今日は久々、一人で寝るわ。

8月 8日(木)

まったりのパタヤ

8時に起きる。Aくんが9時に来る予定なのに、時間になっても来ない。
この子、以前は時間の約束に、絶対遅れたことなかったの。
でも、今回はやけに時間に遅れてくる。
もともとタイの人は、時間の約束にはルーズだって言われるじゃない?
この子も地が出てきたってことかしら?
10時。ようやくAくん到着。寝坊したって言い訳。いいわ、いいわ。
とりあえず毎日の日課。ロイヤルガーデンのネットカフェへ。
今日はAくんにネットカフェに入る前に、こう聞いたの。
「どうする?中に一緒に入る?それともどこかで何か食べてる?」って。
だってさ、Aくん、毎日毎日はずむにつきあってここにやってくるけど、はずむが夢中で
カキコしてる間、すっごい暇そうでかわいそうなんだもの。
「僕、ピザが食べたい」っていうので、お金を渡して、食べてから戻ってきてねって約束。
Aくんを気にせずにカキコができて、はずむも快適。
掲示板を確認すると、ルークさんがパタヤにいられるそう・・・。
日中はジョムティエンに行かれるって言うから、連絡はとれないかもしれないけど、
また夕方にでも来てみようっと。
Aくんが戻ってきたので、カフェを出る。途中本屋さんで、
Aくんにタイ語→日本語の辞書をプレゼント。
彼、この前突然、「タイ語と日本語の入ってるテープ買って。僕も勉強する」って
言い出したのね。
はずむ、今回、ほんのちょっとだけど、前回よりもタイ語が話せるようになってきたの。
それを見て、Aくんも刺激されたみたい。良い傾向ね。
本当はテープが欲しかったんだけど、売ってなくて、とりあえずってことで買ったの。
本屋さんを出て、ボーイズタウンの入り口向かいにある、食堂で朝食。
Aくん、ピザ食べた後だけど、しっかり食べられる。お腹すいてたのかしら?
ここね、大好きなの。安いし、入りやすいし。
食事を終えて、二人でホテルへ。買い物したり、ビーチに行ったりしてもいいんだけど、
なんか今日は、まったりしたい気分。
「Aくん、せっかく辞書買ってきたんだから、日本語のお勉強でもしようか?」
って聞いたら、「うん」ってAくん。さっそく日本語のプライベートレッスン、開始。
買ってあげた辞書はね、左にタイ語の単語が書いてあって、
右に日本語とローマ字が書いてあるの。だから、彼は左で意味を知って、
ローマ字を読めば、発音できるはずなの。
でも・・・。どの言葉を言わせても、はずむにはまったく理解できない・・・。
まず、ローマ字がよめない。(考えてみれば、当たり前だけど・・・)。次に、どういう音
だってのはある程度理解できても、その音を発音できない。
そこで、便せんに50音を書いて、発音の練習。「あ」から「ん」まで、
一通り言えるようになったら、今度は「きゃ」とか「しゃ」とかの発音の練習。
これがAくん、大苦手。とくに、「ぎゃ」「ぎゅ」「ぎょ」には苦戦してたわ。
しつこく厳しく発音練習してるのに、この子、今日はめげない。
ひょっとして、けっこう本気かも。
じっくりじっくり覚えていってね。
はずむが休憩してる間も、辞書の最初についてる50音表で、一人黙々発音練習してる。
いとおしいわ。

ルークさんと初対面

こんなことしてるうちに、あっという間に4時。
実は、はずむ、KO SAMETからすぐに病院に行って、
そのあとホテルに入っちゃったじゃない?バッグとかは
Aくんが運んでくれたんだけど、靴だけは彼の弟の部屋に置きっぱなしだったの。
彼がいったん戻って、靴を持ってきてくれるっていうから、
「絶対6時に戻ってきてね。きっとお友達と会うことになるから」って念を押して、
しばしお別れ。
はずむはルークさんのメッセージを確認に、再びロイヤルガーデンへ。
ネットカフェで、偶然、カイトさんと出会う。
「ルークさん、いらっしゃるかしら・・・?」
「どうだろうね。まだ書き込みないみたいですね。でも、一応僕も、
6時に待とうと思ってます。」
「じゃ、6時に会いましょうね」
って言って、カイトさんといったんお別れして、はずむは掲示板にカキコを
続けてたんだけど、しばらくすると、ルークさんから掲示板にお返事。
6時にお会いできるそう。
今回お二人目のお友達に会える。嬉しいわ。
部屋に戻ってAくんを待ってるんだけど、帰ってこない。嫌な予感はしてたんだけど・・・。
仕方ないからしばらくホテルのエントランスで待ったんだけど、ベルボーイに
「友達のタイ人が尋ねてきたら、ボーイズタウンのアンビエンスホテルまで
来るように伝えて」
ってお願いして、はずむは一人でアンビエンスのカフェへ向かったの。

カフェにはすでにカイトさんがいらして、二人でルークさんを待つ。
10分ほどして、ルークさん、ボーイ君といっしょに登場。
「はずむさんですか?」
「そうです。はじめまして。」
「こちらこそ。あれ?彼、日本語はなせるんですか?」
「???」
一瞬、ルークさんの言葉の意味が理解できなかったんだけど、わかって爆笑。
ルークさん、カイトさんのことを、Aくんと勘違いされてたの。
「あぁ、失礼。カイトさんですね。Aくんかと思いました・・・。」
この言葉で一気に和んじゃったわ。ルークさん、あたたかい感じの素敵な方。
でも、すぐにショーを見に行くってことで、時間がなくて、5分ほどでお別れ。
ボーイ君と方を並べて、幸せそうに立ち去って行かれました。
あとで、掲示板に失礼申し訳ないってカキコしてくださってたんだけど、
たとえ一瞬だけでも、お会いできるってことが大切なの。はずむにとって。
気になさらないでね。ルークさん。

今晩パタヤを離れるカイトさんとも、ここでお別れ。短い間だったけど、楽しかったわ。
ありがとう。

Aくんを探せ 特捜24時

さて、いったんホテルに戻るけど、Aくんの来た気配がない。
あのバカ、どこで何やってるの?
今夜は彼のバーへ行って、4日から12日までのOFF代を払う予定になってるの。
それ払わなきゃ彼が困っちゃうし、第一、今日だって出勤できないはずなのに。。。
Aくん来ないまま、時刻は9時。
彼℡持ってないから、連絡もとれない。かといって、彼の弟の部屋へは、
一人で行ける自信もない。
仕方ないので、彼のいない状態で、GOGOへ。
彼、今は某GOGOで働いてるって話してたのね。だからどこよりも先に、
その店に行ったんだけど、いないの・・・。Aくん。
ウエイターを呼んで、「ねぇねぇ、Aくんっていう子、いるわよね?」って聞くと、
しばらく考えて、
「いいえ。そういう名前の子はいません」っていう返事。
え?いない???じゃ、あのお馬鹿、どこにいるのよ。。。
「○○って名前の店って、ここだけでしょ?」って聞くと、「そうです」っていう返事。
あれぇ~???どうせ一人では来ないと思ってたから、
ちゃんと聞いてなかったんだけど、もしかして聞き間違ってる?
じゃ、似てる名前の△△かしら?って思って、△△にも足を運んだけど、いない。
なんなの・・・。
もういい。あいつが来なかったんだから、知ったことじゃない!!
気を取り直して、良い子を探すことにしたの。
でも。。。やっぱりいないのよね。タイプの子・・・。
否定はしても、やっぱりなんだかんだ言って、Aくんが一番しっくりいく、
一緒にいて居心地良い子なのかも。。。
××っていうGoGoに、Aくんの友達のショーボーイがいるのね。彼に聞けば、
店の名前わかるかも。。。って思って、××へ。しばらく待ってると、その彼出勤。
でも、店の中うるさくて、話にならないし、彼もショーの準備で忙しくて、
ゆっくり話ができない。
2回目のショーが終わったらじっくり話できるから・・・って言って、彼は控え室へ。
仕方ないので、とりあえずはショーをじっくり楽しみましょって、腰をおちつけたの。

ここのショー、もちろん、Fu○k ショーじゃないわよ。踊り中心のステージなんだけど、
とっても好きなの。はずむ。
特に、一人、すっごい輝いてる踊り子がいて、ここ数年、はずむ、彼の大フアンなのね。
大げさなようだけど、チャンスあればOFFしたい!!って感じじゃなくて、もう、
純粋にフアン。彼の踊りを見てると、元気が出てくるの。
ショーが始まって、はずむの視線は、もう、その子に釘付け。
ここのショーボーイは、かなりみっちり、ダンスのレッスンを受けてるって話。
もちろん、プロにはかなわないし、ある意味学芸会みたいなもんだけど、
そんな中でも輝いてる彼。・・・
実はダンスはそんなに上手くないんだけど、華があるのね。
(ここまで言って、どの子かわかる人。あなたも相当の××フリークね・・・(笑))
ショーが終わって、もう、脱力。マジ、ステキ。
今までは勇気がなくてできなかったんだけど、今回は頑張るわ。
ウエイターに、「彼にチップ渡して」って、100B札を手渡そうとすると、
にっこり笑って、「そういうことなら、せっかくだから今お席に呼びますよ」って。
いやっ、いやぁ~っん。だから、そういうのじゃないの。
隣に来られたら、緊張しちゃうじゃない。
案の定、隣に座って、ビールで乾杯なんだけど、会話なんて続かない。
だって、マジで、あこがれのアイドル
タレントにいきなり隣に座られた、10代の少女の心境なんだもの。(爆)
「あたし、数年前からあなたのフアンなの。」
「ありがとう。嬉しいですよ。」
「ここにはあなたのダンスを見に来てるの。」
「ははは。そうなんですか?」
「そうよ。あなたの笑顔が最高だし・・・。それに、時々踊りを忘れて、周りを見回す
愛嬌が最高よ!!」
「え゛!やばっ。ばれてました?へへへ」
かわいいのよ・・・。でも、Hの対象じゃないの。不思議でしょ。気高すぎるの。
「ありがとう、忙しいでしょ。もう行っていいわよ。また滞在中に見せてもらいに来るわ。」
「本当にありがとう。じゃ、また会いましょう」
そうして、夢のような二人の時間は終わったの。はぁ~、緊張した。

素敵な思い出を作ったはずむ。もう、今夜はAくんのことはどうでもよくなっちゃった。(爆)
そのまま向かいのGOGO、□□へ。もう時刻は1:45。あと15分で閉店。
そんなときに、ふと目にとまったボーイ。
実は彼、前回来たときは、さっきのダンサーと同じステージで踊ってた子。
へぇ~。今はボーイをやってるのね。
ひげを蓄えて、ちょっとばかし風貌が悪そうな子なんだけど、目が優しいの。
思い切ってOFFすることに。
部屋でいろいろ話をしてたんだけど、彼、9月に日本に来る予定だって言うのね。
どういうことか、詳しく聞いてみると
店に来た日本人の女の子(OL 24歳)が、彼を3ヶ月、日本に呼んでくれるって言うの。
今そのための書類を整えてるって。でも、お金がないから、ビザが降りるかわからないって。
頭の中に、シートォングさんの生活記が浮かんじゃった。
あれだけ大変な思いをして、シートォングさんはカミィ君を呼んだのに、
そのオンナ、どれだけ大変なことなのか、理解して、彼にそう言ったのかしら???
彼曰く、
「日本には行ってみたい。でも、正直言うと、ちょっと彼女のことは重荷。僕はオトコも
オンナもイケるけど、今はどっちかっていうと、オトコの方がいいし、結婚する気もない。
微妙な心境だな・・・」って。
だったら、いいわね。運良く日本に来られたときには、連絡してね。
とっても男の子らしいRくん。いろんな意味で、楽しい一夜をすごしたはずむです。

どうでもいいけど、Aくん、結局来ず。連絡もなし。あのバカ、ホントに何考えてるんだか・・・。

8月 9日(金)

言い訳、反省、Aくん

昨日はRくんと遅くまでいっしょに楽しい時間を過ごしたので、起きたのが10:00。
昨晩Rくんとすっごく意気投合して、今日の昼間は、いっしょに買い物に行く約束を
したはずむ。(ただし、一応Aくんのお許しが出ればね)
Rくん、Aくんと同じ店にいたわけで、お互い面識があるはずなの。仲が良いかどうか
は知らないけど。
Aくん、11:00に、これ以上小さくなれないって感じで部屋をノック。
入ってきて早々、昨日の晩は田舎からお母さんが出てきて・・・云々って言い訳を
始める。
しばらく黙って、言いたいだけ言い訳をさせてたんだけど、さすがにAくん、はずむが
怒ってることに気付いた様子。
「Aさ。。。連絡もしてこないで、約束の時間に来なければ、頭に来るし、それ以上に
心配するだろ?」
「ごめんね、はずむ。」
「遅れるなとか、無理してでも来いとかいってんじゃないんだよ。これがボーイとカスタ
マーだったらクビもんだけど、キミと僕は、そう言う関係じゃないし。キミももしかしたら、
ずっとはずむと一緒にいれば、たまには一人になりたいこともあるかもしれない。
そう言う気持ちだってわかるもの。でもさ。。。連絡くらいして来いよ。昨日、どれだけ
はずむがキミを探したか、わかってる?」
「SORRY,SORRY・・・ごめんね。」
少しは懲りた様子。この子の顔見てたら、どんなに怒ってても、やっぱり心の奥で許し
たい気持ちが湧いて来ちゃう。
「バカ・・・な。A」
「バカ・・・な?」
「バー、ナ(タイ語で「バカだね」)、A」
「Yes, Yes, バー、ナ、A」
で、ベッドに転がり込んで、お説教タイム終了~。我ながら、甘いわ・・・。
でも、おかげでAくん、「バカ、ナ」が口癖になりました。(爆)

インターネットにロイヤルガーデンに出かけて、4Fのゲームセンターでダーツをしたり、
レーザー銃で的を撃ち合うアトラクションに入ったり、座席が動く映画をみたり。。。
ちょっと恋人同士のデート気分を味わったあと、
3Fのお寿司屋さんで昼食。一度、Aくんにも日本食の味を試して欲しかったの。
注文した品は、Aくんが天ぷら定食。はずむはトンカツ定食。
それに、二人でにぎり寿司1人前。
Aくん・・・。やっぱりすしはダメ。醤油つけて、一つパクっていったんだけど、
まずもって、醤油の味が耐えられないらしい。
「いいよ、出しても」って言ったけど、一応我慢して飲み込んだ。
でも、あとはいっさいすしには手をだしませんでした。(笑)
一方、他のメニューについては、超お気に入り。
みそ汁をスプーンですすって、「GOOD!!」
天ぷらを手でちぎりながら付け汁につけ、食べ、「アローイ!!」。
はずむのトンカツも超お気に入り。
ただし、ソースはだめで、天ぷらと同じつゆにつけて食べてる。
なんにせよ、おいしい日本食に出会ってもらえてはずむも幸せ。
ちなみに、日本人はずむの味覚で合格点が出せたのは、「ごはん」だけだったけど・・・。

3人でショッピング Aくんおねだり

両替をして、部屋に戻って、しばしお昼寝。でも、すぐにRくんが℡をかけてきて、
部屋に登場。やっぱりAくんとRくん、面識があって、しかもRくんとAくんの弟は
お友達同士なんだって。よかった。
3人でショッピング。本日2度目にロイヤルガーデンへ。
Aくん、今日はやけにおねだりをする。
最初は娘の子供服から始まったんだけど、携帯が欲しいだの、何が欲しいだの・・・。
マジ?なんで?今日に限って・・・。
怒った顔してやると、「ジョーク、ジョーク」とか言ってるけど、明らかに本当に
欲しい何かがあるはず。
多分ね。想像なんだけど、今日はRくんが一緒でしょ?はずむにとってAくんが特別
だってことを、Rくんの前でアピールしたいんだと思うの。こんなにねだること、今までに
なかったんだもの。
でも、いずれにしても、ロイヤルガーデンじゃ、何を買うにも高すぎる・・・。
実はね、昨日の夜話をしてる中で、はずむ、Rくんにも、
「今回はお金があんまりないんだ」って話を、ぼそっとしてあったの。
で、彼が気を回してくれて、「ここは高いから、タラートへいこうよ。A」って、
Aくんを促してくれた。
良い子でしょ。
バイクに3尻してタラートへ。確かに安い。
二人に1000B渡して、「半分ずつ、好きなことに使いなよ」って言うと、
Aは何も買おうとしない。
何か別に、欲しいモノがある様子。察しはついてるんだけどね。
一方、Rくんはウオークマンとスピーカーのセットが欲しいみたい。
でも、それってセットで1000B。
Aくんが、「R、いいよ。僕の分も使っても」って買うように勧めてる。
Rくん、本当に欲しそう・・・。はずむも、
「いいよいいよ。買いなよ」って促すと、嬉しそうに購入した。
さて、Aくん、僕をどこに連れてくの・・・?
やっぱり。彼が立ち止まったのは、携帯電話を売ってる店。
「なに?」ちょっと冷たく、何も気付かない顔して聞いてやる。
「はずむ・・・。電話が欲しい・・・」
来たわ~。来た来た。予想はしてたのよね。
「いいんじゃない?さっきの500Bで買いなよ」いじわるしてやる。
「もうRが使っちゃったモン」
使っちゃったも何も、500Bじゃもともと買えないでしょ!!
ちょっとAだけはじっこに連れて行って、お話。
「ね・・・電話、あれば便利だよね。はずむからも連絡が取りやすくなるし。
でもさ、きみ、前回電話持ってたときに、通話料払えなくなっちゃって、
はずむに頼ってきたんだよ。
払って行けるの?もう助けてあげないよ?」
「大丈夫。心配ない。」
「キミの心配ないは、信用できない」
「でも。。。欲しい。」
もう、だだっこ状態。確かにね、はずむ、今回彼に電話を買ってあげてもいいな・・・とは
思ってたの。でも、通話料の話はきちんとしておかないと、この子、そういうところ、
結構いい加減だから心配なのね。
「わかったよ。でも、本当にあとのことは知らないからね」
「OK OK」
ホントにガキ。満面の笑みなのよ。
はずむ、詳しくないから知らないけど、電話と何とかキット、併せて3700B。
きっと他で買うより安いんでしょうけど、けっこうな出費だわ。
その後も、Rくん、Aくんそれぞれ、Tシャツだの、ネックレスだの、買ってやる。
Rくんは自分のお金で買い物しようとするんだけど、同じく連れて歩いてるのに、
彼にだけ払わせるのはかわいそうじゃない?
買い物が終わって、3人そろってAくんの弟の部屋へ。
Aくん、早速電話をみせびらかして、充電をはじめてる。はいはい、駄々っ子。
満足ですか?(笑)
でも、これで確かに、連絡は取りやすくなるわ。
Rくんを弟君の部屋に置いて、はずむとAくんはホテルへ。
Rくんを送らなきゃいけないから、いったん帰るねって行って、Aくん再び弟の部屋へ。
「何時に戻ってくる?」って聞くと、「6時」っていう返事。
「6時だね。確かだね?」って聞き返すと、「本当だよ」って、彼。じゃ、信じることにしましょう。

6時・・・。来ない。でも、6:10に電話が鳴る。
「ごめん。。。はずむ。シャワー浴びてて遅れた。すぐに行くから」
・・・やっぱりね。でも、ちゃんと怒られたことは学習してるわ。電話してきたし。(笑)

ご機嫌、Aくん

部屋でしばらくお話。
「A,前にも言ったけど、はずむ、
今回マジでお金がないんだよ。キミ、それわかってるよね?」
「わかってるよ。電話、ありがとう。」
「これだけ買い物してると、キミに最後にあげるお小遣いなんて、
ほとんどなくなっちゃうけど、いいの?」
「え?ぼく、お金なんていらないよ。」
「そんなわけ、いかないでしょ?キミは何日もバーで仕事してないわけだから。」
「でも、いいんだ。はずむにいろいろ買ってもらえて、僕、それでうれしいもの。」
「はぁ~」

彼がそう言う考えで、喜んでくれてるんだったら、それはそれで構わないんだけど、
そう言うわけにもいくまい。
今回はお金のことは気にしないで生活するつもりの旅だったのに、
ここにきてこんな状況になるとは。。。
ま、どうにかなるか。

食事に出て、その足で二人で彼のバー、○○へ。
そうそう、やっぱり彼のバーはここだったの。なぜ、Aくんって言っても伝わらなかっ
たかって言うと、彼、このバーのマネージャーにしか、本名を教えてないんだって。
あんまり周囲の仲間と、上手くいってないみたい。
バーに入ってすぐ、昨日のウエイターが、
「あら、この子のことだったの?ごめんなさいね。言われた名前が違ったもんだから・・・」
って言う。
「気にしないで。名前間違って覚えてたみたい・・・」Aくんのために、
はずむも話を合わせる。
彼のOFF代、9日分1800Bを支払い、彼を連れて××へ。粘った粘った3時間。
Aくん、ご機嫌。ビールはけっこう飲んでるし、おしゃべりも多い。
ウエイターにドリンク振る舞うし、ショーに出てる友達にチップも出す。
あんたね・・・人の金だと思って・・・。
○○には友達がいないっていうから、久しぶりにいろんな人に会えて、
嬉しいのはわかるけど・・・。

この子、今回のような姿をはずむに見せるのは、これが初めて。
はずむは金持ちファランのおやじじゃないの。これからも彼とつきあっていくとしたら、
どこかではっきり、言ってあげなきゃだめかもしれない。

部屋に戻るけど、彼は××のマスターと話をする約束をしていたので、
2:00にいったん出かける。
今日はボーイくんのOFFなし。またAが帰ってくるまでは、独り寝だわ・・・。

                                       
8月10日(土)

久々のジョムティエン


Aくん、3時にきちんと戻ってきて、ベッドに潜り込む。そのまま戯れ(笑)眠りに落ちた。
目が覚めたのは11時。
「A。ビーチに行くぞ、ビーチ!!」ってAをたたき起こし、
身支度を整え、ジョムティエンに出発。
出発前に、ホテルを2泊延泊。今日からのレートは200Bアップなんだけど、
今から荷物抱えて違うところに行くのもめんどう。ここでいいわ。
あのね、はずむ、これまではずっとウエルカムでジョイナーフィーとられてたの。
でもね、今回はAくんがいるときにチェックインしたじゃない?
誰を連れ込もうと、一応ガードマンには最初の数日間は止められたんだけど
帳簿のチェックのあと、無罪放免なのよね。
きっと、「日本人とタイ人二人でチェックイン」とか、
書いてあるんでしょうね。いいこと知ったわ。
ここ、立地と言い、コストパフォーマンスと言い、
寝るだけだと思えば、むちゃくちゃいいもの。

ホテルを出て、まずはおきまり、インターネットで掲示板チェック。
途中、日本語入力ができなくなる。
お店の人を呼ぶと、しばらくいろいろいじってたんだけど、だめ。
彼、おもむろにWordを立ち上げて、
「ここに入力して、コピー→ペーストしてください」だって。
あんた・・・。ま、いいわ。時間もないし。
KO-TAさん、今晩パタヤ入りだそう。会えるかしら・・・。
待ち合わせ時間と場所、そして、連絡用にAの電話番号を書いておいた。
ビーチでまずはブランチ。カオパットガイ。今まで食べた中で、一番おいしかった。
気のせい?
Aくんはマッサージを受けたいっていうので、300B渡す。
1時間後に戻ってくるねって、後ろの方でおばさんにマッサージされてる。
あんた、お気楽ご気楽に生きてるのに、身体、凝らないでしょ?(笑)
ジョムティエン、久々だけど、とってもきれいになってる。
公衆トイレみたいなのもできたし、道もきれいに舗装されて。。。
売り子からゆでたエビを買って食べる。おいしかったけど、お腹、大丈夫かしら・・・。
山盛りに盛られて、1皿100B。日本だったらいくらするかしらね・・・。
海からの風がとっても気持ちいい。少し寝ようかしら・・・。
マッサージから戻ってくるA。一緒に誰かが歩いてくる。
「僕のこと、覚えてますか?」って彼。どこかで見た気がするけど、思い出せない。
「AくんをはじめてあなたがOFFしたときに、応対したウエイターです」
少しずつ、記憶がよみがえる。
あぁ、あぁ、はずむが、
「Hより、ただいっしょに過ごしてくれるような子を探してるんだけど、あの子が
気に入ったの。3日間いっしょに過ごせるか聞いてくれる?」って頼んだウエイターだわ。
懐かしい・・・。
彼、今はパタヤを離れて、違うお仕事をしてるんだけど、久々にビーチにやってきて、
Aくんを発見したらしい。
そういえば、あの時も、隣に座らせたAくんが、
「あの人は信頼できる」って言ってたのよね・・・。だんだんはっきりと思い出せてくる。
再会を祝して、3人で乾杯。あれからのはずむとAくんの話をして聞かせる。
「最近は遅刻や約束破りも平気になって・・・」って愚痴ると、
彼、ちょっと厳しくAくんを叱ったあと、
「習慣の違いなんだと思います。彼にはそれがどんなに悪いことなのか、
理解できていない。ずっと言い続けてるんだけど・・・。」ってはずむに言う。
叱られたAくん、「わかってるよぉ~。昨日もはずむに怒られた・・・。(推測)」って
タイ語で話してる。
この人、きっとバーにいたときには、Aくんの良き兄貴だったんだろうな・・・って思う。
Aくんの彼に対する姿を見てると、それがわかってくる。きっと一杯叱られたことも
あったんだと思うわ。
「今晩はバーに行きますか?」って聞かれたから「行くつもりです」ってこたえたはずむ。
「じゃ、僕も久々に行きますから、いっしょに飲みましょう」と言うと、
彼は立ち去って行ったの。

KO-TAさんと初対面

あっという間に夕方になり、はずむは部屋で少し休憩。
Aくんもちょっと用事があって、いったん自分の部屋へ。
しばらくすると、Aくん、ホテルに来るなり、
「はずむくん、行こう。友達が来てるよ」って言う。
KO-TAさんから電話が入ったらしい。
でも、Aくん。はずむ、時間も待ち合わせ場所も、はっきりは決めてないのよ・・・?
「ねぇ、電話でなんて言ってた?ロイヤルガーデンで会おうって?それともマイクス?」
「はずむはどこで会おうって言ってあるの?」
「最初はロイヤルガーデンって書いたんだけど、
わからなければマイクスまで行くって書いたの。どっちって言ってた?」
「知らない・・・」
「なんで知らないの?電話かかってきたんでしょ?」
「バイクにのりながらだから、聞こえにくかった。」
「じゃ、電話番号調べてよ。電話に通知されて残ってるでしょ?」
「表示の仕方がわからない・・・」
「・・・え?」
「OK OK はずむ。インターネットで調べればいいよ」
もう!!ちゃんと、電話があると思うって言ってあったんだから、話聞いておいてよ。
仕方なくロイヤルガーデンのネットで掲示板チェックするけど、書き込みがない。
外で待っていたAに「ねぇ、やっぱりメッセージないよ」って言うと、
「電話番号の表示の仕方、わかった。この電話だよ、きっと。かけてみて」
っていうのでかける。
ようやく繋がったはずむとKO-TAさん。
ロイヤルガーデンの1Fで、めでたく初対面。
KO-TAさん、若くて素敵な方。でもって、彼氏クンもすっごいかわいい。
(あの時は言わなかったけど、はずむ、超タイプよ。KO-TAさん、よろしく伝えてね。(爆))
でも、聞いたら信じられないくらいの年齢。うそ?見えないわ・・・。
フードコートで1時間ほどお話。Aくん、今日はちょっと緊張してる。
たぶん、年上の同じタイ人の彼を前に、萎縮しちゃってるんじゃないかしら?
KO-TAさん、タイ語でぺらぺらお話してる。はずむも早く、話ができるようになりたいわ。
KO-TAさんと彼氏クンは、すぐにはGOGOに行かないと言うので、
ここでお別れ。とっても楽しかった。

今日もGOGO 今日こそは

KO-TAさんと別れて、はずむとAくんはGoGo巡りに。数件はしごするけど、
なかなか良い子がいない。
今日はAくんも押さえ気味。
GOGO××で、昔Aくんが勤めてたとき、お金がなくて困ってたところ、
200Bくれたという、彼の友達の子がいたので、
隣に座らせる。「彼に昔、お金かしてくれて、ありがとね」っていうと、照れ笑い。
タイプじゃないけど、性格の良さそうな子だわ。すぐに常連のファランに指名されて、
席を立って行きました。
彼を座らせたことで、Aくん、昨日と同じモードに突入。次から次へとお友達だの、
ウエイターだの呼ぶモンだから、はずむはひやひや。
ショーの最中に、あこがれのダンサー君、はずむに気付いてにっこり笑顔。
あぁ~ん、もう死んでも良いわ。(笑)

でも、やっぱり良い子が見つからない。ちょっと気になってた○○番くんを呼んだんだけど、
ドリンクを頼んだらすぐ、なんだか用事があるとかで店を出て行ったきり、戻ってこない。
なんて無礼なボーイ?
あったま来て怒ってたら、
Aくんもいっしょになって怒って、彼の分のドリンク、飲み干しちゃった。
あんた、酔っぱらってるでしょ?
××を出て、Aくんに「違う通りに行こうよ」って言うと、
Day Nightへ連れて行ってくれた。●●という店に入る。
ここ、こぎれいな感じで、大きくもなく、小さくもなく、落ち着いた雰囲気のお店。
ウエイターの一人が、日本に数年間留学経験のある中国人の人で、
いろいろお話しながら、楽しい時間を過ごせたわ。
お店で少し飲んでると、Aくん、いったん家に帰るという。
自分がいたんじゃ、いくら気にしないって言っても、
気兼ねなくボーイをOFFできないんじゃないかって、彼なりに気を遣ってくれたらしい。
せっかくだから、今日こそは!!って思っていたら、ちょうど向かいに女性客の相手を
している、ちょっと良い感じの子を発見。ウエイターさんに、
「彼と話がしてみたいの」って言うと、
「あの女性客は、来て話をして帰るだけだから、少し待ってれば呼べるわ」って言う。
じゃあということで待つことに。
その女性客、なかなか帰らなくて、5分おきにウエイター君が
「あと何分くらいで帰ると思います」って報告に来てくれる。(笑)
いいのよ。あちらだって大切なお客様でしょ。はずむは気長に待ってるから大丈夫。
気にしないで。

ようやくその女性客も帰って、彼がはずむの隣に。
でも・・・
ごめんなさい。遠くだからよく見えなかったの。
雰囲気は「いいな」って思ったんだけど、あなた、近くで見たら、
柳沢慎吾、入っちゃってる・・・。
申し訳ないな・・・って思いつつ、中国系のウエイター君を呼んで、事情を話すと、
「いいんですよ。お客さんの立場としては、申し訳ないなって思うかも知れないけど、
彼らはこれをビジネスとしてるんです。呼んでみたら違った。。。ってことも日常茶飯事だし、
彼らはそんなに気にしません。ただ、チップはあげてくださいね」って言ってくれる。
「ごめんなさいtip」を渡して、席を立ってもらい、時間もないので
来たときから気になってたウエイター君を指名。
かわいい。日本人受けがいい子らしいけど、ナットク。
ジャニ系と・・・言えないでもない。(微妙)
部屋に連れて帰ることに。
すっごい明るくおしゃべり好きで、サービス精神も旺盛。
お仕事も悪くなかったわ。ひさびさ、はずむ、オトコになっちゃった・・・。(意味深)

1時半にはさよならして、部屋で日記を書いてた。
2時にはAくんが戻ってきた。「おかえり、Aくん。今日は気を遣ってくれてありがとう。」
しばらくお話してから、就寝。
明日はパタヤ、最後の夜ね。どんな一日になるのかしら?

8月11日(日)

弟君の怪我と2日目のジョムティエン

連夜のお遊びのため、身体が疲れてるのね。起きられずに11:30にようやく目を覚ます。
Aくんを起こして、でかける準備をしていると、どこだかにでかける途中の、Aくんの弟くんが
部屋に寄った。
びっくり!!右足にぐるぐる巻きの包帯。足も引きずってる。
「どうしたの?」聞くと、
「昨日バイクで走ってて、車とぶつかった。」って言うの。アブナイ・・・。
はずむが来ると、必ず誰かしら怪我するわね・・・。
前回はAくんが足を切ったし。
あたしが不幸を呼んじゃうのかしら。違うわよね・・・。違うことを願うわ。

弟君が出て行くと、はずむとAくんはジョムティエンに行くためにソンテウへ。
今日はソンテウ、いつもと違う道を走ってる。
でもって、まったく目的のビーチとは離れた場所で降ろされた。
降りて歩いてみると、ナットク。すっごい渋滞してるの。道が。
今日は連休の中日。海外からの観光客にプラスして、バンコクをはじめとする
パタヤの外からレジャーに訪れたタイ人のみなさんで、ビーチもごった返してるの。
昨日のビーチまでたどり着くまでにもやたら時間がかかる。どこの国の人も、
連休は「出かけたい病」にかかるのね。
昨日の海の家(!?上手い呼び方が浮かばないわ・・・)へ行くと、
店の人が覚えていて、すぐにチェアーに
案内してくれた、早速昼食。はずむはいわゆる日本で言うビーフカレーを注文。
すっげ~、辛かった。
でも、おいしかったわ。
今日もビーチでのんびり。今日はゆでた蟹を売り子から買ってみる。4つで100B。
夢中で食べた。
小さい蟹だから、あんまり食べるとこないんだけど、蟹ミソがおいしかったわ。
Aくんはあんまり好きじゃないっていうから、結局ほぼ全部一人で食べちゃった。
ちょっと気分悪くなる。
しばらく蟹はいらないかも。。。
「Aくん、はずむ、マッサージ受けようかな・・・。」はずむがそう言うと、
「ぼくがやってあげようか?」いたずらっぽく、Aくんがほほえむ。
「いくらよ?あんた。」
「1000B。」
「バカ。NO, THANK YOUよ。」
一緒にいる時間が長いせいか、二人とも会話の中に軽口が出るようになってきた。
今までにはなかったようなブラックジョークもね。
トイレに行って戻ってきたAくんが、ビーチボーイのまねをする。
「HELLO.どこから来たの?日本。へぇ~。よろしくね。隣に座っていい?」
なりきってるから、はずむ、手の甲で追い払うように、
「いらない。タイプじゃないから。誰かかわいい子でも連れてきて。」って、
軽くあしらってあげる。
Aくん、泣き真似。
バカね・・・あたし達って。
Aくん、買ってあげた電話で、バンコクの奥さんに電話する。
明日バンコクに行くよって連絡。
奥さんから、乳の出が悪いから、粉ミルクを買ってきてって頼まれたそう。
あら、かわいそうに。じゃ、このあとお買い物にでも行きましょうね。

4:30。ビーチを出て、彼のバイクでLOTUSショッピングセンターへ。
目的は「粉ミルク」のはずなのに、Aくん、いきなり携帯電話のショップへ入って、
携帯電話のカバーを眺めてる。気に入ったのを見つけたようで、
「はずむぅ~。これ、買って。200Bだって」って。
この子、マジでおねだりが癖になっちゃってる。は
ずむが与えちゃうのがいけないんだけど・・・。
結局購入。彼、満足顔。
「ねぇ、A。しつこいけどさ、はずむ、今回本当にお金の余裕がないんだって。」
「じゃ、ミルク買うの、やめようよ。」
「あのさ・・・。あんた、自分の欲しいモノは買ってもらって、娘のミルクを引き
替えにするの?鬼ね・・・。」
結局、1時間くらい、買い物カートをころころ転がしながら、なんだかんだとお買い物。
もちろん、粉ミルクはしっかり二缶、買ったわよ。娘用に、数枚Tシャツも。安いのね。
おみやげになりそうな「THAILAND Tシャツ」とかも、
おみやげ物屋より数段安く売ってたり、
はずむ、ここ、初めて来たんだけど、お買い物にたまに来てみてもいいわね。

はじめての喧嘩・・・っていうか、はずむのマジきれ

大きな荷物を抱えて、二人で弟君の部屋にバイクで移動。
病院に行くから少しお金をちょうだいって言う弟君に、200B渡す。
しばらく休憩した後、バイクでAくんにホテルまで送ってもらう。別れ際、
「はずむくん、ちょっと100Bちょうだい」って言われて、渋々渡して、
夜は最初から、一人でGOGOに行きたいから、別行動しようと約束してあったので、
いったん彼と別れる。
なんだか、とっても気に入らない。あれほどお金がないって言ってるのに、
あの子、全然わかってない。
部屋に戻ってちょっとお昼寝。あまりに気持ちよくて、最後の夜だって言うのに、
寝過ごすとこだった。
9時にAくんからの電話でかろうじて目を覚ましたはずむ。
今日は2時に来る予定なのに、今から部屋に来るっていうのね。
なんだか嫌な予感がしたんだけど、とりあえず、「いいよ。おいで」って言ったの。
部屋に入ってきたAくん、開口一番、「はずむくん、500Bちょうだい」って言うの。
ねぇ、マジでいい加減にしてちょうだい。
気持ちを抑えて事情を聞くと、明日から自分がバンコクに行って留守にするから、
弟に500B置いていきたい
って言うのね。

いい加減、本気で頭に来たの。もうここまでで、かなりの出費になってる。
どこまで金の無心をすれば気が済むんだろう。
もう我慢も限界。ここで言わなきゃ、すっきりしないまま彼との関係を続けて行かなきゃ
いけなくなっちゃう。
ストレートに感情ごとぶつかったはずむ。

「おまえさぁ、いい加減にしてよ。ずっと、今回は余裕がないって言い続けてるよね。
あれ買ってくれ、これ買ってくれから始まって、
ことあるごとに100B,300B,500B・・・。
俺はおまえの「歩く財布」じゃないんだよ。
どこまで甘えれば気が済むの・・・?。ふざけんなよ」

Aくん自身も、はずむの気持ちは心のどこかで感じていたと思うのね。
でも、欲しいモノを頼めば買ってもらえるし、
お金が欲しいってたのめばもらえる。
もともと、本来は、はずむの立場や気持ちを第一優先にしてくれる優しい彼。
でも、今回は、口では「余裕がない」っていいつつも、はずむもずるずるそんな行動を
続けちゃってたから、彼も「してもらう」ことに慣れてしまって、それが普通になってしまって
いたの。
「してもらう」ことは、だれにとっても「サバーイ」ことだもん。
責任は、実は、はずむにある。
でも、そのときはそんなこと冷静に考えてられなかった。
ただ、むちゃくちゃに腹が立っちゃってたの。
彼、初めて見せるはずむの本気の怒りに、すっごい動揺しちゃってる。
見てて、かわいそうになるくらい。
荷物をまとめて、あわてて帰ろうとしたり、かと思うと、
涙目で「ごめんね、はずむ」って言ってみたり。
どうしていいかわからなくて、何を言っていいかわからなくて、
彼の中で混乱が渦巻いちゃってる様子。
そんな彼を見てて、急に冷静さをとりもどしたはずむ。
ごめんね。Aくん。キミだって、いきなりこういう状況になったら、
どうしていいかわからないよね。困っちゃうよね。
だって、これまで一度も、はずむははっきり、「腹が立つ」って伝えてこなかったんだから。
こうなったのははずむの責任なんだから・・・。

はずむも、なんて言っていいかわからなかった。言葉の壁だってある。
言いたいことが伝えられれば、何時間でも話をしたはず。
でも、きちんと伝えることができない。
もどかしさがあふれてきて、どうにもならなくなって、次にはずむがとった行動は、
彼を抱きしめることだった。
なんて言っていいかわからなくて、ようやく口から出た言葉は、
「カウチャイ・マイ?」(わかる?)
Aくん、はずむの腕の中で、
「カウチャイ。カウチャイ。」(わかるよ。わかるよ。)

けっきょくAに500B渡して、帰す。「2時においでね」って言って。
今は一度離れた方がいい。その方がお互い、考える時間ができる。
Aが出て行くと、はずむは気持ちを切り替えるためにも、GOGO遊びに出かけたの。

最後のパタヤの夜

むしゃくしゃした気持ちを振り切るように、はずむは一人でBOYS TOWNへ。
昨日までは△△ や××のあたりを中心に廻ってたけど、あんまりタイプがいなかった。
じゃぁ・・・ってことで、今日は小さめのバーを中心に廻ることに。
なかなか良い子がいる。何件かはしごしているうちに、▲▲で、2人のタイプの子を発見。
どの子にしようかな・・・って悩みつつ、一人を席に呼んだんだけど、ちょっと違う感じ。
結局もう1人の子に絞って、お話。英語はあんまり得意じゃない様子。
タイ語と英語のチャンポンでどうにか意思疎通ができる。かわいい感じの20歳。
色がね、日焼けしたはずむの肌より白いの。
あんまりタイっぽくないボーイ君。オフすることに。
いきなり部屋に行って。。。ってのも、なにげに味気ないじゃない?
カラオケ好き?って聞いたら、「うん」って言うので、軽く歌いに行くことに。
TOYOTAとかいうすごい名前のカラオケに行って、数曲歌ったんだけど、
なんでタイのカラオケバーって、あんなにいかがわしい雰囲気なの?
真っ暗で、ろうそくの明かりと、懐中電灯の光しかなくて、
歌本見るのも一苦労。
なんか、はずむ、行ったことないんだけど、ノンケの子たちが行く
なんて言うの?ピンサロ?みたいなところって、
こういう雰囲気ナンじゃないかしら・・・なんて勝手に想像してたわ。一人で。
ボーイ君、このあと食事に行こうって時に、はずむがオフしちゃったもんだから、
もしかして、お腹すいてる?って聞いたら、ちょっとすいてるらしいの。
なんか食べれば?って勧めると、カオパットを注文。
はずむの周りの子って、ほんと、カオパットが好きな子が多い。っていうか、
みんな好きなのね。きっと。
彼、スプーンに一口分よそって、はずむの口に近づける。「あ~ん」。
あんまりお腹空いてないんだけど、一気に口へ。
「!!」
むっちゃくちゃ辛いの。「ペッ(と)」(辛い)を連発してたら、
今度はお水を差し出してくれる。
ちょうど辛いところを食べちゃったみたい。しばらく舌がしびれてたわ。

さ、歌も歌い終わって、ホテルへ。
しばらくベッドに横になってお話。彼、お店に入って間もなくて、
あんまりお客もついたことがないそう。
ボーイになる前には、自分の田舎の方のカラオケで仕事をしてたんだって。
時間も遅いので・・・。あとは想像に任せるわ。
今日もはずむ、「オトコ」になったの。(笑)

2時、今回は遅れずに、約束どおりにやって来たAくん。
はずむの方は気分も変わって、全然ひきずってないんだけど、彼は若干気にしてる。
もう、気にしないで、Aくん。
キミと過ごしてる時間ははずむにとって、大切な、大好きな時間なの。
不満に感じることがあっても、うまく理解できないことがあったとしても、
そこも全部ひっくるめて、キミははずむにとって一番大切な、タイでのお友達。
言いたいことを、思いっきり言えたのだって、キミがはずむにとって、
すでに、そうできる存在になってるからなんだよ・・・。
そんなことを彼に言いたいんだけど・・・。
でも・・・。もう、いいね。今夜は何も話さなくていい。きっと、彼もいろいろ考えたはず。
今夜は、ただただ、一緒に寝よう。何も言わずに寝ようね。
明日はお別れなんだから・・・。

8月12日(月)

実質最後の日の朝

18日間の旅って言うけど、18日目は朝に成田についてしまう。そう。実質今日が最終日。
9時に目が覚める。Aくん、少しいつもの調子に戻ったかな・・・。こんなに気にするなら、
喧嘩なんてしなきゃよかった。
今日は午後からバンコクへ向かう。二人でフロントに降りていって、
レイトチェックアウトをお願いする。300Bだって。
なんか、ジョイナーフィーを思い出させる金額だわ。(笑)
ついでに、空港までの車も予約。
こっちは1200B。空港からの料金といっしょなんだ・・・。
ホテルで頼むと、もっと高いと思ってたのに。ひとつ学習したはずむ。
Aくん、バンコクに帰って、奥さんや子供に会えるのがすごい嬉しいみたい。
少しずつ、いつもの元気な彼に戻ってきた。よかった。最後の日に悲しいの、嫌だもの。
昨日買った奥さんや赤ちゃんへのおみやげは、まだAくんの弟の部屋。
いったん帰って支度してくるって言うので、ホテルの入り口で別れて、
はずむはネットとショッピングに。ショッピングって言っても、別に今更タイでおみやげ
でもないし、ただふらふら歩いてただけなんだけどね。。。
ふと1軒のお店の前で立ち止まったの。そう言えば、
これ、ずっと欲しかったんだよね・・・って。
パタヤに行かれたことのあるみなさんなら、一度は見たことあるわよね。
せんすのオバケみたいな、タイの田舎の風景の描かれた絵。
はずむね、あれ、ずっと欲しかったの。でかいのをお部屋に飾って、
毎日タイを感じるんだ~!!って。
でもさ、なんか、高そうじゃない?
「いらっしゃい」って出てきた、人の良さそうなおばちゃん。
恐る恐る「いくら?」って聞いたら、特大は400B。大は300Bだって言うの。
あら?思ったより安いわ。
でも、きっと、高めの値段を言ってるんだろうなって思って、
「ペーン ナ」って言ってみる。
「安くするよ」って言うんだけど、ホントは特大サイズのが欲しいのね。はずむ。
でも、特大サイズのヤツ、デザインが気に入らないの。
「この大きいので、こっちの柄のはないの?」って聞いたんだけど、ないって返事。
仕方ない。大サイズで我慢するか・・・。
「2本買うから、いくらにする?」って尋ねると、「250B」って返事。
「やだよ。。。じゃ、いらない」って言ったら、
「OK,OK。いくらなら買うの?」って言う。
「200B」って答えると、
「だめだめ。じゃ、220Bでどう?」って譲歩したので、あと一歩。
「わかった。じゃあ、210Bならオッケーするよ。」
おばちゃん、「しょうがないわねぇ~」って顔で、210Bを飲んだので、2本購入。
楽しかった。
おばちゃん曰く、「モーニングプライスだからね」だって。あら。そんなのがあるんだ・・・。
じゃあ、今後パタヤに来たときは、朝買い物をすることにしましょ。

シルク求めてうろうろと・・・

はずむね、タイシルクのスカーフが欲しかったの。
もちろん、はずむがつけるんじゃないわよ。
何人かあげたい人がいるのね。
でも、パタヤあたりで店先にぶらさがってるスカーフって、タイのシルクじゃないの。
前回も旅行記で書いたんだけど、シルクでない場合も多くて、
なかなか本物にあたらないのね。
今回もそっちこっち歩いたんだけど、ない。
バンコクのなんとかトンプソンとか、空港とかでも買えるんだけど、
とくに空港の免税店って、気失っちゃうほど高いじゃない?
どこかで安く買えないかしら・・・って思ってたの。
そうこうしているウチに、、Aくんとの待ち合わせの12時になった。
遅れてくるAくんを叱ってるくせに、自分が遅れたら洒落にならないから、
急いでホテルに戻ったの。
Aくんがやってきたので、
「ねぇねぇ、Aくん、タイシルクのスカーフが売ってる場所知らない?」って聞くんだけど、
いまいちわからない様子。そりゃそうよね。旅行客の方がよっぽど知ってるかも。
とりあえず、タラートに二人で行ったんだけど、やっぱりない。
だめね。。。
仕方なく食堂でお昼ご飯を食べてから、ホテルに戻る道の途中、
わかる人にはわかるわよね。大通りからウエルカムプラザに入る角に、
テーラーがあるのよ。
「入ってみようか?」ってことで、入ってみたの。
ありました。ありました。
決して安くはないんだけど、空港で買うよりはずいぶんお得で、デザインもいいものが!!
こんなに近くにあったのね・・・。
みなさんも、シルクのスカーフがご入り用の時には、ぜひお試しくださいね。

さよならパタヤ。奥さんち経由ドンムアン空港へ。

3時まで部屋で身支度をして、チェックアウト。3:30にタクシーが来る予定なので、
ホテルのカフェでコーヒーを注文。
なのに、注文した瞬間に、ベルボーイが「お車が着きました」って。
少し待たせて、出てきたコーヒーを飲んで、すぐに車に乗り込む。
「空港まで」ってことで予約したんだけど、
運転手さんが追加料金でオッケーだって言うので、
Aくんの提案で、バンコク近郊の奥さんと赤ちゃんに会いに寄ることにしたの。
車の中では寝てたわ。二人並んで。
Aくんの奥さん、赤ちゃんには、約5ヶ月ぶりの再会。
たった20分ほどの滞在だったんだけど、会えて嬉しかった。
奥さん、赤ちゃんにさよならをして、小雨の降る中、タクシーは空港へ。
運転手さん、予定変更で回り道してもらった上に、20分も待ってもらっちゃったから、
追加料金にプラスして、少し多めにチップを渡した。喜んでくれる。
Aくんが、「あの運転手さん、いい人だよ。他の運転手さんだったら、きっと、
追加料金500Bはとってるはず」って。
この子、よく、「あの人はいい人だ」って口にする。でも、「あの人はやな人だ」
って言葉は、ほとんど聞いたことがない。優しい子なんだね、心底。

別れの時

空港に着くと、まっすぐ3階のカフェへ。
このところ、いつも最後はこのカフェなのよね。はずむとAくん。
軽く夕食をすませ、コーヒーを飲みながら、二人でお話。
Aくん、無口。
いろいろあったもんね。Aくん。いやな思いもさせちゃったよね。ごめんね。
彼、無口なだけに、口から出てくる言葉のひとつひとつが重い。
今のバーには友達がいなくて、居心地が悪いんだって。
前のバーにも友達はいるけど、心を許せるまでの人間はいないんだって。
奥さんのお父さんとお母さんが、
自分のことを「ケツを売って金を稼いでるヤツ」って軽蔑してるんだって。
バンコクにも、パタヤにも、自分を理解してくれる人がいないんだって。
そして。。。
「だから、はずむが来てくれると、とっても楽しい。いっしょにいられて、
本当に楽しかったよ。帰ってしまうのがとっても淋しい。ね、帰るのを明日には
変えられないの?」
変えられないよ。Aくん。はずむのチケットは、変更不可のものだもの。
細かく説明しても仕方ないので、「変えたくても変えられないんだ」とだけ答える。

「はずむ、折り紙、見せて。」彼が唐突に言った。
この前の朝、チップといっしょにおいておくために、はずむが折り鶴を折っていたのを、
見て覚えていたらしい。
はずむが折り紙をカバンから出すと、
「このまえの鳥、僕に作って」って言う彼。
じゃ、いっしょに作ろうよ。教えてあげるから・・・。
はずむが折る鶴をまねして、一生懸命に折るAくん。完成した2羽の鶴にはそれぞれ
Aくんの名前とはずむの名前を書いて、彼は大事そうにポケットにしまった。
部屋にでも飾ってね。

「Aくん。財布貸して」
はずむね、自分で持ってきた財布の一つを、今回Aくんにあげたの。
3日前、ホテルの部屋で話してるときに、はずむの財布が目に入った彼が、
「いい財布だね」って言うの。
「欲しいの?」って聞くと、「うん」って嬉しそう。
「この財布はね、去年、大事な友達からプレゼントしてもらったものなんだ。」
そういうと、彼、
「ごめん。ごめん。いいよ、いらない。大切なモノなんだね。」ってはずむに返したのね。
「いいんだよ、Aくん。大事な財布だから、キミにあげる。
きっと、キミなら大切に使ってくれるでしょ?」
そう言って、彼にプレゼントした財布。
渡されたさいふには、お金は全然入ってない。でも、いつのまに貼ったのか、
ロイヤルガーデンでいっしょに撮った、プリクラ写真が貼ってあって、もう、
どこから見ても「Aくんの財布」になっていた。
はずむ、できるだけさりげなく、自分の財布に入っているbathを、
すべてAくんの財布に入れ替える。
「はい。Aくん。大事にしてね。」
そう言って、財布を返したの。

彼は「ありがとう」とは言ったものの、浮かない顔。しばらくして、
思い切ったように、口を開いたA。
「はずむ・・・、A,MANY MANY MONEY・・・ キーアーイ  
電話、洋服、ko-samet・・・。ソーリー な、はずむ。 ありがとう。」
お金をたくさん使わせて、いろんなものを買わせて、「はずかしい」って言ったのね。
なんで?なんで?確かに多くの出費にいらいらはしたけど、
それをキミが恥ずかしがる必要は全くないのに・・・。
彼にこう感じさせてしまったのは、きっとはずむの言葉が足りなかったからなのね。
「ありがとう」はわかる。「ごめんね」もわかる。
でも、「キーアーイ(恥ずかしい)」は違うよ、Aくん。
泣いちゃった。涙が止まらなくなっちゃった。
「Aくん、確かに今回の旅ではお金をたくさん使ったよ。そのことで、
いらいらしたこともあった。昨日は思いっきり怒りもした。でもね、キミに怒れるように
なったことって、大事なことだと思ってるんだ。出来ることは出来ること。
たくさんなんでもしてあげたい。でも、できないことだってある。
そう言うときにはきちんとキミに伝えられるはずむでいたい。
怒りたいときは怒りたい。それが友達でしょ?」
なんとか気持ちを伝えたくて、辞書を取り出し、一言一言伝えていったはずむ。
ホントに伝わってる?わかってる?
はずむの言葉をきいて、Aくん、「カウチャイ。カウチャイ。はずむ。コープクン・クラップ」。
いつもの笑顔に戻ってくれた。
わかってくれたって、はずむ、信じるからね。いいよね。Aくん。

「次はいつ来るの?」
「う~ん・・・。クリスマスの頃かな・・・」
「はずむ、せっかく電話買ってくれたんだから、僕、日本に電話するね。」
「え?むりむり、やめといて。それで通話料払えなくなって
助け求められたらたまらないもの。」
そう言うと、Aくん、得意の泣き真似。
よかった。こんな話題でも笑えるAくん。理解してくれたのね。
「じゃ、はずむ、1週間に1回は、必ず電話してね。絶対だよ。」
「わかった、わかった。だけど、ちゃんと日本語勉強しといてね。」
「OKOK。もう、ちゃんとあいうえおって言えるもん」
受話器から日本語が聞こえて来るには、まだまだ日がかかりそう・・・。
「はずむ・・・」
「ん?なに?Aくん。」
「帰るの明日にできない?」
・・・さっき、できないって言ったでしょ。でも、ありがとう。嬉しいわ。

チェックインのカウンターはやけに混んでいた。
その間、彼は、空港税の自動販売機の前で、柵にもたれて
こっちを見てる。あそこに行ったら、あとはさよならだけなのね・・・。
チェックインをすませ、空港税を支払って、いよいよお別れ。
さよなら、A.。またね。
「チョーク ディ」
手を振って出国審査へ。いつもは振り返らない二人だけど、今日は違った。
もう一度振り返って、しっかり手を振った二人です。

出国

毎回恒例、タバコを2カートン買い、どうしても渡さなきゃいけない人へ、
お菓子のおみやげを購入。喫煙室にはいると、はずむしかいない。
一人で日記帳に向かっていると、深い感傷がおそってくる。
Aくんの「チョーク ディ」の声が耳から離れない。
「クリスマスに、必ず来てね。」彼はそう言った。
そうね。あなたとはじめて会ったのは、去年のクリスマスすぐ後だったっけ。
来れるかな・・・。いえ。きっと来るからね。

登場時刻まであと35分。
今日も飛行機から、あの街の灯りが見えるはず。また、きっと来るから・・・。
18日間という長い時間。深い喜びと、楽しさと、そしてちょっとの切なさを胸に、
また明日からの日常を、きっと頑張れると思う。

喫煙所が騒がしくなってきたわ・・・。そろそろ本当に出国です。

8月13日(火)

帰国

ANA916便は、定刻を少し過ぎて、7:25に成田に到着。
飛行機を出ると、検疫で止められる。ほら、あそこで黄色い紙出すじゃない?
旅行中具合が悪くなりませんでした?
みたいなやつ。
あれの□にたくさんチェックして出しちゃったモンだから、質問されちゃったの。
「ここに書いてある症状はいまはどうですか?」
「今は大丈夫です。」
「病院には?」
「行きました。」
「医者はなんて?」
「風邪か熱射病だと思うって言われました。」
「そうですか。わかりました。では何かあったら、この紙を持って、
病院に行ってくださいね。」
そういって、小さな紙を渡された。
「わかりました~。」

入国審査を終え、税関。ここで、少しはずむ、悩んだのね。
今回だけでタイの入国スタンプ、3つじゃない?絶対荷物あけられるのよ。
荷物の中にはタバコが2カートン。ラオスとカンボジアで買ったものが1つずつ。
それに、手にはタイの免税店で買った2カートン。
タバコって、国産、外国産それぞれ1カートンが免税でしょ?2カートンオーバーなの。
仕方なく、今回初めて「申告あり」のレーンにならんだはずむ。
「タバコが4カートンあるので、申告します」
「わかりました。では、今書類を作ります。
ところで、その手荷物を見せて頂いてよろしいですか?」
来たわ、来た。やっぱり開けられるのね・・・。
何も入ってるわけないので、無事無罪放免。
でも、タバコの税金、2200円もとられちゃった。
1カートン200円弱で買ったタバコなのに、なんで税金が5倍もかかるの?
ワリにあわないわ。

帰国の実感


さ、とうとう帰って来ちゃったのね。
荷物を二つ、宅配便で送ることに。2つ併せて3070円。・・・え?3070円って、何bath?
1000bathじゃないのぉ。
成田エクスプレス新宿行きのキップを購入。3110円。いやっ、また1000bath?
のどが渇いたので缶ジュース。120円。40B!!!
日本なのね・・・って実感。
さ、また頑張ってお仕事しなきゃね。次の旅行にむけて・・・。


エピローグ


18日間。長いようで短く、短いようで長い。はずむの18日間は、こうして幕を閉じました。
いつものことだけど、いろいろなモノを抱えて帰ってきた旅。
たくさんの人に出会って、その人達のおかげで、すばらしい経験や思い出をもらったし、
いろいろなモノを見て、心がとっても豊かになったし、
たくさんの時間を使えて、ほんとうにいろいろなことを考えることができた旅になったの。

タイ語が少し話せるようになったのも、今回の旅で嬉しかったこと。
ひょっとすると、今回の旅でのたくさんの出逢いは
言葉が広げてくれたのかも知れません。

ラオス、カンボジア。もう一度行ってみたい。
そして、出会った人々に再会して、新しい人たちと出会って・・・。
タイ。サメットの休日は、なんだかんだありながらも、貴重な時間だったって、
今になって思います。
病院初体験も、貴重な体験だしね。
そして・・・パタヤ。Aくんとの日々。思いのすれ違いもあったけど、
やっぱり振り返ってみれば、間違いなく前進なんだと思います。

次は、もっともっと素敵な旅にしたい。
もっともっと、Aくんとも分かり合える関係になりたい。
だから、次の機会までに、はずむは、さらに自分を磨きたい、そう考えてます。
もちろん、貯金も増やさなきゃ。(爆)

長~い旅行記、最後までおつきあいくださって、ありがとうございました。
ご意見、お手柔らかにね。(笑)

2002.8.17 はずむ

スポンサーサイト

はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2002年夏【前編】
旅行記復刻版⑥

2002年7月27日~8月13日の
                   カンボジア・ラオス・タイの旅行記


この夏の旅は18日間。長くなりますので、
前編・後編の2部構成でアップさせていただきます。


プロローグ

18日間の旅・・・。
でかける前には、とっても長く感じた旅。
終わってみて振り返ると・・・やっぱり長かったのは事実。
でも、同時にとっても短かったのも事実。
とってもとっても不思議な感覚を胸に、
はずむは今日帰国しました。

たくさんの人と出会ったの。たくさんの人と、お話したの。
とっても、とっても楽しかった。新しい体験もたくさんしたし。
はずむはどうして、旅が好きなのかしら・・・。
その答えは、やっぱり「人との出逢い」があるからなんだわ。
毎回のことだけど、今回もそれを心から実感することのできた、旅になりました。

今旅の日々を綴った日記を読み返してみると、
そうそう、こんなこともあったのよね。ああいうこともあったんだわって、
いろいろな出来事、場面が、様々な気持ちとともに、よみがえってきます。
そんな、はずむが見たモノ、体験したこと、感じたことを、
ぜひみなさんに伝えたい。
そして、もしもこれを読むことで、いつか自分も同じような道を歩いてみたいって
感じてくれる人がいたら、とても嬉しい。
そんな思いが心の中にあふれるようにあって、
だから、今回もはずむは旅行記として、自分の18日間を書いてみようと思います。
とてもとても、いっぺんにアップできる日数じゃないし、
じっくりじっくり書いて行きたいと思っています。チャー・チャーね。

ぜひ、暇な時間を見つけて、さいごまでおつきあいくださいね。

はずむ

7月27日(土)

旅立ちの朝

旅の初日って、毎回そうなんだけど、本当にせっかちなの。はずむ。
しかもさ、いじょーに心配性になっちゃうのね。
何がって・・・すべてに対してよ。
それでなくとも、普段からお出かけ前には、
施錠や火の元にとっても神経質になっちゃうはずむ。
今回の旅の始まりも、やっぱり同じだったわ。
っていうか、今回は18日間っていう長期の旅行。
いつもに増して、神経質なはずむ。
朝から何度も荷物の確認。忘れ物はないかしら・・・。
あれは持って行かなくていいかしら・・・。
あら?冷蔵庫って電源切った方がいいのかしら?いいわよね・・・冷蔵庫は。
そんなことを何度も何度も頭の中で考えながら、最終準備。
はずむ、けっこうタバコ吸うんだけど、こんな調子だから、出発当日は絶対タバコなんか、
部屋で吸えないのね。
空き缶を持ってマンションのエントランスまで行って、喫煙。
そうすれば、お出かけの時に、缶を捨てて行けばいいじゃない?

さ、あれこれ考えながらの準備も完了。となると、
今度は、出発時間までじっとしていられないはずむ。
今回は電車で数駅先まで行って、そこから空港行きのバスに乗る予定。
バスは13:00発だから、11:30に出れば十分なんだけど、
それまで待ってられないの。
仕方なく、超早いのは承知の上で、10:40に荷物を抱えて部屋を出たはずむ。
駅では近所の知人にあって、電車の中でしばしお話。
「どこに行くの?」
「う~ん。ちょっと東南アジアの方へね」
「へぇ~。何日間くらい?」
「ちょっと今回は長い休みをとったんだ。18日くらい。」
「え・・・」
しばらく黙っちゃった彼。
「いいな・・・。そんなに長く休み取れるんだ・・・。」
話を聞けば、彼は今、仕事の合間を縫うように休みを取って、
免許をとりに教習所に通っているそう。
そんな彼にとっては、18日間脳天気に旅行にでかけるはずむが
信じられないって言う様子。
そうよね・・・。きっと幸せなんだわ、はずむ。羨望渦巻く彼の表情を、
申し訳なさ半分、幸せ感半分でながめながら、
「免許、早くとれるといいね」と言い残し、目的の駅に降り立ったの。

いざ、空港へ!!

12:00にバス停に到着。1時間の待ち合わせ。
やっぱり、はずむ、時間の使い方ヘタだわ。
バスが入ってくるのを、缶コーヒーを飲みながら待っていると、
続々と集まってくる、空港行きのバスへの乗客たち。
まだお盆には遠いし、そんなに利用客、いると思ってなかったの。
今は、けっこうみなさん、はずむと同じように時期をずらして取れるのね。
みんな、どこへ行くのかしら。一人でバスを待っているのははずむくらい。
13:00に到着したバスの最前列に陣取って、いよいよ空港に向けて出発。

車窓からは、ずいぶん見慣れた空港までの景色。
途中羽田の近くを通るとき、飛び立つ飛行機が見えてくると、もう、気分は出国モード。
「素敵な旅にしたいわ」そう心の中でつぶやきつつ、
座席に深々と身体をまかせて、しばし睡眠。
旅行のときって、こういうちょっとした睡眠が、案外大事だったりするのよね。

さあ、出国

空港には定刻より少し早く、14:45に到着。・・・やっぱり早く着きすぎだったわね。
昨日頑張って仕上げたお仕事の書類を郵便局から送って、
海外旅行傷害保険に加入し、(今回はこれがはじめて活躍したのよね・・・)
早めの夕飯を食べて、お店で細々買い物しながら歩いていると、チェックイン時刻に。
いつもはこの時間をとってももてあますんだけど、
今回は案外あっという間に時間が過ぎ去りました。
チェックインをすませると、いよいよ出国審査。

・・・絶句。

すっごい長蛇の列なの。出国審査。出国ラッシュにはまだまだ早いわよね?
でも、すごいの。人が。仕方ないので並んで、10分ほど待ち出国審査。
連絡列車(?)でDサテライトへ。
日本でも、外国でもない、この場所。考えてみれば、とっても不思議な空間。

広~い喫煙所でタバコを吸う。しばらくは吸えないんだもの。。。ってことで、
立て続けに3本吸うと、ちょっと気分がわるくなったはずむ。・・・バカでしょ?
もういいわ・・・って思って、待合いロビーへ。1時間待って搭乗アナウンス。
ようやく飛行機に乗り込んだの。

ANA915便は、定刻に走り出した。成田の滑走路に並ぶ飛行機って、
なんだか行儀の良い子供みたい。
自分の離陸の順番が来るまで、きちんとおとなしく順番待ちをしてる様子を窓から眺めて、
そんなことをぼ~っと考えていたはずむ。
やっぱり、飛行機ってかわいいわ。
最近ね、はずむ、日系の航空会社を利用することがなぜか多いんだけど、
日系って、日本語が通じるっていう安心感の代わりに、
いつまで経っても旅気分に浸れないっていう難点がある気がするの。
これが欧米系なら、ドリンクの希望を伝えるのにも英語になるわけでしょ。
日系だと、空港に降り立つまで、日本気分が抜けないのよね・・・。どうでもいいけど。

飛行機が離陸すると、入国書類が配られ、ドリンクサービス。
続いて機内食。(今までで一番まずかった)
それも終わると、3時間暇な時間が続く。
今回は行きも帰りも、座席にテレビがついてて、
ゲームも映画も楽しめる機種だったのね。
「ウォーターボーイズ」とか、観ちゃった。妻夫木くん、やっぱりかわいいわ・・・。
夜便の飛行機の中って、眠いような、眠くないような、微妙な感覚。
でも、今寝ちゃうと、今夜寝られなくなっちゃう。我慢しなきゃ。

ドンムアン空港・タイ入国

飛行機は定刻にタイ・ドンムアン空港に着陸。
相変わらず混み合う入国審査。
今回は、現地でスーツケースを購入するつもりで、行きは機内手荷物だけなので、
税関書類を渡して、即ロビーへ。
当面の必要なお金を両替して、出口に向かうと、shigeさんとAくんが出迎えてくれた。
shigeさんには、今回、すべての交通機関の手配をお願いしてあったので、
その受け渡しにこんな時間に空港へ足を運んでいただいたの。
Aくんも、今晩一晩会ったら、しばらくはまた離ればなれなのに、
わざわざパタヤから出てきてくれた。わざわざ一晩のために・・・。
すっごく嬉しい。誰かに出迎えてもらえるって、
たとえ何度も来ている空港であっても心強いし、嬉しいものよね。
今日のお泊まりは、明日の早朝のフライトのことを考えて
空港近くのコンフォートスィート。
送迎車に三人で乗り込んで、ホテルへ向かったの。
ホテルのロビーで、shigeさんから航空券等を受け取って、お別れ。
わざわざ、はずむのために時間を割いて、空港に来てくださったshigeさんに、
本当に感謝。
みなさんも、ぜひ何かタイでの手配が必要な際は、shigeさんのAGEにお願いしてみて。
とっても丁寧に応対してくださるし、親身にアドバイスもくださるの。
きっと大きな力になってくださるはずです。詳しくはリンクから飛んでくださいね。
shigeさんが帰られて、はずむとAくんはチェックイン。
いろいろ話したいこともあるんだけど、
はずむも眠いし、Aくんも、話によると、興奮して寝られなくて、
早朝にはパタヤを出てきたと言うこと。
カンボジア・ラオスから帰ってからの予定を確認して、2:30にはベッドに入ったの。
Aくんのそばにいると、改めてタイに来たことを実感する。
明日は5:30起き。寝過ごさないようにしないとね。

7月28日(日)

シェムリアップへ

朝5時半、モーニングコールにたたき起こされる。
なかなか起きないAくん(この子、ねぼすけよ)を揺り起こし、
シャワーを浴びて、送迎バスで空港へ。このホテル、従業員は感じいいし、
送迎サービスもしっかりしてて、安心。
いよいよアンコールワットへ。
Aくんとしばしのお別れをし、はずむはチェックイン。出発ゲートに進んだの。
ここでカンボジア入国に際して必要な書類を受け取ったんだけど・・・。書類多すぎ。
喫煙所で記入してたんだけど、すっごい面倒くさかったの。
今回はカンボジアビザを空港で取得する予定。うまくビザは取れるかしら・・・。
ちょっと不安だったりする。
ゲートをくぐると、バスに揺られて飛行機へ。初めてのバンコクエアウエイズ。
どんな飛行機なのかしら。。。って
かなり心配だったんだけど、到着してみて驚き。プロペラ機じゃない!!
乗り込んでみると、中もきれい!!
しかも、フライトアテンダントには日本人が一人、乗務してる。
いかにこのルートでアンコールワット観光に行く日本人が多いのかがわかるわ。

カンボジア入国

1時間弱のフライトの後、飛行機はシェムリアップ空港へ着陸。
これからこのルートでビザなしでシェムリアップ空港に
入ろうと思ってる人、気をつけて!!はずむね、飛行機が着いてから、
入国審査場までの間、飛行機の写真撮ったり、あたりをきょろきょろしながら、
ゆっくり入国審査場に向かったの。
そしたらね・・・。ビザ取得のためのカウンターに長蛇の列。 
たぶん、この飛行機で来た人の80%は、ここでビザをとるつもりで、
やってきてるんだと思う。すっごいすっごい並んでるのよ。
空港に着いてから、外に出られるまでおよそ50分。暑いし、人混みの中だし、
出るまでに疲れちゃった。
それからね、参考までに、はずむは用意していったからオッケーだったんだけど、
ビザ取得には、写真が必要で、
写真がないと、5$徴収されてたみたい。写真、持っていくの忘れないでね。
シェムリアップでの滞在先は、ボレイアンコールホテル。名前が「ボレイ」だから、
どんなホテルか不安だったんだけど(笑)
Eメールでのやりとりの際、とっても誠意を持って応対してくれるので
、ここに決めたのね。
ちなみに、ボレイはその地の名前だそう・・・。
このホテル、1泊15$のゲストハウスと、30$のホテルが併設されてるの。
Eメールのやりとりで、
「実際に見て頂いて、どちらかご希望の方を選んでいただいて構いません」
って言われてたから、「行ってから決めよう」って思って、決めずに行ったのね。                              
タイと比べれば、1泊30$って、安くないでしょ?でも、カンボジアははじめてだし、
やっぱり、「カンボジア=怖い」っていうイメージがぬぐい去れなかったから、
できるだけ安心なところにしたかったの。
空港を出ると、客引きでごった返してる。ボレイアンコールは、
無料送迎がついてるから、どこにいるのか探すんだけど、あまりに人が多くて、
どこにいるのかがわからない。
しばらくたたずんでると、
はずむの名前(間違って書いてあったけど・・・)を持った人が、近づいてきて、
車に案内してくれたの。
ホテルまでは車で15分。着いてからすぐ、ゲストハウスとホテルの部屋を見せてもらう。
はずむね、みなさんももちろんそうだと思うんだけど、あんまり「安宿」って経験ないのね。
ここ、ゲストハウスでも、安全は安全のようなんだけど、
部屋の中身がホテルとゲストハウスでまったく違ったの。
ゲストハウスは蚊にさされるの覚悟しなきゃイケなそう。一方、ホテルは
木をうまく使ったきれいなプチホテルの趣なの。部屋の内容の差と、15$の料金差を
天秤にかけたとき、どう考えてもホテルの方がいい。
「ホテルにします」って言って、チェックイン。従業員もとてもフレンドリーながら、
きちんとわきまえる部分はわきまえてて、とっても居心地がいいホテルよ。

アンコールトム観光

今回ね、
アンコールワットを訪れるに当たって、気になっていたのが観光についてなのね。
外務省や、シェムリアップの官公庁のHPなんかを見てみると、
「カンボジアの観光は、旅行会社のツアーをおすすめします」って書いてあるの。
掲示板を訪れてくれてる方の中には、個人で廻られたって方もいらっしゃるけど、
やっぱり初めての地だし、心配じゃない?
でもね、あらかじめネットで、タイからのツアーを検索してたんだけど、
航空券込みで、80000円くらいするの。
どうしようかな・・・って考えて、現地発着の2日ツアーと1日ツアーを組み合わせて、
30000円程度のものを申し込むつもりで、ボレイアンコールの人に、その内容を
Eメールで知らせたのね。
そしたら、お返事が来て、
「ホテルでも車の手配や、ガイドの手配ができます。その金額は高すぎる。
個人でチャーターしたとしても、その金額にはなりません。」って言うのね。
さらに調べてみたら、ホテルでお願いすれば、車1日20$。日本語ガイド1日25$。
確かに安いし、
そのほうが団体のツアーより、自由がきくので、お願いしたの。
ホテルで少し休憩をして、1:30に、午後から案内してくれる日本語ガイドの人に会う。
日本語塾で勉強をしていて、ガイドの資格を取得したという彼。完璧とは言えないまでも、
意思疎通には十分の日本語能力。待っていた車に乗り込んで、
アンコールトムに向けて出発したの。
アンコールトムっていうのは、大きな街という意味で、
12世紀にジャヤヴァルマン7世によって建造された
建築物で、高さ8mのラテライトの城壁に囲まれた大きな遺跡。
中央にはバイヨン寺院っていう有名な建物がある、アンコールワット遺跡群の中でも、
中心的存在の遺跡なの。
楽しみにしてたんだけど・・・。
あとで知ったんだけどね、カンボジアの観光って、午前中と午後遅い時間が
ベストタイムで、お昼周辺は、もっとも適さない時間帯なんだって。暑いのよ。。。
マジで、死にそう。気が遠くなりそうなの。
それでも、遺跡のすばらしさには感動。とっても広大な敷地に、
大きな建造物が点在していて、そのすべてに、細かい彫刻が施してあって、
本当に驚き。そして感動。ガイドの説明は、正直言って、半分程度しか
理解できないんだけど、細かいうんちくよりも、目に見えているモノがすべてって感じ。
暑かったけど、十分に満喫できたの
もう少し予習をして行けば、もっともっと楽しめたかも。広い敷地を歩きながら、
そこここの遺跡について説明を受けながら廻ってあっという間に時間が過ぎていったわ。

死んじゃうわ~

アンコールトムの観光を終えると、夕日を鑑賞にプノンバケンという山へ。
ガイドくん曰く、特に日本人観光客は、日の出と夕日が好きで、
ここは必ず観光コースの中に入っているという話。ここから見る、アンコールワットの後ろ
に沈む夕日が絶景なんだって。
はずむもあらかじめガイドブックでわかってたから、楽しみにはしてたんだけど・・・。
ここで大きな誤算。
はずむね、この山、車で上れるんだと思ってたの。でもね・・・。
着いてみたら、すっごい絶壁を、たくさんの観光客がよじ登るように上っていくのね・・・。
はずむ、高所恐怖症なの。こんなところ上るのはまだよしとして、絶対降りられない・・・。
でも・・・せっかくここまで来たのに、上らないのもナンでしょ・・・。
上ったわ、意地で。
実際上ってみると、見た目以上にキツイ。イキは切れるし・・・。
普段の運動不足が祟ってるわ。
さらに、ようやく登り切って、お水を飲んで休憩してると、・・・雨。
サンセットを見に来たのに、雨降っちゃったら、意味ないじゃん!!
泣く泣く下山したはずむでした。

お気に入りレストラン

観光を終えて、ホテルに戻ると、夕食の時刻。
タイなら、食堂なり、フードコートなり、たくさん食事をする場所があるんだけど、
観光帰りにホテルの周辺を見た限りでは、周辺には食堂はあまりない。
あたりはもう夜。暗がりがすっかり広がったあとで、ひとりのこのこ
食堂探しに出かけるのも、ちょっと・・・。ってことで、ホテルのレストランに。
このレストラン、外に食事にでかけられないってのもあったんだけど、
はずむの超お気に入りの場所になりました。
この日の夕食はステーキ。日本の牛肉ほどはおいしくないけど、十分楽しめる味。
これで3$なら、文句ないわ。
満腹になるとすっかり眠くなって、移動の疲れも出て、早々に眠りについたはずむなの。

7月29日(月)

太陽に見放されたはずむ

朝5時半、モーニングコールにたたき起こされて起床。今日は朝からサンライズを見に、
アンコールワットへでかけるの。
でも・・・、着いたらいきなりの雨。サンライズは臨めそうにないわ。
昨日のプノンバケンといい、今日のアンコールワットといい、
今回はやけに太陽に見放されてるわ。
仕方ないので、午後から本格的に見学はする予定なんだけど、軽く散歩がてらに観光。
ずっと訪れたいと思っていたアンコールワット。
やっぱり大きいわ。午後からの観光が楽しみ。

いったんホテルに戻って、レストランで朝ご飯。でも、すっごいお腹がいたい。
下痢もしてるの。
昨日ね、ステーキ食べたでしょ。つけあわせに山盛りの野菜がついてたのね。
一瞬、この野菜って、どの水で洗ってるのかしら・・・って、不安が頭をよぎったんだけど、
身体が野菜を求めてて。。。全部食べちゃったの。
やっぱりあの野菜が原因かしら・・・。
とりあえずトイレで用を済ませて、正露丸を飲んで、少し寝たらだいぶ良くなった。
今日は水分補給を十分して、気をつけなきゃいけないわ。
午前中の観光、キャンセルしようか・・・って悩んだんだけど、
午前中はちょっと離れたバンテアイスレイ遺跡まで、
追加料金払ってまで行く手はずが整ってる。
幸いお腹の方もずいぶん落ち着いてきたし、思い切ってでかけることにしたはずむなの。

東洋のモナリザと森に埋もれた寺院

バンテアイスレイっていう名前は、「女の砦」という意味を持つそう。
アンコール王朝の摂政役の王師、
ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われているらしい。
・・・こう書いていても、なんのことだかさっぱりわからないはずむ。(笑)
とにかく、そういうお寺でね、こ
の遺跡も、壁一面にヒンドゥー神話の彫刻が施されていて、
特にその中の、デバダー像という彫刻が、その美しさから、
「東洋のモナリザ」と呼ばれているそうなの。
さて、その有名で、すばらしいデバダー像を目の前にして、はずむ、一言。
「・・・これだけ???」
確かに建物自体は他の遺跡同様、すばらしい彫刻が施してあって美しいし、
アンコール遺跡群の中でも、もっとも保存状態がいいっていうことで、
立派だしきれいなの。
でも、デバダー像自体は、近くで見ることはできないし、
遠くから眺めた限りでは、他の遺跡の彫刻と大差ないし、
なんでそんなに騒がれるのか、実感することができなかったのね。はずむ。
もったいないわ・・・。きっと、見る人が見れば、とっても感動するんでしょうね。
ネコに小判とは、まさにこのこと。(爆)

それにしても、午前中の観光って、いいわ。まだ空気が暑くないし、さわやかなの。
昨日は死ぬかと思ったし・・・。

バンテアイスレイを後にして、今度はタ・プローム遺跡へ。
1186年にジャヤヴァルマン7世によって立てられた仏教僧院。とはいえ、
後にヒンドゥー教寺院に改宗された寺院だそうで、
そのため、仏教色の濃い彫刻は削り取られているの。
創建後も増築を重ねたらしく、中はまるで迷路のような作り。
発掘当時そのままに、残されている部分が多いそうで、
しかも、森の中に建築されたものなので、
建物至る所で、木がへびのようにからみついている様子を見ることができて、
なんだかとっても神秘的な姿なの。
日も高くなって、だんだん気温も上がり、暑くなり始めても、
うっそうと茂った森にたたずむ遺跡の中は、ひんやりと涼しくて良い感じ。
とっても清らかな気分になる。そんな雰囲気を持つ、素敵な寺院でした。

これで午前の部は終わり。
カンボジアでのツアーは、会社の方針にもよるんでしょうけど、
午前の部と午後の部をはっきり分けてて、
その間に必ず休憩時間をはさむのね。
日中の日の高い時間帯は、
観光には暑くて向かないっていう考え方からそうしてるみたい。
はずむも、ホテルに向かう車に乗り込んだんだけど・・・。
なにかが違ったの。遺跡観光はもちろん楽しいし、感動もしてるんだけど、
でも、何かが違う。
もっと、カンボジアの人々の「日常」にもふれてみたかったのね。
車の中で、ガイドさんに「明日は学校とか、市場とか、
そういう生活の場にも連れて行ってもらえますか?」って聞いてみた。
ガイドさん、「わかりました。じゃ、そういう手配をしておきますね。」って返事。
これこそプライベートガイドをつけた醍醐味よね。

しばし休憩

午後の観光は3時からということなので、しばしの休憩。
フロントでキーを受け取り、部屋へ。・・・開かない。
カギを間違って渡されたの。案外イージーなのね。
タバコが切れたので、フロントへ。1箱1$。きっと高いのね・・・と思いつつ、
外へ買いに行く元気もないので
購入。さてと、戻ろうかしら・・・って思ったら、フロントの隣の部屋に、
コンピュータを発見。
「インターネットできるの?」って聞いたら、できるという返事。
さっそく利用させてもらって、掲示板にカキコよ。
しょっちゅう利用者があるわけじゃないようで、従業員の男の子が数分かけて、
設定の確認をしてる。
笑顔のすてきな、すっごいかわいい子。
一通りメールチェックと掲示板のチェックをして、料金を支払い、
おつりをチップとして彼に渡したの。
そんなに多い額じゃないんだけど、とっても嬉しそう。あげた立場としても、
とっても気持ちが良かったわ。
インターネットを終えると、ホテルのレストランで昼食。
今回のメニューは、ポークジンジャー、トムヤンプラー、ライスにコーラのボリュームコース。
しめて5.3$よ。
ホントはね、カンボジア名物の、
アモック(ココナッツのなかみをくりぬいた器に、
ココナッツミルクで煮込んだ魚の入ったスープのようなもの)を注文したの。
でも、これって、家庭料理らしくて、このレストランにはおいてなかったのね。
仕方なくあきらめて、このメニューにしたの。
ところでね・・・レストランのウエイター、なんとさっきのホテルのオトコの子なの。
あんまり大きなホテルじゃないから、なんでもやらなきゃいけないみたい。
はずむ的には超ラッキー。
食事を終えて、チェックしてもらい、おつりの0.7$をチップとして渡すと、
またあの笑顔。
超かわいい。ホント、最高よ。

昼ご飯を終えて、お部屋に帰ったら、ちょっとお昼寝。
ちょっと・・・のつもりだったんだけど、熟睡。目覚まし時計、かけておいてよかった。
たたき起こされる。
でも、あまりに気持ちよくて、起きたくない~。
いっそキャンセルしちゃおうか・・・って思ったくらい。
せっかくガイドさんも車も来てくれてるし、
今日の午後は念願のアンコールワット見学だから、
行かないわけにはいかない。
5分遅刻しちゃったけど、身支度を整えて、下に降りていったはずむなの。

念願のアンコールワット

車は街を抜け、チェックポイントを通過し
(アンコールワット遺跡群には入場券を買わなくては行けず、
入場の際必ずチェックがあるの。入場券は3日で40$よ)
いよいよ念願のアンコールワットへ。
すでに朝、全景は見てるし、正直到着したときには、
100%中80%(!?)の感動度だったんだけど、
じっくり中を歩いてみると、やっぱりすごい。
大きいし、細かいし、美しいし・・・。これだけのものを作り上げるってことは、
大変な労力だったろうと遠く建立時の時代を思って、感動に浸った数時間になったわ。
ほんの130年前には、世界的にはその存在さえ知られていなかったこの遺跡。
スールヤヴァルマン2世によって
12世紀前半に立てられたこの寺院は、ヒンドゥー教の寺院で、
作りは長い参道を通って最後の最後に一番重要な空間があるという点で、
日本の神社建築に似ていると言われているそうなのね。
彫刻も一面に施されていて、とっても美しい。
ぜひ、みなさんにも一度、訪れて見ていただきたい文化遺産だと思います。

中央には5つの塔がそびえていて、それらには急な階段を使って、
上にあがることができるようになってるの。
高所恐怖症のはずむ。でも、せっかくだから、
一度は上ってみようと思って行ったんだけど、
直前にすごい激しい雨が降ったの。ほんと、スコール状態の暴雨よ。
雨は短時間であがったんだけど、遺跡の中は水浸し。階段滑りそうで怖いし、
ただでさえ高所恐怖症なのに、さらに恐怖を覚えなきゃイケなそう・・・・。
けっきょく上るのはやめました。
話によると、年に何人かの観光客が、階段を滑り降りてて、ウソかホントか、
死者もでてるとか・・・。
命あっての物種だもの・・・。
ガイドさんも、「雨であぶないですから、やめておきましょう」って言ってくれたし・・・。
帰りがけ、日本では「バ○とけむりは高いところに上がる」っていう言葉があるのよって
教えてあげたの。
もちろん、「お客さんにそんなこと言っちゃだめよ」とも付け加えたわよ。しっかりと。(爆)
とってもゆったりした時間を過ごしたアンコールワット観光でした。

シェムリアップ 二日目の夜

午前中にお願いしておいたので、
明日は学校やNGOの職業訓練校に見学に行かせてもらうことに。
ホテルへの帰り道、そのときに渡す、文房具を買いに出かけたの。
ボールペン、50本4$。安いわね。
明日はガイドさんが別のお仕事が入っているので、違う人が来るそう。
チップを渡してお礼を言ったの。
ホテルに戻ってくると、大雨。レストランへ雨に濡れながら行くと、あの男の子が
「いらっしゃいませ。こんばんわ。お元気ですか~」と、
はじめて日本語で声をかけてくれる。
この子、日本語できるのね・・・。
今夜のメニューは、肉野菜いため、卵焼き、ごはん、コーラよ。
チップは今夜も彼に。彼、けっきょく今日のすべてのチップを、独り占めしてる状態ね。
この子の写真、とっても撮りたかったんだけど、結局最後まで撮れなかった。残念・・・。
今日はちょっと疲れたわ。早めに寝よう。
カンボジアでは早寝早起きのはずむです。

7月30日(火)

学校見学

朝は7時に起床。朝食をとりにレストランに行くと、例の彼。嬉しそうに迎えてくれた。
でも、朝はクーポンだから、チップはないわよ・・・。
。。。今そう書いて、ふと思ったんだけど、
みなさん、ホテルで朝食クーポンがついてるときに、
チップって、渡さないでしょ?もしかして、渡さないのってはずむだけ?って思ったら、
一瞬不安になっちゃった。
レストランのチーフが近づいてきて、
「いつまでここには滞在ですか?」って聞いてきた。
「明日、バンコクに向かう予定なの。淋しいけど」って答えると、しばらく何か考えたあと、
「今日の夕飯もウチで召し上がりますか?」って、さらに聞いてきたの。
「多分・・・。でも、なぜ?」って尋ねると、
「では、特別にアモック
(ここにおいてなかったカンボジア料理ね。29日の日記参照してね。)
を用意してお待ちしてます」って。
え?はずむが注文したことを覚えていてくれて、はずむのために、
特別に作ってくれるの?
こんな配慮を受けたこと、今までになかったから、すっごくすっごく嬉しかった。
「ありがとう。楽しみにしてるわ」って答え
て、レストランを後にしたはずむ。朝からとってもいい気分よ。

8:30にガイドさんが迎えに来て、まずは視覚・聴覚障害者の学校に案内された。
どこだかのNGOの援助を受けて設立された学校だそうなんだけど、今日はお休み。
併設された資料館みたいなところを見学して、次は師範学校の付属小学校へ。
一般の小学校・中学校は、日本と同様夏休みに入ってるんだけど、
ここは授業を行ってるそうなの。
学校に入っていくと、人なつっこいたくさんの笑顔に出会う。
ちょうど休み時間で、たくさんの子供たちに出会ったのね。
みんな満面の笑みで近づいてくる。最高。
師範学校付属と言えば、いいとこのお坊ちゃんが通っている気がするじゃない?
違うんだって。細かいことは聞かなかったけど、普通小学校には、屋台が入ってきて、
昼食を持たずに来た子はそこで買うらしいんだけど、この学校は、あまり裕福な
家庭の子がいないので、屋台も商売にならないからやってこないんだって教えてくれた。
手すりに小鳥のように並んでいる子供たちを、カメラでパチリ。
「オークン」と声をかけたら、ほほえんでくれたわ。
しばらく学校の中を歩いたあとに、職員室へ。
職員室にはたくさんの子供たち。ちょうど明日、カンボジアの民族舞踊のテストが
あるそうで、その前日予行みたいなことをやっていたのね。
この民族舞踊のテスト、成績優秀者には賞品が出るらしくて、みんな真剣。
実際に踊って見せてくれたわ。本当にかわいかった。
その後、持ってきたボールペンが50本だということで、ちょうど人数的にあう、
2年生の教室へ。
一人一人にボールペンを手渡したんだけど、
この2年生の教室、なんか、変なの。
どう変かっていうとね、教室の大きさは、多分日本の学校とそんなに変わらないと
思うんだけど、子供たちの机が、黒板に向かって右側に思いっきり詰めて寄ってるの。
つまり、左側には机もなくて、がら~んとしてるのね。
なんでこんなに広い教室なのに、ぎゅうぎゅう状態で勉強してるのかしら。。。って
思ったら、先生が、
「先日天井の一部が老朽化して落ちてきて、生徒の頭を直撃したんです。
だからあけてあるの」って説明。
危ないわ・・・。

学校を出ると、今度はアーティザン・ダンコールっていう、文部省とヨーロッパのNGOが
運営する伝統工芸品の技術学校へ。ここでは、人々が6ヶ月間、彫刻や手工業を勉強
していて、試験に合格すると、職人として、工房に入ることができるんだって。
みなさん、真剣に作業にあたっていて、
なんだか観光気分で見て回っている自分が恥ずかしかった。
もちろん、ここは、観光スポットとして、ツアーのコースに入ってる場所なの。もっと言うと、
先に廻った小学校も、多くのツアーが廻るコースに入ってるんだって。不思議でしょ。
ところで、ここの案内役の人、すっごい英語が早いの。聞き取るのに精一杯。
毎日同じ台詞を繰り返してる
せいだと思うんだけど、まるで早口言葉。毎回毎回説明の最後に、
「Any Question?」って訊くんだけど、
そんな、質問考えてる余裕なんて、ないわ。
見学の最後には、ここで作っている工芸品のショップがあって、
何か買わせようという魂胆。
でも、はずむ、いまここで大きな仏像でも買おうものなら、この先の行程が地獄になるのは
目に見えてるし、何も買わずに出てきました。ごめんなさいね。

ショッピングと日本語

技術学校を出て、オールドマーケットへ。Tシャツとアクセサリー、タバコを購入。
カンボジアでは、リエルという通貨が利用されているんだけど、この通貨、信頼が薄い。
だから、US$が小さな店でもあたりまえに使えるのね。
でも、せっかくだから、両替してみたいじゃない?10$だけ、両替してみたの。
タバコは1箱1000リエル(1$=3500リエル)。やっぱりホテルのタバコ、
べらぼうに高かった。
Tシャツは、1枚2$を、10枚9$にまけてもらう。アクセサリー(竹で作った腕輪)は、
10個1$よ。
タイと違って、売り手もの~んびり。
あのね、ここでわかったことなんだけど、カンボジアって、あんまり最初の言い値を
高くしてないみたい。
例えばね、タイのおみやげ屋さんだと、100Bのものを、最初300Bとか言ってきて、
交渉でどんどん値を下げてもらうじゃない?
で、それでも決裂して、立ち去ろうとすると、
「OK、あなたの言い値でOKね」みたいな感じじゃない?
でも、ここは違うの。
最初の値段が「欲しい金額」。ディスカウントの値段が「これ以上は下げられない金額」。
だから、一度下がった値段が、適正みたい。すべてがすべてじゃないんでしょうけど。
再度ディスカウントを希望しても、ほとんど下がらなかったわ。

マーケットを出ると、車はホテルへ。ここシェムリアップの観光は、
必ずお昼前後に休憩が入る。
昼食時間でもあるんだろうけど、暑くて日中は観光どころじゃないっていうのが理由らしい。
ホテルに向かう車の中、ちょっと気になることがあって、ガイドさんに尋ねてみた。
「ガイドさんは、どこで日本語を勉強してるの?」
彼曰く、
「朝か夕方に、日本語学校に通っています。ここシェムリアップには日本人の観光客も
多いし、日本語を勉強して、ガイドになりたいと思っている人がたくさんいるんですよ。」
って。
そういえば、今回のガイドの件も、英語のガイドは1日20$。日本語のガイドは1日25$
だったっけ。
「へぇ~」ってうなずいてたんだけど、ふと考えがよぎって、
「ねぇ、ねぇ、ガイドさん。もし良かったら、日本語学校も見学させてもらえないかしら?
この地でたくさんの人が自分の国の言葉を学んでいるって話を聞いたら、
すっごく興味出ちゃった」って言ったの。
ガイドさん、
「じゃ、午後にご案内しますね。日本人の女性の先生も一人、いるんですよ。」って。
楽しみだわ。

午後の遺跡と日本語学校見学。そして・・・

3:00に迎えに来たガイドさんといっしょに、午後は2件の小さな遺跡見学。
(これらの遺跡については、あんまり記憶がないの・・・どんな遺跡だったかしら?)
そして、夕方から日本語学校の見学へ。
着いてそうそう、生徒の一人がはずむの近くにべったりくっつき、
「ニホンジンデスカ?コンニチハ。ワタシ、ニホンゴベンキョウシテマス。
ニホンノオンナノコ、カワイイネ。」って
話しかけてくる。はぁ・・・。ナンパ目的で勉強している輩もいるわけね・・・。
中では日本人の女の先生が授業をしていた。せっかくなので、
1時間授業に参加することに。
久しぶりに机に座って授業を受けたわ。
なかなか新鮮な体験だったし、現地の若者が一生懸命日本語を勉強する姿を
目の当たりにして、とっても嬉しい気分になりました。
学校を出て、車から外を眺めていたら、ホテルのそばに、さっき見てきた日本語学校と
同じ系列の学校があることを発見。こことさっきのばしょと、2件あるらしい。
ホテルに着いたのが5:30.もちろん、寝るにはまだ早い(笑)し、まだ日も高い。
暗くなっちゃうと怖いけど、これくらいの時間なら、外にでても平気よね・・・ってことで、
ひとりでふらふらホテルのまわりを散歩。
ホテルの周りには、あんまりお店も食堂もない。しばらく歩くと、
さっきみかけた日本語学校。
こっちは教室が外に面していて、思いっきり中の様子が見えるの。
しばらく興味を持って眺めていたら、中から授業中の先生が出てきた。
「日本人の方ですか?よろしかったら、中に入って見学してください。」って
言ってくれたので、遠慮無く見学させてもらうことに。
けっこう難しい内容の学習をしていて、あっという間に1時間経過。
あたりは真っ暗。
少し先生とお話したあと、ホテルに戻ることにしたんだけど、もう周りが暗くて、
ちょっと怖い。
「ホテルまでの道、安全ですか?」って先生に聞いたら、
「シェムリアップは安全ですよ。でも、心配なら、送らせましょうか?」って言って、
バイクで来ている生徒の一人に声をかけてくれた。実は、はずむ、
教室という神聖な(!?)場所を見学させてもらっていながら、この彼のこと、
ちょっと気になってたのよね。かわいい系じゃないんだけど、なんか、男の子っぽくて、
良い感じだったの。
お言葉に甘えて、ホテルまで(バイクだと1分かからない距離)送ってもらいました。
ホテルに着いて、いっしょに写真を撮ってもらって、お礼に1$札を渡そうとしたら、
拒む彼。
「お願い。受け取って。本当に助かったんだから・・・」って言って、
無理矢理渡したはずむ。
でも・・・。今夜はカンボジア最終日。一人で夜を過ごすのも淋しいし
(Hな意味じゃないわよ)、ここで彼に声をかけたの。
「もし日本語に興味があるなら、このあといっしょにレストランでお茶でもしない?」
・・・この子、話が通じない・・・。でも、すごく誘いに対して、
興味をもっているのはわかる。
「わかった。じゃ、手紙を書くから、学校に戻って先生に読んでもらって。で、
その気があったら来てね」って
言って、手紙を書いて渡したの。

30分後、なぜか、先生といっしょに登場した彼。
いっしょにレストランでお茶を飲みながら、1時間くらいお話。
ここで判明したんだけど、あのレストランのかわいい従業員。あの子も、
この学校の生徒だったの。
びっくりしたわ。
この先生と彼、実は深い関係で、田舎から出てきた彼の生活を、
先生が警備の仕事を与えつつ面倒見ながら、授業を受けさせているらしい。
・・・ひょっとして・・・なんて想像もしちゃったんだけど、ここは無粋な詮索はやめて、
純粋にすばらしい師弟愛として感動することに。
先生の方は日常会話は全然オッケーなので、話がはずむんだけど、
彼の方は全然だめ。
でも、いるだけで楽しそう。
途中、忘れてたアモックを、レストランのマネージャーさんが出してくれた。
すっごいおいしかった。

9時近くになって、ホテルも閉店時間になるというので、さよならすることに。
でも、ふと思って、
「キミはガイドになりたいんでしょ?じゃ、明日、午後には帰るんだけど、午前中僕を
市場に案内してくれない?
明日はガイドも来ないし、車も予約してないから、困ってたんだ。
少しだけど、お礼も出すよ」って言ったの。
先生の方が、「私が案内しますよ」なんて、申し出てくれちゃったりしたんだけど、
はずむは、彼が半日でもガイドをしてくれることで、ガイドへの志がより強まったら
嬉しいなって思ったからそう言ったのね。だって、市場に行くのに、本当ならガイド
なんて必要ないんだもの。
第一、彼、日本語ガイドとしては、まだまだ全然だめだもの。
彼、さっき1$渡したとき、拒んだでしょ。学校に戻って、先生に言ったんだって。
「先生、1$ももらちゃった。これ、受け取って良いのかな・・・」って。
明日ガイドすることで、もちろん、多額のお礼はするつもりないけど、自分の仕事に
報酬を受け取る体験をすれば、日本語の学習に励みになるじゃない?
後で聞いたら、彼の警備員としての月給は10$程度だそう。さっきの1$って、
彼の仕事の3日分の価値。
明日はもう少し渡すだろうし、自分の夢へのあこがれが、強まってくれればいいな・・・って。
彼、うれしそうに引き受けてくれた。じゃ、明日、よろしくね。

でも。。。ちょっと不安が。まさか、明日も先生、付き添ってきたりしないわよね・・・。(笑)

7月31日(水)

最後のSiem Reap 町歩き

今日は朝6:00に起床。シャワーを浴びて、レストランで朝食をとり、8:00を待つ。
このボレイ・アンコールは、国道沿いに建ってるんだけど、はずむの部屋はその国道に
向かって窓があったのね。
この国って、車より、バイクが多いのね・・・。ぼ~っとしながら、車とバイクの数を数えて
たんだけど、だいたい車:バイクが1:5の割合ってとこかしら・・・。
そういえばガイドブックに、この国では銀行があまり信用されていないので、
収入があると、それでバイクを購入して、財産にする人が多いって書いてあったっけ。
だから、どう考えても周囲の状況と反比例して、
バイクがぴかぴかの新品だったりするのね。。。大事にしてるんだ。

そんなことを考えていたら、時刻は8:00。下を見ると、昨日の彼がすでに待っている。
あら、いつの間に来たのかしら???ずいぶん早くから待ってたのかも。
あわてて表に出たはずむ。彼は満面の笑みで、「おはようございます」と
日本語で迎えてくれたの。
今日午前中一杯、日本語ガイドとして、はずむをリードしようと
張り切ってるのがよくわかる。
はじめてのお仕事だものね。よろしくね。

バイクの後ろにまたがって、まずはオールドマーケットへ。カンボジアのおみやげを
買うつもり。でも・・・カンボジアのおみやげって、何?
ふらふらと二人で歩いていると、シルバー(といっても、本物のシルバーは数%よ)の
小さな箱を発見。
箱のふたには、しっかりとアンコールワットの彫刻が。
これならまさにアンコールワットのおみやげよね・・・。
いくら?って聞いたら、大きさによって、3$・5$・8$という返事。ちょっと高い・・・。
値段交渉の結果、大中小混ぜ合わせ、13個で40$で交渉成立。
結果的に、決して安くないけど、帰国後、誰かに「あ、おみやげあげなきゃ!!」って
思ったときに渡すためにはちょうどいい感じ。ま、いいわ。
アンコールワットのタバコもカートンで購入。たばこって、気軽なおみやげに
ちょうどいいのよね。
値段交渉の時も、彼が一生懸命、ディスカウントさせようと、頑張ってくれてる。
キミって、根っからまじめなんだね。言ってみれば、今日はずむがキミにガイドを
頼もうと思ったのは、ある意味、気まぐれなんだけど、
キミは、きっと昨日の晩から、いろいろ考えて、今朝も早く来てくれたんでしょ?
なんだか、きちんとガイドさんとして接しないと、悪いような気がしてきたわ。
おみやげ屋さんの間を歩きながら、彼がいろいろなものを指さして、
日本語で名前を確認している。
「靴」「本」「写真」・・・。
分からないものがあると、はずむに「これはなんて言うんですか?」って尋ねてくる。
「それはね、象よ、象。」
そんなことをしながら歩いてると、あっという間に時間が過ぎる。
はずむがオールドマーケットでの買い物を一通り済ませると、彼は、バイクで、
他の市場へも案内してくれた。
ブラジャーを指さして、「おっぱい。おっぱい。」とか言いながら、喜んでる。誰よ、
そんな日本語教えたの!?

一通り市場を廻ると、時間はあっというまに9:30に。今日は10時にチェックアウトして、
空港に向かう。
彼との買い物、とっても楽しかったんだけど、もう残すところの時間がない。
ホテルまで送ってもらって、彼にバイク代・ガイド料として20000リエル渡したの。
そしたら彼、黙り込んじゃった。
「あら・・・足りなかったかしら?」
って思って、「足りない?」って聞いたら、彼、首を大きく横に振って、
「違う、違う。多すぎる。こんなにもらえない!!」って。
「あのね、今日はキミがいなかったら、はずむは買い物にも行けずに、Siem Reapを
出なきゃ行けなかったの。
すごく助かったんだから、これくらいはあたりまえよ。させてね。」
彼、安心したように、満面の笑顔になって、「ありがとう」って。はずむが渡すお金を
間違ったとでも思ったみたい。
「今日はありがとう。日本語の勉強頑張って、きっと本物のガイドさんになってね。」
って言ったら、
「はい。ガイドになったら、ぜひまたここに来て、僕に案内させてくださいね。」って彼。
ホントに、そんな日が来たら嬉しいね。笑顔でお別れをした、はずむと彼でした。

バンコクへ

ホテルの部屋に戻ったら、ちょうどハウスキーピング中。あら、これからすぐにチェックアウト
なのに。ハウスキーピングの女性、昨日、はずむがチップといっしょに和紙で折った折り鶴を
置いておいたことをとっても喜んでくれていて、
「ありがとうございました。それに、チップもたくさん、ありがとう。気をつけて。」
って言ってくれたの。
・・・ちょっと待って・・・?カンボジアでピローチップって、いくら置くべきなのかしら?
はずむ、なんの疑問も持たずに、毎朝1$置いておいたんだけど。たくさんのつもり、
なかったのに。
・・・チップって難しいわ。でも、喜んでもらえるって、嬉しいことよね。
10:00になったので、チェックアウト。残念ながら、かわいい彼は、
今日はフロントに不在。
さよなら言いたかったんだけどな。
頼んでもないのに、昨日の運転手とガイドさんが迎えに来ていた。きっとホテルの方で
手配してくれたんだろう。
(ちなみに、送迎のお迎えは無料だけど、送るのは5$よ)
空港までは20分。あっという間に到着。そしてお別れ。チップを渡すと、
「また来てくださいね。」
って言ってくれた。お別れって、やっぱり辛いわ。
チェックインまでの時間は、エアコンはないし、タバコは吸えないし、売店もないし、
手持ちぶさたで、ぼ~っとしてたんだけど、
出国審査のあとは、待合いロビーに売店もあるし、喫煙所もあるし、スナックバーもある。
快適、快適。
2$で買った、スイカシェイクがおいしかったわ。
おみやげ屋さんを冷やかしていたら、あっという間に搭乗時刻。
さ、カンボジアともお別れだわ。

飛行機は・・・、スゴかった。
遠くから見たときは、「あら、帰りはやっぱりプロペラ機なんだ・・・」くらいの
感想だったんだけど、乗り込んでみたら、悲惨。
暑くて暑くて、蒸し風呂状態。フライトアテンダントのお兄さんも、汗でびっしょり。
シャツがあせでびったり肌にくっついちゃってるの。
「いや・・・。この暑さのまま、バンコクまで行くのかしら・・・。50分よ、50分。
死んじゃうわ・・・」と思ったんだけど、
まさか、バスと違って、「降ります~」ってわけにもいかず、おんぼろ飛行機は、
シェムリアップ空港を離陸。
離陸をすると、少しずつエアコンも効いてきたし、眼下に広がる景色に、いろいろな
思い出を重ね合わせるのに
夢中で、あんまり不快感は感じなかったんだけど、大変なのは、
フライトアテンダントのお兄さん。
おしぼりサービス、機内食サービス、ドリンクサービスと、短時間の間に、たくさんの
お仕事があって、汗の乾く暇もない。同情するわ・・・。
ところで、このフライト、行きも帰りもしっかり機内食が出る。軽食だけど。
今回の機内食は、ミートパイにチーズケーキトルテ。オレンジジュースに
ミネラルウオーターよ。
なかなかおいしかったわ。
さぁ、あと20分ってとこね・・・一眠りでもしようかしら・・・って思っていたら・・・。
出たわ、おんぼろ。大事件。
寝ようとして目を閉じたはずむの額に、1滴、2滴って、冷たいしずくが・・・。
エアコンから水滴がたれてるの。しかも、はずむのところだけじゃなくて、機内至る所で
同じような現象が起こっている様子。
こういうのって、よく、話には聞くんだけど、自分で体験したのは初めて。本当にあるのね。
ま、あと数分だからってことで我慢をしてると、飛行機は着陸態勢に。
横風を受けて、マジでひっくりかえりそうになりながらも、PG993便、なんとか
ドンムアンに到着しました。

数時間のバンコク滞在・そしてお気に入り深夜列車に

今回2度目のタイ入国審査をすませ、両替をすると、エアポートバスでシーロムへ。
今日は20:45の深夜列車でノンカーイへ発つ予定だから、約6時間のバンコク滞在。
大きな荷物も抱えてるし、どこに行こうかな・・・って悩みながら歩くこと1時間。結局、
マッサージでも行きましょってことで、マーブルハウスへ。
ここ、「男性のマッサージで」ってお願いすると、必ず同じ人なのよね・・・はずむ。
今回も同じオトコ。しっかりとマッサージ+αをしていただいたわ。
マッサージをすませると、もうすることはない。タクシーを拾ってフォランポーン駅へ移動。
49B。今までで一番安いわ。(いつもは70B程度)なぜなの?
駅に着くと、インターネットカフェで、掲示板とメールのチェック。
そのあと、フードコートで夕食。
やっぱりタイ。食費はスッゴイ安いし、食べやすい。
カンボジアはレストランかよくて食堂だし、これから行くラオスも似たようなモノ。
はずむ、フードコートって、大好き。すっごい利用しやすいんだもの。
それでも、まだ、2時間もある・・・。どうしよう。。。どうしよう。。。
困りながら歩いていると、2階にベンチと机がいくつか並んでいるのを発見。
フォランポーン駅って、これで数回目なんだけど、
はずむ、ずっとカフェか何かの机だと思ってたのね。
でも、ここって、休憩のために使って構わないスペースみたい。
しかもタバコが吸える。ラッキー
早速座って、日記書きに精を出すはずむ。これで、せめて扇風機でもあれば、
ぜんぜん快適なのにね。

なんだかんだで発車30分前。列車も入ってきたので、指定の1等個室へ。
列車の中は、エアコンも効いて、快適。
20:45、列車は定刻にフォランポーン駅を出た。今回は2人用の個室に、
同室者がいない。つまり、一人で独占利用よ。超ラッキー。旅だから、たとえばかっこいい
お兄さんが同室になれば、それはそれで嬉しいんだけど、
変なおじさんと同室になったりしたら最悪じゃない?すっごい快適。
列車は発車後1時間ほどで、ドンムアン空港の前を通過。
窓からの景色はどんどん淋しくなってくる。
明日の朝、目がさめればイサーンの景色。
さ、今日はじっくり寝られるかしら?

8月 1日(木)

ラオスへ 陸路入国

昨夜はだいたい12:00に眠りについた。今回で深夜列車は4度目なんだけど、今回は
あまり深くは眠れなかったみたい。ま、全然快適だから構わないんだけど。なんか、
途中、寝言も言った気がするわ。(笑)
今日は6日目。旅の1/3が終わる。もう1/3だし、まだ1/3。
どんな一日になるのかしら・・・。

列車がノンカーイに着くと、列車が止まる前から、窓に顔を押しつけんばかりの勢いで、
トゥクトゥクのおっちゃん、熱いラブコール。
せっかくだから、かわいいお兄ちゃんのに乗りたいな・・・って思ってたんだけど、
あきらめて乗ることに。
40Bって言われて、OKしちゃったんだけど、よくよく考えると、むちゃくちゃ高いわ。
トゥクトゥクは友好橋へ。そこからは出国審査をすませ、10Bの連絡バスにのり、
ラオス側イミグレへ。
30$でビザを取得し、ラオスに入国なの。このルートは2度目なので、慣れたモノ。
簡単に入国できたわ。
ちなみに、タイ→ラオスで、ビザを現地で取れるのはヴィエンチャンのワッタイ空港、
この友好橋、ルアンパバーン空港、北部ファイサーイ→チェンコーンの
4カ所だそうよ。(要確認)
国境から空港までの移動なんだけど、ここがけっこう難関。前回は、国境で会った
ファランの学生と、タクシーをシェアして、100Bで街まで行ったんだけど、今回は一人。
街までなら200Bのはず。空港まではいくら???
タクシーのおじさんに捕まって、300Bで交渉開始。でも、いくらディスカウントをお願
いしても、下がらない。これって、協定料金なのかしら・・・?トゥクトゥクもあるし、どっちに
しようか悩んだんだけど、めんどうくさいので、300Bでタクシーに乗ることに。
運転手のおじさん、とってもいい人。エアコンの効きを、しつこいくらいに気にしてくれるし。
それに、タクシーで正解。けっこう遠いの。約1時間のドライブ。これをトゥクトゥクで移動し
たら、結構大変だったはず。
前回来たときにも思ったけど、ラオスって、かわいい子が多い!!
100Mに1人くらい、かわいい子をみかける。
空港に着いたら、フイルム買わなきゃ。

なが~い、空港での待ち時間

11:15、空港到着。3時間も前に着いちゃった。
郵便局の出張所を発見して、家に絵はがきを出す。ゆっくりじっくり書いてたんだけど、
そんなことしてもたかが知れてる。
郵送料は、3500kip。約53円。日本の国内郵便とほぼ同額なのよね。
そう言えば、最近、ダイレクトメールを海外から送ってくる会社、多くない?もし、
大量な郵便物を出す時に日本と同じように、割引とかがあるんだとすれば、
絶対的に安いはず。妙にナットク。
ポストオフィスで、日ラオ友好橋の記念切手を見つけて購入。1枚100Bよ。
ラオスはカンボジア同様、自国のkipに対する信頼が薄くて、$の流通が盛ん。
ほとんどの場所で$が通用するの。
しかも、ラオスの経済はタイに依存している部分が多いそうで、Bathも同様に使える。
つまり、現地通貨がまったく手元になくても、全然困らないの。ここでも、絵はがきと切手は
前回の残りのkipで買ったし、記念切手はbathで購入よ。便利だけど、頭の中が
ごちゃごちゃになっちゃうのが難点ね。
空港内の、とってもやる気のない喫茶店(!?)でアイスコーヒーを飲みながら、
日記を書きつつ、チェックインを待っていると、ようやくアナウンス。
荷物を預けて、チケットを受け取ったんだけど・・・。
ここで、はずむ、大失敗。
アナウンス入ってすぐに、チェックインカウンターに行ったから、はずむ、一番ノリ
だったのね。で、チケットを受け取って、待合室に向かったんだけど、ふと横を見ると、
X線検査のカウンターが・・・。
あらっ、やだ。あたしったら、X線通さずに、荷物預けちゃった。
通さずに預けるはずむもはずむだけど、その荷物を確認もせず積み込んじゃう
カウンターの人もカウンターの人よね。
結局、ルアンパバーンの空港では問題なく荷物をピックアップできたので、
問題なかったんだけど、
考えてみれば、すごい怖いことよね。これって。爆弾でも入ってたら、
どうするのかしら。
前回のラオスの時も、この空港では、違う行き先のチケットを発券されて、
ビビッた経験があるんだけど、
恐るべし、ヴィエンチャンワッタイ空港。
待合いロビーで、かわいい子発見。機内に入ってからも、ずっと目で追っちゃった。
隣にすわったおばちゃん、飛行機初体験。シートベルトの閉め方がわからなくて、
おずおずと
「Excuse me,,,」って声をかけてきた。優しく好青年風に教えて差し上げたわ。

宿探し

飛行機はシェムリアップ→バンコクのときの飛行機と多分機種も同じ。最初から
すごく暑かったし。
飛行機は1時間ほどで、深く雲のかかったルアンパバーンの街へ着陸。外は雨。
ずっと気になってた子は、はずむが荷物を待っている間に、どこかに行っちゃった。
また会えるかしら・・・。
荷物を待っていると、いろいろなゲストハウスの人間が声をかけてくる。料金自体は
安いんだけど、行ってから「やっぱ、ここじゃいや」って思っても、他のゲストハウス探すのも
大変そうだし、ガイドブックであてにしてるゲストハウスがあるから、No, Thank you. 
人の流れに流されるまま、トゥクトゥクに乗り込み、当てにしている、某ゲストハウスへ。
(今から書きたいだけ書くつもりだから、名前は伏せるわ。)
雨の中、トゥクトゥクは街をひた走り、約20分で、某ゲストハウス前に到着。
でも、着いたはいいんだけど、どこが受付かわからない。
ここ、旅行会社が併設されてるんだけど、そこに行って、「今日泊まりたいんだけど」って
尋ねると、
「直接ゲストハウスの方にいる人間に聞いてくれ」って言われるし、
ゲストハウスの方で聞くと、「旅行会社の方へ行ってくれ」って言われて、たらい回し状態。
雨降ってるし、荷物持ってるし、なんだか、ここに泊まるの、嫌になっちゃったのね。
ガイドブックの写真とも、ちょっと印象違うし。
それに。。。すぐに「やーめた」って決めたのには理由があって・・・。
実は、出発前に、このGHにe-mailを出したの。1度。
ガイドブックの料金と、GHのHPの料金が違ったから、どうしてなのか聞こうと思って・・・。
そしたらね、その返事が、一応丁寧ではありつつも、
なんだかとっても嫌な感じだったの。
ここってね、日本の旅行会社が運営しているGHらしいんだけど、
だから、日本人客の利用が多いんじゃない?
うちは日本人が常駐してるから、安心してくれとかを売りにしている様子で、
はずむの質問した内容に関しては、
「”地○の迷い方”などのガイドブックは当てにしない方が良い」みたいな返答を
してきてたの。だから、なんかむかついたから、予約はせずに行ったんだけど・・・。
やっぱりねって感じ。日本人常駐を売りに、あぐらをかいてる感じ。
特に、旅初心者にとって、ガイドブックって、大切な旅行の情報源じゃない?
それを頭からそういう言い方で否定できちゃう、その旅行会社の運営の方に、
はずむは不信感を感じるわ。
・・・と言うことで、移動。といっても、タイと違って、なかなかトゥクトゥクが通らない。
ようやく来たトゥクトゥクを停めて、「ムアンルアンホテルまで。いくら?」って聞いたら、
指で「5」って指すの。
「5$?」って聞いたら、うなずく。
冗談でしょ?GHのことでイライラしてたから、無言で立ち去ったはずむ。
でも・・・あとで考えたら、彼、5000kipって言いたかったのかも・・・。
気の弱そうな若い子だったし。
実際、次に捕まえたトゥクトゥクは、5000kipだったの。5000kipなら
ナットクだったんだけど。悪いことしちゃったかも・・・。

ムアンルアンホテルは、このルアンパバーンでは中~高級ホテルの1つ。1泊40$。
・・・高いのね。
でも、なんか、ステキだったの。快適そうだったし。
で、フロントで、「予約がないんだけど、泊まれるかしら?」って聞いたら、
帳簿で確認した男の子、「大丈夫ですよ」って笑顔で答えてくれたので、
ここでとりあえず1泊することを決定。さっそくチェックインよ。
時刻は4時。外は雨だし、今日は部屋でおとなしくしてましょってことで、とりあえず
レストランで早めの夕食。
カオニャオに、タム・マークフン(タイではソムタム)に、ビーフステーキを注文。$5でした。
はずむ、カオニャオ、大好きなの。おいしかった。

散歩。そして、忘られぬ出逢い

さて、夕食を終えて、洗濯を済ませ、(あとでホテルの注意書き読んだら、室内での
洗濯はご遠慮くださいって書いてあったわ。でも、いいわよね。多少は・・・)さて、
どうしよう・・・って外を見たら、雨はあがっていて、男の子達が数人、サッカーをしている
のが見えた。
「軽くホテルの周りでも散歩してみようかな・・・」ってことで、カメラを抱えて、外へ出発。
途中、小さな民家のお店で、タバコを買う。あんまり観光客は利用しなそうで、
「100B札でいい?」って聞いたらいいってことで、おつりをkipでくれたの。
でもね。。。おつりが20000kip。100kipがおよそ1.5円だから、
細かいレートは無視して計算したとして、ほぼまるまるおつりとして帰ってきた
ことになる・・・。両替状態?
間違ったんじゃないのかしら?ちょっと心配。もし間違ったんだとしたら、心苦しいわ。
ホテルの周辺をゆっくりゆっくり歩いていると、どこからか英語が聞こえてくる。
あたりを見回すと、お寺の中から、なにやら英語の授業のような声が聞こえてくるの。
外から眺めていると、お坊さんが「こんにちは」って日本語で声をかけてくれた。
「中で勉強してるの?」
「そうだよ。興味ある?」
「うん。」
「じゃ、入っておいでよ。」
ってことで、中を見学させてもらうことに。
日本で言う、昔の寺子屋かしら・・・。お坊さんはもちろんのこと、近所の子供も通ってきて、
6時から1時間、英語の塾が開かれてるんだって。
はずむが入っていくと、ちょうど授業も終わってしまって、見ることが出来なかったんだけど、
おぼうさんの一人が、
「せっかくだから、僕の部屋に寄って行ってよ。少し話しでもしましょう」って言ってくれたので、
遠慮なくおじゃますることに。
何人かのお坊さんが集まってきて、車座になってお話タイム。
タイだと、お坊さんって、気軽に話なんてできない存在じゃない?なんとなく。
でも、ラオスは近年一時期、仏教自体が禁止された時期があったそうで、
タイほど戒律も厳しくないみたい。
お坊さんって言っても、年齢は下は13歳、上は17歳。まだまだ子供。
部屋の中には、(4人部屋)アイドルタレントの写真なんかも貼ってあるの。
彼ら、実は、英語にも興味あるけど、お寺に来る日本人に、日本語で話しかけたい・・・、
もっと言ってしまうと、日本人の女の子と友達になるために、日本語を覚えたいらしいのね。
この数日間にも、何人かの日本人の女の子に会って、友達になったって。
(確か、タイだと女性はお坊さんに接することもできなかったわよね・・・)
で、いきなりの日本語の授業が始まってしまったの。
日本なら、好き勝手なことをしている世代。自由が制約された生活の中で、
それでも必死に夢を追い、楽しみを探している彼らに。いとおしさを感じてきて、
一生懸命に日本語、教えちゃった。
でも、教えた日本語は、たいしたこと無いの。「彼氏はいますか?」とか、
「もうすこし一緒にいていいですか」とか
そんな、「ワンポイント・オトコと女の日本語会話」って感じ。
お坊さんの一人が、英語で、
「もっとキミのことを知りたいってなんて言うんだ?」って聞くの。
あんた、それ、そのまま日本語にしたら、相手はいろいろ誤解するわよ・・・って
答えたら、
「なぜ?」と聞く。
くわし~く英語で説明したら、大笑い。結局誤解されても良いから、その表現を
教えろって言うから、教えたわ。

このことがあとで、赤面しちゃうような事態につながるんだけど、それは数日後の
旅行記で明らかになるはず。

わいわいやりながら、時間はあっというまに過ぎ去った。お坊さんたちの自由時間は
7:00~10:00。
朝は4時に起きて、読経のあと、タンブンに歩くらしい。楽しかったけど、
いつまでもいると、迷惑になる。
明日の朝、タンブンを見るために早起きすることと、午前中と午後の休憩時間にまた
訪れることを約束して、
ホテルに戻ったの。
思いがけない素敵な出逢い。大切にしたいわ。

8月 2日(金)

タンブンと早朝のルアンパバーン

朝、5:30に起床。タンブン(托鉢)を見に、散歩に出かけた。昨日のお坊さん達には
会えなかったけど一種独特な雰囲気に、思わず深く息をつく。
それぞれのお寺のお坊さんが、長い列をつくって、ゆっくりゆっくり歩く姿に、やっぱり
何の信仰ももたないはずむでも、厳かな気分になってくるから不思議。
景色を見ながらじっくり歩く、早朝のお散歩。しばらく歩くと、目の前に静かに流れる
メコンが現れた。川辺からのぞむ霧に煙った山の景色は、最高にきれい。なんともおだ
やかで、優しい雰囲気の街です。来て良かった。
すっごいすっごい歩いたけど、早朝の街は、日中の数倍涼しくて気持ちいい。
少しは街の様子も頭に入った。
かわいい子もいっぱいいそうよ。

ショッピングとはずむのタンブン

ホテルに戻って、今日から3日間も、このホテルに滞在することに決めて、延泊のお願い。
特に、どこが気に入ったってのはないんだけど、従業員もすっごく感じいいし、
お坊さんたちのお寺までも近い。タラートまでも徒歩圏ときたら、
多少高くても、文句の付け所がないし、今から新しいところを探すのもダルイ。
朝食をとった後、10時に昨日のお寺へ。はじめて明るい中でみるお寺は、
案外立派な、大きなお寺だった。
昨日のお坊さんの一人がやって来て、「中を見せてあげるから、おいで」と言う。
ついて行くと、お寺の建物の中に、とっても大きな仏像。
「この仏像はルアンパバーンで一番大きいんだよ」と彼が説明してくれた。
確かに、とっても大きい。思わず正座をして、しばらく眺めてたはずむ。
建物を出て、彼と少しお話をしていると、どんどん他のお坊さんや、
お寺の中で働いてる人が集まってきて、
あっという間に、境内に10数人の円陣が。。。すっごい集団。
ほんと、人なつこいのね。ここの人たち。
「これからどこに行くの?」って昨日のお坊さんたちに聞かれたので、
「う~ん、タラートにでも行ってみようかな・・・」って答えたはずむ。
彼らが英語で一生懸命、道案内してくれる。って言っても、すぐそばだから、直進、
左折だけなんだけど。ふと、思いついて、
「ねぇ、とっても楽しい時間を過ごさせてもらってるし、何か欲しいモノがあれば、
プレゼントしたいんだけど、
何か必要なモノ、ある?」って尋ねたはずむ。
例えば、普通のお友達になら、何も聞かずに、おいしそうなお菓子とか、買ってくれば
いいじゃない?
でも、生活にいろいろな制約のある彼らに対して、何をプレゼントしていいのかって、
わからなかったの。
そう聞くと、彼ら、しばらく考えてから、
「英語の勉強をするためのノートをもらえると嬉しいな」っていう返事。
ノート・・・か。予想外の答えに驚くはずむ。
「わかった、買ってくるわ。じゃ、後でね」と言って、はずむはお寺を後にしたの。

5分ほど歩いて、タラート・ダラーに到着。今日ここに来たかったのは、
スーツケースを買いたかったからなの。
今回、機内持ち込みの手荷物で出発してきたはずむ。
でも、カンボジアですでにいろいろお買い物しちゃったし、ラオスでもいろいろ
お買い物をする予定だから、どう考えても、持ってきたカバンでは小さいのね。
それに、もう、列車での移動はない予定だし、タイではどこに行くとしても、
Aくんのお部屋に荷物を置いておける。
だから、小さい荷物で出発した時点で、
スーツケースをもともとここ、ラオスで買うつもりだったのね。
タラートの中を歩いてみると、数個のスーツケースをおいている店を発見。
いくら?って聞くと、600Bっていう返事。
スーツケース1個、1800円よ。1800円。
値段交渉をして、520Bにまでディスカウント。いいわ。買います・・・って言いかけて、
ふと隣を見ると、一回り大きなスーツケースが。
「こっちはいくら?」
「660B。でも、580Bでいいよ。」って返事。60Bの違いなら、
どうせだから大きいの買っちゃおう!!
そちらを選んで購入したの。
実はね、前々回の旅行でも、はずむ、スーツケースをタイで買ってるの。
そのときも大差ない値段。
でもね、すぐ壊れちゃう。日本で売ってるしっかりしたモノとは違って、
こっちで売っている安いのは、布製のもの。今回のもきっと、すぐ壊れちゃうと思う。
作りは甘いのよね。
使い捨てみたいな気分で買わないと、長く使おうと思って買うにはヤワすぎるので、
みなさんは注意してね。

さ、次はお坊さんへのノートね・・・ってことで、文房具を置いているお店に行ったんだけど、
・・・彼らの言う、「英語のノート」がどれだかわからない。
みなさんは、タイとかラオスで売っているノートって見たことあるかしら?
向こうで売ってる一般的なノートって、すっごい幅の狭い、細い横罫線と、
幅の広い縦罫線が印刷されたノートなのね。あとは、日本で売っている「大学ノート」
みたいなノートの2種類が、スタンダード。
でも、彼らは、「英語のノート」って言ってたの。英語のノートって、
4線の引いてあるノートでしょ。
どこ探しても、ないのよ。そんなノート・・・。
いらないノート買って行っても仕方ないし、ここはとりあえず、購入せずに戻ることにして、
外に出たはずむ。
・・・と、その瞬間・・・。どしゃぶりの雨。バケツひっくり返したような雨。
雨が降り出すと、タラートの外に面したところにある店は大変。
雨が吹き込んで来ちゃうから、商品がぬれないように、
すっごい手際よくおおいをかぶせるんだけど、
まるで戦場のよう。ぼ~っと立っていたら、吹っ飛ばされそうな勢いだったわ。
しばらく待ったら、雨も小降りになったので、トゥクトゥクを拾って、いったんホテルへ。
しばしお部屋で休憩のあと、ノートの確認に、再びお寺へ。
「ね、英語のノートってどんなノート?1札見せてくれない?」って聞くと、
持ってきたのは大学ノート。
あ、これでいいのね・・・。じゃ、また後でタラートに行って、買ってくるわ。

川沿いの店歩き

歩いて川沿いの商店が建ち並ぶ通りへ移動。おみやげを買おうと思って。
でも、「これ!!」っていうモノがない。
ラオスの写真のプリントされた、2003年の布製カレンダーが売ってたんだけど、
値段を聞いたら、1つ25000kip
(当時のレートをあとで計算したら、1円=85.7kipだったから、およそ285円)
12個買うって言ったら、ディスカウントして、全部で220000kipにしてくれるって
言うんだけど、あわてて買う必要もないわって思って、
「また後で来るわね」って言って、インターネットカフェで掲示板に書き込みの後、
とりあえず再びタラートへ。
わかったの。どうして彼らが「英語のノート」を欲しがったのか。一般的なノートは、
大学ノートの約1/2の値段。
しかも、紙の質も、絶対的に大学ノートの方がいい。
少し多めに購入して、ホテルの部屋に戻ったはずむです。
ホテルのレストランで、お気に入りのカオニャオとソムタムのお昼ご飯を食べて、
再びショッピングへ。
さっきのカレンダーの店に行くと、さっきのおばさんはいなくて、息子(推定13・4歳)
の子が出てくる。ひょっとして安くなるかも・・・と思って、もう一度交渉のやり直し。
「いくら?」
「25000kipです」
「12個買ったらいくらにしてくれる?」
「う~ん・・・。220000でかな。」
さっきと全く同じ。もう、これ以上は安くならないのね、きっと。じゃ、いいわってことで、
購入を決定。
接客は息子君から父親にバトンタッチ。
さて、お会計の時になって、おやじ、「はい、250000kipね」って言う。
「え?さっきの男の子、220000kipでいいって言ったよ」って文句を言うと、おやじ、
顔色が変わって、大声で息子を呼びつけて、なにやら問いつめてる。想像だと、
「おまえ、12個で220000kipでいいって言ったのか?」
「うん」
「おまえ、バカじゃねーのか。12個で220000kipじゃ儲け、ないじゃないか。
10個じゃないんだぞ、12だぞ!」
「だって、それくらいでいいと思ったんだもん・・・」
そんな感じの会話だと思うわ。あまりの勢いで怒られてる息子君がかわいそうに
なったから、助け船。
「午前中に来たとき、女性の店員に同じこと聞いたけど、
やっぱり220000kipでいいって言われたわ。」
おやじ、さらに顔色が青くなって、無言。はずむも折れる気がないから、彼の次の言葉を、
黙って待っていたの。
約1分間の沈黙の後、おやじ、なきそうな声で、「OK OK」っていう返事。商談成立。
あとで、その息子がどんなに酷い折檻を受けたかと思うと、心が痛んだけど、
仕方ないわよね。(笑)
これに味を占めて、
はずむ、狂ったようにお買い物。Tシャツ、布製のバッグ、刺繍の施してあるポーチとか、
いろいろ買ってホテルに戻った。買ったスーツケースに荷物を詰めてみると、
大きいスーツケースがもう一杯。
やっぱりスーツケースだけでは足りなそう。来たときのバッグも使わなきゃだわ・・・。

再びお寺へ

6時になったので、今日もお寺へ。昨日見られなかった英語の授業を見学させてもらう。
授業の先生はお坊さん。いきなり先生のお坊さんに、
「英語の発音の見本をみせてもらえますか?」とか言うので、
教壇に立って、5分ほど授業。すっごい緊張したわ。

昨日と同じく、彼らの部屋でしばし談笑。
買ってきたノートをプレゼント。特に仲良くなったお坊さんは4人なんだけど、ノートは17冊。
「こんなにもらっていいの?」
びっくりして聞く彼らに、
「うん。だから、英語だけでなく、日本語もたくさん勉強してみて。
訪れた日本人が君たちに日本語であたたかく迎えてもらえれば、
きっと嬉しくて、この国が大好きになるはずだから。僕がそうだもの。」
彼ら、素直に喜んでくれてる。
「明日はどこに行くの?」
「まだ決めてないよ。」
「じゃ、滝を見に行かない?明日は僕たちも休みなんだ。
トゥクトゥクのチャーターに100000kipくらい
かかるんだけど、それでよければ、一緒に行きたいな。ノートのお礼に案内もしたいし。
トゥクトゥク代払ってもらっておいて、お礼もないけどね・・・(笑)」
「いいよ。有名な滝だし、行きたいとは思ってたんだけど、一人じゃな・・・って
思ってたんだ。どうせ一人で行くとしたって、車チャーターすれば同額かかるんだし、
たくさんで行った方が楽しいもんね。それに、君たちが一緒なら、高く請求されて、
無駄にお金使うこともないし。。。」
そんな会話を交わして、明日はルアンパバーンの街から車で約1時間の場所にある、
クアンシーの滝に行くことに。楽しみだわ。
これで、かわいい子だったら、もっといいのにな・・・。あ
ら、あたしったら、お坊さん相手に、何不謹慎なこと、考えてんのかしら・・・。

ホテルに戻って、レストランでお食事。魚のココナッツミルクスープとライス。
コーヒーの夕食よ。
今日は朝も早かったし、眠い。早めに寝ましょ。

8月 3日(土)

「モン族」の手工芸品 今日も朝からショッピング

ラオス、ルアンパバーンには、たくさんのお寺がある。たとえて言うなら、
日本の京都のような町。
でも、はずむ、全然お寺を廻ってないの。
ルアンパバーンは、世界で初めて、街自体がユネスコの世界遺産に指定された街。
ガイドブック見ながらいろいろなお寺を見て回るのも一つの楽しみ方だと思うけど、
はずむは、ただひたすらに、街を歩いて見たかったのね。
もし、興味のあるお寺に出会ったら、入ってみてもいいし、
川辺で腰掛けてぼ~っとするもよし。
ラオスって、あくせく観光に精を出す土地じゃない、そんな感覚をもっていたの。

そんなこんなで、今日は7時に起床。まず、レストランで朝食。
なんだか、どこだかの国の団体がちょうど朝食を始めるところで、
参加者の一人が誕生日らしくてね、いきなりHAPPY BAIRTHDAYを全員で合唱しはじめ
たの。ねぼけまなこのはずむ、ひっくり返りそうになったわ。
ほほえましい光景ではあるけど、
全然関係ない立場のはずむにとっては、ちょっとした迷惑だったのも事実。
早々に朝食を済ませて、街へ。
今日は午後からお坊さんたちと滝を見に行くから、ハーフパンツとサンダルが
欲しかったので、タラートに向かう予定だったんだけど、その前に、「モン族」という
部族の人たちが、自分たちの伝統工芸品を売っている、独自のタラートを覗いてみた。
彼らは刺繍を得意としていて、そう言う関係のモノが、とっても安く売られているの。
何点か、おみやげになりそうなものを購入。値段交渉もおもしろい。
そう言えばね、ラオスに来てから、お金の計算がとっても大変。
なにしろ、kip、Bath,$と、三種類が流通している訳じゃない?それに、さらに、
ラオスのkipは桁が大きいから、計算が大変。一番簡単なのは、お店の人に、
「bathで言うと、いくら?」って聞くこと。bathで言われると、一番値段がわかりやすいの
よね。お店の人も、通貨の計算がとっても速い。すぐに換算してくれるの。
でもね・・・自分で感じたんだけど、通貨によって、若干得な通貨、損な通貨が
あるみたい。一番お得なのは、ドルをkipに換えてから買い物する方法。ドルそのもので
買うよりも、bathをそのまま使ったり、両替するよりも、
一番レート的に得な気がしたわ。もしもラオスに行かれる際には試してみてね。
それから、もう一つ、
買い物してるときに実感することがあるんだけど、こっちに来てから、値段の交渉はほと
んどタイ語(ラオ語の数字はほとんどタイ語と一緒)でするようにしてるのね。
そうすると、不思議なことに、最近、英語で値段を言われても、すぐに理解できないこと
があるの。
たとえば、15000kipって言われる時に、「フィフティーンサウザン」って言われるよりも、
「シップハーパン」って言われた方が、すんなり頭に入るのよ。
我ながら、とっても驚きの感覚よ。

さて、モン族のタラートを堪能し、ハーフパンツとサンダルを買いに、タラートへ。
薄手のハーフパンツ(200円弱)と、ジーンズ柄のサンダル(約360)を購入。
(これがあとでとんでもない目に)
ホテルに戻って、荷物の整理をして、約束の12時にワットへ。お坊さん達、
お寺の入り口で文字通り首を長くして待っていて、はずむの姿をみつけると、
嬉しそうに手を振っている。こうしてみると、やっぱりまだまだ子供。かわいいわ。

クアンシーの滝観光~九死に一生スペシャル~


気が付けば、今日はラオスに来て、初めての快晴。雨の降りそうな感じがない。
トラックの荷台のようなトゥクトゥクも
(タイとは乗り物の名前が若干違うの。タイでは多分、ソンテウね)未舗装の道も、
決して快適ではなかったけど、景色は最高。すっごくいい。特に、山の中腹から見た、
ルアンパバーンの全景は、最高だった。途中、トゥクトゥクの修理に運転手さんの
おうちによって、中で修理が終わるのを待たせてもらったんだけど、立ち寄ったのが
お坊さんだってことで、おうちの人たち、冷たいお水をだしたり、たばこを勧めたり、
いろいろおもてなし。お坊さんたちは、「お~っ、冷たい水だ~っっっ!!」って喜んでる。
そうよね。お寺には冷蔵庫なかったもの。冷たいお水がごちそうなんだ・・・。あらためて、
お坊さんって大変だわって思っちゃった。
さて、滝に到着。きれいな滝だし、水しぶきがすずしい。
「気持ちいいわ~」とか思って、しばらくここに座っていましょって、腰を下ろそうとしたら
・・・お坊さんたち、どんどん水面を上へ上がっていくの・・・。
「え?ここから眺めて、終わりじゃないの???」
わかる?みなさん。滝の水が落ちてくる絶壁を、足で上っていくのよ。足で。
はずむには信じられない行動。
はずむのために、二人のお坊さんが、
「滝面じゃなくて、わきに道があるから、そこを一緒に上ろう」って言ってくれたから、
着いていったんだけどね・・・。わかるかしら?50mはありそうな滝のわきを、
ほぼ垂直に上る側道。うぅ~ん。道じゃないわ。ただの急斜面よ。急斜面。
そこを上っていくのよ。
途中までは頑張ったんだけど、途中、側道がとぎれて、滝の面を上らなきゃいけない
部分があって、そこで、
「もういいよ。来た道を戻って、さっきの場所で待ってるから、二人は行っておいでよ。」
ってギブアップ。
でも、彼ら、
「せっかくここまで来たんだから、後少しだよ。滝の頂上は景色も良いし、涼しいよ」
って言うの。
道は滑るし、息は切れるし、もう、最悪よ。
でも、そう言われちゃったら、いっしょに行かないわけにも行かず、頑張ることに。
そんなわけで、どうにかこうにか頂上に到着。確かにきれいだし、涼しい。
下を見下ろすと虹も見える。
でも・・・疲れた。
下をのぞき込んだときに、危うく50m下に落下しそうになるし、
せっかく買ったばかりのサンダルは、ぬかるみに足をとられて緒が切れちゃって、
帰り道は裸足になっちゃうし。
お坊さん二人に手を引かれて、裸足で下山する日本人観光客。まさにじじぃ。
周りにいた人たち、一体何事?って思ったんじゃないかしら。。。

それでもどうにかこうにか、下まで降りきって、休憩。休んでいると、続々と通過する、
外国人観光客。その様子がおもしろいの。ほら、自分もそうなんだけど、特にタイから
入った観光客にとって、お坊さんって近寄りがたい存在じゃない?そんなお坊さんが
こんなところに避暑に来ていて、気軽に「HELLO」なんて声かけちゃうモンだから、
観光客、大喜び。
一緒に写真を撮りたがるので、はずむ、しばしカメラマンに徹することに。
あげくには、滝壺に入って泳いできたいというファランのために、荷物の見張り番まで
引き受けるお人好しぶり。中には、昨日までにルアンパバーンの街で、すでに彼らと
出会ってお話をした人たちもいるそうで、
「いやぁ。。。また会ったね」なんて会話もしてる。この子達、そっちこっちで
愛想振りまいてるんだ・・・。
そんな彼らと行動を共にしたのは、貴重な体験だったわ。

そうそう、そう言えば、観光客で思い出したんだけど、朝タラートのあたりで、
2人の日本人に会ったの。
1人は、はずむが値段交渉に夢中になっているときに、
後ろから、「日本人の方ですよね」って声をかけて来た、中年男性。
「ガイドブックも何も持たずに来たんだけど、この辺の見所ってどこですか?」って
聞かれたの。見所って言っても・・・。はずむ、あんまりガイドブックに頼らずに、
自分の興味の赴くまま
勝手きままに歩いてるからな・・・。
一応、行ったこともないくせに、「王宮博物館とワット・シェントーンあたりを見ておくと
いいかもしれないですね・・・」とか、アドバイスしちゃった。
もう一人は、朝両替所でみかけた女の子。10000円のTCを両替してもらおうとして、
断られてた子なの。
ルアンパバーンにも、円のTCを両替してくれる銀行はあるんだけど、今日は土曜日。
しかも、できたとしても、10000円を一度にkipにした日には、財布はおろか、
ポケットにも入らない札束になって返ってくる。
両替時の確認だって大変よ。
その場でははずむが両替中で、札束を必死に数えてたので、
声をかけられなかったんだけど、そのあと見かけたときに、
「ドルかバーツを持ってたら、まずはそれを両替したほうがいいわよ」って教えてあげたの。
なんて親切なのかしら、はずむって。
二人ともね、ラオスに滞在する予定はなかったそうなの。
こうして、偶然立ち寄ったラオスにはまるのね・・・。
はずむは、今や、タイと同じくらいにラオスが好きになりました。

ラオス・ルアンパバーン 最後の夜

さて、話は戻って、はだしのまま駐車場まで戻り、トゥクトゥクに揺られること1時間。
その間も、彼らはおしゃべりに余念がない。向かいに座ったお坊さんは、会話に入れ
ないであろうはずむを気遣って、いろいろ英語で話しかけてくれる。
この子、最初はぶっきらぼうな野郎系かと思ってたけど、優しい印象。
でもね、大丈夫よ。はずむ、乗り物から流れる景色を見ているの、けっこう好きだから。
あなたもたまの休日、お友達との会話を堪能なさい。
途中抜ける村は3つ。名前は忘れちゃった・・・。すれ違うたびに、子供達が手を振る。
かわいいわ。
ホテルに帰って
(ホテルのフロント前を裸足でサンダル片手の通るときは、さすがに恥ずかしかった)
部屋に戻り、着替えをしてから、再び街へ。近くのGHの食堂で、遅めの昼食。
(早めの夕食?)
道を挟んで向かいの現地の人用の食堂(!?)にいた男の子、すっごいかわいかった。
チェックの時に、「アローイ」って言ったら、笑顔で送り出してくれたわ。お店の人。

再びお気に入りになったモン族のタラートへ。また数点お買い物。ここの子供、
大人の代わりに通訳をするの。
たくましい。学校教育の成果というよりも、実地研修のおかげってとこでしょうね。きっと。
タラートを出て、川沿いの道を歩く。ゆったりした夕方のルアンパバーン。
ラオスで一番ステキなのは、やっぱり「人」だと思う。タイも、「人」が魅力だけど、
ここの人たちはまたひと味違った「深み」を持っている。道を歩くと、知らない人が、
「サバイディー」って声をかけてくる。
(シーロム界隈で、「オニーサン、マッサージ」って声がかかるのとは訳が違うのよ。(笑))
笑顔もとっても優しいの。夕暮れ、そろそろ戻らなきゃって、暗くなった街を歩いてい
たら、店先で閉店準備をしていたおばちゃんが「サバイディー」。これ聞いたら、すっごく
淋しくなっちゃった。
明日はこの町を去らなきゃいけないんだな・・・って。
また、きっといつか来たいわ。

ところで、ラオスでは、お金をせびられることがなかった。タイでもカンボジアでも、
必ず子供達が寄ってきて、お金を欲しがったのに、ここではそれが一度もなかった。
なぜなのかしら・・・。経済的にはカンボジアとかわらないだろうし、
タイより明らかに悪いはずなのに。

今夜はお寺には行かなかった。やることがいっぱいあったし、明日挨拶に言った方が、
淋しくないかな・・・って。
明日はちゃんと行かないとね。さ、明日半日。街をしっかり見納めしなきゃ。

8月 4日(日)

ボートで観光

今日はラオス最後の日。朝起きて朝食をとってから、
タバコとポストカードを買いにタラート方面へ。
今日で最後かと思うと、かなり淋しい。
ポストカードをたくさん買って、1枚をその場で書いて、家に送る。
タラートではタバコを2カートン(17000kipと13000kip)を買った。日本円にして、
約198円と151円。バカ安でしょ?
タラートを出て、最後の見納め。川沿いの道を歩いていると、かわいい男の子に声をかけ
られた。
「ボートで観光しない?」
「でもね、今日の午後には帰るから、時間がないんだ・・・」
「何時まで時間あるの?」
「10:30まで。2時間くらいかな・・・」
「なら、大丈夫。バーン・チャン(焼き物の村)に行こう」
料金を聞いたら、5$だって。正直言うと、焼き物の村には興味がない。
でも、ボートから町並みを見てみたい
気がしたの。で、オッケーして乗り込むことに。
焼き物の村までは約10分。・・・興味がなかったから、村での滞在時間は約10分(笑)。
でも、十分に楽しめたわ。ボートの旅。
元の場所に戻ってきて、さ、降りようかな・・・って思ってたら、彼が再び、
「まだ時間もあるし、僕の村まで行かない?
バーン・パノムって村で、織物の村として有名なんだ」って
言うの。今度は3$だって。いいわ。どうせ出発まではまだまだ時間があるし。
織物の村って言っても、着けばいわゆる「織物直売センター」に行くだけ。
きっと、いいカモ状態だわ。あたし。
でも、彼にとってはいいカモでも、はずむにとってはルアンパバーン最終日の、
大事な大事なボートの旅。十分楽しめたの。
多分、観光目的で乗り込んだ観光客だとしたら、すっごい不満に思うでしょうけど・・。(笑)

船着き場からまっすぐ寺へ行き、最後のお別れをする。彼らの見慣れた部屋に入り、
住所の交換。絶対にまた来てねって言われる。それから、
「ノートと、滝へのトゥクトゥク、本当にありがとう」って。
彼ら、滝で「ミネラルウオーター買おうか?」って言っても、絶対に欲しいって言わな
かったの。トゥクトゥクの料金以外にはいっさい出費がなかったはずむ。もっともっと何か
してあげたかったのに・・・。でも、それって、はずむの奢りなのかも知れない。
彼らは十分楽しんでくれたし、はずむも存分に楽しませてもらった。それがすべてなのね。
きっと。

話の中で、一人のお坊さんが、
「きょうはずむくんと同じ飛行機でバンコクに行く、
友達になった日本人の女の子がいるんだ」って言うの。
じゃ、もし見かけたら声をかけておくねって約束して、後ろ髪引かれる思いを胸に、
はずむはお寺を後にしたの。最後に彼ら、「さようなら。また会いましょう」って日本語で。
ホント、良い子達でした。
素敵な将来が待っていることを、祈ってやみません。

ラオス出国 思わぬ同行者

ホテルのチェックアウトを済ませて、空港に向かう。送迎車のドライバー、
これまたかわいい子。
「では、空港にむけて出発します!!」なんて、宣言しちゃって、
思わずほほえんだはずむ。
空港内のレストランで軽くお茶をして、出国審査場へ。イミグレでは、
「ラオス語はできるの?」と唐突に聞かれて、びっくり。
なんでそんなことを聞かれたのかは、未だに不明。たんなる好奇心かしら?
チェックインを済ませ、待合室で出発待ち。バンコク行きと、ヴィエンチャン行きの
2機の乗客が一つの部屋に入ってるから、すっごい混雑。お坊さんに言われた
「お友達の日本人の女の子」を目で探すけど、
はずむの見る限りでも、日本人の女の人は5人くらいいる。声かける勇気なし・・・。

搭乗案内があって、バンコク行きに搭乗する乗客が飛行機まで歩いて移動。
あたりをきょろきょろしていると、どうやらバンコク行きに乗り込む
日本人の女の子は1人だけ。
思い切って声をかけた。
「日本人の方ですよね?○○さんですか?」
「いいえ。違います。」
「あ、そうですか・・・。すみません。仲良くなったお坊さんが、日本人の友達が
この便に乗るって言っていたので、じゃ、あったらお話しておくね・・・って言って来た
ので。失礼しました。」
「え?それって××寺のお坊さんじゃないですか?」
「そうです。そうです。」
「じゃ、それ、あたしです。何度も私の名前は△△だって教えたのに、
覚えられないんですよ。彼。」

見つけたわ!!お坊さんの話で意気投合。飛行機の座席は離れていたんだけど、
はずむの隣が空席だったので、
「そっちに行ってもいいですか?」って言われて、二人並んでバンコクまで行くことに。
「そういえば、はずむさん、お坊さん達に変な日本語、教えませんでした?」
彼女に聞かれて、ドキッ。
「へ?」へんな声の返事になっちゃったわ。
「なんかね、いきなり、”もっとキミのことを知りたい”とか、
”そばにいさせて”とか言うの。彼。」
・・・あの小坊主、学習したこと実践するのはいいけど、早すぎるっちゅーねん。
「教えた教えた(笑)。でも、聞かれたから教えてあげただけだよ・・・。」
そういうはずむの顔、きっと赤面の上にひきつってたと思うわ。
はぁ~。こわいこわい・・・。
そんなこんなしているうちに、飛行機は着陸態勢に。
飛行機って、一人だと長いけど、誰かといっしょだと、あっという間なのね。

バンコク行きは、いったんスコタイ空港で全員が降ろされる。
「ここはサファリパーク?」って思うようないでたちの職員に案内され、
これまたサファリパークかUSJかって言うようなトラムに乗せられ、
乗り換え待合いの場所へ。
スナックとドリンクが無料でサービスされるの。
タバコも吸えるし、ちょうど良いわ。
スコタイの空港って、すっごいきれい。今度、一度旅行で来てみたいわ。
30分ほどで再び機内に案内される。トラムから外を眺めていた彼女。いきなり大声で、
「ね、見て!!虹よ、虹~ぃ。」ってはずむの方を揺する。
向かいに座っていた日本人老夫婦、絶対はずむと彼女を若夫婦だと思ったはず。(笑)

スコタイからバンコク行きの飛行機の中でも再び二人でならんでおしゃべり。
彼女、5日間でラオスを歩いてきて、今日の夜の便で成田に帰るそう。でもって、
驚いたことに、1日お仕事したあと、今度は明後日成田をたって、15日間かけて
ベトナムやカンボジアを見るんだって。
どうしてもはずせないお仕事が1日あったらしいの。
大変ね・・・。でも、とってもうらやましいわ。
彼女、バンコク発23:15のANA(最終日、はずむが乗る予定の便)で帰るから、
ドンムアンで6時間ほど時間があるらしい。6時間だと、バンコク市内まで行っても、
すぐ戻ることになるし、微妙じゃない?
はずむは今日、空港にAくんが迎えに来てて、バンコクで泊まるか、パタヤに行くかだから、
時間的に、余裕があったの。で、
「良かったら、ドンムアンにタイ人の友達が来てるはずだから、
いっしょにお茶でもしますか?暇でしょ?」って誘ったの。だって、6時間ってあまりにも
長すぎる。。。
彼女、大喜びで「そうさせてください」って言うので、そうすることに。
彼女、タイにはほとんど来たことがないそうで、怖いんだって。はずむ的には、
カンボジアの方がよっぽど怖いけど・・・。だから、タイの子とお話できるってことが、
嬉しくて仕方ない様子。

ドンムアンでのおしゃべり そしてパタヤへ

ドンムアンに降りたって、今回3度目の入国審査。バッグをピックアップして、両替をし、
待合いロビーに行くと、待ちくたびれたAくんが、嬉しそうな笑顔でやってきた。
いつもだったら、すぐに「はずむぅ~。How are you!!」って抱きつかれるんだけど、
今回は同行者がいるのでひやひや。幸い、Aくん、彼女が一緒だってことにすぐ気付い
て、抱きついては来なかった。(笑)
彼女とAくんにそれぞれを紹介。3人で3階のカフェへ。彼女、タイの子と話ができて、
嬉しくて仕方ないみたい。
はずむの持ってた辞書を使って、一生懸命お話してる。Aくんもまんざらではない様子。
彼女がトイレに立った時、Aくんに、
「A、はずむがゲイだってことは内緒ね」って耳打ちする。Aくん、笑顔で「OK!!」
でもね・・・。肝心のAくんが、何か大きな誤解してるの。はずむと彼女を、
一生懸命くっつけようとしている。
「お似合いだよ~」とか、「今度は二人でタイに来てね」みたいなこと言いながら。
あんたねぇ。。。何度言ったらわかるのかしら?あたしはバリバリ、ゲイなんだって!!
約3時間お話して、彼女とお別れ。空港で写真を撮って、e-mailアドレスを交換。
また会いましょうね。
彼女と別れて、はずむとAくんはパタヤへ。今回初めてタクシーで移動。すっごい快適。
高いだけはあるわ。
でも・・・なんだか体調が悪いの。頭が重いって言うのかしら?
11:00過ぎに、彼の弟の部屋に着いたんだけど、弟君不在のため、
しばらく外で待つことに。体調はだんだん悪くなってくる。めまいはするし、頭痛もする。
風邪かしら・・・?
Aくん、何度も「サバーイ・マイ?」って聞いてくる。
「マイ・サバーイ ニッノイ」でも、大丈夫よ。心配しないで。
12:00過ぎ、ようやく彼の弟も戻ってきて、部屋に入る。はずむが空港で、
「カオニャオとソムタムが食べたいな・・・」って言ってたので、彼、買ってきてくれたん
だけど、とてもとても・・・食欲がない。少し食べて寝る支度。
タクシーの中で、明日から弟君、弟君の彼女と4人で、サメット島に行こうねって約束
したんだけど、大丈夫かしら・・・あたしの身体?













はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2002年春
旅行記復刻版⑤

2002年3月25日~3月29日のタイの旅行記

~はじめに~ 嘘から始めた旅


今回の旅行には、少しだけ、後ろめたい気持ちがあった。
だから、出発の日を迎えるまで、正直ちょっと気持ちが乗らない部分があった。

「シンガポールへ行く」

そういう嘘から始まってしまった今回の5日間の旅。
どう説明していいか、どう説明すれば理解してもらえるか、正直言ってわからない。
ただ、「タイに行く」とは言いづらかった。
タイに行く・・・。そう言うと、人はいろいろなことを言う。

「向こうに彼女がいるんじゃないの?」
「子供いたりして・・・」
「悪い病気もらってくるなよ」

冗談のつもりで言っているんだろうし、はずむにとって「女」は無縁の問題。でも、
「男」に置き換えれば、そんなに遠い話ではなくなってしまうという事実。
多少の後ろめたさはあった。
でも、そんなことはどうでもいいこと。今回「嘘」からこの旅を始めようと思ったのには、
一番の理由があった。

大好きな「タイ」を、たとえ冗談でも、悪く言われたくない。

自分がなんと思われようと、冗談でからかわれようと、いっこうにかまわないけれど、
それはすべて「タイ」という国の中傷につながる気がした。
そこで生きる、人々については何もしらないのに・・・。あの国の優しさなんか、
何も知らないくせに・・・。
だから、「シンガポールへ行く」と、みんなに宣言して出発した旅だった。

でも。。。親にまで嘘をついて出かけることは、すっごくすっごく心が痛かった。
はずむは、旅のたびに、離れて暮らす親に連絡を入れる。
「タイに好きな男の子ができたから、どうしても彼に会いに行きたい」
そう言えたなら、どんなに素敵なことだろう。。。
でも、そんなこと、言えるはずがない。
だから嘘から始まる旅だった。
タイに行くこと、タイが好きなことには理解を示してくれる、自分を生んだ親。
でも、旅のたびに、一抹の不安を覚えているのも事実らしい。
「向こうでなにか悪い遊び、してるんじゃないの?」
ある時、遠慮がちに、聞いた母がいる。
そんな母に、自分が知っているタイの素敵な部分を、ひとつひとつ語って聞かせた
はずむがいる。
一番肝心なことは言えずに・・・。一番わかってほしいことは語れずに・・・。
はずむのこと、ゲイだと薄々感じ始めている親に、悲しい思いをさせたくなかった。
だって、はずむの喜びが、親の悲しみと同居しているのなら、
それははずむにとって、悲しいことだから・・・。
だったら、多少の心の痛みは覚悟の上で、そうすることが一番だと思ったから・・・。

そして、嘘から始めた今回の旅。

誤解しないでね。みんな。はずむの旅は素敵な5日間になりました。
でも、そんなことがあったことも、そんな気持ちが出発前のはずむにあったことも、
みなさんに知ってほしかったんです。
だって、きっと多かれ少なかれ、誰もが経験していることだと思うから・・・。

旅行自体は楽しかった。だから、下から始まる本文は、いつも通りのはずむなの。
でもね、今回の旅行記は、こんなはずむの状況を書いて、
はじめて一つの記録になる気がして、
完結するんじゃないかと思って、どうしても書きたかったんです。

さぁ、ここまで読んで、いつもと違うはずむにビックリしちゃったみなさん!!
ここからが本番よ~。
はずむの新たなトラベルランドへ、出発しましょっ!!

2002年3月25日(月)の旅行記 成田→シンガポール



いよいよ出発。
午前中お仕事をして、午後から出発だったけど、思いの外お仕事が早く片づいたんで、
予約してあった列車を1本早いものに変更して、空港へ。
もし予定通りだったら、いつもは3時間も4時間も前に空港に到着するはずむにとっては、
ちょっとあわただしい出発になったはずだから、よかった!!
お金をおろしに銀行へ。そしたらそこに、長蛇の列。
あ、そうか、今日は給料日なのね。
仕方なく超長く連なった列に並んで、順番を待ったはずむなの。

特急に乗り込むと、今回の旅の、最初の「むかっ腹事件」勃発。
はずむね、旅行をするときって、列車でも飛行機でも、窓側の座席が好きなのね。
今回のこの列車も、当然窓側の指定席を予約しておいたの。
でも、いざ乗り込んだら、はずむの席に、ちょっと若めのリーマンが、座ってたの。
え???と思ったんだけど、きっと間違えたのね・・・って思い直して、
「すみません・・・そこ。。。」って下手に出て尋ねたの。
そしたら、そいつ、「うるせぇな~」って言わんばかりの顔で一瞬視線をあげただけで、
すぐ読んでいた雑誌に視線を戻したのね。
ちょっと~ぉ、あんた、楽しい旅のはじまりに、やらかしてくれるわねぇ~!!
腹たったんだけど、こいつにこれ以上言っても、はずむの方が
いやな思いしちゃうじゃない?
仕方ないから、そいつの席であろう、通路側のいすに腰掛けようとしたの。
そしたらね、なんとその座席にはそいつの持ち物らしい、包みがおいてあるのよ・・・。
頭きたから、そのままその包みをはずむの尻圧でつぶしてやろうと思って
気づかないふりして、座りかけたのね。
そしたら、そいつ、舌打ちせんばかりの勢いで立ち上がって、包みをつかむと、
ほかのあいてる席に移動して行きやがった!!
すっごいむかついたんだけど、そのまま隣に座っていられるよりは、
数万倍いいじゃない?
おかげで大きなスーツケースを、乗り込んでくる客気にせずに置くことのできる
スペースも確保できたし。
とりあえず、ほっとして、席に着いたはずむ。

列車が走りはじめたから、座って落ち着いて、
「さ、本でも読もうかしら・・・」って、ホームで買ったミルクティーのペットボトルを
窓枠のところに置いたんだけど、
そこに、置き去りにされた携帯電話発見。さっきのリーマンのものに違いないわ。
いつもなら、気づいた時点で、その人に渡してあげるくらいの人の道は
知っているつもりのはずむだけど、あいつのために、そんな親切、絶対してやらないわ。
このまま置いておいて、
降りるときに下に落として踏みつけてやろうかとおもったんだけど、
終点の駅に着く直前に、気づいたらしくて、無言で持ち去って行きました。(笑)
馬鹿リーマン、態度や見かけほどは馬鹿じゃなかったみたいです。

新宿駅からは成田エクスプレスで空港へ。
この成田エクスプレスって、どうしてこんなに高いのかしら・・・。
たばこを通路で吸いながら、これからの旅に思いをはせる、はずむです。

空港に到着して、旅行保険に加入したら、チェックイン開始の時刻。
今回は旅行会社から当日チケット受け取りなので、リクエストはできないわね・・・なんて
考えながら、チェックインカウンターへ入るために、預け荷物をX線にかけたの。
そしたらね、係員のちょっとよさげの男が、はずむのスーツケースを持って、
「お客様、ちょっとこの荷物、あけてよろしいでしょうか?」って聞くの。
「へ?」
はずむ、荷物の中に、なにも「イケナイもの」入れてないわよ~。
第一、シンガポールでカムフラージュ用のおみやげ積み込むために、
中身はほとんどからの状態なんだから・・・。
「何かありました??」って聞き返すと、
「どうやら中にライターらしきものがあるみたいです」って返事。
結局あけられて、引っかき回されて、半袖しゃつのポケットに入っていた
100円ライターが発見された。
夏にしまい込む前に、入れたまま洗濯しちゃったみたい・・・。
「今保安強化のため、ライターはお一人1つしか持ち込みできないんです」
って係員の彼。
「じゃ、処分してください」
って言うと、
「それではこちらの書類にサインと住所を記入してください」って、「破棄承諾書」を
渡された。・・・あんた、ライター一つくらい、勝手になさいよ・・・。これだから
お役所仕事って・・・と思いつつ、きっと彼も好きでこんなことしてないわよね。。。って
思い直して、サインしてさしあげました。(笑)

はずむね、キャセイで香港を経由したときは、香港でお泊まりしたから、
トランジットって、荷物はそのまま最終目的地まで出て来ないって知らなかったの。
チケットもらったときに、はじめてその事実を知って、ちょっと青くなったはずむ。
じゃ、シンガポールで買うつもりの大量のおみやげは、バンコクまで手持ちなのね・・・。
知らなかったわ・・・。

出国手続きを終えて、19:00発、シンガポール航空011便、シンガポール行きに搭乗。
いつもは超早く着いちゃって、時間もてあますんだけど、今回はちょうどいいわ。
飛行機に入ると座席へ。搭乗が終了しても、はずむの隣の2つの座席は空席。ラッキー。
なんか、となりが空席だと、すっごく得した気分。
いよいよ離陸に・・・ってとこなんだけど、
成田って、どうして動き出してから離陸までに、こんなに時間がかかるのかしら。。。
大々的に第2滑走路完成を騒いでるのにね。
フライトアテンダントのお兄さん、中華系のすっきり顔。 いけるわ。。。
離陸すると、なんだかんだでアテンダントのお姉さんがやってくる。
おしぼり。。。イヤホン。。。飲み物。。。食べ物。。。
少し寝ておかなきゃ。。。って思うんだけど、寝れる状態になるまでは、
けっこう落ち着かなかった。
その間各座席に着いているテレビのゲームで、
懐かしのスーパーマリオブラザーズに熱中。
このサービスはなかなか気に入ったわ。

離陸後、明かりが暗くなったのが3時間を過ぎた頃。
せっかく二席となりがあいているので、横になって寝ることに。
短時間だったんだけど、思いの外熟睡できたわ。
でも、変な体制で寝てたから、しばらく首が変な感じでした。
ところでね、飛行経路のせいなのかもしれないけど、シンガポール航空って、
どうしてこんなに揺れるのかしら・・・?すっごい揺れるの。
ちょっと不安になるほどよ。
天候のせいなのかしらね・・・。不明・・・。

7時間半のフライトにしては、そんなに苦に感じない間にシンガポールに到着。
はずむね、予約しておいたトランジットホテルに泊まるために、
一回入国するのかと思ってたの、
でも、トランジットって、入国審査はしないのね・・・。まさに空港内にある、
ホテルにチェックイン。
このチャンギ空港って、すっごいきれい。
たばこ吸って、(ホテル内は禁煙なの)夜食食べて、静かな空港内を歩いてると、
無料のインターネットコーナーを発見。
掲示板をチェックして、到着報告の書き込み。
ホテルにもどって、4時にベッドに入る。
さぁ、明日は・・・っていうか、4時間後にはバンコクに向かって出発。6時に起きて、
おみやげ買って、バンコクに行こうっと。

一日目終了

2002年3月26日(火)の旅行記 
               シンガポール→バンコク→パタヤ



昨日は4時に就寝で、今朝は6時起き。
ふつうなら眠くてあたりまえなのに、全然平気。
とりあえず、やらなきゃいけないことを!!ってことで、シャワーを浴びて、
チェックアウトすると、免税店におみやげを買いにでかけた。
でも。。。たいしたものないのに、やたらと高い。第一、
シンガポールのおみやげって、何???
特にお菓子類の高さは尋常じゃない気がするんだけど・・・。なんなのかしら・・・。
とりあえず見繕って、小物類のおみやげが買い込んだけど、
お菓子は帰りに寄ったときに買うことにしよう。

7:50になったので、ゲートに移動。実は今朝、すっごいおなかの調子が悪い。
昨日、しっかり機内食を食べて、夜中にボリューム満点の夜食を食べて、
そのうえさらに、
おなか出してエアコン効いた部屋で寝てたからだわ・・・きっと。
数回トイレに駆け込む。いやぁ~ん、どうしよう。。。
(結局、4回目くらいにトイレに行った後は、徐々に回復。心配はなかったの)
ところで、今回の旅、やたらと手荷物検査とかの「ピ~ッ」にひっかかる。
ここでもやっぱりひっかかった。引っかかるのいやだから、財布から何から、
ポケットから出して機械通してるのに、なぜかしら・・・。けっきょく毎回、
調べられた後無罪放免になるのに。
なにも入ってないポケットをなんども探られたときには、「NOTHING」って
半ばキレ気味のはずむでした。

いよいよバンコクへ。バンコクまでは2時間のフライト。あっという間の時間なのに、
飛行機の中では軽食という名の、しっかりした量の食事が配られた。
量はね、いいわよ、量は。でも、この航空会社、食事はいまいち。

空港には10:15、定刻に到着。空港にはAくんが迎えに来てくれているはず。
相変わらず長蛇の列の入国審査の後、荷物をピックアップして外に出た。
でも・・・Aくんの姿がない。
なんでぇ~?はずむは今回、Aくんに会いに来たって言っても、過言じゃないのに。。。
ターミナルはわかっているはずだし・・・。2カ所の出口を確認したけど、見つからない。
そしたら、しばらく探してると、出口のところの柵に思い切り体を任せて、
出口を必死にのぞき込んでいる男の子がAくんだったことに気づいた。
あんまり子供っぽい様子でのぞき込んでいたから、
さっきも見たけど、まさか24歳のAくんだとは思わなかったの。
ほっとして、後ろから近づいて声をかけたら、彼もなかなか来ないので、
不安だったらしい。
満面の笑みで、「はずむぅ~!!How are you!?」って抱きついてきた。
いやぁ~ん、Aくん、ここはまだ、日本人観光客もたくさん降りてくる空港よ。
すっごいうれしいけど、同時にすっごいはずかしいわぁ~。

到着ロビーのフードコートで、はずむはモーニングコーヒー、Aくんは遅めの朝ご飯。
今はパタヤに弟と済んでいる彼。聞いたら、
今朝は、遅れないように6時に起きてやってきて、
空港には9時について待ってたって。1時間半、あそこであぁしてたの?
かわいすぎる~。
思わず鼻の頭をこづいてやりました。
この子、かわいすぎて、いじめたくなっちゃうの、はずむ。(爆)
Aくんが、「はずむ、これから何がしたい?どこに行きたい?」って聞く。
これね、タイ語なのに、理解できたの。自然に。
毎日出勤時にテープ聞き続けている効果ね。
バンコクまでの飛行機の中で、Aくんに会ったらどこに行こうか考えてたのね。
彼の田舎のチェンマイまで、空港から行っちゃおうかな・・・とか、
列車でどこかの町にでも行こうかな・・・とか。
でも、彼に会った瞬間に、答えが決まっちゃった。
「パタヤに行こう!!」
彼、朝パタヤを出て迎えにきてくれたばかりなんだけど、
やっぱり彼に出会ったパタヤで過ごしたい。
彼も、どこかほかの場所に行くよりは、実はパタヤに戻りたいと思ってたらしくて、
だったら今日は僕の部屋においでねって。
タクシーでモチットまで移動して、そこからバスで一路パタヤへ。
この子、前回の時も思ったんだけど・・・よく寝るの。(爆)
このバスの中でも、ずっと寝てました。寝顔がかわいいから、はずむは寝ずに
ずっと顔をみてたの。

パタヤのバスターミナルに着くと、Aくんがソンテウのおじさんと交渉。
OKというので、乗り込んだ。
「ボーイズタウン(今回もアンビエンスに泊まるつもり)まで150Bね」
「は???」
「大きなスーツケースあるし、貸し切りだから高いって。」
「でも、高すぎない?」
「うん。すごい高い。」
・・・この子、ガイドとしてはだめだわ。。。と思いつつ、
二人きりのソンテウにまんざらでもないはずむ。
たとえ20Bでも、芋洗い状態のソンテウはいやだもの。
サービス満点のソンテウで、アンビエンスの目の前まで送ってくれました。(笑)
そりゃそうよね。上客だもの。
予約なしだったから不安だったんだけど、無事部屋もとれ、
入ってシャワーを浴びて、我慢できずに・・・。いやぁ~ん、言わせないで!!
この子、本当にノンケなの。はずむが求めるから、つきあってくれるだけ。
でも、いいんだもん。かわいいから。

その後、二人でロイヤルガーデンのインターネットカフェへ行って、
掲示板のチェックと、メールの送信。
掲示板を書き込むときに、はずむのページの中の、
蛙の写真がAくんに変わるのを見せて、
「きみの写真だよ」っていうと、不思議そうにのぞき込む彼。
写真を載せることは言ってあったけど、カエルがなぜ自分に変わるのかが
不思議な様子。
かわいい・・・。

ネットチェックのあとは、マイクスショッピングセンターへ。
実はね、今回の旅行の前の彼とのメール交換の中で、彼、
「リーバイスのジーンズを買ってきてほしい」って
言ってたの。でも、リーバイスって、日本で買うよりタイで買った方が、
2~3割安いのね。
「日本からのものがほしいんなら買っていくけど、
タイで買ってもいいならそっちの方が良い」って言ってたら、
「それでもいい」って返事だったのね。
だから、さっそく二人でお買い物。
入るや否や、リーバイスのコーナーへ向かう彼。501がほしいんだって。
はずむね、ジーンズにそんなに詳しくないんだけど、501にもいくつか種類があって、
そこには1980Bと、2650Bの2種類がおいてあったのね。
ほかにもいくつか彼好みのジーンズがあるらしくて、にこにこしながら品定めしてるから、
「ゆっくり選びなよ」って言って、はずむはほかの売り場をながめてたの。
5分くらいして、彼が呼ぶので、再び店の中へ。Aくんが選んだのは、1980Bの501。
「なんでこっち(2650B)のにしないの?」って聞くと、
しばらく2種類のジーンズに視線を落としていた彼が
ひとこと、「ペーン(高いもん)・・・」って。

あのね、Aくん。おねだりして、買ってもらえることになったんだから、今更遠慮しないの。
馬鹿ね、あんた。でも、そういうあなただから好きなのよ。

「どっちでもいいよ。値段ときみの趣味が比例する訳じゃないし。
ほしい方を選びなね。」って言うと、
また3分くらい悩んだあと、「じゃ、こっちでいい?」って高い方を選んだ。
この子のこういうところ、好きなのね。はずむ。でも、逆に考えて、この子、
はずむと一緒に過ごしながら、
こういう気を遣い続けてるのかしら・・・って、ちょっと気になったの。
小さな我慢や遠慮を重ねてるのかな・・・って。今回の滞在中にじっくり話をしようっと。

ズボンの丈を直してもらってる間に、フードコートでお昼ご飯。ご飯を食べていると、
ショッピングセンター中に
響き渡る大爆音(銃声のような・・・)。結局何だったのかは不明。
一瞬命の危険を感じたはずむです。

ジーンズの包みを抱えてうれしそうなAくんと店の外に出て、
「どうしようか?」って尋ねたら、
「僕の家に行くっていったでしょ。来てよ」というので、ソンテウで彼の部屋へ。
彼、今バンコクの奥さんの家と、パタヤの弟の家を行ったり来たりしてるらしい。
事情はしらないけど。
家の中に案内されて入ると、こぎれいな一軒家。ここに弟と二人で暮らしてるんだって。
家賃は月5000B。このお金は、嫁いでアメリカに暮らしている彼の姉が、
毎月送ってくれているって。
だったら、家賃安いとこに移って、別のことに有効にお金使えばいいのに・・・
って思うのは日本人だからなのかしら・・・。
しばらく二人で話していると、彼の友達がやってきた。
GOGOのショーボーイ君。彼とはこのあとも何度か会うことになるけど、
友達思いの優しい子。顔はむちゃくちゃやんちゃ坊主風だけど。
でも、はずむとAくんを見て、気を利かせてすぐに出て行っちゃった・・・。
ふたりきりでいると、Aくんとはずむの会話は、英・泰・日のチャンポン会話。
でも、理解できるのよね。
なぜかしら・・・。言葉がわかるようになってくると、
少しずつ見えなかったところも見え始める。
もっともっと、言葉を覚えたい。
Aくんも、日本語を勉強してる友達の家に行って、本を写させてもらってきてたの。
一生懸命勉強した言葉を言うんだけど、なかなか理解できない。
タイ語で言ってもらって、ようやくはずむに
理解できるっていう、とっても不思議な会話がしばらく続いたわ。
たとえばね、「オモトチ・オモトチ」って言うのね。
「オモトチ?ちょっとタイ語で言ってごらん?」っていうと、
「プーアン」って。
・・・あんた、それは「おトモダチ」よ。書き写し間違ったでしょ・・・。どじなんだから。
でもね・・・友達の本を一生懸命写してる彼の姿を想像したら、なんだかすごく心の奥が
あたたかくなっちゃった。だって、はずむとおはなししたくて、努力したってことでしょ。
うれしいじゃない?

学生をしてる弟に会ってほしいってAくんに言われてずっと待ってたんだけど、
なかなか弟君、帰ってこない。
「はずむ、今日はGOGOに行くの?僕はかまわないよ」ってAくんが聞いてきた。
「行こうかな。。。久々のパタヤだし。キミはH、嫌いだもんね」
ってわざと拗ねて言ってやると、
「うん」って返事。あんた、その正直な返事は、ゲイのはずむを傷つけるのよぉ!!
「僕ははずむがGOGOに行っても全然平気だよ。今日は僕はどうすればいい?」
って彼が続けた。
「今日は良い子がいればオフするかもしれないし、ここで寝なよ。
明日はホテルで寝よう」
「わかった」
そんな会話のあと、弟君のことはあきらめて、
さっきの友達のバイクで3尻してホテルへ戻ったの。
このへんは、確かにお互い複雑な気持ちがあるけど、Aくんがノンケだってことで、
うまくいってると思うわ。

さて、そんなこんなの帰り道に大事件勃発。
3尻での帰り道、裏道を通りかかると、5~6人の警察官に止められて、
尋問+身体検査。
はずむね、最初、3尻が違法行為だから捕まったんだとおもってたのね。
でも、それにしては様子が違う。
一対一で警察官に、全身くまなく身体検査されて、その後、
持ってたバッグの中身もすべて見られたの。
すべてよ、すべて。バッグの下のすみの方に入ってた、
ガムの包み紙の丸まったやつまで広げて・・・。
やだ・・・。旅行客のはずむが何したって言うのよ~。隣でAくんが必死に
「日本人で、友達で、ホテルに帰るところで・・・」って説明してる。
一通り調べが終わると、
警察官が「ありがとう、申し訳ありませんでした」って英語で言って
3人そろって無罪放免。
なんだったの?って聞くと、友達の子が「ダック、ダック」って言う。
はずむが「ダック?」って言って、手でくちばし作ってガァガァ言ってたら、
爆笑してたわ。
どうやら途中からにぶいはずむも感づいたけど、ヤーバー(麻薬)の検問だったみたい。
若くてかわいいおまわりさんだったから、あんまりいらだちもなかったけど。(爆)
だって、捜査協力のために、自分からバックのチャック全部あけちゃったし。
別のチャックをあける勇気はなかったけど・・・(爆)。
でもね、思ったんだけど、絶対ないとは思うにしても、
もし万一、Aくんや友達の子がクスリもってたとして、
発見されてたら、はずむもただでは帰れなかったと思うのね。
間違いなく一緒に連れて行かれるじゃない?
安易にボーイ君オフしたり、ましてや町中で気軽にハントできないわ・・・って、
ちょっと怖くなっちゃった。

部屋に戻って、少しお話。彼、何か言いたそうだけど、言い出せない様子。
「じゃ、明日ね。」って言ったら、「300Bちょうだい。ぼく、お金ないんだ」って言うの。
時間はかかるかもしれないけど、はずむ、彼とボーイと客の関係から脱却したいのね。
だって、実際彼はボーイをやめたし、もうやりたくないって考えてるわけだし。
彼に対してお金はいつでもあげるつもり。でも、それはチップじゃなくて、
様々なお礼であったり、親愛の気持ちなの。
そんな彼に、「300Bくれ」って言われて、とりあえず渡して帰したけど、
なんで?なんで?って考えてたのね。
で、わかっちゃったの!!わかっちゃったら、情けなくて、申し訳なくて、
泣きたいくらい自分がいやになっちゃった。
彼、今日空港まで迎えに来たときにかかったお金を払ってって
言いたかったんだってこと。
そりゃそうよね。仕事もなくて、弟の部屋に転がり込んでる彼にとって、
バス代やタクシー代って、馬鹿にならないはず。
っていうか、それすら忘れてた自分って一体・・・って感じ。
Aくんは友達として考えてくれてるからこそ、それが言い出しにくかったのに
はずむはそれを理解できなかったし、すっかり忘れちゃってたの。激しく反省しました。
もちろん、次の日の朝、どうにか伝わるように必死にあやまったら、彼、
「マイ・ペン・ライ」って言ってくれたけど・・・。今回の旅、最悪の失敗でした。

Aくんが帰ってから、はずむはGOGOのはしご。
でも、OFFしたい!!って思う子がいなかったの。
結局ショーだけ見て、部屋に戻って一人で寝ました。
後で考えると、300B事件と、この独り寝が、
Aくんに対してのはずむの思いを、何倍にもふくらませた気がするわ。

二日目終了

2002年3月27日(水)の旅行記 
                          パタヤ



寝るのが遅かったので、朝9:30に起床。今日は12:00にAくんが来て、
一緒にジョムティエンビーチに行く予定。
なぜ待ち合わせを12:00にしたかっていうと、1つには、Aくんに会う前に、
ロイヤルガーデンでネットのチェックをしたかったから。
彼、いつもインターネットカフェにつきあってくれるんだけど、
ちょっと手持ちぶさたみたいなのね。
何十分も、読めない画面を見て過ごさせるのはかわいそうじゃない?
ロイヤルガーデンは11:00からだというので、じゃ、12時にしよう!!って
言ってあったの。
もう1つの理由は、昨日Aくんとマイクスに行ったときに、「いいなぁ~」と思った
お財布があったから、もう一度見に行きたかったの。
男性用としてはちょっと大きめの、大げさに言えば小型のバッグみたいな財布でね、
カード類がたくさん入るのよ。
じっくり見て、気に入ったら買いたいって思ってたから、Aくんに退屈させないように、
会う前に行こうと思って。
でも、9:30に起きて、11:00まで何もしないでいるのも、ちょっと退屈。
で、「そういえば掲示板で、ほかにも日本語入力のできるネットカフェがあるって、
書いてあったっけ・・・」って思い出して、ちょっと外を歩いてみることにしたの。
やっぱりこの時期のタイは暑いわ・・・。ちょっと歩いただけで、汗がにじんで来ちゃう。
1st Rd. と 2nd Rd. の間の道を歩いていると、ネットカフェを発見。
「日本語入力できる?」って尋ねると、「できる」って返事なので、
ここにすることにしたの。
何通かメールを出して、さ、掲示板をチェックしましょって思ったら・・・。
思わず「あっ!!」って声あげちゃった。
投稿者の名前の欄に、「ポン」さんのお名前が~っ!!
そうだったわ、ネットカフェの紹介をしてくださってたのって、ポンさんだった。
ここだったのね・・・。
なんだか、とってもうれしくなって、そのことを早速カキコしたはずむです。

一通りネットチェックを終えると、その足でマイクスへ。
途中両替したんだけど、すっかり1B>3.1円になっちゃってるわ。。。
次の時はいくらになってるの???
マイクスまでは、おみやげやさんを冷やかしながら、歩いての移動だったの。
とにかく暑い。汗ぐっしょり・・・。
開店5分前に到着して、開店と同時に入店。タイのショッピングセンターでも
日本のデパートみたいに、
開店時刻には何人かの店員さんが入り口で出迎えるのね・・・なんて
妙なことに感心しながらバッグ売り場に急いだの。
鞄か財布がほしいと思ってやってきたのね。
はずむって、いつもタイではお買い物って、滅多にしない。
買ってもおみやげになるような小物とか、お菓子類くらい・・・。
自分のために何か買うって、全然ないのね。いつも・・・。
でも、今回は自分のために何か買いたかったの。
で、毎日それを見るたびに今回の旅を思い出せるもの
がいいな・・・って考えてたら、結論は鞄か財布だったのね。
はずむの心を奪ったお財布は2つ。1つは1980B。もうひとつは2190B。
いざとなると、どっちにするか、選べないはずむ。
どっちも日本で買えば、10000円は余裕で超えそうなけっこういい品なのね。
でも、タイの感覚で行けば、かなり高価。
タイにくると、すっかりタイの経済感覚ですごしちゃうはずむにとっては、
簡単に手が出せない値段。。。
さんざん悩んだあげく、「いいわ、ちょっと考えて、後でまたきましょう・・・」って思って、
ひとまず退散。
我ながら、超優柔不断だわ。。。

部屋に戻ると、すぐに12時。Aくんとの約束の時間。でも・・・なかなかAくんが来ない。
この子、時間に関して、すっごくきちんとしてるのね。普段。
待ち合わせすると、これまで必ず15分前にはやって来てたから、
どうしちゃったんだろう・・・って、ちょっと気になってたの。
そしたら、10分遅れてAくん登場。昨日のショーボーイのお友達といっしょ。
部屋に通して、ベッドに二人腰掛けさせたんだけど、なんか様子がおかしい。
どうしたの?って尋ねると、友達の方が
「今朝、Aにトラブルがあった」って英語で言うのね。
「何?トラブルって???」ってAに尋ねると、
「僕ね、今日はビーチに行く約束してたでしょ。シャワーを浴びて、
買ってもらったジーンズはいて、歯を磨きながら、流しに手をついたんだ。
そしたらね、流しのねじがゆるくなってて、そのまま下に落ちちゃって、足切っちゃった」
って言うの。
え???って思って、Aの足を見ると、大量の血が流れたあとと、傷口をかろうじて
覆っているような絆創膏。
かわいそうに・・・。イタイだろうに・・・。
それでも約束時間に間に合うように、11:30過ぎに部屋に来たんだけど、
はずむがいないから外でしばらく時間をつぶしてたんだって・・・。
友達の子が、「Aを病院に連れて行ってほしい。僕もAも、お金がない」って言う。
行ってほしいもなにも、こんなに血だらけになってるのに、今すぐ行かなきゃだめじゃない。
でも・・・。タイでの病院なんて、行ったことないから、いくらかかるのか気になる治療費。
だって、財布の中のお金で足りなかったら、両替しなきゃでしょ。
「いくらくらいかかるの?」って友達の方に聞いたら、
「僕がこのまえ腕を切って治療に行ったときは、900Bだった」って返事。
それなら全然大丈夫。早く行こうってことで、彼のバイクに3尻して病院へ向かったの。

病院につくと、Aは受付へ。はじめて病院にかかるらしく、診察券を作ってもらうと、
緊急処置の部屋へつれられて行った。
Aが処置の間、はずむと友達は外に出て、たばこを吸いながらお話。
彼、少しだけ英語ができる。
彼はウドン出身だということ。
Aの弟と最初に友達になって、その後Aと友達になったこと。
イギリス人の現地在住者とつきあっているそうで、
今はショーだけのGOGOボーイなんだって。
彼、顔つきはやんちゃ坊主なんだけど、
なんて言うのかしら・・・性格の良さが、にじみ出てるの。
Aに、こういう優しくて、友達を大切にしてくれる友人がいるっていうことを知って、
すごくうれしい気持ちになったはずむです。

しばらく二人で話したあと、再び病院の中へ戻ると、Aが一人、待合室に座ってた。
足にはきれいに巻かれた包帯。さっきの絆創膏じゃ、ばい菌が入っちゃう。
よかったね、Aくん。
麻酔を打って、縫合したんだけど、
何より麻酔の注射が痛かったそう。しきりにさすってる。
よくがんばったね。痛かったけど、これでひとまず安心だよ。
会計に呼ばれて、治療費の支払い。レジには「1532B」の表示。
それ見た瞬間、Aくんが上目遣いにはずむを見上げた。
ばかね、あんた。こんなとこで金額気にしなくて良いの!!
お金を支払って、三人で外へ。
友達曰く、自分はバーに勤めてるから、保険(!?)が効くんだけど、
Aは辞めてるので、それがないって。
Aくん、「I am sorry, Hazumu」を繰り返してる。
お金のことなんか、何も気にしてないはずむ。
でも、そのことを気にする彼の気持ちはよくわかる。
自分がAの立場だとしたら、きっと気にするもの。何度も謝るもの・・・。
一生懸命、頭の中で、なんて言ってあげようかと考えて、こう言ったの。
「マイペンライ。けがをしたのはキミ。痛かったのもキミ。かわいそうなのもキミ。
そのうえお金のことなんて気にしなきゃいけないとしたら、
さらにかわいそうなのはキミ。
日本で治療費って言ったら、この10倍かかるんだよ。大丈夫。Aくん。
そんなこと気にするなら、
その分クスリ飲み忘れないようにすることに神経つかいなさい」って。
友達が所々、タイ語で通訳をしてくれた。
Aくん、今度は「コップクン」を繰り返してる。いとおしくなって、肩を抱いたわ。

3人でロイヤルガーデンまで行くと、友達は気を遣って、そこから帰っていった。
今日バーにでも行って、彼にお礼言わなきゃ・・・。
やっぱり気にしてるAくん。元気づけようと思って、
「Aくん、はずむ、タイスキが食べたいな」って言った。何かはずむのため動いてもらえば、
彼の気が楽だと思って。
Aくんがにこっと笑って、レストランへはずむの手を引いて行った。
でも、メニューを見て、「あら???」。ここはタイスキじゃなくて、焼き肉よ、Aくん。
この子、タイスキってものを誤解してるのか、行ったことないのか、
とにかく詳しくないみたい。
タイスキでも、焼き肉でも、なんでもいいんだけど。はずむ的には。
Aくん、どんどんお肉や野菜を焼いては、はずむの皿に入れてくれた。
自分はカオパット頼んで、そっちを中心に食べてる。Aくん、カオパットが大好物なの。
お返しにはずむも、どんどんお肉をお皿に入れてあげたわ。

でも・・・やっぱり気にしてる。Aくん。
それにね、はずむの方も、
1500Bって金額がかかったこと自体は全然気にしてなかったんだけど、
予想外の出費ではあったから、
頭の中で「いくら両替しようかな・・・」っていう考えがあったのは事実なの。
それに、タイスキ食べたかったな・・・って気持ちがちょっとあったのも事実だし、
Aくん足けがしちゃって、この後どうしよう・・・って考えてたのも事実。
そんな事実が重なって、はずむ、きっと考え事をしてる顔してたんだと思う。
Aくんが突然、
「はずむ、ハッピーじゃないよう見えるよ。何を考えてるの?」って
悲しそうに聞いてきたの。
ハッとしちゃった。ごめんね、Aくん。今一番つらい思いをしてるのはキミなのに。
「キミのことが心配なんだよ。何も気にしなくて良いから。キミがハッピーなら、
はずむもハッピーだよ」って
答えたわ。
言葉が通じれば、すべて心の中を話すことができるのに・・・。こう表現するのが精一杯。
Aくん、本当にごめんね。気を遣わせちゃって・・・。

部屋に戻ると、Aくん、眠そう。
けがした後って、ショックが体にかかってるわけだし、
治療のあとって、眠くなるじゃない?クスリもきいてるし。
それに、彼、はずむとべったりしてたら、
なかなか気持ちが解放できないんじゃないかって思ったのね。
「Aくん、はずむ、ちょっと買い物に行ってくるけど、ここで寝てる?」って言うと、
うなずく彼。
少し一人にしてあげようと思って、彼が寝付いたのを見てから、再びマイクスへ。
買っちゃった。財布。すっごいお気に入り。
その後、アンビエンスのカフェで日記を書いてた。
Aくんがいるところだと、なかなか日記も書けない。
はずむにとっても、一人の時間が大切なのかも知れないわ。

ほかにもいろいろ見て回ったりお買い物したり・・・って、約2時間後に部屋へ。
Aくん熟睡してるので、起こさないように明日の出発のために、荷物の整理をしてたら、
しばらくしてAくんが起きてきた。
二人きりで、ベッドに横になってお話。
「Aくんはゲイじゃないし、奥さんも子供もいる。
だから、はずむはAくんのフェーンにはなれないけど、
キミははずむにとって、すごく大事な友達だよ。」
はずむが言うと、Aくん、うれしそうにうなずく。
「はずむ、今日もGOGO行くけど、キミはどうする?」って尋ねると、
「Up to you」っていう返事。
はずむ、ちょっと真剣な顔して、彼に言ったの。
「もうAくんはボーイじゃないし、はずむもお客じゃない。
はずむはAくんがGOGOを好きじゃないこと、知ってる。
キミが男とのHを好きじゃないことも知ってる。
はずむはAくんがいやなことはしたくないし、させたくないよ
だから、”Up to you”はやめよう。キミの気持ちを言ってよ。
はずむも自分の気持ちを言うから・・・」って。
彼、目を潤ませながら、真剣に話を聞いてた。で、
「じゃ、僕は行かないよ。あんまり好きじゃない。でも、だからって、はずむは行ってね。
ぼく、はずむがGOGOに行っても、全然大丈夫だから。誰かをオフしても、
僕ははずむがサバーイなことが
一番の希望だから・・・」ってはずむに行ってくれたの。
なんとなく、前回より一歩前進した気がする、Aくんとはずむの関係。
言葉はつたないけど、いろいろすれ違っちゃってはいるけど、
だからこそ気持ちは通い合って来始めている実感。なんだかとっても心地良い。

「次はいつ来る?」
「う~ん・・・早ければ夏かな。その次は冬かな・・・・。」
「じゃ、夏はどこに行きたい?」
「プーケットがいいかなぁ・・・」
「そしたら冬は、チェンマイの僕の田舎に行こうよ」
「いいね。Aくんは飛行機に乗ってみたい?」
「うん。僕の弟は乗ったことがあるんだ。離陸と着陸の時に、
すごくどきどきしたって言ってた。僕も乗ってみたいな・・・」
「そっか。じゃ、飛行機で行こうね。」
「本当?うれしい!!絶対行こうね、はずむ。」

昼間は少しブルーだったAくんも、元気になった。これで次回2回分の
旅行の計画はスタート。
ただし・・・って感じで、はずむはもう一言、付け加えた。

「でも、ちゃんと仕事見つけて、奥さんや子供を幸せにできなきゃ、連れて行かないよ。
なんて言ったって、前回の仕事、3日で辞めちゃったんだからね、キミは!!」
それを聞いてAくん、枕に顔をうずめて泣き真似してました。(爆)

Aくんは部屋でテレビ見てるって言うので、はずむはGOGO巡りに。
今日も4件くらい回ったけど、オフする気にならないはずむ。
せっかくのパタヤなのに、はずむったら、今回はどうしちゃったのかしら・・・。
結局、Aくんの友達のショーを見に行って
「明日帰るけど、Aをよろしくね。」ってチップ渡して、部屋にもどったはずむ。
Aくん、テレビ見ながら起きてまっててくれた。
「おかえり、はずむ。オフしなかったの?」
「うん。良い子いなかったし。やっぱりAくんが一番だよ。Hなくてもいい。」
そういうはずむに、Aくん抱きついてきて、結局・・・しちゃった。(爆)

ちょっと小腹がすいたので、セブンイレブン近くの屋台でホットケーキを購入。
ホットケーキにキャベツ(?)と砂糖とごまが入ってるお菓子。・・・後悔。
激まずだったわ。
明日は実質最終日。さらにいいことあるかな・・・。

三日目終了

2002年3月28日(木)の旅行記 
              パタヤ→バンコク→シンガポール


今日はバンコクへ移動。Aくんの奥さんと赤ちゃんに会いに、バンコク近郊の町に寄って、
そのあと、二人の間で、
とっても親切にしてくださったshigeさん(これまでの旅行記ではSさん。)にお礼もしたい。
だから昨夜、Aくんに
「明日は6時に起きて、7時にはバスに乗ろうね」って言っておいたの。
彼、「SURE?」って、ちょっと驚いてたけど、OK、OKって承諾したのね。
でも・・・。
目覚ましかけておいたのに、はずむが目を覚ましたのは7:30。
とうぜん寝ぼすけAくんは隣で熟睡中。
すぐにシャワーを浴びて、荷物の最終確認をしてたら、Aくんも起きてきた。
彼、足をけがしてるでしょ。昨日、今日の予定の話をしてるときに、
「A、無理しなくていいんだよ。足をけがしてるのに、
バンコクや空港まで行くのは大変だよ。。。」って言ったの。
そしたら、どうしてもはずむを奥さんに会わせたいって。
はずむ的には、最後までいっしょにいれるっていうのは、すごいうれしいんだけど、
大丈夫かしら・・・。
くるときは150Bだったのに、帰りはソンテウ60B。ぜったいぼられてたのよね。
行きのソンテウ。
てっきりバスターミナルまで行くのかと思ってたら、
着いたところは国道沿いのバス停。
乗り込んだバスは、エアコンの普通路線バスみたい。エカマイまで一人70B。
安いけど、それぞれのバス停にとまって客を乗せるから、いつもよりずいぶん時間が
かかる気がする。
それでも8:00に出発したバスは、10:30にバンコク近郊の奥さんの住む町へ到着。
彼、今日はバスの中で寝なかったわ。そりゃそうね。昨日からずいぶん寝てるもの。
この子。

バス停でタクシーを捕まえて、彼の奥さんの住む家へ。赤ん坊と奥さんの弟が
出迎えてくれた。奥さんのお父さんとお母さんも同居しているそう。
奥さんは工藤静香にの、かわいい感じ。赤ちゃんはAくんと目がそっくり。
かわいい顔してほほえまれて、はずむも思わず、ニコっ。
ずっとお母さんのあとをついて回ってたわ。
赤ちゃんね、パパであるAくんが苦手みたい・・・。しょっちゅう家を留守にしてるってのもあ
るんだけど、完璧にママっ子。女の子だし、大きくなったら、苦労するわよ・・・。Aパパ。
でも、赤ちゃん膝にかかえて、ジュースなんか飲ませてる姿、完全にパパの顔してる。
とっても素敵だよ。Aくん。
この家を訪れさせてもらって、改めて実感したこと。
それは、やっぱりはずむのAくんへの思いは、愛じゃないってこと。
彼と奥さんの様子を見ても、赤ちゃん見ても、全然気持ちが揺れないのよ・・・。
なんか、うまく言えないんだけど、自分の後輩の家に来て、
奥さんや赤ちゃん紹介されてる気分。
すごく心が優しい気分でいられたの。
これって、きっと、Aくんの力も大きいと思う。
今回ね、GOGOへも回ったでしょ。パタヤで。
正直言って、Aくんよりかわいい、素敵な子はたくさんいたの。
で、Aくんとは、かわいい子いたら、部屋につれてかえって、
その間、Aくんには下のカフェに待機してもらうっていう算段まで、整ってたのよ。
二人の間で。
でも、どんなにかわいい子がいても、オフする気にならなかったのは、
Aくんへの遠慮でも、気兼ねでもなくて、
Aくんほどの優しさや思いやり、安らぎを、
そのボーイ君たちに期待できないだろうな・・・っていう気持ちからだったと、
今になって思うのね。
彼はノンケだけど、はずむを好きでいてくれる。
はずむはそんなノンケのAくんが大好き。
これって、いい関係だよね。きっと。

彼の家でお昼ご飯。奥さんが買い物に行ってくれるって言うから、
「いくら渡せばいい?」って聞いたら、Aくん、「300Bくらい渡して」って返事。
500B渡したら、買い物から帰ってきた奥さんが、おつりを返そうとした。
お世話になってるんだから、せめてそれくらいはさせて・・・。
彼女、コップクン、カップって言って、受け取ってくれました。
Aくんのバックの中から、赤ちゃんがはずむがあげた日本の絵はがきを見つけ出した。
それを見て、奥さん、「スワーイ」って、感動してくれてる。
桜の花がさく、富士山の写真。今がちょうどこの季節だよ。本物を見せてあげたいな・・・。

食後しばらくお話して過ごしてたんだけど、shigeさんに早く連絡とらなくちゃいけないし、
空港に行く時間も、刻々と迫ってる。
また来ますね・・・って言って、はずむとAくんはタクシーで、スカイトレインのon nutへ。
そこでshigeさんに電話をすると、1時にサイアム駅まで出てきてくださるという返事。
二人でスカイトレインに乗り込んで、サイアムに向かいました。
「二人とも、ほんとにお世話になったから、きちんとお礼しようね」って
Aくんとスーツケースに腰掛けて待っていると、程なくshigeさん到着。
三人でサイアムセンターのフードコートに入ったの。
はずむはshigeさんにお昼ご飯でもごちそうしたかったんだけど、すでに時間は2時近く。
結局、ごちそうするどころか、逆に二人で飲み物ごちそうになっちゃった・・・。
Aくん、はずむ抜きでも数回shigeさんにお会いしてるし、電話でも何度も話しているんで、
お会いできてとっても楽しそう。そうだよね。キミにとって、
自分の気持ちを伝えるために、とっても大きな力を貸してくださる方だもの。
Aくんのお仕事の話、家族の話、いろいろな話をしていたんだけど、
Aくん、ふと、shigeさんにお願いして、はずむに尋ねたいことを思いついたみたい。

「はずむは、僕が奥さんもいて、子供もいて、そういうのイヤじゃない?」

shigeさんが通訳してくれた彼の質問に、少し考え込んだはずむ。
そして、こう答えてもらったの。

「はずむにとって、キミはもう大切な存在。奥さんがいて、子供がいて、幸せなキミの
近くにいることが一番のはずむの幸せ。大好きだけど、キミにとってのフェーンじゃない
ことは理解してるから、全然気にすることないよ」って。
shigeさんから伝えてもらったはずむの言葉を聞いて、彼、はずむの大好きな笑顔を
見せてくれました。

もっともっとお話していたかったんだけど、shigeさんも用事があるだろうし、
昼間の空港への移動にどれくらい時間がかかるかもわからない・・・。
2:30になって、お別れをして、タクシーで二人、空港へと向かった。
タクシーの乗り場まで、スーツケースを運んでくれたshigeさん。
本当に何から何までありがとう・・・。
shigeさんのおかげで、今のAくんとはずむの関係があるんです・・・。
お礼も受け取ってもらえなかったけど、
いつかきっと、今度ははずむがshigeさんの力になりたいです。

空港へのタクシーの中で、
今回の旅行中ずっとはずむとAくんの会話の力になってくれた、
シートォングさんに紹介していただいた日タイ辞典をめくり、
「寂しい」という言葉を指さし、Aくんに見せた。
いろいろな意味のこもった「寂しい」って言葉。
長い文章よりも、気持ちがこめやすい単語。
それを見てAくん、「SAME, SAME A」って言うAくん。

タクシーを降りて、二人でスーツケースを転がしながら、2階のカフェへ。
「帰るね・・・Aくん。寂しいけど。」
「うん・・・」
「でも、夏はプーケット。冬はチェンマイだよね。」
「うん。ここから飛行機で行くんだよね」
「そうだよ。Aくん。きっと楽しい旅にしようね。
クスリ、飲み忘れないで。あと、病院に行ってね。必ず。」
そういって、少しだけど、お金を渡した。封筒の中のお金を数えたりは決してしない彼。
「はずむ・・・ありがとう。」
会話よりも、見つめ合ってる方が長い、二人の最後の時間。
でも、あっという間に、その時間は過ぎ去った。
チェックインの時間。彼と並んで店を出る。
チェックインカウンターへ降りるエスカレーターの前。これで降りたら、あとはお別れ・・・。
Aくんが「はずむ・・・元気でね」って言って、たくさんの人がいる前でキスしてきた。
ばか・・・。Aくん。下から見たら、あたしたち、ステージの上のロミオとジュリエットよ・・・。

たとえこの後、何かの事情で別れが来ても、
はずむはぜったい、この子と出会えた幸せを忘れない。
はずむの人生の中で、たくさんのすばらしいものを与えてくれた彼のことを・・・。

はずむがチェックインカウンターで手続きを終え、いよいよ出国手続きに入るときに、
泣きそうな彼の顔。
泣かないで・・・。それでなくてもはずむ、もう少しで泣きそうなんだから・・・。
だからイヤなの・・・お見送り。
彼は「またね。はずむ。待ってるからね」と言うと、振り返らずに立ち去った。
はずむも、振り返らずに、出国手続きに向かったの・・・。



出国手続きを終えて、はずむは日本に電話。母親の声。
「今どこ?」
「空港」
「明日の朝帰ってくるのね。」
「そうだよ」
「気をつけてね。シンガポールはどうだった?」
「何もなかった・・・。やっぱりタイの方がいい。」
「そう・・・。じゃ、また行けばいいじゃない。タイ」
「そうだね。とにかく帰るから。」
「わかった。おみやげいらないからね・・・」
電話を切って、なんだか我慢できなくなって、トイレに行って泣きました・・・。

最低。はずむ。

落ち着いて、空港内のネットカフェでメールをチェックしていたら、職場の人からメール。
何かあったらメールくださいねって、言ってあったの。
「旅行先までごめん。トラブル発生。帰国後すぐに出勤してください!!」
・・・一気に旅情も、感傷もぶっとんだはずむ。
明日から現実が待ち受けているのね・・・。はぁ~。

たばこを吸って、日記を書き始めたら、搭乗のアナウンス。
空港に到着したときはまだ日が高かったのに、
もう夕暮れすぎて、辺りは暗くなり始めている。
離陸して、窓からバンコクの町の灯りを眺めて、「この下に今Aがいる」って思うと、
また切なさがこみ上げて来ちゃった。
また必ず来るからね・・・。

シンガポールでは1時間45分の待ち合わせ。買い物でも・・・と思ってたのに、
とんでもなかった。
すごい短いのよ・・・。時間がないの。
たばこ吸って、簡単に買い物すませたら、もう搭乗の時刻。
よかった・・・。行きにおみやげ買っておいて。
隣に座ったのは日本人の若者二人連れ。これじゃ、日記、恥ずかしくて書けないわ・・・。

四日目終了

2002年3月29日(金)の旅行記 
                          成田着

成田には6:50に到着。7:10のバスに乗りたかったのに、乗れなかった。
税関でまた荷物あけられちゃうかな・・・って思ったんだけど、今回はあけられなかった。
係員、すっごい厳つい顔した怖い感じの人だったのに・・・。
荷物は今回は宅配で送ることに。でも、預けたあとに大失敗発覚。
やだ。。。長袖のシャツいれたまま出しちゃった・・・。
おかげで小雨降る町を、半袖シャツ一枚で自宅まで向かったはずむです。








はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2001年冬
旅行記復刻版④

2001年12月22日~12月31日のタイ(サコンナコン・ムクダハ-ン・パタヤ・バンコク)の旅行記

旅行記復刻版④は、2001年冬の旅。Aくんと出会った、はずむのトラベルランドの中
でも大事な旅だったのですが・・・。
なんとしたことでしょう!!初日と最終日以外の旅行記のファイルを紛失してしまった
の・・・。今、もしかしたら旅行記を保存してくださってる方にあたってるところ。
無事出てくればいいんだけれど・・・。みなさん、一緒に祈ってね。m(_ _)m

・・・と言っていた日から数日後、お友達のチュウミンさんが、保管していたファイルを
送ってくださいました。さっそく空白を埋められます。
感謝!!


◇◇◇プロローグ◇◇◇

12月22日、前日までの仕事を終え、まったく準備期間もない状態での旅立ちとなった、
今回の10日間の旅。
いつもそうだけど、出発まではとっても長いのに、
行ってしまうとあっというまに日が過ぎてしまうのは、なぜなのかしら。。。
今帰国したばかりのはずむは、なんだか言葉にするにはとっても難しい、
脱力感というか、感傷というか、
不思議な気持ちでいっぱいです。
旅が楽しければ楽しかっただけ、帰国って、残酷よね。

このHPを立ち上げたのは、自分の旅行中に観たもの、感じたことを
つれづれなるままに書きつづった旅行記を
誰かに読んで欲しい・・・って思ったのがきっかけだったのね。
これまでの旅行記も、いろいろな思いや体験を、思いのままに書いてきたんだけど、
今回は、1日1日を、じっくり振り返りながら、書いてみたい気分なの。
いろんなことを考えたし、新しい経験もいっぱいした旅だったし、
もう、書きたいことはたくさんあるんだけど
でも何を取り上げて書けばいいのか、しっかり考えながら書かないと、
きちんと伝わらないような気がするのね。

こんな風に書くと、むちゃくちゃ深刻な雰囲気だけど、
そんなことはまったくないのよ。
いつもどおり、お気楽ご気楽な旅だったの。
どたばた、またもやいろいろやらかしてきた旅だもん。
旅行記の内容も、形も、全然今までと変わらないはず。
ただ、1文、1文、じっくり考えながら書きたい。ただそれだけなのぉ~。
だから、これまでのようにいっぺんにアップできなくて、数回に分けての更新になると
思うけど、じっくりおつきあいしてくださいね。
ページもここを起点に、日毎に分けたの。新しいスタイルでしょ。(シートォングさんのアド
バイスもあったのよ)
ブログでは一括掲載してあります
って言っても、1回に数日分アップしたり、そんなに時間は書けないつもり。
あと、写真もたくさん撮ったんだけど、普通のカメラで撮ったので、
フイルム→現像→CDに焼き付け→アップ
って手順をとるから、(しかも正月はどこも休みだし・・・)
いつものように、旅行記とは別ページで公開するわ~。
楽しみにしててね。

さてさて、今回の旅全体を通して、一番感じたことは、
「あら、今回はあんまり英語を話してないわ」ってことなの。
理由はいくつも考えられるのよ。
たとえば、いつもより日本語を話す機会(日本人の方と接する時間)が長かった、とか
英語が通じない人と接する機会が多かった・・・とか。
でも、やっぱり、理由はどうあれ、自分の中で激しく感じたことは、
「タイではタイ語」って、ごく当たり前だけど、今回ほど痛感したことのない現実かしら。。。
言い換えれば、自分がいかに英語っていう言葉を盾に、
横柄な(そんな気はさらさらなかったんだけど)旅のスタイルを続けてきたのかを
つくづく考えさせられたと言うか・・・。
いつもだと、空港なり、ホテルなり、お店なり、どこに行っても英語で事足りてたじゃない?
でも、今回は英語なんて全然意味のない場面で、
辞書を傍らに、一生懸命話をしたっていう経験が、とっても多かったの。
で、「タイ語を話したい~」って、本気で思っちゃった。
たとえばね、こんなことを書くと、タイの熟練のみなさんに叱られちゃうかも知れないけど、
はずむ、数もタイ語で言えなかったの。今回の旅行をするまで。
でも、数の言い方を少し覚えるだけで、ずいぶん話もできるし、相手の言ってることを理解
したりできるのね。
今回パタヤからずっといっしょだったボーイKUNがいるんだけど、その子、口癖が
「ハーシップ、ハーシップ」だったの。
今までだったら、何言ってるかわからないじゃない?
でも、「ハーシップ」が「50」だって分かると、
「あ~、五分五分って意味なのね!!」って理解できたのよ。
この時の感動って、伝わるかしら・・・。
彼との会話は、英語・タイ語・日本語の超チャンポンだったけど、すっごく楽しかった。
少しずつ、少しずつだけど、タイ語が口から出るようになるに連れて、世界が広がって
いくのが
実感できる感じだったわ。
今度旅行するまでには、いっぱいいっぱいタイ語を勉強したいわ。
頑張るぞ~!!

じゃ、これから1日1日を振り返って、旅行記を書き始めます。
どれくらいの量になるのか、検討もつかないけど、
ぜひ、みなさん、最後までおつきあいくださいね。

ちなみに、この旅行記、プロローグはありますが、エピローグはありません。

2001年12月22日 羽田→関空→バンコク

はずむの街から羽田へは、バスが数本出ているの。
今回最初のフライトは羽田14:55発のJL347便関空行き。
だから、11時ころ家を出れば、十分間に合うはずなのに、
旅行の初日って、いつも必ず、必要以上にせっかちになっちゃうはずむ。
朝6時に起きて(前日まで仕事だったから、準備が全然できてなかったのよぉ~)
荷物のパッキングを済ませたら、
もう家でのんびり出発を待つなんてこと、できなかったのね。
結局1本早いバスに乗って、羽田空港へ。
千葉の方に住んでいるなら、成田もいいんだろうけど、
これまでは海外にでかける時は、いつも成田を利用してた都心近郊在住はずむにとって、
羽田って、楽だったわ~。
時間的にも、予算的にも、とっても快適。
でも・・・、バスに乗った瞬間、「家の方は大丈夫かしら・・・」って、とっても不安になりだ
したはずむ。
「鍵かけたかしら・・・?」「コンセントは大丈夫・・・?」から始まって、
出発の2時間前から、念のために、部屋の中ではタバコ吸わないようにしていたくせに、
「タバコの火は、大丈夫かしら・・・」って心配までする始末。
我ながら、超小心者だわ・・・。

バスは定刻に羽田空港に到着。出発の3時間40分前。
国際線だって、2時間前に到着すれば十分でしょ。国内線で3時間40分前の到着・・・。
お買い物しようにも、これから海外にでかけようっていうのに、買うものなんてないし、
保険に入ったり、ご飯食べたりしたって、1時間もすれば暇になっちゃう。
シートォングさんに頼まれてた雑誌買って、飛行機の中で読む本もいっしょに買って、
それでも時間余っちゃったから、
超早めにチェックインして、待合いロビーにある喫茶店で、さっき買った本読みながら
時間をつぶしたの。
でも、それでも1時間半も余っちゃって、
待合いロビーのイスに座って、日記書いたりしてたら、
ロビーのおいてあるテレビで九死に一生スペシャル(多分再放送ね)をやってたから、それ
を見てたの。
けっこうおもしろくて、夢中になって見入っちゃった。
「これで出発まで時間がつぶせるわぁ~」なんて心の中で喜んでたのね。
そしたらさ、しばらくして、オーストラリアの小型機が墜落したときの「九死に一生」ストー
リーが始まったのよ。
「あんた、空港で流す番組なんだから、ちょっとは考えなさいよ~ぉ!!」なんて
一人で文句言ってたわ。
搭乗案内のアナウンスが流れたので、飛行機に乗り込んだの。
飛行機からは富士山が見えたり、はずむの知っている町並みも眺めることができて、
超ご満悦。やっぱり昼間のフライトの時は、窓側のリクエストが正解ね。

関空には16:10に到着。18:55発のバンコク行きJL727便までは、2時間半の待ち
合わせ。これまた、超ひま。
しかも、はずむ、暖房苦手なのよ。なんか、頭ぼ~っとしちゃって、頭痛してきちゃう。
これからバンコクだと思うと、そんなことはたいして苦にならないけど、
でも、不快は不快なのよね。
ムクダハーンで訪れる予定の子に、日本地図のばっちりプリントされたTシャツを購入。
こんなの、誰が買うのかしら・・・って思うけど
外国人にとってはお手頃なお土産なんでしょうね。
そういえばはずむも、タイで、「THAILAND」って大きなロゴや写真の入ったTシャツよく
買うわ・・・。
でもあれって、普段着たことないわね・・・。考えてみると。

実家に連絡を入れて(旅行の時は、何回か連絡を入れるの。はずむ。)タバコの吸い溜め
したら、JL727便に搭乗。
いよいよ出発よ~。
はずむ、飛行機って大好き。離陸するときの力強さとか、着陸するときの、
逆噴射しながら、羽を逆立たせて(言ってる意味、分かるかしら?)
必死に減速しようとする姿とか。。。
もう、なでなでしたくなっちゃう~ぅ。
JLも、離着陸の時に、飛行機に着いてるカメラが、外の状況を映し出してくれるのね。
ステキ!!、

離陸すると、心はもう、タイモード。
次に機外に出ると、そこはもうバンコク、タイなのね・・・。
思い返せば、今回で7度目の訪タイ。最近は「またタイ???」って言ってた家族や友人
も、はずむの年中行事として、認知しはじめたみたい。
何度行って飽きないし、毎回新しい感動を与えてくれる、不思議で素敵な魅力のある国、
タイ。
今回はHP立ち上げ後、初めての旅行だから、余計にワクワクするわ。
どんなことが待ち受けているのかしら・・・。

バンコク・ドンムアン空港には、23:30に着陸。予定より約35分遅れての到着。
いつものように、長蛇の列のイミグレをくぐって、荷物をピックアップして、
両替を終えたら、もう時刻は0:00だったの。
「たしか、エアポートバスって、0:00までじゃなかったかしら・・・?」
って不安を抱きながら乗り場に向かうと、まだ運行してて一安心。
ちょうど来ていたバスに乗って、サラデーンへ。
今夜のお泊まりは、ターンタワンなの。
ここって、けっこういいお値段するんだけど(2150B)、
立地は良いし、接客も悪くないから、はずむ的には結構お気に入りなの。
メールで予約してあったから、チェックインもすんなり。
で、通された部屋が・・・。8Fのスィートだったの。
部屋が埋まっちゃって、アップグレードしてくれたのね。きっと。
2150Bで4000Bの部屋に泊まれちゃった・・・。さい先いいわ。
すっごい落ち着いた雰囲気の素敵なお部屋で、
広いし、リッチな気分。
この部屋に一人寝はあまりに淋しいわ・・・ってことで、急いでGoGoへ。

Future Boyに入ると、ショーも終わって、もう閉店間際だったんだけど、
はずむ好みの、ちょっと悪ガキ風ボーイKUNをお持ち帰り。
そこまでは良かったんだけど・・・。
もう終わりの時間だったから、お話もする暇なく、ホテルに直行だったのね。
で、ターンタワンのエレベーター前で、セキュリティーのお兄さんに、彼、IDカード見せた
んだけど・・・。
お兄さん、「これはだめだよ」って言って、はずむとボーイKUNを、フロントに連れて行ったの。
「何、何、何~ぃ???」
って思ったら、フロントのおじさま曰く、
「彼はまだ17歳です」
・・・絶句。ウソでしょ・・・。きちんと確認しておくべきだったわ。
かわいい子だし、いっしょに過ごしたかったけど、18歳未満はいくらなんでも・・・。
「また今度来るから、そのとき18歳を過ぎてたら、一緒に過ごそうね」って言って、
しばらくホテルの玄関で話したんだけど、帰ってもらったわ。
みなさんも、ボーイKUNオフするときは、IDの確認をしっかりね。
超ゴージャスな素敵なお部屋に、一人淋しく寝ることになった、初日のはずむでした。


2001年12月23日 バンコク→サコンナコン

今日はサコンナコンへ向かって、このHPにもリンクが貼ってあるシートォングさんの村
へ訪問させてもらう予定。
サコンナコンへのフライトは午後便だから、ゆっくりしていていいはずなんだけど、
なぜか7時には目が覚めちゃった。
シャワーを浴びて、チェックアウトよ。
フロントで「チェックアウトお願いね」って言うと、
なんか、やたらと高い額を請求されたの。
寝ぼけてたら、気づかずにサインしちゃうとこだったけど、幸い頭はさえていたから
「え???」って思って、明細をみたら、
頼んでもないマッサージと、空港からの送迎代金が入ってるのよ。
「これおかしいわ。部屋代しかかかってないはずだけど?」
って言うと、フロントのおじさま、再確認。
「すみません、となりのお部屋の請求書でした」だって。あぶないあぶない。
でも、思いっきり目がさめたわ。ありがとね。

大きな荷物を抱えて街歩くのはいやだし、かといって、荷物をホテルに預けてまで
街を歩くような用事もなかったから、
「早めに空港に行きましょ」ってことで、サラデーンのバス停で、
エアポートバスを待つことに。
でもね、いつまで経っても、バスどころか、1台の車も通らないし、
いろんな人が、路上にお店を出し始めてるの。
どうやら今日は日曜日で、歩行者天国になってるみたい・・・って気がついて、
スーツケース(いつもは3wayバッグなんだけど、今回はスーツケースを久々に持参)
転がして、ルンピニー公園向かいのバス停まで移動。
はずむね、空港行きのタクシーって、イヤなのよ。前回も変なメーターのタクシーに
乗っちゃったし。だからどうしてもエアポートバスに乗りたかったの。
でも、待てど暮らせど、エアポートバスなんて来やしないの。
1時間くらい待ったんだけど、全然来ないから、仕方なくタクシーをつかまえて乗り込
んだわ。
この運ちゃん、けっこう感じいい人だったんだけど、空港到着までは気が抜けない。
いつもとは違う道を通ってたし、高速代もいつもなら1回40B払えば済むんだけど、
今回は2回目の料金所で10B払ったのね。
だから、ひょっとしたらまた今日もぼられるのかしら・・・って不安になったんだけど、
空港に着いたときには203B。いつもより安いわ。(ところで、普通はいくらなの?
最終日はもっと安かった)
嬉しかったから、250B渡しちゃいました。だって、日本では缶ジュース1本の値段で、
喜んでもらえるならいいじゃない?全うに生きてる人に対してならね。

空港に着いたら、シートォングさんのHPに
「村では500Bや1000Bは使えないから、細かいお金を用意してね」って書いて
あったのを思い出して、そっちこっちの両替所まわったんだけど、なかなかしてもら
えない。
してもらえて、せいぜい1000Bを500Bと100B札に替えてもらえる程度。
しかも、1000B1枚分だけ。
細かくしてもらう両替って、けっこう面倒だって、初めて知ったわ。
仕方ないから、コンビニとかでガムとか買って、1000Bで払って、小額紙幣ゲットよ。
ところで、円安でBathはどんどん上がってて、1B=2.99円って感じ。
なんか、損してる気分。

またしてもずいぶん早く空港に着いちゃって、とりあえず、ご飯を食べようと、
国内線ターミナル2階の、日本食レストラン「栄」へ。
JAPANESE BREAKFASTってのがあったから頼んだの。
なぜか目玉焼きの乗ったチャーハンよ。
ここ、喫煙席があるんだけど、ガラス張りに隔離された部屋なのね。
なんか、温室で育てられる植物になった気分。
しかも、日本食レストランなので、部屋の中のガラス棚に、
たくさん日本関連の商品がディスプレーしてあるの。
でも、どれも、インスタント食品の部類のもの。
永○園のお茶づけが仰々しくディスプレーされてるの見て、苦笑したはずむです。
お寿司もやってるんだけど、にぎり寿司のしゃりから小魚の頭が飛び出てるような、
意味不明のお寿司とかがたくさんあって、とても食べる気にはならなかったわ。
でも、居心地はいいわ。この店。まったり過ごしたはずむなの。

ところで、今朝はとっても涼しかったわ。日本の春くらいの気温。話には聞いてたけど、
このくらいの気温だと、過ごしやすくていいわ。

することもなくなって、チェックイン。喫煙室でタバコを吸っていると、
よく知っている顔の方が、入って来られたの。
「シートォングさんですか?」って尋ねたら、まさしくそうでした。
シートォングさんって、HPで公開されている写真より、ずっと優しい感じの方。
はずむって、すっごく人見知りする性格らしいのね。
でも、シートォングさん、とっても気さくな方で、
初めてなのにとってもたくさん、いろいろお話してくれるので、
緊張が一気に溶けちゃった。
空港の待合いロビーでお会いする予定だったんだけど、
本当にお会いできるかどうか不安だったから、まずは一安心。
昨日シートォングさんはOFF会で10人以上の方と会われたらしくて、そんなお話を
聞いていたら、搭乗のアナウンスが・・・。
誰かといっしょにいると、待ち時間って、あっという間なのね。
サコンナコン行きのTG078便は、ほぼ満席。別々にチェックインしてたので、
1時間のフライト中は離ればなれに・・・。はずむにとっては窓から見えるイサーンの
風景に感無量のフライトでした。

さて、サコンナコンの空港に着いたら、事件発生。シートォングさんの荷物が出て
こないの。中には肉などの食品とかも入っているそうで、腐っちゃうって
心配されてたんだけど、クレームをだしたら、なんと、飛行機の中に置き去り状態
だったんだって。日本じゃ信じられないわね。
でも、そんなタイが、はずむは好きだわ。
もし、はずむがこういう状況になったら、大変かも。タイ語できないし・・・。
無事荷物も出てきて、一安心。
空港には、カミィくん、アミタちゃん、サッくんが迎えに来てくれていました。
車でまずはサコンナコンの街のスーパーへ。そのあと市場へ寄ってお買い物。
はずむにとっては何もかも初めての街で、大興奮。
特に市場は、カルチャーショックがすごかった。
何がすごいって、何を売ってるのかな・・・ってのぞき込んだら
金のたらいの中に、タガメだの、コガネムシ(!?)だの、何やらたくさんの虫が
食用として売られていたり、大小さまざまなカエルが売られていたり・・・。
はずむも多少はイサーンやラオスでの市場体験があるから、
肉に蠅がたかっているくらいなら、全然オッケーなんだけど、
この虫やカエルには参ったわ。
とりわけ虫だけは、絶対に口に入れられないと思う・・・。
車の中で、本を片手に一生懸命自己紹介したんだけど、全然通じないみたい。
発音がなってないからなんだろうけど、
シートォングさん曰く、
「その本には、普通使わないような、超きれいな表現しか載ってないよ」って・・・。
そうなんだぁ~。

シートォングさんの村に着くころには、大きく真っ赤な、きれいな陽が落ち始めた、
夕方の時刻。
写真で見たとおりの街の風景や、シートォングさんのお宅。
ずっと訪れたいと思っていた、あこがれの村。
車で村を走っているときに会った男の子が、友達をひきつれてゲームをしにやって来た。
シートォングさんのお宅って、村の人が気楽に入ってきて、勝手気ままに遊んでいくの。
ただ、入ってこれる人は限られているそうだけど・・・。
そこにはいろんな人間関係があるらしいわ。
でもさ、それにしたって、
日本じゃ、近所の人が勝手に入ってきて、遊ぶなんてこと、ないじゃない?
こんなふうに、自分の家が自然に集える場所になってるなんて、とってもステキだわ。

カミィくんが夕食にカツ丼を作ってくれて、シートォングさんと一緒に夕御飯。
カミィくんって、想像していたとおりの人。
男の子(って言っても、はずむと同い年だって)っぽくて、
優しくって、働き者で・・・。なんか、上手い言葉見つからないけど、
誠実な人柄が、言葉も通じないのに伝わってくる感じ。
食事のあと、はずむもシートォングさんを真似て、按摩してもらったんだけど、
すっごい力のある子で、痛い、痛い。
でも、「痛い」っていう言葉を知らないのね。はずむ。
急いで「指さし会話帳」で「痛い」って言葉を探して、ようやく力を加減してもらったわ。

昨日もおとといも、あんまり寝ていないので、今日は早めに部屋に入って就寝。
シートォングさんの文章にでてくる風景や、書かれていることが、
自分の経験になるなんて・・・。はずむ、なんて幸せ者なのかしら。
それでなくても、イサーンの素朴な田舎の風景が大好きなはずむ。
こんなに現地の人と直接ふれあえる幸せに、
初日から帰りたくなくなりそうで、ちょっと不安だわ。
2001年12月24日 サコンナコン

朝、7時に起床。
出発前の日本では、寒くて毎朝起きてたのね。でも、ここはタイ。暖かくて放っておいたら、
いつまでも寝てるんじゃないかしら・・・なんて思って、
目覚ましかけて寝てたんだけど・・・。
寒いのよ。タイで寒いのよ・・・。こんな体験初めて。目覚まし鳴る前に起きちゃった。
12月にタイに来たのも数回目だけど、ほんと、初めての経験。
暖かい毛布も用意してもらってたし、コンクリート造りのシートォングさんの家で
寒いんだから、外の村の人たちのおうちでは、
どんなに寒い思いをされてるのかしら・・・?
風邪がはやってるらしいけど、納得。
部屋を出ると、すでにシートォングさんが起きていて、
サンドイッチを作っていてくれました。
パンにシーチキンやたまごとマヨネーズを和えたのや、ハムと野菜を挟んだパンを、
軽くトーストしたもの。
すっごいおいしかった。これ、日本に帰ったら、自分でもつくってみよっと。
お世話になりっぱなしだったので、食べたお皿やカップくらい、
せめて洗わせてもらいましょって思って、勝手にキッチンに立って後かたづけ。
シートォングさんが
「あとでカミィが来てやるから、気を遣わないで」って言うんだけど、
実はね、気を遣ってるんじゃなくて、この家のキッチンに立ってみたかったの。
はずむ、実家を出て、今の部屋に引っ越す時も、実はキッチンの広さが、
決定材料の一番だったのね。自炊がある種、趣味だから。
でも、シートォングさんのおうちのキッチンとは、比較にならない・・・。
(詳しくはシートォングさんのHPの写真参照)
横になって寝られるくらい、調理スペースが広いの。ステキだわ。
後でカミィくんがやってきて、
「朝御飯何食べる?お腹すいたでしょ」ってシートォングさんに聞いていた。
食べ終わった食器が置いてないから、まだ食べてないと思ったらしいわ(笑)。
シートォングさん、上げ膳据え膳生活なのね。普段から。

食事を終えて、村を車で案内してもらったの。
まずはシートンくんの管理する畑に連れていってもらったんだけど、
すっごい勢いで犬たちに吠えられて、
はずむ、怖くて泣きそう・・・。お願いだから、かみつかないでね・・・。
でも、シートォングさんは慣れたもので、
サンドイッチを作ったときのパンの耳を持ってて、それを1つ1つあげていくうちに、
すっかりおとなしく従順になっていく彼ら。
あら、吠えなければかわいいじゃない。(怖がってたけど、はずむ、犬は大好きなの)
畑では、3人の男の人が、井戸掘りの作業中。
生まれたときから都会暮らしのはずむにとっては、
大感激の初めてみる光景。こうして畑に水を引くんだ・・・って、
しげしげ眺めちゃいました。
それにしても、このカミィくん一族の畑って、すごい広さ。マンション立てたら、
すっごい戸数よ(笑)。
今や地主のカミィくんの存在を象徴しているわ~ぁ。
しばらく井戸掘りの作業を見学していたんだけど、「シートンの家も見てみる?」って
シートォングさんに言われて、二人で畑の間の道を歩いてたのね。
そしたら・・・。あるモノが目に入った瞬間、凍りついて、気が遠くなり、
顔もこわばった(多分)はずむ。
何が目に入ったって、
誰かが木にぶら下がってるの・・・。太い枝からロープ垂らして
首吊り死体みたいに・・・。
よく見ると、案山子だったんだけど、すっごいビックリしたわ。だって、超リアルなの。
服も着てるし、
ズボンも履いてるし、帽子までかぶってるし・・・。
まだ昼間だったから良かったけど、もし夜一人で歩いてて、いきなりあれに遭遇したら、
はずむ、絶対おしっこ漏らして、失神してるわ。きっと。

畑を後にして、隣町までドライブ。はずむね、本当にイサーンの風景が好きなの。
さっき畑で、シートンくんたちに「田舎だからすぐに飽きるよ」って言われたんだけど、
ううん、絶対飽きない。
何もしなくていいの。座って景色を眺めて、風を感じてるだけでもいいの。
すっごく懐かしい感じのするこの風景が大好き。確かに、住めって言われたら、
大変なのかもしれないけどね。
途中、シートォングさんのHPでおなじみの「犬肉レストラン」にも立ち寄りました。
まだ開店前だったんだけど、
お店の人が、ドラム缶のおふろみたいなものに、犬を出し入れしながら、
準備をしてたの。
犬好きのはずむにとっては衝撃的。
でも、もっとショッキングだったのは、檻の中で、
かわいい顔で必死にしっぽを振る、順番待ちの犬たち。
はずむ、おうちが近かったら、絶対に買い取って、ペットにしたい!!って犬が、
3匹はいたの。
日本人だって、目にする時にはパック詰めされた肉になってるから分からないだけで、
牛や豚を同じようにして食べてるわけだから、残酷だとか、なんだとかって感情は
不思議と全然わかなかったんだけど、
しっぽ振る犬に対して「かわいいのにね・・・」って気持ちにはなっちゃった。
「いい?あんた、檻のドアがあいて、連れ出されそうになったら、
全速力で逃げるのよ!!」
って、アドバイスしました。多分無理だけど・・・。

いったんおうちに戻って、シートォングさんが伊勢丹で買ってきた焼き魚で、
カミィくんが作ってくれたお昼を食べて、
明日ムクダハーンに行くということで、車の車両点検をしに街の自動車修理工場へ。
ここの工場主は、日本で研修をした人だそう。
カミィくんがシートォングさんの来る前に、
車に適量の2倍ちかくのオイルを入れてしまったそうで(カミィくん、かわいい)
まずはそのオイル抜き。
はずむは、待っている間に、工場においてある冷蔵庫の中をのぞき込んでたんだけど
なんだか見たこともない、ビンに入った、超薄いコーヒー牛乳みたいな飲み物に、
興味津々。
シートォングさんにカミィくんに聞いてもらったら、「豆乳」なんだって。
そういえば、もう20年近く前、日本でも一世風靡したわね。
カミィくん、おいしそうに飲んでたけど、はずむはやめときました。
しばらくすると、いきなりオイル抜きをしていた工員の男の子が、すごい勢いで、
車の下から這い出してきた。
オイル抜きを素手でしてたら、誤って思いっきり、腕にオイルを浴びちゃったみたい。
すっごく熱がってた。やけどはしてないようだったけど。
気をつけてね・・・。

修理、点検が終わって、昨日と同じタラートへ。
小さなカエルが売られている前で、
「今日カミィにこのカエル串刺しにしてもらおうか?」ってシートォングさんに言われて、
激しく首を横に振ったはずむ。
形ある状態では、絶対無理。せめて、形が分からない状態になるまで
ミンチしてもらわないと・・・。
一通り買い物を終えた後、カミィくんが、1つの屋台の前で何かを眺めていた。
シートォングさんに「車をまわしてる間、いっしょに見てくれば?」
って言われたので行ってみたら、
鶏を何羽も串にさして、炭火で焼いているお店だったの。
犬のゆでられてるの見た後なのに、「おいしそう・・・」って思っちゃったはずむ。
80バーツでだって言うので、夕飯用に買っちゃった。
考えてみれば今日は12月24日。クリスマスイブじゃない。
七面鳥の丸焼きのかわりにちょうどいいわ。

おうちに戻って、部屋でまったりしていると、シートォングさんが来て、
「パンツパーティ-するけど、来る?」
って聞いてきたから、興味津々でシートォングさんのお部屋に・・・。
・・・え?どんなパーティーかって???
はずむの口からは言えないわ・・・。シートォングさんに聞いてね(爆)。
でも、「Hな感じ」とか、「淫乱な雰囲気」を期待しないでね。
なんか、「かわいい!!」って感じのお遊びでした。
・・・かわいいって言えば、タイの人って、すっごく「かわいい」イメージがあるのね。
はずむ。
いい齢の人間つかまえて、「かわいい」はないと思うんだけど、
なんで「かわいい」って思うのかな・・・って考えたら、
彼らの話し方や、言葉の響きじゃないかしら???って気づいたの。
タイの人って、ノンケでも、すっごい甘えた感じのかわいい話し方しない?
タイ語っていう、言葉の特徴からそういう風に聞こえるのかしら・・・。
やんちゃ坊主がそのまま成長したって感じの話し方に聞こえるのよね・・・。
かわいいわ。
夕食前と夕食の後に合計3人、遊んだんだけど、はずむ、Hって苦手なのね。
ただいっしょにいてくれればいいって感じなの。
ちょうどタイ語も覚えたい!!って思ってたとこだし。
だから、シートォングさんにお借りした、
「日タイ・タイ日初級辞典~タイ語の読めない人のための」を駆使して、
十分すぎるほど、楽しい時をすごさせてもらいました。

出発の日からちょっと寝不足気味のはずむ。ちょっと早めに床についたの。
明日はシートォングさんとカミィくんと、ムクダハーンまで小旅行。とっても楽しみだわ。
2001年12月25日 サコンナコン→ムクダハーン

朝、7時半に起床。でも、シートォングさんはお疲れの様子で、まだ就寝中。
テレビを見たり(NHKが見られるの・・・。すごいわ。)本を読んだりして過ごしていると、
カミィくんがやってきて、家の周りの掃除をしていた。
彼、本当に働き者ね。
夜も遅くまで、しっかりシートォングさんの身のまわりのことやってるし。
二人、すっごく深いところでつながってるって感じ。
そうじゃなきゃ続かないって思うもの。こういう関係。
HPで読んでるときに、
「こんなにお互いを大切にしてる同士って、どんな感じなのかしら。。。」って思って
絶対訪問してお会いしたい!!って思ってたんだけど、
実際、はずむの想像通りの二人です。
きっと他人にはわからない問題もたくさんあるんだろうけど。

そうこうしているうちに、シートォングさんが起きてきて、
ムクダハーンへの出発準備が始まった。
実はね、はずむ、ムクダハーンに、あるボランティア団体を通して知り合った、
Cくんって子がいるの。
最初はGoGOだの、マッサージだの、男関係目的に訪れ始めたタイだったんだけど、
彼との出会いが、はずむをイサーンの虜にして、「男よりイサーン」にしてしまったの。
素朴な田舎町の人々の生活や、暖かい優しさが、
GoGoやマッサージとは全く違う種類の癒しを、はずむに与えてくれるのね。
ここ数回の訪タイの際には、必ず彼を訪ねて、彼の村に立ち寄ってるんだけど、
今回もサコンナコンから、バスで向かおうと思ってたの。
そうしたら、メールでやりとりしているときにシートォングさんが、
「サコンナコンからムクダハーンまでは、そんなに遠くないから、
車でいっしょに行ってあげるよ。どうせ暇だから」って言ってくれたのよ。
お言葉に甘えて、シートォングさんとカミィくんに同行してもらうことになったわけです。
はずむとしては、言葉もできないから、一人だとやっぱり何かと心細くて、
だから、二人に同行してもらえるのはすっごく助かっちゃった。
シートォングさんは、タイ料理がダメだと言うことで、お出かけとなると大変。
お弁当用におにぎりといなり寿司を、カミィくんと並んで作っていました。
なんか、こうして見てると、夫婦みたい。
おいしそうな日本食のお弁当ができあがりました。

12:00にサコンナコンのシートォングさんの家を出発。
おうちから大きな道までは、カミィくんが運転。でもね、彼すっごい運転が慎重なの。
ゆっくりゆっくりの運転で、ギアも、サードまでなかなか入れられない。
はずむも免許取り立ての頃、こんな運転してたっけ・・・なんて、懐かしくなっちゃった。
かわいいわ、カミィくん。
シートォングさんに「速く、速く!!」なんて言われて、必死になって運転してました。
運転をシートォングさんに交代して、ほっと一息のカミィくん。
途中、カミィくんが好きだというので、
路上のもの売りのおじさんから、カミィくん、ココナッツミルクを購入。
はずむも、昔一度飲んだことがあって、おいしかった記憶があったので、
一緒に買ってもらって飲んだのね。
けど・・・、激まず!!多分モノにもよるんだろうし、
冷え具合でも味がかわっちゃうんだろうな・・・。すっごいまずかったの。
でもね、カミィくんの好物だっていうココナッツミルクを、
「まずい」っていうのも気が引けたし、
第一車は走り出してるから、捨てようがないの。
おまけに、ココナッツでしょ。どこかに中身が入ったまま置くわけにもいかず、
我慢して飲み干したの。
そしたらね、シートォングさんが
「カミィがやってるみたいに、中の白いところ、
はがして食べてみれば?おいしいらしいよ。」
って言うの。
「そっか、液体はまずいけど、この果肉はおいしいかも・・・」
って思って食べてみたら・・・
まず~ぃ!!っていうか、味がしないのよ~。
ちょっと気分悪くなって、一瞬口数も少なくなったはずむ。
後日この時の話をシートォングさんに告白したら、お腹抱えて笑われたわ。

ムクダハーンの街には14:30に到着。でも、何度か来てるのに、
Cくんの家の場所がわからないの。
すぐ近くまで来てるのは確かなんだけど。
で、カミィくんに、英語で書かれた住所を伝えて、村人に聞いてもらったのね。
でも、いまいち・・・。
Cくんの通っている学校の名前がわかってたから、その名前で聞いてもらったら、
学校の場所は判明。
車で学校まで行って、グラウンドで遊んでいる子供に尋ねると、
すぐにCくんがやって来た。
4ヶ月ぶりだね。前にあげた時計も腕につけてる・・・。うれしいわ。
学校が16時に終わるというので、
先にCくんの家に行って待つことに。
家の前にはお母さんがいて、すぐに家の中に入れてくれたの。
でもね・・・。本当に、言葉ができないって、どうにもならないのよ。
お母さんとは挨拶で精一杯。
カミィくんが、いろいろお母さんとお話してくれてるから、間がもってるけど、
これがはずむだけだったら、一体どうなっちゃうのかしら・・・。
何度も会ってるから、気持ちは伝わってると思うんだけどね。

そのまま家で待っていても退屈なので、村を散歩することに。
お母さんが先頭に立って、案内役。
シートォングさん曰く、「自分の家に外国人が来てるってのは、自慢なんだよ」って。
そういうもんなのか・・・って、ちょっとびっくり。
そう言えば、先頭にたって歩くお母さんに、いろいろな村の人が声をかけている。
はずむには分からないけど、シートォングさんには彼らの会話が理解できているのね。
シートォングさんもはずむもお弁当でお昼は済ませたけど、カミィくんはまだ。
村の食堂で食べるというので、はずむも後を着いていった。
カミィくんがバーミーを注文。「食べる?」って聞くので、お昼食べたあとだけど、
食べてみることに。
シートォングさんは、顔しかめてるけど、おいしいよ。
でも、あとになって、シートォングさんのしかめっ面の意味が判明。
「あのバーミーに、何かの動物の血を入れてたの、気づいた?」
ってシートォングさんに言われたの。
「カミィが注文したときに、僕の方を見て、ほら、見てごらんって、
袋に入った血を指さしてたんだよ」って。
いやぁ~ん、カミィく~ぅん。だったら、はずむにもあらかじめ教えてよ~ぉ。
でも、いっか。おいしかったから。

16時ちょっと前に、Cくんが学校から帰ってきた。お話したくても、何もお話できない。
嬉しそうな顔をしてくれるけど、
はずむにしてあげられることって言ったら、微笑み返すことくらい。
だったら・・・ってことで、日本から何もお土産をもって行かなかったから、
彼をつれて、4人で街に買い物に出ることにしたの。
彼に「何が欲しい?」って聞くと、「サッカーをするための靴」って返事。
前回の訪問のあと、日本からサッカーボールを送ったのね。
だから、それでプレーするための
靴が欲しいってことらしいの。
「靴を買ってあげるんだったら、服もいっしょに買ってあげるといいよ。
みんな持ってるはずだから」ってカミィくん。
ボランティアで知り合ったので、彼の家庭は、周囲の家と較べても裕福とは
言えない状況。
だから、周りの子が持っていて、欲しいと思っても我慢してるものってたくさんあるのね。
「じゃ、靴ね」車の中で、隣に座ったCくんにジェスチャー交えて伝えると、
嬉しそうに微笑む。
はずむはあなたのその笑顔を見に、毎回ここに来るのよ。

街につくと、すぐに靴屋さんへ直行。Cくん、すでにお目当ての靴があるらしく、
眺めだした。
店の中ではずむとシートォングさんが話をしていると、
カミィくんが、「二人は出てて」って。
外でシートォングさんに聞くと、「日本人だってわかると、高くなるんだよ」
って教えてくれた。
しばらく外でタバコを吸いながら待っていると、決まったらしく、カミィとCくんが呼ぶ。
「決まった?」たずねると、Cくん、うなずく。
「いくらだって?」っていう問いに、カミィくんが「2850B」と答えた。
正直、ちょっと高いな・・・とは思ったけど、欲しいと思うものを買ってあげたいじゃない?
カミィくんにお金を渡して支払いしてもらいました。
ナイキのサッカー用スパイクよ。
シートォングさんが言うには、500Bくらい高いと思うって。そうなんだぁ。。。
ま、いいけど。
次の洋服屋さんには、最初からカミィとCくん、二人で行ってもらったわ。
それから市場でCくんはシートォングさんから服をプレゼントしてもらい、
夕食用の牛肉も受け取り、荷物いっぱいに抱えて歩いてた。かわいいわ。
ホテルで3人分のチェックインを済ませ、彼を村に送り届けるころには、
もう日が暮れていたの。
お母さんが待っていて、あがれって言うんだけど、もう遅いし、そのまま帰ることに。
お別れの言葉をシートォングさんに通訳してもらい、車にのりました。

帰りの車の中、シートォングさんが、「いつもこんな感じの短い滞在なの?」
って聞いてきた。
「うん」ってうなずくと、なんだか無性に淋しくなったの。
はずむはCくんや、彼の家族に思い入れがあるんだけど、
その思いを自分で伝えることができない。
正直、長居するのは苦痛なのね。だって、向こうだって困るでしょ。
言葉が通じたら、一晩中でも話していたいのに。
「このままだと、はずむは『時々来てモノくれる外国人のおじさん』ね」っていうと、
シートォングさんが
「そうだね」って。
次来るときまでには、少しは話できるようになりたい!!って、
心から思ったはずむなの。

ホテルに着くと、シートォングさんとカミィは1つの部屋に、 
はずむは1人で自分の部屋に入って、シャワーを浴びて、ほっとひといき。
しばらくすると、シートォングさんから℡で
「街に男探しにいくけど、どうする?」って聞かれたので、
二人で夜の街に繰り出すことにしたの。
まずは、シートォングさんがサムローの運転手に「このへんにゲイバーある?」
って聞くと、
何人かのサムローの運転手さんが集まって、いろいろ話してる。
はずむには理解できないから、
「あら、あの運転手かわいい・・・」なんて一人思っていたら、
「あるって」っていうので、そのうちの1台で行ってみることに。
着いた店は、どう見ても、女の子のつく普通のバー。しかもちょっと怪しげ。
サムローの運転手が店の人に聞くと、
「前は男の子がいたけど、今はいない」っていう答。
だめじゃん・・・。
仕方ないから、今来た道を帰ろうとすると、店の主人が、
「少し店で待っていれば、心当たりをあたってみる」っていうので、
二人で店の中で待つことにしたの。
でも・・・。はずむ、ノンケ相手のバーって入ったことないから、わからないんだけど、
それにしても、怪しいのよ。雰囲気が。カラオケ歌ってる人とかいて、
すぐに何かが起こる雰囲気じゃないんだけどね。
シートォングさんは、ぜんぜん平気の様子。結構これまでに怖い思いもしてるって話。
はずむはびびりまくりよ。
二人ともお酒飲めないから、コーラを一本だけ注文して、飲んで待つこと1時間。
結局「いろいろあたったんだけど、だめそう」って返事だったので、帰ることにしたんだけど、
次のはずむの心配はお会計。
もう、雰囲気におびえて、店を「ぼったくりバー」だって思いこんでるから、
「コーラ1本で、いくらかしら?1000B?2000B???」なんて考えてたら、
「30B」っていう請求額を女の子に言われたの。
シートォングさん、「130B?」って聞き返したんだけど、「30B!!」っていう返事。
店を出て、サムローに乗った瞬間、二人で大笑いしたわ。
居酒屋に入って座ったただけでも、日本じゃ数百円じゃすまないでしょ。
30Bだって、30B。緊張して損したわ。
そのあとももう1件あるっていうので行ったんだけど、こっちはもろおかまバー。
タイではゲイバー=おかまバーなのね。

あきらめてホテルに戻ると、シートォングさんは、
もう一度トライするか按摩に行くっていって出かけたけど、
はずむは部屋に戻って、
セブンイレブンに夜食を買いに出かけたの。
レジの女の子、はずむが品物を持っていくと、
何か一生懸命タイ語で話しかけてくる。
はずむが困ってると、後ろに並んでいた女の子が
「イープン」と一言。
なんか、はずむ、タイ人と間違われてたみたい。
彼女、しきりに照れ笑いしながら、商品を袋詰めしてました。
部屋にもどって、夜食を食べて、就寝。
なんか、いろいろあったけど、楽しい1日だったわ。
2001年12月26日 ムクダハーン→サコンナコン

朝、7時半に起床。旅行中はいつも、なんとなく早起きをしちゃうはずむ。
今日はホテルで、シートォングさんとカミィくんとは別の部屋だから、
呼びに行って寝ているの起こしちゃ悪いし、
一人で街を早朝散歩。
すると、ホテルの前に、おもちゃ屋さんを発見したの。
今回サコンナコンに来るのに、何かおみやげを・・・って思ったんだけど
「荷物が増えちゃうし、必要なモノもないから、もしそうしたいって気持ちがあれば、
着いたらからアミタ(カミィくんのお子さん)におもちゃでも買ってあげて」って
シートォングさんに言われてたのね。でも、なかなかチャンスがなくて・・・。
すっごくカミィくんにもお世話になってるし、何かしたいって気持ちでいっぱいだったから、
朝食を食べてから、財布をとりに部屋にもどったの。
そこにシートォングさんから、朝食のお誘いの℡。
「ごめんなさい。食べちゃったのでお二人でどうぞ」って言って、
財布を持っておもちゃ屋さんへ。
大きな熊のプーさんのぬいぐるみを買おうかと思ったんだけど
(日本では信じられない値段よ)
これだけ大きいと、おうちでの置き場所に困るかしら・・・って考えて、
持ち運びができる大きさの、熊のぬいぐるみをチョイス。
「包みますか?」って聞かれたので、「お願いします」って答えたら、
若い男の子が出てきて、一生懸命に包んでる。
日本のお店とちがって、包むの大変そう・・・。慣れてないのね。
なんどもやり直して、20分くらいかけて包装してくれたのよ。
なんか、普通だったら手際の悪さに、イライラしちゃう所なんだけど、
あまりに必死に包んでくれたから、ありがたくなっちゃって、
お会計後に、彼にチップを渡そうとしたの。
そしたら、店のオーナーらしき人が、
「その必要はないよ。彼の仕事だから」って拒否されちゃった。
はずむ、いまだにチップの渡し方って、自信ないわ。決して意味的には間違って
なかったと思うんだけど・・・。

大きな包みを抱えて戻ると、エントランスのところで、
レストランから出てきたシートォングさんとカミィに出会った。
「何?それ。」ってシートォングさんに聞かれたので、
「アミタちゃんへのおみやげです」って答えたら、シートォングさん、
カミィくんにタイ語で伝えてくれて、カミィくん、にっこり。
カミィくんの笑顔って、とっても優しいのよ。顔自体は、男らしい顔立ちで
はずむのお父さんの若いときの顔とそっくり(笑)。
9時に出発する約束をして、部屋に戻り、シャワーをあびてチェックアウトよ。
まずはお買い物に3人でムクダハーンの市場へ。
ここの市場、前にも一度訪れたことあるんだけど、そのときは日用雑貨ばかりで、
おみやげを探しに来たはずむにとっては、あんまり興味なかったの。
でも、
今回は日用雑貨を買いに来てるシートォングさんとカミィくんのお供なわけだから、
そういう視点で商品を見ると、けっこうおもしろい。
シートォングさんも、カミィくんも、ポンポンってカンジでお買いあげ。
はずむも何か買いたいな・・・って思ってたら、前に買った、
笹で包まれたソーセージを見つけて購入。
これ、すっごいおいしいのよ。
あとは、ウエストポーチもシートォングさんと色違いのお揃いで購入。
たくさん収納できる優れモノなの。
そんな感じで歩いてると、何やら、茶色く固い空豆のような豆を発見。
「これ、おいしくて、こっちの人は大好きなんだよ」ってシートォングさんが言うので、
一つ試食。
「・・・ヴッ」
これ・・・ココナッツミルクの時以上の衝撃。むっちゃくちゃ不味い。
もう、失礼承知で、お店の前で吐き出したわ。もちろん見えないようには気を遣ったけど。
カミイくん、知らない間に、はずむのお土産用に、
このお豆の高い方を買ってくれてたんだけど、
申し訳ないけど、置いてきました(爆)。
はずむ、タイの食べ物、たいてい大丈夫なんだけど、これだけは二度と口にしないわ。

市場を出て、サコンナコンに戻る途中、カミィくんが
「タート・パノムに行こうか?」って誘ってくれた。
タートパノムは、タイ全土のみならず、ラオスの仏教徒からも深く信仰されているお寺で、
すごく有名なお寺なんだけど、外国人観光客にとっては、交通の便が悪くて、
訪れにくいお寺なの。だから、すっごく嬉しかった。
お寺はタイの他のお寺とちょっと違って、
直線と面を基調にした、珍しい感じの建物だったわ。
お寺を見て、資料館を訪れた後は、近くの市場を散策。
はずむはワッフルとあげパンみたいのを買って食べたのね。
このあげパン、ワッフルにくるんで食べると、
超絶品。おいしかった~。

その後、帰りがけに、シートォングさんのHPで時々紹介される、
村の近くのお寺に連れていってもらったの。
修行僧のためのお寺だそうで、見学前にカミィくんに、
「厳粛な場所だから、静かに見学して」っていわれてたんだけど、ホント、そんな感じ。
シートォングさんのお話によると、ここにいる修行僧のみなさんは、
よほどのことがない限り、このお寺で一生を過ごすんだって。
はずむには耐えられないわ・・・。
不謹慎だけど、とすると、「チャック・ワオとかするのかしら・・・?」って、気にならない?
これまたシートォングさんによると、
チャック・ワオはもちろん厳禁で、最初は夢精とかしちゃうんだけど、
そのうち夢精もしなくなるくらいに、体が慣れるんだそう・・・。
すごいわ~。でも、くどいけど、はずむには耐えられない世界だわ。

おうちに到着すると、ちょうどやってきた村の子のバイクにシートォングさんと2人で
乗せてもらって、カミィくんのガソリンスタンドへ。
ここにいる3匹の犬、すっごいかわいいの。
特にその中の茶色い犬。シートォングさんが来ると、
何かもらえると思って寄って来るんだけど、もう、なつきまくり。
イスに座っているシートォングさんにまとわりつく姿は、まるで恋人よ。
犬と戯れていると、そこに隣村の男の子たちが集まってきた。
彼ら、必死にシートォングさんにビールをねだる。
じゃ、お近づきの印に・・・ってことで、はずむがビール代のお金をあげると、
今度はガソリン代もくれって、ねだってる。
シートォングさんが、
「もらったお金をビール代に使っても、ガソリン代に使ってもいいんだよ」って言うと、
みんなで、散々悩んでたわ。そりゃそうよね。3台のバイクで来てるんだから、
ガソリン入れるとしても、一人1リッター入るかどうかの世界。
でも、あれこれ悩んでいる姿、なんか、かわいいわ。
結局どっちにしたのかは不明です。

シートォングさんと二人でおうちに戻ると、彼らも後を追うようにやって来た。
その中で、工事現場で働いているという子と遊んでみる。男臭くて、
やんちゃっぽくてかわいいし、すっごい笑顔のいい子でした。

アミタちゃんにお土産のぬいぐるみを渡したら、気に入ってくれたみたいで、
この日はずっと、抱えてました。
そんなアミタちゃんといっしょにテレビゲームに没頭。食事までの間、
なつかしのスーパーマリオにアミタちゃんと交代交代で熱中しちゃった。
夕飯を食べ終え(ムクダハーンで買ったソーセージ、おいしかった)ると、
まだ時間も早いので、
村で行われている結婚式を見に行こうと、シートォングさんに誘われた。
そういえば、どこか近所から、さっきからかなりの音量で音楽が聞こえてきてるの。
誰だかの結婚式の前夜祭なんだって。
歩いて会場に着くと(会場といっても、ほとんど外よ)なんか、たき火が見えるんだけど、
たき火にしては、やけに火力が強いの・・・。近くの木に燃え移りそうな勢いよ。
ほとんど火事の状態。
その周りで数人の人が、いそいそと立ち動いているの。
「あれって、たき火じゃなくて、火事なんじゃない?」
二人でそんなこと話しながら近づいていったら、火事じゃなさそうなんだけど・・・。
暗闇の中、火の様子に目を凝らしてみたら・・・。
牛の頭が火の中にぼ~っと浮かび上がったの!!
はずむ、一人だったら卒倒してたわ。
お祝いで、牛一頭を丸焼きにしてるんだって。一等6300Bだという話。
あわててカメラを取りに帰って、引き返したら、すでに火は消えて、
村の人たちが、牛をさばきはじめてた。
今まで数え切れないくらい、牛肉を食べてきたけど、
牛の丸焼きの姿も、さばく様子も、大きな胃袋も
初めて見たわ。ちょっとグロかったけど、すっごい感動。
でも、勧められても食べないわ。だって、中まで火が通ってないんだもの・・・。
明日遊びに行ってもいい?なんて、シートォングさんのところに寄ってくる男もいて、
予約入れてました(笑)。
そうそう、村の人に一人英語を話す人がいて、ちょっとだけおしゃべりしたわ。
ちょっと聞き取りづらい、
間違いも多い英語だったけど、直接コミュニケーションがとれて、ちょっと幸せ。

その後はおうちに戻って、シートォングさんと夜遅くまで語らっちゃった。
まじめな話から、HPについて、
大笑いしながらの不味いモノ談義に花を咲かせている間に、時刻は3時に。
「そろそろ寝ようか・・・」ってことで、それぞれの部屋に入ったんだけど、
外ではまだまだ前夜祭の爆音が轟いていて、カラオケまではじまった。
はずむは寝られるけど、シートォングさんは気になって寝られないんじゃないかって
とっても心配してました。

明日は実質サコンナコン最終日。どんな思い出ができるのかしら・・・。
2001年12月27日 サコンナコン

昨日の晩は遅かったので、朝9時に起きたの。すでにシートォングさんは起きていて、
サンドイッチを作っていてくれてた。
朝御飯を食べていると、2人の男の子がやってきた。
シートォングさんがあんまをしてもらっている間、本を読んで過ごしていたんだけど、
彼らが帰る時に、シートォングさんが
「みんなに犬肉でも食べさせてあげよう」って言う。
もちろん、あの犬肉レストランで、はずむは食べるつもりにはならなかったけど、
どんなふうにして食べるのかは知りたかったし、オッケーってことで、
2人に声をかけたら、喜んで車に乗り込んだ。さぁ、出発!!
途中飲み物を買って、いざ犬肉レストランへ。
今日は前回と違って、しっかり営業してたわ。
犬肉レストランは、高床式になった客室(!?)が4つほど並んだだけの、普通の広場。
すでに先客がいて、肉を食べていたけど、どうやら一緒に来た子たちの知り合いらしい。
「まずい、彼らの分も支払うことになりそう・・・」
シートォングさんが、笑って言っていたんだけど。。。
まずは彼らにタバコをねだられ、次にビールをねだられ、さらに焼酎をねだられ、
シートォングさん、大変・・・。
まぁ、犬肉は片足35Bって額だし、全部払っても、そんなにかからないとは思うけど。
これだけの人数に、日本で何かをごちそうしようとしたら、とんでもない額になるわ。
きっと。

さて、みんながどうやって食事をしてるのかを眺めてみると、
日本でいう「焼き肉」と大して変わらないの。
本当にタダの肉。
さすがに、犬の頭を真ん中からかち割って、
中から脳味噌(!?)取り出してるとこ見たときは
思いっきり引いたけど、
あとは本当に、ただの「焼き肉」。
そしたら、何を考えたか自分でも不思議なんだけど、
一口食べてみたくなっちゃったの・・・はずむ。
で、「ちょっとでいいの。これっくらい小さいのでいいから、ちょうだい」って言って、
もらって食べちゃった。
犬肉初体験。シートォングさん、びっくりって感じ。
周りの人たちも「食べた~っ!!」って感じではしゃいでる。
食べちゃってから、
「やだ、狂牛病みたいに、狂犬病って、肉食べたことで感染しないのかしら・・・?」
「大丈夫よね。しっかり火が通ってれば・・・」
「でもさ、けっこうレアなとこもあったわよ・・・?」
「やだ・・・、病気になったらどうしよう・・・」
なんてことが、頭の中をかけめぐっちゃった。
でも、食べちゃったんだから、しょうがないわよね。
味は・・・。豚肉・牛肉・鶏肉、どれに似てるって言われたら、牛肉だわ。
けっこうおいしかったのよ。
シートォングさんに、
「このことHPに書いたら、絶対愛犬家の人に叩かれるよ」って言われたけど、
叩かないでぇ~。はずむも、犬は大好きなのよぉ~!!
ところで、犬肉レストランの敷地内には、飼われてる犬もいて、
レストランから出た犬の骨を狙ってたりするの・・・。
このへんが、はずむには理解不能。

犬肉レストランを後にすると、いったんおうちに戻って、カミィくんも乗せて、
サコンナコンの街にお買い物に。
街に着くと、スーパーでお買い物。
はずむね、明日は村を離れるし、とってもカミィくんにお世話になったから、
何かお礼がしたかったの。
で、シートォングさんに何が欲しいか聞いてもらったんだけど、
カミィくんがスーパーで選んだのは、
「カルシウム入りの粉ミルク!?」みたいなものだったの。
(ひょっとしたらプロテインかも・・)
カミィくん、病気してから、体に対してすごく気を遣ってるんだって。
コレステロールとかにも注意してるし・・・。
こんなものでよろしいのかしら・・・とか思いつつ、差し上げました。
ホントにカミィくん、ありがとね。
買い物を終えると、レストランでちょっと遅いお昼ごはん。
さっき犬肉を食べた子たちはお腹いっぱいの様子で、
シートォングさんにハンバーガーを注文してもらって食べてたわ。
はずむはカオパットを注文。おいしかったわ。
はずむ、タイ料理って、食べれば食べるほど好きになってくるわ。
レストランを後にして、水やヤクルトを買いこんだあとは、
はずむはこのページ、シートォングさんは自分のページをチェックしに
インターネット屋さんへ。
残念ながら日本語を書き込むことはできなかったんだけど、
読むことはできたので、掲示板をチェック。
はずむが留守の間も、たくさん書き込みがしてあって、嬉しかったわ。
シートォングさんも、メールのチェックや掲示板への書き込みに、忙しそうでした。

街を出るあたりで、ガソリンスタンドに寄ったので、乗せてる2人の子に
「何か買ってあげるよ」って声をかけ、いっしょにコンビニに入ったの。
彼らが何を選ぶのか、興味あったんだけど、案外普通で、
スナック菓子をそれぞれ1つ選んだ二人。
この二人、シートォングさんの生活記の中では、
雨期の田舎編14番に登場する、
文房具を欲しがる友達と対照的にお菓子を買いまくったGくんと、
稲刈りの時期編19番に登場する、
磨けば立派な女になるっておすぎさんお墨付きのコンダムくんだって、
(まだ読んでない方、リンクから飛んでみてね)
あとでシートォングさんに聞いて知ったんだけど、
性格って、ちょっとした仕草に表れるわよね・・・。
お菓子かってあげたあと、彼らはすでに車に乗り込んで、お菓子を食べてたの。
で、はずむははずむで、自分の買い物をして、車にもどったんだけど、
そのときさりげなくドアを開けてくれたのは、コンダムくん。
乗り込んだはずむに、じぶんのお菓子を「食べる?」って勧めてくれたのも
コンダムくん。
決して愛想がいいわけではないんだけど、心根から優しい感じの子。
一方、Gくんは、やんちゃ坊主で子供らしくてかわいいし、男気が強い。
よく気がついて動くんだけど、それは優しさから・・・ってより、
どちらかと言うと立ち回りが器用って感じなの。
観察していておもしろいわ。
偶然かも知れないけど、コンダムくんはタイのスナック菓子。
Gくんは輸入物のポテトチップ。値段は倍ほど違うの。
そこにもコンダムくんの遠慮があるような気がするのは、気のせいかしら?

帰りがけにまたいつものタラートに寄って、お買い物。
昨日の夜、シートォングさんに勧められたビタミン剤を買いに薬局へ。
カミィくんがビタミン剤の値段交渉してくれている間に、シートォングさんが、
冷蔵庫を指さして、
「あの冷蔵庫の中の銀色の箱にはいったのは、
日本のユン○ルみたいなものなんだけど、飲んでみる?」
って聞いてきたの。はずむ、ちょっと旅の疲れも出始めてたし、
100Bで買って飲んだのね。瞬間
「・・・ゥッ、ウゲェ~っ」
超不味い。たとえて言うなら、カエルの卵を飲んでるような食感と、
甘いようなしょっぱいような、
この世のモノとは思えないような奇天烈な味。
100Bっていう値段から、よっぽどひどい風邪とかひかない限り、現地の人は飲まない
ものらしいけど、風邪の時に飲んだら、はずむ、間違いなく気分悪くなってるわ。
シートォングさんったら、
「まずかった?うん、まずかったでしょ・・・。僕、そういういたずら、大好き!!」だって。
もう、いやぁ~ん。シートォングさんったら。隙あらば、仕返ししてさしあげるわぁ~ん。

そんなこんなでおうちに帰って、またまたカミィくんにお夕飯を作ってもらいました。
今日のメニューはマーボー豆腐。本当にシートォングさんのタイでの食生活、
日本食に徹してます。
毎回毎回、一生懸命食事の支度をしてくれるカミィくん、甲斐甲斐しいわぁ~。
で、その後、シートォングさんと並んで、按摩してもらったの。気持ちよかった~。

シートォングさんが部屋にいる間、はずむはリビングで日記を書いていたの。
そしたら、カミィくんが、「何?」ってのぞき込んできた。
辞書で日記って調べて、答えると「ふぅ~ん」って感じで向かいのイスに座ったの。
考えてみたら、はずむ、ここに滞在中に一対一でカミィくんとお話するのは初めてかも。
すっごくいい人で、自然な優しさがにじみ出てる、すてきな人だけど、
どうしても言葉の壁が邪魔してしまうの・・・。
でも、どうしても自分で自分の気持ちを伝えたかったんだ。
で、辞書を片手に、一生懸命お話したの。
カミィくん、真剣に聞いてくれて、調べてる間、どんなに時間がかかっても、
嫌な顔ひとつせず、じっくり待っててくれて、はずむの発音が悪いときは、
いっしょに辞書をのぞき込んで、発音を直してくれたり・・・。

はずむがお話しした内容は、
シートォングさんの生活記をHPで読んで、シートォングさんと、
カミィくんの関係を知ったこと。
カミィくんの人柄を、読めば読むほど感じることができたこと。
だからどうしても村を訪問して会ってみたかったこと。
そのために強引にシートォングさんにメールしたこと。
ようやくこの旅行で実現したこと。
そして、
滞在中に言葉もできないはずむに対して、とってもとってもよくしてくれて、
ありがとうっていうこと。
あなたたちの家族や友人の幸せを、心から願っているっていうこと。

これをはずむの力で全て伝えられたとは思えないんだけど、
最後にカミィくんは、「ありがとう」って言ってくれたの。
カミィくんって、すっごくすっごく優しい人。
だから、自分の生活がどんなに変わっても、いつも「自分」でいられるんだ
と思う。だって、「優しさ」って、一番の「強さ」のことだもの。
シートォングさんとの出会いを、はずむは幸せに思ってる。
でも、シートォングさんとはこれから先も、会おうと思えば日本でいつでも
会えるけれど、カミィくんには、いろいろな幸せな偶然が重ならない限り、
もう二度と会えないかもしれないと思うと、すっごく淋しくなっちゃった・・・。
明日でお別れなんだもの。
シートォングさんが部屋から出てきたので、少しお話をして、
明日の出発時間を確認したあと、床につくために部屋に入ったはずむ。
でも、なかなか寝られなくて、タイ語会話帳と辞書を並べて、
明日カミィくんに渡す手紙を書き始めました。
きちんと書けるかしら・・・。タイ語ってどれも同じ文字に見えちゃうんだもの・・・。

いろいろな思い出のできたこの村とも明日でお別れ。ありがとうね。みんな。
2001年12月28日 サコンナコン→バンコク→パタヤ

今日はサコンナコンを発って、バンコクに行き、パタヤに向かうという、
今回の旅の中では、比較的移動の多い日です。
早朝のフライトだから、朝5時に起きようと思って目覚ましかけておいたんだけど・・・。
はずむね、よく日本ではやるのよぉ・・・。特に忙しい季節には・・・。
「目覚まし無意識のうちに止めて二度寝しちゃう」ってパターン。
まさか旅行中にやるとは思わなかったわ。
5時40分にカミィくんが起こしに来てくれるまでは、思いっきり爆睡してました。
これ、もしホテルに一人だったら、もっともっと長く寝てたはず。
ありがとう、カミィくん。
シートォングさんが入れてくれた紅茶を飲んで、荷物をまとめたら、空港に向けて出発。
真っ暗な村に車のエンジン音だけが響く。
それぞれの民家には、朝食の準備なのか、
ポツ、ポツと火を焚いているあかりが見えたわ。
なんだか、とっても淋しい・・・。
言葉も通じない、うまく話せない中での滞在だったけど、
いつもの一人旅では絶対に味わえない体験や思い出が、たくさんできた旅だったから。
はずむ、お気楽ご気楽な一人旅が大好きなんだけど、
でも、誰かと過ごすことのできる旅ってのも、すごい魅力があるんだなって、
はじめて知ったの。
ほんとに、ほんとに、楽しかった。

空港に着いて、少し時間があったからぶらぶらしてたら、
お土産屋さんのショーウインドウの中に、
素朴な感じの焼き物がたくさん置いてあったの。
シートォングさんに「この辺は、焼き物が有名なんですか?」って尋ねたら、
「ちょっと離れた場所だし、ローカルなものだけど、有名は有名だよ」ってお返事。
サコンナコンの思い出に、小さな焼き物を買って帰ろうって思って、
お店の人に欲しい焼き物を指さしたら、
「ごめんなさい、今鍵がないから開けられないの・・・」
って言われたわ。
・・・え???
商品の売れないお土産屋さん。。。なんかステキ。
でも、買えないとなると、よけいに欲しくなるじゃない?
仕方ないので、ウインドウの外にあった花瓶と湯飲みを買いました。
ちょっと大きめだから、持ち運び大変だけど、大切な思い出だもん。
シートォングさんが、スナック菓子を買って、
「鯉と遊ぼう」ってはずむを空港ビルの外に連れ出した。
すごいの。池の鯉。スナック菓子を入れたとたん、奪い合って食べてる。
シートォングさんって、犬といい、鯉といい、餌付けの天才かもしれないわ。

そんな感じで過ごしてたんだけど、いよいよお別れ。
はずむ、よく「うるるん滞在記」って番組見るんだけど、
あの番組って、最後のお別れの時になると、ほとんどの滞在者が涙を流すじゃない?
あれ見て、「ほんの数日間の滞在なのに、泣くほど悲しいものかしら・・・?」
って思ってたんだけど、今なら彼らの気持ちがわかる。
村での出来事や思い出。シートォングさんとカミィくん、
そして村人の人たちの心遣いや優しさ・・・
いろんなことが思い起こされて、なにか口を開いたら泣いちゃいそうだったの。
「また来てください」ってシートォングさんに言われても、笑顔作って、
「はい。本当にありがとうございました」って言うのが精一杯。
カミィくんには、昨夜書いた手紙を渡したの。発音できないから、
読んでもらうのが一番だと思って。
そしたら、カミィくん、じっくりうなずきながら読んでくれたわ。
どうにか伝わってるみたい。
カミィくん、読み終わった手紙をはずむに返そうとしたんだけど、シートォングさんが
「それは手紙だよ。持っていなさい(推定)」
って言ってくれて、カミィくん、うなずいてシャツのポケットに入れてくれました。
ほんとに、ほんとに、ありがとね。二人とも・・・。
はずむ、今度は言葉ができるようになってから、再びここに来させてもらいます。

チェックインを終え、搭乗。離陸する飛行機から見える村の様子を見ながら、
不覚にも、我慢していた涙があふれてきちゃったの。
誰にも気づかれないように、窓に顔がくっつくくらいにして、外を眺めてたんだけど、
フライトアテンダントのお姉さんが、ウエットティッシュ(!?)を持ってきてくれました(爆)。
バンコク行きのフライトは、ナコン・パノムの経由便。
あっと言う間にナコン・パノムに着陸し、乗客を入れ替えて、
再びバンコクに向かって飛び立ちました。

バンコクにつくと、さぁ、いよいよ旅後半ね。
また新たな出会いを見つけなきゃ!!ってことで、
まずはパタヤまでの移動手段を決めることに。
はずむ、空港から直接パタヤへ行ったことなかったから、
どうすればいいかよく分からなかったのね。
エアポートバスでモチットまで行って、そこからバス?それともエカマイ?
なんて考えてたんだけど、
タイ航空のリムジンサービスのカウンターに行ったら、
200Bでパタヤのホテルまで送迎バスがあるとのこと。
普通バスで行っても、
まずはバスターミナルまでエアポートバスで100Bでしょ。
パタヤまでのバスで80B(値上がりしたそう)。
バスターミナルからのソンテウが20Bじゃない?
だったら決して高くないわって思って、決めたの。
本数は少ないんだけど、次のバスは12:00発だって言うのよ。
今は11:00。お昼食べてちょうどね・・・と思って、予約したわ。
国際線ターミナルと国内線ターミナルの間にあるフードコートでお昼ご飯を食べて、
バス乗り場に戻ると11:30。
タバコの吸い溜めをしていると、バスが到着したので乗り込んだの。

途中、ガソリンスタンドでのトイレ休憩なんかもありながら、14時にパタヤの
タイ航空オフィス前に到着。
「あぁ、ここで行き先別に無料のソンテウに乗り換えるのね・・・」
って思って荷物を持って降りた。
「何処へ行く?」って聞かれたから
「ウエルカムプラザホテル」(これが一番わかりやすいと思って)って答えたら、
「わかった。あれに乗れ。50Bだ」って言うのよ。
・・・ちょっと!!ホテルまでの料金で200Bじゃなかったの???
バスターミナルからなら20Bじゃない?
頭の中「???」状態なんだけど、他の客は素直に乗り込んでる。
でも、はずむと同じようなことを考えてたファランが1人いて、
必死に運転手に
「バスターミナルからなら20Bなんだから、20Bにして」
って訴えてたの。でも、聞く耳持たず。
そのまま乗っても、たかが50Bなんだけど、なんか癪じゃない?
けっきょくそのファランとはずむは、乗らなかったのね。
でも、このオフィスが、一体どこにあるのか分からないはずむ。
途方に暮れて歩いてたら、ソンテウのお兄さんに声をかけられた。

「Where are you going?」  
「Beach」
「ソンテウ?」  
「タオ・ライ?」
「ハーシップ」  
「ペーン」
「How much do you pay?」  
「ん・・・。サーシップ」
「OK モトサイ」 
「モトサイ?I have a big bag!!」
「OK」

英語とタイ語のチャンポンで会話をしたんだけど、
30Bならここにあるモトサイで行けっていうのよ。
スーツケース持ってるのに、大丈夫?って思ったんだけど、
大丈夫っていうので乗り込んだ。、
運転手の子、スーツケースを自分の前に抱えて、ハンドルを握る。事故らないでね・・・。

なんとかボーイズタウンまで到着し、今日のお泊まり、アンビエンスにチェックイン。
メールでペントハウスを2550Bで予約してあったので(他が空いてなかったの)
すんなりチェックインできたわ。
スーツケースを併設のカフェのおねえばりばりウエイターが運んでくれた。
でも、ペントハウスでしょ・・・。一番上まで上がる頃には、彼、すっごい息切れ。
・・・運動なさい。
部屋に入ると・・・たいしたことない部屋ね。でも、仕方ないわ。
ベランダはあるし、いっか。
ちょっと休憩して、荷物をしまってから、
さ、お昼ご飯でも食べに行こうかしら・・・って思ったんだけど、
ここで、大事件。
ドアが押しても引いてもあかないのよ~。いくらやってもだめ。
以前、アンバサダーでドアノブとれちゃった時の悪夢が蘇る。。。
しかたないので、フロントに℡して、
「ドアが開かないの~。助けて~!!」って連絡して、来てもらうことにして
念のため、再びトライ。
・・・スライド式のドアだって気づいちゃった・・・。
すぐに℡して、
「ごめんなさい!!スライド式のドアだったのね・・・。
わかったわ。ごめんなさいね。もう大丈夫」
って言ったの。思いっきり笑われたわ。

ボーイズタウン向かいの食堂(ここ、はずむのお気に入り)で昼食を食べて、
Royal Gardenのインターネットカフェで掲示板に書き込み。
ようやく日本語で書き込みができるわ。
そのあとボーイズタウンのカフェでまったりしたり、お買い物に歩いたり。
で、日も暮れてきたので、さ、どうしましょ・・・って考えたのね。
で、今まで行ったことなくて、一度行ってみたいと思ってた、
アダム&イブに行こう!!って決めて、
とりあえず歩きだしたの。
歩き出したんだけど・・・途中ソンテウでもモトサイでもつかまえればいいんだけど、
時間もあるし、歩いちゃおう!!って思っちゃって・・・。
結局歩きで行っちゃいました。死ぬかと思ったわ。むちゃくちゃ遠いのよ~ぉ。
ちょっとかわいい感じの子を指名。ずっと楽しみにしてた、
泡マッサージだったんだけど、
・・・たいしたことなかった。下手だったのかしら?

その後、アダム&イブで車呼んでもらったんだけど、70Bって言うから断って、
30Bでモトサイに。(今回、初体験なのに、よく使ってるわ。モトサイ)
ボーイズタウンに着くと、GoGo巡りに。
「Boyz Boyz Boyz」、「Toy Boy」、「Funny Boy2」と廻ったんだけど、
タイプがいない。
以前はパタヤって言えば、1件に数人タイプがいたのにな。。。
年末で家に帰ってるのかな・・・。
で、もう時間もずいぶん遅くなってから、
屋台でぶっかけ飯の夜食を食べたあと、Throbへ。
「ここもだめかしら・・・」って思ってると、視線を感じたの。
そっちを見ると、男の子っぽい感じの顔で、
笑顔のかわいいボーイKUNと目があった。
決して「僕、どう?」って感じの媚びた視線じゃなくて、
なんて言うのかな・・・。染まってない感じの視線?
最近のボーイKUNって、お客さんの前でも、平気でボーイKUN同士、
ぺちゃくちゃ話しするじゃない?
でも、彼は一人ポツンって感じで所在なく座ってたの。
「いやぁ~ん、かわいいぃ~!!」

実はね、いつもなら、はずむ、ボーイKUN OFFしても、
1回Hして、それでバイバイ!!ってパターンだったのね。
だから朝までいっしょに・・・ってことも、ほとんどなかったの。
でも、今回は誰かといっしょに過ごすっていうことの楽しさを実感してる旅じゃない?
正直、Hはどうでもよかったの。はずむが「かわいい」って感じるボーイKUNが
そばにいてくれればそれでオッケーって気分だったのね。

で、さっそくマネージャーさん呼んで、
「あのね、あの子が気に入ったんだけど、H目的ってよりも、いっしょにいて欲しいの。
できれば、パタヤ滞在の3日間、一緒に過ごしたいんだけど。
それでオッケーならOFFしたいの。聞いてくれる?」ってお願いしたの。
マネージャーさん、聞いてくれて、
「オッケーだよ」って返事。さっそく呼んで、お話したあと、OFFしました。
彼はAくん
(ボーイKUNのプライバシーを守るため名前は公開しないわね。
写真は後日アップできます。)
24歳。チェンマイ出身の男の子。
すっごくかわいいんだけど、話をしてると、奥さんも子供もいるって。
31日にバンコクへ会いに行くのが楽しみだって、すっごくうれしそうに話してる。
「男が好きなの?」って尋ねると、首を横に振ったわ。
二人の弟の学費として、お金を送ってるって。
彼、決して英語が上手くないのね。でも、一生懸命話しようとしてくれるし、
はずむの話も理解しようとしてくれる。
以前にも一度、日本人のノンケ(!?)の男にOFFされて、
買い物や観光につきあったことがあるって、
その人からもらった手紙の封筒を、大事そうに見せてくれたの。
それから、日本人の女の子とつきあってたこともあるって。
「日本語、何か話せる?」って聞いたら、
「こんにちは」「おはよう」「ありがとう」「なに?」だけ知ってるって答えたわ。
かわいい。本当にかわいいの。
そんな話をしていたら、あっという間に時間は深夜に。

「Hする?」って聞かれたけど、「いいよ。今日は。」って答えたの。
だって、Hして、気分がもし冷めちゃったらいやだったんだもん。
二人で抱き合って寝ました。はずむ幸せよ。

2001年12月29日 パタヤ

朝、AくんがHしてきた。昨日の夜しなかったので、お仕事のつもりなのかしら・・・。
寝起きのH。抱擁に毛が生えた程度の、むちゃくちゃ軽いHよ。でも、気持ちよかった。
そのまま二人とも二度寝しちゃって、目が覚めたのは10:00。
「お腹すいたね」ってことで、はずむ一人じゃ絶対入れないような、
食堂に行って、朝・昼兼用のごはん。
食事しながら、「何がしたい?」ってAくんが聞くので、
「買い物がしたいかな・・・」って答えると、
食堂を出てすぐ、彼、ソンテウを止めて、
セントラルパタヤのショッピングセンターに案内してくれた。
いろいろ見たんだけど、あんまり欲しいモノがない。っていうか、
このショッピングセンター、外国人や高所得者をターゲットにした、高級店みたい。
サーティーワンでパフェーを食べてから、ショッピングセンターを出て、
海沿いを散歩することに。
海外線を歩きながら、お話。通じないときは指さし会話帳登場よ。
二人で本をのぞき込んで、「あぁ~、なるほど・・・」なんて感じ。
でも、そんなつたない会話なのに、しっかりコミュニケーションはとれてるのよ・・・。
「ね、Aくん、31日にバンコク行くんだよね。」
「うん。はずむくんは明日行くんでしょ」
「そうだよ。」
「じゃ、明日でお別れか・・・」
「いっしょに行く?明日、バンコクに・・・?」
「え?・・・いいの?」
「いいに決まってるじゃん。きみといると、心が落ち着くもの・・・。」
「ほんと?嬉しいよ。じゃ、僕の奥さんとかにも会ってよ。
うちに泊まってくれていいから。」
「それは無理だわ・・・。だって、31日は早朝のフライトだし。」
「そうか・・・。でも、いっしょにバンコクまで行けるなんて、嬉しい。じゃ、
きょうバーに行って、マネージャーに明日から帰省するって言わなきゃ」
そんな会話をしながら歩いていたら、
マイクス・ショッピングセンターまでたどり着いたので、入ることに。
職場の女の子に「お香があったら買ってきて!!」
って言われてたから、お土産のフロアで買って、
1フロアずつ、エスカレーターで降りながら、見てまわったの。

途中、銀製品(安かったし、偽物なの。そんなことどうでもいいんだけど)
のお店で、アームリングに目がとまったはずむ。
はずむね、以前に行ったメーホンソンの原住民の村で、
そこのおばあちゃんから50Bで買ったアームリングが超お気に入りなの。
で、おでかけ(特に訪タイと時)には、必ずつけてるのね。
Aくんに、棚の中のアームリングを指さして、
「これ、どう思う?」って尋ねると、
「いいと思うよ」っていう返事。
「じゃ、おそろいで買おうか?」っていうと、ニコって笑って
「Up To You」って答えるの。
1つ120Bの超安物だけど、なんか、嬉しくなっちゃった。
即つけました。

で、また1フロアずつ、見てまわってたんだけど、
釣り具が置いてある店の前で、ふと彼が立ち止まった。
子供みたいにきらきらした目で、釣り竿を手に取り、眺めてる。
「釣り、好きなんだ?」
「うん。よくノースパタヤのほうにある釣り場で、やってるんだ。」
「ふぅ~ん」
当然、彼、欲しくてここに立ち止まってるのよね。
でも、自分から「買って」って言えないの。
「欲しいの?買ってあげようか?」って言うと、
「本当!?でも、Up To You」って、すっごい笑顔で答える。
はずむね、基本的にケチなのよ。
だから、ボーイKUNに何か買ってあげたことなんてないし、
(そもそもボーイKUNとお買い物なんて、はじめての体験よ)
そういうの、いやなのね。だって、言い方悪いけど、金づるを自覚させられるじゃない?
買ってあげた瞬間。
でもさ、この子の喜ぶ顔は、どうしても見たかったのよ。
それに、服とか、ゴールドとかじゃなくて、彼が欲しがっているのは、釣り竿なの・・・。
なんか、ちょっと違う気、しない?あたしだけかしら・・・、そんな風に考えるの・・・。
「いいよ。どれでも好きなモノ選びなよ」
って言うと、Aくん、1本1本手にとり、じっくり吟味しながら、1本を選び出した。
「それがいいの?」
「うん」
「じゃ、買おうか・・・」と、店員に渡そうとすると、Aくん、なんかモジモジしてる。
「どうしたの?」って尋ねると、
「○×△◇」って、何かタイ語で言う。彼の視線の先には、リール。
そっかそっか、サオだけではだめなのね。
「いいよ。どうせ買ってあげるんだから、遠慮しないで、
必要なモノ全部、買えばいいよ。」
そういうと、また彼、嬉しそうな顔で、リールを選び出した。
「もういいの?」と聞くと、
「うん、これで全部。」と答えるので、釣り竿をお店の人に渡して、
「このリールも」って、指さしたの。
そしたら、店員さんが何かをAくんに話しかけた。
その瞬間、Aくん、ハッと何か気づいた様子。
「ん?なに?」(彼、「何?」って言葉が理解できるから、ここは日本語よ〈笑〉)
彼、すっごい恥ずかしそうに、リールに巻く糸を指さした。
確かに。糸がなきゃ釣りにならないわ。
あんた、案外おっちょこちょいね。
それ以外にも店員に勧められたルアーも買って、しめて1535B。
彼、うれしそうに包みを受け取ると、「コープン・カップ」をくりかえす。かわいい。

そのあとRoyal Gardenでインターネット。
バンコクでのオフ会の話とかを書き込んで、メールもチェック。
彼はとなりでアイスコーヒー飲みながら、読めない日本語の画面を見つめてる。
彼とメールのやりとりができるようになれば、帰国してからも楽しいのにね。

ちょっと疲れたので、二人で部屋に戻って、お話。
「明日、じゃ、いっしょにバンコク行こうね」
「うん」
「じゃ、今日は家に帰って寝なよ。疲れたでしょ。今日の分のOFF代は、
店の方に払ってあるから、大丈夫。ぐっすり休んで、支度して、明日の10時においで」
「いいの?僕今日もここで寝てかまわないよ」
「今日はこれから自分でお土産探しに廻りたいし、それにGoGoにも
行くかも知れないし」
「僕ははずむKUNがGoGoで他の子と遊んでも平気だけど・・・。
でも、じゃ、今日は家で寝るね。明日10時ね」
そんな会話をして、彼は5時頃、帰っていった。
もちろん、二日分のチップを渡したわ。

彼が帰ってから、はずむは一人でRoyal Gardenのフードコートでお夕食。
その後、お母様にタイシルクのスカーフでも買おうと思って、街を歩いてたの。
ちょっといい感じの柄のスカーフがあったから、店員に
「これ、本物のタイシルク?」って尋ねると、
「そうです。1枚250Bね」って答える。
「150Bなら買うな・・・」
「それはだめ。180Bね」
「じゃ、いいや。さよなら」
「OK、OK。150Bでいいよ」
そんなやりとりをして、じゃ、150Bなら買おうかしら・・・って思ってたんだけど・・・。
彼女が「広げるとこんな感じよ」って言って広げたスカーフの片隅に、
なにやら文字が書いてある。
よく見ると、ハングル文字。・・・韓国製じゃねーかよ!!
何が本物のタイシルクだよぉ・・・!!(怒)
立ち去るはずむに彼女、「100Bでいいよ!!」って叫ぶけど、完全無視。
恐るべし、タイのショッピング。

で、夜のGoGo巡り、開始。
Dream Boyに行ったら、最初「・・・」って感じだったんだけど、
そんな中に、日本人顔の、笑顔のかわいい子を発見。
はずむ、笑顔のカワイイ子に弱いのよ。
「呼ぼうかな・・・」って思ってたら、一瞬の差で、ファランに呼ばれちゃったその子。
はずむって、優柔不断なのよね。いっつも、このパターン。
もたもたしててさらわれちゃうの。
仕方ないから他のGoGo5件くらい廻ったんだけど、全然だめ。
前回の旅行で2人まとめてOFFしちゃったときの子が、違うバーにいたから、
100Bあげて挨拶したけど、
それだけ。
全然タイプがいないのよ。
せっかくパタヤ最終日なのに、今夜はだめね・・・って思って、
もう一度Dream Boyの前まで行って、客寄せの子に、
「○○番の子(さっき気に入ったファランに呼ばれた子)、中にいる?」
って尋ねたら、
中に確認に行ったその子、
「今食事にいってる。40分くらいで戻るよ」っていう返事。
なんだ、OFFはされなかったのね。
「じゃ、また来るわ」って彼に言って、いったんホテルに。
1時間後に行くと、まだ帰ってきていないっていうから、
「ホントにいるの?あのファランにOFFされたんじゃないの?」
ってちょっと疑ったんだけど、
3度目にようやく戻ってきていた彼。
彼はEくん。22歳。連れて帰ったけど、想像ほどじゃなかった。
Aくんのほうが全然いいわ。
早々にお帰りいただいたの。

さ、明日は実質最終日。Aくん、ホントに10時にくるかしら???

2001年12月30日 パタヤ→バンコク

8時半に起床。シャワーを浴びて、荷物をまとめていると、
9:40にAくんがやって来た。ちゃんと来たんだね。
「今日、バンコクで友達に会う予定なんだ。だから出発前に
Royal Gardenのインターネットに行こう」って言うと、
「Royal Gardenは11時からだよ」ってAくんが言う。
じゃ、ほかのインターネットで開いてるところに行こうかってことで、通りに出た。
でも、入ったインターネット屋は、日本語入力不可能。
仕方ないので、HOTMAILのチェックだけして、
AくんにHOTMAILのアドレスを作ってあげて
使い方を説明。「きっとメールしてね」って約束したの。
彼、自分のパスワードを何度も何度も声に出して繰り返してたわ。
で、部屋に戻ってうち合わせ。彼、今日はバンコクから直接、
奥さんの家に行くつもりらしい。
ホテルをチェックアウトして、荷物を持ってRoyal Gardenのインターネットへ。
もうお店の人、顔覚えてくれてて、
すぐに日本語フォントの入ってる15番のカードを渡してくれる。
掲示板をチェックすると、3人の人がOFF会に参加してくれるみたい。
おすぎさんのアドバイスで、
5時半に、シーロムのソサイエティっていうカフェで会うことにしたの。
ソンテウでバスターミナルに向かって、エカマイ行きのキップを購入。乗り込んだ二人。
バスの中では「Good Night」とか言い合って、
「僕は寝ちゃうから、一人でさみしくしてな!!」みたいな感じで
お互いにいたずらっぽく言い合ってたんだけど、
結局二人ともホントに爆睡しちゃったわ。
エカマイのバスターミナルに到着して、
さ、ホテルどうしようかな・・・って考えたはずむ。
とりあえず、電話番号教えてもらってあるトムヤム君さんに連絡とってみようと思って、
Aくんに℡してもらった。
トムヤム君さんとは℡で初めてお話する間柄。なのに、いきなり、
「どこに泊まってるんですか?いくらですか?部屋空いてるかしら???」
なんて質問責めのはずむ。ホント、失礼よね。あたし。

で、トムヤム君さんはスクンビットのマンハッタンってホテルに泊まっているというので、
行ってみた。
フロントに「予約入れてないんだけど、部屋あいてるかしら?」って聞くと、
「申し訳ありません。満室です」っていう返事。
・・・え?
バンコクにはあんまりホテルの部屋予約して来たことないんだけど、
今回みたいなこと初めてなの~ぉ。
時期が悪いのね・・・。
さぁ、どうしよう・・・って、Aくんと二人でホテルの前で作戦会議。
トムヤム君さんに℡すれば、きっといっしょに違うホテルさがしてくれちゃうじゃない?
せっかくの滞在時間をそんなことでムダにしてほしくないし。
仕方ないので、シーロムの方へタクシーで移動することに。
ホテルの前に日本人の方がいたんだけど、声かけなかったのね。
実は、あとで知ったんだけど、その方こそ、トムヤム君さんだったの。
お話しとけばよかった・・・。声もかけずに、無礼なはずむでごめんなさい。
シーロムは今日は歩行者天国。中までは入っていけないと言うので、
タクシーの中で「ここ!」って勝手に決めた、タワーホテルの近くで降りたの。
でも・・・。
ここもやっぱり「満室」。あぁ~ん、なんてことなのぉ~っ!!
途方に暮れて歩いていると、公衆電話を発見。
電話番号聞いていたおすぎさんに、ヘルプの℡。
そしたら、そっちこっちあたってくださって、でも、どこもいっぱいだって話で、
けっきょくバビロンホテルをおさえてもらいました。
わざわざタワーホテルまで迎えにきてくれて、いっしょにバビロンまで来てくれて・・・。
ホント、感謝です。

さて、OFF会まではあと1時間。Aくんが「お腹すいた」って。
この子、はじめて自分の要求を自分の口から申し出たので、
よっぽどお腹すいてる様子。
タクシーでワールドトレードセンターへ行って、フードコートで遅い夕食。
彼が食事をしてる間に、はずむは伊勢丹の紀伊国屋に。
シートォングさんに聞いた、タイ語学習にいい
「日タイ・タイ日初級辞典」と「おもしろく学ぶタイ語(テープ付き)」をお買いあげ。
これで次まではしっかりお勉強しましょっと。

ワールドトレードセンターからsiamまで歩いて、BTSでサラデーンまで移動。
「シーロムで友達みんなが会うから、いっしょに行こう」ってAくんに言うと、
彼、なぜか嫌がる。
「なんで、いやなの?」って尋ねると、
「だって、ぼくは男が好きなわけじゃないよ」と彼。
え???って思ったんだけど、どうやら彼、
「シーロム=GOGOバーか男遊びの場所」だと思っているらしい。
「違う、違う。普通のカフェでお話するだけだよ」って言うと、
ようやく安心して着いてきた。
で、サラデーンに到着して、OFF会の会場、ソサイエティーまで行こうとするんだけど、
どこだかさっぱりわからないの。しかも、通りは歩行者天国でごった返してる。
その上さらに、Aくん、お腹いたくなったらしい・・・。
とにかく、みなさん待たせちゃいけないし、℡でおすぎさんに場所の確認をしたの。
ようやくたどりついた会場には、3人のみなさんと、タイ人の子が2人。
あとから1人みえたので、9人でのオフ会になったのね。
掲示板ではお会いしてるけど、実際にお会いするのははじめてのみなさん。
すっごい感動よ~。
でもね・・・。
すっごく嬉しいんだけど、せっかくみなさん集まってくれたのに、
はずむ、OFF会って初めてで、何していいのかがわからないの。
しかもAくん、お腹痛いから、トイレに行ったっきり、しばらく戻ってこないし。
結局、あまり長い時間お話することもなく、少しお買い物に歩いたあとは、
バビロンに行くというお二人といっしょに、トゥクトゥクでホテルへ。
あっという間にお別れとなってしまったの。
・・・後悔。
次にOFF会するときまでには、ちゃんとOFF会について学習しておくから、許してね。

OFF会の席で、タイ語ぺらぺらのおすぎさんにお願いして、
Aくんに今日じゃなくて明日奥さんの家に行けば?って聞いてもらった。
Aくん、オッケーって返事。もう一晩、いっしょに過ごせることになったの。

さて、ホテルに戻って、まだ時間も早いし、どうしようか・・・って話になった、
はずむとAくん。
「シーロム行ってきていいよ。ここに連れてきてHしてもいいし。
僕は寝てるから・・・。」って言うAくんに
「もう、Hなんかいらないよ。Aくんがいればいい」って言うと、
にこっと笑って抱きついてきた。
「GOGO行く金があったら、その分、キミにあげる。だって今日だってずっと、
はずむの重いスーツケース、運んでくれたでしょ。はずむに楽しい時間をくれたでしょ」
そんな言葉が頭に浮かんだ。口にはしなかったけど。
Aくん、相変わらずお腹の調子は悪いらしい。何回かトイレに行っている。
「ねぇ、Aくん。俺、まだお土産で買いたりないモノがあるんだ。
これからもう一回シーロムに戻るけど、キミはどうする?」
お腹が痛いAくんを連れ回すのはかわいそう。でも、もう一度二人で街を歩きたい。
そう思って聞くと、
「はずむくんはどうしたいの?」って逆に聞き返される。
「できれば一緒に行きたいけど。でも、お腹の調子、まだ悪いんでしょ?」
「大丈夫だよ。だって、はずむは明日帰っちゃうんだから。
今日は大事な日。いっしょに行くよ。」
今日は彼、すっごく疲れてるはずなの。顔見ればわかる。
でも、それでもそう言ってくれる彼。
結局、二人でまたシーロムまで出かけたの。
屋台を見て回ったり、パッポンの出店冷やかしたり・・・。
木でできた、ぞうさんのかざりのついたしおりを
すっごく負けさせたつもりで15個1000円で買うと、
「高いよ、15個で1000B。日本人にはそうでもないかもしれないけど。」
ってAくんに言われた。
それから先は、買おうと思うものを値切りながら、Aくんと目で合図。
Aくんが「その辺が相場かな・・・」って合図をくれて、初めて購入。安く買い物できたわ。

買い物を終えて、さぁ、ホテルに戻りましょって思ってタクシーに乗り込んだんだけど、
ここでまたもや大失敗。ホテルのカード、部屋に忘れて来ちゃった。
「バビロンまで行って」って言うんだけど、運転手、「バビロン」をしらないの。
「ゲイのサウナよ。わかる?」って言うと、車を走らせたんだけど、
方向はあってるけど、分かってないみたい。
仕方ないから、はずむ、まだ2回しか行ったことないのに、記憶をたどってナビゲート。
どうにかこうにかたどり着いた時には、メーターは100B越えてたわ。
どれだけ迷ったか、わかるでしょ(笑)。

部屋に入って寝るしたく。もう時刻は1:00を越えてたの。
明日は早いフライトだから、5時には起きないと・・・。
ベッドに横になって、二人でお話。
「はずむくん、早く結婚しなよ。キミはいい人だよ」
Aくん、はずむがあんまり彼にHを求めないから、はずむのこと、
ノンケかバイだと思ってるらしい。
あたしはバリバリのゲイなのよ。Aくん。
「はずむくん。ハッピー?」
「ハッピーだよ。Aくんは?」
「あなたがハッピーなら、ぼくもハッピー。」
いとおしくなって、もう一度抱きしめちゃった。
「ぼく、はずむくんと過ごせて、楽しかったよ。これ、日本に持って帰って」
って言って、自分の指にしていた指輪をくれた。
ありがとう、Aくん。キミのおかげで、とっても充実した3日間になったよ。
いよいよ明日は帰国ね・・・。淋しいわ。

2001年12月31日 バンコク→関空→羽田

いよいよ今日は最終日。帰国の日です。
5時に起きて、荷物をまとめたの。隣ではまだ、Aくんが寝ている。寝顔もむちゃくちゃ
かわいい。
彼、ホントにノンケで、3月いっぱいでGoGoを辞めて、
チェンマイに戻って仕事をするんだって。
幸せになってね。ほんと、心からそう願います。
5時15分、まだ眠いはずなのに、彼も起きてきて、5時40分にはチェックアウト。
バビロンホテルって、フロントが6Fにあって、各客室までは階段でしか移動できないのね。
はずむたちの部屋は3Fだったから、
重いスーツケースを、彼が一生懸命に運んでくれたの。

チェックアウトをすませて外へ出ると、タクシーを拾える通りまで、二人並んで歩いた。
なんとなく、何も言えない雰囲気。だって、何か言えば、それは必ず「別れの言葉」につな
がるんだもの。
タクシーをつかまえ、彼を降ろすために、まずはエカマイ方面へ。
「楽しかったよ。Aくん。ありがとう。Aくんは楽しかった?」
「言ったでしょ。はずむくんがハッピーなら、ぼくもハッピー。ぼくも楽しかったよ」
「次に来るときは、キミはパタヤにはいないんだね」
「うん。でも、僕のところに絶対遊びに来てね。メールするから」
早朝の道は空いていて、あっという間にタクシーはエカマイに到着。
「じゃあ、はずむくん。元気でね。」そういうと彼は、運転手の目も気にしないで、キスして
きた。
「がんばるんだよ。Aくん。幸せになってね。絶対にまた来るよ」
はずむがそう言うと、いつもの素敵な笑顔で、彼はタクシーのドアを閉めた。
さようなら。
そう言ってはずむは、もう振り返らずに、目を閉じたの。

高速にも乗らずに、タクシーは6時前に空港に到着。165B。今までで一番安い代金。
200B払って、「おつりはいいよ」って言ったら、すごく嬉しそうだった。
チェックインして、荷物をあずけ、出国手続きをして、免税店で買い物し・・・。
あっというまに、タイとお別れの時間がやってきた。
飛行機の窓から外を眺める。
次はいつ来れるのかしら・・・。次に来たときもまた、Aくんに会えるかしら・・・。
JL728便関空行きが動き始めると、窓の外、3人の地上係員が、こちらにむかって手を
振っている。
旅の最後はいつも淋しい。
さようなら、タイ。さようなら、みんな。また、きっと、来るからね。

**********************************

離陸から5時間、飛行機がまもなく関空につくころになると、気持ちも少しずつ、日常
に戻ってきたの。
飛行機を降りると入国審査、荷物のピックアップ。そこまではスムーズだったんだけど・・・。
税関で、はじめて捕まったわ。
いつもはいくつか質問されて、おしまいなんだけど、
さすがにタイへの渡航が多いじゃない?
「おひとりですか?」「タイはどちらに?」
「何か持ってきてはいけないもの、入ってませんか?」
っていろいろ質問された挙げ句、
「このバッグ、中身を確認させていただいてよろしいでしょうか?」だって。
「どうぞ」って言ったんだけど、仕方ないこととは言え、これって、すっごい感じ悪い
わよね。
一人でタイとか行くと、やっぱり麻薬とか、疑われちゃうのかしら・・・。
開けられたのは手荷物扱いの小さなバッグなんだけど、
財布から携帯用灰皿から、全部中身を見られたわ。
コンドームも見られちゃった。
恥ずかしい。
「はい、結構です。お手数おかけしました」っていう係員に、
「いいえ。ご苦労様」って答えて、ロビーに出たわ。

羽田行きのフライトまでは、3時間の待ち合わせ。
夕食を食べて、日本民芸品屋で実家に帰ったときにお年玉渡すための袋買ったり・・・。
やっぱり時間は余ったけど、もう、帰るだけだものね。

羽田行きJL346便に乗るために、国内線チェックイン。
手荷物検査の場所のセンサーをくぐって、荷物をとり、ゲートに向かおうとしたら、
後ろから「お客さん!!」って声がかかる。
「何よ・・・。ピンポーンってならなかったわよ!!」ってムッとしながら、振り返ると、
「お財布忘れてますよ」だって。
あ、ズボンの中に入れておくと、コインに反応して「ピンポーン」鳴っちゃうからと思って、
X線通したんだっけ・・・。あぶないあぶない。大金入ってるのに。
係員全員に苦笑されたはずむです。

JL346便、20:05、関空発。21:10、羽田着。
22:00ちょうど発のバスにのり、23:00には、はずむの街に帰ってきたの。
家についたときには、和田アキ子が紅白で歌っていたわ。

あっという間の10日間。でも、1日1日、中身の濃かった10日間。
次はいつかしら・・・。楽しみだわ。





はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2001年夏
旅行記復刻版③

2001年8月21日~26日のタイ旅行記

復刻版②も、HPを立ち上げる前に掲示板に書き込みをさせていただいたものです

8月21日~26日まで、前回のタイ旅行から1週間しかたっていないのに、
どうしても行きたくなって、旅立ちました。
これも8月7日~13日の旅行記同様、ある掲示板に投稿したものを
多少手直ししたものです。

8月21日(火)

何しろ前日に旅行会社に駆け込んで、飛行機予約しての旅立ちなので、
計画なんて、何も立ててる暇なかったから、
前日は徹夜。
朝4時に家を出て、超早朝のバスで成田へ出発~っ。
バスの中では爆睡。
この日は台風が九州に上陸するとかしないとかっていってた日。
タイ航空641便は、普段とは進路を変えて、台風を避けるように
飛行したらしいんだけど、すっごい揺れたの。
あまりに揺れたので、その揺れをゆりかご代わりに、はずむ、再び爆睡。
気づいたら着陸態勢に入ってました。
ドンムアンで降りると、そのままバスとタクシーを乗り継いで
フォランポーンへ。
20:30のノンカーイへの夜行、1等車を予約よ。
前々回の旅では、2等寝台だったんだけど、たまにはぜいたくね。
無事予約も入ったので、2時間ほど空いた時間を使って、シーロムマッサージへ。

駅に戻って、お水とお菓子を買って、列車に乗車。そこで大ショック!!
「えぇ~っ、1等寝台って、知らない人と同室なの???」
あたしの部屋に、知らない外国人(ここではあたしも外国人)が座ってる。
どうやら1等寝台は2人部屋らしいわ。
どうせならネスカフェの宣伝みたく、かわいい男の子と一緒ならいいのに、
同室の人は、イギリスからやってきた、大きなバッグをかかえたおじさま。
「HELLO」と最低限の挨拶は交わしたけど、
その後は二人とも無言で読書。
っていうか、アタシが最後尾の車両でタバコばっかり吸ってたから、
あんまり部屋にいなかったんだけど・・・。
ドアに鍵がかかるっていう点が唯一の利点。こんなんで2倍の料金とられるんなら
2等寝台に乗って、カワイイ子でも探せばよかったわ。
二度と1等寝台なんて乗らない!!

心の中で文句ぶーぶー垂れながら、イサーン夜行列車の夜は更けていったのです。

8月22日(水)

6時に起きて、タバコ吸いながら、列車最後尾のドアを開けて
(簡単に空くのよ、連結部!?のドアが)
ぼーっと線路を見てた。
見れば見るほどボロい列車ね。でも、やけに味があるわ。
ここから落っこちたら、誰か気づいてくれるかしら???
7時になると、朝食が運ばれてきた。昨日頼まなかったのに、はずむのもとにも
アメリカンブレックファーストが・・・。
「あら?間違ったのかしら?いいわ。タダならいただくわ」
って、全部平らげたら、あとからウエイターがしっかり75B請求に来たの。
世の中、おいしい話って、滅多に転がってないわ。
ノンカーイの駅に降り立って、カワイイ子のトゥクトゥク探し。
でも、かわいい!!って思った唯一の子は、違う客のせて行っちゃった。
仕方ないから、しつこくつきまとってたオヤジのトゥクトゥクに。
ノンカーイの町って・・・何もない。
川沿いに少し市場があったけど、欲しい物、何もナシ。
「これ以上いてもムダね。」ということで、トゥクトゥクで友好橋へ。

タイ側で出国手続きをして、バスに乗って、ラオス側イミグレへ。
入国カードの書き方が分からなくて、うろうろしてたら、
用紙を配ってるお兄さんが、つきっきりで教えてくれたわ。
ちょっと中国入ってる感じの、イチロー似のお兄さん。
ラオスって、イサーンよりさらに、日本人に似た顔が多そう。嬉しいわ。
入国ビザは40US$さあ、ラオス入国ね。

イミグレで一緒になった、これまたイギリス人のバックパッカー青年が
「市内までタクシーをシェアしない?」って言うので「OKよっ」
200Bのタクシー代、100Bで済んじゃった。

ラオスの首都、ヴィエンチャン。
首都とは名ばかりで、これを東京やバンコクと同じ「首都」という言葉で
表していいのかしら???ってくらい、田舎なの。
ここの次はサワンナケットへ行くので、まず最初にラオス航空の事務所へ。
24日に飛行機で行こうと思ったんだけど、
「24日のフライトの機材はATR-72かしら?」って聞いたら、
違うという返事。
ラオスのガイドブックに
「ラオス航空の飛行機は全て小型プロペラ機ですが、
ATR-72以外の機材は安全が保証されないので
必ず確認しましょう」って書いてあるの。日本の外務省もそう言ってるらしいわ。
何も危険だって言われてるものに敢えて乗る必要もないわね・・・ってことで
「ちなみに明日だったらどう?」って聞いたら、
「明日はパークセーまでいったん行って、折り返しビエンチャンに戻るフライトが
帰り道にサワンナケットに寄ります」っていうので、
バスに10時間も乗るよりは、1日早くても飛行機の方がいいかも・・・ってことで
それを予約。

その後、銀行へ行き、1000Bを現地通貨kipに両替。
ラオスでは米ドルが多く流通。タイBathも普通に使えるんだけど、
せっかくだからってことで両替。
そしたら、帰ってきたのは札束!!
1000B=206500kipなの。一番大きいお札が5000kipだから
札束なのよぉ~。
大金持ちになった気分。
でも、kipの換算は、ラオス出るまで慣れなかったわ。
ラオスのタバコ1箱2500kip。100kipがおよそ1.4円なのね。
値段を100でわって、1.4かけようとするんだけど、そんなの無理。
とりあえず2かけることにしました。だから、タバコは50円。

今日のホテルは「ホテル ラ-オ」1泊20ドル。なかなかいい感じのホテルで、
フロントの子がすっごいかわいかった。
明日、朝早いフライトなの・・・って言ったら、
その後、会う度に「明日の朝のタクシーは僕が予約しておいたから大丈夫!!」って
毎回言ってたわ。かわいい。

一通りやることやり終えて、町を散歩。
何もないの。お土産屋もないの。ただの田舎町なの。
川沿いの道を散歩したり、タラートのぞいたり・・・。
ゆったりした1日を過ごせたから、何もないはないでいいんだけど、
・・・とにかく暑いのよ~。タイの暑さとはまた違うの。
4枚持ってったTシャツ、全部この日に使ったわ。

夜になって、ユートピアのホームページに載ってたクラブへ行こう!!と思って
でかけたの。そしたら、「ホテル ラーオ」の近くにあるはずのクラブがない!!
あと数件、他にも載ってたんだけど、1件みつからないとやる気喪失。
しかも、ラオスって、ラオス人は外国人と一緒にホテルに入っては行けないっていう
法律があるらしいのね。
も一つプラスして、他のクラブは、欧米人に人気のあるゲストハウスに併設されてる。
つまり、日本人目当てってより、白人目当てにラオスの子タチが集まる場所らしい。
遠くまで暗い町を(ホントに暗いの。夜のラオスの町って)サムロー飛ばしてってのも
なんか怖かったので、やめました。
でもね、バーやクラブに行かなくても、Hできなくても、
町を歩きながら若い子見てるだけで、とりあえずははずむ、幸せ。
ホント、かわいいのよ~。
これで、「同性愛」に寛容なお国柄だったら、もっとよかったのにぃ~。

8月23日(木)

朝4:00に起きてチェックアウト。フロントの係(昨日とは違う)の男の子、
フロントのイス並べて、その上に横になって爆睡。
「もしも~しっ」って起こしたら、慌てて起き出したけど、
朝立ちしてたわ。かわいい~っ。
呼んでもらってあったタクシーで空港へ。

空港でトラブル発生。
今日のフライトはいったんサワンナケットの上空を通過し、パークセーに着陸。
お客を乗せ変えて、ビエンチャンに戻る途中、サワンナケットに着陸 なのね。
はずむの目的地はサワンナケットだから、
チェックインの時にチケットに
「SVK」
って目的地のハンコ押してもらうはずなの。
空港に早く着いたので、いつもはそんなに真剣に見ないチケットを、この時は偶然
じっくり見てたの。そしたら、
「PKS」
ってハンコが・・・。
あわててカウンターに戻って、

「ひとつよろしくて?
                    これ、間違ってないかしら???」

って聞いたら、係員のおっさん、爆笑。周りの係員も爆笑。つられてはずむも爆笑。
結局おっさんのミスでした。あぶないわぁ。油断禁物のラオス。

サワンナケットの町は、ラオス第3の都市。・・・さらに何もない町。
でも、川辺はいいわ。ぼ~っと座ってるのに最適。
何もしないで座ってたら、ガキが寄ってきて、
何言ってるかわからないけど、やたら微笑んで話しかけてきたの。
なにかあげようかと思ったけど、何もなかったからやめたわ。
あと、ラオスはタイと比べて、客引きとかが全然しつこくないの。
川辺で本読んでたらね、トゥクトゥクの若いお兄さんが、アタシの隣に来て、
所在なげに立ちつくしてるの。
多分、乗ってかない?って言いたいみたいなんだけど、
知らん顔してたら、諦めて行っちゃった。
なんか、きっと、人一倍好奇心あるくせに、シャイな国民性なのね。

ホテルは中華廣東南海大酒店。1泊16ドル。
ここは失敗。設備劣悪。でも、一番大きなホテルなんだって。

ラオス二日目で感じるんだけど、ここ、よっぽど日本人の旅行者少ないのね。
なにかにつけて、ジロジロ見られる気がする。
自意識過剰なわけじゃなくてよ。

タラートでお土産探してたら、いきなり「日本人ですか?」って日本語で話かけ
られた。ここの店の女の子、すっごい日本語上手なの久々に聞いた日本語だわ。

夜、町を歩いてたら、若い子4人組の一人に、ラオス人と間違えられて何か聞かれた。
英語で「分からないわ」って答えたら、その子、他の3人に、
「ばっかでぃ。日本人とラオス人、まちがえてやんの!!」(推測)って冷やかされて
しきりに照れてました。

この日はすっごい歩いたので、疲れてホテルに帰って寝ました。ラオスの夜は淋しいわ。

8月24日(金)

8時に起きて、川辺を散歩。しばらく歩いたら、ちょっとかわいい感じの運転手KUN
発見。つかまえて、タイ語辞書片手に、「この町一周したいの。1時間借り切ってい
くらかしら?」って聞いたら、30000kipという返事。1時間サワンナケットの
町をドライブしたの。・・・ホントに、何にもないの・・・。何もないからこそ、
ゆったりとした時間を過ごせるんだと思うんだけどね。
ホテルに戻って、チェックアウトして、船着き場に向かう。
対岸はタイのムクダハーン。
パスポートを見せ、出国手続きをして、船に乗り10分。
この船ね、ラオスらしいというか、なんというか、
定刻に出向したのに、遅れてくる客が来るたびに、
船着き場に戻って乗せるのよ。
しかも遅れてくる人間が一人や二人じゃないの。
結局船が出るまで10分かかったわ。

対岸のムクダハーンから、タイに再入国。
あっというまにラオスとはさよならよ。

ムクダハーンには、はずむ訪ねたいひとがいたの。
2週間前のタイ訪問時に1回会ってるんで、
今回も寄ったんだけど、
電話してるんだけど、全然連絡がとれないくて・・・。
でも、せっかく来たのに、ひと目会いたいわ!!と思って、
いったんホテルにチェックイン。
今日のお泊まりはバスセンター近くのサブムクダホテル。1泊300B
で、3時頃にホテルのフロントにトゥクトゥク呼んでもらって、
50KM離れた彼の家まで住所を頼りに出発。
ムクダハーンの町を出て10分もすると、周りは水田以外に何もない。
トゥクトゥクの運転手は英語が通じない。
やだ、会いたい一心で出てきたけど、ここでトゥクトゥク故障でもしたら、
どうやって帰るのかしら???とか、
お金奪われて、この運転手に殺されたら、一生発見されないかも・・・とか、
(ごめんなさいね、運転手さん。単なる妄想よ)
いろいろなこと考えちゃった。
でも、どうにかこうにか、到着。
村の英語のしゃべれる女の子を通訳に呼んでくれて、お話。
(この村、彼も含めて、英語をしゃべれる人が、すっごく少ないの・・・)
再会を村人総出で喜んでくれて、
手首に・・・なんて言うんだっけ?旅の安全を祈って手に糸巻いてくれるヤツ。
あれを集まってきた村人ひとりひとりがやってくれました。
感動よ!!
無鉄砲に飛び出してきた甲斐があったわ。

8月25日(土)

昨日知人に会ってから部屋に戻ってずっと、
なんだか寝れなくて考え込んじゃったはずむ。
・・・はずむね、今回の旅で、つくづくタイ語が話したいって思った。
もしね、はずむがタイ語しゃべれてたら、彼らタイの人たちと、たくさんお話できたと思う
のね。
でも、はずむは英語しか話せないし、彼らは英語がしゃべれない。
通訳の人がいないと、何もお話できないの。人を介さないと、会話ができないの。
せっかく会えても、直接話できない。心はすっごく近い人たちなのに、
土産話もしてあげられないなんて。。。
タイ語、勉強したいわ。

ホテルをチェックアウトをして、エアコンバスで2時間半かけて
ウボンラチャタニへ。
ウボンラチャタニに着いたんだけど、自分がウボンのどこでバスをおりたのか、
さっぱり分からず。
2時間くらいうろうろ歩き回ったら、暑さで気が狂いそうになってきた。
もういいわ。ウボンの町で見たい物ないし、早めに空港に行きましょって思って、
サムローつかまえて空港へ。
フライトの5時間も前に空港についたはずむ。
でもここで大きな誤算。
日本やバンコクなら、5時間前に空港についても、喫茶店とかお土産屋とか、
時間のつぶしようがいくらでもあるじゃない?
前回来たときにもウボンの空港は利用したんだけど、
たしか、喫茶店もおみやげ屋もあったはず!!って思って到着したら、
超誤算。
ウボンはフライトが朝1本と夜1本しかないから、昼間は全ての機能が停止してるの。
何もかもがお休み時間中。
ジュース一本買えない状態・・・。
仕方ないので、空港の玄関口で、前の晩洗濯して生乾きのTシャツを干して
読書しながら、チェックインの時間を待ったはずむです。

7:50、バンコク行きに搭乗。
8:55 バンコク到着。

今日一番の心配はホテル。全然予約してないの。
でも、GOGO遊びするには、シーロムの近くがいいわよね。。。
サラデーンはそろそろ飽きたし・・・。
そんなことを考えながら、エアポートバスに乗ろうと、受付に行ったら、
受付にいたお兄ちゃんが、嬉しそうに人を指さして笑ってる。
どうやら、前回来たはずむのことを覚えていて、それが妙に嬉しかったらしい。
受付にいた、他の女の子と一緒に、しばらく歓談。
でも、タイに来て、よく思うんだけど、タイの人って、
一度会った人のこと、よく覚えてると思わない?
GOGOでも、時々感じるわ・・・。ある意味怖い。

バスの中で、
「そうだわ。お気に入りの掲示板にリンク貼ってあった、ターンタワンプレイス
ってとこに泊まってみましょ。確かゲイにフレンドリーなのよね」
と思いだし、バスを降りると、ターンタワンに直行。
「予約ないんだけど、泊まれるかしら?」
って聞いたら、受付の女の子、
「大丈夫ですよ。キングサイズのダブルベッド、朝食2人分でいいですね?」
って確認される。よくわかってるじゃない?
OKしたら、何やら、
《ゲストを部屋に入れるときは、IDカードをセキュリティーが預かりますので、あら
かじめご了承ください》
みたいなカードにサインさせられて、チェックイン。
と、そこで受付の女の子、
「料金はおわかりですか?」と尋ねる。そういえば、宿泊費知らないわ。
「いいえ」って答えると、
「お客様が前回泊まられた時と、料金が変わりました。1泊2150Bになります」
・・・やだ、案外高いのね。しかも、あたし、ここに泊まるの初めてよ。
でも、今更他のとこ行きたくないし、連れ込みOKみたいなので、
「いいわ」
って答えて、お部屋へ。確かにベッドは馬鹿でかかった。シャワーのお湯もOK。でも
それだけの部屋でした。いいわ。どうせ寝るだけだし。
早速GOGO巡りへ。確かにショーは過激さまったくなし。お笑い系、カラダに蛍光
塗料で絵を描いて、ブラックライトで浮き立たせながらのウネウネダンス、お巡りさ
んコードぎりぎりのカラミダンス・・・、初めて訪れた頃の派手さは全くない状態だ
った。でも、はずむ的には、あんまりショーには興味ないから、OKよ。
FUTURE BOY に行ったら、すっごいタイプの子発見。
最初、違う客の隣にいたので、「なんだ、もう決まってるんだ・・・」と思ってたんだけど、
しばらくしたらボーイの集まってる場所に戻った。
もう、これはあたしが呼ぶしかないでしょっ!!
って思って、マネージャーに、「あの子と話したいわ」って言ったら、数秒前に、タイ
人の客から声がかかってしまったらしい。 
マネージャーさんが、「他の子は?」って聞くんだけど、「あの子以外はいや」って
軽くだだこねたら、マネージャーさん、そのタイ人の客のところに行って、「日本から
来てる客が彼を指名したがってるから、譲ってあげてくれないか?」って交渉してく
れた。結局、タイ人もいたくその子を気に入ったらしく、マネージャーさん、「ごめ
んなさいね」って言いに来た。「いいわよ。ありがとう。」と返事をして、チェック。
いやぁ~ん、あの子、かわいかったわぁ。

その後、DREAM BOY  BOYS BANGKOKと廻ったけど、いい子いな
い。けっきょくもう一度FUTURE BOYに。はずむ的には、ここが一番タイプが
いるわ。今一番この界隈では盛り上がってる店じゃないかしら?
店の角の方に座っていたら、一人気になる子発見。たまたま自分の席の前が空席にな
って、そこにその子が座ったの。目が合って、そっち行っていい?って聞くから
「どうぞ」って座らせたわ。かわいい子で、いつもなら、あんまり自分から積極的に
来る子、苦手なんだけど、この子はなんか、イヤミじゃなかったのでOFF。
満足でした。ちょっとチップ、はずみすぎたけど。
ターンタワン、彼と帰った時間には、セキュリティーの場所にだれもいなかった。
彼、「いつもはここでIDカード渡すのに、今日はどうしちゃったのかな・・・ラッキ
ーだね。」だって。わざわざ署名までさせたくせに。

ところで、ターンタワンのマッサージって、24時間らしいんだけど、男の子がやって
くれるのかしら???気になるわ。

8月26日(日)

今日は10:00のフライト。だけど、ちょっと免税店もみたかったので、早めに出
ようと思い、5:30に起床。6:00朝食。6:30にチェックアウト。
で、タクシー呼んでって頼んだら、ホテル前に待機してたタクシーに乗せられたの。

最後の最後に、最悪な事件が・・・。

乗り込んで、「エアポートね」って言ったら、ちゃんとメーター入れたから、とりあえ
ず安心して、世間話とかしてたのね。で、「高速乗るか」って聞くので、「そうして」
って答えたの。そしたら料金所で、「40Bくれ」っていうので、50B渡したら、
料金所でもらったお釣り、そのまま返さずに、ポケットに入れたの。おやじ。
それ見て、ちょっと嫌な予感がよぎったんだけど。・・・でも、そこはそんなものな
のかしら・・・って、あまり深く気にしてなかった
けど・・・。
もしかして、途中でメーター消されたらやだわ・・・って思ってたんで、けっこう頻繁
にメーターチェックしてたのよ。で、「まだ45Bね・・・」って確認して、ちょっと
目を外に移して、再びメーターに戻したら(この間ほんの数秒)、なんで????メー
ターが87Bになってるの。しかも、これは高速だからかも知れないけど、カシャカシ
ャすごい勢いでメーターが上がってくのね。
ルームミラー見たら、オヤジと視線があったから、「ちょっと、メーター、おかしいん
じゃない?」って抗議したんだけど、オヤジ、「ふぅえぇ~???」みたいな返事。
降りたかったんだけど。高速ばく進中だし、殺されたらやだし、なんか、どっか連れて
行かれたらしゃれにならないじゃない?結局空港に着いたときにはメーターは290B。
すでに払った高速代50B足して、340Bよ。前回は確か、高速代もチップも含めて
287B位だったから、約50B多い。たった50Bなんだけど、最後の最後に味わっ
た不快感は、お金以上のものだったわ。あれって、どうなってるのかしら?
無言でお金たたきつけて降りたわ。ムカツク。

チェックインして、イミグレ通って、出国。免税店でお買い物・・・なんだけど、どう
してタイの免税店って、あんなにみんな高いのかしら?町で買う価格の4倍5倍が当た
り前よね。今回、町で買い物出来なくて、でも、買いたい物があったから買ったけど、
あれって、どう考えても詐欺だと思う。下手に町での値段を知っちゃってる分、なかな
か値段見ると手が出せないの・・・。悔しいわ。

帰りの飛行機の中で、初挑戦したことがひとつ。
はずむ、あんまり、アルコール強くないのね。だから、飛行機の中で、いつも頼むの
は、コーラかアイスティーなの。でも、考えたんだけど、どうせただなんだから、
アルコール飲む方が得よね・・・?(免税店の後だからやたらけち根性出てるはずむ)
で、ご飯の時、ビールを頼んだの。・・・そしたら、気圧って恐ろしいわ。たった缶ビ
ール1本飲んだだけのに、目がぐるぐる回っちゃって、心臓バクバクしちゃって、顔真
っ赤になっちゃって。そのまま気失って、気づいたら、すでに着陸態勢に入ってました。
みなさん、お酒に弱い方は、無理は禁物です。(爆)


はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2001年夏
旅行記復刻版②

2001年8月7日~13日のタイ旅行記

復刻版②も、HPを立ち上げる前に掲示板に書き込みをさせていただいたものです。

8月 7日(火)

PM7:00成田発のNW001便で出発!!の予定だったの・・・。
ちゃんと、6:30には搭乗手続き済ませて乗り込んだの・・・。
でも、飛行機の中でアナウンスが。
「当機はただいまエンジンにトラブルが発見され、修復中です。
30分程度お待ちください」
ただでさえ、出発前に、GOGOが危機だっていう情報も入ってて
前途多難な今回の訪タイに、ショックの隠せないはずむだったのに、
いきなり初っぱなからこの調子。
前回もバンコクから台北に行くときに4時間空港で足止めくらったけど、
今回もなの???って思ってたら、案の定
「復旧の見通しが立ちません。修理完了次第おしらせしますので、
ロビーでお待ちください」

■■■最悪■■■

ごめんなさい用のテレフォンカードとソフトドリンクもらって待つことに。
もう、他の便はすべて出発し終え、静まり返ったロビーに残されたのは
NW001便の乗客のみ。
結局10時まで足止め食らいました。
やだ~ん、バンコク着は何時になるのよぉ~。

・・・バンコクドンムアン国際空港 午前2時到着・・・

今回は次の日が朝6時のフライトだったので、
空港近くのコンフォートスイートを予約してあったの。
キャンセルしようかどうしようか迷いながらも
空港からホテルに電話して(ここ、感じいいホテルでお奨めです)、
そしたら、短時間でも来た方がいいというので
迎えに来てくれた送迎車でホテルに着いたのが2:30。
フロントの人と「何時間寝れるかしら???」なんて苦笑いしながらお話して、
部屋に入ったの。

1日目《完》


8月 8日(水)

日付は変わっても、この間ほんの1時間。
ほんの少し寝た後(1時間じゃ寝た気にもならないわ・・・)チェックアウト。
ホテルの人とまた苦笑いでお話したあと、送迎車で空港へ。

あのね。。。はずむ、実はいまだに分からないことがあるの。
空港で国際電話で日本に電話しようと思ったんだけど、
この電話(オレンジのやつ)、いっつもカードが使えないの。
たぶん、はずむの使い方が間違ってるんだと思うんだけど、けっきょくかけられず。
あれってどういう風に使えばいいのかしら・・・。カードがおかしいのかと
疑っちゃったわ。

さて、6時の飛行機に乗り、約1時間でウボンラチャタニに到着。
そうそう。以前に読んだHPの管理者の方も書いてらしたんだけど、
タイ航空国内線って、たった1時間のフライトでもランチボックスが出るのね。
で、はずむは何も考えずにパクついたんだけど、
食べ終わって周りを見てみると、食べないタイ人がたくさんいるの。
そしたらしばらくして、フライトアテンダントのお姉さまが、
コンビニの袋みたいなビニールを配りはじめて
みんなは大切そうにランチボックスをその袋に入れていたの。
おみやげにするのかしら・・・。
なんだかとっても不思議な光景だったわ。

空港からホテルの送迎車に2時間半揺られ、ムクダハンへ。
今回はちょっとチャンスがあって、ムクダハンでは、現地の学校を訪問したり、
生徒の家に訪問したりしてきたの。
何にもないラオスとの国境の、メコン川流域の静かな町だけど、
「これもタイなのね・・・。」と感動に包まれてきました。
いろんな人たちとお話して、お食事して、とっても充実した1日になったわ。
なんかね、はずむって、去年ウドンタニを訪れてから
イサーンの雰囲気って大好きになったんです。
飾らないっていうか、気取らないっていうか(言葉にすると陳腐だわ)
素朴な感じが漂ってて・・・。
で、会う人会う人、とても優しくて親切で。
今まで「なぜタイが好きなの?」って聞かれると、
まさか「男の子と遊べるから」とは答えられずに「人がいいから」って答えてたけど、
実際そうなのよね・・・。
バンコクも好きだけど、なんか、雰囲気が全然違う。

夜は屋台を見てまわったり、楽しい1日を過ごしたはずむです。

2日目《完》


8月 9日(木)

せっかく来たんだから町の様子でも見ましょって思ってたら、
この日は朝からあいにくの雨。
さぁ、どうしましょ・・・って考えていると、
現地の知人に、ランチに誘われたはずむ。
メコン川の畔の「海の家」ならぬ「川の家」で、タイ料理のフルコース(!?)
タイに一人旅をすると、必ず淋しくなるのが食事の時なんだけど
はじめてすてきな食事ができました。お友達に感謝です。

来たときと同じ道をたどりバンコクへ。

バンコクには午後8時半に到着。
エアポートバスでサラデーンへ。
サラデーンプレイスにはフロントに
「お客様各位へ」みたいな感じでメッセージが置いてあって、
「お客様の安全のため、部屋へ来客を通すのはご遠慮ください。どうしてもという
場合は、IDカードをお預けください」みたいなことが書いてありました。
噂の眼鏡のおばさま、なんか、とってもこわかったです。
ビビりまくったはずむでした。

何はともあれ、心配だったGoGoへ。
まずは手始めにということで、Boys Bangkokに入ると
見た目は通常通りに営業してる様子でした。ただ、ショーはナシって話。
入ってすぐに、なじみのTくんが寄ってきたので
いろいろ聞いていたら、(彼の英語はわかりにくいんだけど)
ショーはまずいけど、あとは大丈夫とか言っていたのね。
でも、やっぱり本調子とは言えない感じ。
しかも、やたらと日本人の女性客が多くて居心地が悪かったので、
とりあえずその日はTくんをオフ。
カラオケに行き(ここ、むちゃくちゃ高かった)、そのあと部屋に戻ったの。
フロントにはお兄さんがいたんだけど、完全無視状態で二人で入ったら
何も言われなかったわ。

3日目《完》


8月10日(金)

お昼にチェックアウトして、バスに乗りパタヤへ移動。
今回のお泊まりは、以前ここでもお尋ねした「ウエルカムプラザ」です。
チェックインを済ませ、ビーチに行くには遅すぎるので、
お買い物してからアンビエンスのカフェで休憩。
夜になってから不安を胸にボーイスタウンへ。
全然普通に営業してました。見なかったけど、多分ショーもやってたはず。
でも、やっぱりおまわりさんがいるみたいで、
最初は男の子達、白のビキニで踊ってたのに、指導が入ったのか、
途中からその上に黒いレース(!?)のトランクスみたいなの履いてました。

最初にTOY BOYSへ行ってから、BOYZ BOYZ BOYZへ。
そこであんまり慣れてなさそうな子を呼んだら、この日がはじめてのボーイKUN。
OFFしてカラオケして、お部屋に・・・。
そしたらね、やっぱり呼び止められて、とられたの。ジョイナーフィー。
BOYZ BOYS BOYZのママも、「あそこはとられないわよ」って
言ってたんだけど、
あたし、とりやすい顔してるのかしら・・・。
どうしてかしら。ねぇ、どうして???(怒)
しっかり300B、支払いました。

それから、もう一つ。
彼、IDカード家に忘れて来ちゃってて(オフするときはあるって言ってた)
セキュリティーの人に「何があっても責任とります」
みたいな紙にサインさせられちゃったの。
本当はお店で実際に見て確認しなきゃいけないのかしら?
でも、かわいい子で、一晩中お話して、明け方に帰って行きました。
日本に興味があるんだって。はずむ、日本に興味があるって聞いただけで、
何倍もその子のことかわいく感じちゃうわ。
日本には90000バーツの預貯金があるっていう証明がないと
ビザが発券されないって言ってた。
こんなに簡単にこっちからは行けるのに。。。
なんだか淋しいわ。

4日目《完》


8月11日(土)

今日こそビーチに・・・と思ってたのに、朝から雨。
起きたのも遅かったし、とりあえずは1泊だけの予約だった
ウエルカムプラザをチェックアウトして、
アンビエンスホテルにチェックイン。
ホテルの向かいの、「BODY CLUB」っていうマッサージの上も
客室になっていて、そちらにお泊まりです。
またお買い物に歩いて、ちょっとマッサージでも・・・ってことで、
「NARCISSUS」(ここって新しいのかしら???)に行って
マッサージをお願いすることに。
バンコクの「NICE GUY」みたく、目の前にズラ~っと並ばれて、
それぞれすごいアピール。思わず照れ笑いしちゃいました。
マッサージはしっかりやってくれて、上手い子だったみたいで、
眠くなっちゃうくらい気持ちよかった・・・。

そのあと、夕食を食べて、GOGO巡り。
はずむ、BOYS TOWNしか知らないので、
THROB→DREAM BOYS→CITY BOYSとまわったんだけど、
どこもいまいち。
特に、DREAM BOYSは、「どうしちゃったの???」ってくらい
スレちゃった子が多くて、ビックリ・・・。
前はあんなにガム噛みながら踊ってる子、見なかったんだけどなぁ・・・。

で、昨日と違う子、いるかしら???なんて考えながら、TOY BOYSに行くと、
3人もタイプの子、発見。
1人はファランが連れてっちゃったので
(どうやら兄弟でそろってお持ち帰りされたそう・・・)
どっちにしようか迷っていると、ママが
「とりあえずカラオケに3人で行ってみれば?」と言うので、
2人ともOFFしてカラオケへ。
ずっとついていた黒服くんも、自分も連れてけ!!ってうるさかったけど、無視。
一人はかわいい顔して、ちょっと悪い感じの入れ墨くん。
一人は、昔、長渕剛と志穂見悦子(漢字あってる?)とドラマに出てた、
場面緘黙の子役の子にそっくりな子で、
二人とも、歌ってる姿も、むちゃくちゃかわいいの。
結局、どっちかひとりカラオケでバイバイってわけにいかなくて、
2人ともホテルに連れて帰っちゃいました。
はずむ、めろめろ。(爆)

5日目《完》


8月12日(日)

連日の夜遊びでお疲れ気味。ソンテウ拾ってバスセンターに向かい
そのままバンコクへ。
でもね、ここでとんでもない過ちを犯したはずむ。
バンコク行きって、全部エカマイバスセンターに行くんだと思ってたんだけど、
バスの中でチケット見てたら、モチットって書いてある。
「やだぁ~ん、モチットなんて、行ったことないわよぉ~。あ、でも、確かBTSにモチットって駅名があったはず。たぶん、大丈夫ね」
なんてお気楽に思ってたら、着いたらとんでもなく馬鹿でかいバスターミナル。
しかも、近くにBTSの高架橋なんて、まったく見えない。
途方に暮れて歩いていたら、お巡りさんが近づいてきて、
市バスのターミナルを教えてくれ、
市バスのターミナルでは、添乗員のお姉さんが、バスまで案内してくれて、
無事BTSの駅に到着しました。
優しい人がたくさんいて、嬉しいわ。お馬鹿なはずむ。

サラデーンで降りて、再びサラデーンプレイスに。
女の子二人がフロントにいて、しばらく待たされてからキーを渡されたので
部屋に行ってみると・・・
ソファーの上に荷物が置いてあるの!!
「なに?なに?これって、誰かが使ってるんじゃないの?」
ってことで、再びフロントに戻って、優しい顔を鬼のように変えて
「ちょっとあんた、ここ誰か使ってるんじゃないの?カバン置いてあるわよ!?」
って抗議。
さっきまでポワ~んとしてた二人、慌てて確認して、
「I'm so sorry.」ってことで
あたらしい鍵を渡されました。
あんた、もし立場が逆で、自分の部屋に自分がいない間に誰かが入ったって知ったら、
ちょー感じ悪いじゃないの!!
セキュリティーもなにもあったもんじゃないわ。
ちょっと目が点のはずむでした。
ここ、はずむ的には、もう利用価値ないかも・・・。

さぁ、最後の夜にGOGO巡りよ!!って勢い勇んで向かったはずむ。
でも、なんでよ~っ。なんでみんな閉まってるの?
最後の最後に全部営業停止状態なの???って
トワイライトの前で立ちすくんでいると
ボーイらしい子が、話しかけてくれたの。
「警察?」って聞くと、「今日は王妃の誕生日」って教えてくれる。
ショック!!
何人かのボーイが近辺に立って客引きしてたみたいだけど、
そんなとこで、最後の日に
お巡りさんに尋問でもされようものならしゃれにならないので、
一人「僕をホテルにつれてって」って声かけてきたけどお断り。

で、最後の夜には何もなく、2時半まで部屋で荷物をまとめ、チェックアウト。
初めて空港までタクシーを使ったはずむ。
サラデーンのフロントで呼んでもらったんだけど、
ちゃんとメーターで走ってくれました。
はずむ、タクシーって苦手なの。なんか、ぼられそうで。ぼられるだけならまだしも、
どこかに連れ去られて、犯されちゃったらヤでしょ。(ジョークよ)
でも、感じのいい運転手さんで嬉しかったわ。

6日目《完》


8月13日(日)
3時に空港着。
3時半過ぎにチェックイン。
空港のチェックイン時のセキュリティーがしつこいくらいなの。
まず、チェックインカウンターの前に並ばされて
一人一人
「誰かから何か預かったりしましたか?」
「荷物は自分で詰めましたか?」
「電気製品はありますか?」
とか、妙な日本語で聞かれて
セキュリティーチェックも結構念入りにされて、
搭乗口でも同じこと聞かれて・・・。
アメリカ系の航空会社だからかしら?
それとも麻薬騒ぎが最近多いから?
いずれにしても、寝不足気味の乗客達は、うんざり気味。

5時30分搭乗
今回はトラブルなく離陸。
あとは爆睡。



はずむのトラベルランド 旅行記復刻版? 2000年夏
旅行記復刻版①

2000年8月1日~15日のタイ旅行記

復刻版①は、HPを立ち上げる前に掲示板に書き込みをさせていただいたものです。
その後はずむが旅行記を書くきっかけともなった、15日分の旅行記です。
バンコク・パタヤ・チェンマイ・メーホンソン・ウドンタニの周遊旅行。
初期のものなので、語り口が後期のものとはずいぶん違います。笑えるかも・・・。

8/ 1
今回は午前中の出発だったので、前日から成田のマロウドインターナショナルホテル
に前泊しました。
ここ、インターネットの成田空港ホームページからとんで、何かのキャンペーンの特別
プランで5000円で泊まったんです。
安かったし、空港送迎があったので、余裕のある出発でした。

さぁ、出発。初めての正規割引航空券(いつもはツアーで当日受け取りだった)だった
ので、「ジャンパーシートの前の窓側」ってリクエストしたら、
すんなりその席にしてもらえて、有頂天。
「イヤーン、足伸ばして座れるし、バンコクを空から一望できるわ」って喜んだんだけ
ど・・・..。
あの、非常口のとこの座席って、窓、ないのね。知らなかった。
ゆったり座れたのはいいけど、外は見れませんでした。
でも、ANAって、離陸と着陸のとき、カメラで外の様子を写してくれてそれを画面に映し
てくれるのよね。
「いや~ん、旅立ちよ~!!」って叫んでしまいそうなはずむでした。
バンコク到着。予定時刻より若干早めの14:00。
とりあえず、15日の間に行く予定の場所への足を確保しなくては・・・ということで、
まずは3階のタイ航空チケットカウンターへ。
チケットの予約をすませ(希望通りのがとれないのもあったのでやっぱり予約して正解。
本当は当日買おうかとも思ってたのから・・・)
エアポートバスでフォラーンポーン駅へ。(注:今はこの路線、ありません)
このエアポートバスって、今回何度か利用したけど、便利ですね。
7月から値上げで100Bになったそうです。

駅には、旅の後半に訪れる予定の、ウドンタニへの夜行寝台の予約に行ったんだけど、
エアポートバスを降りた瞬間、胸元に「ツーリストガイド」(たぶん)とかいう名札つけた女
に捕まって「どこ行く?」と英語で質問されました。
「ウドン」って答えると「ウドンは今大雨で、洪水状態。旅行には向いてない」と話す。で、
「ちょっといらっしゃい」と、駅の隅の方に連れて行かれて、
「今からTATに行きなさい。いろいろ教えてくれるから」と、自分の知り合いらしいトゥク
トゥクに乗せようとするので、ちょっと怪しい・・・と思い
「それでも俺は切符を買いたい。ウドンに行きたい」と、彼女の腕を振り払って駅の方にも
どったわけです。
で、切符の予約窓口で、
「ウドンはやばいのか?」ときくと、
「確かに今は洪水状態の場所があるけど、1週間後なら大丈夫だと思う。心配なら、出発
の2日前位に連絡入れてみろ」というので、とりあえず、2等のエアコン寝台(下段)を予約
した。
で、とりあえず、やること終えて、ホテルに行こうと思ったんだけど、さて何で行こう・・・と
考え、せっかくなので普通バスで行くことにしたの。
29番のバスがBTSのsiam駅まで行くってことは、事前にある人に教わっていたので
バス乗り場で待つこと5分、赤い29と数字のあるバスが到着したので飛び乗った。
ところが・・・バス会社の人(!?)が俺に何かしきりに言って、せっかく乗ったバスから引き
ずりおろす。
「やだわ。あんたみたいなおぼっちゃまは、タクシーで行けってことかしら?」とか思ってたん
だけど(嘘)
そのおっちゃんがバスのドア口を指さすので見てみると「LADY BUS」の文字。
あら、女専用のバスなんてあるのね・・・。痴漢防止かしら・・・。おねぇはだめ???とは聞け
ず、ちょっとテレながら降りるとちょうどその場にいたカップルに笑われました。

Siamの駅からスクンビット線でNANAへ。今夜はアンバサダーにお泊まりです。
チェックインを済ませ、さっそくマッサージ。でも、今日は出かける気にならないので、
アンバサダーのヘルスセンターにマッサージ依頼の内線電話しましょ・・・っておもったら
・・・つながらない。仕方なく自分で行って、ボーイKUNを自分の部屋へOFFしてきました。
自分でボーイ君を選べないのが難ですが、そこそこの子に、そこそこの○○○もしてもらって、
そこそこに満足。

で、夕食を食べに、ホテル脇のケンタッキーへ。
ここでチキンとポテトとジュースのセットメニューを注文したんだけど、出てきたのが、
「犬のウンコ(乾燥バージョン)?」っていうようなチキン2つ。味は、普通でした。
で、このあと、ここのページで出会った人にDJにつきあってもらう予定だったんだけど、
なぜか寝込んでしまい、気づいたら夜中に・・・。
結局今回の旅で、はずむの「DJ初体験」はできないじまいでした。

8/2
二日目アンバサダーのクーポンで朝食をとって、いよいよ出発!!と思ったら
1月に行ったときにOFFしたボーイKUNと連絡がついて(メールの交換してたんです)
シーロム通りで会ったの。
この日、日本から同じ時期に到着した人と
11:00に待ち合わせしていっしょにパタヤに行く予定だったんだけど、
気づいたらとっくに時間過ぎてて、待ち合わせに間に合わず・・・。
ボーイKUNをパタヤに連れて行っても良かったんだけど、パタヤでのご活動もあるので、
とりあえずバンコクに戻ったら会うことを約束してBTSでバスターミナルへ。
パタヤ行きのバスに乗り込みました。

パタヤのバスターミナルには日本人観光客がけっこういる。
イモ洗い状態のソンテウを1台やり過ごし、空いたソンテウでサウスパタヤへ。
フライチャーハンさんと同じく、今回の俺っちのホテルもICON。
でも、サウスパタヤでソンテウ降ろされてから、このICONホテルまでの場所
とってもわかりにくくて・・・。
今回の旅行を通して感じたんだけど、ゲイ向けの情報誌(たとえばレインボーマップなど)
の地図って、案外わかりづらい。
初心者にとっては距離感がまったくつかめなくなっちゃうような描かれ方してるものが多い
気がします。
結局、1時間近く歩き回って、ようやく到着。
このホテル、みなさんが言われるように、とっても感じのいいホテルです。
部屋に入って1時間くらいしちゃってから、部屋に不都合があって、
それをベッドメーキングのお姉さんに言ったら、 即フロントからtel。部屋を変えてくれました。

この日はむちゃくちゃ歩きました。ICONとマイクスショッピングセンターの間を何往復もして
しまった。
パタヤのソンテウって、前回来たときに何度もぼられたので、なんか乗りたくなくて・・・。
でも、夜にボーイズタウンに行くときに、1台つかまえて場所だけ確認して乗り込んだら、
しっかり5Bで乗れてしまった。相場さえ知っていれば交渉しないほうがいいんですね・・・。
前回は10B~20Bとられてたのに・・・。ちょっとパタヤ慣れした気分。

BOYS BOYS BOYSとDREAM BOYに入って軽くボーイKUNチェックした後、
SUNEE PLAZAへ。
今回ボーイズタウン以外の場所は初体験。どうしてもクレイジーパブに行きたかったん
です。
着いたらショーの真っ最中。ショーの最中は中から鍵がかかってて、
黒服KUNがノックして中からあけてもらってくれます。
ショーを終えた子が、チップ集めに来るのが鬱陶しかったし、ショーもなんかえげつない
気が、俺はしてしまいましたが、ショーを俺の隣でみていたウエイター(!?)KUNが、
すっごくかわいい。
ショーが終わってからママに聞いたら、OFFしてもいいってことだったので、OFF。
でも、暗い中で見たらけっこう大人っぽかったのに、明るいところでみたら、スッゴイ幼
い。18歳でした。
かわいかったよ。

8/3(三日目)

今日はボーイズタウン近くの安いホテルに移動するつもりだったけど、荷物抱えて動く
のも面倒なので、そのままもう1泊することに。フロントで
「もう1泊したら、少しディスカウントしてくれる?」って聞いたら困った顔されたので
「うそうそ。一緒でいいです。」って言って、ジョムティエンビーチへ。
なんか、俺、ここ好きなんです。時間がゆっくり流れてる感じ。

で、椅子に座ってボーっとしてたら、俺が今大好きな子にそっくりな男の子が
ファランと何やら話して笑っているのを発見。
いろんな人と話してるから、誰かに着いてきてるボーイKUNじゃないようだけど、
マッサージじゃないよな・・・。
でも、マッサージの子だったら、即お願いしちゃうんだけどな・・・
なんて考えてたら、寄ってきて「タバコ1本ちょうだい」っていって、
スッと1本抜いて行っちゃった。
他の男がやったらけっ飛ばすけど、彼だから、許せるどころか、もう可愛スギ!!
なんか、やんちゃ坊主って感じ。

で、もうそれからは彼が気になって気になって仕方ない。熱い視線を送りまくってました。
そしたら!!視線に気づいた彼、再び寄ってきて、「マッサージどう?」って聞いてくれて
・・・。
もう、即飛びつこうかと思ったんだけど、なんか、かっこつけたくなって
「お昼ご飯食べてからね。」って言って、カレーを注文。
食べ終わると、すぐにまた寄ってきてくれて、マッサージしてもらいました。
な~んだ、マッサージの子なら、もっと早くに声かければよかった。
椅子にすわったままで、向き合った形でのマッサージだったので、なんか乙女のように
緊張しちゃって、顔じっくり見れなかったけど、まじ、そっくりなんです。今日本で超惚れ
ちゃってる子に。
汗かきながら、一生懸命にやってくれて、
思わずタオル取り出して、汗ふきふきしてあげちゃいました。
今回の旅行の中で、どのボーイKUNよりも満足・・・って言っても過言ではありません。
本当は「夜もよろしく」と思ったんだけど、やめときました。

さて、夜はボーイズタウンへ。ちょっと早く着いちゃって、オープンカフェでお茶しながら開
店待ち。そのとき、ちょっと気になるボーイKUN発見。チェック。
まずはBOYS BOYS BOYSに。
でも昨日とほとんど変わらず。すぐに出て、はす向かいのThrobへ。
さっきカフェでチェックしたボーイKUNがいて、すごいアピールで俺っちを誘うので、即OFF。
ICONに連れて帰りました。
でも、俺って、ボーイKUNと朝まで・・・って苦手なんです。終わっちゃうとさめちゃうっていう
か・・・。
どんなにタイプの子でも。GOGOよりマッサージ向きなのかな・・・。
彼も夜中に帰っていきました。でも、楽しかった。以上、

8/4(四日目)

ICONホテルを8時にチェックアウト。空港までエアポートバス(200B)で移動したんだ
けど、途中、バスがバス車庫みたいなとこに停まって、半分以上の人が、待機してたバ
ンに乗り換えていきます。
なんの説明もなかったので、「いやぁん。あたしも乗り換えなきゃかしら?」と思って立ち
上がったら
「エアポートに行くなら座ってて」と言われました。どうやら、エアポートじゃなくて、
バンコク市内に行く人がここで乗り換えるみたい。
それにしても、行きは77Bなのに、どうして帰りは200B?

バスに乗ってて思うけど、俺、絶対にタイじゃ運転できない・・・。
よくタイ人気質に「自分さえよければ」ってのがあるって言うでしょ。
あれって、日常生活の中ではあんまり感じたことないんだけど、道路にいると、とっても
感じる。
車線変更する車、無理矢理。その車を入れさせようとしない車、無理矢理。
それでもどうにかなっちゃうのは、
どっちかの「思いやり」じゃなくて「あきらめ」なんだよね。本当、ひやひやします。

空港に着いて、国内線カウンターへ。チェンマイ行きの飛行機まで3時間あったんだけど、
1本前の飛行機に変更してくれて、すぐ出発。1時間のフライトなのに、しっかりランチボッ
クスの機内食。
タイ国際航空って、なんか、おしゃれ。
チェンマイ空港について、ホテル探し。ノボテルとかにしようかと思ったんだけど、
チェンマイではそんなに夜遊びするつもりはなかったので、
「地球の歩き方」に載ってる「ターペープレイス」に宿泊。
1泊550B朝食付。ここ、あんまり大きくはないんだけど、感じのいいホテルでした。
連れ込んでないので、ジョイナーフィーとかはわかりません。
チェンマイの第一印象は・・・バイクが多い。バンコクより道を横切りにくかったです。
チェックインを済ませ、「マン・タイ・マッサージ」へ。
チェンマイのゲイ向け地図は、本当に分かりにくかった。
ぐるぐる歩き回って、ようやく着いた頃には、日も暮れてました。
あんまりいい子がいなかったので、「また来れたら来ます」って言ったら、ボーイKUNの
一人が、バイクで市内中心部まで送ってくれました。

いったん、ホテルに戻ってから、ナイトバザールへ。別におみやげ買いたかったんじゃ
なく、バザールの中のゲイバー探訪に。ナイトバザールって3階だてのビルの「中3階」
みたいなところに数件の小さなバーが軒を連ねてます。その中の1つ「KIT CAT」でコー
ラを頼んで、お店の人と雑談。お客さんいなかったので、お店の子と、ボードゲームして遊
んで帰りました。
ちょうど、2丁目とかにあるバーの雰囲気です。
ところで、バーの前に、どう見ても12~15歳くらいの子たちがたむろしてました。
他人事ながら、あの子たちの目的は何?と、ちょっと心配になったはずむです。

チェンマイは、国境が近いせいか、日本人顔に近い子が多いです。目移りしちゃうわ。

8/5(五日目)

朝6時に起床。今日はツアーに参加。8時にピックアップのバンが来て、北方民族の村を
訪れたり、エレファントキャンプでショーを見たり、象に乗ってのトレッキングを1時間ほど
経験したり、川下りのラフティングでずぶぬれになったり・・・と、観光客ライフを満喫しま
した。
ラフティングの舵をとってた子が、15歳位の子で、他の船を一生懸命追い抜こうとして、
とっても可愛かったです。
途中、絵はがきを2枚買って、お店の人に「いくら?」って聞いたら「フィフティー」って返事。
「いやぁ~ん、観光地だからってボリすぎよ~っ」って思いながらも50B渡したら、
35Bお釣りが来ました。
「フィフティーン」の間違いだったようです。
ツアーの最後は、スネークファームでのショーの見学。ここのショーの進行役のオヤジ、
すっげームカツク。
よく話聞いてなかったので、どんな文脈が前後にあったのか分からないけど
「日本人がどうのこうの(聞いてなかったのよん)」とか、
「ジャンピングスネークはそこの日本人のところにいくぞ」とか、悪意のこもった発言数回。
日本人に対して、何か嫌なことでもあったのかしら・・・?

ホテルに戻って、ナイトバザールまで行き、そこからトゥクトゥクを拾って「スパロマ」へ。
この「スパロマ」、地図ではナイトバザールからとっても近いんですけど、実際はとって
も遠いです。このトゥクトゥクの兄ちゃんも、乗ったときは「30B」って言ったんだけど、
スパロマを知らなくて、地図で近いと思いこんだみたいで、途中で気づいて、いったん
停めて再び地図で確認した後、
「近いと思ったんだけど、ここ、けっこう遠い。50Bでいいか?」とすっごく申し訳なさそ
うに言うので、OKしました。
実際、後でバーの子に聞いたら50Bが相場だと言っていたので、
かなり気のいいお兄ちゃんだったようです。
「スパロマ」ですが、施設はとてもキレイでした。ただ、行った時間が早すぎて、しかも
雨降りだったので、客が少なくて、帰りの心配もあったりして、マッサージボーイKUNを
指名。この子、すっげー上手い。
コツを知ってるって感じ。思わず声だしちゃった。

8/6(六日目)

居心地が良かったんだけど、バー関係から遠いターペーホテルとお別れして、
きょうはゲイホテルのロータスホテルへ移動。
オーナーのおじさん、怖いのかおねぇなのか、微妙な人。部屋に通されたけど、エアコン、
爆音出してる。
クレーム出したけど、どの部屋も、そういう状態らしい。
ま、苦痛を感じるほどじゃないし、時折おさまるので、それでよしとした。
でも、アダムスクラブの向かいじゃなかったら、ぜったい泊まらなかったと思う。
チェンマイ市内を歩いた。すっごい歩いた。
でも、チェンマイって所、どういう所?って聞かれても答えられない。
みなさん、チェンマイって、どんな町ですか?なんか、つかめなかった・・・。

午後、歩いてると、床屋発見。髪も伸びてたので、思い切って入ってみた。
シャンプーが特に気持ちよくて、カットも悪くない。これで120Bは安すぎる!!
床屋を後にして、ちょっと早いけど、ホテルへ戻った。そしたら土砂降りの雨。すごい
雨でした。
夜までちょっと昼寝をして、アダムスクラブへ。地方のわりに、ボーイ数多い。
ショーもバラエティーに富んでて(コメディタッチ?)楽しめたし、なかなかいい感じ。
ショーの中でも、けっこう目立ってて、ちょっと前のジャニーズアイドルって感じの、
生意気っぽい感じの子を指名。この子、全然、自分からお客さんに寄っていかないん
です。唐突にOFFしました。
Hの時、日本の「明るい家族計画」自販機で買ったコンドームを出すと、
この子がしきりにそれを欲しがったんです。
コンドームはバーを出るときに2つ、黒服にもらったのに、なんでかなぁ・・・と思ったら、
コンドームが欲しいんじゃなくて、コンドームの入ってる自由の女神の写真のプリントさ
れた、箱が欲しかったみたい。こんなもので良ければ・・・ってことで、プレゼントしました。
すっごい可愛かった。

8/7(七日目)

今日で、チェンマイとはひとまずお別れ。8時に起きて、早々にチェックアウトし、
ソンテウをつかまえ空港へ。
空港で朝食。サービス料込ってメニューに書いてあるのに、123Bの代金に、130B
払ったら、お釣り持ってこない。なぜ?

ところで、ここで、素朴な疑問。タイではタバコの販売はどこで管轄してるんでしょうか?
町で買うと、どこでも45Bのマルボロが、空港で買うとなぜか56B。税金の関係なの
かな・・・。
でも国内線なのにな・・・。

40分弱のフライトで、メーホンソンに到着。途中トラベルポリスに寄って、
地図をもらう。おまわりさんが、とっても感じよくて、かっこよかった。
ホテルは、500Bという安さに引かれ、町中心部のパノラマホテルへ。
でも、ここ、なんか汚い。シーツも汚れが落ちきってなくて。この日の晩に、
もっと最悪な事件が起こるんだけど・・・。
ホテルで少し休んでから、町に出て、明日行く予定のツアーの申し込み。思ったより高かっ
たけど、せっかくここまで来たら、首長族に会いたいので、申し込みした。
メーホンソン、山に囲まれて、きれいな、素朴な田舎町です。今回の旅で一番気に入った
町かもしれない。
ハッテンはいっさい出来ませんでしたが・・・。

1週間の疲れも出て、早めにホテルに戻り、昼寝。で、夜中に目が覚めたのですが、
・・・大事件。
部屋一面に、蚊じゃないんだけど、小さな虫がたくさん飛んでる。蛾も我が物顔で、
飛び交ってる・・・。
もう、寝てられません。気持ち悪くて・・・。
朝が近づくにつれ、白いシーツの上は、虫達の死骸で埋め尽くされて・・・。今思い出しても
ぞっとします。
よく見ると、網戸が壊れていて、そこから入って来るみたい。
しかも、窓が、日本で言うブラインドみたいな窓で、
それも壊れてるみたいで、しっかり閉まらないので。どうにもならない状態。
結局それから一睡もせず、虫よけスプレーや制汗スプレー、部屋中にまき散らして一晩中
起きてました。
今思えば、チェックの足りなかったのと、すぐにフロントに文句を言わなかった自分の責任
なんだけど、いい勉強となる経験でした。

8/8(八日目)

とにかく、ひどい部屋から早く脱出したくて、早々にチェックアウト。
・・・でも、考えてみたら、今日夕方までツアーなのに、ホテルいつ探そう・・・?
そんなことを考えながら、食堂で朝食食べてたら、ツアーの集合時間に。
1日ツアーに申し込んだんだけど、半日ツアーの組み合わせになってるらしくて、
午前中のツアーは、イギリスの学生の女の子2人と、ドライバー兼ガイドの男と、俺っちの
4人。
かの有名な「LONG NECK」の村を訪れるツアーでした。
感想は・・・興ざめ。あんなに観光地化してるなんて、知りませんでした。
でも、学校の様子を見ることができたのは新鮮だった。教室で2人並んで座ってた、
13・4歳の男の子、超生意気そうで可愛かったです。

ガイドに「何日間タイにいるんですか?」って聞かれたので、「15日です」って答えたら、
「長いですね~」と大げさに驚いてくれちゃいました。
でも、それを聞いてたイギリス人女二人、吹き出してる。
聞いてみたら、二人は4ヶ月かけて旅行をしているのだそう・・・。うらやましすぎる!!
4ヶ月もあったら、はずむのち○ち○、ひからびちゃいます。

午後は、俺っちとガイドの2人で、山をう~んと上ったところにある「メホ族」の村を見学に。
こっちは本当に生の生活に触れるって感じのツアーです。
ただ、観光客が来ると、子供にお菓子を配るのがお約束になっているようで、ガイドに聞
いて、チョコレートバーやビスケット、山ほど買っていったんだけど、すっげー数のちびっ子
たちに囲まれて、あっという間になくなりました。
メホ族のおばあちゃんが、ちょっと、待ってろと言い、家の中から、古くさい布やら、装飾
品を持ってきて、買えという。さすがに、喘息おきそうな布は買えなかったけれど、なか
に、シンプルな銀のブレスレットがあったので、50Bで買いました。普段自分のおみや
げって買ったことないので、50Bで大満足。
う~ん、今回の旅、観光もしっかりこなしてるわ~ぁ!!

さぁ、帰りの車の中で、ホテルのことが気になります。そしたら、いいタイミングに、
ガイドがホテルのことを聞いてくれたので、決まってないことを伝えて、
めぼしいホテルを廻ってくれることになりました。
まずはホリディ・イン。
でも、フロントで「部屋ある?」って聞いたら、マネージャーらしき男、スカした顔で、
「うちは1泊1596Bですよ。(大丈夫ですか?)」とかのたまう。
あんた、あたし、そんなに貧乏に見えるかしら???
でも、ちょっと高いと思ったのも事実で、そこはやめて、隣のマウンテン・インで交渉。
1泊700Bで朝食付きっていうので、決めました。
部屋は、なんて言うのかな・・・バンガロータイプで、すっごいキレイでした。満足。
これで、となりにボーイKUNでもいたら言うことないのに・・・。
静かな田舎町の夜は暮れていきました。

8/9(九日目)

今日は移動の日。ホテルをチェックアウトして、空港まではお散歩がてらの移動。
空港から、チェンマイでトランジットして、ドン・ムアンへ。
移動の間に時間が結構あったので、チェンマイ空港で、カオソイとアイスミルクティーを
注文。
・・・なんで、タイのアイスミルクティーって、あんなに異様に甘いの?それも、変な甘さ。
コーヒーシロップみたいな味。二度と飲まないと誓いました。

そんなこんなで、バンコクに着いて、エアポートバスでフォランポーン駅に着いたのは
5時近く。
おととい・昨日とHしてないので、マッサージにでも行きたいところだったんだけど、
8:30の寝台列車に間に合うためには3時間と少し。
ボーイズマッサージに行っちゃったら、帰って来れないかも・・・と思い、
マーブルハウスか有馬に行くために、タクシーでシーロムへ。
このタクシーのお兄ちゃん、わりとかっこいい。ぽーっとしてると、兄ちゃん、鼻歌なんか
歌いながら、メーター切っちゃった。
ちょっとあんた、何なめてんのよ!!
「メーター!!メーター!!」っていったら、「へへ」って感じでまた倒してました。
なんか、憎めなかったので、67Bだったとこ、100Bあげちゃった。
で、マーブルハウスに入ろうと思ったんですが、なんか、この店入りにくい。女子プロの
選手?って感じのおばさま達が、こっち見てるし・・・。って訳で、有馬温泉へ。時間を見
たら、どれも1時間以上。
でも、「垢擦り20分+サウナ」ってのがあったので、これにしました。
20歳くらいの子が垢擦りしてくれたんだけど、それだけ。不埒な期待をしていたあたしが
馬鹿でした。
でも、帰りがけに、2人のマッサージ士KUNが、お見送りに来てくれて、
「マッサージやっていかない?」と尋ねてきました。
「スペシャルなマッサージ???」って尋ねたら、意味深な笑みを浮かべて
「上手いよ!!」とか言う。時間があればお願いしたんだけど、H欲求に負けて、
列車乗り遅れたらしゃれにならないので、やめましたけど。。。
マッサージの男の子、話してる最中、自分のモノを何度ももんでました。挑発?

さて、駅へ急がなきゃ・・・ってことで、足を探してたんだけど、
ここで、思い出深いタイのお兄ちゃんリストに乗るくらいのトゥクトゥク運ちゃんに遭遇。
は「フォランポーン駅まで」
運「OK」は「いくら?」
運「いくらがいい?」
「いくら?」って聞いて、「いくらがいい?」って聞き返されたの初めてで、びっくり。でも、な
んか、イタズラっぽくて、すごい可愛かったんです。
俺っち、タイで乗り物関係、いい思いしたことほとんどないんで、
なんか、嬉しくなって、
「駅まで急いでるの。あなたの言い値に少し上乗せして払うから、いくらか言って」って
言ったら、
「70B。いい?」って聞き返す。
だって、それって、さっきのタクシーのメーターとほとんど変わらないじゃない!!
即OKして、乗り込みました。すっごい飛ばしてくれて、その間も、いろいろとおしゃべりして
くれる。
過去3回のタイ旅行で、初めてあたったいい運ちゃんって感じです。
降りるときに、「いい旅を・・・」なんて言ってくれて、当然のごとく100B差し上げて、
恥じらいもなく手なんか振っちゃった。
振り返らなかったから確かじゃないんだけど、しばらくその場に停まって見送ってくれてた
みたい・・・。
すごく嬉しい出来事でした。

さて、ウドンタニに向けて、夜行列車で出発。寝台列車って、怖いかしら・・・と思ってたん
だけど、ぜんぜん。
何度も車掌さん!?(すごい人数だから、車掌さんじゃないのかしら?)廻ってるし、
夜中は車両と車両の間のドアも鍵かけちゃうくらいのセキュリティーの徹底ぶり。
日本の寝台列車のほうが、よっぽど危ないわ。
まわりにあんまりおしゃべり出来そうな人、いなかったのが残念だったけど、
下段のベッドの寝心地もいいし、
快適な移動でした。

8/10(十日目)

ぐっすり眠った。目が覚めると、可愛い男の子の売り子が、何やら売りに廻ってきました。
のぞいてみると、
「飲むヨーグルトいちご味」みたいのがあったので購入。
一口飲んだら「あら?温いわ・・・」って思ったんだけど、
寝ぼけてたのもあって、全部飲んじゃいました。(これが悲劇を・・・)
ウドンタニの駅に着いて降り立つと、今までで一番多くの運ちゃんに囲まれて「どこ行く?」
「サムロー乗れ」と、集中攻撃。
でも、彼らを相手にする余裕がないはずむ。そう、ヨーグルトのせいで、お腹急降下。
トイレを探すので手一杯。

ようやく用を足し終えると、さっきまであんなにあったサムローがない・・・。
仕方なく町まで汗かきながら歩きました。(たぶん3~4Km)で、だいたい泊まろうと
思っているトンクーンホテルのあたりまで着いたんだけど、どこにホテルがあるのか
分からない。
近くのサムローの運ちゃんに聞いても、ここでは英語は通じなくて、全然だめ。
ようやく、何台目かのサムローの運ちゃんが、知ってるようなこというので、疲れもあって
乗り込んだ。
そしたら・・・。
このサムロー、今、俺は必死に歩いてきた道をどんどん戻っていく。
「おいおい、こっちじゃねーだろ」と思って、
「トンクーンホテルだよ。分かってる?」って聞くんだけど「OK OK」
結局連れて行かれたのは駅近くの高級ホテル。人が汗かきながら歩いてきたのに・・・。
さすがのはずむもブチキレ。
「俺はトンクーンホテルって言ったの。ねー。ここは違うだろ!!
何考えてんだよ、ふざけんなよ、ジジイー!!」
って日本語でどなってしまいました。でも、怒鳴ってすっきりして、若干落ち着いてみると、
なんだか、悪気はなさそう。
勝手な推測だけど、「ホテル」って単語だけは分かって、
「ホテルを探してるんだからホテルに連れてってやろう」って気持ちでここまで来たのか
な・・・って気もしてきた。
わからないけど。で、怒りはおさまらないけど、とりあえず言われた代金はたたきつけて、
降りました。

で、歩いてようやくホテルを見つけて、チェックイン。
でも、ここ、ホテルでも英語が通じにくい。ホテルでマッサージ呼んで、
初めての本格タイマッサージを経験。(ただし女)
町で一番大きなデパートで食事をして、夜はハッテン公園へ。この公園、ユートピアの
HPにも出てるし、友達から経験談とかも聞いててけっこう期待してたんだけど、いるの
は男女のカップルと、そうかな・・・て感じのホモカップル数組。
だめでした。
で、早々にホテルに戻り、夕食を食べて、再び公園へ。
1人、いけそうな男がいて、アイコンタクトしてたんだけど、いざ、お話を・・・と思ったら、
突然女と子供(たぶん、彼の奥さんと子供のよう・・・)がやって来て、
彼、10分ほどケンカしたあと、連れ帰られちゃった。
なに?なんなの~???

けっきょく、町自体もそんなに魅力ないし、寝台列車に乗るっていう目的も達成したので、
明後日の飛行機を明日にかえてもらって、バンコクに戻ることを心に誓ったはずむでした。
でも、ホテル、2泊でチェックインしちゃったんだよな・・・。

8/11(十一日目)

ウドンタニからバンコクへの飛行機は日に2本。2本目は夜の出発になってしまうので、
8時代の飛行機に乗るため5時半に起床。
ホテルをチェックアウト。いきなり朝、2泊の予定を1泊に変えてくれと申し出たのに、
しっかり1泊分全額返金してくれ、駅までのサムローも呼んでくれました。
居心地良かっただけに、チェックアウトするの、ちょっと残念だけど、
観光地でないこの町に、もう一泊は・・・というわけで、出発。
本当は、早くバンコクに帰りたかったのもある、Hなはずむです。
空港でチケットのチェンジは難なくかない、空路バンコクへ。

ドン・ムアン空港では、何かの映画のロケをやってました。男優さん、たぶんけっこう有名
な若い人。
前日見てたテレビで最終回を迎えたドラマの主役の人(たぶん)で、(ドラマの内容は、
なんか、よくわかんなかったの。でも、お父さんかだれかがピストルで撃たれて大泣き
してたわ。チャンネル(放送局)は「7」?)
もみあげがうっすら長い、ちょっとハーフっぽい人。どなたかご存じの方、いますか?
けっこうかっこよかったです。

さて、またまたエアポートバスでシーロムへ。
今回、ぜひ泊まってみたかった、評判のサラディーンプレイス。
さっそくJCBプラザへ行って3泊分予約。担当の人に
「ベッドがシングル2つの部屋になりますが・・・」って言われたんだけど
せっかくなので絶対サラディーン!!っと思って「それでもいいです」って答えた。
実際チェックインしたら、しっかりダブルの部屋でした。
ちょうど俺がJCBプラザに行ったとき、学生風の男の子2人組(たぶんノンケ)が
やっぱりホテルの予約に来てました。
バイヨークスカイに泊まりたかったらしいんだけど、予算が予想してたより高かったらしくて、
結局あとで、サラディーンの「エントランスの様子が映るテレビ」でチェックしてたら、
彼らもサラディーンにチェックインしたみたいでした。

ここで、トラブル発生。寝台列車のヨーグルト以来、ずっとお腹の調子が良くなかったんだ
けど、今日はすっごく熱っぽい。風邪ひいたみたい。
でも、活動しないのは淋しいので、先日の子がいるかなぁ・・・と思って有馬温泉へ。
マッサージ頼んだら、びっくり。おばさまでした。
(イヤァーン、なんで???でも、考えてみたら当然よね。普通のマッサージなんだし)
で、終わってから遅い昼食をとってNICE GUYへ。
前回来たときより、ちょっとタイプの子、減ったかも・・・。
でも、押しの強いマネージャーに負けて(ホントはHに飢えていたので)ちょっといい感じ
の子にやってもらいました。チップがちょっと不満だったみたい。
しばらくぶりなので、チップの相場忘れちゃって・・・
悪いことしたかしら・・・?
でも、もうダメ。熱がどんどんあがってくる感じ。早く治さなきゃ・・・ってことで、
薬局でアイスノンみたいの買って、部屋に戻って寝ました。
せっかく早くバンコクに戻ってきたのに・・・。ショック。

8/12(十二日目)

前夜、よく寝たので、体のだるさも熱も和らいだみたい。
なんか、ちょっとだけ、疲れも出てきた。少し、旅にも「慣れ」と同時に「飽き」が出て来
ちゃった感じ。体調のせいかしら?
バンコクでは観光しよう・・・って気も起きないし、2時間も歩くと、部屋に戻ろうと思っちゃ
うし・・・。
でも、たまたま見てたNHKのテレビで、お盆休みラッシュの話してて、
石垣島に行くって男の人が、
「ホテルから絶対出ないで、熱帯魚と戯れるつもりです」とか言ってるの聞いて、
「あら、こいつよか充実してるわ」なんて思ってしまいました。
旅なんて、人それぞれなのにね。俺って馬鹿みたい。

今日は昼間はバビロンに行ってみよう!!と思って、行ったんだけど、
場所がすごく分かりづらくて、ぐるぐる歩きまわっちゃいました。
で、実際入ってみると、はずむとしては、「期待ほどじゃないな」って感じ。
たぶん、行った時間とかも良くないんだと思うんだけど、チェンマイのスパロマといい、
ここといい、俺って、やっぱ、サウナ系、あんまり好きじゃないみたい。
何人か誘いかけてくれたんだけど、なんか、違うの。
みんながとっても楽しんでるって話聞いてるから、ちょっと淋しいんだけど。
楽しさを知ることができませんでした。

で、ちょっと休んでから、アクアへ。ママといろいとお話してて、
「日本人はよく数名をいっぺんに指名するのよ。あなたもどう?」って言われた。
う~ん、2人いっぺんか・・・って心揺らいだけど、やっぱり俺っち、一対一がいい!!
ってことで、ママに勧められた子を指名。
この子、すっごいの。入ったばっかりで張り切ってるってカンジで、感じまくり。
ちょっと多めにチップ渡したら、喜んでくれたみたいです。

で、夜の活動のために、ちょっと休憩!!って思ってサラディーンに戻ったんですが、
ご活動してるときにはあんまり気にならなかったのに、体調、劣悪状態。
吐いちゃいました。(お食事中の方ごめんなさい)
なんなの?悪い病気かしら・・・??病院行かなきゃだめ???
とても夜遊びどころじゃなくて、日本から持っていった薬飲んで寝ました。
もう、せっかくのバンコクで、ここまで順調に来たのに、なんでなのよーっ。

8/13(十三日目)

朝も食欲なし。やだな・・・。でも、部屋でぐずぐずしてても良くならないだろうと思って、
元気ふりしぼって、ワールドトレードセンターへ。
薬局を発見して、タイ語の辞書駆使しながら、熱さましとお腹の薬をもらいました。
タイって、薬安いんですね。
で、コレ飲んだら、スーっと具合、良くなりました。やっぱりタイの風邪にはタイの薬なのね。

で、今日は、前回行けなくて、「今回は行かなきゃ!!」って思ってた V Clubへ。
お噂通り、ボーイの数も多くて、けっこうイケてますね。ここ、今2人のママさんがいる状態
みたいで、この二人、あまり仲良くないみたい。片方の人が日本語よくできる人なんだけど
(日本人のハーフらしい)
もう片方のママの悪口言いながらも、いろいろ世話焼いてくれました。
具合悪いって言ったら、雑炊みたいなの(なんて言うんですか?あれ)勧めてくれて、
おいしかった。
で、ボーイKUNも増えてきたところで、ママ曰く「あんまりすれてない」っていう日本人顔の
子を指名。
このこ、ホントに素朴な感じで、飲み物勧めても、いらないっていうし、可愛い感じ。
ちょっとしたアクシデントもあって、ママに
「自己紹介なさい」って言われて本人、年齢から言い始めたんだけど、
そこでママ、大慌て。俺にママ、「彼は22歳」って言ってたんだけど、彼が言うには
「僕25歳」。
「ヤダ、この子ったら、あたしが『お客様にはなんでも正直に言いなさい。
出来ないことを出来るとか言って、あとで出来ないなんて言ったら、信頼なくしちゃうのよ。
嘘はダメよ』って言ってるもんだから、年まで正直に言っちゃったわ」だって。
いやぁ~ん。それが本当なら、この子、本当に素朴で素直な子なのねん!!
もう、文句なくこの子にお願いしました。なかなか良かったです。

ホテルで休んでから、DJへ。でも、11時からだっていうので、
メールやりとりしてるボーイKUNのいるBoy's Bangkokへ。
2日目に会ったきりで、もう会えるかどうかも分からなかったんで、店で顔を見るなり、
彼、すっごい嬉しそうに、飛んできてくれた。
「何回もメール出したのに、どこ言ってたの?会いたかったんだよ」とか言ってくれて。
だって、こっち来てから、パソコン触れてないもん・・・。
本当は前の日も、前の前の日もGoGoで遊んでないので、この子と会わないようにして、
違う子と遊ぼうかな・・・なんて、邪悪な下心もあったんだけど、
やっぱり、この子、可愛いんです。すっごく。
もう、他の子、どうでもよくなって、OFF。タクシーで「ハリウッド」とかいう、ディスコという
か、歌謡ショーホールというかに行って、ちょっと飲んで、Hしました。
彼、「明日学校に行くので帰るけど、明日必ず連絡して。空港まで見送りに行くから」
と言って、夜中に帰っていきました。
チップを渡すとき「明日もらうから。今日はいいよ。」って言われたんだけど、半ば強引に
渡して・・・。

8/14(十四日目)

いよいよ今日は最終日。チェックアウトして、免税店やお土産屋さんまわり。
でも、あんまり買いたいものない。今回はお土産買うのやーめた。
みなさん、どんなお土産買って帰られるんですか?聞きたいな-。
で、喫茶店でお茶してから、アルバリーへ。2時半に着いちゃって、3時からだっていう
ので、休ませてもらいました。バディとか読みながら。ここ、静かな感じで落ち着きます
よね。
でも、ボーイKUN、いまいち。今回の旅で、どこ行っても、ボーイKUNの質が変わったと
いうか、「お~っ」っていう子が少ない気がするのはなぜでしょう・・・。
やっぱり、あの初めてタイに来た時の、何とも言葉にし難い衝撃があまりに強すぎた
ので、慣れが生じてるのでしょうか・・・?
「ここでいなかったら、どこ行こう。荷物もあるし、あんまり動きたくないな・・・」なんて
思ってたら、前回の来た時に「いいな・・・」と思ったのに、他のお客さんに指名され
ちゃって、あきらめたボーイKUN発見。
即指名して、前回の心残り、解消しました。
で、さ、出ようかしら・・・って時に土砂降り。やむまで待って、MBKへ行き、お夕食。
ここのフードコート、とっても重宝してます。はずむにとっては。

いよいよ帰国の途へ。
でも、ここで大問題。
あれ、エアポートバスって、帰りはどこから乗るのかしら・・・?
そこまで確認してなかったはずむ。
タクシーで行けばいいんだけど、せっかくあんな便利なものがあるのに、
使わないってのもしゃくにさわるな・・・、とか思って、とりあえず、MBK前のバス停で
待つことに。
でも、空港行きのエアポートバス、一番バス停から遠い車線走って通過しちゃった。
「いやぁ~ん、いけず~っ」
けっきょくしばらく歩いたとこで、次のバスが来たので、無理矢理止めちゃいました。
あれって、大きなホテルや特定のバス停で止まるみたいですね。
なにか表示しといてくれればわかりやすいのに・・・。
空港に到着。例のボーイKUNに電話。彼には空港に行く前に電話ちょうだいって言われ
てたんだけど、俺、空港から電話しました。
当然、「なんで、空港にいるの?いっしょに空港に行くって言ったじゃない」って言われ
ちゃった。でも・・・彼に送りに来てもらったら、帰りたくなくなっちゃう。涙も出ちゃうかも
しれない。最後の夜に「やっぱ、こいつ可愛い!!」って思ってから、そんな気持ちで
心がいっぱいだったんです。
だから、前の晩のうちに、この日に送ってもらった場合の分も含めてチップ渡しておい
たんだけど。
でも、待ってただろう彼には、悪いことしちゃった。
は「ごめん。でも、送ってもらったら、つらくなっちゃうから・・・。ごめん」
彼「何時の飛行機?」
は「1:30」
彼「じゃ、今から行く。待ってて」
は「すごい嬉しいけど、やめてくれ。ほんと、悲しくなっちゃうから」
そんな会話をして、けっきょく、また必ず来るよってことで、電話を切りました。
やっぱり、送りに来てもらえばよかったかな・・・って気持ちと、
来てもらわなくてよかった・・・って気持ちが
交錯して、すっごく切ない帰国です。所詮、ボーイと1客なのに。。。

そんな感じでぼーっとしてチェックインし、搭乗口へ。搭乗券をカードリーダーに通して
もらうと、エラーのブザーがなる。え?
「お客さん、成田行きは隣のゲートです」危うく関空に連れて行かれるとこでした。

8/15(十五日目)

9:35 成田着


えっと・・・
はずむ、ずっとホームページ畑で生きてきたので(んな大げさなもんじゃないけど)、ブログ
っていうものが未だにどんなものなのか、よくわかってないんだけど、これだけ日常のことが
書けない「はずむのトラベルランド」じゃしょうがないな・・・って、今、思ってるのね。で、どうせ
新たなことをほとんど更新できないんだったら、以前にHPの方に載せていた旅行記とかを、
こっちでアップしようかしら・・・って考えてるの。そしたら、新たなことがあんまり更新できなく
ても、昔を懐かしんで読んでくださる方もいるんじゃないかしら・・・って。
けど、写真はどうやって入れるのかしら・・・とか、構成もずいぶん変わっちゃうから、大変かし
ら・・・とか、いろいろ考えちゃってて。
とりあえず、これからちょっとがんばってみようと思います。もし無事アップできたら、ぜひぜひ
懐かしんで読んでやってくださいね。
ってか、自分が一番楽しみかも。読み返すの。
ごめんなさい。独り言のような記事で。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。